JP2005518370A5 - - Google Patents

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JP2005518370A5
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  1. 式(I)
    Figure 2005518370
    〔式中、Wは水素原子、ハロゲン原子、アルキル基又はアルコキシ基を表し、
    Xはハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基、ハロアルキル基、ハロアルコキシ基又はシアノ基を表し、
    Yは4位にあり、水素原子、アルコキシ基、ハロゲン原子、シアノ基又はハロアルキル基を表し、
    Zは3位又は5位にあり、水素原子又はアルキル基を表し、
    Wはまた水素原子、ハロゲン原子又はアルキル基を表し、
    Xはまたハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基、ハロアルキル基、ハロアルコキシ基又はシアノ基を表し、
    Yはまた4位にあり、それぞれ場合によって置換されたアリール又はヘタリル基を表し、
    Zはまた水素原子を表し、
    Wは同様に水素原子、ハロゲン原子又はアルキル基を表し、
    Xは同様にハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基、ハロアルキル基、ハロアルコキシ基又はシアノ基を表し、
    Zは同様に5位にあり、それぞれ場合によって置換されたアリール又はヘタリル基を表し、
    Yは4位にあり、同様に水素原子、アルキル基又はハロゲン原子を表し、
    Wはさらに水素原子、メチル基、プロピル基、イソプロピル基又はハロゲン原子を表し、
    Xはさらにハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基、ハロアルキル基、ハロアルコキシ基又はシアノ基を表し、
    Zは3位又は5位にあり、さらに水素原子、ハロゲン原子又はアルキル基を表し、
    Yは4位にあり、さらに水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、ハロアルキル基、シアノ基又はハロアルコキシ基を表し、
    Aは水素原子を表すか、それぞれ場合によってハロゲン置換されたアルキル、アルケニル、アルコキシアルキル、ポリアルコキシアルキル、アルキルチオアルキル基を表すか、あるいは飽和もしくは不飽和の場合によって置換されたシクロアルキル基(該シクロアルキル基の環原子の少なくとも1個は場合によってヘテロ原子で置換されていてもよい)を表し、
    Bは水素原子、アルキル基又はアルコキシアルキル基を表し、あるいは、
    A及びBはこれらを結合している炭素原子と一緒になって飽和もしくは不飽和の非置換又は置換された環であって場合によって少なくとも1個のヘテロ原子を含有していてもよい環を表し、
    Dは水素原子を表すか又は場合によって置換された基であってアルキル基、アルケニル基、アルコキシアルキル基、ポリアルコキシアルキル基、アルキルチオアルキル基、飽和もしくは不飽和シクロアルキル基(但し、該シクロアルキル基の環構成要素の1つ以上は場合によってヘテロ原子で置換されていてもよい)からなる群から選択される場合によって置換された基を表し、
    Gは水素原子(a)を表すか又は下記の基
    Figure 2005518370
    を表し、基中、
    Eは金属イオン同等物又はアンモニウムイオンを表し、
    Lは酸素原子又は硫黄原子を表し、
    Mは酸素原子又は硫黄原子を表し、
    はそれぞれ場合によってハロゲン置換されたアルキル、アルケニル、アルコキシアルキル、アルキルチオアルキル、ポリアルコキシアルキル基を表すか、又は場合によってハロゲン、アルキルもしくはアルコキシ置換されたシクロアルキル基(該シクロアルキル基は少なくとも1個のヘテロ原子によって中断されていてもよい)を表すか、あるいはそれぞれ場合によって置換されたフェニル、フェニルアルキル、ヘタリル、フェノキシアルキル又はヘタリルオキシアルキル基を表し、
    はそれぞれ場合によってハロゲン置換されたアルキル、アルケニル、アルコキシアルキル、ポリアルコキシアルキル基を表すか、あるいはそれぞれ場合によって置換されたシクロアルキル、フェニル又はベンジル基を表し、
    、R及びRは互いに独立してそれぞれ場合によってハロゲン置換されたアルキル、アルコキシ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルチオ、アルケニルチオ、シクロアルキルチオ基を表すか、あるいはそれぞれ場合によって置換されたフェニル、ベンジル、フェノキシ又はフェニルチオ基を表し、
    及びRは、互いに独立して水素原子を表すか、それぞれ場合によってハロゲン置換されたアルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルコキシ、アルコキシアルキル基を表すか、場合によって置換されたフェニルを表すか、場合によって置換されたベンジル基を表すか、あるいはこれらを結合しているN原子と一緒になって酸素原子又は硫黄原子を介在していてもよい環を表す〕で示される化合物。
