JP2005526382A - 浮動ゲートメモリセル、浮動ゲートメモリ配置物、回路配置物および浮動ゲートメモリセルの構成方法 - Google Patents

浮動ゲートメモリセル、浮動ゲートメモリ配置物、回路配置物および浮動ゲートメモリセルの構成方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、浮動ゲートメモリセル、浮動ゲートメモリ配置物、スイッチ回路配置物および浮動ゲートメモリセルの製造方法に関する。2つのソース/ドレイン領域および浮動ゲートメモリセルの浮動ゲート層は金属導体材料からなり、チャネル領域は電気絶縁材料からなる。浮動ゲートメモリセルであって、2つのソース/ドレイン領域および浮動ゲート層が、金属導体材料から形成され;チャネル領域が、電気絶縁材料から形成される、メモリセルが提供される。

Description

本発明は、浮動ゲートメモリセル、浮動ゲートメモリ配置物、回路配置物および浮動ゲートメモリセルの構成方法に関する。
コンピュータ技術の開発が目覚ましいものであることを考慮すると、より高速で、より高密度の記憶媒体の需要が存在する。半導体メモリは、コンセプトの相違により区別される。動的RAM(ダイナミックランダムアクセスメモリ)の場合、情報は記憶コンデンサに蓄積されるが、このコンデンサは時間と共に電荷を消失し、従って定期的にリフレッシュする必要がある。DRAMメモリは十分速いアクセスタイムを有するが、電圧源を切り離すと蓄積された情報は失われる。
これに対し、静的RAM、即ちSRAM(スタティックランダムアクセスメモリ)の記憶内容は、常時リフレッシュする必要はない。しかしながら、供給電源が切れると静的RAMの記憶内容は失われる。静的RAMメモリは、短いアクセス時間を有するが、静的RAMの構成は複雑で、比較的多数の部品が必要である。それ故に、静的RAMで得られる記憶密度はアプリケーションによっては低すぎる。
不揮発性メモリには以下の特徴がある、即ちこのタイプのメモリセルに蓄積された情報は、供給電源がオフになった後も十分長い保留時間の間(典型的には数年の範囲の保持時間が要求される)保持される。良く使用される不揮発性半導体メモリは、EEPROM(電気的に消去可能かつプログラム可能な読み取り専用メモリ)である。
EEPROMの1つの重要な例は、浮動ゲートメモリとして知られるものである。従来技術から既知の浮動ゲートメモリでは、電荷は、周囲と電気的結合のないポリシリコン構造の浮動ゲートに蓄積される。浮動ゲートは、半導体と浮動ゲート間の薄い絶縁層を潜り抜ける電荷キャリアにより充放電される。浮動ゲートメモリは、十分高電位にある薄い絶縁層下のnドープシリコン領域によりプログラムされ、薄い絶縁層の電界強度は、破壊電界強度に近くなる。従って、電荷キャリアは、浮動ゲートとその下のnドープシリコン領域の間を潜り抜ける。その結果、補正されない電荷が、浮動ゲートに残り、浮動ゲートメモリに電圧が加えられない状態においても、十分長い保留時間の間滞留する。読み取り動作においては、電気的に充電された浮動ゲートにより、メモリトランジスタは、電気的に充電されていない浮動ゲートの場合より、より良好な電導性を有し、好ましくはバイナリである情報は、メモリトランジスタの電導性の値として符号化され、蓄積される。
しかしながら、従来技術から既知のフラッシュEEPROMセルは、書き込みおよび消去時間が、約1ミリ秒から約10ミリ秒の間の範囲にある欠点を有する。それ故に、フラッシュメモリの書き込みおよび消去時間は、DRAMメモリの書き込みおよび消去時間よりかなり遅い。例えば、非特許文献1は半導体メモリ技術の概要を示す。
これまで、高密度不揮発性メモリセルは、シリコンベースのみであった。既知の不揮発性半導体メモリセルが占める面積は、5Fから8Fの範囲にあり、ここでFはある技術世代で得られる1次元の最小領域サイズである。
非特許文献2から、金属−絶縁体トンネル接合を用いて、ナノメータ寸法のトランジスタを形成することは既知である。非特許文献2から既知のトランジスタに従い、金属−絶縁体−金属のトンネル電流は、絶縁体上に配置されたゲート電極への電圧印加により制御される。非特許文献2に記述されたコンピュータシミュレーションによれば、前記デバイスは、従来のシリコントランジスタに似た機能を有する。
