JP2005517741A - インシュリン及びigf−1レセプターのアゴニスト及びアンタゴニスト - Google Patents
インシュリン及びigf−1レセプターのアゴニスト及びアンタゴニスト Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005517741A JP2005517741A JP2003569654A JP2003569654A JP2005517741A JP 2005517741 A JP2005517741 A JP 2005517741A JP 2003569654 A JP2003569654 A JP 2003569654A JP 2003569654 A JP2003569654 A JP 2003569654A JP 2005517741 A JP2005517741 A JP 2005517741A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seq
- sequence
- amino acid
- group
- formula
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07K—PEPTIDES
- C07K14/00—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
- C07K14/435—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
- C07K14/575—Hormones
- C07K14/65—Insulin-like growth factors (Somatomedins), e.g. IGF-1, IGF-2
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P3/00—Drugs for disorders of the metabolism
- A61P3/08—Drugs for disorders of the metabolism for glucose homeostasis
- A61P3/10—Drugs for disorders of the metabolism for glucose homeostasis for hyperglycaemia, e.g. antidiabetics
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P43/00—Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07K—PEPTIDES
- C07K14/00—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
- C07K14/435—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
- C07K14/575—Hormones
- C07K14/62—Insulins
Abstract
Description
臨床的に、1型糖尿病(Carroll等、1997, Diuabetes 46:1453-1458; Crowne等、1998, Metabolism 47:31-38)、筋萎縮側索硬化(Lai等、1997, Neurology 49:1621-1630)及び糖尿病性運動神経障害(Apfel及びKessler, 1996, CIBA Found. Symp. 196:98-108)を含めた複数の疾病の治療について、組換えヒトIGF−1の研究が行われてきた。また、IGF−1のその他治療上可能性のある用途、例えば骨粗鬆症(Canalis, 1997, Bone 21:215-216)、免疫調節(Clark, 1997, Endocr. Rev. 18:157-179)及びネフローゼ症候群(Feld及びHirshberg, 1996, Pediatr. Nephrol. 10:355-358)が現在研究されている。
a.X1X2X3X4X5、式中、X1、X2、X4およびX5は芳香族アミノ酸で、X3は極性アミノ酸である(式1、群1、A6モチーフ)、
b.X6X7X8X9X10X11X12X13、式中、X6およびX7は芳香族アミノ酸で、X8、X9、X11およびX12は任意のアミノ酸で、X10およびX13は疎水性アミノ酸である(式2、群3、B6モチーフ)、
c.X14X15X16X17X18X19X20X21、式中、X14およびX17は疎水性アミノ酸で、X15、X16、X18およびX19は任意のアミノ酸で、X20およびX21は芳香族アミノ酸である(式3、逆B6、revB6)。
d.X22X23X24X25X26X27X28X29X30X31X32X33X34X35X36X37X38X39X40X41、式中、X22、X25、X28、X29、X30、X33、X34、X35、X36、X37、X38、X40およびX41は任意のアミノ酸で、X35およびX37はIRに結合するための任意のアミノ酸であることが可能で、一方X35は好ましくは疎水性アミノ酸で、X37は好ましくはIGF−1Rに結合するためのグリシンで、アゴニストまたはアンタゴニスト活性を有する。X23およびX26は、疎水性アミノ酸である。この配列はさらに、好ましくはX25およびX40に少なくとも2個のシステイン残基を含有し、X31およびX32は小アミノ酸である(式4、群7、E8モチーフ)。
e.X42X43X44X45X46X47X48X49X50X51X52X53X54X55X56X57X58X59X60X61、式中、X42、X43、X44、X45、X53、X55、X56、X58、X60およびX61は任意のアミノ酸で、X43、X46、X49、X50、X54は疎水性アミノ酸で、X47およびX59は好ましくはシステインで、X48は極性アミノ酸で、X51、X52およびX57は小アミノ酸である(式5、ミニF8モチーフ)。
f.X62X63X64X65X66X67X68X69X70X71X72X73X74X75X76X77X78X79X80X81、式中、X62、X65、X68、X69、X71、X73、X76、X77、X80およびX81は任意のアミノ酸で、X63、X70、X74は疎水性アミノ酸で、X64は極性アミノ酸で、X67およびX75は芳香族アミノ酸で、X72およびX79は好ましくはループを形成できるシステインである(式6、群2、D8モチーフ)。
g.HX82X83X84X85X86X87X88X89X90X91X92、式中、X82はプロリンまたはアラニンで、X83は小アミノ酸で、X84はロイシン、セリンまたはトレオニンから選択され、X85は極性アミノ酸で、X86、X88、X89およびX90は任意のアミノ酸で、X87、X91およびX92は脂肪族アミノ酸である(式7)。
h.X104X105X106X107X108X109X110X111X112X113X114、式中、X106からX111までの少なくとも1個のアミノ酸、好ましくは2個のアミノ酸は3個のアミノ酸によって分離されたトリプトファンで、X104、X105およびX106の少なくとも1個、およびX112、X113およびX114の少なくとも1個はシステインである(式8)、および
i.配列JBA5、DYKDLCQSWGVRIGWLAGLCPKK(配列番号1541)またはJBA5マイナスFLAG(登録商標)タグおよび末端リジン、LCQSWGVRIGWLAGLCP(配列番号1542)を含むアミノ酸配列(式9)。
j.WX123GYX124WX125X126(配列番号1543)、式中、X123はプロリン、グリシン、セリン、アルギニン、アラニンまたはロイシンから選択され、より好ましくはプロリンで、X124は任意のアミノ酸であるが、好ましくは荷電した、または芳香族アミノ酸で、X125は疎水性アミノ酸で、好ましくはロイシンまたはフェニルアラニンで、最も好ましくはロイシンである。X126は任意のアミノ酸であるが、好ましくは小アミノ酸である(式10、群6モチーフ)が含まれる。
以下のモチーフは、IRおよび/またはIGF−1Rに対する結合活性を与えるものとして同定された。
前述したモチーフに加えて、本発明はまた、IR、IGF−1Rのいずれか、またはその両方へのモチーフの結合を促進することができるアミノ末端またはカルボキシ末端に好ましい配列を提供する。さらに、以下に説明する延長の使用は、IR、IGF−1R、またはその両方への結合を可能にするその他の代替、添加または欠失を有するモチーフの使用の可能性を排除しない。
任意のアミノ酸は、A6のアミノ末端を延長するために使用してよいが、アミノ末端の延長部で、活性を調節するある種のアミノ酸を同定することができる。A6に好ましいカルボキシ末端の延長は、A6−X93X94X95X96X97で、式中、X93は任意のアミノ酸であってよいが、好ましくはアラニン、バリン、アスパラギン酸、グルタミン酸、およびアルギニンから成る群から選択することが好ましく、X94およびX97は任意のアミノ酸で、X95はグルタミン、グルタミン酸、アラニンまたはリジンであることが好ましいが、最も好ましいのはグルタミンである。しかし、X95にグルタミン酸が存在するといくらかのIR選択性がもたらされることが可能である。さらに、X95の位置にアスパラギンまたはアスパラギン酸を有する配列を得ることができないので、IRおよびIGF−1Rへの十分な結合を維持または促進するためにはこれらのアミノ酸を避けるべきであることが示唆される。X96は疎水性または脂肪族アミノ酸であることが好ましく、ロイシン、イソロイシン、バリン、またはトリプトファンであることがより好ましいが、ロイシンが最も好ましい。X96に疎水性残基、特にトリプトファンを使用してIR選択性を増強することが可能である。
アミノ末端およびカルボキシ末端の延長を有するB6は、X98X99−B6−X100で表すことができる。X98は任意選択でアスパラギンであり、X99は独立してグリシン、グルタミン、およびプロリンから成る群から選択したアミノ酸である。X98のアスパラギン酸およびX99のプロリンの存在は、IRおよびIGF−1Rの両方への結合の増強に関係する。疎水性アミノ酸は、X100のアミノ酸に好ましく、脂肪族アミノ酸はより好ましい。IRに最も好ましいのはロイシンで、IGF−1Rにはバリンである。負に荷電したアミノ酸は、式2Aのアミノ末端およびカルボキシ末端の両方に好ましい。
式3のアミノ末端の延長は、X101X102X103−revB6と定義され、式中、X103は疎水性アミノ酸、好ましくはロイシン、イソロイシンまたはバリンであり、X102およびX101は好ましくは極性アミノ酸であり、より好ましくはアスパラギン酸またはグルタミン酸であり、IRおよびIGF−1Rへの結合を促進するために有用となり得る。式3のカルボキシ末端のアミノ酸に好ましいものは明らかではない。
好ましい一実施形態では、式10の配列WX123GYX124WX125X126(配列番号1543)には配列DSDを含むアミノ末端の延長および/または配列EQLD(配列番号1598)を含むカルボキシ末端が含まれ得る。
前述したように、本発明のモチーフを含むアミノ酸配列は、モチーフの特定またはそれらに隣接する領域の特定の位置に適切なアミノ酸を選択することによって、IRまたはIGF−1Rのいずれかに対する選択性を高めるように構築することができる。IRまたはIGF−1Rに好ましいアミノ酸を提供することによって、本発明は非同族受容体での活性を最小限に抑えるアミノ酸配列を構築する手段を提供する。たとえば、IRに対する親和性および活性が高く、IGF−1Rに対する親和性および活性が低い本明細書で開示したアミノ酸配列は、所望しない細胞増殖、IGF−1アゴニストの活性を促進する傾向が減少しているのでIRアゴニストとして望ましい。特異的配列のIGF−1R結合親和性に対するIR結合親和性の比を図1A〜1O、2A〜2E、3A〜3E、4A〜4I、44A〜44Bに挙げる。インシュリン治療薬としては、IR/IGF−1R結合親和性比は、100以上が好ましい。反対に、IGF−1R治療薬として使用するためには、IR/IGF−1R比は、0.01未満であるべきである。選択的にIGF−1Rに結合するペプチドの例を以下に示す。
本明細書で開示した競合データによって、少なくとも2個の別々の結合部位がIRおよびIGF−1R上に存在し、本発明によって提供した異なる配列モチーフを認識することが明らかになった。
本発明は、IRおよびIGF−1Rの異なる部位に優先的に結合するリガンドを提供する。A6アミノ酸配列モチーフによって、IRの部位1に対する結合がもたらされる(図6)。D8アミノ酸配列モチーフによって、IRの部位2に対する結合がもたらされる(図6)。したがって、多重体リガンドを、本発明に従って、アミノ酸配列を共有結合することによって調製してもよい。多価リガンドに対して意図する目的に応じて、同一または異なる部位に結合するアミノ酸配列を一緒にして単一分子を形成することが可能である。多価リガンドを異なる受容体の同一の対応する部位、または受容体の異なるサブユニットに結合するように構築する場合、受容体に結合するリガンドのアミノ酸配列は同一または異なっていることが可能で、異なるアミノ酸配列を使用するとしても、いずれも同一部位に結合する。
一実施形態では、少なくとも2個のペプチドのハイブリッド(たとえば、ダイマーペプチド)を任意の適切な発現系において発現する組換え融合タンパク質として生成することが可能である。これらのポリペプチドは、リガンド結合配列の他のアミノ酸配列を含有する融合構築体、あるいはシグナル配列またはリガンド結合に関係のないその他の配列を除去した切断タンパク質として受容体に結合する。融合タンパク質の精製を容易にする配列はまた、構築体の一部として発現することが可能である。このような配列は、任意選択でその後除去して、成熟結合性リガンドを生成することが可能である。組換え体の発現によってまた、大量のリガンドを生成する手段がもたらされる。さらに、組換え体の発現を使用して、組み合わせの異なるアミノ酸配列を発現させ、これらの組み合わせの方向、すなわちアミノ末端からカルボシル末端への方向を調節することが可能である。
いずれもIRの同一部位に対して高い親和性で結合するモノマーサブユニット(たとえば、ホモ二量体)、またはIRの異なる部位に結合するモノマーサブユニット(たとえば、ヘテロ量体)を含む特異的ダイマーを本明細書で開示する。
分子生物学、タンパク質化学および免疫学における多くの従来技術を使用して本発明によるアミノ酸配列を生成することが可能である。本発明には、図1〜4、8および9および表7に示された、特に添加(たとえば、リンカーまたはスペーサー配列)、欠失、調節または修飾を含まない特異的配列が含まれる。本発明にはさらに、他の配列、調節配列、およびそれらの機能的断片を含む変種が含まれる。好ましい実施形態では、アミノ酸配列変種または断片は、参照配列の少なくとも1つの機能特性(たとえば、結合、アゴニスト、またはアンタゴニスト活性)を備えている。たとえば、変種ペプチドには、遺伝子操作した変異種が含まれ、適用の図および表に示したアミノ酸配列とは1個または複数のアミノ酸残基の添加、欠失、または代替によって異なることが可能である。調節は、参照アミノ酸配列のアミノ末端またはカルボキシ末端の位置、またはそれらの末端の間のいかなる位置においても、参照配列のアミノ酸の間に独立して点在するか、または参照配列内に1個または複数の連続した基で生じることが可能である。さらに、変種には、本発明に従って合成または天然には生じないアミノ酸を含めることが可能である。
組換えペプチドを得るために、これらのペプチドをコードするDNA配列を、当業界で周知の方法(Sambrook等、1989を参照)によって無傷宿主細胞または無細胞翻訳系で発現させるための任意の適切なベクターにクローニングすることが可能である。ベクター、宿主、または翻訳系の特定の選択は、本発明の実施に重要ではない。
あるいは、排他的固相合成、部分的固相合成、断片縮合または古典的な溶液合成を含めるが、それだけに限定されない市販の自動化方法によってペプチドを化学的に合成することができる。ペプチドは、たとえばMerrifield(1965、1997)によって記載されたような固相ペプチド合成によって調製することが好ましい。
本発明に従って作製し、スクリーニングしたペプチドライブラリーはIRおよびIGF−1Rの新規リガンドを提供するために有用である。ペプチドライブラリーは、本明細書で詳述した方法および当業界で一般的に使用可能な方法にしたがって設計してパンニングすることができる(Dower等の1998年3月3日出願米国特許第5723286号参照)。一態様では、市販のファージディスプレイライブラリーを使用することができる(たとえば、RAPIDLIB(登録商標)またはGRABLIB(登録商標)、DGI BioTechnologies、Inc.、Edison、NJ、Ph.D.C7C Disulfide Constrained Peptide Library、New England Biolabs)。他の態様では、オリゴヌクレオチドライブラリーは当業界で公知の方法にしたがって調製することができ、ペプチド発現用に適切なベクターに挿入することができる。たとえば、バクテリオファージ構造タンパク質をコードするベクター、好ましくは接触可能なファージタンパク質、たとえばバクテリオファージ外殻タンパク質を使用することができる。当業者は、本発明で様々なバクテリオファージを使用できることを理解するであろうが、好ましい実施形態では、ベクターは線状バクテリオファージ、たとえば、f1、fd、Pf1、M13であるか、それらから得られたものである。特に、fd−tetベクターは、文献で詳しく説明されている(たとえば、Zacher等、1980, Gene 9:127-140; Smith等、1985, Science 228:1315-1317; Parmley and Smith, 1988, Gene 73:305-318参照)。
本発明の他の実施形態では、IRおよび/またはIGF−1Rで薬理学的に活性のあるリガンドを同定するスクリーニングアッセイを提供する。リガンドには数多くの化学的種類が含まれる可能性があるが、一般的には有機分子、好ましくは分子量が50ダルトンを上回り、約2500ダルトン未満の小さな有機化合物である。このようなリガンドには、タンパク質との構造的相互作用に必要な官能基、特に水素結合を含めることができ、一般的に少なくともアミン、カルボニル、ヒドロキシルまたはカルボキシル基、好ましくは少なくとも2個の官能化学基が含まれる。リガンドは、環状炭素構造または複素環構造および/または1個または複数の前記官能基で代替された芳香族またはポリ芳香族構造を含むことが多い。リガンドはまた、ペプチド、糖類、脂肪酸、ステロイド、プリン、ピリミジン、誘導体、構造類縁体、またはそれらの組み合わせを含めた生体分子を含むことができる。
本発明によって提供されたIRおよびIGF−1Rアゴニストおよびアンタゴニストは、その他のより有望な、または選択的な治療薬を同定するための導入化合物として、たとえば、競合スクリーニングアッセイによってその他の有用なリガンドを同定するためのアッセイ試薬として、さらにIRおよびIGF−1Rを分析するための研究手段として、および薬剤組成物の有効な治療薬として有用である。一実施形態では、1個または複数の開示ペプチドはIRまたはIGF−1Rに結合するその他のリガンド(たとえば、小さな、有機分子)を同定するためのキットの成分として提供することができる。このようなキットにはまた、IRまたはIGF−1R、またはそれらの機能的断片を含めることができる。このキットのペプチドおよび受容体成分は、(たとえば、放射性同位元素、蛍光分子、化学ルミネセンス分子、酵素またはその他の標識で)標識されていてよく、または標識されていなくてもよく、標識試薬も提供することが可能である。キットにはまた、緩衝液、安定剤などの周辺試薬を含めることができる。使用説明書も提供することができる。
本発明のペプチドに、従来技術に既知の1又は複数の修飾を行ってもよい。これは、ペプチドの保存時の安定性、薬物動力学、及び/又は生物活性の任意の側面、例えば、潜在能、選択性、及び薬剤相互作用を操作するのに有用である場合がある。ペプチドに対して行われる化学的修飾には、限定されないが、ポリエチレングリコール(PEG)、モノメトキシ−ポリエチレングリコール、デキストラン、ポリ−(N−ビニルピロリドン)ポリエチレングリコール、プロピレングリコールホモポリマー、ポリプロピレン・オキシド/エチレン・オキシドコポリマー、ポリプロピレングリコール、ポリオキシエチル化ポリオール(例えばグリセロール)及びポリビニルアルコール、コロミン酸又はその他炭水化物に基づくポリマー、アミノ酸のポリマー、及びビオチン誘導物のうち1つ以上が含まれる。Cy残基におけるタンパク質へのPEG接合は、例えばGoodson, R. J.及びKatre, N. V. (1990) Bio/Technology 8, 343、並びにKogan, T. P. (1992) Synthetic Comm. 22, 2417に開示されている。
その他有用な修飾には、限定されないが、例えば米国特許第6,251,856号及びWO00/55119に開示されているような方法と組成物を使用したアシル化が含まれる。
本発明のペプチドは、単独で、又はその他薬学的に活性な薬剤と組み合わせて投与できる。このような組み合わせ療法は、限定しないが、一回に、又はそれぞれ別々に複数の薬剤を投与することを含め、異なる投薬計画を包含することを理解されたい。異なる投与形式で複数の薬剤が投与される場合、投与は同時、又はほぼ同時に行われても、又は異なる薬剤の投与を含む任意の所定の計画に従って行われてもよい。
例えば、糖尿病、或いは、インシュリンの産生又は反応の低下、高脂血症、肥満症、食欲関連の症候群等に関連するその他疾病又は症候群の治療に使用するとき、本発明のペプチドを、限定しないが、インシュリン、インシュリン類似体、インシュリン誘導体、グルカゴン様ペプチド−1又は−2(GLP−1、GLP−2)、GLP−1又はGLP−2の誘導体又は類似体(例えばWO00/55119に開示されているようなもの)を含む1以上の薬剤と組み合わせる投与計画において、効果的に投与することができる。本明細書で使用する、インシュリン、GLP−1、又はGLP−2の「類似体」とは、用途に応じて、インシュリン、GLP−1、又はGLP−2の天然配列に対し、1以上のアミノ酸置換を含むペプチドを指す。また、本明細書で使用するインシュリン、GLP−1、又はGLP−2の「誘導体」とは、アミノ酸配列、特に自然の配列に1以上の化学的修飾を加えられた天然又は類似のインシュリン、GLP−1又はGLP−2ペプチドである。インシュリン誘導体及び類似体は、例えば米国特許第5,656,722号、同第5,750,497号、同第6,251,856号、及び同第6,268,335号に開示されている。いくつかの実施形態では、組み合わせる薬剤は、LysB29(−ミリストイル)des(B30)ヒトインシュリン、LysB29(−テトラデカノイル)des(B30)ヒトインシュリン、及びB29−N−(N−リトコール−グルタミル)−des(B30)ヒトインシュリンの一つである。また、当技術分野において周知の非ペプチド抗高血糖薬、抗高脂血症薬、等も組み合わせ療法に適している。
