JP2005517773A - エチレンの共重合方法 - Google Patents

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Abstract

a)式(I)(式中、Mはジルコニウム、チタニウムまたはハフニウムであり;Xは、互いに同一または異なって、水素、ハロゲンまたはヒドロカルビル基であり;R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8およびR9は互いに同一または異なって、水素原子、ハロゲン原子またはヒドロカルビル基である)のメタロセン化合物、およびb)アルモキサンまたはアルキルメタロセンカチオンを形成し得る化合物の接触により得られる触媒系の存在下で、エチレンと式CH2=CHR(式中、RはC2−C20アルキル基である)の1つ以上のアルファオレフィンとを重合条件下に接触させることを含む、0.1〜50重量%の1つ以上のアルファオレフィンの誘導単位を含むエチレンのポリマーの製造方法。
【化1】

Description

本発明は、メタロセン触媒存在下でのエチレンと式CH2=CHR(式中、RはC2−C20アルキル基である)の1つ以上のアルファオレフィンとの重合方法に関する。
ポリエチレンは、重合反応中に、少量のアルファオレフィン、一般に1-ブテン、1-ヘキセンまたは1-オクテンの付加により改質できることが知られている。
アルファオレフィンは、アルファオレフィンコモノマーから誘導される単位によって、主鎖に沿って、短い分枝を有するLLDPE(線状低密度ポリエチレン)コポリマー類を与える。
これらの分枝は、結晶化度およびそれ故にコポリマーの密度がポリエチレンホモポリマーにおけるよりも低くなるという効果を有する。一般的に、LLDPEコポリマー類は、0.915〜0.940g/cm3のオーダーの密度を有する。そのため、LLDPEコポリマー類は、特にフィルムの製造用の最適な機械特性を有する。結晶化度およびコポリマーの密度の低下は、組み込まれるアルファオレフィンのタイプや量に依存する。特に、より多くの量のアルファオレフィンが組み込まれると、結果として、より低い結晶化度および密度となる。
組み込まれるアルファオレフィンコモノマーのタイプや量に加えて、コポリマーの特性は、ポリマー鎖に沿う分枝の分布に依存する。特に、分枝の均一な分布は、コポリマーの特性でのプラス効果を有する。実際に、組み込まれるアルファオレフィンコモノマーの同じタイプや量を有し、より高い均一な分布は、得られる結晶化度および密度をより低くさせる。
2つの橋状結合したシクロペンタジエニル基を有するメタロセン化合物類は、エチレンの単独および共重合反応用の触媒成分として知られている。例えば、WO01/47939には、ジチオフェンシクロペンタジエニルリガンドを含むメタロセンの種類が報告され、いくつかの化合物がエチレン/プロピレン共重合において例示されている。それでもなお、これらの例において得られたコポリマーの分子量(極限粘度数として表す)は、非常に低く、工業的用途に適さない。
さらに、プロピレンはLLDPE製造用の良好なコモノマーでないことが当該分野で知られている。
WO01/48040は、テトラ置換シクロペンタジエニル基にシリコン橋を通して結合したジチオフェンシクロペンタジエニル誘導体によって形成されたリガンドからなる種類のメタロセンの存在下でのエチレンの重合方法に関する。この文献において、LLDPEを与えるために、エチレンを1-ヘキセンと共重合させている。クレームされた化合物は、本発明のものとは完全に異なる。
WO01/48039は、2つのシクロペンタジエニルの一部分がメチレン基で橋状結合された、わずかに異なる種類のメタロセン化合物類に関する。この場合、得られるエチレン/ヘキセンコポリマーは、工業的用途に満足できない分子量の値を示す。
したがって、高い分子量を有するエチレンコポリマーを与える、特定の種類のメタロセン化合物類を用いる新しい方法を開発することが望まれている。
本発明の最初の観点によれば、
a)式(I):
Figure 2005517773
[式中、
Mは、ジルコニウム、チタニウムまたはハフニウムであり;好ましくはジルコニウムであり;