さらに、非特許文献3は、非特許文献2に記述された理論的考え方による金属トランジスタの実現を提案している。金属ソース領域と金属ドレイン領域並びに電気絶縁チャネル領域を含む金属絶縁体トンネルトランジスタ(MITT)を形成する構成方法は、従来のフォトリソグラフィプロセスを用いて記述される。ゲート絶縁体およびゲート電極は、金属ソース領域と金属ドレイン領域の間に配置された電気絶縁チャネル領域上に配置される。ソースとドレイン領域間のトンネル絶縁体を通るトンネル電流は、ゲート電圧を変えることにより制御可能である。
[1]Widmann,D,Mader,H,Friedrich,H(1996)"Technologie hochintegrierter Schal−tungen"[Technology of large scale integrated circuits],Chapter 8.4,Springer Verlag,Berlin,ISBN 3−540−59357−8 [2]Fujimaru,K,Matsumura,H(1996)"Theoretical Consideration of a New Nanometer Transistor Using Metal/Insulator Tunnel−Junction",Jpn.J.Appl.Phys.Vol.35,pp.2090−2094 [3]Fukushima,K,Sasajima,R,Fujimaru,K,Matsumura,H(1999)"A Novel nanoscale Metal Transistor Fabricated by Conventional Photolithography",Jpn.J.Appl.Phys.Vol.38,pp.7233−7236。
本発明は、高密度に基板に集積可能な短い信号伝搬時間を有する浮動ゲートメモリセルを提供するという課題に基づくものである。
この課題は、特許独立請求項に記述する特徴を有する、浮動ゲートメモリセル、浮動ゲートメモリ配置物、回路配置物および浮動ゲートメモリセルの構成方法により解決される。
本発明による浮動ゲートメモリセルにおいては、2つのソース/ドレイン領域および浮動ゲート層は金属導体材料から形成され、チャネル領域は電気絶縁材料から形成される。
本発明による浮動ゲートメモリ配置物は、基本的にマトリックス形式に配置される前記特徴を有する複数の浮動ゲートメモリセルを含む。
浮動ゲートメモリの配置物では、浮動ゲートメモリセルは、好ましくは約4Fの面積を占め、ここでFは、技術的に可能な最小領域サイズである。特に、メモリトランジスタが垂直トランジスタとして形成されると、特に空間節約設計が可能になる。
さらに、本発明は、集積回路を含み、半導体基板に集積され、少なくとも1つの半導体部品と集積回路に関する前記特徴を有する少なくとも1つの浮動ゲートメモリセルを有する回路配置物を提供する。
浮動ゲートメモリセルを構成する本発明の方法によれば、2つのソース/ドレイン領域および浮動ゲート層は金属導体材料から形成され、チャネル領域は電気絶縁材料から形成される。
浮動ゲートメモリセルの2つのソース/ドレイン領域および浮動ゲート層が、金属を含むのは好ましい。
ソース/ドレイン領域および浮動ゲート層が、金属材料から作成されるため、金属の良好な電導性の利点を得ることが出来る。電流がソース/ドレイン領域を貫流すれば、金属のソース/ドレイン領域の良好な電導性とそれに伴う低抵抗損失のため、ほんの僅かな熱が失われるのみである。小型回路の場合、熱損失の形成が主要な問題の1つであることは指摘されるべきである。さらに、金属材料における電荷キャリアが半導体におけるより短いフェルミ波長を有するので、浮動ゲートメモリセルの読み取り時間は、従来技術に比し削減される。それ故に、本発明による浮動ゲートメモリセルのアクセス時間は削減される。
本発明による浮動ゲートメモリセルは、好ましくは2つのソース/ドレイン領域および両領域間に配置されるチャネル領域が、互いに隣接して配置される第1層および第1層上の第1誘電体層を含む:浮動ゲート層は、第1誘電体層に適用され、第2誘電体層は、浮動ゲート層に適用される。さらに、制御ゲート電極層は、第2誘電体層に適用される。
