JP2005520477A - 過電圧を制限する方法および回路構成 - Google Patents

過電圧を制限する方法および回路構成 Download PDF

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Abstract

IGBT(3)およびフリーホイールダイオードの並列回路における過電圧を制限するために、不要な電流スパイクが存在している間に遮断されたIGBT(3’)を導通状態にするために、過電圧を打ち消す電流が一対のIGBTとフリーホイールダイオードとに生じるまで、有害な電流スパイクを使用する。この作用する電流は、漏れインダクタンス(Lσ)の電流変化度を低減し、誘導された有害な過電圧を低減する。

Description

発明の詳細な説明
本発明は、誘導負荷(例えば電動機)のスイッチングの結果として負荷ドライバに作用する過電圧を制限する方法および回路構成に関するものである。
誘導負荷のスイッチングを行う場合、スイッチを遮断すると、高い誘導逆起電力(induktive Gegenspannungen)が生じ、負荷ドライバ(Lasttreiber)を破壊してしまうことがある。この過電圧を防止するために、通常、過電圧または電流スパイク(Stromspitzen)を負荷ドライバから吸収する、いわゆるフリーホイールダイオード(Freilaufdioden)を、負荷ドライバに対して並列に接続する。
誘導負荷を制御する適用例として、例えば、電動機を駆動するためのコンバーター回路がある。図6に、公知のコンバーター回路を概略的に示す。例えば、交流電圧源1の3相交流電圧を、初めに、整流部(Gleichrichterstufe)2によって整流し、この電圧を、負荷ドライバ3を用いて、可変的な出力周波数を有する交流電圧に変換し、負荷4(ここでは3相電動機M)に供給する。また、出力電圧を生成する信号を、マイクロコントローラ(Mikrocontroller)5によって供給する。これらの信号を、ゲートドライバGDを用いて、負荷ドライバ3の駆動に適したパルスに変換する。このような構成からなる基本的な素子が、ハーフブリッジ(Halbbruecke)6(図6の枠内)である。
電気的な駆動のためのこのようなコンバーターにおいて、電動機Mの形態をとる負荷4は、誘導成分(induktive Anteile)を有している。このコンバーターを用いることにより、負荷ドライバ3のパルス幅に変調されたスイッチングよって、電動機Mの3相に、ほぼ正弦曲線の電流を生成する。誘導された過電圧(Ueberspannungen)から保護するために、各負荷ドライバ3はそれぞれ、各負荷ドライバ3に対して並列に接続されたフリーホイールダイオード7を1つずつ備えている。この場合、負荷4内の誘導成分のために、電流の方向は、ハーフブリッジ6内の負荷ドライバ3とそれに対応するフリーホイールダイオード7との間でどちらにも切り替わる。(図6および図7参照)。
図7に、このようなハーフブリッジ6を単独で示す。ハーブブリッジ6は、直列に接続された負荷ドライバ3を2つずつ備えている。また、この直列に接続された2つの負荷ドライバ3は、供給電位+VCCと基準電位0Vとの間に配置されている。また、各負荷ドライバに、フリーホイールダイオード7が1つずつ並列に接続されている。また、負荷4は、2つの負荷ドライバ3について共通の端子に接続されている。このようにして、負荷4を交流電圧で駆動できるブリッジ回路を形成できる。
供給電圧VCCは、全てのハーフブリッジ6に対して供給電圧VCCを供給する中間回路容量(Zwischenkreiskondensator)8に緩衝蓄積(zwischengespeichert)される。なお、中間回路は、中間回路容量8およびハーフブリッジ6から構成されている。
各ハーフブリッジ6において、負荷4のインダクタンスに加えて、構成要素内の漏れインダクタンスLσ,int、および、構成によって規定される外部漏れインダクタンスLσ,extが作用する。また、上記の2つの負荷ドライバ3は、2つの負荷ドライバのうち一方のみを導通させ、他方を遮断するように駆動される。
また、図7には、誘導負荷LLからの電流を整流するときの、上部フリーホイールダイオード7から導通(スイッチON(einschaltenden))状態の下部負荷ドライバ3への、ハーフブリッジ6における原理的な電流の流れが示されている。(これらの負荷ドライバ3を交互に切り替える。すなわち、一方の負荷ドライバが導通状態である間、他方の負荷ドライバは遮断状態とされる)。導通動作の前には、上部フリーホイールダイオード7を通って自由に流れる電流IVは、負荷LL、上部フリーホイールダイオード7、および、もとから存在している2つの漏れインダクタンスLσ,intおよびLσ,extを通って流れている。整流動作が終了した後、つまり、下部負荷ドライバ3を導通させたとき、電流は、負荷LLおよび下部負荷ドライバ3並びに下部漏れインダクタンスLσ,intおよびLσ,extを通って流れる(一般に、半導体が組み込まれたスイッチが負荷ドライバ3として用いられる。それゆえ、このスイッチは、電源半導体(Leistungshalbleiter)あるいは半導体電源スイッチ(Halbleiterleistungsschalter)とも呼ばれている)。点線で示しているのは、スイッチング動作の間、フリーホイールダイオード7を導通した状態から遮断状態に移行することにより生じた電流寄与(Strombeitrag)IZである。