  2. 式中、
    Wが水素原子、ハロゲン原子、C〜Cアルキル基又はC〜Cアルコキシ基を表し、
    Xがハロゲン原子、C〜Cアルキル基、C〜Cアルコキシ基、C〜Cハロアルキル基、C〜C ハロアルコキシ基又はシアノ基を表し、
    Yが4位にあり、水素原子、C〜Cアルコキシ基、ハロゲン原子、シアノ基又はC〜Cハロアルキル基を表し、
    Zが3位又は5位にあり、水素原子又はC〜Cアルキル基を表し、
    Wがまた水素原子、ハロゲン原子又はC〜Cアルキル基を表し、
    Xがまたハロゲン原子、C〜Cアルキル基、C〜Cアルコキシ基、C〜Cハロアルキル基、C〜C ハロアルコキシ基又はシアノ基を表し、
    Yがまた4位にあり、下記の基:
    Figure 2005518370
    Figure 2005518370
    を表し、
    Zがまた水素原子を表し、
    がまた水素原子、ハロゲン原子、C〜C12アルキル基、C〜Cアルコキシ基、C〜Cアルキルチオ基、C〜Cアルキルスルフィニル基、C〜Cアルキルスルホニル基、C〜Cハロアルキル基、C〜Cハロアルコキシ基、ニトロ基、シアノ基を表すか、あるいはフェニル基、フェノキシ基、フェノキシ−C〜Cアルキル基、フェニル−C〜Cアルコキシ基、フェニルチオ−C〜Cアルキル基又はフェニル−C〜Cアルキルチオ基を表し、これらの基のそれぞれは場合によってハロゲン原子、C〜Cアルキル基、C〜Cアルコキシ基、C〜Cハロアルキル基、C〜Cハロアルコキシ基、ニトロ基又はシアノ基でモノ置換又は多置換されていてもよく、
    及びVがまた互いに独立して水素原子、ハロゲン原子、C〜Cアルキル基、C〜Cアルコキシ基、C〜Cハロアルキル基又はC〜Cハロアルコキシ基を表し、
    及びVがまた、一緒になってC〜Cアルカンジイル基であって場合によってハロゲン原子及び/又はC〜Cアルキル基で置換されていてもよく且つ場合によって1個又は2個の酸素原子で連鎖が中断されていてもよいC〜Cアルカンジイル基を表し、
    Wが同様に水素原子、ハロゲン原子又はC〜Cアルキル基を表し、
    Xが同様にハロゲン原子、C〜Cアルキル基、C〜Cアルコキシ基、C〜Cハロアルキル基、C〜Cハロアルコキシ基又はシアノ基を表し、
    Zが同様に5位にあり、下記の基:
    Figure 2005518370
    Figure 2005518370
    を表し、
    Yが同様に4位にあり、水素原子、C〜Cアルキル基又はハロゲン原子を表し、
    が同様に水素原子、ハロゲン原子、C〜C12アルキル基、C〜Cアルコキシ基、
    〜Cアルキルチオ基、C〜Cアルキルスルフィニル基、C〜Cアルキルスルホニル基、C〜Cハロアルキル基、C〜Cハロアルコキシ基、ニトロ基、シアノ基を表すかあるいはフェニル基、フェノキシ基、フェノキシ−C〜Cアルキル基、フェニル−C〜Cアルコキシ基、フェニルチオ−C〜Cアルキル基又はフェニル−C〜Cアルキルチオ基を表し、これらの基のそれぞれは場合によってハロゲン原子、C〜Cアルキル基、C〜Cアルコキシ基、C〜Cハロアルキル基、C〜Cハロアルコキシ基、ニトロ基又はシアノ基でモノ置換又は多置換されていてもよく、
    及びVが互いに独立して同様に水素原子、ハロゲン原子、C〜Cアルキル基、C〜Cアルコキシ基、C〜Cハロアルキル基又はC〜Cハロアルコキシ基を表し、
    及びVが一緒になって同様にC〜Cアルカンジイル基であって場合によってハロゲン原子及び/又はC〜Cアルキル基で置換されていてもよく且つ場合によって1個又は2個の酸素原子で連鎖が中断されていてもよいC〜Cアルカンジイル基を表し、
    Wがさらに水素原子、メチル基、プロピル基、イソプロピル基又はハロゲン原子を表し、
    Xがさらにハロゲン原子、C〜Cアルキル基、C〜Cアルコキシ基、C〜Cハロアルキル基、C〜Cハロアルコキシ基又はシアノ基を表し、
    Zがさらに3位又は5位にあり、水素原子、ハロゲン原子又はC〜Cアルキル基を表し、
    Yがさらに4位にあり、水素原子、ハロゲン原子、C〜Cアルキル基、C〜Cハロアルキル基、シアノ基又はC〜Cハロアルコキシ基を表し、
    Aが水素原子を表すか又はそれぞれ場合によってハロゲン置換されたC〜C12アルキル、C〜Cアルケニル、C〜C10アルコキシ−C〜Cアルキル、ポリC〜Cアルコキシ−C〜Cアルキル、C〜C10アルキルチオ−C〜Cアルキル基を表すか、あるいは場合によってハロゲン、C〜Cアルキル又はC〜Cアルコキシ置換されたC〜Cシクロアルキル基(場合によって該シクロアルキル基の1個又は直接に隣り合わない2個の環構成要素は酸素原子及び/又は硫黄原子で置換されていてもよい)を表し、
    Bが水素原子、C〜C12アルキル基又はC〜CアルコキシC〜Cアルキル基を表すか、あるいは、
    A、B及びこれらに結合している炭素原子が、飽和C〜C10シクロアルキル基又は不飽和C〜C10シクロアルキル基を表し、これらの基の環構成要素の1つは場合によって酸素原子又は硫黄原子で置換されていてもよく且つこれらの基は場合によってC〜Cアルキル基、C〜C10シクロアルキル基、C〜Cハロアルキル基、C〜Cアルコキシ基、C〜Cアルキルチオ基、ハロゲン原子又はフェニル基でモノ置換又はジ置換されていてもよい、
