JP2005513901A - ディジタル式パワー変換器のための減衰制御 - Google Patents

ディジタル式パワー変換器のための減衰制御 Download PDF

Info

Publication number
JP2005513901A
JP2005513901A JP2003555666A JP2003555666A JP2005513901A JP 2005513901 A JP2005513901 A JP 2005513901A JP 2003555666 A JP2003555666 A JP 2003555666A JP 2003555666 A JP2003555666 A JP 2003555666A JP 2005513901 A JP2005513901 A JP 2005513901A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control system
attenuation
digital
gain
power stage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003555666A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4188838B2 (ja
Inventor
ニールセン,カールステン
スコフ,アンデルセン・ケンネット
Original Assignee
バング アンド オルフセン・アイス パワー エイ/エス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by バング アンド オルフセン・アイス パワー エイ/エス filed Critical バング アンド オルフセン・アイス パワー エイ/エス
Publication of JP2005513901A publication Critical patent/JP2005513901A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4188838B2 publication Critical patent/JP4188838B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M1/00Details of apparatus for conversion
    • H02M1/44Circuits or arrangements for compensating for electromagnetic interference in converters or inverters
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/20Power amplifiers, e.g. Class B amplifiers, Class C amplifiers
    • H03F3/21Power amplifiers, e.g. Class B amplifiers, Class C amplifiers with semiconductor devices only
    • H03F3/217Class D power amplifiers; Switching amplifiers
    • H03F3/2175Class D power amplifiers; Switching amplifiers using analogue-digital or digital-analogue conversion
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/20Power amplifiers, e.g. Class B amplifiers, Class C amplifiers
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/20Power amplifiers, e.g. Class B amplifiers, Class C amplifiers
    • H03F3/21Power amplifiers, e.g. Class B amplifiers, Class C amplifiers with semiconductor devices only
    • H03F3/217Class D power amplifiers; Switching amplifiers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Amplifiers (AREA)
  • Amplitude Modulation (AREA)
  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
  • Analogue/Digital Conversion (AREA)
  • Golf Clubs (AREA)

Abstract

本発明は、(ディジタル)ソース信号から変調された制御信号を発生させるためのディジタル変調器(4)と、スイッチング・パワー段(6)と、を備えるスイッチング・パワー変換システム内の減衰制御システム(9)であって、変調された信号をディジタル式に減衰させるための手段と、複数の予め定めた電圧レベルの間で前記パワー段の供給電圧をシフトさせるための第1の利得シフト手段(7)と、を備えると共に、前記第1の利得シフト手段は変調された信号の減衰が予め定めたレベルを超えているときにパワー段利得を低下させるように配置されているような減衰制御システム(9)に関するものである。本発明はさらに、(ディジタル)ソース信号から変調された制御信号を作成するためのディジタル変調器と、スイッチング・パワー段と、を備えるスイッチング・パワー変換システムにおける減衰方法に関する。