この要素が、図8A〜図9Bに示した逆方向電流スパイクを引き起こす。ハーフブリッジ内の漏れインダクタンスLσ,int、および、この回路構成に起因する外部漏れインダクタンスLσ,extは、それぞれ、逆方向電流スパイクが減衰している間に、中間回路電圧または供給電圧VCCよりも大きな過電圧を、フリーホイールダイオード7に誘導してしまう。この過電圧は、場合によっては、負荷ドライバ3またはフリーホイールダイオード7の最大許容電圧を上回る(つまり、フリーホイールダイオード7を破壊してしまう場合がある)。
フリーホイールダイオード7から負荷ドライバ3に電流が流れる間に、負荷ドライバ3での電流の増加(Stromanstiegs)の変化度が、負荷ドライバ3を駆動することによって決定される。負荷LLからの電流に加えて、フリーホイールダイオード7の蓄積電荷(Speicherladung)に起因するいわゆる逆方向電流スパイク(Rueckstromspitze)が生じる。この付加的な逆方向電流スパイクは、中間回路容量8から供給され、漏れインダクタンスLσ,intまたはLσ,extを介して中間回路に流れる。この逆方向電流スパイクは、フリーホイールダイオード7の最適化に応じて、多少(mehr oder weniger)急速に低下する。逆方向電流スパイクの大きさおよび減衰速度は、負荷ドライバ3における電流の増加の変化度di/dtの影響を受けやすい。
中間回路における漏れインダクタンスLσ,intおよびLσ,extの大きさおよび電流変化度di/dtに応じて、負荷ドライバ3での電流の増加の際に、ハーフブリッジ6および負荷ドライバ3で電圧降下が生じる。この電圧降下は、法則u(Lσ)=Lσ*di/dtにしたがって規定される。逆方向電流スパイクの減衰中に、漏れインダクタンスLσ,intσおよびLσ,extで、反対の電圧(umgekehrte Spannung)が発生する。この電圧は、フリーホイールダイオード7に電圧スパイク(Spannungsspitze)を引き起こす。非常に急速にチョッピング(abreissenden)するフリーホイールダイオード7の場合、大きな漏れインダクタンスLσ,intσおよびLσ,extのために、破壊限界(Zerstoerungsgrenze)までの過電圧スパイク(Ueberspannungsspitzen)が生じるおそれがある。
図8Aおよび図8Bに、スイッチング動作中の負荷ドライバ3の電圧(Spannung am Bauteil)Vce、負荷ドライバ3を導通して流れる負荷電流IC、および、スイッチング負荷ドライバ3’(図8A)および(遮断されている負荷ドライバ3’’に並列に接続された)フリーホイールダイオード7(図8B)でのゲート電圧VGEを、概略的に示す。
スイッチングの間に、導通している負荷ドライバ3’のゲート電圧VGEは、−15Vから+15Vに上昇し、負荷ドライバ3の電圧Vceは、+VCC(供給電圧または中間回路電圧VCCの正電位)からほぼ0Vに降下する。また、負荷ドライバを流れる電流(負荷電流IC)は、急速に増加し、短い電流スパイクの後でその公称値ICとなる(einnimmt)。
また、遮断されている負荷ドライバ3’’に並列に接続されたフリーホイールダイオード7’’では、フリーホイール電流(Freilaufstrom)が、(短いオーバーシュート(Ueberschwinger)または負電流スパイク(negativen Stromspitze、逆方向電流スパイクともいう)によって、公称値ICからゼロに低下する。遮断されている負荷ドライバ3’’のゲート電圧VGEは、−15Vのままである。一方、負荷ドライバの電圧Vceは、(同様に、短く、強いオーバーシュート(過電圧ともいう)によって)、0Vから+VCCに上昇する。
このような整流動作(電流反転(Stromumkehrung)または切り替え(Umschaltung))を、誘導負荷およびそれに類似したスイッチング動作(例えばスイッチング方式の電源装置(Schaltnetzteilen))に適用する場合にも行う。
このような過電圧からフリーホイールダイオード7を保護するために、従来(少なくとも組織内で(firmenintern)知られている限り)、整流動作を制御する負荷ドライバ3は、よりゆっくりと接続されていた。この場合、逆方向電流スパイクが低下し、フリーホイールダイオード7は、ゆるやかなチョッピング(abreisst)を示す(図9Aおよび図9B参照)。
