JP2005528945A - メラミンフォームシート用品とその製造方法 - Google Patents
メラミンフォームシート用品とその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005528945A JP2005528945A JP2004510599A JP2004510599A JP2005528945A JP 2005528945 A JP2005528945 A JP 2005528945A JP 2004510599 A JP2004510599 A JP 2004510599A JP 2004510599 A JP2004510599 A JP 2004510599A JP 2005528945 A JP2005528945 A JP 2005528945A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- article
- melamine foam
- reinforcing layer
- layer
- realized
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47L—DOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47L13/00—Implements for cleaning floors, carpets, furniture, walls, or wall coverings
- A47L13/10—Scrubbing; Scouring; Cleaning; Polishing
- A47L13/16—Cloths; Pads; Sponges
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C44/00—Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles
- B29C44/34—Auxiliary operations
- B29C44/56—After-treatment of articles, e.g. for altering the shape
- B29C44/5627—After-treatment of articles, e.g. for altering the shape by mechanical deformation, e.g. crushing, embossing, stretching
- B29C44/5654—Subdividing foamed articles to obtain particular surface properties, e.g. on multiple modules
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B27/00—Layered products comprising a layer of synthetic resin
- B32B27/12—Layered products comprising a layer of synthetic resin next to a fibrous or filamentary layer
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B27/00—Layered products comprising a layer of synthetic resin
- B32B27/42—Layered products comprising a layer of synthetic resin comprising condensation resins of aldehydes, e.g. with phenols, ureas or melamines
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B5/00—Layered products characterised by the non- homogeneity or physical structure, i.e. comprising a fibrous, filamentary, particulate or foam layer; Layered products characterised by having a layer differing constitutionally or physically in different parts
- B32B5/18—Layered products characterised by the non- homogeneity or physical structure, i.e. comprising a fibrous, filamentary, particulate or foam layer; Layered products characterised by having a layer differing constitutionally or physically in different parts characterised by features of a layer of foamed material
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D17/00—Detergent materials or soaps characterised by their shape or physical properties
- C11D17/04—Detergent materials or soaps characterised by their shape or physical properties combined with or containing other objects
- C11D17/049—Cleaning or scouring pads; Wipes
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/249921—Web or sheet containing structurally defined element or component
- Y10T428/249953—Composite having voids in a component [e.g., porous, cellular, etc.]
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/249921—Web or sheet containing structurally defined element or component
- Y10T428/249953—Composite having voids in a component [e.g., porous, cellular, etc.]
- Y10T428/249981—Plural void-containing components
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/249921—Web or sheet containing structurally defined element or component
- Y10T428/249953—Composite having voids in a component [e.g., porous, cellular, etc.]
- Y10T428/249982—With component specified as adhesive or bonding agent
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
本発明は、柔軟かつ曲げ弾性をもたないほど十分薄いシートの形状の少なくとも一つのメラミンフォーム片(2;2’)から成る用品(1)の製造方法において、メラミンフォームの塊(40)を柔軟かつ曲げ弾性をもたないほど十分薄い帯に、丸剥ぎによって裁断し、この帯から得られたシートの形状の少なくとも一つのメラミンフォーム片によって、用品(1)を実現することを特徴とする方法に関するものである。本発明に合致した方法によって得られた用品は、多数の用途、とくに表面清掃の分野において対象となり、該表面清掃の分野では、少なくともほぼ同様に従来の両面スポンジに有利に代わることができる。かかる用品は、有利には、布巾のように柔軟であり、曲げ弾性をもたないので、その使用が容易になる。くわえて、使い捨てなので両面スポンジよりも衛生的である。
Description
本発明は、少なくとも一つのメラミンフォーム片から成る用品の分野に関するものである。