本発明の好ましい構成によれば、第1層は、基板上に配置される。
この構成は、明らかに浮動ゲートメモリセルがプレーナトランジスタとして形成されることに対応し、即ち他の層が互いの上に堆積され、基本的に平行にパターニングされることに対応する。
あるいは、本発明による浮動ゲートメモリセルにおいては、第1層、第1誘電体層、浮動ゲート層、第2誘電体層および制御ゲート電極層から形成された一連の層は、基板上に配置でき、一連の層の横方向端部が基板表面(あるいは基本的に表面に平行)に位置する。層を互いに積み上げる方向は、層が形成される基板主表面に基本的に平行である。
この構成によれば、浮動ゲートメモリセルは、垂直型トランジスタメモリセルとして、即ちその名の通りのメモリセルとして実現され、チャネル領域を貫流する電流の流れは、基板主表面に対して基本的に直交して生じる。小型化(即ち基板表面の部品の占める面積の削減)を進めても、(基板表面に対して直交方向の)チャネル領域は、破壊的チャネル短絡効果を防止するに足る寸法を維持することが出来るので、垂直型トランジスタは、高集積密度の達成が可能である。それ故に、本発明による浮動ゲートメモリセルの垂直構成は、同時に十分なチャネル長と組み合わせて集積密度を高めることとなる。
一連の層は、好ましくはさらに第1誘電体層を含まない第1層の主表面上に追加して第1誘電体層、追加した第1誘電体層上にさらに浮動ゲート層、追加した浮動ゲート層上にさらに第2誘電体層、追加した第2誘電体層上にさらに制御ゲート電極層を含むことが出来、制御ゲート電極層と追加した制御ゲート電極層は結合される。
もし浮動ゲートメモリセルが前述の改良に従って垂直型トランジスタとして構成されると、対称的配置が得られる。
特に、本発明による浮動ゲートメモリセルを用いれば、基板は電気絶縁材料、特に二酸化ケイ素材料から作成される。
本発明による浮動ゲートメモリセルでは、2つのソース/ドレイン領域、浮動ゲート層および制御ゲート電極層は、互いに独立にアルミニウム、チタン、窒化チタン(TiN),銅およびタングステンなどの材料の1つまたは組み合わせを含むことが出来る。チャネル領域は、アモルファスシリコン(特に非ドープ型の)、酸化タンタル(Ta)、酸化チタン(TiO)、酸化ハフニウム(HfO)および酸化ジルコニウム(ZrO)等の材料の1つまたは組み合わせを含むことが出来る。第1誘電体層および第2誘電体層は、互いに独立に窒化シリコン(Si)、二酸化ケイ素(SiO)、酸化アルミニウム(Al)および酸化ランタン(La)等の材料の1つまたは組み合わせを含むことが出来る。前記材料は、単に例示したものであり、完全なリストを表すものではない。
一方の金属のソース/ドレイン結合および他方の電気絶縁チャネル層間のバリアレベルは、0.5eV(エレクトロンボルト)から1eVであることが好ましい。例えば、室温で動作する場合、0.6eVのバリアレベルは適当な選択である。2つのソース/ドレイン領域がアルミニウム材料からなり、チャネル領域が酸化タンタル(Ta)からなる、あるいは2つのソース/ドレイン領域がチタン材料からなり、チャネル領域が酸化チタン(TiO)からなっていれば、特に望ましい材料の組み合わせが達成される。この構成では、ソース/ドレイン結合とチャネル領域間のバリアレベルはそれぞれの場合で適した値にある。
さらに、本発明は回路配置物を提供する。この回路配置物は、半導体基板に集積され、少なくとも1つの半導体部品を有する回路を有し、かつ集積回路上に前記特徴を有する少なくとも1つの浮動ゲートメモリセルを有する。
本発明の浮動ゲートメモリセルは、好ましくは集積回路を有する製品の「後部」(back end)領域に形成される。集積半導体回路の製造では、屡々まず半導体部品が半導体基板に集積され、次いで最終的な金属化平面が集積半導体部品上に形成される。最終的な半導体の製造(即ち「後部」領域)では、金属化プロセスが実施され、金属材料からなる本発明による浮動ゲートメモリセルは、例えば既存の半導体メモリ配置物上で、即ち半導体メモリ配置物の重複平面でこの種の後部プロセス中に、追加的に形成される。1つの可能な構成によれば、まずメモリ配置物および論理領域がシリコン基板に形成され、次いで本発明に従う浮動ゲートメモリセルを有する追加メモリ配置物を半導体表面上に処理された金属化平面に形成することが出来る。このことにより多層に形成された複数のメモリ配置物平面を組み合わせ、従って基板におけるメモリセルの集積密度、即ち基板の単位面積当たりのメモリセル数を増やすことが可能になる。