Description

本発明は、DC−AC、DC−DCまたはAC−AC変換システムなどのスイッチング・パワー変換システム、あるいはここに言及したこれらの任意の組み合わせに関する。本発明は、より具体的には、ディジタル信号の減衰制御に関する。
本発明は、高効率のオーディオ増幅など、任意のディジタル式入力システム、特に高精度のDC−ACパワー変換システムにおけるパワー変換を改良するために有利に使用することができる。
減衰制御システム(すなわち、オーディオ増幅システムのボリューム制御)は、ディジタル式パワー変換システムの1つの中心的要素とすることができる。
大部分のディジタル制御式パワー変換器は、CDプレーヤなどのソースから受け取ったパルス符号変調(PCM)された信号を、例えばパルス幅変調された信号(ディジタルPWM変調器)に変換するディジタル変調器に基づいている。その変調器をアナログ式として、その前にD/A変換器を配置させることもある。
このディジタル変調器の出力信号は、パワー段に供給され、このパワー段において増幅を受ける。典型的なパワー変換器はスイッチング・パワー変換段、フィルタ、制御システムを含んでいる。
変調器のディジタル入力(すなわち、ディジタル源)は、一定のダイナミックレンジを与える任意のビットフレーム長として表現されている。信号の振幅を低下させるためにその実効ビットフレーム長を低下させるため、図1に示すように、ディジタル領域における減衰によって、減衰したディジタル信号のダイナミックレンジが損なわれることがある。他方、パワー段における減衰によって、ディジタル・ダイナミックレンジが損われることはない。
ディジタルPMA(パルス変調増幅器)でノイズと歪みは、パワー段内でのパルスの立ち上がりと立ち下がりエッジの不正確性によって生じる。パワー段の出力PWM信号の振幅を減衰させると、出力パルス信号内のノイズも等しく減衰を受けることになり、変調された信号のダイナミックレンジが保持されることになる。
スイッチング出力パワー段における一般的な問題は、パワー段の出力PWM信号の概して大きな振幅に起因する電磁場適合性(EMC)である。従来のPMAでは、ディジタル信号のレベルが減衰を受けると変調の深さがより低くなり、これによって復調された信号の振幅(すなわち、低域ろ過させた増幅器出力)は、パワー段の出力PWM信号の振幅と比較して低くなる。より大きな変調の深さをより低いPWM信号振幅と組み合わせると、同じ変調信号を得ることができるが、EMC問題の低下が生じる。
変調の深さが下がると一般に、パワー段の効率は低下する。この効果は、復調され低域ろ過した出力信号の振幅とパワー段の出力PWM信号の振幅との間の比が低下したことの1つの結果である。より大きな変調の深さをより小さいPWM信号振幅と組み合わせることで同じ変調信号を得ることができるが、効率とダイナミックレンジが上昇する。
したがって、図2に示すようにパワー段内で減衰を実施することが望ましい。減衰制御を含むディジタル式増幅器システムは、米国特許第5,898,340号に記載されている。しかし、このシステムは、出力電圧が広い範囲で変化する複雑なパワー段電圧供給を含んでいる。その出力電圧が広い電圧範囲内で連続して変化することができるような電源を有するシステムは、非常に複雑でありこのため高価となる。言及したこのシステムはさらに、アナログ出力からのフィードバック経路内にA/D変換手段を含んでいる。このためシステムの複雑さがさらに増大することになる。
したがって、本発明の主たる目的の1つは、ディジタル制御式パワー変換システムにおいて、従来技術の技法に関連する基本的な問題を克服した減衰制御技法を提供することである。
別の目的は、減衰した信号のダイナミックレンジをある範囲内に保持することである。
本発明のさらに別の目的は、PWM信号のパルス波形の立ち上がりと立ち下がりエッジにおける不正確性によるノイズを減衰させることである。
また別の目的は、減衰したレベルにおけるEMC問題を低下させることである。
本発明の別の目的は、パワー段PWM信号の減衰したレベルにおいて前記パワー変換システムの効率を上昇させることである。
これらの目的は、概説を目的として言及した種類の減衰制御システムであって、復調された出力信号をディジタル式に減衰させる手段と、複数の予め定めた電圧レベルの間でパワー段PWM出力の供給電圧入力をシフトさせるための第1の利得シフト手段とを備えており、その第1の利得シフト手段はディジタル信号の減衰が予め定めたレベルを超えたときにパワー段利得を減少させるように配置させている減衰制御システムによって達成される。