一実施形態では、本発明は、ペプチドS597又はペプチドS557の第一の量と、長時間作用型のインシュリン類似体、例えばLysB29(−ミリストイル)des(B30)ヒトインシュリン、LysB29(−テトラデカノイル)des(B30)ヒトインシュリン、又はB29−N−(N−リトコール−グルタミル)−des(B30)ヒトインシュリンの第二の量を投与することを含む、糖尿病又は関連症候群の治療法を包含し、本方法では、第一及び第二の量を併せることで症候群の治療に効果を上げる。ここで使用される、長時間作用型インシュリン類似体は、例えば米国特許第6,451,970号に開示されているように、天然ヒトインシュリンと比較して作用が遅延するという特性を示すものである。
例えば、糖尿病、或いは、インシュリンの産生又は反応の低下、高脂血症、肥満症、食欲関連の症候群等に関連するその他疾病又は症候群の治療に使用するとき、本発明のペプチドを、限定しないが、インシュリン、インシュリン類似体、インシュリン誘導体、グルカゴン様ペプチド−1又は−2(GLP−1、GLP−2)、GLP−1又はGLP−2の誘導体又は類似体(例えばWO00/55119に開示されているようなもの)を含む1以上の薬剤と組み合わせる投与計画において、効果的に投与することができる。本明細書で使用する、インシュリン、GLP−1、又はGLP−2の「類似体」とは、用途に応じて、インシュリン、GLP−1、又はGLP−2の天然配列に対し、1以上のアミノ酸置換を含むペプチドを指す。また、本明細書で使用するインシュリン、GLP−1、又はGLP−2の「誘導体」とは、アミノ酸配列、特に自然の配列に1以上の化学的修飾を加えられた天然又は類似のインシュリン、GLP−1又はGLP−2ペプチドである。インシュリン誘導体及び類似体は、例えば米国特許第5,656,722号、同第5,750,497号、同第6,251,856号、及び同第6,268,335号に開示されている。いくつかの実施形態では、組み合わせる薬剤は、LysB29(−ミリストイル)des(B30)ヒトインシュリン、LysB29(−テトラデカノイル)des(B30)ヒトインシュリン、及びB29−N−(N−リトコール−グルタミル)−des(B30)ヒトインシュリンの一つである。また、従来技術に既知の非ペプチド抗高血糖薬、抗高脂血症薬、等も組み合わせ療法に適している。
一実施形態では、本発明は、ペプチドS597又はペプチドS557の第一の量と、長時間作用型のインシュリン類似体、例えばLysB29(−ミリストイル)des(B30)ヒトインシュリン、LysB29(−テトラデカノイル)des(B30)ヒトインシュリン、又はB29−N−(N−リトコール−グルタミル)−des(B30)ヒトインシュリンの第二の量を投与することを含む、糖尿病又は関連症候群の治療法を包含し、本方法では、第一及び第二の量を併せることで症候群の治療に効果を上げる。ここで使用される、長時間作用型インシュリン類似体は、例えば米国特許第6,451,970号に開示されているように、天然ヒトインシュリンと比較して作用が遅延するという特性を示すものである。
本発明のアミノ酸は、タンパク質およびペプチドの送達および遺伝子治療で当業界で公知の標準的担体を含む薬剤組成物として投与することが可能である。好ましくは、薬剤組成物には、薬剤として(すなわち、生理的に)許容される担体、薬剤品添加物、または希釈剤、および活性成分として複数のIRまたはIGF−1Rのアゴニストまたはアンタゴニストペプチドが混合して含まれる。活性成分としてペプチドを含有する薬剤組成物の調製は、当業界でよく理解されている。一般的に、このような組成物は注入物質として、液体溶液または懸濁物のいずれかで調製するが、固形製剤は溶液、または懸濁液に入れるのに適しており、液体はまた、注射前に調製することができる。調製物はまた、乳化することができる。活性治療成分は、薬剤として(すなわち、生理的に)許容され、活性成分に適合した薬剤品添加物と混合することが多い。適切な薬剤品添加物は、たとえば、水、生理食塩水、デキストロース、グリセロール、エタノールなど、およびそれらの組み合わせである。さらに、所望するならば、この組成物には活性成分の有効性を高める少量の湿潤剤または乳化剤、pH−緩衝剤などの補助物質を含めることができる。
1992, Curr Top. Microbiol. Immunol. 158:1-24; Miller等、1985, Mol. Cell Biol., 5:431-437; Sorge等、1984, Mol. Cell-Biol., 4:1730-1737; Mann等、1985, J. Virol., 54:401-407)およびヒト由来(Page等、1990, J. Virol., 64:5370-5276; Buchschalcher等、1992, J. Virol., 66:2731-2739)を含めたいくつかのウイルスは遺伝子移入ベクターとして使用されてきた。ほとんどのヒト遺伝子治療方法は、望ましいマウスレトロウイルスをベースとしてきた。
atl. Acad. Sci. USA, 88:8850-8854; Curiel等、1991, Hum. Gene Ther. 3:147-154)などの化学的技術が含まれる。
モノマーおよびダイマーペプチド
A.クローニング
モノマーおよびダイマーペプチドを構築して、IMPACT(商標)−CNシステム(New England Biolabs(NEB)、Beverly、MA)のpTYB2ベクターを使用してキチン結合ドメイン(CBD)との融合タンパク質として発現させた。pTYB2ベクターは、DTTを添加すると自己切断を開始するタンパク質スプライシング因子(インテインと称する)をコードする。インテイン自己切断は、親和性タグからダイマーを分離して、精製を可能にする。
ペプチド−CBD融合タンパク質をコードするプラスミドを含有するE.coli ER2566(New England Biolabs)は、2xYT−AGにおいて37℃で撹拌しながら(250rpm)一晩増殖させた。翌日、培養物を使用して培地(2xYT−G)に接種して、OD600 0.1を得た。OD600が0.6に達したら、IPTG(イソプロピル−β−D−チオガラクトピラノシド)を最終濃度0.3mMで添加して、融合タンパク質の発現を誘導した。細胞は、3時間増殖させた。翌日、遠心によって細胞をペレットにして、細胞ペレットをSDS−PAGE電気泳動によって分析した。正確な分子量の融合タンパク質の産生は、モノクローナル抗体抗E−Tag−HRP複合体を使用したウェスタンブロット分析によって確認した(Amersham Pharmacia)。
融合タンパク質をコードするプラスミドを有するE.coli ER2566を2xYT−AG培地で撹拌しながら(250rpm)37℃で8時間増殖させた。培養物を2L量の2xYT−Aで希釈し直してOD600 0.1を実現した。OD600が0.5に達したら、IPTGを最終濃度0.3mMで添加した。細胞を30℃で一晩増殖させた。翌日、細胞を遠心によって単離した。細胞ペレットの試料をSDS−PAGEし、次にマウスモノクローナル抗体抗E−Tag−HRP複合体(Pharmacia)を使用したウェスタンブロット分析を行って発現した生成物を視覚化して分析した。
細胞ペレットは超音波によって機械的に、または弱い界面活性剤で化学的に処理することによって粉砕した。細胞残渣を遠心によって除去した後、透明な溶解物中の可溶性タンパク質をクロマトグラフィー精製用に適切な開始緩衝液での希釈または透析によって調製した。CBD融合物はキチンアフィニティークロマトグラフィーによって製造者の指示に従って(New England Biolabs)精製した。溶解物をキチンアフィニティーカラムに添加して、カラムを10倍量のカラム緩衝液で洗浄した。総容積の3倍量のDTT含有切断緩衝液をカラムに添加して、カラムを一晩インキュベートした。翌日、DTTを含まない切断緩衝液を流し続けることによって標的タンパク質を溶出した。精製したタンパク質の純度および強度をSDS−PAGEおよび標準的方法によるウェスタンブロット分析によって分析した。
PEGをベースとした2量体ペプチド
A.アルデヒド含有ペプチドの合成
このペプチドは、Rink amide Tentagel(0.21mmol/g)での段階的固相合成によって合成した。3等量のFmoc−アミノ酸を使用した。Fmoc−Ser(tBu)−OHをN末端ペプチドに結合させるか、Boc−Ser(tBu)を選択的に保護したリジン側鎖に結合させるかによって、セリン残基をペプチドに導入した。次に、ペプチドを脱保護して、TIS(トリイソプロピルシラン)を含有する95%TFA(トリフルオロ酢酸、水溶液)で処理することによって樹脂から切断した。20%DMSO(ジメチルスルホキシド)−80%リン酸緩衝液 pH7.5(45μl/μmol ペプチド)に溶かした2等量のNaIO4を室温(RT)で5分間使用する過ヨウ素酸酸化によって、2−アミノアルコール部分がα−オキソアシル基に変換された。酸化の直後に、ペプチドを精製した。
未保護の酸化ペプチド(4.2等量)は、DMSO 90%−NaOAc緩衝液 20mM、pH5.1 10%に溶かしたジオキシアミノ−PEG(ポリエチレングリコール)−リンカー(1等量)で2量体化した(4.2μl/μmolペプチド)。この溶液を38℃で1時間放置して、反応の進行はMALDI−MS(マトリックス支援レーザー脱着/イオン化質量分析計)によってモニターした。この後、粗ダイマーを半分取HPLC(高速液体クロマトグラフィー)によって精製した。
インシュリン受容体結合の決定
IRを様々な濃度の試験物質で125I標識インシュリンと共にインキュベートして、Kdを計算した。この方法では、ヒトインシュリン受容体(HIR)またはヒトIGF−1受容体(HIGF−1R)は、TritonX−100で可溶化した後に形質移入細胞から精製した。アッセイ緩衝液は、HEPES(pH7.8)100mM、NaCl 100mM、MgCl2 10mM、ヒト血清アルブミン(HSA) 0.5%、ガンマグロブリン 0.2%およびTritonX−100 0.025%を含有した。125I標識リガンド(TyrA14−125I−HIまたはTyr31−125I−IGF1)の2000cpm(3pM)の30〜60%が結合するように受容体濃度を選択して、試験物質の希釈系列を添加した。4℃で2日間平衡化させた後、各試料(200μl)に25% PEG6000 400μlを添加することによって沈殿させ、遠心して、15% PEG6000 1mlで洗浄して、ガンマカウンタで計数した。
インシュリンアゴニスト活性を測定するための脂肪細胞アッセイ
インシュリンは3Hグルコースの脂肪細胞への取り込みおよび脂質への変換を増大させる。3Hの脂質相への取り込みは、脂質相をシンチレーション混合物に分配し、水溶性3H生成物を除去することによって測定された。最大下のインシュリン投与量での3Hグルコースの取り込みに対する化合物の影響を測定し、結果は完全なインシュリン応答に対する増加として表した。この方法は、Moody等、1974, Horm. Metab. Res. 6(1):12-6を適合化させた。
表7は、有効なインシュリンミメティックであるペプチドS519に対して、レセプターの親和性及び有効性を増大させるのに最も影響力の大きい変更は、N末端アミノ基のアセチル化、位置9においてVをIで置換すること、位置10においてEをQで置換すること、位置14においてYをWで置換すること、及び位置21〜24において配列GSLDを削除することである。
基質リン酸化アッセイ(HIRキナーゼ)
WGA(コムギ麦芽凝集素)−精製組換えヒトインシュリン受容体を、基質リン酸化緩衝液(HEPES 50mM(pH8.0)、MnCl2 3mM、MgCl2 10mM、TritonX−100 0.05%、BSA 0.1%、ATP 12.5μM)中で様々な濃度のインシュリンまたはペプチドと混合した。合成ビオチン化基質ペプチド(ビオチン−KSRGDYMTMQIG)を添加して最終濃度2μg/mlにした。RTで1時間インキュベートした後、EDTA 50mMを添加して反応を停止させた。反応物をストレプトアビジンでコーティングした96ウェルマイクロタイタープレート(NUNC、カタログ番号236001)に移して、RTで1時間インキュベートした。プレートはTBSで3回洗浄した(Tris 10mM(pH8.0)、NaCl 150mM)。
IR自己リン酸化アッセイ
IR活性化は、32D細胞に形質移入したインシュリン受容体構築体の自己リン酸化を検出することによってアッセイした(Wang等、1993, Science 261:1591-1594; clone 969)。IR形質移入32D細胞を96ウェル組織培養用プレートに5x106細胞/ウェルで接種し、37℃で一晩インキュベートした。試料は刺激用培地(HEPES 25nMを含むRPIM1640 pH7.2)プラス、またはマイナスインシュリンで1:10に希釈した。細胞培養プレートから培養培地を傾瀉し、希釈した試料を細胞に添加した。プレートは、37℃で30分間インキュベートした。刺激用培地をプレートから傾瀉して、細胞溶解緩衝液(HEPES 50mM pH7.2、NaCl 150mM、Triton X−100 0.5%、AEBSF 1mM、アプロチニン 10KIU/ml、ロイペプチン 50μM、およびオルトバナジン酸ナトリウム 2mM)を添加した。細胞を30分間溶解した。
蛍光をベースとしたHIR結合アッセイ
A.時間分解蛍光共鳴エネルギー移動アッセイ
時間分解蛍光共鳴エネルギー移動アッセイ(TR−FRET)は、ペプチド競合研究のために使用した。一連のアッセイでは、モノマーおよびダイマーペプチドがビオチン化RP9モノマーペプチド(b−RP9)とHIR−イムノグロブリン重鎖キメラへの結合を競合する能力について試験した(sIR−Fc、Bass等、1996)。このアッセイは、最終量30μlで384ウェル白色マイクロプレート(NUNC)を使用して実施した。最終的なインキュベーション条件は、b−RP9 22nM、SA−APC 1nM(ストレプトアビジン−アロフィコシアニン)、Eu3+−sIR−Fc(LANCE(商標)標識、PE Wallac、Inc.)1nM、Tris−HCl 0.05M(pH8 25℃)、NaCl 0.138M、KCl 0.0027M、およびBSA 0.1%(Cohn画分V)であった。RTで16〜24時間インキュベートした後、665nmおよび620nmでの蛍光シグナルをVictor21420プレートリーダー(PE Wallac、Inc.)で読み取った。一次データのバックグラウンドを修正して、緩衝液対照に正規化して、次に特異的結合の割合として表した。
蛍光偏光アッセイ(FP)は、ペプチド競合研究のために使用した。一連のアッセイでは、モノマーおよびダイマーペプチドがフルオレセイン−RP9(FITC−RP9)と可溶性HIR外部ドメインへの結合を競合する能力について試験した(sIR、Kristensen等、1998, J. Biol. Chem. 273:17780-17786)。このアッセイは、最終量30μlで384ウェル白色マイクロプレート(NUNC)を使用して実施した。最終的なインキュベーション条件は、FITC−RP9 1nM、sIR 10nM、Tris−HCl 0.05M(pH8、25℃)、NaCl 0.138M、KCl 0.0027M、BGG(ウシガンマグロブリン)0.05%、Tween−20(登録商標)0.005%であった。RTで16〜24時間インキュベーションした後、520nmでの蛍光シグナルをAnalyst(商標)ADプレートリーダー(LJL BioSystems、Inc.)で読み取った。1次データはFITC−RP9を添加しないでsIR 10nMを使用してバックグラウンド修正して、緩衝液対照に対して正規化して、次に特異的結合の割合として表した。Z’因子は0.5より大きく、アッセイのダイナミックレンジは約125mPであった。図24〜27では、各データ点は2連のウェルの平均を表す。線はデータの4変数非線形回帰分析に最も合致することを表し、IC50値を決定するために使用した。Z’因子は0.5より大きく、アッセイのダイナミックレンジは約125mPであった。結果を図24A〜24Bに示す。
以下の表9は、TR−FRETおよびFP方式でIR構築体、sIR−Fc、sIR、およびmIRを使用した競合アッセイによって計算した結合データをまとめた表である。表9のデータは、ほとんどのダイマーペプチド(たとえば、S291およびS375またはS337)はFFCアッセイにおいて対応するモノマーペプチド(たとえば、それぞれH2CまたはRP9)よりも大きなアゴニスト活性を示すことを示す。アッセイレポーターがモノマーペプチド(すなわち、RP9またはS175)である場合、競合アッセイにおいてモノマーペプチドとインシュリンとの間に差があることが既に示された。この差はまた、表9で示したようにダイマーペプチドによっても示された。表9はさらに、E8(D120)などの群6モノマーペプチドはFITC−RP9またはb−RP9ペプチドとsIR−Fcへの結合を競合することができるが、FITC−RP9などのペプチドリガンドとはmIRへの結合を競合しなかったことを示す。異なるIR構築体を使用した実験によって、配列モチーフに基づいた部位1ペプチドの区別が可能になった(すなわち、群6(式10)対群1(式1、A6)。
マルトース結合性タンパク質へのペプチド融合
A.クローニング
ファージディスプレイの関心のあるペプチド配列をマルトース結合性タンパク質(MBP)融合物へ移すことが望ましいのは、いくつかの理由による。第1に、より敏感な親和性を判断するために、多価のファージディスプレイペプチドを単価系に変換するべきである。この目的のために、ペプチド配列を一般的にシステイン残基を含まないモノマーとして存在するMBPに融合する。第2に、競合実験は、同一または異なるペプチドに実施することができ、1個はファージディスプレイし、他方はMBPに融合した。最後に、精製したペプチドはDNA配列で操作した部位で融合タンパク質を切断することによって得ることができる。
MBP−ペプチド融合タンパク質をコードするプラスミドを有するE.coli ER2508(New England Biolabs)は、2xYT−AGで37℃で一晩(250rpm)増殖させた。翌日、この培養物を使用して培地(G含有2xYT)に接種して、OD600 0.1を実現した。OD600が0.6に達したら、IPTGを最終濃度0.3mMで添加して発現を誘導して、次に細胞を3時間増殖させた。この細胞を遠心によってペレットにして、全細胞の試料をSDS−PAGEによって分析した。分子量の正確な融合タンパク質の産生は、モノクローナル抗体抗E−Tag−HRP複合体を使用したウェスタンブロット分析によって確認した(Pharmacia)。
MBP−ペプチド融合タンパク質をコードするプラスミドを有するE.coli ER2508は、2xYT−AG培地で37℃で8時間(250rpm、37℃)増殖させた。培養物を2xYT−AGで2次培養してOD600 0.1を実現し、30℃で一晩増殖させた。この培養物を使用して以下の組成物(g/l)、グルコース(3.00)、(NH4)2SO4 5.00、MgSO4・7H2O(0.25)、KH2PO4(3.00)、クエン酸(3.00)、ペプトン(10.00)、および酵母抽出物(5.00)、pH6.8の培地を有する発酵容器に接種した。
細胞ペレットは超音波によって機械的に、または弱い界面活性剤Triton X−100で化学的に処理することによって粉砕した。細胞残渣を遠心によって除去した後、可溶性タンパク質を適切な開始緩衝液で希釈または透析してクロマトグラフィー精製用に調製した。MBP融合物は最初にアミロースアフィニティークロマトグラフィーまたは陰イオン交換クロマトグラフィーのいずれかによって精製した。最終的な精製は、抗E−Tag抗体アフィニティーカラム(Pharmacia)を使用して実施した。親和性樹脂は、TBS(Tris緩衝生理食塩水 0.025M、pH7.4)で平衡化して、結合したタンパク質はElution緩衝液(グリシン 100mM、pH3.0)で溶出した。精製タンパク質の純度および強度は、標準的方法によってSDS−PAGEおよびウェスタンブロット分析によって分析した。
インシュリン受容体に結合する融合タンパク質および合成ペプチドのBIAcore分析では、インシュリン(酢酸ナトリウム緩衝液 10mM pH5に50μg/mlで溶かす)をアミン結合によってCM5センサーチップ(フローセル−2)に固定した。いかなる非特異的結合も修正するために、フローセル−1はバックグラウンド用に使用した。インシュリン受容体(450nM)をフローセルに注入して、IRのインシュリンへの結合は共鳴単位(RU)で測定した。インシュリンに結合した受容体は、220RUで読み取った。表面はNaOH 25mMで再生させた。試験管内で室温で受容体とインシュリンを予備インキュベートすると、共鳴単位が16RUに成るのが完全に阻害された。したがって、競合研究のために系を確認した。いくつかのマルトース結合融合タンパク質、ペプチド、およびrVabは、予めインシュリン受容体とインキュベートしてから、競合研究のためにインシュリンチップに注射した。結合/共鳴単位の減少は、いくつかのMBP−融合タンパク質はインシュリン結合部位をブロックすることができることを示している。結果を表12および13に示す。表のアミノ酸配列は、以下に示した447および2A9配列以外は、図8および9A〜9Bに同定する。
MBP融合ペプチドは前述のように調製し、次に32D細胞に形質移入したインシュリン受容体構築体の自己リン酸化をアッセイした(Wang等、1993、クローン969)(前記の実施例参照)。図30に示したこれらの実験の結果は、H2CモノマーおよびH2C−H2Cホモダイマーペプチドがin vivoでIRの自己リン酸化を刺激することを示す。6個のアミノ酸リンカーを有するH2Cダイマーペプチド(部位1−部位1)(H2C−6aa−H2C)は自己リン酸化アッセイで最も活性があった。その他の活性ダイマーペプチド、特にH2C−9aa−H2C、H2C−12aa−H2C、H2C−3aa−H2CおよびF8はまた、図30に示す。
MBP融合ペプチドのインシュリン受容体への結合親和性および脂肪細胞能力を測定するアッセイの結果を以下の表14に示す。