図9Aおよび図9Bに、より大きなゲート抵抗を用いることによって負荷ドライバのスイッチングをゆっくりと行うことの、過電圧および逆方向電流スパイクへの影響を示す(図9Aは、導通された負荷ドライバ3’の状態(Verhaeltnisse)を示し、図9Bは、遮断された負荷ドライバ3’’に並列に接続されたフリーホイールダイオード7’’の状態を示す)。比較のために、図8Aまたは図8Bに示した電流/電圧の経過曲線(Strom-/Spannungsverlaeufe)を、それぞれ点線で示す。特に、接続された負荷ドライバでの損失(Verluste)は、図8Aの電流/電圧の経過曲線に見られるように、結果として、著しく上昇する。
影響を及ぼしやすい(wirksame)漏れインダクタンスLσを、いわゆる緩衝回路(Snubberbeschaltung)によって低減することは、(少なくとも組織内で)知られている。負荷ドライバ3の電流変化度を、この負荷ドライバをよりゆっくりと駆動することにより低減する場合、負荷ドライバ3の中で容認できない(nicht akzeptablen)スイッチング損失が増す。そして、緩衝回路のコストは高くなり、さらに、緩衝回路内の損失が増す。
本発明の目的は、付加的な損失を低減することにより過電圧を制限するための方法および回路構成を提示することにある。特に、大きな過電圧および逆方向電流スパイクを低減することを目的としている。
この目的を、請求項1の特徴を有する過電圧を制限するための方法、および、請求項7または13の特徴を有する回路構成によって、達成する。
この場合、整流している間に、フリーホイールダイオードに並列に接続した(半導体)電力スイッチ(負荷ドライバとよぶ)を、フリーホイールダイオードに生じる(過)電圧に対するリミッタ(制限装置)として利用する。フリーホイールダイオードに対して並列に接続された負荷ドライバを用いて過電圧を制限するために、逆方向電流スパイクが減衰している間に、一対の半導体スイッチとフリーホイールダイオードとにおいて電流がさらに低下するまで、この負荷ドライバを瞬間的に導通(スイッチON)させる。これにより、この付加的に低下する電流は、回路構成に起因する漏れインダクタンスにおける電流変化度を少なくし、誘導電圧を低減させる。この瞬間的な導通は、逆方向電流スパイクの発生と一時的に(zeitlich)同調(abgestimmt)される。
本発明の有効な発展形については、従属請求項に提示する。
このように、半導体スイッチとして、遮断された半導体スイッチの制御端子と出力端子とが互いに大きな入力インピーダンスで接続された、いわゆるIGBTを使用することができる。この場合、電流スパイクが発生すると、半導体スイッチは、瞬間的に導通される。これにより、非常に簡単に、電圧スパイクをある程度打ち消す(entgegenzuwirken)ことができる。
電流スパイクが発生している間、または、少なくとも電流スパイクが減衰している間に、所定の持続時間で、振幅が所定の閾値よりも小さく、長方形の形状をした電圧パルスを、遮断された半導体スイッチの制御端子に供給することも有効である。
さらに、単純な長方形の形状をしたパルスに代えて、階段状の(stufenfoermigen)電圧パルスを使用することが有効である。この場合、逆方向電流スパイクを打ち消すために、最も大きな振幅が、少なくとも逆方向電流スパイクが減衰している間に瞬間的に存在する。
遮断された他方の半導体スイッチにおける出力端子の電圧は、付加的に(あるいは単独で)フィードバック経路を介して上記半導体スイッチの制御端子にフィードバックされる。これにより、遮断された半導体スイッチを、電流スパイクまたは誘導過電圧が生じている間に、瞬間的に導通する。その結果、電流スパイクの降下における電流変化度、および、それによる過電圧が減少する。
(フィードバックに加えて)電流スパイクが生じている間または減衰している間に、電圧パルスを半導体スイッチの制御端子に供給することにより、この効果をさらに増大させられる。これにより、本来遮断されている半導体スイッチが、部分的に導通する。
このフィードバック経路は、電圧が閾値を越えた時にだけフィードバック経路を作動させるような構成要素を、少なくとも1つ備えていることが好ましい。この目的のために、反直列(antiseriell)に接続した2つの定電圧ダイオード(Zenerdioden)を使用することができる。これにより、所定の電圧を超える場合にのみ、本来は遮断されている半導体スイッチを駆動し、部分的に導通できる。そして、これにより、過電圧の発生を一時的に調整できる。これに代わる方法、あるいは、補足する方法として、フリーホイール装置での電圧の増大(Spannungsanstieg)を、例えば容量を用いて、負荷ドライバの制御端子にフィードバックしてもよい。これにより、逆方向電流スパイクの大きさおよび変化度を下げるように、整流動作を行うことができる。したがって、簡単でコストを抑えた手段を用いて、電流変化度を上げることにより、誘導過電圧を効果的に低減でき、有害な電流スパイクを低減することができる。さらに、過電圧または逆方向電流スパイクを打ち消す半導体スイッチの駆動は、逆方向電流スパイクの存在に一時的に連動する。フィードバックを開始する閾値は、、フィードバック経路における構成要素の寸法に応じて簡単に設定することができる。