特定の用途分野において、少なくとも一つのメラミンフォームシートで構成される、あるいは少なくとも一つのかかるメラミンフォームシートから成る用品を利用するのが有益であろう。しかしながら、今日まで、柔軟で、曲げ弾性がないように十分薄いシートの形状のメラミンフォーム片を製造するための工業的方法は、一切存在しない。
メラミンフォームは、メラミン樹脂を主成分にして実現された開放気泡性軟質フォームであり、きわめて低い密度、良好な断音および断熱性、溶剤および腐食剤に対する良好な化学的強度、優れた寸法安定性、などを主たる特徴とする。該メラミンフォームは、建築分野、輸送分野(自動車、鉄道、航空機などの製造)で一般的に使用される。
より特異なことに、液体吸収能力および研磨性の故に、メラミンフォームはいくつかのタイプのスポンジの考案にも関与している。しかし、その力学的強度が特に引き裂きや摩擦には極めて低いので、該メラミンフォームは現在まで、少なくとも1センチメートル程度の、かなり大きな厚みの塊または層の形でしか利用されていない(特開2001−258809号公報、独国特許発明第20109652U1号明細書)。とくに厚みが1ミリメートル未満の、柔軟で曲げ弾性のないシートを得るために十分薄いフォーム片を実現することを可能にする方法はいっさい知られていない。その上、このようにもろくて砕けやすい材料から薄いフォームシートを得る技術も知られていない。さらに、1ミリメートル未満の厚みのメラミンフォーム層を直接得ることは、メラミンフォーム合成の既知の工程と両立しない。
本発明は、シートの形状のかかるメラミンフォーム片の用途分野、すなわちシートの形状の少なくとも一つのメラミンフォーム片を含む用品にも敷衍される。各種の形状のかかる用品は、数多くの応用の対象となる。例えば、床、壁あるいは任意の物品の表面の被覆として現場で裁断することのできるリボンまたは帯で形成することができる。
しかしより詳細には、−とくに保守または清掃(家事、車両洗浄など)のために−家庭または業務上の使用(工場、実験室、病院など)を目的とした表面清掃用品として有益であり得る。したがって、本発明は濡れた清掃にも濡れない清掃にも使用可能な雑巾、床雑巾、ペーパータオル、布巾などのタイプの用品にもとくに関するものである。
家庭および業務上を問わず、表面清掃の分野において、伝統的には、雑巾、布巾、床雑巾などが使用される。通常は布、とくに木綿で実現されるこれらの用品は、液体吸収能力にくわえて、時には強くこする必要のある(埃取り、床面洗浄、食器洗いなど)その使用に適した固さおよび強度を備えている。規則的に、一回または複数回使用した後にすすぎ、および/または洗浄して、これらの用品は反復使用を想定されることが多く、かなり長い寿命を有するのに向いている。
これらの布きれは、吐き気を催させるものであったり、外観が汚らしかったりすることが多く、ダニ類、微生物、細菌類の的であり、不衛生の元である。したがって、主として衛生上の理由から、表面清掃の過程で用いられたこれらの用品は、一回使用した後すぐに捨てるのが望ましい。
最近では、「キッチンペーパー」または「ペーパータオル」と呼ばれることが多い、ロール状の吸取紙などのセルロース繊維で主として実現された使い捨て用品が開発されている。衛生上改善がもたらされるだけでなく(なぜなら、一度使用した後捨てるからである)、ペーパータオルは主婦の日常を大幅に楽にし、洗濯の負担を著しく減らすことができる。
しかしながら、そのコストを下げるために主としてセルロース繊維で製造されているので、これらの用品はかなり手触りが柔らかくて、磨くことができないだけでなく、別の大きな欠点、もろさがある。このため、それらは清掃される表面上の強い摩擦にあまり適していないだけでなく、この表面にある程度の凹凸があるとなおさら不適になる。他方で、湿るといっそうもろさが増大する。その構造を破壊せずに水分を絞ることができないので、ひとたび水分を含むと使えなくなる。
使い捨て用品の構造と繰り返し使えるものの構造の中間の構造の布巾も知られている。これらの布巾は、汚れに作用し、それによってこする手間を減らすことを目的とした薬液を、市販の前に予め含浸させることができるある厚みのフォーム、あるいは織られたか粘結させられた(不織)天然または合成繊維で、構成される。必要に応じて使用される液体組成物は一般的に、洗剤、抗菌および/または殺菌液などである。すぐに使えるこれらの用品は、湿らせたり、他の従来の家事製品を付加したりする必要がない。薬液の量が調整されることによって、布巾は、汚れに対してできる限り優れた有効性を発揮し、多少とも特殊な用途に満足できる固さ確保するようにする。
しかしながら、これらの取り扱いが容易な布巾は、例えば、乾燥し、完全になめらかではない表面の中に付着した汚れなどの、頑固な汚れを相手にしたときの研磨能力が不足している。
厚みが数ミリメートルの研磨性パッドを、より厚い(1cmを超える)吸収性の従来のスポンジに組み合わせ、研磨面でこすって汚れを剥がし、スポンジの厚みによって濡らした清掃および/または吸収を実現することができる、「両面」とよばれるスポンジも知られている。
メラミンフォーム製の、吸収性と研磨性を同時に持つ、二重機能体を呈するスポンジ型の清掃用品も知られている(特開2001−258809号公報、独国特許発明第20109652U1号明細書)。メラミンフォームの特徴として引き裂きと研磨にきわめて弱いので、これらの二重機能体はこれまで、少なくとも1センチメートル程度の、大きな厚みを有し、そのままでは使用されることはできない。これらの耐久性の欠陥を解決するために、特開2001−258809号公報は、メラミンフォームの力学強度を上回る、とくに牽引および引き裂きに対する力学強度の弾性フォームの捕捉要素を、それに付加することを推奨している。独国特許発明第20109652U1号明細書)は、熱圧縮によってメラミンフォームの気泡構造を変化させ、必要ならば、それらの凸凹を変化させて、それによって清掃能力を向上させるために表面型押しを実現することを提案している。
両面および/またはメラミンフォームであるかにかかわらず、現在の家庭の光景の中に広く普及しているにもかかわらず、これらのスポンジは衛生の要求条件には応えているものではなく、保健の要求条件にはなおさら応えていない。実際、近年、住宅の中にも病原微生物が存在することに対する意識がはっきりしている。これらの病原微生物、とくに細菌型のものの中で、あるものはヒトを死に至らしめることが何度も明らかにされた。サルモネラ菌やリステリア菌がその例である。細菌の伝播は汚染した水と食品によって主として行われるので、完全に清潔になることがないわずかに濡れたままのスポンジは、汚染の危険地帯であり、数百万の細菌の繁殖に好都合な発生源である。これはパスツール研究所の「実験台所」で実現された研究が明らかにするところである(パスツール研究所−ファイル01/010605)。
したがって、種類を問わず、スポンジを保健および衛生の基準に応える清掃用品に取り代える現実的な必要性が今日存在する。しかるに、吸収性および研磨性のスポンジに、十分取って代わる可能性のある用品、かつ、使い捨てでありながら、(平らな表面の単純な清掃から、調理の際に食品に引っかかる古い鍋の研磨に到るまでの)その通常の用途のそれぞれにおいて、これらのスポンジのものと同等の性質と物性を維持した製品は、現時点では存在しない。
特開2001−258809号公報
独国特許発明第20109652U1号明細書
本発明はしたがって、柔軟かつ曲げ弾性をもたないほど十分薄いシートの形状の少なくとも一つのメラミンフォーム片から成り、とくにコストおよび効率の点で、工業的開発の制約と両立するような用品の製造方法を提案することを第一の目的とする。本発明は、かかる用品を提案することも目的とする。
本発明は、吸収性と研磨性を同時に備え、その上使い捨てである、すなわち一回だけの、あるいはほぼ一回だけの使用(連続する何回かの使用)のための清掃用品を提案することをとくに目的とする。
本発明は、組成と製造のコストが低いかかる用品を提案することも目的とする。
本発明の別の目的は、湿った状態でも、さらには大量の水が存在する場合でも、凸凹の表面に対する強い摩擦を必要とする清掃作業も担うことができる十分な強さの用品を提案することである。
本発明は、第一に、柔軟かつ曲げ弾性をもたないほど十分薄いシートの形状の少なくとも一つのメラミンフォーム片から成る用品の製造方法において、メラミンフォームの塊を柔軟かつ曲げ弾性をもたないほど十分薄い帯に、丸剥ぎによって裁断し、この帯から得られたシートの形状の少なくとも一つのメラミンフォーム片によって、用品を実現することを特徴とする方法に関するものである。
本発明の開始材料として用いられるメラミンフォームとしては、米国特許第4666948号明細書に記載の方法によって製造されたもの、あるいはさらにドイツのBASF社によって製造、販売されているBASOTECT(登録商標)を挙げることができる。