インシュリンアゴニストのin vivoアッセイ
ダイマーペプチドS519のin vivo活性を試験するために、静脈血グルコース試験をWistarラットで実施した。体重約300gのオスのMol:Wistarラットを2群に分けた。血液グルコース濃度を測定するために、血液試料10μlを尾静脈から採取した。ラットをHypnorm/Dormicumでt=−30分に麻酔し、血液グルコースをt=−20分およびt=0分に再度測定した。t=0で試料を採取した後、ラットの尾静脈に溶剤または等張水性緩衝液に溶かした試験物質を注射量1ml/kgに対応する濃度で注射した。血液グルコースは、10、20、30、40、60、80、120および180分の時点で測定した。Hypnorm/Dormicum投与は20分間隔で繰り返した。図33に示した結果では、(20nmol/kgの)S519ペプチドは、(2.5nmol/kgでの)ヒトインシュリンで認められるのと同様の濃度まで血液グルコースを低下させることが示された(n=8)。S519ペプチドおよびヒトインシュリンは、in vivo効果において、大きさも応答の開始も同等であることが示された(図33)。
IGF−1結合性ペプチド
3種類の主要なペプチドIGF−1サロゲート、部位1 A6(FyxWF)(配列番号1596)、部位1 B6(FyxxLxxL)(配列番号1732)、および部位2(システインループ)はIGF−1Rパンニング実験によって得られた。2000年3月29日出願のBeasley等、国際出願PCT/US00/08528号、および2000年3月29日出願のBeasley等、米国出願第09/538038号を参照のこと。活性サロゲートには、20E2およびRP6(B6−様、式2)、S175(A6−様、式1)、G33(A6−様、式1)、RP9(A6−様、式1)、D815(部位2)、およびD8B12(部位2)ペプチドが含まれる。IGF−1サロゲートは、以下に説明した様々なアッセイによって分析した。
ファージ競合研究は、部位1(RP9)および部位2(D815)モノマーペプチドで実施した。プレートをIGF−1R(炭酸塩緩衝液、pH9.6に100ng/ウェルで溶かす)で4℃で一晩コーティングした。ウェルをPBSに溶かした4%無脂乳で室温で60分間ブロックした。救出ファージ 100マイクロリットルを各ウェルに添加した。様々な濃度のペプチドを添加し、混合物を室温で2時間インキュベートした。プレートをPBSで3回洗浄して、西洋ワサビペルオキシダーゼに結合した抗M13抗体を各ウェルに添加した。標識抗体を室温で60分間インキュベートした。洗浄後、ABTS 100μlをウェル毎に添加し、プレートをマイクロタイターリーダーで450nMで読み取った。
IL−3およびヒトIGF−1R受容体を発現するFDC−P2細胞は、通常の方法に従って、ウシ胎児血清(FBS) 15%および(1L−3を含有する)WEHI調整培地 5%を補給したRPMIk−1640培地で増殖させた。実験の前に、細胞をプレートに撒き、PBSで2回洗浄した。この後、細胞を2% FBSを含むRPMI−1640に再懸濁し、96ウェルプレートに75μl中2x104細胞/ウェルで添加した。これは、細胞プレートと称した。
ペプチドライブラリーのパンニング
A.IGF−1サロゲートの第2ライブラリーのパンニング
可溶性IGF−1R(「sIGF−1R」)はR&D Systemsから入手した。可溶性タンパク質(純度>95%)には、マウス骨髄腫細胞株から単離したIGF−1Rのヘテロテトラマー(アルファ2−ベータ2)細胞外ドメインが含まれる。sIGF−1R(500ng/ウェル)を96ウェルマイクロタイタープレート(MaxiSorpプレート、NUNC)の適切な数のウェルに添加して、4℃で一晩インキュベートした。次に、ウェルをMPBS(Carnation(登録商標)無脂粉乳 2%を含有するPBS緩衝液 pH7.5)で室温(RT)で1時間ブロックした。G33およびRP6第2ライブラリー用の各回のパンニングに8個のウェルを使用した。ファージはMPBSとRTで30分間インキュベートして、100μlを各ウェルに添加した。
マイクロタイタープレートは、以下の通りに標準的方法によってコーティングしてブロックした。プレートをNaHCO3 0.2M、pH9.4に溶かしたsIGF−1R(前記の実施例参照)または可溶性IR(Bass構築体、Bass等、1996, J. Biol. Chem. 271:19367-19375)でコーティングした。IRまたはIGF−1R(1回および2回)50ng、IRまたはIGF−1R(3回)25ng、またはIRまたはIGF−1R(4回)12.5ngを含有する溶液100マイクロリットルを96ウェルマイクロタイタープレート(MaxiSorpプレート、Nalge NUNC)の適切な数のウェルに添加して、4℃で一晩インキュベートした。次に、ウェルをPBSに溶かした無脂乳2%溶液(MPBS)によってRTで少なくとも1時間ブロックした。
モノマーおよびダイマーペプチドの両方について、各ペプチドに好ましいアミノ酸を以下の通りに決定した。その位置で20個のアミノ酸それぞれの予想される頻度はライブラリーのコドン利用および%ドーピングに基づいて計算した。次に、これを4回のバイオパンニングの後で各位置での各アミノ酸の実際の出現率と比較した。頻度>2倍で出現したアミノ酸は好ましいと考えた。最も好ましいアミノ酸(類)は、パンニング後最も濃縮倍率の高いものであった。RP9、D8および式10(群6)ペプチドに好ましいアミノ酸配列は、以下に示す。
蛍光をベースとしたhIGF−1R結合アッセイ
A.異種時間分解蛍光アッセイ
組換えヒトIGF−1R(rhIGF−1R)へのビオチン化組換えヒトIGF−1(b−rhIGF−1)の結合に対する組換えペプチドG33(rG33)の影響は、異種時間分解蛍光アッセイ(TRF、DELFIA(登録商標)、PE Wallac、Inc.)を使用して測定した。rhIGF−1Rタンパク質には、アミノ酸残基932個までの受容体プレプロペプチドの細胞外ドメインが含まれた(A. Ullrich等、1986, EMBO J. 5:2503-2512)。2連のデータ点を競合剤各濃度で収集して、データの4変数非線形回帰分析(y=min+(max−min)/(1+10^((logIC50−x)*Hillslope))に最も合致するように線を設定し、IC50値を測定するために使用した。
組換えヒトIGF−1Rからのビオチン化20E2(b−20E2、部位1)の解離に対する部位1ペプチド、部位2ペプチド、およびrhIGF−1の影響は、時間分解蛍光共鳴エネルギー移動アッセイ(TR−FRET)を使用して測定した。最も合致したデータの非線形回帰分析を使用して解離速度定数を決定した。各データ点は1回測定値を示す。
蛍光−RP9(FITC−RP9)の可溶性ヒトインシュリン受容体−イムノグロブリン重鎖キメラ(sIR−Fc、Bass等、1996, J. Biol. Chem. 271:19367-19375)への結合に対する様々なペプチドモノマーおよびダイマーの影響は、蛍光偏光アッセイ(FP)を使用して測定した。これらの実験では、各データ点は2連のウェルの平均を示す。線はデータの4変数非線形回帰分析に最も合致することを表し、IC50値の決定に使用した。
特異性を亢進したインシュリンレセプターサロゲート
ペプチドS597のインシュリンに対する生物活性を試験した。SGBS細胞(ヒト含脂肪細胞系)を様々な濃度のヒトインシュリン又はペプチドS597でインキュベートし、14C−グルコースの細胞摂取量を、基本的に実施例4に記載したようにして測定した。結果(図54に示す)は、グルコース摂取を刺激する際のS597の有効性が、少なくともヒトインシュリンと同程度に有効であることを示すものであった。
結果(図55に示す)は、ラットにおけるS597の血中グルコース低下効果は、ヒトインシュリンより約4倍低いことを示す。S557に比較してS597の改善された効果は、N末端アセチル化の効果示す。
治療ペプチドの同時投与
同時に投与される2つのペプチドの消滅速度を以下のように試験した。
125I標識したペプチドに含まれる600nmol/mlのペプチドS557及び1800nmol/mlのB29−N−(N−リトコール−グルタミル)−des(B30)ヒトインシュリンを有する混合物を、ブタの首部に注入した。注入部位における放射能を、外部ガンマカウンタを使用して、一定期間に亘りモニターした。
結果(図57に示す)は、いずれのペプチドの消滅も、他方のペプチドの存在に影響されないことを示した。
Claims (189)
- 哺乳類細胞におけるインシュリン受容体活性の減少方法であって、前記細胞にインシュリンの活性を減少するために十分な量のあるアミノ酸配列を投与することを含み、アミノ酸配列は、インシュリン受容体の部位1に結合する一配列を有する部分配列と、インシュリン受容体の部位2に結合する一配列を有する部分配列とを有し、前記部分配列はC末端からN末端に結合され、且つ部位1から部位2に方向付けられており、アミノ酸配列がインシュリン、インシュリン様成長因子、又はその断片ではない、方法。
- 部位1の配列が基本的に式1の配列X1X2X3X4X5からなり、部位2の配列が基本的に式6の配列X62、X63、X64、X65、X66、X67、X68、X69、X70、X71、X72、X73、X74、X75、X76、X77、X78、X79、X80、X81からなり、およびX1、X2、X4、およびX5は芳香族アミノ酸であり、X3は任意の極性アミノ酸であり、X62、X65、X66、X68、X69、X71、X73、X76、X77、X78、X79、X80、X81は任意のアミノ酸であり、X63、X70、およびX74は疎水性アミノ酸であり、X64は極性アミノ酸であり、X67およびX75は芳香族アミノ酸であり、X72およびX79はシステインである請求項1に記載の方法。
- X1、X2およびX5はフェニルアラニンおよびチロシンから成る群から選択され、X3はアスパラギン酸、グルタミン酸、グリシン、またはセリンから成る群から選択され、X4は、トリプトファン、チロシン、またはフェニルアラニンから成る群選択される請求項2に記載の方法。
- X63はロイシン、イソロイシン、メチオニン、およびバリンから成る群から選択され、X70およびX74はバリン、イソロイシン、ロイシン、およびメチオニンから成る群から選択され、X64はアスパラギン酸およびグルタミン酸から成る群から選択され、X67はトリプトファンで、X75はチロシンおよびトリプトファンから成る群から選択される請求項2に記載の方法。
- 式1の配列X1X2X3X4X5はFYDWF(配列番号1554)である請求項2に記載の方法。
- 式6の配列、X62X63X64X65X66X67X68X69X70X71X72X73X74X75X76X77X78X79X80X81はWLDQEWAWVQCEVYGRGCPS(配列番号2129)である請求項2に記載の方法。
- 式1の配列が配列番号1〜712(図1A〜1O);配列番号1221〜1243(図8);および配列番号1596、1718〜1719、1556、1560及び1720〜1776(表2)から成る群から選択される請求項2に記載の方法。
- 式6の配列が配列番号926〜1061(図3A〜3E);配列番号1244〜1253(図9A);および配列番号1596、1718〜1719、1556、1560及び1720〜1776(表2)から成る群から選択される請求項2に記載の方法。
- 式1の配列が配列番号S105〜S116(配列番号1791〜1805、1556、および1806〜1807、S131(配列番号1820)、S137(配列番号1821)、S158(配列番号1780)、S165〜S168(配列番号1554、および1824〜1826)、S171(配列番号1831)、S175〜S176(配列番号1560及び1836)、S179〜S184(配列番号1839〜1844)、S214〜S216(配列番号1845〜1847)、S219〜223(配列番号1852〜1856)、S227(配列番号1858)、S234〜S245(配列番号1869〜1880)、S248〜S251(配列番号1883〜1886)、S264〜S265(配列番号1900〜1901、S268(配列番号1903)、S278(配列番号1905)、S287(配列番号1911)、S294〜S295(配列番号1922〜1923)、S315(配列番号1937)、S319〜322(配列番号1940〜1943)、S326(配列番号1600)、S342(配列番号1962)、S365〜S366(配列番号1987〜1988)、S371〜S373(配列番号1558、および1990〜1991)、S386〜S403(配列番号1559、2005〜2007、1794、2008〜2009、1788、1787、1789、2010〜2011、1791、および2012〜2014)、RB437(配列番号2164)、RB502(配列番号2170)、RB452(配列番号2173)、RB513(配列番号2176)、RB464(配列番号2179)、RB596(配列番号2202)、RB569(配列番号2203)、およびRB570(配列番号2204)から成る群から選択される請求項2に記載の方法。
- 式6の配列が配列S256(配列番号1893)、S263(配列番号1899)、S266(配列番号1902)、S284〜285(配列番号1909〜1910)、S515(配列番号2102)、およびRB426(配列番号2158)から成る群から選択される請求項2に記載の方法。
- 式1の配列は、配列
H2C/D117:
FHENFYDWFVRQVSKK(配列番号1556);
FHENFYDWFVRQVS(配列番号1557);
RP9: GSLDESFYDWFERQLGKK(配列番号1558);
GSLDESFYDWFERQLG(配列番号1559);
GLADEDFYEWFERQLR(配列番号1561);
GLADELFYEWFDRQLS(配列番号1562);
GQLDEDFYEWFDRQLS(配列番号1563);
GQLDEDFYAWFDRQLS(配列番号1564);
GFMDESFYEWFERQLR(配列番号1565);
GFWDESFYAWFERQLR(配列番号1566);
GFMDESFYAWFERQLR(配列番号1567);
GFWDESFYEWFERQLR(配列番号1568);
RP15: SQAGSAFYAWFDQVLRTV(配列番号2130);および
S175:GRVDWLQRNANFYDWFVAELG(配列番号1560)から成る群から選択される請求項2に記載の方法。 - 式6の配列は:
WLDQEWVQCEVYGRGCPSKK(配列番号2227); KWLDQEWAWVQCEVYGRGCPSKK(配列番号1579); KWLDQEWAWVQCEVYGRGCPS(配列番号1580);
SLEEEWAQIQCEIYGRGCRY(配列番号1581);
SLEEEWAQIQCEIWGRGCRY(配列番号1582);
SLEEEWAQIECEVYGRGCPS(配列番号1583);および
SLEEEWAQIECEVWGRGCPS(配列番号1584)から成る群から選択されるD8配列である請求項2に記載の方法。 - アミノ酸配列が、配列537〜538(配列番号2114〜2115)から成る群から選択される請求項2に記載の方法。
- アミノ酸配列が、配列S425(配列番号2031)、S454(配列番号2058〜2059)、S459(配列番号2065)、およびRB537〜RB538(配列番号2197〜2198)から成る群から選択される請求項2に記載の方法。
- 部位1の配列が基本的に式1の配列X1X2X3X4X5からなり、部位2の配列が基本的に式4の配列X22X23X24X25X26X27X28X29X30X31X32X33X34X35X36X37X38X39X40X41からなり、およびX1X2X4、およびX5は芳香族アミノ酸であり、X3は任意の極性アミノ酸であり、X22X25X26X28X29X30X33X34X35X37X38X40およびX41は任意のアミノ酸であり、X23は疎水性アミノ酸であり、X27は極性アミノ酸であり、X31は芳香族アミノ酸であり、X32は小アミノ酸であり、および、少なくとも1つのシステインがX24からX27位に位置し、X39またはX40に1つのシステインが位置している請求項1に記載の方法。
- X1、X2およびX5はフェニルアラニンおよびチロシンから成る群から選択され、X3はアスパラギン酸、グルタミン酸、グリシン、またはセリンから成る群から選択され、X4は、トリプトファン、チロシン、またはフェニルアラニンから成る群選択される請求項15に記載の方法。
- X24およびX39はシステインであり、X23はロイシン、イソロイシン、メチオニン、およびバリンから成る群から選択され、X27はグルタミン酸、アスパラギン酸、アスパラギン、およびグルタミンから成る群から選択され、X31はチロシン、X32はグリシン、およびX36は任意の芳香族アミノ酸から成る群から選択される請求項15に記載の方法。
- 式1の配列X1X2X3X4X5はFYDWF(配列番号1554)である請求項15に記載の方法。
- 式4の配列X22X23X24X25X26X27X28X29X30X31X32X33X34X35X36X37X38X39X40X41はHLCVLEELFWGASLFGYCSG(配列番号1576)である請求項15に記載の方法。
- 式1の配列が配列番号1〜712(図1A〜1O);配列番号1221〜1243(図8);および配列番号1596、1718〜1719、1556、1560及び1720〜1776(表2)から成る群から選択される請求項15に記載の方法。
- 式4の配列が配列番号713〜925(図2A〜2E);配列番号1254〜1261(図9B);および配列番号1596、1718〜1719、1556、1560及び1720〜1776(表2)から成る群から選択される請求項15に記載の方法。
- 式1の配列が配列番号S105〜S116(配列番号1791〜1805、1556、および1806〜1807、S131(配列番号1820)、S137(配列番号1821)、S158(配列番号1780)、S165〜S168(配列番号1554、および1824〜1826)、S171(配列番号1831)、S175〜S176(配列番号1560及び1836)、S179〜S184(配列番号1839〜1844)、S214〜S216(配列番号1845〜1847)、S219〜223(配列番号1852〜1856)、S227(配列番号1858)、S234〜S245(配列番号1869〜1880)、S248〜S251(配列番号1883〜1886)、S264〜S265(配列番号1900〜1901、S268(配列番号1903)、S278(配列番号1905)、S287(配列番号1911)、S294〜S295(配列番号1922〜1923)、S315(配列番号1937)、S319〜322(配列番号1940〜1943)、S326(配列番号1600)、S342(配列番号1962)、S365〜S366(配列番号1987〜1988)、S371〜S373(配列番号1558、および1990〜1991)、S386〜S403(配列番号1559、2005〜2007、1794、2008〜2009、1788、1787、1789、2010〜2011、1791、および2012〜2014)、RB437(配列番号2164)、RB502(配列番号2170AA)、RB452(配列番号2173)、RB513(配列番号2176)、RB464(配列番号2179)、RB596(配列番号2202)、RB569(配列番号2203)、およびRB570(配列番号2204)から成る群から選択される請求項15に記載の方法。
- 式4の配列が配列S262(配列番号1898)、S282〜S283(配列番号1907〜1908)、S331(配列番号1949)、RB505M(配列番号2160)、RB446(配列番号2180)、およびRB505(配列番号2191)から成る群から選択される請求項15に記載の方法。
- 式4の配列が配列RB517M(配列番号2161)、RB515(配列番号2162)、およびRB510(配列番号2163)から成る群から選択される請求項15に記載の方法。
- 式1の配列は、配列
H2C/D117:
FHENFYDWFVRQVSKK(配列番号1556);
FHENFYDWFVRQVS(配列番号1557);
RP9: GSLDESFYDWFERQLGKK(配列番号1558);
GSLDESFYDWFERQLG(配列番号1559);
GLADEDFYEWFERQLR(配列番号1561);
GLADELFYEWFDRQLS(配列番号1562);
GQLDEDFYEWFDRQLS(配列番号1563);
GQLDEDFYAWFDRQLS(配列番号1564);
GFMDESFYEWFERQLR(配列番号1565);
GFWDESFYAWFERQLR(配列番号1566);
GFMDESFYAWFERQLR(配列番号1567);
GFWDESFYEWFERQLR(配列番号1568);
RP15: SQAGSAFYAWFDQVLRTV(配列番号2130);および
S175:GRVDWLQRNANFYDWFVAELG(配列番号1560)から成る群から選択される請求項15に記載の方法。 - アミノ酸配列が、配列431〜433(配列番号2135〜2137)から成る群から選択される請求項15に記載の方法。
- アミノ酸配列が、配列RB431〜RB433(配列番号2184、2186および2188)から成る群から選択される請求項15に記載の方法。
- 哺乳類細胞におけるインシュリン受容体活性の増加方法であって、前記細胞にインシュリンの活性を増加するために十分な量のあるアミノ酸配列を投与することを含み、アミノ酸配列は、インシュリン受容体の部位1に結合する一配列を有する部分配列と、インシュリン受容体の部位2に結合する一配列を有する部分配列とを有し、前記部分配列はC末端からN末端に結合され、且つ部位2から部位1に方向付けられており、アミノ酸配列がインシュリン、インシュリン様成長因子、又はその断片ではない、方法。
- 部位1の配列が基本的に式1の配列X1X2X3X4X5からなり、部位2の配列が基本的に式6の配列X62、X63、X64、X65、X66、X67、X68、X69、X70、X71、X72、X73、X74、X75、X76、X77、X78、X79、X80、X81からなり、およびX1、X2、X4、およびX5は芳香族アミノ酸であり、X3は任意の極性アミノ酸であり、X62、X65、X66、X68、X69、X71、X73、X76、X77、X78、X79、X80、X81は任意のアミノ酸であり、X63、X70、およびX74は疎水性アミノ酸であり、X64は極性アミノ酸であり、X67およびX75は芳香族アミノ酸であり、X72およびX79はシステインである請求項28に記載の方法。