Xは、互いに同一または異なって、水素原子、ハロゲン原子、またはR10、OR10、OR11O、OSO2CF3、OCOR10、SR10、NR10 2もしくはPR10 2基(式中、R10は、元素の周期表の13〜17族に属するヘテロ原子を任意に含有する、線状もしくは分枝状の、飽和もしくは不飽和のC1−C20アルキル、C3−C20シクロアルキル、C6−C20アリール、C7−C20アルキルアリールまたはC7−C20アリールアルキル基である)であり;または2つのXは、置換もしくは無置換のブタジエニル基またはOR11O基(式中、R11は、C1−C20アルキリデン、C6−C40アリーリデン、C7−C40アルキルアリーリデンおよびC7−C40アリールアルキリデン基から選択される二価の基である)を任意に形成でき;好ましくは、Xは、水素原子、ハロゲン原子またはR10基であり;より好ましくは、Xは、塩素またはメチル基であり;
1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8およびR9は、互いに同一または異なって、水素原子、ハロゲン原子、または元素の周期表の13〜17族に属するヘテロ原子を任意に含有する、線状もしくは分枝状の、飽和もしくは不飽和のC1−C20アルキル、C3−C20シクロアルキル、C6−C20アリール、C7−C20アルキルアリールまたはC7−C20アリールアルキル基であり;2つの隣接するR4、R5、R6、R7、R8およびR9基は、飽和もしくは不飽和の5もしくは6員環を任意に形成でき;その環は、アルキル基をもつことができ、例えば、R4、R5、R6およびR7は、縮合したベンゼン環、縮合したチオフェン環またはピロール環を形成する]
のメタロセン化合物、
b)アルモキサンまたはアルキルメタロセンカチオンを形成し得る化合物、および任意に、
c)有機アルミニウム化合物
の接触により得られる触媒系の存在下で、エチレンと式CH2=CHR(式中、RはC2−C20アルキル基である)の1つ以上のアルファオレフィンとを重合条件下に接触させることを含む、0.1〜50重量%の1つ以上のアルファオレフィンの誘導単位を含むエチレンのポリマーの製造方法を提供する。
好ましくは、式(I)の化合物において:
1、R2およびR3は、互いに同一または異なって、C1−C10アルキル基であり;より好ましくは、R1およびR2は、メチル基であり、かつR3は、メチルまたはイソプロピル基であり;
4は、水素、C6−C20アリール基が好ましく、またはR5と共に縮合したベンゼン環、縮合したチオフェン環またはピロール環のような縮合した芳香族5もしくは6員環を形成し;
5は、水素原子が好ましく、またはR4と共に縮合した5もしくは6員芳香環を形成し;
6は、水素原子が好ましく;かつR7は、水素原子またはメチル基が好ましく;
8およびR9は、C1−C10アルキルまたはC6−C20アリールが好ましく;より好ましくは、それらはメチル基である。
式(I)の化合物は、例えば、WO01/47939に記載されているような当該分野において公知の方法により合成することができる。
成分b)として用いられるアルモキサンは、水と式HjAlU3-JまたはHjAl26-J(式中、U置換基は、同一または異なって、水素原子、任意にシリコンもしくはゲルマニウム原子を含有する、C1−C20アルキル、C3−C20シクロアルキル、C6−C20アリール、C7−C20アルキルアリールまたはC7−C20アリールアルキル基であり、但し、少なくとも1つのUは、ハロゲンとは異なり、かつjは0〜1の範囲で、また非整数である)の有機アルミニウム化合物を反応させることにより得ることができる。この反応において、Al/水のモル比は、1:1と100:1の間からなるのが好ましい。
アルミニウムとメタロセンの金属との間のモル比は、約10:1と約10000:1との間、より好ましくは約50:1と約5000:1との間、さらに好ましくは100:1と1000:1との間からなる。
本発明により触媒に用いられるアルモキサンは、タイプ:
Figure 2005517773
(式中、置換基Uは、同一または異なって、上記の通りである)
の少なくとも1つの基を含む、線状、分枝状または環状の化合物と考えられる。
特に、式:
Figure 2005517773
(式中、n1は、0または1〜40の整数であり、かつ置換基Uは、上に定義の通りである)
のアルモキサンは、線状の化合物の場合に用いることができ、または式:
Figure 2005517773
(式中、n2は、2〜40の整数であり、かつU置喚基は、上に定義の通りである)