次に、本発明の実施例を、概略的な図面に基づいて詳述する。
図1Aおよび図1Bは、それぞれ、導通状態の半導体スイッチ、および、遮断された半導体スイッチに対して並列に接続されたフリーホイールダイオードにおける、電流/電圧の経過曲線を示す図である。
図2は、定電圧ダイオードをフィードバック経路に備えた、本発明の回路構成の第1実施例を示す図である。
図3Aは、分離された(gesonderten)容量をフィードバック経路に備えた、本発明の回路構成の他の実施例を示す図である。
図3Bは、ダイオードの電流変化度に比例した信号用のフィードバック経路を備えた、本発明の回路構成の他の実施例を示す図である。
図4および図5は、本発明の方法の2つの実施例にしたがった、導通状態の半導体スイッチでの電流/電圧の経過曲線を示す図である。
図6は、3相の電動機を制御するための公知のコンバーター回路を示す図である。
図7は、図5に示した公知のコンバーター回路のハーフブリッジと、その中で生じた電流とを示す図である。
図8Aおよび図8Bは、図6に示した導通状態の半導体スイッチを含むハーフブリッジでの電流/電圧の経過曲線を示す図である。
図9Aおよび図9Bは、より大きなゲート抵抗を用いた場合の、図6に示した導通状態の半導体スイッチを含むハーフブリッジでの電流/電圧の経過曲線を示す図である。
これらの図および実施例では、機能的に同じ部分には、同じ参照符号を付けている。
例えば電動機(図6参照)のような、誘電負荷LLの制御またはスイッチングのために、ドライバとして、電力半導体部品(Leistungshalbleiterbauelemente;電力スイッチ、負荷ドライバ3、あるいは、半導体スイッチとも言う)がよく用いられる。この負荷ドライバ3自体を、通常、マイクロコントローラ5を備えた制御ユニットによって制御する。誘導負荷LLをスイッチングする場合、特に負荷LLを遮断する場合、有害な高い電圧が誘導されるので、誘導された過電圧を低減するフリーホールダイオード7が、各負荷ドライバ3に対して1つずつ並列に接続されている。
通常、誘導負荷LLを制御するために、ハーフブリッジ6を使用する。この場合、並列に接続されたフリーホイールダイオード7を1つずつ備えた2つの負荷ドライバ3が直列に接続されており、交互にスイッチングする(導通されている負荷ドライバを3’、遮断されている負荷ドライバを3’’で示す)。2つの負荷ドライバ3の間には、誘導負荷LLに対する出力端子が配置されている。
負荷ドライバ3として、ここでは、2つのIGBT電力トランジスタ(Leistungstransistoren)を使用する(ハーフブリッジ一式を示した図2を参照)。各IGBTの制御端子(ゲート)の上流には、ゲート直列抵抗器Rgが配置されており、その上流には、ゲートドライバGD(図6参照)からなる出力増幅部(Endverstaerkerstufe、出力増幅段)が配置されている。このような出力増幅部の1つの適切な形態が、9として示したエミッタホロアー回路(Emitterfolgerschaltung;図2、図3、回路部9)である。ゲートドライバGD自体は、図6に示したようにマイクロコントローラ5に接続されている。ゲートドライバGDの出力増幅部9には、正の供給電圧VG+および負の供給電圧VG−が印加され、共通の制御端子を介して制御信号Vgetedriveを供給する(図4参照)。この制御信号Vgetedriveは、最終的にIGBTのゲートに到達する。
また、ハーフブリッジ6は、通常、集積素子として形成されている。その素子内の漏れインダクタンスLσ,int、および、回路構成に起因する外部漏れインダクタンスLσ,extを用いて、スイッチングの間に引き起こされる逆方向電流スパイクが減衰している間に、過電圧(ハーフブリッジ6の供給電圧VCCよりも大きな電圧)を、フリーホイールダイオード7に誘導することができる。なお、この過電圧が、用いられる構成素子に適した最大許容電圧を上回る場合もある。このため、負荷ドライバ3をスイッチングしている間に電気回路に存在するインダクタンスが誘導するこれらの過電圧(または、大きな電流変化度di/dt、あるいは、急な電圧上昇du/dtを有する電流スパイク)を、低減する必要がある。
本発明では、フリーホイールダイオード7に対して並列に接続された負荷ドライバ3(IGBT)を、切り替え中にフリーホイールダイオード7の過電圧に対するリミッタ(Begrenzer)として利用する。並列に接続された負荷ドライバ3による過電圧の制限は、逆方向電流スパイクが減衰している間に、一対の負荷ドライバフリーホイールダイオードとにおいて電流がさらに低下するまでこの負荷ドライバ3を瞬間的に切り替えることによって達成される。この付加的に低下した電流は、誘導された電流スパイクを打ち消し、漏れインダクタンスLσ,intおよびLσ,extの電流変化度を低減させる。これにより、誘導された過電圧も降下する。