- X1、X2およびX5はフェニルアラニンおよびチロシンから成る群から選択され、X3はアスパラギン酸、グルタミン酸、グリシン、またはセリンから成る群から選択され、X4は、トリプトファン、チロシン、またはフェニルアラニンから成る群選択される請求項29に記載の方法。
- X63はロイシン、イソロイシン、メチオニン、およびバリンから成る群から選択され、X70およびX74はバリン、イソロイシン、ロイシン、およびメチオニンから成る群から選択され、X64はアスパラギン酸およびグルタミン酸から成る群から選択され、X67はトリプトファンで、X75はチロシンおよびトリプトファンから成る群から選択される請求項29に記載の方法。
- 式1の配列X1X2X3X4X5はFYDWF(配列番号1554)である請求項29に記載の方法。
- 式6の配列、X62X63X64X65X66X67X68X69X70X71X72X73X74X75X76X77X78X79X80X81はWLDQEWAWVQCEVYGRGCPS(配列番号2129)である請求項29に記載の方法。
- 式1の配列が配列番号1〜712(図1A〜1O);配列番号1221〜1243(図8);および配列番号1596、1718〜1719、1556、1560及び1720〜1776(表2)から成る群から選択される請求項29に記載の方法。
- 式6の配列が配列番号926〜1061(図3A〜3E);配列番号1244〜1253(図9A);および配列番号1596、1718〜1719、1556、1560及び1720〜1776(表2)から成る群から選択される請求項29に記載の方法。
- 式1の配列が配列番号S105〜S116(配列番号1791〜1805、1556、および1806〜1807、S131(配列番号1820)、S137(配列番号1821)、S158(配列番号1780)、S165〜S168(配列番号1554、および1824〜1826)、S171(配列番号1831)、S175〜S176(配列番号1560及び1836)、S179〜S184(配列番号1839〜1844)、S214〜S216(配列番号1845〜1847)、S219〜223(配列番号1852〜1856)、S227(配列番号1858)、S234〜S245(配列番号1869〜1880)、S248〜S251(配列番号1883〜1886)、S264〜S265(配列番号1900〜1901、S268(配列番号1903)、S278(配列番号1905)、S287(配列番号1911)、S294〜S295(配列番号1922〜1923)、S315(配列番号1937)、S319〜322(配列番号1940〜1943)、S326(配列番号1600)、S342(配列番号1962)、S365〜S366(配列番号1987〜1988)、S371〜S373(配列番号1558、および1990〜1991)、S386〜S403(配列番号1559、2005〜2007、1794、2008〜2009、1788、1787、1789、2010〜2011、1791、および2012〜2014)、RB437(配列番号2164)、RB502(配列番号2170)、RB452(配列番号2173)、RB513(配列番号2176)、RB464(配列番号2179)、RB596(配列番号2202)、RB569(配列番号2203)、およびRB570(配列番号2204)から成る群から選択される請求項29に記載の方法。
- 式6の配列が配列S256(配列番号1893)、S263(配列番号1899)、S266(配列番号1902)、S284〜285(配列番号1909〜1910)、S515(配列番号2102)、およびRB426(配列番号2158)から成る群から選択される請求項29に記載の方法。
- 式1の配列は、配列
H2C/D117:
FHENFYDWFVRQVSKK(配列番号1556);
FHENFYDWFVRQVS(配列番号1557);
RP9: GSLDESFYDWFERQLGKK(配列番号1558);
GSLDESFYDWFERQLG(配列番号1559);
GLADEDFYEWFERQLR(配列番号1561);
GLADELFYEWFDRQLS(配列番号1562);
GQLDEDFYEWFDRQLS(配列番号1563);
GQLDEDFYAWFDRQLS(配列番号1564);
GFMDESFYEWFERQLR(配列番号1565);
GFWDESFYAWFERQLR(配列番号1566);
GFMDESFYAWFERQLR(配列番号1567);
GFWDESFYEWFERQLR(配列番号1568);
RP15: SQAGSAFYAWFDQVLRTV(配列番号2130);および
S175:GRVDWLQRNANFYDWFVAELG(配列番号1560)から成る群から選択される請求項29に記載の方法。 - 式6の配列は:
WLDQEWVQCEVYGRGCPSKK(配列番号2227); KWLDQEWAWVQCEVYGRGCPSKK(配列番号1579); KWLDQEWAWVQCEVYGRGCPS(配列番号1580);
SLEEEWAQIQCEIYGRGCRY(配列番号1581);
SLEEEWAQIQCEIWGRGCRY(配列番号1582);
SLEEEWAQIECEVYGRGCPS(配列番号1583);および
SLEEEWAQIECEVWGRGCPS(配列番号1584)から成る群から選択されるD8配列である請求項29に記載の方法。 - アミノ酸配列が配列539(配列番号2116)である請求項29に記載の方法。
- アミノ酸配列が、配列RP27(配列番号2213)、RP28(配列番号2214)、RP29(配列番号2215)、RP30(配列番号2216)、RP31(配列番号2217)、RP32(配列番号2218)、RP33(配列番号2219)、RP34(配列番号2220)、RP35(配列番号2221)、およびRP36(配列番号2222)から成る群から選択される請求項29に記載の方法。
- アミノ酸配列が、配列D8−6aa−S175(配列番号2121)、D8−12aa−S175(配列番号2122)、D8−6aa−RP6(配列番号2126)、およびD8−6aa−RP17(配列番号2127)から成る群から選択される請求項29に記載の方法。
- アミノ酸配列が、配列S429(配列番号2032)、S455(配列番号2060)、S457〜S458(配列番号2063〜2064)、S467〜S468(配列番号2066〜2067)、S471(配列番号2068)、S481〜S513(配列番号2069〜2101)、S517〜S520(配列番号2104〜2107)、S524(配列番号2111)、RP539(配列番号2196)、RB625〜RB626(配列番号2200および2199)、およびRB622(配列番号2201)から成る群から選択される請求項29に記載の方法。
- 部位1の配列が基本的に式1の配列X1X2X3X4X5からなり、部位2の配列が基本的に式4の配列X22X23X24X25X26X27X28X29X30X31X32X33X34X35X36X37X38X39X40X41からなり、およびX1X2X4、およびX5は芳香族アミノ酸であり、X3は任意の極性アミノ酸であり、X22X25X26X28X29X30X33X34X35X37X38X40およびX41は任意のアミノ酸であり、X23は疎水性アミノ酸であり、X27は極性アミノ酸であり、X31は芳香族アミノ酸であり、X32は小アミノ酸であり、および、少なくとも1つのシステインがX24からX27位に位置し、X39またはX40に1つのシステインが位置している請求項28に記載の方法。
- X1、X2およびX5はフェニルアラニンおよびチロシンから成る群から選択され、X3はアスパラギン酸、グルタミン酸、グリシン、またはセリンから成る群から選択され、X4は、トリプトファン、チロシン、またはフェニルアラニンから成る群選択される請求項44に記載の方法。
- X24およびX39はシステインであり、X23はロイシン、イソロイシン、メチオニン、およびバリンから成る群から選択され、X27はグルタミン酸、アスパラギン酸、アスパラギン、およびグルタミンから成る群から選択され、X31はチロシン、X32はグリシン、およびX36は任意の芳香族アミノ酸から成る群から選択される請求項45に記載の方法。
- 式1の配列X1X2X3X4X5はFYDWF(配列番号1554)である請求項45に記載の方法。
- 式4の配列X22X23X24X25X26X27X28X29X30X31X32X33X34X35X36X37X38X39X40X41はHLCVLEELFWGASLFGYCSG(配列番号1576)である請求項45に記載の方法。
- 式1の配列が配列番号1〜712(図1A〜1O);配列番号1221〜1243(図8);および配列番号1596、1718〜1719、1556、1560及び1720〜1776(表2)から成る群から選択される請求項45に記載の方法。
- 式4の配列が配列番号713〜925(図2A〜2E);配列番号1254〜1261(図9B);および配列番号1596、1718〜1719、1556、1560及び1720〜1776(表2)から成る群から選択される請求項45に記載の方法。
- 式1の配列が配列番号S105〜S116(配列番号1791〜1805、1556、および1806〜1807、S131(配列番号1820)、S137(配列番号1821)、S158(配列番号1780)、S165〜S168(配列番号1554、および1824〜1826)、S171(配列番号1831)、S175〜S176(配列番号1560及び1836)、S179〜S184(配列番号1839〜1844)、S214〜S216(配列番号1845〜1847)、S219〜223(配列番号1852〜1856)、S227(配列番号1858)、S234〜S245(配列番号1869〜1880)、S248〜S251(配列番号1883〜1886)、S264〜S265(配列番号1900〜1901、S268(配列番号1903)、S278(配列番号1905)、S287(配列番号1911)、S294〜S295(配列番号1922〜1923)、S315(配列番号1937)、S319〜322(配列番号1940〜1943)、S326(配列番号1600)、S342(配列番号1962)、S365〜S366(配列番号1987〜1988)、S371〜S373(配列番号1558、および1990〜1991)、S386〜S403(配列番号1559、2005〜2007、1794、2008〜2009、1788、1787、1789、2010〜2011、1791、および2012〜2014)、RB437(配列番号2164)、RB502(配列番号2170AA)、RB452(配列番号2173)、RB513(配列番号2176)、RB464(配列番号2179)、RB596(配列番号2202)、RB569(配列番号2203)、およびRB570(配列番号204)から成る群から選択される請求項45に記載の方法。
- 式4の配列が配列S262(配列番号1898)、S282〜S283(配列番号1907〜1908)、S331(配列番号1949)、RB505M(配列番号2160)、RB446(配列番号2180)、およびRB505(配列番号2191)から成る群から選択される請求項45に記載の方法。
- 式4の配列が配列RB517M(配列番号2161)、RB515(配列番号2162)、およびRB510(配列番号2163)から成る群から選択される請求項45に記載の方法。
- 式1の配列は、配列
H2C/D117:
FHENFYDWFVRQVSKK(配列番号1556);
FHENFYDWFVRQVS(配列番号1557);
RP9: GSLDESFYDWFERQLGKK(配列番号1558);
GSLDESFYDWFERQLG(配列番号1559);
GLADEDFYEWFERQLR(配列番号1561);
GLADELFYEWFDRQLS(配列番号1562);
GQLDEDFYEWFDRQLS(配列番号1563);
GQLDEDFYAWFDRQLS(配列番号1564);
GFMDESFYEWFERQLR(配列番号1565);
GFWDESFYAWFERQLR(配列番号1566);
GFMDESFYAWFERQLR(配列番号1567);
GFWDESFYEWFERQLR(配列番号1568);
RP15: SQAGSAFYAWFDQVLRTV(配列番号2130);および
S175:GRVDWLQRNANFYDWFVAELG(配列番号1560)から成る群から選択される請求項45に記載の方法。 - アミノ酸配列が、配列F8−6aa−RP9(配列番号2119)、F8−12aa−RP9(配列番号2120)、F8−6aa−S175(配列番号2123)、F8−12aa−S175(配列番号2124)、S516(配列番号2103)、S512(配列番号2108)、およびS522(配列番号2109)、から成る群から選択される請求項45に記載の方法。
- 哺乳類細胞におけるインシュリン受容体活性の増加方法であって、前記細胞にインシュリンの活性を増加するために十分な量のあるアミノ酸配列を投与することを含み、アミノ酸配列は、各々がインシュリン受容体の部位1に結合する一配列を有する複数の部分配列を有し、アミノ酸配列がインシュリン、インシュリン様成長因子、又はその断片ではない、方法。
- 部位1の配列が基本的に式1の配列X1X2X3X4X5からなり、およびX1、X2、X4、およびX5は芳香族アミノ酸であり、X3は任意の極性アミノ酸である請求項56に記載の方法。
- X1、X2およびX5はフェニルアラニンおよびチロシンから成る群から選択され、X3はアスパラギン酸、グルタミン酸、グリシン、またはセリンから成る群から選択され、X4は、トリプトファン、チロシン、またはフェニルアラニンから成る群選択される請求項57に記載の方法。
- 式1の配列X1X2X3X4X5はFYDWF(配列番号1554)である請求項57に記載の方法。
- 式1の配列が配列番号1〜712(図1A〜1O);配列番号1221〜1243(図8);および配列番号1596、1718〜1719、1556、1560及び1720〜1776(表2)から成る群から選択される請求項57に記載の方法。
- 式1の配列が配列番号S105〜S116(配列番号1791〜1805、1556、および1806〜1807、S131(配列番号1820)、S137(配列番号1821)、S158(配列番号1780)、S165〜S168(配列番号1554、および1824〜1826)、S171(配列番号1831)、S175〜S176(配列番号1560及び1836)、S179〜S184(配列番号1839〜1844)、S214〜S216(配列番号1845〜1847)、S219〜223(配列番号1852〜1856)、S227(配列番号1858)、S234〜S245(配列番号1869〜1880)、S248〜S251(配列番号1883〜1886)、S264〜S265(配列番号1900〜1901、S268(配列番号1903)、S278(配列番号1905)、S287(配列番号1911)、S294〜S295(配列番号1922〜1923)、S315(配列番号1937)、S319〜322(配列番号1940〜1943)、S326(配列番号1600)、S342(配列番号1962)、S365〜S366(配列番号1987〜1988)、S371〜S373(配列番号1558、および1990〜1991)、S386〜S403(配列番号1559、2005〜2007、1794、2008〜2009、1788、1787、1789、2010〜2011、1791、および2012〜2014)、RB437(配列番号2164)、RB502(配列番号2170)、RB452(配列番号2173)、RB513(配列番号2176)、RB464(配列番号2179)、RB596(配列番号2202)、RB569(配列番号2203)、およびRB570(配列番号2204)から成る群から選択される請求項57に記載の方法。
- 式1の配列は、配列
H2C/D117:
FHENFYDWFVRQVSKK(配列番号1556);
FHENFYDWFVRQVS(配列番号1557);
RP9: GSLDESFYDWFERQLGKK(配列番号1558);
GSLDESFYDWFERQLG(配列番号1559);
GLADEDFYEWFERQLR(配列番号1561);
GLADELFYEWFDRQLS(配列番号1562);
GQLDEDFYEWFDRQLS(配列番号1563);
GQLDEDFYAWFDRQLS(配列番号1564);
GFMDESFYEWFERQLR(配列番号1565);
GFWDESFYAWFERQLR(配列番号1566);
GFMDESFYAWFERQLR(配列番号1567);
GFWDESFYEWFERQLR(配列番号1568);
RP15: SQAGSAFYAWFDQVLRTV(配列番号2130);および
S175:GRVDWLQRNANFYDWFVAELG(配列番号1560)から成る群から選択される請求項57に記載の方法。 - アミノ酸配列が配列521(配列番号2112)および535(配列番号2113)から成る群から選択される請求項57に記載の方法。
- アミノ酸配列が配列434(配列番号2138)、436(配列番号2139)、427(配列番号2141)、435(配列番号2142)、439(配列番号2143)、449(配列番号2144)および463(配列番号2146)から成る群から選択される請求項57に記載の方法。
- アミノ酸配列が、配列S128(配列番号1817〜1818)、S145(配列番号1822〜1823)、S169〜S170(配列番号1827〜1830)、S172(配列番号1832〜1833)、S218(配列番号1850〜1851)、S228(配列番号1859〜1860)、S231〜S232(配列番号1863〜1866)、S253(配列番号1889〜1890)、S267(配列番号)、S290〜S293(配列番号1914〜1921)、S300〜S301(配列番号1924〜1927)、S312(配列番号1933〜1934)、S325(配列番号1944〜1945)、S349〜S354(配列番号1965〜1976)、S359〜S363(配列番号1977〜1986)、S374〜S376(配列番号1992〜1996)、S378〜S381(配列番号1997〜2004)、S414〜S418(配列番号2015〜2024)、S420(配列番号2027〜2028)、RB463(配列番号2165)、RB439(配列番号2166)、RB436(配列番号2167)、RB449(配列番号2168)、RB508M〜RB509M(配列番号2171〜2172)、RB508〜RB509(配列番号2189〜2190)、RB521(配列番号2193)、およびRB535(配列番号2194)から成る群から選択される請求項57に記載の方法。
- 哺乳類細胞におけるインシュリン受容体活性の増加方法であって、前記細胞にインシュリンの活性を増加するために十分な量のあるアミノ酸配列を投与することを含み、アミノ酸配列は、インシュリン受容体の部位1に結合する一配列を有する部分配列と、インシュリン受容体の部位2に結合する一配列を有する部分配列とを有し、前記部分配列はC末端からC末端またはN末端からN末端に結合されており、アミノ酸配列がインシュリン、インシュリン様成長因子、又はその断片ではない、方法。
- 部位1の配列が基本的に式1の配列X1X2X3X4X5からなり、部位2の配列が基本的に式6の配列X62、X63、X64、X65、X66、X67、X68、X69、X70、X71、X72、X73、X74、X75、X76、X77、X78、X79、X80、X81からなり、およびX1、X2、X4、およびX5は芳香族アミノ酸であり、X3は任意の極性アミノ酸であり、X62、X65、X66、X68、X69、X71、X73、X76、X77、X78、X79、X80、X81は任意のアミノ酸であり、X63、X70、およびX74は疎水性アミノ酸であり、X64は極性アミノ酸であり、X67およびX75は芳香族アミノ酸であり、X72およびX79はシステインである請求項66に記載の方法。
- X1、X2およびX5はフェニルアラニンおよびチロシンから成る群から選択され、X3はアスパラギン酸、グルタミン酸、グリシン、またはセリンから成る群から選択され、X4は、トリプトファン、チロシン、またはフェニルアラニンから成る群選択される請求項67に記載の方法。
- X63はロイシン、イソロイシン、メチオニン、およびバリンから成る群から選択され、X70およびX74はバリン、イソロイシン、ロイシン、およびメチオニンから成る群から選択され、X64はアスパラギン酸およびグルタミン酸から成る群から選択され、X67はトリプトファンで、X75はチロシンおよびトリプトファンから成る群から選択される請求項67に記載の方法。
- 式1の配列X1X2X3X4X5はFYDWF(配列番号1554)である請求項67に記載の方法。
- 式6の配列、X62X63X64X65X66X67X68X69X70X71X72X73X74X75X76X77X78X79X80X81はWLDQEWAWVQCEVYGRGCPS(配列番号2056)である請求項67に記載の方法。
- 式1の配列が配列番号1〜712(図1A〜1O);配列番号1221〜1243(図8);および配列番号1596、1718〜1719、1556、1560及び1720〜1776(表2)から成る群から選択される請求項67に記載の方法。
- 式6の配列が配列番号926〜1061(図3A〜3E);配列番号1244〜1253(図9A);および配列番号1596、1718〜1719、1556、1560及び1720〜1776(表2)から成る群から選択される請求項67に記載の方法。
- 式1の配列が配列番号S105〜S116(配列番号1791〜1805、1556、および1806〜1807、S131(配列番号1820)、S137(配列番号1821)、S158(配列番号1780)、S165〜S168(配列番号1554、および1824〜1826)、S171(配列番号1831)、S175〜S176(配列番号1560及び1836)、S179〜S184(配列番号1839〜1844)、S214〜S216(配列番号1845〜1847)、S219〜223(配列番号1852〜1856)、S227(配列番号1858)、S234〜S245(配列番号1869〜1880)、S248〜S251(配列番号1883〜1886)、S264〜S265(配列番号1900〜1901、S268(配列番号1903)、S278(配列番号1905)、S287(配列番号1911)、S294〜S295(配列番号1922〜1923)、S315(配列番号1937)、S319〜322(配列番号1940〜1943)、S326(配列番号1600)、S342(配列番号1962)、S365〜S366(配列番号1987〜1988)、S371〜S373(配列番号1558、および1990〜1991)、S386〜S403(配列番号1559、2005〜2007、1794、2008〜2009、1788、1787、1789、2010〜2011、1791、および2012〜2014)、RB437(配列番号2164)、RB502(配列番号2170)、RB452(配列番号2173)、RB513(配列番号2176)、RB464(配列番号2179)、RB596(配列番号2202)、RB569(配列番号2203)、およびRB570(配列番号2204)から成る群から選択される請求項67に記載の方法。