処理された半導体上に形成される金属化平面で必要のない表面部は、例えば本発明に従って表面部に形成された浮動ゲートメモリセルを有する追加したメモリ配置物により効果的に利用できる点に、本発明のさらなる利点がある。これは、本発明が後部で、即ちそれ自体既に十分処理されたチップ上の結線面において特に有利に利用できることを意味する。
以下では、本発明による浮動ゲートメモリセルの構成方法についてさらに詳しく説明する。浮動ゲートメモリセルの構成は、浮動ゲートメモリセルの構成方法にも適用可能である。
上述の浮動ゲートメモリセルの構成方法を有利に工夫すれば、2つのソース/ドレイン領域およびその間に配置されたチャネル領域を隣接して形成し、第1層上に第1誘電体層を形成し、第1誘電体層上に浮動ゲート層を形成し、浮動ゲート層上に第2誘電体を形成し、第2誘電体層上に制御ゲート電極層を形成することにより、第1層は基板上に形成される。
別の構成によれば、第1ソース/ドレイン領域を基板の表面領域上に形成し、チャネル領域を第1ソース/ドレイン領域上に形成し、第2ソース/ドレイン領域をチャネル領域上に形成し、第1誘電体層を第1ソース/ドレイン領域、チャネル領域および第2ソース/ドレイン領域により形成された一連の層上に形成し、浮動ゲート層を少なくとも一部は第1誘電体層の側壁上に形成し、第2誘電体層を浮動ゲート層および第1誘電体層の非被覆表面の少なくとも一部領域上に形成し、制御ゲート電極層を第2誘電体層上に形成することが出来る。
前記方法のステップは、全て標準の試行および試験プロセスを用いて、低プロセス経費の達成を可能にしつつ実現することが出来る。さらに、前記方法のステップは、「後部」と適合する、即ち「後部」チップでの結線に使用する方法のステップに使用するのに適している。
本発明による金属−絶縁体−金属浮動ゲートトランジスタにより、十分に高い電流密度(例えば10A/cmから10A/cmまで)を達成することが可能である。浮動ゲートメモリセル当たり4Fの記憶密度が達成可能である。ここで、Fはある技術世代において達成可能な最小領域サイズである。3次元集積を使用する、即ちメモリセルを含む複数の層を互いに重ねて配置することにより、さらに集積密度を高めることが可能である。図3に示す配置は、一様なチャネルプログラム(例えばNAND)による従来の高密度浮動ゲートアレイより十分に単純である。これは、特にセルのソースおよびビット線が当該セルおよびその垂直方向に隣接するセルのみに使用されるからである。これは決定的な利点である。本発明による浮動ゲートメモリセルの形成に使用する手順は、特に複雑ではなく、それ故に高価ではなく、金属のソース/ドレイン接続の使用は、低電気抵抗の故にアクセスタイムの短縮が可能なことを意味する。
本発明の実施形態例を以下に図示し、より詳細に説明する。
図1を参照して、以下に本発明の第1の好ましい実施形態例に従い浮動ゲートメモリセル100について説明する。
浮動ゲートメモリセル100は、第1層を含み、第1層にはチタンからなる第1ソース/ドレイン領域101、チタンからなる第2ソース/ドレイン領域102、および第1と第2ソース/ドレイン領域の間に配置され、酸化チタンからなるチャネル領域103が、互いに隣接して配置されている。さらに、浮動ゲートメモリセル100は、第1層上の酸化アルミニウムからなる第1誘電体層104,第1誘電体層104上のチタンからなる浮動ゲート電極105,浮動ゲート層105上の酸化アルミニウムからなる第2誘電体層106および第2誘電体層106上の制御ゲート電極層107を含む。
第1ソース/ドレイン領域101、第2ソース/ドレイン領域102およびチャネル領域103を含む第1層は、二酸化ケイ素基板108上に配置される。換言すれば、浮動ゲートメモリセル100は、平面型浮動ゲートメモリセルとして形成され、このメモリセルでチャネル領域103を通る電流が、二酸化ケイ素基板108の主表面に平行に、即ち図1では従い水平方向に流れる。2つのソース/ドレイン領域101、102および浮動ゲート層105は金属、特にチタンからなり、チャネル領域103は酸化チタン、即ち電気絶縁材料からなる。