IGBTのゲートとエミッタとを、IGBTが遮断された状態で、入力インピーダンスが大きくなるように互いに接続する。これにより、並列に接続されたフリーホイールダイオード7における電流の方向が変えられる時に、必要な瞬間だけ、IGBTを導通状態にすることができる。なぜなら、フリーホイールダイオード電流のチョッピング(Abreissen)によって、電流変化度di/dtの上昇、フリーホイールダイオード7および並列に接続されたIGBTでの急な電圧の上昇du/dtが起こるからである。
この電圧の上昇du/dtによって、IGBTのいわゆるミラー容量を介してゲート電圧VGEが上昇する。なお、ゲート電圧VGEは、ゲート−エミッタ接続の入力インピーダンスが大きいので、ゆっくりと低減する。これにより、IGBTは、電圧の上昇du/dtの間、部分的に導通状態になる。この結果、電圧の上昇du/dtは低下し、IGBTは再び遮断される。全体として電流によってほんのわずかな負荷がかかる(参照:これに関する電流/電圧の経過曲線を図1Aおよび図1Bに示す)。
図1Aおよび図1Bに、フリーホイールダイオード7’’に対して並列に接続されたIGBT(負荷ドライバ3’’)の瞬間的な導通が過電圧および逆方向電流スパイクに影響を及ぼす結果を、電流/電圧の経過曲線を用いて示す。図1Aは、導通状態のIGBT(負荷ドライバ3’)における電流/電圧の経過曲線を示し、図1Bは、遮断された他のIGBT(負荷ドライバ3’’)に関する電流/電圧の経過曲線を示す。
導通されていない(いわば、遮断された)IGBTのゲート電圧VGEを瞬間的に印加すると、このゲート電圧VGEは、短い時間の間にパルスの形状で上昇する。これにより、中間回路電圧または供給電圧VCCの過度な上昇を、従来技術と比べて著しく低減できる(従来技術の電流/電圧の状態を、図8Aおよび図8Bに点線で示す)。さらに、導通された負荷電流ICの電流変化度di/dtが小さくなる。ただし、これにより、切り替えによる損失は増加する。
しかし、図1Aおよび図1Bにおける負荷電流ICの点線曲線と実線曲線との比較から明らかなように、スイッチングによる損失はわずかに増すだけである。瞬間的なIGBTの導通における損失については、導通された電流がわずかであるので、無視できる。
電流変化度または過電圧を著しく低減するために、IGBT3およびフリーホイールダイオード7のそれぞれの組に対して、フィードバック経路11(図2)を設けてもよい。このフィードバック経路は、フリーホイールダイオード7’’のカソード(またはIGBTのコレクター)の電圧をIGBTの制御入力部にフィードバックする(ゲートドライバGDの出力増幅部9に供給される制御信号Vgatedriveに影響を与える)。これにより、遮断されているIGBTが、瞬間的に導通される。
フィードバック経路11には、定電圧ダイオードを配置することが有効である(この定電圧ダイオードは、図2の実施例では、30Vの定電圧ダイオード12であり、クランプ定電圧ダイオード13に対して反平行に直列接続されている。)。これにより、フリーホイールダイオード7’’で規定の過電圧に達した場合にのみ、フリーホイールダイオードに対して平行に接続された、遮断されているIGBTが導通状態になる(いわゆる過電圧クランプ(Ueberspannungsclamping))。
定電圧ダイオード12,13を用いて、ゲートドライバGDの出力増幅部9へのフィードバックによって過電圧をクランプ電圧(Clamp-Spannung)よりも大きくできる場合、つまり制御信号Vgatedriveを制御する場合、IGBTは瞬間的に少なくとも部分的に導通状態になる。
IGBTのゲート端子への直接的なフィードバックに対して、この回路では、非常にわずかな電流を用いて定電圧ダイオードに負荷をかける。このようにして、図1Aおよび図1Bに示した電流/電圧の経過曲線と同様の導通状態が得られる。
図3Aに示したように、2つの定電圧ダイオード12,13の代わりに、フィードバック経路11に外部容量Cextを用いてもよい。この場合、フリーホイールダイオード7’’のカソード電圧の上昇が、フリーホイールダイオード7’’に対して並列に接続されたIGBTの制御端子にフィードバックされる。これにより、IGBTは、瞬間的に少なくとも部分的に導通する。これにより、過度な電圧上昇および逆方向電流スパイクが打ち消される。
最後に述べた2つの措置(Massnahmen)を組み合わせて使用することも有効である。つまり、フィードバック経路11の外部容量Cextを用いて、フリーホイール装置での電圧が上昇しているの間、電力ドライバ(Leistungstreibers)の制御端子に導通電圧よりも低い電圧でバイアスをかけることができる。この場合、(例えば、上述の定電圧ダイオード回路を介して)閾値電圧を超えたときの並列接続によるフィードバックを、負荷能力から完全に自由に(wesentlich traegheitsfreier)行う。なぜなら、負荷ドライバの導通動作によってわずかな電圧振動を克服する必要があるからである。