- 式6の配列が配列S256(配列番号1893)、S263(配列番号1899)、S266(配列番号1902)、S284〜285(配列番号1909〜1910)、S515(配列番号2102)、およびRB426(配列番号2158)から成る群から選択される請求項67に記載の方法。
- 式1の配列は、配列
H2C/D117:
FHENFYDWFVRQVSKK(配列番号1556);
FHENFYDWFVRQVS(配列番号1557);
RP9: GSLDESFYDWFERQLGKK(配列番号1558);
GSLDESFYDWFERQLG(配列番号1559);
GLADEDFYEWFERQLR(配列番号1561);
GLADELFYEWFDRQLS(配列番号1562);
GQLDEDFYEWFDRQLS(配列番号1563);
GQLDEDFYAWFDRQLS(配列番号1564);
GFMDESFYEWFERQLR(配列番号1565);
GFWDESFYAWFERQLR(配列番号1566);
GFMDESFYAWFERQLR(配列番号1567);
GFWDESFYEWFERQLR(配列番号1568);
RP15: SQAGSAFYAWFDQVLRTV(配列番号2130);および
S175:GRVDWLQRNANFYDWFVAELG(配列番号1560)から成る群から選択される請求項67に記載の方法。 - 式6の配列は:
WLDQEWVQCEVYGRGCPSKK(配列番号2227); KWLDQEWAWVQCEVYGRGCPSKK(配列番号1579); KWLDQEWAWVQCEVYGRGCPS(配列番号1580);
SLEEEWAQIQCEIYGRGCRY(配列番号1581);
SLEEEWAQIQCEIWGRGCRY(配列番号1582);
SLEEEWAQIECEVYGRGCPS(配列番号1583);および
SLEEEWAQIECEVWGRGCPS(配列番号1584)から成る群から選択されるD8配列である請求項67に記載の方法。 - アミノ酸配列が配列S432〜S433(配列番号2033〜2036)、S436〜S445(配列番号2037〜2056)、およびS456(配列番号2061〜2062)から成る群から選択される請求項67に記載の方法。
- インシュリン受容体アゴニストであるアミノ酸配列であって、インシュリン受容体の部位1に結合する一配列を有する部分配列と、インシュリン受容体の部位2に結合する一配列を有する部分配列とを有し、前記部分配列はC末端からN末端に結合され、且つ部位2から部位1に方向付けられており、アミノ酸配列がインシュリン、インシュリン様成長因子、又はその断片ではないアミノ酸配列。
- 部位1の配列が基本的に式1の配列X1X2X3X4X5からなり、部位2の配列が基本的に式6の配列X62、X63、X64、X65、X66、X67、X68、X69、X70、X71、X72、X73、X74、X75、X76、X77、X78、X79、X80、X81からなり、およびX1、X2、X4、およびX5は芳香族アミノ酸であり、X3は任意の極性アミノ酸であり、X62、X65、X66、X68、X69、X71、X73、X76、X77、X78、X79、X80、X81は任意のアミノ酸であり、X63、X70、およびX74は疎水性アミノ酸であり、X64は極性アミノ酸であり、X67およびX75は芳香族アミノ酸であり、X72およびX79はシステインである請求項79に記載のアミノ酸配列。
- X1、X2およびX5はフェニルアラニンおよびチロシンから成る群から選択され、X3はアスパラギン酸、グルタミン酸、グリシン、またはセリンから成る群から選択され、X4は、トリプトファン、チロシン、またはフェニルアラニンから成る群選択される請求項80に記載のアミノ酸配列。
- X63はロイシン、イソロイシン、メチオニン、およびバリンから成る群から選択され、X70およびX74はバリン、イソロイシン、ロイシン、およびメチオニンから成る群から選択され、X64はアスパラギン酸およびグルタミン酸から成る群から選択され、X67はトリプトファンで、X75はチロシンおよびトリプトファンから成る群から選択される請求項80に記載のアミノ酸配列。
- 式1の配列X1X2X3X4X5はFYDWF(配列番号1554)である請求項80に記載のアミノ酸配列。
- 式6の配列、X62X63X64X65X66X67X68X69X70X71X72X73X74X75X76X77X78X79X80X81はWLDQEWAWVQCEVYGRGCPS(配列番号2056)である請求項80に記載のアミノ酸配列。
- 式1の配列が配列番号1〜712(図1A〜1O);配列番号1221〜1243(図8);および配列番号1596、1718〜1719、1556、1560及び1720〜1776(表2)から成る群から選択される請求項80に記載のアミノ酸配列。
- 式6の配列が配列番号926〜1061(図3A〜3E);配列番号1244〜1253(図9A);および配列番号1596、1718〜1719、1556、1560及び1720〜1776(表2)から成る群から選択される請求項80に記載のアミノ酸配列。
- 式1の配列が配列番号S105〜S116(配列番号1791〜1805、1556、および1806〜1807、S131(配列番号1820)、S137(配列番号1821)、S158(配列番号1780)、S165〜S168(配列番号1554、および1824〜1826)、S171(配列番号1831)、S175〜S176(配列番号1560及び1836)、S179〜S184(配列番号1839〜1844)、S214〜S216(配列番号1845〜1847)、S219〜223(配列番号1852〜1856)、S227(配列番号1858)、S234〜S245(配列番号1869〜1880)、S248〜S251(配列番号1883〜1886)、S264〜S265(配列番号1900〜1901、S268(配列番号1903)、S278(配列番号1905)、S287(配列番号1911)、S294〜S295(配列番号1922〜1923)、S315(配列番号1937)、S319〜322(配列番号1940〜1943)、S326(配列番号1600)、S342(配列番号1962)、S365〜S366(配列番号1987〜1988)、S371〜S373(配列番号1558、および1990〜1991)、S386〜S403(配列番号1559、2005〜2007、1794、2008〜2009、1788、1787、1789、2010〜2011、1791、および2012〜2014)、RB437(配列番号2164)、RB502(配列番号2170)、RB452(配列番号2173)、RB513(配列番号2176)、RB464(配列番号2179)、RB596(配列番号2202)、RB569(配列番号2203)、およびRB570(配列番号2204)から成る群から選択される請求項80に記載のアミノ酸配列。
- 式6の配列が配列S256(配列番号1893)、S263(配列番号1899)、S266(配列番号1902)、S284〜285(配列番号1909〜1910)、S515(配列番号2102)、およびRB426(配列番号2158)から成る群から選択される請求項80に記載のアミノ酸配列。
- 式1の配列は、配列
H2C/D117:
FHENFYDWFVRQVSKK(配列番号1556);
FHENFYDWFVRQVS(配列番号1557);
RP9: GSLDESFYDWFERQLGKK(配列番号1558);
GSLDESFYDWFERQLG(配列番号1559);
GLADEDFYEWFERQLR(配列番号1561);
GLADELFYEWFDRQLS(配列番号1562);
GQLDEDFYEWFDRQLS(配列番号1563);
GQLDEDFYAWFDRQLS(配列番号1564);
GFMDESFYEWFERQLR(配列番号1565);
GFWDESFYAWFERQLR(配列番号1566);
GFMDESFYAWFERQLR(配列番号1567);
GFWDESFYEWFERQLR(配列番号1568);
RP15: SQAGSAFYAWFDQVLRTV(配列番号2057);および
S175:GRVDWLQRNANFYDWFVAELG(配列番号1560)から成る群から選択される請求項80に記載のアミノ酸配列。 - 式6の配列は:
WLDQEWVQCEVYGRGCPSKK(配列番号2227); KWLDQEWAWVQCEVYGRGCPSKK(配列番号1579); KWLDQEWAWVQCEVYGRGCPS(配列番号1580);
SLEEEWAQIQCEIYGRGCRY(配列番号1581);
SLEEEWAQIQCEIWGRGCRY(配列番号1582);
SLEEEWAQIECEVYGRGCPS(配列番号1583);および
SLEEEWAQIECEVWGRGCPS(配列番号1584)から成る群から選択されるD8配列である請求項80に記載のアミノ酸配列。 - アミノ酸配列が配列539(配列番号2116)である請求項80に記載のアミノ酸配列。
- アミノ酸配列が、配列S429(配列番号2032)、S455(配列番号2060)、S457〜S458(配列番号2063〜2064)、S467〜S468(配列番号2066〜2067)、S471(配列番号2068)、S471(配列番号2068)、S481〜S513(配列番号2069〜2101)、S517〜S520(配列番号2104〜2107)、S524(配列番号2111)、RB539(配列番号2196)、RB625〜RB626(配列番号2200および2199)、およびRB622(配列番号2201)から成る群から選択される請求項80に記載のアミノ酸配列。
- アミノ酸配列が、配列RP27(配列番号2213)、RP28(配列番号2214)、RP29(配列番号2215)、RP30(配列番号2216)、RP31(配列番号2217)、RP32(配列番号2218)、RP33(配列番号2219)、RP34(配列番号2220)、およびRP35(配列番号2221)から成る群から選択される請求項80に記載のアミノ酸配列。
- アミノ酸配列が、配列D8−6aa−S175(配列番号2121)、D8−12aa−S175(配列番号2122)、D8−6aa−RP15(配列番号2126)、およびD8−6aa−RP17(配列番号2127)から成る群から選択される請求項80に記載のアミノ酸配列。
- 部位1の配列が基本的に式1の配列X1X2X3X4X5からなり、部位2の配列が基本的に式4の配列X22X23X24X25X26X27X28X29X30X31X32X33X34X35X36X37X38X39X40X41からなり、およびX1X2X4、およびX5は芳香族アミノ酸であり、X3は任意の極性アミノ酸であり、X22X25X26X28X29X30X33X34X35X37X38X40およびX41は任意のアミノ酸であり、X23は疎水性アミノ酸であり、X27は極性アミノ酸であり、X31は芳香族アミノ酸であり、X32は小アミノ酸であり、および、少なくとも1つのシステインがX24からX27位に位置し、X39またはX40に1つのシステインが位置している請求項79に記載のアミノ酸配列。
- X1、X2およびX5はフェニルアラニンおよびチロシンから成る群から選択され、X3はアスパラギン酸、グルタミン酸、グリシン、またはセリンから成る群から選択され、X4は、トリプトファン、チロシン、またはフェニルアラニンから成る群選択される請求項95に記載のアミノ酸配列。
- X24およびX39はシステインであり、X23はロイシン、イソロイシン、メチオニン、およびバリンから成る群から選択され、X27はグルタミン酸、アスパラギン酸、アスパラギン、およびグルタミンから成る群から選択され、X31はチロシン、X32はグリシン、およびX36は任意の芳香族アミノ酸から成る群から選択される請求項95に記載のアミノ酸配列。
- 式1の配列X1X2X3X4X5はFYDWF(配列番号1554)である請求項95に記載のアミノ酸配列。
- 式4の配列X22X23X24X25X26X27X28X29X30X31X32X33X34X35X36X37X38X39X40X41はHLCVLEELFWGASLFGYCSG(配列番号1576)である請求項95に記載のアミノ酸配列。
- 式1の配列が配列番号1〜712(図1A〜1O);配列番号1221〜1243(図8);および配列番号1596、1718〜1719、1556、1560及び1720〜1776(表2)から成る群から選択される請求項95に記載のアミノ酸配列。
- 式4の配列が配列S262(配列番号1898)、S282〜S283(配列番号1907〜1908)、S331(配列番号1949)、RB505M(配列番号2160)、RB446(配列番号2180)、およびRB505(配列番号2191)から成る群から選択される請求項95に記載のアミノ酸配列。
- 式4の配列が配列RB517M(配列番号2161)、RB515(配列番号2162)、およびRB510(配列番号2163)から成る群から選択される請求項95に記載のアミノ酸配列。
- 式1の配列が配列番号S105〜S116(配列番号1791〜1805、1556、および1806〜1807、S131(配列番号1820)、S137(配列番号1821)、S158(配列番号1780)、S165〜S168(配列番号1554、および1824〜1826)、S171(配列番号1831)、S175〜S176(配列番号1560及び1836)、S179〜S184(配列番号1839〜1844)、S214〜S216(配列番号1845〜1847)、S219〜223(配列番号1852〜1856)、S227(配列番号1858)、S234〜S245(配列番号1869〜1880)、S248〜S251(配列番号1883〜1886)、S264〜S265(配列番号1900〜1901、S268(配列番号1903)、S278(配列番号1905)、S287(配列番号1911)、S294〜S295(配列番号1922〜1923)、S315(配列番号1937)、S319〜322(配列番号1940〜1943)、S326(配列番号1600)、S342(配列番号1962)、S365〜S366(配列番号1987〜1988)、S371〜S373(配列番号1558、および1990〜1991)、S386〜S403(配列番号1559、2005〜2007、1794、2008〜2009、1788、1787、1789、2010〜2011、1791、および2012〜2014)、RB437(配列番号2164)、RB502(配列番号2170AA)、RB452(配列番号2173)、RB513(配列番号2176)、RB464(配列番号2179)、RB596(配列番号2202)、RB569(配列番号2203)、およびRB570(配列番号2204)から成る群から選択される請求項95に記載のアミノ酸配列。
- 式1の配列は、配列
H2C/D117:
FHENFYDWFVRQVSKK(配列番号1556);
FHENFYDWFVRQVS(配列番号1557);
RP9: GSLDESFYDWFERQLGKK(配列番号1558);
GSLDESFYDWFERQLG(配列番号1559);
GLADEDFYEWFERQLR(配列番号1561);
GLADELFYEWFDRQLS(配列番号1562);
GQLDEDFYEWFDRQLS(配列番号1563);
GQLDEDFYAWFDRQLS(配列番号1564);
GFMDESFYEWFERQLR(配列番号1565);
GFWDESFYAWFERQLR(配列番号1566);
GFMDESFYAWFERQLR(配列番号1567);
GFWDESFYEWFERQLR(配列番号1568);
RP15: SQAGSAFYAWFDQVLRTV(配列番号2057);および
S175:GRVDWLQRNANFYDWFVAELG(配列番号1560)から成る群から選択される請求項95に記載のアミノ酸配列。 - アミノ酸配列が、配列D8−6aa−RP9(配列番号2119)、D8−12aa−RP9(配列番号2120)、D8−6aa−S175(配列番号2123)、D8−12aa−S175(配列番号2124)、S516(配列番号2103)、S521(配列番号2108)、およびS522(配列番号2109)から成る群から選択される請求項95に記載のアミノ酸配列。
- インシュリン受容体アゴニストであるアミノ酸配列であって、各々がインシュリン受容体の部位1に結合する一配列を有する複数の部分配列を有し、アミノ酸配列がインシュリン、インシュリン様成長因子、又はその断片ではないアミノ酸配列。
- 部位1の配列が基本的に式1の配列X1X2X3X4X5からなり、およびX1、X2、X4、およびX5は芳香族アミノ酸であり、X3は任意の極性アミノ酸である請求項106に記載のアミノ酸配列。
- X1、X2およびX5はフェニルアラニンおよびチロシンから成る群から選択され、X3はアスパラギン酸、グルタミン酸、グリシン、またはセリンから成る群から選択され、X4は、トリプトファン、チロシン、またはフェニルアラニンから成る群選択される請求項107に記載のアミノ酸配列。
- 式1の配列X1X2X3X4X5はFYDWF(配列番号1554)である請求項107に記載のアミノ酸配列。
- 式1の配列が配列番号1〜712(図1A〜1O);配列番号1221〜1243(図8);および配列番号1596、1718〜1719、1556、1560及び1720〜1776(表2)から成る群から選択される請求項107に記載のアミノ酸配列。
- 式1の配列が配列番号S105〜S116(配列番号1791〜1805、1556、および1806〜1807、S131(配列番号1820)、S137(配列番号1821)、S158(配列番号1780)、S165〜S168(配列番号1554、および1824〜1826)、S171(配列番号1831)、S175〜S176(配列番号1560及び1836)、S179〜S184(配列番号1839〜1844)、S214〜S216(配列番号1845〜1847)、S219〜223(配列番号1852〜1856)、S227(配列番号1858)、S234〜S245(配列番号1869〜1880)、S248〜S251(配列番号1883〜1886)、S264〜S265(配列番号1900〜1901、S268(配列番号1903)、S278(配列番号1905)、S287(配列番号1911)、S294〜S295(配列番号1922〜1923)、S315(配列番号1937)、S319〜322(配列番号1940〜1943)、S326(配列番号1600)、S342(配列番号1962)、S365〜S366(配列番号1987〜1988)、S371〜S373(配列番号1558、および1990〜1991)、S386〜S403(配列番号1559、2005〜2007、1794、2008〜2009、1788、1787、1789、2010〜2011、1791、および2012〜2014)、RB437(配列番号2164)、RB502(配列番号2170)、RB452(配列番号2173)、RB513(配列番号2176)、RB464(配列番号2179)、RB596(配列番号2202)、RB569(配列番号2203)、およびRB570(配列番号2204)から成る群から選択される請求項107に記載のアミノ酸配列。
- 式1の配列は、配列
H2C/D117:
FHENFYDWFVRQVSKK(配列番号1556);
FHENFYDWFVRQVS(配列番号1557);
RP9: GSLDESFYDWFERQLGKK(配列番号1558);
GSLDESFYDWFERQLG(配列番号1559);
GLADEDFYEWFERQLR(配列番号1561);
GLADELFYEWFDRQLS(配列番号1562);
GQLDEDFYEWFDRQLS(配列番号1563);
GQLDEDFYAWFDRQLS(配列番号1564);
GFMDESFYEWFERQLR(配列番号1565);
GFWDESFYAWFERQLR(配列番号1566);
GFMDESFYAWFERQLR(配列番号1567);
GFWDESFYEWFERQLR(配列番号1568);
RP15: SQAGSAFYAWFDQVLRTV(配列番号2057);および
S175:GRVDWLQRNANFYDWFVAELG(配列番号1560)から成る群から選択される請求項107に記載のアミノ酸配列。 - アミノ酸配列が配列521(配列番号2112)および535(配列番号2113)から成る群から選択される請求項107に記載のアミノ酸配列。
- アミノ酸配列が配列434(配列番号2138)、436(配列番号2139)、427(配列番号2141)、435(配列番号2142)、439(配列番号2143)、449(配列番号2144)および463(配列番号2146)から成る群から選択される請求項107に記載のアミノ酸配列。
- アミノ酸配列が、配列S128(配列番号1817〜1818)、S145(配列番号1822〜1823)、S169〜S170(配列番号1827〜1830)、S172(配列番号1832〜1833)、S218(配列番号1850〜1851)、S228(配列番号1859〜1860)、S231〜S232(配列番号1863〜1866)、S253(配列番号1889〜1890)、S267(配列番号)、S290〜S293(配列番号1914〜1921)、S300〜S301(配列番号1924〜1927)、S312(配列番号1933〜1934)、S325(配列番号1944〜1945)、S349〜S354(配列番号1965〜1976)、S359〜S363(配列番号1977〜1986)、S374〜S376(配列番号1992〜1996)、S378〜S381(配列番号1997〜2004)、S414〜S418(配列番号2015〜2024)、S420(配列番号2027〜2028)、RB463(配列番号2165)、RB439(配列番号2166)、RB436(配列番号2167)、RB449(配列番号2168)、RB508M〜RB509M(配列番号2171〜2172)、RB508〜RB509(配列番号2189〜2190)、RB521(配列番号2193)、およびRB535(配列番号2194)から成る群から選択される請求項107に記載のアミノ酸配列。