のアルモキサンは、環状の化合物の場合に用いることができる。
本発明による使用に適したアルモキサンの例は、メチルアルモキサン(MAO)、テトラ-(イソブチル)アルモキサン(TIBAO)、テトラ-(2,4,4-トリメチル-ペンチル)アルモキサン(TIOAO)、テトラ-(2,3-ジメチルブチル)アルモキサン(TDMBAO)およびテトラ-(2,3,3-トリメチルブチル)アルモキサン(TTMBAO)である。
特に興味深い助触媒は、水を、アルキルとアリール基が特定の分枝パターンを有する有機金属アルミニウム化合物と接触させることにより得られる、WO99/21899およびWO01/21674に記載されたものである。
WO99/21899およびWO01/21674によるアルミニウム化合物の非限定的な例は:
トリス(2,3,3-トリメチル-ブチル)アルミニウム、トリス(2,3-ジメチル-ヘキシル)アルミニウム、トリス(2,3-ジメチル-ブチル)アルミニウム、トリス(2,3-ジメチル-ペンチル)アルミニウム、トリス(2,3-ジメチル-ヘプチル)アルミニウム、トリス(2-メチル-3-エチル-ペンチル)アルミニウム、トリス(2-メチル-3-エチル-ヘキシル)アルミニウム、トリス(2-メチル-3-エチル-ヘプチル)アルミニウム、トリス(2-メチル-3-プロピル-ヘキシル)アルミニウム、トリス(2-エチル-3-メチル-ブチル)アルミニウム、トリス(2-エチル-3-メチル-ペンチル)アルミニウム、トリス(2,3-ジエチル-ペンチル)アルミニウム、トリス(2-プロピル-3-メチル-ブチル)アルミニウム、トリス(2-イソプロピル-3-メチル-ブチル)アルミニウム、トリス(2-イソブチル-3-メチル-ペンチル)アルミニウム、トリス(2,3,3-トリメチル-ペンチル)アルミニウム、トリス(2,3,3-トリメチル-ヘキシル)アルミニウム、トリス(2-エチル-3,3-ジメチル-ブチル)アルミニウム、トリス(2-エチル-3,3-ジメチル-ペンチル)アルミニウム、トリス(2-イソプロピル-3,3-ジメチル-ブチル)アルミニウム、トリス(2-トリメチルシリル-プロピル)アルミニウム、トリス(2-メチル-3-フェニル-ブチル)アルミニウム、トリス(2-エチル-3-フェニル-ブチル)アルミニウム、トリス(2,3-ジメチル-3-フェニル-ブチル)アルミニウム、トリス(2-フェニル-プロピル)アルミニウム、トリス[2-(4-フルオロ-フェニル)-プロピル]アルミニウム、トリス[2-(4-クロロ-フェニル)-プロピル]アルミニウム、トリス[2-(3-イソプロピル-フェニル)-プロピル]アルミニウム、トリス(2-フェニル-ブチル)アルミニウム、トリス(3-メチル-2-フェニル-ブチル)アルミニウム、トリス(2-フェニル-ペンチル)アルミニウム、トリス[2-(ペンタフルオロフェニル)-プロピル]アルミニウム、トリス[2,2-ジフェニル-エチル]アルミニウムおよびトリス[2-フェニル-2-メチル-プロピル]アルミニウム、ならびにヒドロカルビル基の1つが水素原子で置換されている対応する化合物、およびヒドロカルビル基の1つまたは2つがイソブチル基で置換されているそれらである。
上記のアルミニウム化合物の中で、トリメチルアルミニウム(TMA)、トリイソブチルアルミニウム(TIBAL)、トリス(2,4,4-トリメチル-ペンチル)アルミニウム(TIOA)、トリス(2,3-ジメチルブチル)アルミニウム(TDMBA)およびトリス(2,3,3-トリメチルブチル)アルミニウム(TTMBA)が好ましい。
アルキルメタロセンカチオンを形成し得る化合物の非限定的な例は、式D+-(式中、D+は、プロトンを提供し、かつ式(I)のメタロセンのX置換基と不可逆に反応し得るブロンステッド酸であり、E-は、2つの化合物の反応から生じた活性触媒種を安定化させ、かつオレフィンモノマーによって除去されるのに十分に不安定である、一致するアニオンである)の化合物である。好ましくは、アニオンE-は、1以上のホウ素原子を含む。より好ましくは、アニオンE-は、式BAr4 (-)(式中、置換基Arは、同一または異なって、フェニル、ペンタフルオロフェニルまたはビス(トリフルオロメチル)フェニルのようなアリール基である)のアニオンである。テトラキス-ペンタフルオロフェニルボレートは、WO91/02012に記載されているこれらの化合物の特に好ましい例である。さらに、式BAr3の化合物は都合よく用いることができる。このタイプの化合物は、例えば、WO92/00333に記載されている。