同様に、制御信号を、フリーホイールダイオードでの電流変化度の大きさに比例して、フィードバック経路14を介して負荷ドライバの制御端子に(例えば、変圧器Ue、増幅器AMP、評価回路CCなどを用いて)フィードバックしてもよい(図3B)。逆方向電流スパイクの最大値を超えた後でフリーホイール装置での電流が低減する場合の電流変化度を、負荷ドライバの制御端子にフィードバックする。その結果、この負荷ドライバは、瞬間的に少なくとも部分的に導通状態になり、逆方向電流スパイクでの電流の低減を制限する。この措置は、負荷ドライバの制御端子をバイアスするための上記した措置のうちの1つ、または、以下に記載する措置のうちの1つと組み合わせてもよい。このようにして、簡単な手段によって、フリーホイール装置の過電圧を低減できる。
寸法が適切である場合、逆方向電流スパイクが最大値に達する前のフリーホイール装置の電流変化度を、利用することができる。これにより、負荷ドライバの制御端子に、導通する閾値よりも低い電圧をバイアスすることができる。この方法の利点は、負荷ドライバでの制御電圧の上昇が、整流動作と同時に、自動的に生じる点にある。
最も簡単な場合には、電流変化度を、漏れインダクタンスLσ,int、Lσ,extを介した電圧降下から検出することができる。すなわち、変圧器に基づいて検出したり、あるいは、適切な感知器を用いて電流の検出および評価を行うこともできる。ここでは、電流変化度の符号の交換(Vorzeichenwechsel)を、dI/dt><0のそれぞれの場合を区別して(Fallunterscheidung)、信号の調整または評価を行う必要がある。
これにより、フリーホイールダイオード7’’の電圧増大の変化度を適切に制御でき、逆方向電流スパイクの経過曲線を(つまり過電圧も)調整することができる。調整された電圧の増大du/dtの大きさを、容量Cextの容量の体系的な選択によって調整する。なお、この大きさは、第1実施例の場合のように、スイッチング動作の間に変化したミラー容量の値によって制御しない。このように、図1Aおよび図1Bに示した電流/電圧の経過曲線と同様のスイッチング動作を実現できる。
また、フィードバック経路11あるいはフリーホイールダイオード7(のカソード)と、IGBTの制御端子との間のフィードバック経路11に代えて、スイッチング動作時に制御信号Vgatedriveを用いることによって、IGBTを適切に駆動することができる。ここでは、フリーホイールダイオード7’’に対して並列に接続されたIGBTを、制御信号Vgatedrive(図4)によって適切に導通(少なくとも部分的に導通)させる。ここで、制御信号Vgatedriveは、フリーホイールダイオード7’’での逆方向電流スパイクの時点(Zeitpunkt)のものを用いる。この措置は、整流動作中の規定の時間窓(Zeitfenster)内で行われる。続いて、再びスイッチを切る(遮断する)。この措置は、実際に負荷の制御に影響する制御信号Vgatedriveが、このIGBTに供給されていない時に行われる。
逆方向電流スパイクによって一時的に調整された制御信号Vgatedriveにより、フリーホイールダイオード7’’に対して並列に接続された、本質的に遮断されたIGBTのゲート電圧VGEは、整流動作中に瞬間的に増大する。これにより、IGBTが少なくとも部分的に駆動する。
このように駆動する場合の電流/電圧の状態を、図4の上部部分に例示する。なお、図4には、比較のために、図8Aおよび図8Bの経過曲線を点線で示している。負荷電流ICは、IGBTを遮断すると低下する。また、この負荷電流Icのスパイクおよび電流変化度di/dtの著しい増加は、従来技術(点線で示した負荷電流ICの電流経過曲線)と比べて、負の範囲において小さい。中間回路電圧VCCのオーバーシュートは小さく、または、過電圧(スパイク)は小さい。なぜなら、IGBTの駆動が過電圧を適切に打ち消すからである。
階段状の制御信号Vgatedrive、および、それと結びついたゲート電圧VGEの瞬間的な増大に代えて、長方形の波形をした制御信号Vgatedrive、および、それと結びついた、図4のゲート電圧VGEと比較して平均して高いゲート電圧VGE(図5)を供給してもよい。フリーホイールダイオード7’’に対して並列に配置された、本来遮断されているIGBTのゲート電圧VGEは、フリーホイールダイオード7での負荷電流ICの逆方向電流スパイクが生じている間の所定の短い時間窓において、フリーホイールダイオード7からの電流を整流する間に、閾値より低い値まで増大する。