本発明は、とくに厚みが1ミリメートル未満の、柔軟かつ曲げ弾性をもたないシートを得るための十分薄いメラミンフォーム片を得る可能性を、初めて、明らかにすることにある。そうするために、本発明による方法において、メラミンフォームの塊はロータリーレースを用いて、丸剥ぎによって裁断される。
林業において用いられる丸剥ぎという技術は、円筒状の材料を薄片に挽くことを可能にする。そうするために、研磨した刃の前を回転する前記円筒状の材料の接線方向の裁断を実現し、前記円筒の回転軸と刃の間の距離は円筒の回転につれて徐々に減少する。帯の厚みは、円筒の回転速度と回転軸およびロータリーレースの刃の接近速度との間の合力に主として依存する。
一般的に、林業において、刃によって裁断された帯は、例えば、包装籠の製造に役立つ薄板を得るために横断方向にも、また必要に応じて長手方向にも裁断される。
発明者は、メラミンフォームがきわめて弱く、もろい性質であるにもかかわらず、薄く、柔軟で曲げ弾性をもたない連続する帯への、メラミンフォームの塊の丸剥ぎによる裁断は、高い信頼性で(丸剥ぎの途中で帯が破断する危険は低い)、かつ、かなりの高速で実現できるということを意外にも確認した。この確認によって、柔軟かつ曲げ弾性をもたないほど十分薄いメラミンフォーム片を得ることが初めて可能になった。
1ミリメートル未満の厚みでメラミンフォーム層を得ることができる他の技術は、現時点では、いっさい知られていない。
有利には本発明による方法は、柔軟かつ曲げ弾性をもたないほど十分薄い全厚みの、相対する二つの主自由面を呈する、用品の製造のために実施されるものであり、該方法は、強化層と呼ばれる、少なくとも一つの層をそれぞれのメラミンフォーム片に組み合わせることによって、前記用品の主自由面の少なくとも一つが、少なくとも一つのメラミンフォーム片によって少なくとも部分的に形成された一つの研磨自由面を有するようにすることを特徴とする。
本発明による方法は、このようにメラミンフォームから清掃のためにとくに有利な用品の製造を可能にする。これらの用品は、厚みが薄いので、柔軟であり、ペーパータオル、雑巾または布巾として使用することができる。しかしながら、なめらかでない研磨性の自由面を有するので、強い研磨作業を有利に可能にする。ごくわずかの材料と安価ですでに市販されている素材しか必要としないので、これらの用品の製造コストはきわめて低いことよって、使い捨て、あるいはほぼ1回の使用のために製造し、かつ販売することができる。
柔軟かつ曲げ弾性をもたないほど十分薄い用品を得るために、1mm以下、好適には0.8mm程度の厚みの帯を有利には丸剥ぎによって裁断する。
有利には本発明によれば、少なくとも一つの強化層にそれぞれのメラミンフォーム片を組み合わせることによって、用品の研磨自由面を画成する主面を有するメラミンフォーム層と、用品のもう一つの自由面を画成する主面を有するメラミンフォーム層に重ねられたかかる強化層とを得られるようにする。
本発明によれば、薄いメラミンフォーム層と適切な材料製の強化層が単純に重ね合わされる。このような組み合わせは、メラミンフォーム層で形成された主自由面および強化層で形成されたもう一つの主自由面を備えた、布巾型の用品を得ることを可能にする。強化層は、メラミンフォーム層とすることができる。それは、引き裂き強度がメラミンフォームのそれを超えるのに適した、メラミンフォームとは別の素材で実現する層であることもできる。この場合、強化層は、その使用を通じて、メラミンフォームの一つ又は複数の層の全体の維持を保証することを可能にする。
有利には、本発明による方法は、その主自由面の少なくとも一つが、少なくとも一つの吸収材料で少なくとも部分的に形成された吸収自由面である用品の製造を可能にする。この吸収材料片は、メラミンフォームの、またはそうでない吸収材料製の強化層を構成することができる。
推奨実施態様によれば、用品の研磨自由面を画成する主面を有するメラミンフォーム層と、用品の吸収自由面を画成する主面を有する強化層とから成る用品を実現し、該強化層は、メラミンフォーム層に重ねられ、かつ吸収材料で実現されるものである。
このように、その柔軟性、その薄さとその使い捨ての性質の故に、ペーパータオルまたは布巾タイプの用品に類似しながら、本発明による用品は良好な引き裂き強度を有し、有利には両面スポンジの機能的利点、すなわち吸収と研磨能力が得られる。本発明によって実現された用品は、使い捨てでありながら、その故により衛生的なその使用を容易にする高い柔軟性をさらに備えながらも、少なくともほぼ同等な仕方で従来の両面スポンジに有利に代わることができる。
有利には、そして別の実施態様によれば、本発明による用品の相対する主自由面は両者ともに研磨性であり、メラミンフォームの二つの別個の層で形成され、その間に少なくとも一つの強化層が挟まれる。
有利には、そして本発明によれば、全厚みが5mm未満の、好適には0.85mmから2mm程度の用品を実現する。
有利には、そして本発明によれば、セルロース繊維、天然織物繊維、合成織物繊維の中から選んだ繊維を主として含む繊維性の材料でそれぞれの強化層を実現する。
有利には、そして本発明によれば、セルロース不織布、ビスコースの不織布、有孔木綿不織布、ポリアミド編み物ネット、木綿ガーゼ、ポリウレタンフォーム、ポリエチレンフォームの中から選んだ材料でそれぞれの強化層を実現する。
単に非制限的な例として、本発明による吸収強化層の役割を果たすことができ、本発明による用品を得るために一つまたは複数のメラミンフォーム層と一体に組み合わせるだけで十分な市場で入手可能な材料の中から、セルロース繊維の吸取紙、ティッシュペーパー、セルロース綿または木綿で実現した塵払いクロス、医療または化粧品の分野で用いられるガーゼ片などを挙げることができる。
もちろん、本発明による強化層などの、メラミンフォームとは異なる吸収材の使用は、本発明による方法の実施の変型例に過ぎない。特定の用途について、本発明の実施のこの変型例は、液体吸収の能力と本発明による用品の性能の向上のために有利に検討することができる。例えば、乾燥研磨あるいは液体吸収が重要な基準ではない他のいっさいの仕事のための、本発明による用品の場合、吸収強化層の存在は不可欠ではない。メラミンフォーム層のものに勝る引き裂き強度の適切な任意の材料の層がふさわしい(紙、ボール紙のシート、プラスチックフィルムなど)。
有利には、そして本発明によれば、前記用品の厚みの少なくとも一部に液体組成物を含浸してからそれを包装する。
メラミンフォームの化学的安定性ならびに耐溶剤および耐薬品性(一般的に規格DIN53428に合致)のおかげで、前記用品に性質と組成がきわめて多様な液体組成物を染み込ませることを検討することができる。
有利には、そして本発明によれば、洗剤、溶剤、静菌および/または殺菌性消毒組成物、水、あるいはそれらの混合物から選んだ液体組成物を用いる。
本発明に合致した方法によって実現した用品は、家庭または工業的清掃などのさまざまな目的に使用することができるが、それに限らない。本発明による用品は、例えば、浴用スポンジ、化粧落としコットン、死んだ皮膚を除去するためのゴムまたはクロス、消毒綿または包帯などとして身体の清掃や手入れ(化粧品または治療目的)にも適している。さらに、この用途の展望において、保水液、石鹸、脱臭剤、香水、化粧落とし組成物、皮膚軟化薬、軟膏、消毒薬、水、酸素水、あるいはそれらの混合物の中から選んだ液体組成物を、その厚みの少なくとも一部に有利に含浸させる。
変型例として、前記用品の厚みの少なくとも一部に、液体−とりわけ水−の下で溶けるのに適した固体組成物を混入させることによって、作用成分を放出できるようにする。
有利には、本発明によって得られた用品の機能的および構造的特徴を、より詳細には液体または固体組成物の機能的特徴を温存するために、少なくとも適切な保存時間の間、前記用品は、個別または集合的な気密梱包で包装される。
有利には、そして本発明によれば、先に定義したような液体組成物で前記用品の含浸を実現するときは、その含浸に適合する包装を使用する。
有利には、そして本発明によれば、中間熱活性接着膜を用いて前記用品の異なる層を二つずつ貼り合わせる。
本発明による用品を構成する異なる層の結合を可能にするのに適した手段としての熱活性膜の使用は、変型実施態様としてだけここに紹介するものである。したがって、それは本発明の範囲を、とくにこれらの異なる層の間接接着に、いっさい限定するものではない。これらの層の結合を可能にする方法、とくに接着組成物の選択は、強化層の種類に応じて一般的に判断される。
特定の場合において、接着組成物はいっさい不必要である、例えば、強化層が、それ自体で、メラミンフォームとの結合力を持つ場合である。これに当てはまるのは、例えば、乾燥して膜を形成し、それによって該膜がメラミンフォームに直接接着されるのに適した水性組成物を、メラミンフォーム層の面の一つに直接、作用または噴霧して、強化層を実現する場合である。
本発明は、本発明による方法によって得られた用品にも敷衍される。前記用品は、柔軟かつ曲げ弾性をもたないほど十分薄いシートの形の少なくとも一つのメラミンフォーム片から成る。
有利には、そして本発明によれば、前記用品は、