この減衰制御システムは、予め定めたレベル間で供給電圧をシフトさせ、これによって出力段のPWM信号の振幅を変化させていることによってパワー段の段階式利得シフトを得ることができる。これらの利得シフトが生じると、ディジタル変調器はPWM信号の変調の深さをシフトさせる。
ディジタル変調器は、供給電圧のこうした段階(利得シフト)間で、変調器PCMおよび/またはPWM信号を減衰させる。ディジタル減衰は段階式の電圧シフト間でのみ有効であるため、減衰信号レベルに関するダイナミックレンジは、アナログ信号やディジタル信号の減衰がダイナミックレンジの減少を示唆するような従来のシステムと比較して、より高いレベルに保持することができる。
このダイナミックレンジは、パワー段増幅(パワー段供給電圧)の変化によりディジタル領域の大きな減衰が不要であるため、すべての減衰レベルを通して高いレベルに保持することができる。PWM信号の振幅は高い減衰レベルにおいて大幅に低下させることができる。
各利得シフトごとに、出力信号の立ち上がりと立ち下がりエッジの例えば不正確性に起因するノイズは低下し、かつ効率が改善される。
供給電圧の振幅は幾つかの値だけしか取ることができないため、電源の複雑さは少なくなる。
さらに、PMAがより低い供給電圧で動作しかつ出力パワー段のPWM信号の振幅を低下させると、EMC問題が軽減される。
さらに、パワー段の供給電圧が低下すると、パワー段素子内の容量性要素によって消費されるエネルギーが減少するためパワー段の効率は上昇する。さらに、磁気要素内でのAC損失の低下に寄与するように、リップル電流も減少する。
減衰制御システムは、このパワー段の利得シフトに従ってフィードバック経路における利得をシフトさせるための第2の利得シフト手段を含むことが好ましい。この第2の利得シフト手段は、パワー段制御システムのフィードバック経路で利得シフトを生じさせ、これによって出力パワー段PWM信号のレベルが異なることによって生じる影響を補償している。パワー段における利得シフトの間に、復調された増幅器出力は振幅を変化させることはない。
供給電圧入力は、単一の段階可変式で電圧を送り出すことができる電源によって送り出すことができる。別法として、その供給電圧入力は複数の予め定めた電圧を送り出すことができる電源によって送り出される。このケースでは、電源は、複数の充電されたコンデンサに予め定めた電圧を保持することが可能である。この電源はさらに、その各々を必要がないときにオフにすることができるような複数のパワー段を備えている。
したがって、好ましい実施の一態様では、そのディジタル変調器は、ディジタル・パルス符号変調された入力からPWM制御信号を取り出しているディジタルPCM(パルス符号変調)−PWM(パルス幅変調)変調器である。
別法として、そのディジタル変調器は、D/A変換器と、自励発振(self-oscillating)変調器などのアナログ変調器とを備えることができる。さらに、変調された信号をディジタル式に減衰させる手段は変調器ハードウェアに実装させることができる。
これら第1および/または第2の利得シフト手段は、ディジタル変調器によって制御させることが好ましいが、必須ではない。これによって、コンパクトでありかつ効率のよいシステム構築が得られる。
本発明の別の実施態様によれば、ノイズ/歪み抑制制御システムは、変調されたPWM信号を遅延させかつその遅延させた変調PWM信号をパワー段のノイズ/歪み抑制制御システムに提供するための手段を備えている。これによってノイズ/歪み抑制制御システムのループ成形が改善される。
パワー段制御システムは、PEDEC(パルスエッジ遅延誤差補正)制御システムであり、かつ第2の利得シフト手段はこのPEDEC制御システムのフィードバック経路内に配置させることが好ましい。これによって、このPEDEC制御システムはパワー段の利得シフトを補償していない。
本発明の実施の一態様によれば、可能な利得シフトはたとえば、最大出力パワーの8倍減衰の値に対応させることができる。
本発明の第2の態様によれば、上述の目的は、上で言及した種類のディジタル式パワー変換器における減衰のための方法であって、
複数の予め定めた電圧レベルの間で、前記パワー段の入力供給電圧をシフトさせ、
各電圧レベルごとに、ディジタル減衰範囲で変調された信号をディジタル式に減衰させて、
前記ディジタル減衰範囲と比べてより大きな全体的減衰範囲を達成させる方法によって達成される。
従来技術のシステムと本発明の好ましい実施形態について、添付の図面およびシミュレーション・シートを参照しながら以下にさらに記載することにする。