以下では、浮動ゲートメモリセル100の機能について説明する。
浮動ゲートメモリセル100に情報を書くには、第1ソース/ドレイン領域101を、十分に高い電位(例えば15V)に持ち上げ、一方制御ゲート電極層107を、0Vの電位にしておく。この電位の比のために、電荷キャリアは、第1ソース/ドレイン領域101と浮動ゲート層105との間を潜り抜けることが出来る(ファウラー−ノルトハイムトンネリング)。それ故、第1ソース/ドレイン領域101に印加された電圧がオフになった後に、電荷キャリアが補われることなく浮動ゲート層105に残存する。第1ソース/ドレイン領域101と第2ソース/ドレイン領域102との間に低電圧を印加することにより、浮動ゲート層105が、永久に電荷キャリアを含む(例えば論理値「1」)か含まない(論理値「0」)かを決定することが可能である。例えば2つのソース/ドレイン領域101と102との間に固定電圧を印加し、浮動ゲート層105での電荷キャリアの有無により影響を受けるチャネル領域103の電気抵抗に依存して流れる電流の強さにより、浮動ゲート層105が電荷キャリアを含むか含まないかを調べ、決定する。
図1は、浮動ゲートメモリセル100の幾つかの特徴的寸法を含む。第1ソース/ドレイン領域101、第2ソース/ドレイン領域102およびチャネル領域103の垂直方向の厚さはl=5nmである。チャネル領域103の横方向の広がりはl=15nmである。図1に示すように、チャネル領域103の断面は方形である。あるいは、チャネル領域103の断面は、例えば台形であり、二酸化ケイ素基板108との接触面におけるチャネル領域103の横方向の広がりは、第1誘電体層104との接触面におけるチャネル領域103の横方向の広がりより狭い。第1誘電体層104の垂直方向の厚さは、例えばl=2nmである。図1の場合、層104、105、106および107の横方向の寸法は、例えばl=20nmである。
以下では、図2Aから図2Eを参照して、本発明による浮動ゲートメモリセル構成方法の好ましい実施例について説明する。
図2Aに示す一連の層200を得るために、第1アルミニウム層202を二酸化ケイ素基板201上に堆積させ、酸化タンタル(Ta)層203を第1アルミニウム層202上に堆積させ、第2アルミニウム層204を酸化タンタル層202上に堆積させる。堆積プロセスは、CVD(化学蒸着)プロセスまたはALD(原子層堆積)プロセスを使用して行うことが出来る。ALDプロセスは層厚を1原子層、即ち丁度数オングストロームの精度に設定するのに使用できるので、後にチャネル領域として使用する酸化タンタル層203を、ALDプロセスを使用して形成するのは特に有利である。この堆積プロセスでは、電界効果トランジスタの機能にとって重要なパラメータであるチャネル長が定義されるので、ALDプロセスの使用は、浮動ゲートメモリセルの機能にとって重要である。
図2Bに示す一連の層210を得るには、第1アルミニウム層202、酸化タンタル層203および第2アルミニウム層204をそれぞれ両側で横方向にパターニングし、第1ソース/ドレイン領域211、チャネル領域212および第2ソース/ドレイン領域213を形成する。パターニングは、リソグラフィープロセスおよびエッチングプロセスを用いて行われる。これまでに説明した方法のステップによれば、第1ソース/ドレイン領域211は、シリコン基板201の表面領域上に形成され、チャネル領域212は、第1ソース/ドレイン領域211上に形成され、第2ソース/ドレイン領域213は、チャネル領域212上に形成される。さらに、図2Bに示す一連の層210を得るには、第1酸化アルミニウム層214を一連の層の表面上に、特に第2ソース/ドレイン領域213上および二酸化ケイ素基板201の非被覆表面上に形成する。さらに、第1酸化アルミニウム層214が、第1ソース/ドレイン領域211およびチャネル領域212の非被覆側面上にも堆積されることに注目すべきである。第1酸化アルミニウム層214は、層または一連の層の厚さを正確に設定することを可能にするALDプロセスを用いて堆積される。