    Dが水素原子を表すか又はそれぞれ場合によってハロゲン置換されたC〜C12アルキル、C〜Cアルケニル、C〜C10アルコキシ−C〜Cアルキル、ポリ−C〜Cアルコキシ−C〜Cアルキル、C〜C10アルキルチオ−C〜Cアルキル基、場合によってハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cアルコキシ又はC〜Cハロアルキル置換されたC〜Cシクロアルキル基(但し、該シクロアルキル基の環構成要素の1つは場合によって酸素原子又は硫黄原子で置換されていてもよい)を表し、
    Gが水素原子(a)を表すか又は下記の基
    Figure 2005518370
    の一つを表し、基中、
    Eが金属イオン同等物又はアンモニウムイオンを表し、
    Lが酸素原子又は硫黄原子を表し、
    Mが酸素原子又は硫黄原子を表し、
    が、それぞれ場合によってハロゲン置換されたC〜C20アルキル、C〜C20アルケニル、C〜Cアルコキシ−C〜Cアルキル、C〜Cアルキルチオ−C〜Cアルキル、ポリ−C〜Cアルコキシ−C〜Cアルキル基を表すか又は場合によってハロゲン、C〜CアルキルもしくはC〜Cアルコキシ置換されたC〜Cシクロアルキル基(該シクロアルキル基の環構成要素の直接隣り合わない1個以上は場合によって酸素原子及び/又は硫黄原子で置換されていてもよい)を表すか、
    場合によってハロゲン、シアノ、ニトロ、C〜Cアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルキル、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cアルキルチオ又はC〜Cアルキルスルホニル置換されたフェニル基を表すか、
    場合によってハロゲン、ニトロ、シアノ、C〜Cアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルキル又はC〜Cハロアルコキシ置換されたフェニル−C〜Cアルキル基を表すか、
    場合によってハロゲン又はC〜Cアルキル置換された5又は6員ヘタリル基を表すか、
    場合によってハロゲン又はC〜Cアルキル置換されたフェノキシ−C〜Cアルキル基を表すか、あるいは、
    場合によってハロゲン、アミノ又はC〜Cアルキル置換された5又は6員ヘタリルオキシ−C〜Cアルキル基を表し、
    が、それぞれ場合によってハロゲン置換されたC〜C20アルキル、C〜C20アルケニル、C〜Cアルコキシ−C〜Cアルキル、ポリ−C〜Cアルコキシ−C〜Cアルキル基を表すか、
    場合によってハロゲン、C〜Cアルキル又はC〜Cアルコキシ置換されたC〜Cシクロアルキル基を表すか、あるいは、
    それぞれ場合によってハロゲン、シアノ、ニトロ、C〜Cアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルキル又はC〜Cハロアルコキシ置換されたフェニル又はベンジル基を表し、
    が場合によってハロゲン置換されたC〜Cアルキル基を表すか、あるいはそれぞれ場合によってハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルキル、C〜Cハロアルコキシ、シアノ又はニトロ置換されたフェニル又はベンジル基を表し、
    及びRが互いに独立してそれぞれ場合によってハロゲン置換されたC〜Cアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルアミノ、ジ(C〜Cアルキル)アミノ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルケニルチオ、C〜Cシクロアルキルチオ基を表すか、あるいはそれぞれ場合によってハロゲン、ニトロ、シアノ、又はC〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cハロアルキルチオ、 C〜Cアルキル又はC〜Cハロアルキル置換されたフェニル、フェノキシ又はフェニルチオ基を表し、
    及びRが互いに独立して水素原子を表すか、それぞれ場合によってハロゲン置換されたC〜Cアルキル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルケニル、C〜Cアルコキシ−C〜Cアルキル基を表すか、場合によってハロゲン、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルキル又はC〜Cアルコキシ置換されたフェニル基を表すか、場合によってハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル又はC〜Cアルコキシ置換されたベンジル基を表すか、あるいはこれらを結合している窒素原子と一緒になって場合によってC〜Cアルキル置換されたC〜Cシクロアルキル基(但し、場合によって1個の炭素原子は酸素原子又は硫黄原子で置換されていてもよい)を表す、請求項1に記載の式(I)で示される化合物。