・少なくとも主自由面の一つが、少なくとも一つのメラミンフォーム片で少なくとも部分的に形成された、研磨性の自由面であり、
・この片によって形成された研磨性自由面の部分に相対するそれぞれのメラミンフォーム片に組み合わされた、強化層と呼ばれる、少なくとも一つの層を含む、
ことを特徴とする。
・少なくとも主自由面の一つが、少なくとも一つのメラミンフォーム片で少なくとも部分的に形成された、研磨性の自由面であり、
・この片によって形成された研磨性自由面の部分に相対するそれぞれのメラミンフォーム片に組み合わされた、強化層と呼ばれる、少なくとも一つの層を含む、
ことを特徴とする。
有利には、そして本発明によれば、少なくとも一つのメラミンフォーム片は厚みが1mm以下、好適には0.8mm程度である。
有利には、本発明による用品は、用品の研磨自由面を画成する主面を有するメラミンフォーム層と、用品のもう一つの自由面を画成する主面を有する強化層とから成り、該強化層はメラミンフォーム層に重ねられる。このようにして本発明による用品は、きわめて簡単に実現でき、メラミンフォーム層と適切な材料の強化層を重ね合わせるだけで構成されることができる。本発明によるかかる用品は、したがって、メラミンフォームの柔軟かつ曲げ弾性をもたない層で形成された主自由面と、おなじく柔軟かつ曲げ弾性をもたない強化層で形成されたもう一つの主自由面とを呈する。
有利には、そして本発明によれば、用品の主自由面の少なくとも一つは、少なくとも一つの吸収材料片によって少なくとも部分的に形成された吸収自由面である。この吸収材料片は、強化層自体とすることも、あるいはさらに一つまたは複数のメラミンフォーム片または一つまたは複数の層とすることもできる。
有利には、本発明による強化層は、引き裂き強度がメラミンフォームのそれを超えるものであるのに適した、メラミンフォームとは別個の吸収材で実現される。したがって、ペーパータオルまたは布巾タイプの用品に類似しながら、その薄さ、その柔軟性、曲げ弾性がないこと、およびその使い捨てという性格の故に、本発明による用品は良好な結合、良好な引き裂き強度を呈し、両面スポンジの機能的利点、すなわち吸収と研磨能力を、有利に得られる。とくに既知の布巾をはるかに上回る研磨特性を呈する。したがって、本発明による用品は、少なくともほぼ同様に従来の両面スポンジに代わることができる。本発明による用品はさらに、布巾のように、柔軟であり、曲げ弾性がないので使用が容易である。くわえて、使い捨てなので、両面スポンジより衛生的である。
有利には、そして本発明の別の変型例によれば、本発明による用品の相対する主自由面は両者とも研磨性であり、メラミンフォームの二つの別個の層で形成され、その間に少なくとも一つの強化層が挟まれる。
有利には、本発明による用品は、5mm未満の、好適には0.85mmから2mm程度の、すなわち従来のスポンジのそれをはるかに下回る厚みを有する。
有利には、そして本発明によれば、それぞれの強化層を、セルロース繊維、天然織物繊維、合成織物繊維の中から選んだ繊維を主として含む繊維材料で実現する。
有利には、そして本発明によれば、それぞれの強化層を、セルロース不織布、ビスコースの不織布、有孔木綿不織布、ポリアミド編み物ネット、木綿ガーゼ、ポリウレタンフォーム、ポリエチレンフォームの中から選んだ材料で実現することもできる。
有利には、(その貯蔵、その輸送、およびその市販を目的として)本発明による用品の厚みの少なくとも一部に液体組成物を含浸させることができ、その後それを包装する。
有利には、そして本発明によれば、液体組成物を、洗剤、溶剤、静菌および/または殺菌性消毒組成物、水、あるいはそれらの混合物から選ぶ。
有利には、そして変型例において、本発明による用品の厚みの少なくとも一部に、保水液、石鹸、脱臭剤、香水、化粧落とし組成物、皮膚軟化薬、軟膏、消毒薬、水、酸素水、あるいはそれらの混合物の中から選んだ液体組成物を含浸させる。
液体組成物を染み込ませる代わりに、本発明による用品は、その厚みの少なくとも一部に、液体−とりわけ水−の存在の下で溶けることを目的とした固体組成物を有利に混入させることによって、作用成分を放出できるようにすることもできる。
有利には、本発明による用品は、その機能的特徴を、より詳細には液体または固体組成物のそれを温存するために、少なくとも適切な保存期間の間包装される。
有利には、本発明による用品は、個別(例えば、閉鎖した袋)あるいは集合的(閉鎖した分配箱)に気密梱包で包装される。本発明にかなう用品が前述のような液体組成物を含浸する際に、選んだ梱包はこの含浸と両立する。
有利には、そして本発明によれば、中間の熱活性接着膜を用いて本発明による用品の異なる層および/または片を貼り合わせることができる。
本発明は、前述または後述の特徴の全てまたは一部を組み合わせて特徴づけられた、少なくとも一つのメラミンフォーム片から成る用品の製造方法、ならびにこの方法によって得られた用品に関するものであり、該方法は、多数の用途、より詳細には、表面の清掃および/または保守のためのものとすることができる。
本発明のその他の目的、特徴および利点は、付属の図面を参照して以下の説明を読むことによって明らかになるだろう:
図1は、本発明による吸収性および研磨性の用品の全体図である、
図2および図3は、図1の吸収性および研磨性の用品の二つの変型実施態様の部分断面図である、つまり、図2はただ一つの主自由面だけがメラミンフォームで実現された本発明による用品の第一の変型例の図であり、図3は両面がメラミンフォーム製である第二の変型例の図であり;
図4は、本発明による用品の多数の使用を図示している;
図5は、本発明による方法の実施を可能にするロータリーレースの概略図である。
図1は、本発明による吸収性および研磨性の用品の全体図である、
図2および図3は、図1の吸収性および研磨性の用品の二つの変型実施態様の部分断面図である、つまり、図2はただ一つの主自由面だけがメラミンフォームで実現された本発明による用品の第一の変型例の図であり、図3は両面がメラミンフォーム製である第二の変型例の図であり;
図4は、本発明による用品の多数の使用を図示している;
図5は、本発明による方法の実施を可能にするロータリーレースの概略図である。
図1に示した本発明による二層用品1は、有利には5mm未満―とくに1mm程度―の薄さおよびその柔軟性の故に、雑巾、ペーパータオルあるいは布巾タイプの使い捨て清掃用品に属するものである。
図4に示したごとく、きわめて柔軟で曲げ弾性がないかかる用品は、手になじみやすく、取り扱いが快適である。その研磨能力、液体吸収能力および良好な引き裂き強度によって、表面5清掃の数多くの作業(濡らした、あるいは濡らさない清掃)に適し、有利には従来の両面スポンジの機能を果たす。
図4に示したごとく、この用品1は塵払い、表面5に付着していない個体汚れの清掃、液体6の吸い取りなどの、力のいらない清掃作業を可能にする。さらに表面5にある程度の凸凹があっても、表面の強い研磨作業も可能にする。こするだけで行われるこの研磨は、用品1の研磨能力だけを用いても、あるいはこの作業を容易にするための他の家事製品を併用しても良い。
本発明の第一の変型実施態様によれば、用品1は単独のメラミンフォーム層2を呈する。図2の下部に示した該層は、用品1の自由主面のそれに少なくともほぼ等しい主表面を呈する。言い換えれば、単独のメラミンフォーム層2の自由で研磨性の主面3は、処理される−とくに清掃される−面5に押し当てられ、この面5に対してそれをこすりつけたときにそこで研磨効果を発揮するのに適した用品1の研磨自由面を単独で形成する。
このメラミンフォーム層2は、厚みが1mm未満、例えば、0.8mm程度である。
メラミンフォーム層2は、ロータリーレースによって、例えば、ドイツのFECKEN―KIRFEL社によって市販されている機種の一つによってメラミンフォームのはじめの塊から丸剥ぎによって得られる。
本発明による方法の実施に適した開始製品として、ドイツのBASF社によって製造、販売されているBASOTECT(登録商標)を挙げることができる。BASOTECT(登録商標)は、寸法が2500×1250×500mmの塊の形で同社によって一般的に販売されているが、注文すれば特殊な寸法でも販売してくれる。
図5は、典型的なロータリーレースの全体的作動の概略図である。
概略的に、ロータリーレースは、互いに平行に配置され同期運転される二台のモータによって別個に回転駆動される円筒状の上部シャフト10と下部シャフト20で構成される。一対の案内レール11aおよび11bの上に両端が摺動自在に取り付けられた上部シャフト10は、その回転軸を中心とする上部シャフト10の回転自体によって前記レール11aおよび11bにそって並進駆動される。この回転によって上部シャフト10の軸が、上部シャフト10の下の方に、かつ下部シャフト20の軸によって定義される水平面内にほぼ配置された伸長した固定刃30の刃部に次第に近づけられる。刃部が上部シャフト10の長さの少なくとも一部にわたって延長している伸長した刃30は、上部シャフト10に取り付けられたメラミンフォームの回転円筒状片40を帯状に接線方向に裁断することを可能にする。裁断されたフォームの帯は、裁断が進むにつれて、下部シャフト20の周囲に巻き付く。