図2Cに示す一連の層220を得るには、第3アルミニウム層221を一連の層220の表面上に堆積させる。これは、例えばCVDプロセスを用いて行われる。
図2Dに示す一連の層230を得るには、第3アルミニウム層221をリソグラフィープロセスおよびスペーサエッチングプロセスを用いてパターニングし、結果として第1浮動ゲート部分層231aおよび第2浮動ゲート部分層231bを含む浮動ゲート層を作成する。前記ステップを実行すると、第1浮動ゲート部分層231aおよび第2浮動ゲート部分層231bを含む浮動ゲート層が、第1酸化アルミニウム層214の側壁領域上に形成される。さらに、第2酸化アルミニウム層232が、浮動ゲート層231a、231b上および第1酸化アルミニウム層214の非被覆表面上に形成される。
図2Eに示す本発明の第2の実施例による浮動ゲートメモリセル240を得るには、第4アルミニウム層241を第二酸化アルミニウム層232上に制御ゲート電極層として形成する。前記の実施例に従って、これはCVDプロセスを用いて行われる。第4アルミニウム層232は、ワード線を形成するようにパターニングされる。
チャネル領域212を通るソース/ドレイン領域211、213間の電流の流れが、直交して、即ち図2Eで、二酸化ケイ素基板201の主表面に対して垂直方向に生じるので、浮動ゲートメモリセル240は、垂直型トランジスタ配置物として構成される。
チャネル領域212の厚さ、dは約5nmであり、従って前記の材料構成で約10A/cmから10A/cmの所望の電流密度を得ることが出来る。前記一連の説明によれば、ソース/ドレイン領域211、213の一方およびチャネル領域212の他方との間のバリアレベルは約0.5eVから1eVの間である。
第4アルミニウム層241は、制御ゲート電極層(および、場合によって浮動ゲートメモリセル配置物のワード線)の機能を果たし、浮動ゲート部分層231a、231bは、浮動ゲートの機能を果たし、従って浮動ゲート部分層231a、231bに含まれる電荷キャリアは、第1酸化アルミニウム層214との接触面領域におけるチャネル領域の電導性に特有の影響を及ぼす。第1酸化アルミニウム層214は、明らかにトンネル層として機能する、即ち適した電位を浮動ゲートメモリセル(図1に関する説明を参照)のそれぞれの接続に印加することにより、ファウラー−ノードハイムトンネリングによって、電荷キャリアは、ソース/ドレイン領域211または213の一方および浮動ゲート部分層231a、231bの他方との間を流れることが出来る。あるいは、浮動ゲートを、またワード線を介して荷電することが出来る。浮動ゲートメモリセル241に蓄積する情報は、このようにして浮動ゲート部分層231a、231bに導入される電荷の量において符号化される。予め定めた電圧のソース/ドレイン領域211、213間への印加により、2つのソース/ドレイン領域211、213間の電流の流れを決めることにより、この情報を読むことが出来る。チャネル領域212の電導性が、浮動ゲート部分層231a、231bに含まれる電荷の量に依存する故、電流のこの流れはプログラムする情報を特徴的に示す。第1酸化アルミニウム層214および第2酸化アルミニウム層232は、プログラム電圧が無くとも第1浮動ゲート部分層231aおよび第2浮動ゲート部分層231bに蓄積された電荷量の流出を防ぐよう、十分厚く設計される。
以下では、図3を参照して、浮動ゲートメモリ配置物300の好ましい実施例を説明する。
浮動ゲートメモリ配置物300は、図2Eに示すように基本的にマトリックス形式に配置された複数の浮動ゲートメモリセル240を有する。しかしながら、配置物300を説明する簡単な図を提供するために、図3では4つの浮動ゲートメモリセル240のみを示す。図3は、基本的にマトリックス形式の浮動ゲートメモリセル240の配置物の平面図を示し、ある場合には、低位のレベルに位置し、本質的には被覆される(例えば浮動ゲート部分層231a、231b)部品も、図の明確さを高めるために可視化されている。