アルキルメタロセンカチオンを形成し得る化合物のその他の例は、式BAr3P(式中、Pは、置換もしくは無置換のピロール基である)の化合物である。これらの化合物は、EP1173445に記載されている。ホウ素原子を含む化合物は、DE−A−19962814およびDE−A−19962910の記載によれば、都合よく担持され得る。ホウ素原子を含むこれらすべての化合物は、約1:1と約10:1;好ましくは1:1と2:1の間;より好ましくは約1:1からなる、ホウ素とメタロセン金属とのモル比で用いることができる。
式D+-の化合物の非限定的な例は:
トリエチルアンモニウムテトラ(フェニル)ボレート、
トリブチルアンモニウムテトラ(フェニル)ボレート、
トリメチルアンモニウムテトラ(トリル)ボレート、
トリブチルアンモニウムテトラ(トリル)ボレート、
トリブチルアンモニウムテトラ(ペンタフルオロフェニル)ボレート、
トリブチルアンモニウムテトラ(ペンタフルオロフェニル)アルミネート、
トリプロピルアンモニウムテトラ(ジメチルフェニル)ボレート、
トリブチルアンモニウムテトラ(トリフルオロメチルフェニル)ボレート、
トリブチルアンモニウムテトラ(4-フルオロフェニル)ボレート、
N,N-ジメチルベンジルアンモニウム-テトラキスペンタフルオロフェニルボレート、
N,N-ジメチルヘキシルアンモニウム-テトラキスペンタフルオロフェニルボレート、
N,N-ジメチルアニリニウムテトラ(フェニル)ボレート、
N,N-ジエチルアニリニウムテトラ(フェニル)ボレート、
N,N-ジメチルアニリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、
N,N-ジメチルアニリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)アルミネート、
N,N-ジメチルベンジルアンモニウム-テトラキスペンタフルオロフェニルボレート、
N,N-ジメチルヘキシルアンモニウム-テトラキスペンタフルオロフェニルボレート、
ジ(プロピル)アンモニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、
ジ(シクロヘキシル)アンモニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、
トリフェニルフォスフォニウムテトラキス(フェニル)ボレート、
トリエチルフォスフォニウムテトラキス(フェニル)ボレート、
ジフェニルフォスフォニウムテトラキス(フェニル)ボレート、
トリ(メチルフェニル)フォスフォニウムテトラキス(フェニル)ボレート、
トリ(ジメチルフェニル)フォスフォニウムテトラキス(フェニル)ボレート、
トリフェニルカルベニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、
トリフェニルカルベニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)アルミネート、
トリフェニルカルベニウムテトラキス(フェニル)アルミネート、
フェロセニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、
フェロセニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)アルミネート、
トリフェニルカルベニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、および
N,N-ジメチルアニリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート
である。
化合物c)として用いられる有機アルミニウム化合物は、上記の式HjAlU3-jまたはHjAl26-jのそれらである。
本発明の触媒系は、不活性キャリヤー上に担持させることもできる。これは、メタロセン化合物a)または成分b)との反応生成物、または化合物b)と次にメタロセン化合物a)を、例えばシリカ、アルミナ、Al−Si、Al−Mg混合酸化物、ハロゲン化マグネシウム、スチレン/ジビニルベンゼンコポリマー、ポリエチレンまたはポリプロピレンのような不活性支持体上に堆積させることで達成される。担持方法は、トルエン、ヘキサン、ペンタンおよびプロパンから選択される炭化水素のような不活性溶剤中で、0℃〜100℃、さらに30℃〜60℃の範囲の温度で行なわれる。