本発明の第1の実施形態の全体ブロック図を、ディジタル変調器0、出力電圧をシフトさせることができる供給手段を備えたパワー段1、制御システム2、利得シフトを制御するための減衰制御3を図示している図3に示している。
ディジタル制御式パワー段に対する入力では、CDプレーヤその他からの信号などのディジタル信号が必要である。ディジタル変調器0はディジタルPCM入力信号をPWM信号に変換している。このディジタル変調器0はさらに、たとえば増幅器のボリューム・ノブから減衰信号を受け取る。この変調器は1つのディジタル減衰器の役割を果たすように配置されており、また以下により厳密に記載する方式によってディジタル式利得をシフトさせることが可能である。
パワー段制御ブロック2は、パワー段1の誤差を補償しており、段階可変式のフィードバック利得を有している。このフィードバック利得は利得シフトで変化する。パワー段ブロック1は、スイッチング・パワー変換段、復調フィルタ、PWM信号の段階可変式の振幅を得るための制御システムを含んでいる。減衰制御ブロック3は、ディジタル減衰器の全体的制御、減衰器内の利得シフト、フィードバック経路内の利得シフトを、以下により厳密に記載する方式によって操作している。
本発明の第2の好ましい実施形態を図4に表している。このブロック図は、ディジタル入力信号をパルス幅変調された信号に変換するためのディジタル式のPCM−PWM変調器4と、パワー段6と、パワー段6の誤差を補償するためのPEDEC(パルスエッジ遅延誤差補正)制御システム5と、を含んでいる。PEDECは、参照によって本明細書に組み込む、本出願人の国際特許出願PCT/DK98/00133に記載されている。
本実施形態は、PEDEC制御システム5がパワー段の利得シフトを補償するのを防止するためのフィードバックに適用される利得シフト8が必要である。このパワー段6は、単一のハーフ・ブリッジや複数のハーフ・ブリッジとすることが可能である。電源7は、パワー段で異なる利得レベルが得られるように、複数の予め定められている供給電圧の間でのシフトが可能でなければならない。この電源7は単一のパワー段からなることが好ましい。当業者に対する別の可能な解決法は、効率を上昇させる必要のないときには各々をオフにすることができるような複数のパワー段を備える電源である。
ディジタル変調器4は、減衰制御9によってディジタル減衰を行うことが可能である。この減衰制御9は、ディジタル減衰器4に対する全体制御を操作し、電源7やフィードバック8内の利得シフトを制御している。
本発明の第3の好ましい実施形態を、ディジタルPCM−PWM変調器12、減衰制御14、電源11の幾つかの電圧ノードと接続させたパワー段10、PEDEC制御システム13を含む電源間の内部スイッチ、さらにフィードバック経路内の利得スイッチ15を備える図5に表している。
第2の好ましい実施形態と比較した場合、電源11は異なる電圧間でシフトせず、その代わりに電源11は減衰制御システム14へそれが選択する複数の電圧を送り出すようになっている。PMAパワー段10は、これらの異なる電源電圧間でシフトさせることによって利得シフトを実施している。
図6は、本発明の上述した実施形態によって実現することが可能な減衰スキームを視覚的に表したものである。その減衰範囲は自由に選択することができるが、この例では、減衰範囲は減衰レベルAdBとBdBにおいて2つの利得シフトを備えている。AdBまでの減衰をディジタル減衰によって達成させている。AdB減衰レベルでは、パワー段に対する供給電圧はAdBの減衰に対応してXからYまでシフトし、一方、ディジタル変調器はAから0dBディジタル減衰までシフトする。BdBまでの減衰は0からB−AdBまでのレンジにあるディジタル減衰によって達成させている。BdBの減衰レベルでは、供給電圧はBdBの減衰に対応してYからZまでシフトし、一方、ディジタル変調器はB−Aから0dBディジタル減衰までシフトする。CdBまでの減衰は0からC−BdBまでのレンジにあるディジタル減衰によって達成させている。
図7は、ディジタル変調器25、パワー段16、出力フィルタ18、VFC2 PEDEC制御システム20、21、22、23、フィードバック利得のための利得スイッチ19、電源17、異なる供給電圧の間を切り替えるための利得スイッチ24を備える、PMAに実装させた完全な減衰制御システムを表している。ディジタル変調器25は、フィードバック利得19をシフトさせるため、かつ電源24の間をシフトさせるための制御信号28、29を発生させる減衰制御システムを備えている。さらに、ディジタル変調器25はPWM基準信号26の遅延27を備えている。