図3に示すように、浮動ゲートメモリセル240は、パターニングされた第4アルミニウム層241の各重複領域に配置され、ワード線および対応する「ビット線」301として形成される。各「ビット線」301は、関連する浮動ゲートメモリセルのソース/ドレインにそれぞれ結合される2本の線、ソース線およびビット線(これは図2Eからの接触211および213に対応する)を含む。各ワード線241は、対応する浮動ゲートメモリセル240の制御ゲート電極に結合される。このように、個々のセルへ高速アクセスする4Fの蓄積密度を達成するのは非常に容易である。この配置物は、それ故にアクセスタイムと複雑さの点でNAND構成より遙かに優れている。
本書類では、以下の公開文献を引用する:
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“Theoretical Consideration of a New Nanometer Transistor Using Metal/Insulator Tunnel−Junction”,Jpn.J.Appl.Phys.Vol.35,pp.2090−2094
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図1は、本発明の第1実施形態例による浮動ゲートメモリセルの断面図を示す。 図2Aから図2Dは、本発明の好ましい実施形態例による浮動ゲートメモリセル構成法の異なる時点における一連の層を示す。
図2Eは、本発明の第2実施形態例による浮動ゲートメモリセル構成法の好ましい実施形態例を用いて構成される浮動ゲートメモリセルを示す。
図3は、本発明の好ましい実施形態例による浮動ゲートメモリセル配置物の平面図を示す。
符号の説明
参照記号リスト
100 浮動ゲートメモリセル
101 第1ソース/ドレイン領域
102 第2ソース/ドレイン領域
103 チャネル領域
104 第1誘電体層
105 浮動ゲート層
106 第2誘電体層
107 制御ゲート電極層
108 二酸化ケイ素基板
200 一連の層
201 二酸化ケイ素基板
202 第1アルミニウム層
203 酸化タンタル層
204 第2アルミニウム層
210 一連の層
211 第1ソース/ドレイン領域
212 チャネル領域
213 第2ソース/ドレイン領域
214 第1酸化アルミニウム層
220 一連の層
221 第3アルミニウム層
230 一連の層
231a 第1浮動ゲート部分層
231b 第2浮動ゲート部分層
232 第2酸化アルミニウム層
240 浮動ゲートメモリセル
241 第4アルミニウム層
300 浮動ゲートメモリ配置物
301 ビット線

Claims (18)

  1. 浮動ゲートメモリセルであって、
    ・2つのソース/ドレイン領域および浮動ゲート層が、金属導体材料から形成され;
    ・チャネル領域が、電気絶縁材料から形成される、
    メモリセル。
  2. 請求項1に記載の浮動ゲートメモリセルであって、前記2つのソース/ドレイン領域および前記浮動ゲート層が金属を含む、メモリセル。
  3. 請求項1または2に記載の浮動ゲートメモリセルであって、
    ・前記2つのソース/ドレイン領域および前記領域間に配置された前記チャネル領域が、互いに隣接して配置される第1層と;
    ・前記第1層上の第1誘電体層と;
    ・前記第1誘電体層上の前記浮動ゲート層と;
    ・前記浮動ゲート層上の第2誘電体層と;
    ・前記第2誘電体層上の制御ゲート電極層と、
    を含むメモリセル。
  4. 請求項3に記載の浮動ゲートメモリセルであって、前記第1層が、基板上に配置される、メモリセル。
  5. 請求項3に記載の浮動ゲートメモリセルであって、前記第1層前記第1誘電体層、前記浮動ゲート層、前記第2誘電体層および前記制御ゲート電極層から形成される一連の層が、前記基板上に配置され、前記一連の層の横方向端部が、前記基板表面上に配置される、メモリセル。
  6. 請求項5に記載の浮動ゲートメモリセルであって、前記一連の層が、さらに前記第1誘電体層を含まない前記第1層の前記主表面上に別の第1誘電体層、さらに前記第1誘電体層上にさらに別の浮動ゲート層、さらに前記浮動ゲート層上にさらに別の第2誘電体層、さらに前記第2誘電体層上にさらに別の制御ゲート電極層を含み、前記制御ゲート電極層およびさらなる前記別の制御ゲート電極層が互いに結合される、メモリセル。