触媒系を担持させる特に好適な方法は、WO01/44319に記載されて、その方法は、
(a)可溶な触媒成分からなる触媒溶液を調製し;
(b)(i)粒子形状の多孔性支持体材料、および
(ii)導入される多孔性支持体材料の全空孔容積よりも大きくない容積の触媒溶液
を接触容器に導入し;
(c)工程(b)で得られる材料を接触容器から排出させ、かつ溶剤が蒸発するような条件下で、不活性ガス気流中にそれを懸濁させ;かつ
(d)再導入される材料の全空孔容積よりも大きくない他の容積の触媒溶液と共に、工程(c)で得られる材料の少なくとも一部を接触容器に再導入する
工程からなる。
多孔性有機支持体からなる支持体の好ましい種類は、活性水素原子を有する基を機能的にする。特に、有機支持体が部分的に架橋したスチレンポリマーであるものが好ましい。このタイプの支持体は、EF633272に記載されている。
本発明による使用のために特に好適な不活性支持体の他の種類は、ポリオレフィン多孔性プレポリマー、特にポリエチレンのそれである。
本発明による使用のためにさらに好適な種類の不活性支持体は、WO95/32995に記載されているような、多孔性ハロゲン化マグネシウムのそれである。
本発明によるオレフィンの重合方法は、不活性炭化水素溶剤の存在下もしくは不存在下に液相で、または気相で行うことができる。炭化水素溶剤は、トルエンのような芳香族でも、プロパン、へキサン、ヘプタン、イソブタンもしくはシクロヘキサンのような脂肪族でもよい。
重合温度は、一般に0℃と+100℃の間、特に50℃と+90℃の間からなる。重合圧力は、一般に0.5と100barの間からなる。
触媒系の成分は、重合前に互いに接触させておいてもよい。予備接触の濃度は、一般に、メタロセン成分a)は0.1と10-8mol/lの間であり、一方、それらは、一般に成分b)は2と10-8mol/lの間である。この予備接触は、一般に炭化水素溶剤、および適宜少量のモノマーの存在下で行われる。予備接触において、イソブテン、2-ブテンなどの重合不可のオレフィンを用いることもできる。
この分子量分布は、異なったメタロセン化合物の混合物の使用により、または重合温度および/または分子量制御剤の濃度および/またはモノマー濃度の異なるいくつかの工程において重合を実行することにより変化し得る。さらに、式(I)の2種類の異なるメタロセン化合物の組合わせを用いて重合方法を行うことにより、ブロードな融解を付与されたポリマーが生成される。
本発明の方法により得られるコモノマーにおけるエチレン誘導単位の含量は、99.9重量%と50重量%との間、好ましくは99重量%と70重量%との間、より好ましくは95重量%と80重量%との間である。
アルファオレフィン誘導単位の含量は、0.1重量%と50重量%との間、好ましくは1重量%と30重量%との間、より好ましくは5重量%と20重量%との間である。
本発明の方法においてアルファオレフィンとして用いることができる式CH2=CHRのアルファオレフィンの非限定的な例は、1-ブテン、1-ペンテン、4-メチル-1-ペンテン、1-ヘキセン、1-オクテン、4,6-ジメチル-1-ヘプテン、1-デセン、1-ドデセン、1-テトラデセン、1-ヘキサデセン、1-オクタデセンおよび1-イコセンである。好ましいコモノマーは、1-ヘキセンおよび1-オクテンである。
本発明の方法で、本発明の方法の目的物を工業上の使用に適合させる、高い分子量(I.V.)を有するコポリマーを得ることができる。
次の実施例は、目的を説明するために与えられ、本発明を限定することを意図するものではない。
実施例
分析方法
極限粘度数(I.V.)を135℃のテトラヒドロフラン(THF)中で測定した。
ポリマーの融点(Tm)を、標準法により、Perkin Elmer DSC-7機器の示差走査熱量計(D.S.C)により測定した。重合から得られた、秤量されたサンプル(5〜10mg)をアルミニウム皿に封入し、20℃/分に相当する走査速度で200℃に加熱した。そのサンプルを5分間、200℃に保持し、全ての微結晶を完全に溶融させた。引き続いて、20℃/分に相当する走査速度で0℃に冷却した後、ピーク温度を結晶化温度(Tc)として採用した。5分間、0℃に置いた後、サンプルを20℃/分に相当する走査速度で200℃で第2の時間加熱した。この第2の行程において、ピーク温度を融点(Tm)として、かつその面積を全体的な融解エンタルピー(ΔHf)として採用した。