所望の帯の厚みと加工する材料の種類に応じた、切断条件の設定および調整は、ロータリーレースの作動に詳しい当業者には周知の分野である。
メラミンフォームの塊が最初平行六面体の形であるとき、それはロータリーレースの上部シャフト10に取り付けられ、回転円筒40が得られるまで徐々に挽かれる。その後はじめて帯の端をそこから引き出して、下部シャフト20に固定する。
このようにして得られたフォームの帯から、所望の形状のシー トを作り出す。これらのシートは、主表面がメラミンシートのそ れと対になり、引き裂き強度が該メラミンシートのそれを上回る 強化層4の役割を果たすのに適したシートに貼り付けられる。強 化層4として、吸取紙、例えば、ティッシュペーパー、ペーパー タオルあるいは木綿繊維の布、例えば、塵払いクロスなどを使用 することができる。かかる組み合わせは、引き裂き強度が高く、 手になじみやすく、使用がきわめて容易な薄くて柔らかい用品を 得ることを可能にする。吸収性あるいは非吸収性の他の材料も使 用が可能であり、液体吸収能力に応じて、および最終製品の所望 の力学強度に応じて選ぶ。
貼り合わせは、各種の接着剤を用いてきわめて簡単に間接的に実施できる。例えば、圧着による貼り合わせは、とくに実用的である。これを行うために、図2に図示されていない、熱活性接着剤のフィルムが用品1を構成する二つの層2および4の間に挟まれ、接触区域での圧着が全体の一体化を可能にする。
他の実施態様は、用品1の製造に達することを可能にする。例えば、大面積(250mm×250mmをはるかに超える寸法)でそのメラミンフォーム層の厚みが1ミリメートル以下の、当然結合または張り合わされた、メラミンフォーム層と強化層の二層構造を、最初に実現することができる。この二層構造から、所望の寸法の用品1が最終的裁断によって作り出される。
非制限的に、本発明にかなう第二の用品群1が提案される。用品1は、図3に示したごとく、二つの研磨性自由面3’を外側に向けて呈する、二つのメラミンフォーム層2’から成る。これら二つのメラミンフォーム層2’は、強化層4’によって一体に維持される。二つのメラミンフォーム層3’に張り合わされたこの強化層4’は、両者に対してより高い引き裂き強度を保証する。吸収剤で実現された強化層4’は、全体の吸収能力を向上させることもできる。
上述の二群の用品は、固体表面を濡らさない清掃にも、わずかに濡らす表面の清掃にも完全に適合する。
高い液体負荷の使用を必要とする清掃の場合(床面の清掃、食器洗いなど)、強化層4または4’として、水に対する耐性が高い材料、例えば、(セルロース繊維の不織布よりもむしろ)木綿繊維の織布または不織布、あるいはさらにガーゼから成る用品1の使用が好適である。
用品1は、有利には液体組成物、とくに清掃組成物(洗剤、殺菌剤、脱脂剤など)を有利に閉じこめることができる。この場合、この用品1はすぐに使える布巾にふさわしいが、その働きの有効性によってそれとは大きく区別される。なぜなら、それは使い捨ての従来の布巾の作用と研磨性メラミンフォームの研磨効果を有利に組み合わせているからである。
これらの布巾の製造において、含浸はメラミンフォーム層2または2’の部位でも、それが適切な多孔性を呈する限り、強化層4または4’の部位でも、行うことができる。
用品1の含浸は、異なる層の貼り合わせ過程の前でも、後でも行える。しかしながら、圧着による貼り合わせの場合、熱が液体組成物を蒸発させるおそれがあったり、および/またはその物性、とくに化学的特性を低下させるおそれがあったりするので、この過程の後で含浸させるのが好適である。
比較を目的として、作用成分を、液体とくに水と接触して溶解した後に放出するのに適した固体粒子を閉じこめる用品1を実現することが考えられる。これらの固体粒子は粉末状の洗剤、または作用成分を閉じこめる加水分解壁のあるマイクロカプセルとすることができる。簡単に、用品1は、メラミンフォーム層3または3’と強化層4または4’の間の界面に、これらの粒子を有することができる。
1 用品
2 メラミンフォーム層
4 強化層
10 上部シャフト
20 下部シャフト
30 固定刃
40 回転円筒状片
2 メラミンフォーム層
4 強化層
10 上部シャフト
20 下部シャフト
30 固定刃
40 回転円筒状片
Claims (41)
- 柔軟かつ曲げ弾性をもたないほど十分薄いシートの形状の少なくとも一つのメラミンフォーム片から成る用品の製造方法において、メラミンフォームの塊(40)を柔軟かつ曲げ弾性をもたないほど十分薄い帯に、丸剥ぎによって裁断し、この帯から得られたシートの形状の少なくとも一つのメラミンフォーム片によって、用品を実現することを特徴とする方法。
- 柔軟かつ曲げ弾性をもたないほど十分薄い全厚みの、相対する二つの主自由面を呈する、用品の製造のための方法であって、強化層(2;2’;4;4’)と呼ばれる、少なくとも一つの層をそれぞれのメラミンフォーム片(2;2’)に組み合わせることによって、前記用品の主自由面の少なくとも一つが、少なくとも一つのメラミンフォーム片(2;2’)によって少なくとも部分的に形成された一つの研磨自由面(3;3’)を有するようにすることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
- 前記メラミンフォームの塊を、1mm以下の厚みの帯に丸剥ぎによって裁断することを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の方法。
- 前記メラミンフォームの塊を、厚みが0.8mm程度の帯に丸剥ぎによって裁断することを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれか一つに記載の方法。
- 少なくとも一つの強化層にそれぞれのメラミンフォーム片を組み合わせることによって、用品の研磨自由面を画成する主面を有するメラミンフォーム層と、用品のもう一つの自由面を画成する主面を有するメラミンフォーム層に重ねられたかかる強化層とを得られるようにすることを特徴とする、請求項2〜請求項4のいずれか一つに記載の方法。
- 強化層がメラミンフォーム層であることを特徴とする、請求項2〜請求項5のいずれか一つに記載の方法。
- 強化層(4;4’)が、引き裂き強度がメラミンフォーム(2;2’)のそれを越えるのに適した、メラミンフォームとは別の素材で実現されることを特徴とする、請求項2〜請求項5のいずれか一つに記載の方法。
- その主自由面の少なくとも一つが、少なくとも一つの吸収材料で少なくとも部分的に形成された吸収自由面である用品を実現することを特徴とする、請求項1〜請求項7のいずれか一つに記載の方法。
- 吸収材料製の少なくとも一つの強化層(4;4’)を呈する用品を実現することを特徴とする、請求項2〜請求項8のいずれか一つに記載の方法。
- 用品の研磨自由面(3)を画成する主面を有するメラミンフォーム層(2)と、用品の吸収自由面を画成する主面を有する強化層(4)とから成る用品を実現し、該強化層が、メラミンフォーム層(2)に重ねられ、かつ吸収材料で実現されることを特徴とする、請求項2〜請求項9のいずれか一つに記載の方法。
- 相対する主自由面が両者ともに研磨性(3’)であり、メラミンフォームの二つの別個の層(2’)で形成され、その間に少なくとも一つの強化層(4’)が挟まれることを特徴とする、請求項2〜請求項10のいずれか一つに記載の方法。
- 全厚みが5mm未満の用品を実現することを特徴とする、請求項1〜請求項11のいずれか一つに記載の方法。
- 全厚みが0.85mmから2mm程度の用品を実現することを特徴とする、請求項1〜請求項12のいずれか一つに記載の方法。
- セルロース繊維、天然織物繊維、合成織物繊維の中から選んだ繊維を主として含む繊維性の材料でそれぞれの強化層(4;4’)を実現することを特徴とする、請求項2〜請求項5および請求項7〜請求項13のいずれか一つに記載の方法。
- セルロース不織布、ビスコースの不織布、穿孔木綿不織布、ポリアミド編み物ネット、木綿ガーゼ、ポリウレタンフォーム、ポリエチレンフォームの中から選んだ材料でそれぞれの強化層(4;4’)を実現することを特徴とする、請求項2〜請求項5および請求項7〜請求項13のいずれか一つに記載の方法。
- 前記用品の厚みの少なくとも一部に液体組成物を含浸してからそれを包装することを特徴とする、請求項1〜請求項15のいずれか一つに記載の方法。
- 洗剤、溶剤、静菌および/または殺菌性消毒組成物、水、またはそれらの混合物から選んだ液体組成物を用いることを特徴とする、請求項16に記載の方法。
- 保水液、石鹸、脱臭剤、香水、化粧落とし組成物、乳化剤、軟膏、消毒薬、水、酸素水、あるいはそれらの混合物から選んだ液体組成物を用いることを特徴とする、請求項16に記載の方法。