  7. 請求項4から6の1つに記載の浮動ゲートメモリセルであって、前記基板が、前記電気絶縁材料からなる、メモリセル。
  8. 請求項7に記載の浮動ゲートメモリセルであって、前記基板が、二酸化ケイ素からなる、メモリセル。
  9. 請求項3から8の1つに記載の浮動ゲートメモリセルであって、互いに独立に、前記2つのソース/ドレイン領域、前記浮動ゲート層および前記制御ゲート電極層が、下記材料
    ・アルミニウム
    ・チタン
    ・窒化チタン
    ・銅および
    ・タングステン
    の1つまたは組み合わせを含む、
    メモリセル。
  10. 請求項1から9の1つに記載の浮動ゲートメモリセルであって、前記チャネル領域が、下記材料
    ・酸化タンタル
    ・酸化チタン
    ・酸化ハフニウム
    ・アモルファスシリコンおよび
    ・酸化ジルコニウム
    の1つまたは組み合わせを含む、
    メモリセル。
  11. 請求項3から10の1つに記載の浮動ゲートメモリセルであって、互いに独立に、前記第1誘電体層および前記第2誘電体層が、下記材料
    ・酸化アルミニウム
    ・窒化シリコン
    ・二酸化ケイ素および
    ・酸化ランタン
    の1つまたは組み合わせを含む、
    メモリセル。
  12. 請求項3から11の1つに記載の浮動ゲートメモリセルであって、前記2つのソース/ドレイン領域が、前記アルミニウムからなり、前記チャネル領域が、酸化タンタルからなる、あるいは前記2つのソース/ドレイン領域が、チタンからなり、チャネル領域が、酸化チタンからなる、メモリセル。
  13. 浮動ゲートメモリ配置物であって、実質的にマトリックス形式に配置された、請求項1から12の1つに記載の複数の浮動ゲートメモリセルを有する、配置物。
  14. 請求項13に記載の浮動ゲートメモリ配置物であって、1つの浮動ゲートメモリセルに必要な面積が、約4Fであり、Fは特定の技術で達成しうる最小領域サイズである、配置物。
  15. 回路配置であって、
    ・半導体基板に集積され、少なくとも1つの半導体部品を有する回路と;
    ・前記集積回路上にある請求項1から12の1つに記載の少なくとも1つの前記浮動ゲートメモリセル、
    を有する回路配置物。
  16. 浮動ゲートメモリセルの構成方法であって、
    ・前記2つのソース/ドレイン領域および前記浮動ゲート層を、前記金属導体材料から形成する工程;
    ・前記チャネル領域を、電気絶縁材料から形成する工程を包含する、構成方法。
  17. 請求項16に記載の方法であって、
    ・第1層を、前記2つのソース/ドレイン領域および前記領域間に配置された前記チャネ領域を、互いに隣接して形成することによって基板上に形成すること;
    ・第1誘電体層を、前記第1層上に形成すること;
    ・前記浮動ゲート層を、前記第1誘電体層上に形成すること;
    ・第2誘電体層を、前記浮動ゲート層上に形成すること;
    ・制御ゲート電極層を、前記第2誘電体層上に形成することを特徴とする、
    方法。
  18. 請求項16に記載の方法であって、
    ・前記第1ソース/ドレイン領域を、基板の表面領域に形成すること;
    ・前記チャネル領域を、前記第1ソース/ドレイン領域上に形成すること;
    ・前記第2ソース/ドレイン領域を、前記チャネル領域上に形成すること;
    ・前記第1ソース/ドレイン領域、前記チャネル領域および前記第2ソース/ドレイン領域によって形成される前記一連の層上に, 第1誘電体層を形成すること;
    ・浮動ゲート層を、前記第1誘電体層の側壁領域上に少なくとも部分的に形成すること;
    ・第2誘電体層を、前記浮動ゲート層上および前記第1誘電体層の非被覆表面の少なくとも部分領域上に形成すること;
    ・制御ゲート電極層を、前記第2誘電体層上に形成することを特徴とする、方法。
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