  3. 式中、
    Wが水素原子、塩素原子、臭素原子、C〜Cアルキル基又はC〜Cアルコキシ基を表し、
    Xが塩素原子、臭素原子、C〜Cアルキル基、C〜Cアルコキシ基、C〜Cハロアルキル基、C〜C ハロアルコキシ基又はシアノ基を表し、
    Yが4位にあり、水素原子、C〜Cアルコキシ基、塩素原子、臭素原子、シアノ基又はC〜Cハロアルキル基を表し、
    Zが3位又は5位にあり、水素原子又はC〜Cアルキル基を表し、
    Wがまた水素原子、塩素原子、臭素原子又はC〜Cアルキル基を表し、
    Xがまた塩素原子、臭素原子、C〜Cアルキル基、C〜Cアルコキシ基、C〜Cハロアルキル基、C〜Cハロアルコキシ基又はシアノ基を表し、
    Yがまた4位にあり、下記の基:
    Figure 2005518370
    を表し、
    Zがまた水素原子を表し、
    がまた水素原子、弗素原子、塩素原子、臭素原子、C〜Cアルキル基、C〜Cアルコキシ基、C〜Cハロアルキル基、C〜Cハロアルコキシ基、ニトロ基、シアノ基を表すか、あるいはフェニル基であって場合によって弗素原子、塩素原子、臭素原子、C〜Cアルキル基、C〜Cアルコキシ基、C〜Cハロアルキル基、C〜Cハロアルコキシ基、ニトロ基又はシアノ基でモノ置換又は置換されていてもよいフェニル基を表し、
    及びVが互いに独立して水素原子、弗素原子、塩素原子、臭素原子、C〜Cアルキル基、C〜Cアルコキシ基、C〜Cハロアルキル基又はC〜Cハロアルコキシ基を表し、
    及びVが一緒になってまた基−O−CH−O−及び−O−CF−O−を表し、
    Wが同様に水素原子、塩素原子、臭素原子又はC〜Cアルキル基を表し、
    Xが同様に塩素原子、C〜Cアルキル基又はC〜Cハロアルキル基を表し、
    Zが同様に5位にあり、下記の基:
    Figure 2005518370
    を表し、
    Yが同様に4位にあり、水素原子、C〜Cアルキル基又は塩素原子を表し、
    が同様に水素原子、弗素原子、塩素原子、臭素原子、C〜Cアルキル基、C〜Cアルコキシ基、C〜Cハロアルキル基、C〜Cハロアルコキシ基、ニトロ基、シアノ基を表すか、あるいはフェニル基であって場合によって弗素原子、塩素原子、臭素原子、C〜Cアルキル基、C〜Cアルコキシ基、C〜Cハロアルキル基、C〜Cハロアルコキシ基、ニトロ基又はシアノ基でモノ置換又は置換されていてもよいフェニル基を表し、
    及びVが互いに独立して同様に水素原子、弗素原子、塩素原子、臭素原子、C〜Cアルキル基、C〜Cアルコキシ基、C〜Cハロアルキル基又はC〜Cハロアルコキシ基を表し、
    及びVが一緒になって同様に基−O−CH−O−又は−O−CF−O−を表し、
    Wがさらに水素原子、メチル基、塩素原子又は臭素原子を表し、
    Xがさらに塩素原子、臭素原子、C〜Cアルキル基、C〜Cアルコキシ基、C〜Cハロアルキル基、C〜Cハロアルコキシ基又はシアノ基を表し、
    Zがさらに3位又は5位にあり、水素原子、塩素原子、臭素原子又はC〜Cアルキル基を表し、
    Yがさらに4位にあり、水素原子、塩素原子、臭素原子、C〜Cアルキル基、C〜Cハロアルキル基、シアノ基又はC〜Cハロアルコキシ基を表し、
    Aが水素原子を表すか、C〜C10アルキル基又はC〜Cアルコキシ−C〜Cアルキル基(これらの基のそれぞれは場合によって弗素原子又は塩素原子でモノ〜トリ置換されていてもよい)を表すか、C〜Cシクロアルキル基であって場合によって弗素原子、塩素原子、C〜Cアルキル基又はC〜Cアルコキシ基でモノ又はジ置換されていてもよく且つ場合によって1個の環構成要素が酸素原子又は硫黄原子で置換されていてもよいC〜Cシクロアルキル基を表し、
    Bが水素原子又はC〜Cアルキル基を表すか、あるいは、
    A、B及びこれらを結合している炭素原子が、飽和又は不飽和C〜Cシクロアルキル基であって場合によって環構成要素の1つが酸素原子又は硫黄原子で置換されていてもよく且つ場合によってC〜Cアルキル基、C〜Cシクロアルキル基、C〜Cハロアルキル基又はC〜Cアルコキシ基でモノ置換されていてもよい飽和又は不飽和C〜Cシクロアルキル基を表し、
    Dが水素原子を表すか、C〜C10アルキル基、C〜Cアルケニル基、C〜CアルコキシC〜Cアルキル基又はC〜Cアルキルチオ−C〜Cアルキル基(これらの基のそれぞれは場合によって弗素原子又は塩素原子でモノ〜トリ置換されていてもよい)を表すか、あるいはC〜Cシクロアルキル基であって場合によって弗素原子、塩素原子、C〜Cアルキル基、C〜Cアルコキシ基又はC〜Cハロアルキル基で置換されていてもよく且つ場合によって1個のメチレン基が酸素原子又は硫黄原子で置換されていてもよいC〜Cシクロアルキル基を表し、
    Gが水素原子(a)を表すか又は下記の基
    Figure 2005518370
    の一つを表し、基中、
    Eが金属イオン同等物又はアンモニウムイオンを表し、
    Lが酸素原子又は硫黄原子を表し、
    Mが酸素原子又は硫黄原子を表し、