第1実施例の場合と同様にここでもまた、入力インピーダンスが大きいゲート−エミッタ接続がないので、フリーホールダイオード7およびフィードバック容量(キャパシタCext)の電圧の上昇du/dtの結果として、導通状態にすることができる。
この方法の利点は、IGBTが導通するまでの電圧間隔が狭まることである。つまり、電圧の増大du/dtのフィードバックが作用するまで遅延時間を縮小できる。
逆方向電流スパイクに一時的に調整された制御信号Vgatedriveは、IGBTの電圧を、所定の時間窓において、フリーホイールダイオード7’’に対して平行に増大させる。これにより、例えば、フィードバック容量を介して、IGBTを少なくとも部分的に駆動できる。その結果生じるスイッチング動作(電流/電圧の経過曲線)を、図8Aおよび図8Bの動作と比較した図5の上部部分に示す。
このゲート電圧VGEを、一定の大きさで駆動することにより、上記した実施例の場合よりもわずかに増加(stark)させることができる。しかし、フリーホイール方向のコレクター電圧Vce/電圧は、上記した実施例の場合と同様に変化する。負荷電流Icの電流変化度di/dtは幾分小さく減少するが、逆方向電流スパイクは、まだ、従来技術の場合の逆方向電流スパイクに比べてそれほど急ではない(図5の負荷電流Icに対する点線を参照)。
切り替え動作の間にフリーホイールダイオード7の電圧を制限するために、IGBTのゲート電圧VGEを適切に制御する回路構成を、フィードバック経路11と組み合わせることもできる。同様に、第1実施例で詳述したように、入力インピーダンスの大きな、遮断状態でのIGBTのゲートとエミッタとの接続を、フィードバック経路11またはゲート電圧VGEの瞬間的かつ適切な駆動と組み合わせることができる。したがって、フリーホイールダイオード7では、過電圧および/または逆方向電流スパイクを簡単かつ効果的に低減することができる。つまり、このフリーホイールダイオード7を破壊から十分に保護できる。
誘導された過電圧を制限するためのフリーホイールダイオードは、十分に知られている。同様に、電力スイッチに並列に接続された単一のダイオードには必ずしも効果的ではない、機能的に等価な(aequivalente)フリーホイール装置も、知られている。本発明に関して、フリーホイール装置に、フリーホイールダイオードを用いるか、等価な手段を用いるかは重要ではない。これに対して、誘導された過電圧および高い電流変化度を、本発明の方法にしたがって、あるいは、本発明の回路構成を用いて低減することが重要である。
導通状態の半導体スイッチまたは遮断状態の半導体スイッチに対して並列に接続されたフリーホイールダイオードにおける、電流/電圧の経過曲線を示す図である。 導通状態の半導体スイッチまたは遮断状態の半導体スイッチに対して並列に接続されたフリーホイールダイオードにおける、電流/電圧の経過曲線を示す図である。 定電圧ダイオードをフィードバック経路に備えた、本発明の回路構成の第1実施例を示す図である。 分離された容量をフィードバック経路に備えた、本発明の回路構成の他の実施例を示す図である。 ダイオードの電流変化度に比例した信号用のフィードバック経路を備えた、本発明の回路構成の他の実施例を示す図である。 本発明の方法の第2実施例にしたがった、導通状態の半導体スイッチでの電流/電圧の経過曲線を示す図である。 本発明の方法の第2実施例にしたがった、導通状態の半導体スイッチでの電流/電圧の経過曲線を示す図である。 3相の電動機を制御するための公知のコンバーター回路を示す図である。 図5に基づいた公知のコンバーター回路のハーフブリッジと、その中で生じた電流とを示す図である。 図6に示したハーフブリッジの導通状態の半導体スイッチでの電流/電圧の経過曲線を示す図である。 図6に示したハーフブリッジの導通状態の半導体スイッチでの電流/電圧の経過曲線を示す図である。 より大きなゲート抵抗を用いた場合の、図6に示したハーフブリッジの導通状態の半導体スイッチでの電流/電圧の経過曲線を示す図である。 より大きなゲート抵抗を用いた場合の、図6に示したハーフブリッジの導通状態の半導体スイッチでの電流/電圧の経過曲線を示す図である。

Claims (16)

  1. 半導体電力スイッチ(3)に対して並列に配置されたフリーホイール装置(7)の過電圧を制限する方法であって、
    並列に接続された半導体電力スイッチ(3)とフリーホイール装置(7)とを、少なくとも2対、直列に接続し、
    この2対の間に、誘導負荷(LL)の出力端子を配置し、
    一方の半導体電力スイッチ(3’’)を遮断状態に、他方の半導体電力スイッチ(3’)を非遮断状態に制御する方法において、
    遮断されている半導体電力スイッチ(3’’)を、このスイッチに対応するフリーホイール装置(7’’)において過電圧の発生する瞬間または電流スパイクの減衰している間に、上記スイッチの出力部に瞬間的な電流が生じるまで、瞬間的に導通状態にすることを特徴とする方法。
  2. 半導体電力スイッチ(3)として、IGBTまたはMOS電力トランジスタを使用し、