ディジタル変調器に対する入力は、一方が他方と比較して遅延した2つの同じPWM信号になるように変調させられるディジタルPCM信号30である。遅延させられたPWM信号27は、前記PEDEC制御システム20、21、22、23のループ成形を改善させる。適当な遅延によって補正信号Veの高周波数リップルを最小限にしている。ディジタル変調器25は、異なる供給電圧24を切り替えるための手段と、フィードバック利得19を制御する利得スイッチとを備えている。
この変調器は、PCM信号をアナログ信号に変換するためにD/A変換器を備えるアナログ式とすることが可能である。さらに、この減衰制御は、ディジタル式減衰ブロックを使用するのではなくアナログ式減衰ブロックで利得を切り替えることによって、アナログ式解決法として実装することが可能である。
図9は、図7に示したシステムによる、20dBの利得シフトの例に関するシミュレーションを表している。PCM−PWM変調器のすぐ後のPWM信号を最上部に表している。変調された信号は20kHzの正弦波である。PWM信号の第1の部分の変調の深さはM=0.8の変調指数に等しい。利得シフトの後では、変調指数は0.08である。
図8は減衰スキームを表している。0dB〜20dBの減衰レベルは、ディジタル減衰器によってなされている。20dB減衰で利得シフトが生じ、またディジタル減衰器は20dB減衰から0dB減衰までシフトさせる。PMAパワー段に対する供給電圧は、50Vから5Vまでシフトし、またフィードバック利得は+20dB変化する。
ディジタル変調器からのPWM信号が9ビットの384kHz信号である場合、そのディジタル・ダイナミックレンジは115dBとなる。10dB減衰では、そのダイナミックレンジは115dB−10dB=105dBとなる。20dB減衰では、ダイナミックレンジを20dB改善させるような利得シフトが存在し、またそのダイナミックレンジは115dB+20dB−20dB=115dBとなる。30dB減衰では、そのダイナミックレンジは115dB+20dB−30dB=105dBとなる。したがって、この減衰制御システムは、0dB〜40dBのレンジの減衰を得ることが可能であり、また95dBという最小ダイナミックレンジを有している。これによって、−20dB未満の減衰レベルにある信号を聴取する際に、電源を変化させることなしに、115dB+20dB=135dBという最大ダイナミックレンジを有するような増幅器に良く対応している。
さらに、減衰したレベルでは、供給電圧の振幅が低下するため電磁場適合性が上昇する。この供給電圧は、EMC要求を克服するために出力パワーの8倍減衰に対応した値まで低下させることができることが好ましい。
図9の最上部から2つ目のシミュレーションは、パワー段の出力PWM信号を表しており、利得シフトの前後で10倍(20dB)の振幅差が存在することが分かり、さらに利得シフトの前後での変調の深さの差が分かる。図9の最下部には、増幅器の出力信号を表しており、変調された信号の振幅は、高周波数信号成分を除けば利得シフトにおいて変化していない。この高周波数信号成分は20dBの減衰を受けている。
この減衰制御システムは、別々に実現させることや、好ましくはDSP、FPGA内、あるいはシリコン基板上に実装させた変調器ハードウェアで実現させることができる。
さらに、この減衰制御システムは、AC−AC、DC−DC、DC−AC、AC−DC、あるいはここに言及したこれらの任意の組み合わせなどの所与の任意のパワー変換システム内で、好ましくはそのパワー段の素子が「オン」と「オフ」のいずれかの状態で動作するようなDC−AC高精度オーディオパワー変換システム内で、実現させることができる。
変調された信号が減衰を受けるとそのダイナミックレンジが低下するような従来技術のディジタル減衰システムの図である。 PWM信号を連続的に振幅減衰させている従来技術システムの図である。 全体ブロック図として表した本発明の第1の実施形態の図である。 本発明の第2の実施形態のブロック図である。 本発明の第3の実施形態のブロック図である。 AdBおよびBdBの位置の利得シフトによって0dB〜CdBのレンジにある本発明に従った減衰スキームの一例の図である。 減衰制御システムとして実現させた本発明の別の好ましい実施形態の図である。 図7のシステム内に実現させた減衰スキームの図である。 図7のシステムに20dBの利得シフトを加えている1つのシミュレーションの図である。