    が、C〜C16アルキル基、C〜C16アルケニル基、C〜Cアルコキシ−C〜Cアルキル基、C〜Cアルキルチオ−C〜Cアルキル基又はポリ−C〜Cアルコキシ−C〜Cアルキル基(これらの基のそれぞれは場合によって弗素原子又は塩素原子でモノ〜トリ置換されていてもよい)を表すか、あるいはC〜Cシクロアルキル基であって場合によって弗素原子、塩素原子、C〜Cアルキル基又はC〜Cアルコキシ基でモノあるいはジ置換されていてもよく且つ場合によって環構成要素の1個あるいは直接隣り合わない個以上が酸素原子及び/又は硫黄原子で置換されていてもよいC〜Cシクロアルキル基を表すか、
    フェニル基であって場合によって弗素原子、塩素原子、臭素原子、シアノ基、ニトロ基、C〜Cアルキル基、C〜Cアルコキシ基、C〜Cハロアルキル基、C〜Cハロアルコキシ基、C〜Cアルキルチオ基又はC〜Cアルキルスルホニル基でモノ又はジ置換されていてもよいフェニル基を表すか、
    フェニルC〜Cアルキル基であって場合によって弗素原子、塩素原子、臭素原子、C〜Cアルキル基、C〜Cアルコキシ基、C〜Cハロアルキル基又はC〜Cハロアルコキシ基でモノ又はジ置換されていてもよいフェニル−C〜Cアルキル基を表すか、
    ピラゾリル基、チアゾリル基、ピリジル基、ピリミジル基、フラニル基又はチエニル基(これらの基のそれぞれは場合によって弗素原子、塩素原子、臭素原子又はC〜Cアルキル基でモノ置換されていてもよい)を表すか、あるいは
    フェノキシ−C〜Cアルキル基であって、場合によって弗素原子、塩素原子、臭素原子又はC〜Cアルキル基でモノ又はジ置換されていてもよいフェノキシ−C〜Cアルキル基を表し、
    が、C〜C16アルキル基、C 〜C16アルケニル基、C〜Cアルコキシ−C〜Cアルキル基又はポリ−C〜Cアルコキシ−C〜Cアルキル基(これらの基のそれぞれは場合によって弗素原子でモノ〜トリ置換されていてもよい)を表すか、
    〜Cシクロアルキル基であって場合によって弗素原子、塩素原子、C〜Cアルキル基又はC〜Cアルコキシ基でモノ又はジ置換されていてもよいC〜Cシクロアルキル基を表すか、あるいは、
    フェニル基又はベンジル基を表し(これらの基のそれぞれは場合によって弗素原子、塩素原子、臭素原子、シアノ基、ニトロ基、C〜Cアルキル基、C〜Cアルコキシ基、C〜Cハロアルキル基又はC〜Cハロアルコキシ基でモノ又はジ置換されていてもよい)、
    が場合によって弗素原子でモノ〜トリ置換されていてもよいC〜Cアルキル基を表すか、あるいはフェニル基又はベンジル基(これらの基のそれぞれは場合によって弗素原子、塩素原子、臭素原子、C〜Cアルキル基、C〜Cアルコキシ基、C〜Cハロアルキル基、C〜Cハロアルコキシ基、シアノ基又はニトロ基でモノ又はジ置換されていてもよい)を表し、
    がC〜Cアルキル基、C〜Cアルコキシ基、C〜Cアルキルアミノ基、ジ(C〜Cアルキル)アミノ基、C〜Cアルキルチオ基、C〜Cアルケニルチオ基、C〜Cシクロアルキルチオ基を表すかあるいはフェニル基、フェノキシ基又はフェニルチオ基を表し、これらの基のそれぞれは場合によって弗素原子、塩素原子、臭素原子、ニトロ基、シアノ基、C〜Cアルコキシ基、C〜Cハロアルコキシ基、C〜Cアルキルチオ基、C〜Cハロアルキルチオ基、C〜Cアルキル基又はC〜Cハロアルキル基でモノ又はジ置換されていてもよく、
    がC〜Cアルコキシ基又はC〜Cアルキルチオ基を表し、
    がC〜Cアルキル基、C〜Cシクロアルキル基、C〜Cアルコキシ基、C〜Cアルケニル基、C〜CアルコキシC〜Cアルキル基を表すか、フェニル基であって場合によって弗素原子、塩素原子、臭素原子、C〜Cハロアルキル基、C〜Cアルキル基又はC〜Cアルコキシ基でモノ又はジ置換されていてもよいフェニル基を表すか、あるいはベンジル基であって場合によって弗素原子、塩素原子、臭素原子、C〜Cアルキル基、C〜Cハロアルキル基又はC〜Cアルコキシ基でモノ又はジ置換されていてもよいベンジル基を表し、
    が水素原子、C〜Cアルキル基又はC〜Cアルケニル基を表すか、
    及びRがこれらを結合している窒素原子と一緒になって場合によってメチル基又はエチル基でモノ又はジ置換されていてもよいC〜Cシクロアルキル基であって場合によって1個のメチレン基が酸素原子又は硫黄原子で置換されていてもよいC〜Cシクロアルキル基を表す、請求項1に記載の式(I)で示される化合物。
  4. 式中、
    Wが水素原子、塩素原子、メチル基、エチル基又はメトキシ基を表し、
    Xが塩素原子、臭素原子、メチル基、エチル基、プロピル基、メトキシ基、トリフルオロメチル基、ジフルオロメトキシ基、トリフルオロエトキシ基又はシアノ基を表し、
    Yが4位にあり、水素原子、メトキシ基、塩素原子、臭素原子又はトリフルオロメチル基を表し、
    Zが3位又は5位にあり、水素原子又はメチル基を表し、
    Wがまた水素原子、塩素原子、臭素原子又はメチル基を表し、
    Xがまた塩素原子、臭素原子、メチル基、エチル基、プロピル基、メトキシ基、トリフルオロメチル基、ジフルオロメトキシ基又はシアノ基を表し、
    Yがまた4位にあり基:
    Figure 2005518370
    を表し、
    Zがまた水素原子を表し、