分子量分布を、次のクロマトグラフ条件を用いて、WATERS 150Cで測定した:
カラム:3x SHODEX AT 806 MS;1x SHODEX UT 807;1x SHODEX AT-G;
溶剤:1,2,4-トリクロロベンゼン(+0.025% 2,6-ジ-tert-ブチル-4-メチルフェノール);
流速:0.6〜1ml/分;
温度:135℃;
検出器:
Figure 2005517773
での赤外
校正:PS−標準での万能校正。
13C−NMRスペクトルを、100.61MHzで、120℃において、フーリエ変換モードで操作されるDPX-400スペクトロメーターで得た。
触媒成分の製造
メタロセン化合物
− ジメチルシリル[(1-インデニル)-7-(2,5-ジメチル-シクロペンタ[1,2-b:4,3-b']-ジチオフェン)]ジルコニウムジクロリドC−1をWO01/47939の実施例10に従って製造した;
− ジメチルシリル[(2-メチル-1-インデニル)-7-(2,5-ジメチル-シクロペンタ[1,2-b:4,3-b']-ジチオフェン)]ジルコニウムジクロリドC−2をWO01/47939の実施例11に従って製造した;
− ジメチルシリル[(2-メチルシクロペンタ[a]ナフタレン)-7-(2,5-ジメチルシクロペンタ[1,2-b:4,3-b']-ジチオフェン)]ジルコニウムジクロリドC−3をWO01/47939の実施例33に従って製造した。
ポリエチレン支持体
支持体として用いるエチレンポリマーを、WO00/78820に記載された方法に従って製造した、チーグラー−ナッタ触媒系から得た。
支持体A
1.5barのエチレン分圧の30℃の液体プロパン中で重合を行った。一旦、依然として活性な、得られたプレポリマーを排出した後、チタニウム触媒系を失活させる次の処理が必要であった。得られたポリマーの650gのサンプルを、流動床反応器(0.1蒸気kg/ポリマーkg、110℃、30分間)で蒸気を当て、次いで、同じ反応器内で、加温窒素気流下、125℃で数時間乾燥させた。そのポリマーは、10.2dL/gの極限粘度数、386μmの平均気孔寸法、1.27mL/gの多孔度(マクロ細孔を除く)、1.1μmの平均気孔寸法および7.7m2/gの表面積を有する。
触媒系の製造
触媒1〜3
触媒溶液を、不活性条件下で表1に示すようなメタロセン化合物およびMAOを添加することにより製造した。その溶液を室温で15分間攪拌した。別々に、表1に記載の量の上記のようにして得られた多孔性ポリエチレンプレポリマーを、WO01/44319に記載の装置に取り込んだ。カラム1のジャケット温度を40℃に設定し、カラム2のそれを110℃に設定した。カラム1の撹拌器を起動させ、カラム2を通す窒素気流を開いてループ中の固体の再循環を始めた。触媒溶液を、1.5時間で支持体に添加した。添加の終わりに、支持された触媒を、15分間、再循環で維持し、最後の微量の溶剤を除去した。得られた触媒の組成物を表1に記載する。
Figure 2005517773
触媒4
0.475mmolのメタロセン化合物C−2をMAO(30%トルエン)12.4mlに溶解し、室温で1時間撹拌した。次いで、その溶液をシリカ9.5g(ES70X、600℃で6時間焼成)上に滴下し、1時間攪拌した。その混合物を真空下、室温で乾燥させた。収量は、サラサラした黄色粉末の13.1gであった。得られた触媒は、次の特性:ジルコニウム含量50μmol/SiO2g;Al/Zr 120/1を有した。
触媒5
メタロセン化合物C−3を用いること以外は、触媒4のために用いた同じ方法に従って、触媒5を得た。
重合実施例1〜3
タービン翼磁気撹拌器、圧力計、温度計、触媒を充填するための系、エチレン取り込みの測定用の熱質量流量計を備えたモノマー用の供給ライン、および熱硬化性のジャケットを備えた4Lオートクレーブを用いた。1.6Lのプロパンに引き続き、室温で、スカベンジャーとしての25mmolのTIBA(100g/ヘキサン溶液L)および50gの1-ヘキサンを充填し;次いで、その反応器を5barのエチレン分圧で加圧した。30℃で触媒を投入することにより、重合を開始した。予備重合工程を30℃で30分間行い、次いで、温度を75℃に昇温させ、エチレン分圧を10barに昇圧した。連続的にエチレンを供給することにより、これらの条件を1時間維持した。オートクレーブを排気し、かつ冷却することにより、重合を停止させた。得られたポリマーの特性を表2に報告する。