- インシュリン受容体アゴニストであるアミノ酸配列であって、インシュリン受容体の部位1に結合する一配列を有する部分配列と、インシュリン受容体の部位2に結合する一配列を有する部分配列とを有し、前記部分配列はC末端からC末端またはN末端からN末端に結合されており、アミノ酸配列がインシュリン、インシュリン様成長因子、又はその断片ではないアミノ酸配列。
- 部位1の配列が基本的に式1の配列X1X2X3X4X5からなり、部位2の配列が基本的に式6の配列X62、X63、X64、X65、X66、X67、X68、X69、X70、X71、X72、X73、X74、X75、X76、X77、X78、X79、X80、X81からなり、およびX1、X2、X4、およびX5は芳香族アミノ酸であり、X3は任意の極性アミノ酸であり、X62、X65、X66、X68、X69、X71、X73、X76、X77、X78、X79、X80、X81は任意のアミノ酸であり、X63、X70、およびX74は疎水性アミノ酸であり、X64は極性アミノ酸であり、X67およびX75は芳香族アミノ酸であり、X72およびX79はシステインである請求項116に記載のアミノ酸配列。
- X1、X2およびX5はフェニルアラニンおよびチロシンから成る群から選択され、X3はアスパラギン酸、グルタミン酸、グリシン、またはセリンから成る群から選択され、X4は、トリプトファン、チロシン、またはフェニルアラニンから成る群選択される請求項117に記載のアミノ酸配列。
- X63はロイシン、イソロイシン、メチオニン、およびバリンから成る群から選択され、X70およびX74はバリン、イソロイシン、ロイシン、およびメチオニンから成る群から選択され、X64はアスパラギン酸およびグルタミン酸から成る群から選択され、X67はトリプトファンで、X75はチロシンおよびトリプトファンから成る群から選択される請求項117に記載のアミノ酸配列。
- 式1の配列X1X2X3X4X5はFYDWF(配列番号1554)である請求項117に記載のアミノ酸配列。
- 式6の配列、X62X63X64X65X66X67X68X69X70X71X72X73X74X75X76X77X78X79X80X81はWLDQEWAWVQCEVYGRGCPS(配列番号2056)である請求項117に記載のアミノ酸配列。
- 式1の配列が配列番号1〜712(図1A〜1O);配列番号1221〜1243(図8);および配列番号1596、1718〜1719、1556、1560及び1720〜1776(表2)から成る群から選択される請求項117に記載のアミノ酸配列。
- 式6の配列が配列番号926〜1061(図3A〜3E);配列番号1244〜1253(図9A);および配列番号1596、1718〜1719、1556、1560及び1720〜1776(表2)から成る群から選択される請求項117に記載のアミノ酸配列。
- 式1の配列が配列番号S105〜S116(配列番号1791〜1805、1556、および1806〜1807、S131(配列番号1820)、S137(配列番号1821)、S158(配列番号1780)、S165〜S168(配列番号1554、および1824〜1826)、S171(配列番号1831)、S175〜S176(配列番号1560及び1836)、S179〜S184(配列番号1839〜1844)、S214〜S216(配列番号1845〜1847)、S219〜223(配列番号1852〜1856)、S227(配列番号1858)、S234〜S245(配列番号1869〜1880)、S248〜S251(配列番号1883〜1886)、S264〜S265(配列番号1900〜1901、S268(配列番号1903)、S278(配列番号1905)、S287(配列番号1911)、S294〜S295(配列番号1922〜1923)、S315(配列番号1937)、S319〜322(配列番号1940〜1943)、S326(配列番号1600)、S342(配列番号1962)、S365〜S366(配列番号1987〜1988)、S371〜S373(配列番号1558、および1990〜1991)、S386〜S403(配列番号1559、2005〜2007、1794、2008〜2009、1788、1787、1789、2010〜2011、1791、および2012〜2014)、RB437(配列番号2164)、RB502(配列番号2170)、RB452(配列番号2173)、RB513(配列番号2176)、RB464(配列番号2179)、RB596(配列番号2202)、RB569(配列番号2203)、およびRB570(配列番号2204)から成る群から選択される請求項117に記載のアミノ酸配列。
- 式6の配列が配列S256(配列番号1893)、S263(配列番号1899)、S266(配列番号1902)、S284〜285(配列番号1909〜1910)、S515(配列番号2102)、およびRB426(配列番号2158)から成る群から選択される請求項117に記載のアミノ酸配列。
- 式1の配列は、配列
H2C/D117: FHENFYDWFVRQVSKK(配列番号1556);
FHENFYDWFVRQVS(配列番号1557);
RP9: GSLDESFYDWFERQLGKK(配列番号1558);
GSLDESFYDWFERQLG(配列番号1559);
GLADEDFYEWFERQLR(配列番号1561);
GLADELFYEWFDRQLS(配列番号1562);
GQLDEDFYEWFDRQLS(配列番号1563);
GQLDEDFYAWFDRQLS(配列番号1564);
GFMDESFYEWFERQLR(配列番号1565);
GFWDESFYAWFERQLR(配列番号1566);
GFMDESFYAWFERQLR(配列番号1567);
GFWDESFYEWFERQLR(配列番号1568);
RP15: SQAGSAFYAWFDQVLRTV(配列番号2057);および
S175:GRVDWLQRNANFYDWFVAELG(配列番号1560)から成る群から選択される請求項117に記載のアミノ酸配列。 - 式6の配列は:
WLDQEWVQCEVYGRGCPSKK(配列番号2227);
KWLDQEWAWVQCEVYGRGCPSKK(配列番号1579);
KWLDQEWAWVQCEVYGRGCPS(配列番号1580);
SLEEEWAQIQCEIYGRGCRY(配列番号1581);
SLEEEWAQIQCEIWGRGCRY(配列番号1582);
SLEEEWAQIECEVYGRGCPS(配列番号1583);および
SLEEEWAQIECEVWGRGCPS(配列番号1584)から成る群から選択されるD8配列である請求項117に記載のアミノ酸配列。 - アミノ酸配列が配列S432〜S433(配列番号2033〜2036)、S436〜S445(配列番号2037〜2056)、およびS456(配列番号2061〜2062)から成る群から選択される請求項117に記載のアミノ酸配列。
- インシュリン受容体アンタゴニストであるアミノ酸配列であって、インシュリン受容体の部位1に結合する一配列を有する部分配列と、インシュリン受容体の部位2に結合する一配列を有する部分配列とを有し、前記部分配列はC末端からN末端に結合され、且つ部位1から部位2に方向付けられており、アミノ酸配列がインシュリン、インシュリン様成長因子、又はその断片ではないアミノ酸配列。
- 部位1の配列が基本的に式1の配列X1X2X3X4X5からなり、部位2の配列が基本的に式6の配列X62、X63、X64、X65、X66、X67、X68、X69、X70、X71、X72、X73、X74、X75、X76、X77、X78、X79、X80、X81からなり、ここでX1、X2、X4、およびX5は芳香族アミノ酸であり、X3は任意の極性アミノ酸であり、X62、X65、X66、X68、X69、X71、X73、X76、X77、X78、X79、X80、X81は任意のアミノ酸であり、X63、X70、およびX74は疎水性アミノ酸であり、X64は極性アミノ酸であり、X67およびX75は芳香族アミノ酸であり、X72およびX79はシステインである請求項129に記載のアミノ酸配列。
- X1、X2およびX5はフェニルアラニンおよびチロシンから成る群から選択され、X3はアスパラギン酸、グルタミン酸、グリシン、またはセリンから成る群から選択され、X4は、トリプトファン、チロシン、またはフェニルアラニンから成る群選択される請求項130に記載のアミノ酸配列。
- X63はロイシン、イソロイシン、メチオニン、およびバリンから成る群から選択され、X70およびX74はバリン、イソロイシン、ロイシン、およびメチオニンから成る群から選択され、X64はアスパラギン酸およびグルタミン酸から成る群から選択され、X67はトリプトファンで、X75はチロシンおよびトリプトファンから成る群から選択される請求項130に記載のアミノ酸配列。
- 式1の配列X1X2X3X4X5はFYDWF(配列番号1554)である請求項130に記載のアミノ酸配列。
- 式6の配列、X62X63X64X65X66X67X68X69X70X71X72X73X74X75X76X77X78X79X80X81はWLDQEWAWVQCEVYGRGCPS(配列番号2056)である請求項130に記載のアミノ酸配列。
- 式1の配列が配列番号1〜712(図1A〜1O);配列番号1221〜1243(図8);および配列番号1596、1718〜1719、1556、1560及び1720〜1776(表2)から成る群から選択される請求項130に記載のアミノ酸配列。
- 式6の配列が配列番号926〜1061(図3A〜3E);配列番号1244〜1253(図9A);および配列番号1596、1718〜1719、1556、1560及び1720〜1776(表2)から成る群から選択される請求項130に記載のアミノ酸配列。
- 式1の配列が配列番号S105〜S116(配列番号1791〜1805、1556、および1806〜1807、S131(配列番号1820)、S137(配列番号1821)、S158(配列番号1780)、S165〜S168(配列番号1554、および1824〜1826)、S171(配列番号1831)、S175〜S176(配列番号1560及び1836)、S179〜S184(配列番号1839〜1844)、S214〜S216(配列番号1845〜1847)、S219〜223(配列番号1852〜1856)、S227(配列番号1858)、S234〜S245(配列番号1869〜1880)、S248〜S251(配列番号1883〜1886)、S264〜S265(配列番号1900〜1901、S268(配列番号1903)、S278(配列番号1905)、S287(配列番号1911)、S294〜S295(配列番号1922〜1923)、S315(配列番号1937)、S319〜322(配列番号1940〜1943)、S326(配列番号1600)、S342(配列番号1962)、S365〜S366(配列番号1987〜1988)、S371〜S373(配列番号1558、および1990〜1991)、S386〜S403(配列番号1559、2005〜2007、1794、2008〜2009、1788、1787、1789、2010〜2011、1791、および2012〜2014)、RB437(配列番号2164)、RB502(配列番号2170)、RB452(配列番号2173)、RB513(配列番号2176)、RB464(配列番号2179)、RB596(配列番号2202)、RB569(配列番号2203)、およびRB570(配列番号2204)から成る群から選択される請求項130に記載のアミノ酸配列。
- 式6の配列が配列S256(配列番号1893)、S263(配列番号1899)、S266(配列番号1902)、S284〜285(配列番号1909〜1910)、S515(配列番号2102)、およびRB426(配列番号2158)から成る群から選択される請求項130に記載のアミノ酸配列。
- 式1の配列は、配列
H2C/D117: FHENFYDWFVRQVSKK(配列番号1556);
FHENFYDWFVRQVS(配列番号1557);
RP9: GSLDESFYDWFERQLGKK(配列番号1558);
GSLDESFYDWFERQLG(配列番号1559);
GLADEDFYEWFERQLR(配列番号1561);
GLADELFYEWFDRQLS(配列番号1562);
GQLDEDFYEWFDRQLS(配列番号1563);
GQLDEDFYAWFDRQLS(配列番号1564);
GFMDESFYEWFERQLR(配列番号1565);
GFWDESFYAWFERQLR(配列番号1566);
GFMDESFYAWFERQLR(配列番号1567);
GFWDESFYEWFERQLR(配列番号1568);
RP15: SQAGSAFYAWFDQVLRTV(配列番号2057);および
S175:GRVDWLQRNANFYDWFVAELG(配列番号1560)から成る群から選択される請求項130に記載のアミノ酸配列。 - 式6の配列は:
WLDQEWVQCEVYGRGCPSKK(配列番号2227);
KWLDQEWAWVQCEVYGRGCPSKK(配列番号1579);
KWLDQEWAWVQCEVYGRGCPS(配列番号1580);
SLEEEWAQIQCEIYGRGCRY(配列番号1581);
SLEEEWAQIQCEIWGRGCRY(配列番号1582);
SLEEEWAQIECEVYGRGCPS(配列番号1583);および
SLEEEWAQIECEVWGRGCPS(配列番号1584)から成る群から選択されるD8配列である請求項130に記載のアミノ酸配列。 - アミノ酸配列が配列537〜538(配列番号2114〜2115)である請求項130に記載のアミノ酸配列。
- アミノ酸配列が、配列S425(配列番号2031)、S454(配列番号2058〜2059)、S459(配列番号2065)、およびRB537〜RB538(配列番号2197〜2198)から成る群から選択される請求項130に記載のアミノ酸配列。
- 部位1の配列が基本的に式1の配列X1X2X3X4X5からなり、部位2の配列が基本的に式4の配列X22X23X24X25X26X27X28X29X30X31X32X33X34X35X36X37X38X39X40X41からなり、ここでX1X2X4、およびX5は芳香族アミノ酸であり、X3は任意の極性アミノ酸であり、X22X25X26X28X29X30X33X34X35X37X38X40およびX41は任意のアミノ酸であり、X23は疎水性アミノ酸であり、X27は極性アミノ酸であり、X31は芳香族アミノ酸であり、X32は小アミノ酸であり、および、少なくとも1つのシステインがX24からX27位に位置し、X39またはX40に1つのシステインが位置している請求項129に記載のアミノ酸配列。
- X1、X2およびX5はフェニルアラニンおよびチロシンから成る群から選択され、X3はアスパラギン酸、グルタミン酸、グリシン、またはセリンから成る群から選択され、X4は、トリプトファン、チロシン、またはフェニルアラニンから成る群選択される請求項143に記載のアミノ酸配列。
- X24およびX39はシステインであり、X23はロイシン、イソロイシン、メチオニン、およびバリンから成る群から選択され、X27はグルタミン酸、アスパラギン酸、アスパラギン、およびグルタミンから成る群から選択され、X31はチロシン、X32はグリシン、およびX36は任意の芳香族アミノ酸から成る群から選択される請求項143に記載のアミノ酸配列。
- 式1の配列X1X2X3X4X5はFYDWF(配列番号1554)である請求項143に記載のアミノ酸配列。
- 式4の配列X22X23X24X25X26X27X28X29X30X31X32X33X34X35X36X37X38X39X40X41はHLCVLEELFWGASLFGYCSG(配列番号1576)である請求項143に記載のアミノ酸配列。
- 式1の配列が配列番号1〜712(図1A〜1O);配列番号1221〜1243(図8);および配列番号1596、1718〜1719、1556、1560及び1720〜1776(表2)から成る群から選択される請求項143に記載のアミノ酸配列。
- 式4の配列が配列番号713〜925(図2A〜2E);配列番号1254〜1261(図9B);および配列番号1596、1718〜1719、1556、1560及び1720〜1776(表2)から成る群から選択される請求項143に記載のアミノ酸配列。
- 式1の配列が配列番号S105〜S116(配列番号1791〜1805、1556、および1806〜1807、S131(配列番号1820)、S137(配列番号1821)、S158(配列番号1780)、S165〜S168(配列番号1554、および1824〜1826)、S171(配列番号1831)、S175〜S176(配列番号1560及び1836)、S179〜S184(配列番号1839〜1844)、S214〜S216(配列番号1845〜1847)、S219〜223(配列番号1852〜1856)、S227(配列番号1858)、S234〜S245(配列番号1869〜1880)、S248〜S251(配列番号1883〜1886)、S264〜S265(配列番号1900〜1901、S268(配列番号1903)、S278(配列番号1905)、S287(配列番号1911)、S294〜S295(配列番号1922〜1923)、S315(配列番号1937)、S319〜322(配列番号1940〜1943)、S326(配列番号1600)、S342(配列番号1962)、S365〜S366(配列番号1987〜1988)、S371〜S373(配列番号1558、および1990〜1991)、S386〜S403(配列番号1559、2005〜2007、1794、2008〜2009、1788、1787、1789、2010〜2011、1791、および2012〜2014)、RB437(配列番号2164)、RB502(配列番号2170AA)、RB452(配列番号2173)、RB513(配列番号2176)、RB464(配列番号2179)、RB596(配列番号2202)、RB569(配列番号2203)、およびRB570(配列番号2204)から成る群から選択される請求項143に記載のアミノ酸配列。
- 式4の配列が配列S262(配列番号1898)、S282〜S283(配列番号1907〜1908)、S331(配列番号1949)、RB505M(配列番号2160)、RB446(配列番号2180)、およびRB505(配列番号2191)から成る群から選択される請求項143に記載のアミノ酸配列。
- 式4の配列が配列RB517M(配列番号2161)、RB515(配列番号2162)、およびRB510(配列番号2163)から成る群から選択される請求項143に記載のアミノ酸配列。
- 式1の配列は、配列
H2C/D117: FHENFYDWFVRQVSKK(配列番号1556);
FHENFYDWFVRQVS(配列番号1557);
RP9: GSLDESFYDWFERQLGKK(配列番号1558);
GSLDESFYDWFERQLG(配列番号1559);
GLADEDFYEWFERQLR(配列番号1561);
GLADELFYEWFDRQLS(配列番号1562);
GQLDEDFYEWFDRQLS(配列番号1563);
GQLDEDFYAWFDRQLS(配列番号1564);
GFMDESFYEWFERQLR(配列番号1565);
GFWDESFYAWFERQLR(配列番号1566);
GFMDESFYAWFERQLR(配列番号1567);
GFWDESFYEWFERQLR(配列番号1568);
RP15: SQAGSAFYAWFDQVLRTV(配列番号2057);および
S175:GRVDWLQRNANFYDWFVAELG(配列番号1560)から成る群から選択される請求項143に記載のアミノ酸配列。 - アミノ酸配列が、配列431〜433(配列番号2135〜2137)から成る群から選択される請求項143に記載のアミノ酸配列。
- アミノ酸配列が、配列RB431〜RB433(配列番号2184、2186および2188)から成る群から選択される請求項143に記載のアミノ酸配列。
- 賦形剤または希釈剤である、請求項79に記載のアミノ酸配列および生理学的に許容可能な担体から成る製薬的組成物。
- 賦形剤または希釈剤である、請求項106に記載のアミノ酸配列および生理学的に許容可能な担体から成る製薬的組成物。
- 賦形剤または希釈剤である、請求項116に記載のアミノ酸配列、および生理学的に許容可能な担体から成る製薬的組成物。
- 賦形剤または希釈剤である、請求項129に記載のアミノ酸配列、および生理学的に許容可能な担体から成る製薬的組成物。
- 治療を必要とする個体に対し、請求項156に記載の製薬的組成物の製薬的有効量を投与することにより糖尿病を治療する、糖尿病治療法。
- 治療を必要とする個体に対し、請求項157に記載の製薬的組成物の製薬的有効量を投与することにより糖尿病を治療する、糖尿病治療法。
- 治療を必要とする個体に対し、請求項158に記載の製薬的組成物の製薬的有効量を投与することにより糖尿病を治療する、糖尿病治療法。
- 治療を必要とする個体に対し、請求項159に記載の製薬的組成物の製薬的有効量を投与することにより糖尿病を治療する、糖尿病治療法。
- 1)請求項79に記載のアミノ酸配列由来のペプチドを含む第2のライブラリを生産すること;
2)インシュリン受容体に結合するペプチドについてライブラリをスクリーニングすること;および
3)インシュリン受容体のためのアゴニスト活性について(2)からインシュリン結合ペプチドをスクリーニングすること、
を含み、アゴニスト活性がインシュリン受容体アゴニストの同定を示唆するインシュリンアゴニスト同定方法。 - 1)請求項106に記載のアミノ酸配列由来のペプチドを含む第2のライブラリを生産すること;
2)インシュリン受容体に結合するペプチドについてライブラリをスクリーニングすること;および
3)インシュリン受容体のためのアゴニスト活性について(2)からインシュリン結合ペプチドをスクリーニングすること、
を含み、アゴニスト活性がインシュリン受容体アゴニストの同定を示唆するインシュリンアゴニスト同定方法。 - 1)請求項116に記載のアミノ酸配列由来のペプチドを含む第2のライブラリを生産すること;
2)インシュリン受容体に結合するペプチドについてライブラリをスクリーニングすること;および
3)インシュリン受容体のためのアゴニスト活性について(2)からインシュリン結合ペプチドをスクリーニングすること、
を含み、アゴニスト活性がインシュリン受容体アゴニストの同定を示唆するインシュリンアゴニスト同定方法。 - 1)請求項129に記載のアミノ酸配列由来のペプチドを含む第2のライブラリを生産すること;
2)インシュリン受容体に結合するペプチドについてライブラリをスクリーニングすること;および
3)インシュリン受容体のためのアンタゴニスト活性について(2)からインシュリン結合ペプチドをスクリーニングすること、