    がまた水素原子、弗素原子、塩素原子、臭素原子、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、tert−ブチル基、メトキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ基、イソプロポキシ基、トリフルオロメチル基又はトリフルオロメトキシ基を表し、
    がまた水素原子、弗素原子、塩素原子、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、メトキシ基、エトキシ基又はトリフルオロメチル基を表し、
    Wが同様に水素原子、塩素原子又はメチル基を表し、
    Xが同様に塩素原子、メチル基又はトリフルオロメチル基を表し、
    Zが同様に5位にあり、基:
    Figure 2005518370
    を表し、
    Yが同様に4位にあり、水素原子又はメチル基を表し、
    が同様に水素原子、弗素原子、塩素原子、臭素原子、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、tert−ブチル基、メトキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ基、イソプロポキシ基、トリフルオロメチル基又はトリフルオロメトキシ基を表し、
    が同様に水素原子、弗素原子、塩素原子、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、メトキシ基、エトキシ基又はトリフルオロメチル基を表し、
    Wがさらに水素原子、メチル基、塩素原子又は臭素原子を表し、
    Xがさらに塩素原子、臭素原子、メチル基、メトキシ基、トリフルオロメチル基、ジフルオロメトキシ基、トリフルオロメトキシ基又はシアノ基を表し、
    Zがさらに3位又は5位にあり、水素原子、塩素原子、臭素原子又はメチル基を表し、
    Yがさらに4位にあり、水素原子、塩素原子、臭素原子、メチル基、トリフルオロメチル基又はトリフルオロメトキシ基を表し、
    Aが水素原子、C〜Cアルキル基又はC〜Cアルコキシ−C〜Cアルキル基を表すか、C〜Cシクロアルキル基であって場合によって弗素原子、メチル基、エチル基及びメトキシ基でモノ置換されていてもよく且つ場合によってその環構成要素の一つが酸素原子又は硫黄原子で置換されていてもよいC〜Cシクロアルキル基を表し、
    Bが水素原子、メチル基又はエチル基を表すか、あるいは
    A、B及びこれらを結合している炭素原子が飽和C〜Cシクロアルキル基であって、場合によってその環構成要素の一つが酸素原子で置換されていてもよく且つ場合によってメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、トリフルオロメチル基、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基又はイソブトキシ基でモノ置換されていてもよい飽和C〜Cシクロアルキル基を表し、
    Dが水素原子を表すか、C〜Cアルキル基、C〜Cアルケニル基、C〜CアルコキシC〜Cアルキル基、C〜Cアルキルチオ−C〜Cアルキル基又はC〜Cシクロアルキル基(これらの基のそれぞれは場合によって弗素原子でモノ〜トリ置換されていてもよい)を表し、
    Gが水素原子(a)を表すか又は下記の基:
    Figure 2005518370
    の一つを表し、基中、
    Eが金属イオン同等物又はアンモニウムイオンを表し、
    Lが酸素原子又は硫黄原子を表し、及び
    Mが酸素原子又は硫黄原子を表し、
    が、C〜C10アルキル基、C〜C10アルケニル基、C〜Cアルコキシ−C〜Cアルキル基、C〜Cアルキルチオ−C〜Cアルキル基(これらの基のそれぞれは場合によって弗素原子又は塩素原子でモノ〜トリ置換されていてもよい)を表すか、あるいはC〜Cシクロアルキル基であって場合によって弗素原子、塩素原子、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、i−ブチル基、tert−ブチル基、メトキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ基又はイソプロポキシ基でモノ又はジ置換されていてもよく且つ場合によってその環構成要素の一つが酸素原子で置換されていてもよいC〜Cシクロアルキル基を表すか、
    フェニル基であって、場合によって弗素原子、塩素原子、臭素原子、シアノ基、ニトロ基、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、tert−ブチル基、メトキシ基、エトキシ基、トリフルオロメチル基又はトリフルオロメトキシ基でモノ又はジ置換されていてもよいフェニル基を表すか、
    ベンジル基であって、場合によって弗素原子、塩素原子、臭素原子、メチル基、メトキシ基、トリフルオロメチル基又はトリフルオロメトキシ基でモノ又はジ置換されていてもよいベンジル基を表すか、
    フラニル基、チエニル基、ピリジル基、ピリミジル基、チアゾリル基又はピラゾリル基(これらの基のそれぞれは場合によって弗素原子、塩素原子、臭素原子、メチル基又はエチル基で置換されていてもよい)を表し、