- 前記用品の厚みの少なくとも一部に、液体の存在の下で溶けるのに適した固体組成物を混入させることによって、作用成分を放出できるようにすることを特徴とする、請求項1〜請求項15のいずれか一つに記載の方法。
- 前記用品が、個別または集合的な気密梱包で包装されることを特徴とする、請求項1〜請求項19のいずれか一つに記載の方法。
- 中間熱活性接着膜を用いて前記用品の異なる層を二つずつ貼り合わせることを特徴とする、請求項1〜請求項20のいずれか一つに記載の方法。
- 柔軟かつ曲げ弾性をもたないほど十分薄いシートの形の少なくとも一つのメラミンフォーム片から成る用品。
- 全厚みが柔軟かつ曲げ弾性をもたないほど十分薄い、相対する二つの主自由面を呈する請求項22に記載の用品。
- ・少なくとも主自由面の一つが、少なくとも一つのメラミンフォーム片(2;2’)で少なくとも部分的に形成された、研磨性の自由面であり、
・この片(2;2’)によって形成された研磨性自由面(3;3’)の部分に相対するそれぞれのメラミンフォーム片(2;2’)に組み合わされた、強化層(2;2’;4;4’)と呼ばれる、少なくとも一つの層を含む、
ことを特徴とする、請求項22または請求項23に記載の用品。 - メラミンフォーム片(2;2’)の少なくとも一つの厚みが1mm以下であることを特徴とする、請求項22〜請求項24のいずれか一つに記載の用品。
- メラミンフォーム片(2;2’)の少なくとも一つの厚みが0.8mm程度であることを特徴とする、請求項22〜請求項25のいずれか一つに記載の用品。
- 主自由面の少なくとも一つが、少なくとも一つの吸収材料片によって少なくとも部分的に形成された吸収自由面であることを特徴とする、請求項23〜請求項26のいずれか一つに記載の用品。
- 用品の研磨自由面を画成する主面を有するメラミンフォーム層と、用品のもう一つの自由面を画成する主面を有する強化層とから成り、該強化層がメラミンフォーム層に重ねられることを特徴とする、請求項24〜請求項26のいずれか一つに記載の用品。
- 強化層がメラミンフォームで実現されることを特徴とする、請求項24〜請求項28のいずれか一つに記載の用品。
- 強化層(4;4’)が、引き裂き強度がメラミンフォーム(2;2’)のそれを超えるものであるのに適した、メラミンフォームとは別個の材料で実現されることを特徴とする、請求項24〜請求項28のいずれか一つに記載の用品。
- 相対する主自由面(3’)が両者とも研磨性があり、メラミンフォームの二つの別個の層(2’)で形成され、その間に少なくとも一つの強化層(4’)が挟まれていることを特徴とする、請求項24〜請求項30のいずれか一つに記載の用品。
- 全厚みが5mm未満であることを特徴とする、請求項22〜請求項31のいずれか一つに記載の用品。
- 全厚みが0.85〜2mm程度であることを特徴とする、請求項22〜請求項32のいずれか一つに記載の用品。
- それぞれの強化層(4;4’)を、セルロース繊維、天然織物繊維、合成織物繊維の中から選んだ繊維を主として含む繊維材料で実現することを特徴とする、請求項24〜請求項28と請求項30〜請求項33のいずれか一つに記載の用品。
- それぞれの強化層(4;4’)を、セルロース不織布、ビスコースの不織布、有孔木綿不織布、ポリアミド編み物ネット、木綿ガーゼ、ポリウレタンフォーム、ポリエチレンフォームの中から選んだ材料で実現することを特徴とする、請求項24〜請求項28と請求項30〜請求項33のいずれか一つに記載の用品。
- 用品の厚みの少なくとも一部に液体組成物を含浸させて、その後それを梱包することを特徴とする、請求項22〜請求項35のいずれか一つに記載の用品。
- 液体組成物を、洗剤、溶剤、静菌および/または殺菌性消毒組成物、水、あるいはそれらの混合物から選ぶことを特徴とする、請求項36に記載の用品。
- 液体組成物を、保水液、石鹸、脱臭剤、香水、化粧落とし組成物、皮膚軟化薬、軟膏、消毒薬、水、酸素水、あるいはそれらの混合物の中から選ぶことを特徴とする、請求項37に記載の用品。
- その厚みの少なくとも一部に、液体の存在の下で溶けることを目的とした固体組成物を混入させることによって、作用成分を放出できるようにすることを特徴とする、請求項22〜請求項35のいずれか一つに記載の用品。
- 個別あるいは集合的に気密梱包で包装されることを特徴とする、請求項22〜請求項39のいずれか一つに記載の用品。
- 中間の熱活性接着膜を用いて、異なる層を二つずつ貼り合わせることを特徴とする、請求項22〜請求項40のいずれか一つに記載の用品。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR0207140A FR2840523B1 (fr) | 2002-06-11 | 2002-06-11 | Article multicouche absorbant et recurant |
PCT/FR2003/001725 WO2003103469A1 (fr) | 2002-06-11 | 2003-06-10 | Article a feuille(s) de mousse de melamine et son procede de fabrication |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005528945A true JP2005528945A (ja) | 2005-09-29 |
Family
ID=29559116
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004510599A Pending JP2005528945A (ja) | 2002-06-11 | 2003-06-10 | メラミンフォームシート用品とその製造方法 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20050202232A1 (ja) |
EP (1) | EP1549195A1 (ja) |
JP (1) | JP2005528945A (ja) |
CN (1) | CN1658784A (ja) |
AU (1) | AU2003255650A1 (ja) |
FR (1) | FR2840523B1 (ja) |
WO (1) | WO2003103469A1 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008509765A (ja) * | 2004-08-14 | 2008-04-03 | カール・フロイデンベルク・カーゲー | 到達困難な箇所をクリーニングするための擦り拭きエレメント |
JP2009522078A (ja) * | 2006-01-12 | 2009-06-11 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 侵食可能なフォーム基材及び活性剤の制御放出システムを有する洗浄用具 |
JP2010516506A (ja) * | 2007-01-24 | 2010-05-20 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア | 研磨表面を有するフレキシブルな平面状基材 |
JP2015054368A (ja) * | 2013-09-10 | 2015-03-23 | 株式会社シード | シート状研磨材 |
JP2018123289A (ja) * | 2017-01-30 | 2018-08-09 | 株式会社広栄社 | 洗えるメラミンフォームとその製造方法 |
JP2020534405A (ja) * | 2017-09-22 | 2020-11-26 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニーThe Procter & Gamble Company | 複数のシートを圧縮する洗浄物品、及びその方法 |
Families Citing this family (34)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7591040B2 (en) | 2003-12-18 | 2009-09-22 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Cleaning tool for removing larger and smaller sized particles |
US7331087B2 (en) | 2003-12-22 | 2008-02-19 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Activatable fastening system and web having elevated regions and functional material members |