Claims (16)

  1. (ディジタル)ソース信号から変調された制御信号を発生させるためのディジタル変調器(0;4;12;25)と、スイッチング・パワー段(1;6;10;16)と、を備えているスイッチング・パワー変換システム内の減衰制御システム(3;9;14)であって、
    該減衰制御システムは、
    前記変調された信号をディジタル式に減衰させるための手段(25)と、
    複数の予め定めた電圧レベル(17)の間で前記パワー段の供給電圧をシフトさせるための第1の利得シフト手段(7;11;24)と
    を備え、前記第1の利得シフト手段(7;11;24)は、前記変調された信号の減衰が予め定めたレベルを超えた場合にパワー段利得が減少するように配置されている減衰制御システム。
  2. 前記スイッチング・パワー変換システムはさらに、
    前記パワー段からのフィードバック経路を含むような、前記パワー段のノイズと歪みを抑制するためのパワー段制御システム(2;5、8;13、15;19〜23)と、
    前記パワー段利得シフトに従って前記フィードバック経路の利得をシフトさせるための第2の利得シフト手段(8;15;19)と
    を備えている請求項1に記載の減衰制御システム。
  3. 前記供給電圧は単一の段階可変式電圧を送り出すことができる電源(11)によって送り出される請求項1または請求項2に記載の減衰制御システム。
  4. 前記供給電圧は複数の予め定めた電圧を送り出すことができる電源(7;24)によって送り出される請求項1または請求項2に記載の減衰制御システム。
  5. 前記電源は複数の充電コンデンサによって予め定めた電圧を保持することができる請求項4に記載の減衰制御システム。
  6. 前記電源はさらに、その各々が必要のないときにオフにすることができるような複数のパワー段を備えている請求項5に記載の減衰制御システム。
  7. 前記ディジタル変調器(25)は、ディジタル・パルス符号変調された入力からPWM制御信号を取り出しているディジタルPCM(パルス符号変調)−PWM(パルス幅変調)変調器である前記請求項のいずれか一項に記載の減衰制御システム。
  8. 前記ディジタル変調器(25)は、D/A変換器と、アナログ変調器好ましくは自励発振変調器とを備えている前記請求項のいずれか一項に記載の減衰制御システム。
  9. 変調された信号をディジタル式に減衰させるための前記手段は前記変調器ハードウェアで実装されている前記請求項のいずれか一項に記載の減衰制御システム。
  10. 前記第1および/または第2の利得シフト手段は前記ディジタル変調器によって制御を受けている前記請求項のいずれか一項に記載の減衰制御システム。
  11. 前記変調器PWM信号を遅延させかつ遅延させた変調器PWM信号(27)を前記制御システムに提供する手段をさらに備える前記請求項のいずれか一項に記載の減衰制御システム。
  12. 前記パワー段制御システムはPEDEC制御システム(23)であり、かつ前記第2の利得シフト手段は前記PEDEC制御システムのフィードバック経路内に配置されている請求項2に記載の減衰制御システム。
  13. 可能な利得シフトが最大出力パワーに対する8倍減衰の値に対応している前記請求項のいずれか一項に記載の減衰制御システム。
  14. シリコン基板上に実装されている前記請求項のいずれか一項に記載の減衰制御システム。
  15. 一般的なパワー変換システム内、特にそのパワー段の素子が「オン」と「オフ」のいずれかの状態で動作するD級増幅器や任意のパルス変調増幅器などのDC−ACパワー変換システム内に実現されている前記請求項のいずれか一項に記載の減衰制御システム。
  16. (ディジタル)ソース信号から変調された制御信号を発生させるためのディジタル変調器と、スイッチング・パワー段とを有するスイッチング・パワー変換システムの減衰方法であって、
    複数の予め定めたレベル間で前記パワー段の利得をシフトさせるステップと、
    各レベルごとに、ディジタル減衰範囲内で前記変調された信号をディジタル式に減衰させるステップと
    を含み、前記ディジタル減衰範囲を超える全体的減衰範囲を達成させることができる方法。
JP2003555666A 2001-12-21 2002-12-05 ディジタル式パワー変換器のための減衰制御 Expired - Fee Related JP4188838B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
SE0104403A SE0104403D0 (sv) 2001-12-21 2001-12-21 Attenuation control for digital power converters
PCT/IB2002/005254 WO2003055059A1 (en) 2001-12-21 2002-12-05 Attenuation control for digital power converters