    が、C〜C10アルキル基、C〜C10アルケニル基又はC〜CアルコキシC〜Cアルキル基(これらの基のそれぞれは場合によって弗素原子でモノ〜トリ置換されていてもよい)を表すか、
    〜Cシクロアルキル基であって場合によって弗素原子、塩素原子、メチル基、エチル基又はメトキシ基でモノ置換されていてもよいC〜Cシクロアルキル基を表すか、あるいは、
    フェニル基又はベンジル基(これらの基のそれぞれは場合によって弗素原子、塩素原子、シアノ基、ニトロ基、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、メトキシ基、エトキシ基、トリフルオロメチル基又はトリフルオロメトキシ基でモノ置換されていてもよい)を表し、
    がメチル基、エチル基、n−プロピル基を表すか、あるいはフェニル基であって場合によって弗素原子、塩素原子、臭素原子、メチル基、tert−ブチル基、メトキシ基、トリフルオロメチル基、トリフルオロメトキシ基、シアノ基又はニトロでモノ置換されていてもよいフェニル基を表し、
    がC〜Cアルキル基、C〜Cアルコキシ基、C〜Cアルキルアミノ基、ジ(C〜Cアルキル)アミノ基、C〜Cアルキルチオ基を表すか、あるいはフェノキシ基又はフェニルチオ基(これらの基のそれぞれは場合によって弗素原子、塩素原子、臭素原子、ニトロ基、シアノ基、C〜Cアルコキシ基、C〜Cフルオロアルコキシ基、C〜Cアルキルチオ基、C〜Cフルオロアルキルチオ基又はC〜Cアルキル基でモノ置換されていてもよい)を表し、
    がメトキシ基、エトキシ基、メチルチオ基又はエチルチオ基を表し、
    がC〜Cアルキル基、C〜Cシクロアルキル基、C〜Cアルコキシ基、C〜Cアルケニル基、C〜Cアルコキシ−C〜Cアルキル基を表すか、フェニル基であって場合によって弗素原子、塩素原子、臭素原子、トリフルオロメチル基、メチル基又はメトキシ基でモノ又はジ置換されていてもよいフェニル基を表すか、あるいはベンジル基であって場合によって弗素原子、塩素原子、臭素原子、メチル基、トリフルオロメチル基又はメトキシ基でモノ置換されていてもよいベンジル基を表し、
    が水素原子、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基又はアリル基を表すか、
    あるいは、
    及びRがこれらを結合している窒素原子と一緒になってC〜Cシクロアルキル基であって、場合によってメチル基でモノ又はジ置換されていてもよく且つ場合によって1個のメチレン基が酸素原子で置換されていてもよいC〜Cシクロアルキル基を表す、請求項1に記載の式(I)で示される化合物。
  5. 式中、
    Wが水素原子、メチル基、エチル基又は塩素原子を表し、
    Xがメチル基又は塩素原子を表し、
    Yが4位にあり、メトキシ基、塩素原子、臭素原子又はトリフルオロメチル基を表し、
    Zが5位にあり、水素原子又はメチル基を表し、
    Aがメチル基を表し、
    Bがメチル基を表し、
    Dがメチル基又は水素原子を表し、
    Gが水素原子を表し、
    Wが同様に水素原子を表し、
    Xが同様にメチル基又は塩素原子を表し、
    Zが同様に5位にあり、次の基:
    Figure 2005518370
    を表し、
    Yが同様に水素原子を表し、
    Aが同様にメチル基を表し、
    Bが同様にメチル基を表し、
    A及びBが一緒になって同様に基−(CH−を表し、
    Dが同様にメチル基を表し、
    Gが同様に水素原子(a)を表すか又は下記の基:
    Figure 2005518370
    の一つを表し、
    が同様にC〜Cアルキル基を表し、
    が同様にC〜Cアルキル基を表し、
    Wがさらに水素原子又はメチル基を表し、
    Xがさらにメチル基又は臭素原子を表し、
    Zがさらに3位又は5位にあり、メチル基又は水素原子を表し、
    Yがさらに4位にあり、メチル基を表し、
    Aがさらにメチル基を表し、
    Bがさらにメチル基を表し、
    A及びBがさらに一緒になって基−(CH−を表し、
    Dがさらにメチル基を表し、
    Gがさらに水素原子(a)を表すか又は下記の基:
    Figure 2005518370
    の一つを表し、
    がさらにC〜Cアルキル基を表し、
    がさらにC〜Cアルキル基を表す、請求項1に記載の式(I)で示される化合物。
  6. 請求項1に記載の式(I)で示される化合物の製造方法であって、
    (A)次式(I−a)
    Figure 2005518370
    (式中、A、B、D、W、X、Y及びZは前記に定義した通りである)で示される化合物を得るために、次式(II)
    Figure 2005518370
    (式中、A、B、D、W、X、Y及びZは前記に定義した通りであり且つRはアルキル基を表す)で示されるN−アシルヒドロキシアミノ酸エステルを希釈剤の存在下及び塩基の存在下で分子内縮合させること、
    (B)前記に示した式(I−b)の化合物(式中、A、B、D、R、W、X、Y及びZは前記に定義した通りである)を得るために、前記に示した式(I−a)の化合物(式中、A、B、D、W、X、Y及びZは前記に定義した通りである)をそれぞれ、