US7629043B2 (en) * | 2003-12-22 | 2009-12-08 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Multi purpose cleaning product including a foam and a web |
US20060003912A1 (en) * | 2004-07-02 | 2006-01-05 | Lindsay Jeffrey D | Kits of foam based cleaning elements |
CA2573270A1 (en) * | 2004-07-12 | 2006-02-16 | The Procter & Gamble Company | A cleaning implement comprising a layer of melamine foam |
US20060229229A1 (en) * | 2005-04-11 | 2006-10-12 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Cleaning composite |
US20060230569A1 (en) * | 2005-04-13 | 2006-10-19 | Chi-Hung Chen | Cleaning cloth |
US7234189B2 (en) * | 2005-07-19 | 2007-06-26 | Chi-Hung Chen | Cleaning implement |
US8283305B2 (en) * | 2006-01-12 | 2012-10-09 | The Procter & Gamble Company | Cleaning implement with erodible foam substrate and controlled release system of active agent |
EP1808115B1 (en) * | 2006-01-12 | 2017-03-22 | The Procter & Gamble Company | Cleaning implement |
US20070166488A1 (en) * | 2006-01-19 | 2007-07-19 | Trefethren Susan M | Cleaning composite comprising lines of frangibility |
DE102006005160A1 (de) * | 2006-02-04 | 2007-08-09 | Carl Freudenberg Kg | Scheuerkörper |
US20070224409A1 (en) * | 2006-03-24 | 2007-09-27 | Dovorany James R | Wipe Product, and Methods of Making |
BRPI0709970A2 (pt) * | 2006-04-18 | 2011-08-02 | Basf Se | processos para esterelizar vasos de trabalho, e para descontaminar material contaminado com microorganismos |
BRPI0714246A2 (pt) * | 2006-07-12 | 2013-02-26 | Basf Se | mÉtodo para produzir partÍculas |
WO2008055825A1 (de) * | 2006-11-07 | 2008-05-15 | Basf Se | Verfahren zum schützen von brennbaren substraten und zur herstellung von verbundschichtmaterialien mit offenzelligen aminoplastharzschaumstoffen |
US7930790B2 (en) * | 2007-04-26 | 2011-04-26 | The Procter & Gamble Company | Fabric exfoliation method and articles |
US20100212690A1 (en) * | 2007-06-21 | 2010-08-26 | Johnsondiversey, Inc. | Floor cleaning pad and apparatus |
US8440606B2 (en) * | 2007-07-12 | 2013-05-14 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Foaming hand sponge for bodily cleansing with color change indicator |
SI2307612T1 (sl) * | 2008-07-24 | 2014-01-31 | Basf Se | Prožna ploščata podlaga z abrazivno površino |
EP2226047B1 (en) * | 2009-03-06 | 2019-06-26 | The Procter and Gamble Company | Absorbent core |
EP2327425A1 (en) | 2009-11-30 | 2011-06-01 | The Procter & Gamble Company | Absorbent Article |
EP2368475A1 (en) | 2010-03-25 | 2011-09-28 | The Procter & Gamble Company | A cleaning implement comprising hybrid foam |
CN102225605A (zh) * | 2011-04-07 | 2011-10-26 | 柳州市柳江联丰实业有限公司 | 海绵发泡工艺方法及海绵发泡模架 |
ITVR20110091A1 (it) * | 2011-05-05 | 2012-11-06 | Dugoni S C R L | Panno per la pulizia di ambienti |
US9179814B2 (en) | 2012-04-13 | 2015-11-10 | The Procter & Gamble Company | Cleaning article comprising lines of frangibility with marked indicia |
KR101964644B1 (ko) * | 2012-05-10 | 2019-04-02 | 엘지전자 주식회사 | 소음저감부가 구비된 가전기기 |
FR2990340A1 (fr) * | 2012-05-10 | 2013-11-15 | Eurvest | Eponge a cavite debouchante |
EP2967272B1 (en) * | 2013-03-15 | 2017-06-07 | Diversey, Inc. | Double-sided mop |
US10610079B2 (en) | 2013-08-06 | 2020-04-07 | Arcelik Anonim Sirketi | Dishwasher having multiple spray arms for improved washing effectiveness |
DE202013008136U1 (de) * | 2013-09-13 | 2013-09-30 | Jöst Gmbh | Reinigungskörper |
US10480110B2 (en) | 2017-10-09 | 2019-11-19 | The Clorox Company | Melamine wipes and methods of manufacture |
CN110181747A (zh) * | 2019-05-14 | 2019-08-30 | 中国民用航空总局第二研究所 | 一种基于软质三聚氰胺泡沫制备座椅垫的方法 |
US11576837B2 (en) | 2019-10-03 | 2023-02-14 | Jfxd Trx Acq Llc | Multi-zonal roller and method of use thereof |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3179317A (en) * | 1962-05-25 | 1965-04-20 | Allied Chem | Method and apparatus for splitting plastic foam |