    IGBTが遮断されている場合に、ゲート端子およびエミッタ端子を、入力インピーダンスが大きくなるように互いに接続することにより、
    電流スパイクが発生したときに、半導体電力スイッチ(3)を瞬間的に導通状態にすることことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 上記遮断された半導体電力スイッチ(3’’)の制御端子に、所定の持続時間かつ所定の振幅の電圧パルスを、フリーホイール装置(7’’)での電流スパイクの発生と瞬間的に同調するように、供給することを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。
  4. 上記遮断された半導体電力スイッチ(3’’)の制御端子に、電流スパイクの発生と同調するように、所定の短い持続時間を有する階段状の電圧パルスを供給することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 上記フリーホイール装置(7)の電圧を、フィードバック経路(11)を介して、遮断された半導体電力スイッチ(3)の制御端子にフィードバックすることにより、
    遮断された半導体電力スイッチ(3)を、電圧スパイクの間、瞬間的に、少なくとも部分的に導通状態にすることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 上記フリーホイール装置(7)における電流変化度を、他のフィードバック経路(14)を介して、遮断された半導体電力スイッチ(3)の制御端子にフィードバックし、
    遮断された半導体スイッチを、電流スパイクの間、瞬間的に、少なくとも部分的に導通状態にすることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 半導体電力スイッチ(3)に対して並列に配置されたフリーホイール装置(7)の過電圧を制限する回路構成であって、
    少なくとも1つの半導体電力スイッチ(3)と、それに対して並列に接続されたフリーホイール装置(7)とが、少なくとも2対、直列に接続され、
    この2対の間に、誘導負荷(LL)の出力端子が配置されており、
    フィードバック経路(11)が、各スイッチ(3)の出力部と、当該半導体電力スイッチ(3)の制御端子(9)との間に備えられていることを特徴とする回路構成。
  8. 上記フィードバック経路(11)が、少なくとも1つの構成素子(12,13)を備え、
    上記構成素子(12,13)は、閾値電圧を超える場合にのみ、所定の閾値よりも大きな電圧のみを制御端子にフィードバックして制御端子を駆動することを特徴とする、請求項7に記載の回路構成。
  9. 上記フィードバック経路が、構成素子(Cext)を備えており、
    制御端子へのフィードバックが、上記構成素子(Cext)を介してフリーホイール装置の電圧の増大に比例するように行われることを特徴とする、請求項7に記載の回路構成。
  10. フィードバック経路(11)の構成要素として、反平行に接続された2つの定電圧ダイオード(12,13)が用いられていることを特徴とする、請求項7、8、または、9に記載の回路構成。
  11. フィードバック経路(11)の構成要素として、容量(Cext)が用いられていることを特徴とする、請求項7、8、または、9に記載の回路構成。
  12. 上記フィードバック経路(11)に、定電圧ダイオードおよび外部キャパシタからなる並列回路が用いられていることを特徴とする、請求項7、8、または、9に記載の回路構成。
  13. 半導体電力スイッチ(3)に対して並列に配置されたフリーホイール装置(7)の過電圧を制限する回路構成であって、
    少なくとも1つの半導体電力スイッチ(3)と、それに対して並列に接続されたフリーホイール装置(7)とが、少なくとも2対、直列に接続され、
    この2対の間に、誘導負荷(LL)の出力端子が配置されており、
    フィードバック経路(14)が、電力ドライバの入力部と制御端子との間に備えられ、
    上記フィードバック経路は、フリーホイール装置を流れる電流の変化度が閾値を超える場合にのみ、制御端子を駆動することができるように形成されていることを特徴とする回路構成。
  14. 内部および/または外部の漏れインダクタンスにおける電圧降下が、上記フィードバックに用いられることを特徴とする、請求項13に記載の回路構成。
  15. 上記電流の増加が、変圧器での誘導によってフィードバックされることを特徴とする、請求項13に記載の回路構成。
  16. 上記半導体電力スイッチ(3)として、IGBT電力トランジスタが用いられることを特徴とする、請求項7〜15のいずれか1項に記載の回路構成。

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