    (α)次式(III)
    Figure 2005518370
    (式中、Rは前記に定義した通りであり且つHalはハロゲン原子を表す)で示される酸ハロゲン化物と、又は
    (β)次式(IV)
    Figure 2005518370
    (式中、Rは前記に定義した通りである)で示されるカルボン酸無水物と、
    適切ならば希釈剤の存在下で且つ適切ならば酸結合剤の存在下で反応させること;
    (C)前記に示した式(I−c)の化合物(式中、A、B、D、R、M、W、X、Y及びZは前記に定義した通りであり且つLは酸素原子を表す)を得るために、前記に示した式(I−a)の化合物(式中、A、B、D、W、X、Y及びZは前記に定義した通りである)をそれぞれ、次式(V)
    Figure 2005518370
    (式中、R及びMは前記に定義した通りである)で示されるクロロギ酸エステル又はクロロギ酸チオエステルと、適切ならば希釈剤の存在下で且つ適切ならば酸結合剤の存在下で反応させるか;
    (D)前記に示した式(I−c)の化合物(式中、A、B、D、R、M、W、X、Y及びZは前記に定義した通りであり且つLは硫黄原子を表す)を得るために、前記に示した式(I−a)の化合物(式中、A、B、D、W、X、Y及びZは前記に定義した通りである)をそれぞれ、次式(VI)
    Figure 2005518370
    (式中、M及びRは前記に定義した通りである)で示されるクロロモノチオギ酸エステル又はクロロジチオギ酸エステルと、適切ならば希釈剤の存在下で且つ適切ならば酸結合剤の存在下で反応させること;
    (E)前記に示した式(I−d)の化合物(式中、A、B、D、R、W、X、Y及びZは前記に定義した通りである)を得るために、前記に示した式(I−a)の化合物(式中、A、B、D、W、X、Y及びZは前記に定義した通りである)をそれぞれ、次式(VII)
    Figure 2005518370
    (式中、Rは前記に定義した通りである)で示されるスルホニルクロリドと、適切ならば希釈剤の存在下で且つ適切ならば酸結合剤の存在下で反応させること、
    (F)前記に示した式(I−e)の化合物(式中、A、B、D、L、R、R、W、X、Y及びZは前記に定義した通りである)を得るために、前記に示した式(I−a)の化合物(式中、A、B、D、W、X、Y及びZは前記に定義した通りである)をそれぞれ、次式(VIII)
    Figure 2005518370
    (式中、L、R及びRは前記に定義した通りであり且つHalはハロゲン原子を表す)で示されるリン化合物と、適切ならば希釈剤の存在下で且つ適切ならば酸結合剤の存在下で反応させること、
    (G)前記に示した(I−f)の化合物(式中、A、B、D、E、W、X、Y及びZは前記に定義した通りである)を得るために、式(I−a)の化合物(式中、A、B、D、W、X、Y及びZは前記に定義した通りである)をそれぞれ、次式(IX)及び(X)
    Figure 2005518370
    (式中、Meは一価又は二価金属を表し、tは1又は2の数を表し且つR10、R11及びR12は互いに独立して水素原子又はアルキル基を表す)でそれぞれ示される金属化合物又はアミンと、適切ならば希釈剤の存在下で反応させること、
    (H)前記に示した(I−g)の化合物(式中、A、B、D、L、R、R、W、X、Y及びZは前記に定義した通りである)を得るために、前記に示した式(I−a)の化合物(式中、A、B、D、W、X、Y及びZは前記に定義した通りである)をそれぞれ、
    (α)次式(XI)
    Figure 2005518370
    (式中、R及びLは前記に定義した通りである)で示されるイソシアネート又はイソチオシアネートと適切ならば希釈剤の存在下で且つ適切ならば触媒の存在下で反応させるか、又は
    (β)次式(XII)
    Figure 2005518370
    (式中、L、R及びRは前記に定義した通りである)で示されるカルバモイルクロリド又はチオカルバモイルクロリドと、適切ならば希釈剤の存在下で且つ適切ならば酸結合剤の存在下で反応させること、
    を特徴とする、請求項1に記載の式(I)で示される化合物の製造方法。
  7. 式(II)
    Figure 2005518370
    (式中、A、B、D、W、X、Y、Z及びRは前記に定義した通りである)で示される化合物。
  8. 請求項1に記載の式(I)で示される化合物の少なくとも1種を含有してなることを特徴とする、殺虫剤、殺剤及び除草剤。
  9. 請求項1に記載の式(I)で示される化合物を害虫及び/又はその生息環境に作用させることを特徴とする、動物害虫、望ましくない植物及び真菌の防除方法。
  10. 動物害虫、望ましくない植物及び真菌を防除するための、請求項1に記載の式(I)で示される化合物の使用。
  11. 請求項1に記載の式(I)で示される化合物を増量剤及び/又は界面活性剤と混合することを特徴とする、殺虫剤、殺剤及び除草剤の製造方法。
  12. 殺虫剤、殺剤及び除草剤を製造するための、請求項1に記載の式(I)で示される化合物の使用。
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