DE2650306A1 (de) * | 1976-11-02 | 1978-05-03 | Merck Patent Gmbh | Antibakteriell wirkender wundverband und verfahren zu seiner herstellung |
DE3534738A1 (de) * | 1985-09-28 | 1987-04-09 | Basf Ag | Verfahren zur herstellung von elastischen melamin-schaumstoffen |
JP3310322B2 (ja) * | 1992-03-31 | 2002-08-05 | 株式会社ダスキン | モップ用キャンバス地 |
GB2300372B (en) * | 1995-05-03 | 1999-04-14 | Minnesota Mining & Mfg | Abrasive articles |
JP2001258809A (ja) * | 1997-08-29 | 2001-09-25 | Inoac Corp | 拭き清浄具 |
US6269724B1 (en) * | 1997-09-29 | 2001-08-07 | The Procter & Gamble Company | Method and apparatus for producing a continuous web from a block of material |
US6209430B1 (en) * | 1997-09-29 | 2001-04-03 | The Procter & Gamble Company | Method and apparatus for producing a continuous web from a block of material |
JP2001128914A (ja) * | 1999-11-08 | 2001-05-15 | Toyo Polymer Co Ltd | 拭き取り用具 |
DE20109652U1 (de) * | 2001-06-09 | 2001-09-13 | Matsumoto Keiko | Reinigungsschwamm |
-
2002
- 2002-06-11 FR FR0207140A patent/FR2840523B1/fr not_active Expired - Lifetime
-
2003
- 2003-06-10 AU AU2003255650A patent/AU2003255650A1/en not_active Abandoned
- 2003-06-10 JP JP2004510599A patent/JP2005528945A/ja active Pending
- 2003-06-10 EP EP03757131A patent/EP1549195A1/fr not_active Ceased
- 2003-06-10 CN CN038135051A patent/CN1658784A/zh active Pending
- 2003-06-10 WO PCT/FR2003/001725 patent/WO2003103469A1/fr active Application Filing
- 2003-06-10 US US10/517,526 patent/US20050202232A1/en not_active Abandoned
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008509765A (ja) * | 2004-08-14 | 2008-04-03 | カール・フロイデンベルク・カーゲー | 到達困難な箇所をクリーニングするための擦り拭きエレメント |
JP2009522078A (ja) * | 2006-01-12 | 2009-06-11 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 侵食可能なフォーム基材及び活性剤の制御放出システムを有する洗浄用具 |
JP2010516506A (ja) * | 2007-01-24 | 2010-05-20 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア | 研磨表面を有するフレキシブルな平面状基材 |
JP2015054368A (ja) * | 2013-09-10 | 2015-03-23 | 株式会社シード | シート状研磨材 |
JP2018123289A (ja) * | 2017-01-30 | 2018-08-09 | 株式会社広栄社 | 洗えるメラミンフォームとその製造方法 |
JP2020534405A (ja) * | 2017-09-22 | 2020-11-26 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニーThe Procter & Gamble Company | 複数のシートを圧縮する洗浄物品、及びその方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP1549195A1 (fr) | 2005-07-06 |
FR2840523B1 (fr) | 2005-05-13 |
AU2003255650A1 (en) | 2003-12-22 |
WO2003103469A1 (fr) | 2003-12-18 |
FR2840523A1 (fr) | 2003-12-12 |
US20050202232A1 (en) | 2005-09-15 |
CN1658784A (zh) | 2005-08-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2005528945A (ja) | メラミンフォームシート用品とその製造方法 | |
US7132377B2 (en) | Disposable dish care and hard surface cleaning wipe | |
US20090038092A1 (en) | Hand held sponge implement | |
US7891898B2 (en) | Cleaning pad for wet, damp or dry cleaning | |
US8851776B2 (en) | Amphiphile surface treatment for a cleaning pad for improved dust adhesion | |
US8931971B2 (en) | Cleaning pad impregnated with a volatile liquid for improved dust adhesion | |
CA2644519C (en) | Mop head and mop with such a mop head | |
WO2000058092A1 (en) | Antimicrobial ultra-microfiber cloth | |
JP2009523486A (ja) | 拭き取り物品 | |
WO2006065291A1 (en) | Cleaning device | |
US20050031833A1 (en) | Disposable and reusable pouf products | |
JP2005095386A (ja) | 手袋状清拭材 | |
WO2003018305A1 (en) | Article for cleansing, treating, and/or exfoliating skin | |
JP3105037U (ja) | 化粧綿 | |
RU196143U1 (ru) | Устройство для очистки | |
US20030134555A1 (en) | Dishwash detergent impregnated into absorbent materials | |
KR20170000564A (ko) | 양면이 서로 다른 성질을 갖는 기능성 물티슈 | |
KR101476917B1 (ko) | 컬럼형 플렉시블 와이퍼 | |
KR101476918B1 (ko) | 컬럼형 플렉시블 와이퍼 | |
KR101742655B1 (ko) | 기능성 물티슈 | |
KR20000012718A (ko) | 주거용 항균 클리너 | |
WO2004098369A1 (en) | Multi-layered cleaning swab and methods for manufacturing same |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060605 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081104 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090407 |