を含み、アンタゴニスト活性がインシュリン受容体アンタゴニストの同定を示唆するインシュリンアゴニスト同定方法。 - 哺乳類細胞におけるインシュリン受容体活性の増加方法であって、賦形剤又は希釈剤の、SLEEEWAQVECEVYGRGCPSGSLDESFYDWFERQLG(S519;配列番号2033)およびSIEEEWAQIKCDVWGRGCPPGLLDESFYHWFDRQLR(S520;配列番号2034)、および生理学的に許容可能な担体を含むアミノ酸配列を、前記細胞に対し、インシュリンの活性を増加するために十分な量で投与することを含む方法。
- SLEEEWAQVECEVYGRGCPSGSLDESFYDWFERQLG(S519;配列番号2033)およびSIEEEWAQIKCDVWGRGCPPGLLDESFYHWFDRQLR(S520;配列番号2034)を含むインシュリン受容体アゴニストであるアミノ酸配列。
- 賦形剤または希釈剤である、請求項169に記載のアミノ酸配列、および生理学的に許容可能な担体から成る製薬的組成物。
- 治療を必要とする個体に対し、請求項170に記載の製薬的組成物の製薬的有効量を投与することにより糖尿病を治療する、糖尿病治療法。
- 1)請求項169に記載のアミノ酸配列由来のペプチドを含む第2のライブラリを生産すること;
2)インシュリン受容体に結合するペプチドについてライブラリをスクリーニングすること;および
3)インシュリン受容体のためのアゴニスト活性について(2)からインシュリン結合ペプチドをスクリーニングすること、
を含み、アゴニスト活性がインシュリン受容体アゴニストの同定を示唆するインシュリンアゴニスト同定方法。 - 哺乳類細胞におけるインシュリン様成長因子受容体活性の増加方法であって、前記細胞にインシュリン様成長因子の活性を増加するために十分な量のあるアミノ酸配列を投与することを含み、ここで、アミノ酸配列は、インシュリン様成長因子受容体の部位1に結合する一配列を有する部分配列と、インシュリン様成長因子受容体の部位2に結合する一配列を有する部分配列とを有し、前記部分配列はC末端からN末端に結合され、且つ部位2から部位1に方向付けられており、アミノ酸配列がインシュリン、インシュリン様成長因子、又はその断片ではない方法。
- 部位1の配列が基本的に式1の配列X1X2X3X4X5からなり、部位2の配列が基本的に式6の配列X62、X63、X64、X65、X66、X67、X68、X69、X70、X71、X72、X73、X74、X75、X76、X77、X78、X79、X80、X81からなり、ここでX1、X2、X4、およびX5は芳香族アミノ酸であり、X3は任意の極性アミノ酸であり、X62、X65、X66、X68、X69、X71、X73、X76、X77、X78、X79、X80、X81は任意のアミノ酸であり、X63、X70、およびX74は疎水性アミノ酸であり、X64は極性アミノ酸であり、X67およびX75は芳香族アミノ酸であり、X72およびX79はシステインである請求項173に記載の方法。
- インシュリン様成長因子受容体アゴニストであるアミノ酸配列であって、インシュリン様成長因子受容体の部位1に結合する一配列を有する部分配列と、インシュリン様成長因子受容体の部位2に結合する一配列を有する部分配列とを有し、前記部分配列はC末端からN末端に結合され、且つ部位2から部位1に方向付けられており、アミノ酸配列がインシュリン、インシュリン様成長因子、又はその断片ではないアミノ酸配列。
- 部位1の配列が基本的に式1の配列X1X2X3X4X5からなり、部位2の配列が基本的に式6の配列X62、X63、X64、X65、X66、X67、X68、X69、X70、X71、X72、X73、X74、X75、X76、X77、X78、X79、X80、X81からなり、ここで、X1、X2、X4、およびX5は芳香族アミノ酸であり、X3は任意の極性アミノ酸であり、X62、X65、X66、X68、X69、X71、X73、X76、X77、X78、X79、X80、X81は任意のアミノ酸であり、X63、X70、およびX74は疎水性アミノ酸であり、X64は極性アミノ酸であり、X67およびX75は芳香族アミノ酸であり、X72およびX79はシステインである請求項175に記載のアミノ酸配列。
- インシュリン様成長因子受容体に結合するアミノ酸配列であって、インシュリン様成長因子受容体の部位1に結合する一配列と、インシュリン様成長因子受容体の部位2に結合する一配列とからなる群から選択される配列を有し、アミノ酸配列がインシュリン、インシュリン様成長因子、又はその断片ではないアミノ酸配列。
- 部位1の配列が基本的に式1の配列X1X2X3X4X5からなり、ここで、X1、X2、X4、およびX5は芳香族アミノ酸であり、X3は任意の極性アミノ酸である請求項177に記載のアミノ酸配列。
- 部位1の配列が基本的に式2の配列X6X7X8X9X10X11X12X13からなり、ここで、X6およびX7は芳香族アミノ酸であり、X8X9X11およびX12は任意のアミノ酸であり、X10およびX13は疎水性アミノ酸である請求項177に記載のアミノ酸配列。
- 部位2の配列が基本的に式6の配列X62、X63、X64、X65、X66、X67、X68、X69、X70、X71、X72、X73、X74、X75、X76、X77、X78、X79、X80、X81からなり、ここで、X62、X65、X66、X68、X69、X71、X73、X76、X77、X78、X79、X80、X81は任意のアミノ酸であり、X63、X70、およびX74は疎水性アミノ酸であり、X64は極性アミノ酸であり、X67およびX75は芳香族アミノ酸であり、X72およびX79はシステインである請求項177に記載のアミノ酸配列。
- アミノ酸配列がS527〜S546;S549、D551〜S591;S594〜S624;S626〜S639;およびS641〜S648から成る群から選択される請求項29に記載の方法。
- アミノ酸配列がS557およびS597から成る群から選択される請求項181に記載の方法。
- 哺乳類細胞におけるインシュリン受容体活性の増加方法であって、前記細胞にS527〜S546;S549、D551〜S591;S594〜S624;S626〜S639;およびS641〜S648から成る群から選択されるアミノ酸配列と生理学的に許容可能な担体を含む賦形剤または希釈剤をインシュリン受容体活性を増加するために十分な量で投与することを含む方法。
- アミノ酸配列がS557およびS597から成る群から選択される請求項183に記載の方法。アミノ酸配列。
- インシュリン受容体アゴニストであるアミノ酸配列であって、S527〜S546;S549、D551〜S591;S594〜S624;S626〜S639;およびS641〜S648から成る群から選択される配列を含むアミノ酸配列。
- S557およびS597から成る群から選択される請求項185に記載の配列。
- 治療を必要とする患者に対し、(i)ペプチドS519、S520;S524、S527〜S546、S549、D551〜S591、S594〜S624、S626〜S639、およびS641〜S648から成る群から選択される第一の化合物の第一の量、および(ii)長時間作用型インシュリン類似体を含む第2の化合物の第二の量を投与することを含む糖尿病治療法であって、第一の量と第二の量を組み合わせたときに前記糖尿病の治療に有効である治療法。
- 前記第一の化合物はS557とS597から成る群から選択される請求項187に記載の方法。
- 前記長時間作用型インシュリン類似体は、LysB29(ミリストイル)des(B30)ヒトインシュリン、LysB29(−テトラデカノイル)des(B30)ヒトインシュリン、およびB29−N−(N−リトコール−グルタミル)−des(B30)ヒトインシュリンからなる群から選択される請求項187に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US09/962,756 US6875741B2 (en) | 1998-09-02 | 2001-09-24 | Insulin and IGF-1 receptor agonists and antagonists |
PCT/US2002/030312 WO2003070747A2 (en) | 2001-09-24 | 2002-09-24 | Insulin and igf-1 receptor agonists and antagonists |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005517741A true JP2005517741A (ja) | 2005-06-16 |
Family
ID=25506313
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003569654A Pending JP2005517741A (ja) | 2001-09-24 | 2002-09-24 | インシュリン及びigf−1レセプターのアゴニスト及びアンタゴニスト |
JP2003530818A Pending JP2005505579A (ja) | 2001-09-24 | 2002-09-24 | アンタゴニスト |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003530818A Pending JP2005505579A (ja) | 2001-09-24 | 2002-09-24 | アンタゴニスト |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6875741B2 (ja) |
EP (2) | EP1432433A4 (ja) |
JP (2) | JP2005517741A (ja) |
AU (2) | AU2002341834A1 (ja) |
CA (2) | CA2459999A1 (ja) |
WO (2) | WO2003070747A2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009511446A (ja) * | 2005-10-05 | 2009-03-19 | ノボ・ノルデイスク・エー/エス | インスリンレセプターアンタゴニストと、関連した組成物、使用及び方法 |
Families Citing this family (71)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6521738B2 (en) * | 1999-12-29 | 2003-02-18 | Novo Nordisk A/S | Method for making insulin precursors and insulin precursor analogs |
WO2003020201A2 (en) | 2001-08-28 | 2003-03-13 | Eli Lilly And Company | Pre-mixes of glp-1 and basal insulin |
EP1470224B1 (en) * | 2002-01-23 | 2011-01-12 | Mohammed Raafat El-Gewely | Molecular libraries |
US7666979B2 (en) * | 2002-03-01 | 2010-02-23 | Bracco International B.V. | Methods for preparing multivalent constructs for therapeutic and diagnostic applications and methods of preparing the same |
WO2004065621A1 (en) | 2002-03-01 | 2004-08-05 | Dyax Corp. | Kdr and vegf/kdr binding peptides and their use in diagnosis and therapy |
US7985402B2 (en) * | 2002-03-01 | 2011-07-26 | Bracco Suisse Sa | Targeting vector-phospholipid conjugates |
US7261876B2 (en) * | 2002-03-01 | 2007-08-28 | Bracco International Bv | Multivalent constructs for therapeutic and diagnostic applications |
US20050250700A1 (en) * | 2002-03-01 | 2005-11-10 | Sato Aaron K | KDR and VEGF/KDR binding peptides |
US7794693B2 (en) | 2002-03-01 | 2010-09-14 | Bracco International B.V. | Targeting vector-phospholipid conjugates |
US8623822B2 (en) | 2002-03-01 | 2014-01-07 | Bracco Suisse Sa | KDR and VEGF/KDR binding peptides and their use in diagnosis and therapy |
US7211240B2 (en) * | 2002-03-01 | 2007-05-01 | Bracco International B.V. | Multivalent constructs for therapeutic and diagnostic applications |
EP1576097B1 (en) * | 2002-04-22 | 2012-10-31 | Oncolix, Inc. | Multimeric ligands with enhanced stability |
EP2316922B1 (en) * | 2002-05-24 | 2013-05-22 | Merck Sharp & Dohme Corp. | Neutralizing human anti-IGFR antibody |
US7538195B2 (en) * | 2002-06-14 | 2009-05-26 | Immunogen Inc. | Anti-IGF-I receptor antibody |
US8034904B2 (en) * | 2002-06-14 | 2011-10-11 | Immunogen Inc. | Anti-IGF-I receptor antibody |
EP1527161B1 (fr) * | 2002-07-31 | 2015-10-28 | Yves Saint-Laurent Parfums | Cellules souches issues de tissu adipeux et cellules differenciees issues de ces cellules |
AU2003275240A1 (en) * | 2002-09-24 | 2004-04-23 | Massachusetts Institute Of Technology | Methods and compositions for soluble cpg15 |
WO2005016970A2 (en) * | 2003-05-01 | 2005-02-24 | Imclone Systems Incorporated | Fully human antibodies directed against the human insulin-like growth factor-1 receptor |
US20050187175A1 (en) * | 2003-09-30 | 2005-08-25 | Elly Nedivi | Methods and compositions for CPG15-2 |
US7605120B2 (en) * | 2003-10-22 | 2009-10-20 | Amgen Inc. | Antagonists of the brandykinin B1 receptor |
US7326567B2 (en) | 2003-11-12 | 2008-02-05 | Schering Corporation | Plasmid system for multigene expression |
AR046639A1 (es) * | 2003-11-21 | 2005-12-14 | Schering Corp | Combinaciones terapeuticas de anticuerpo anti- igfr1 |
EP1737493B1 (en) * | 2004-02-25 | 2011-06-29 | Dana-Farber Cancer Institute, Inc. | Inhibitors of insulin-like growth factor receptor -1 for inhibiting tumor cell growth |
US8187595B2 (en) | 2004-05-07 | 2012-05-29 | The University Of North Carolina At Chapel Hill | Monoclonal antibodies for enhancing or inhibiting insulin-like growth factor-I |
WO2005117936A2 (en) * | 2004-05-07 | 2005-12-15 | The University Of North Carolina At Chapel Hill | Method for enhancing or inhibiting insulin-like growth factor-i |
EP1781324A2 (en) * | 2004-08-20 | 2007-05-09 | Novo Nordisk A/S | Pharmaceutically active insulin receptor-modulating molecules |
WO2006045710A2 (en) * | 2004-10-27 | 2006-05-04 | Novo Nordisk A/S | Insulin receptor binding peptides with non-insulin gene activation profiles and uses thereof |
SG156680A1 (en) * | 2004-10-27 | 2009-11-26 | Univ Florida | Adrenocorticotropic hormone analogs and related methods |
MX2007006640A (es) * | 2004-12-03 | 2007-06-19 | Schering Corp | Biomarcadores para la preseleccion de pacientes para la terapia con anti-receptor 1 del factor de crecimiento similar a la insulina. |
MY146381A (en) | 2004-12-22 | 2012-08-15 | Amgen Inc | Compositions and methods relating relating to anti-igf-1 receptor antibodies |
JP5855326B2 (ja) | 2005-01-06 | 2016-02-09 | ノヴォ ノルディスク アー/エス | 抗kir組み合わせ治療および方法 |
EA015584B1 (ru) | 2005-03-23 | 2011-10-31 | Генмаб А/С | Антитело к cd38 человека и его применение |
CN101222926B (zh) * | 2005-04-15 | 2013-07-17 | 默沙东公司 | 用于治疗或预防癌症的方法和组合物 |
EP1896505A2 (en) * | 2005-06-15 | 2008-03-12 | Schering Corporation | Anti-igf1r antibody formulations |
CN101613409B (zh) | 2005-06-17 | 2014-06-04 | 英克隆有限责任公司 | 抗-PDGFRα抗体 |
US7638486B2 (en) | 2005-07-18 | 2009-12-29 | Acologix, Inc. | Method for promoting hard tissue formation |
UA95945C2 (ru) * | 2006-02-03 | 2011-09-26 | Имклоун Ллк | Способ лечения рака предстательной железы, который включает проведение терапии депривацией андрогенов в комбинации с введением imc-а12 |
WO2007095113A2 (en) * | 2006-02-10 | 2007-08-23 | Massachusetts Institute Of Technology | Cpg15 and cpg15-2 compounds and inhibitors as insulin receptor and insulin-like growth factor receptor agonists and antagonists |
EP2468767B1 (en) | 2006-06-22 | 2015-10-28 | Walter and Eliza Hall Institute of Medical Research | Structure of the insulin receptor ectodomain |
US20080064039A1 (en) * | 2006-07-06 | 2008-03-13 | Pienkos Philip T | Dominant negative ligand drug discovery system |
JP2010526776A (ja) | 2007-04-24 | 2010-08-05 | アンタイラ インコーポレイテッド | Igf−1r結合タンパク質およびアンタゴニスト |
US8557242B2 (en) * | 2008-01-03 | 2013-10-15 | The Scripps Research Institute | ERBB2 antibodies comprising modular recognition domains |