Figure 2005517773
重合実施例4〜5
1Lの反応器に種床(seed bed)としてポリエチレン80gを導入した。ヘプタン中の2mol溶液としてのイソプロピルアルミニウム(IPRA)100mg、5mgの帯電防止剤Costelan AS 100およびヘプタン11mlを添加し、10分間攪拌した。表3に示す量の触媒を反応器に加え、反応器を閉じ、窒素10barで加圧した。反応器を70℃に加温し、10barのエチレン/ヘキサン混合物で加圧し、20barの全圧に到達させた。1時間後、反応器を徐圧し、かつ室温に冷却した。得られたポリマーの特性を表3に報告する。
Figure 2005517773

Claims (8)

  1. a)式(I):
    Figure 2005517773
    [式中、
    Mは、ジルコニウム、チタニウムまたはハフニウムであり;
    Xは、互いに同一または異なって、水素原子、ハロゲン原子、またはR10、OR10、OR11O、OSO2CF3、OCOR10、SR10、NR10 2、PR10 2基(式中、R10は、元素の周期表の13〜17族に属するヘテロ原子を任意に含有する、線状もしくは分枝状の、飽和もしくは不飽和のC1−C20アルキル、C3−C20シクロアルキル、C6−C20アリール、C7−C20アルキルアリールまたはC7−C20アリールアルキル基である)であり;または2つのXは、置換もしくは無置換のブタジエニル基またはOR11O基(式中、R11は、C1−C20アルキリデン、C6−C40アリーリデン、C7−C40アルキルアリーリデンおよびC7−C40アリールアルキリデン基から選択される二価の基である)を任意に形成でき;
    1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8およびR9は、互いに同一または異なって、水素原子、ハロゲン原子、または元素の周期表の13〜17族に属するヘテロ原子を任意に含有する、線状もしくは分枝状の、飽和もしくは不飽和のC1−C20アルキル、C3−C20シクロアルキル、C6−C20アリール、C7−C20アルキルアリールまたはC7−C20アリールアルキル基であり;2つの隣接するR4、R5、R6、R7、R8およびR9基は、飽和もしくは不飽和の5もしくは6員環を任意に形成でき;その環は、アルキル基をもつことができる]
    のメタロセン化合物;および
    b)アルモキサンまたはアルキルメタロセンカチオンを形成し得る化合物
    の接触により得られる触媒系の存在下で、エチレンと式CH2=CHR(式中、RはC2−C20アルキル基である)の1つ以上のアルファオレフィンとを重合条件下に接触させることを含む、0.1〜50重量%の1つ以上のアルファオレフィンの誘導単位を含むエチレンのポリマーの製造方法。
  2. 触媒系が、有機アルミニウム化合物とさらに接触することにより得られる請求項1による方法。
  3. Xが、水素原子、ハロゲン原子またはR10基(式中、R10は、元素の周期表の13〜17族に属するヘテロ原子を任意に含有する、線状もしくは分枝状の、飽和もしくは不飽和のC1−C20アルキル、C3−C20シクロアルキル、C6−C20アリール、C7−C20アルキルアリールまたはC7−C20アリールアルキル基である)である請求項1または2による方法。
  4. 1、R2およびR3が、互いに同一または異なって、C1−C10アルキル基である請求項1〜3のいずれか1つによる方法。
  5. 4が、水素、C6−C20アリール基であるか、またはR5と共に縮合した芳香族5もしくは6員環を形成する請求項1〜4のいずれか1つによる方法。
  6. 8およびR9が、C1−C10アルキルまたはC6−C20アリール基である請求項1〜5のいずれか1つによる方法。
  7. 触媒系が、不活性支持体上に担持される請求項1〜6のいずれか1つによる方法。
  8. 重合が、気相中で行われる請求項1〜7のいずれか1つによる方法。
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