US8574577B2 (en) * | 2008-01-03 | 2013-11-05 | The Scripps Research Institute | VEGF antibodies comprising modular recognition domains |
US8557243B2 (en) * | 2008-01-03 | 2013-10-15 | The Scripps Research Institute | EFGR antibodies comprising modular recognition domains |
US20110189206A1 (en) | 2008-01-03 | 2011-08-04 | Barbas Iii Carlos F | Antibody Targeting Through a Modular Recognition Domain |
US20110065633A1 (en) | 2008-01-30 | 2011-03-17 | Indiana University Research And Technology Corporation | Ester-based peptide prodrugs |
EP2376099A4 (en) * | 2008-12-19 | 2012-04-25 | Univ Indiana Res & Tech Corp | YL-BASED INSULIN-LIKE GROWTH FACTORS EXPRESSING HIGH ACTIVITY AT THE INSULIN RECEPTOR |
CA2747490C (en) | 2008-12-19 | 2017-02-14 | Indiana University Research And Technology Corporation | Insulin analogs |
CN102245624B (zh) | 2008-12-19 | 2016-08-10 | 印第安纳大学研究及科技有限公司 | 基于酰胺的胰岛素前药 |
EP2438090B1 (en) * | 2009-05-28 | 2016-07-06 | The United States Government as Represented by the Department of Veterans Affairs | Amino acid sequences which enhance peptide conjugate solubility |
EP2470201A4 (en) * | 2009-08-28 | 2013-01-30 | Bayer Healthcare Llc | COFACTORS ENABLING THE THROMBINIC ACTIVATION OF FACTOR VII AND THEIR USES |
US8940860B2 (en) | 2010-06-16 | 2015-01-27 | Indiana University Research And Technology Corporation | Single-chain insulin agonists exhibiting high activity at the insulin receptor |
EP2585102B1 (en) | 2010-06-24 | 2015-05-06 | Indiana University Research and Technology Corporation | Amide-based insulin prodrugs |
MX2013008833A (es) | 2011-02-02 | 2013-12-06 | Amgen Inc | Metodos y composiciones relacionadas con la inhibicion de receptor del factor de crecimiento similar a la insulina 1 (igf-1r). |
EP2712423A4 (en) * | 2011-02-25 | 2015-06-10 | Wellstat Diagnostics Llc | ANALYZES FOR DETECTING ENZYMATIC ACTIVITY |
WO2012162561A2 (en) | 2011-05-24 | 2012-11-29 | Zyngenia, Inc. | Multivalent and monovalent multispecific complexes and their uses |
WO2012170977A1 (en) * | 2011-06-10 | 2012-12-13 | President And Fellows Of Harvard College | Modulation of pancreatic beta cell proliferation |
ES2723827T3 (es) | 2011-11-11 | 2019-09-02 | Univ Duke | Terapia de combinación de fármacos para el tratamiento de tumores sólidos |
CN104114183A (zh) | 2011-12-20 | 2014-10-22 | 印第安纳大学研究及科技有限公司 | 用于治疗糖尿病的基于ctp的胰岛素类似物 |
US8980259B2 (en) | 2012-07-20 | 2015-03-17 | Novartis Ag | Combination therapy |
WO2014036385A1 (en) | 2012-08-31 | 2014-03-06 | The University Of North Carolina At Chapel Hill | Monoclonal antibodies for enhancing or inhibiting insulin-like growth factor 1 (igf-1) |
EP3395358B1 (en) | 2012-09-26 | 2019-11-06 | Indiana University Research and Technology Corporation | Insulin analog dimers |
JP6538645B2 (ja) | 2013-03-14 | 2019-07-03 | インディアナ ユニバーシティー リサーチ アンド テクノロジー コーポレーションIndiana University Research And Technology Corporation | インスリン‐インクレチン複合物 |
CN105451767B (zh) | 2013-03-15 | 2019-10-18 | 泽恩格尼亚股份有限公司 | 多价和单价多特异性复合物及其用途 |
WO2016036918A1 (en) * | 2014-09-03 | 2016-03-10 | Boehringer Ingelheim International Gmbh | Compound targeting il-23a and tnf-alpha and uses thereof |
WO2016049174A1 (en) | 2014-09-24 | 2016-03-31 | Indiana University Research And Technology Corporation | Lipidated amide-based insulin prodrugs |
ES2822994T3 (es) | 2014-09-24 | 2021-05-05 | Univ Indiana Res & Tech Corp | Conjugados de incretina-insulina |
EP4331622A2 (en) * | 2015-10-23 | 2024-03-06 | Universiteit Twente | Integrin binding peptides and uses thereof |
WO2017129763A1 (en) | 2016-01-28 | 2017-08-03 | INSERM (Institut National de la Santé et de la Recherche Médicale) | Methods and pharmaceutical compositions for the treatment of signet ring cell gastric cancer |
WO2021146657A1 (en) * | 2020-01-16 | 2021-07-22 | The Translational Genomics Research Institute | Methods of identifying synthetic molecular binding agents |
WO2022020246A1 (en) * | 2020-07-23 | 2022-01-27 | The Scripps Research Institute | Insulin receptor-mediated enhancement of gene transfer |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998032017A2 (en) * | 1997-01-15 | 1998-07-23 | Telik, Inc. | Modulators of insulin receptor activity |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4876242A (en) | 1987-09-21 | 1989-10-24 | Merck & Co., Inc. | Human insulin-like growth factor analoges with reduced binding to serum carrier proteins and their production in yeast |
EP0378671B1 (en) * | 1988-06-30 | 1997-03-12 | City Of Hope | Insulinomimetic and insulin receptor binding site peptides |
US5652214A (en) * | 1989-06-05 | 1997-07-29 | Cephalon, Inc. | Treating disorders by application of insulin-like growth factors and analogs |
US6310040B1 (en) | 1991-11-08 | 2001-10-30 | Cephalon, Inc. | Treating retinal neuronal disorders by the application of insulin-like growth factors and analogs |
CA2135306A1 (en) | 1992-05-08 | 1993-11-25 | Bradford A. Jameson | Igf-1 analogs |
DE4432943A1 (de) | 1994-09-15 | 1996-03-21 | Radulescu Razvan T Dr Med M D | Numerical Mirror Image Strategy (NUMIS) |
RU2078769C1 (ru) | 1995-08-18 | 1997-05-10 | Научно-исследовательский институт биомедицинской химии РАМН | Пептидный фрагмент, обладающий биологической активностью инсулина |
WO1997007827A1 (en) | 1995-08-22 | 1997-03-06 | Thomas Jefferson University | Gab1, A Grb2 BINDING PROTEIN, AND COMPOSITIONS FOR MAKING AND METHODS OF USING THE SAME |
US6028053A (en) * | 1995-10-27 | 2000-02-22 | Mount Sinai Hospital Corporation | Peptide inhibitors of a phosphotyrosine-binding domain containing protein |
WO1997046683A2 (en) | 1996-06-07 | 1997-12-11 | Genetics Institute, Inc. | Polynucleotides encoding secreted proteins |
ATE328903T1 (de) | 1997-11-27 | 2006-06-15 | Commw Scient Ind Res Org | Verfahren zur konstruktion von agonisten und antagonisten des igf-rezeptors (1-462) |
IL143866A0 (en) * | 1999-01-06 | 2002-04-21 | Genentech Inc | Insulin-like growth factor (igf) i mutant variants |
AU2000239309A1 (en) * | 2000-03-29 | 2001-10-08 | Dgi Biotechnologies Llc | Insulin and igf-1 receptor agonists and antagonists |
-
2001
- 2001-09-24 US US09/962,756 patent/US6875741B2/en not_active Expired - Fee Related
-
2002
- 2002-09-24 EP EP02775987A patent/EP1432433A4/en not_active Withdrawn
- 2002-09-24 JP JP2003569654A patent/JP2005517741A/ja active Pending
- 2002-09-24 JP JP2003530818A patent/JP2005505579A/ja active Pending
- 2002-09-24 CA CA002459999A patent/CA2459999A1/en not_active Abandoned
- 2002-09-24 WO PCT/US2002/030312 patent/WO2003070747A2/en active Application Filing
- 2002-09-24 WO PCT/US2002/030412 patent/WO2003027246A2/en active Application Filing
- 2002-09-24 CA CA002460055A patent/CA2460055A1/en not_active Abandoned
- 2002-09-24 EP EP02806867A patent/EP1496935A4/en not_active Withdrawn
- 2002-09-24 AU AU2002341834A patent/AU2002341834A1/en not_active Abandoned
- 2002-09-24 AU AU2002366384A patent/AU2002366384A1/en not_active Abandoned
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998032017A2 (en) * | 1997-01-15 | 1998-07-23 | Telik, Inc. | Modulators of insulin receptor activity |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009511446A (ja) * | 2005-10-05 | 2009-03-19 | ノボ・ノルデイスク・エー/エス | インスリンレセプターアンタゴニストと、関連した組成物、使用及び方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CA2460055A1 (en) | 2003-08-28 |
EP1496935A4 (en) | 2006-06-07 |
EP1496935A2 (en) | 2005-01-19 |
CA2459999A1 (en) | 2003-04-03 |
WO2003027246A3 (en) | 2003-07-31 |
JP2005505579A (ja) | 2005-02-24 |
EP1432433A2 (en) | 2004-06-30 |
EP1432433A4 (en) | 2006-08-30 |
WO2003070747A3 (en) | 2004-11-11 |
AU2002366384A8 (en) | 2003-09-09 |
US20030195147A1 (en) | 2003-10-16 |
US6875741B2 (en) | 2005-04-05 |
AU2002341834A1 (en) | 2003-04-07 |
WO2003070747A2 (en) | 2003-08-28 |
AU2002366384A1 (en) | 2003-09-09 |
WO2003027246A2 (en) | 2003-04-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2005517741A (ja) | インシュリン及びigf−1レセプターのアゴニスト及びアンタゴニスト | |
US20070265189A1 (en) | Insulin and igf-1 receptor agonists and antagonists | |
US7173005B2 (en) | Insulin and IGF-1 receptor agonists and antagonists | |
ES2329220T3 (es) | Variantes mutantes del factor de crecimiento similar a insulina (igf) i. | |
CA2246733C (en) | Use of a pharmaceutical composition comprising an appetite-suppressing peptide | |
JP3971108B2 (ja) | インシュリン様成長因子(igf)i突然変異体 | |
Moroder et al. | Insulin—from its discovery to the industrial synthesis of modern insulin analogues | |
EP1383793B1 (en) | Insulin and igf-1 receptor agonists and antagonists | |
BRPI0413728B1 (pt) | muteína da lipocalina da lágrima humana, métodos para geração e para produção de muteína, composição farmacêutica e uso de muteína | |
KR20140043780A (ko) | 포도당 의존성 인슐리노트로핀 폴리펩타이드 유사물질, 이의 약학적 조성물 및 응용 | |
KR20180049238A (ko) | 단백질 발현 증진 폴리펩타이드 | |
JP2010505404A (ja) | プロラクチンレセプターに対して高親和性を有するペプチド | |
AU2003236454B2 (en) | Insulin-like growth factor (IGF) I mutant variants | |
CA2702760C (en) | Insulin-like growth factor (igf) i mutant variants | |
EP1506972A1 (en) | Insulin-like growth factor (IGF) I mutant variants |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050920 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080916 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20081215 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20081226 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20090108 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20090121 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090316 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100420 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20100720 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20100727 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20100820 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20100827 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20100921 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20100929 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101020 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110125 |