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005513901A true JP2005513901A (ja) 2005-05-12
JP4188838B2 JP4188838B2 (ja) 2008-12-03

Family

ID=20286499

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003555666A Expired - Fee Related JP4188838B2 (ja) 2001-12-21 2002-12-05 ディジタル式パワー変換器のための減衰制御

Country Status (10)

Country Link
US (1) US6963189B2 (ja)
EP (1) EP1456943B8 (ja)
JP (1) JP4188838B2 (ja)
KR (1) KR101006044B1 (ja)
CN (1) CN100424994C (ja)
AT (1) ATE403266T1 (ja)
AU (1) AU2002366885A1 (ja)
DE (1) DE60227990D1 (ja)
SE (1) SE0104403D0 (ja)
WO (1) WO2003055059A1 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3928728B2 (ja) 2003-09-19 2007-06-13 ソニー株式会社 デジタルアンプ
SE0302681D0 (sv) * 2003-10-09 2003-10-09 Bang & Olufsen Icepower As Method for pulse area modulation
JP2005192067A (ja) * 2003-12-26 2005-07-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd オーディオ増幅器
KR100710509B1 (ko) * 2006-04-11 2007-04-25 남상욱 펄스면적변조를 이용한 고효율 선형 전력증폭기 시스템
KR100765792B1 (ko) * 2006-07-28 2007-10-12 삼성전자주식회사 스위칭 파워 앰프에서 에러 보정 방법 및 장치
GB0715254D0 (en) 2007-08-03 2007-09-12 Wolfson Ltd Amplifier circuit
EP2308171A2 (fr) * 2008-06-16 2011-04-13 Universite Aix-Marseille I Amplificateur numerique classe d configure pour mettre en forme des non-idealites d'un signal de sortie
FR2932624B1 (fr) * 2008-06-16 2010-08-20 Univ D Aix Marseille I Amplificateur numerique classe d comprenant un reducteur de bruit.
US8995691B2 (en) 2008-07-14 2015-03-31 Audera Acoustics Inc. Audio amplifier
KR20100008749A (ko) 2008-07-16 2010-01-26 삼성전자주식회사 스위칭 파워 증폭 장치 및 그 제어 방법
CN102959858B (zh) 2010-06-25 2015-09-02 松下知识产权经营株式会社 放大装置
EP2575309B1 (en) * 2011-09-22 2014-11-05 Alcatel Lucent A method for pulse width modulation, and a transmitter therefor

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5049841A (en) * 1990-07-11 1991-09-17 General Electric Company Electronically reconfigurable digital pad attenuator using segmented field effect transistors
US5747972A (en) * 1995-01-11 1998-05-05 Microplanet Ltd. Method and apparatus for electronic power control
JPH08307182A (ja) * 1995-04-27 1996-11-22 Sony Corp パワーコントロール回路
US5831418A (en) * 1996-12-03 1998-11-03 Fujitsu Ltd. Step-up/down DC-to-DC converter
JP3671111B2 (ja) * 1998-03-02 2005-07-13 パイオニア株式会社 Rdsデータ復調器
US6127885A (en) 1998-08-31 2000-10-03 Cello, Limited Class D amplifiers including transition zone modulation
US6377784B2 (en) * 1999-02-09 2002-04-23 Tropian, Inc. High-efficiency modulation RF amplifier
DE69919500T2 (de) * 1999-02-11 2005-09-08 Stmicroelectronics S.R.L., Agrate Brianza PWM Leistungsverstärker mit digitalem Eingang
US6137429A (en) * 1999-03-08 2000-10-24 Motorola, Inc. Circuit and method for attenuating noise in a data converter
KR20010105877A (ko) * 2000-05-19 2001-11-29 배길훈 자동차용 브레이크 시스템의 솔레노이드 밸브
JP3576461B2 (ja) * 2000-05-22 2004-10-13 シャープ株式会社 ディジタルスイッチング増幅器

Also Published As

Publication number Publication date
CN1608343A (zh) 2005-04-20
US6963189B2 (en) 2005-11-08
CN100424994C (zh) 2008-10-08
AU2002366885A1 (en) 2003-07-09
US20050168204A1 (en) 2005-08-04
WO2003055059A1 (en) 2003-07-03
EP1456943B8 (en) 2009-01-07
DE60227990D1 (de) 2008-09-11
KR20040081436A (ko) 2004-09-21
SE0104403D0 (sv) 2001-12-21
EP1456943A1 (en) 2004-09-15
ATE403266T1 (de) 2008-08-15
EP1456943B1 (en) 2008-07-30
KR101006044B1 (ko) 2011-01-06
JP4188838B2 (ja) 2008-12-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4188838B2 (ja) ディジタル式パワー変換器のための減衰制御
US6127885A (en) Class D amplifiers including transition zone modulation
JP2006512004A (ja) デジタル信号変調器を用いたデジタル入力信号の変調および信号の分割
EP2041867A2 (en) Amplifier employing interleaved signals for pwm ripple suppression
US20140169588A1 (en) Boosted Differential Class H Amplifier
JP2007508731A (ja) 電力変換システム
US6762704B1 (en) Modulation of a digital input signal using multiple digital signal modulators
US20030122615A1 (en) Improved Class BD Amplifier
US7400194B2 (en) Method of amplifying a digital signal and device therefor
CN111466082B (zh) 具有占空比控制的d类放大器
MX2013008939A (es) Metodo para enviar señal de audio y aparato de salida de señal de audio que utiliza el metodo.
JP2006506887A (ja) パルス変調電力変換器
ES2319423T3 (es) Modulador de oscilacion controlado por ancho de impulso digital.
JP7273484B2 (ja) 信号生成回路
JP2004128662A (ja) デジタルアンプ
US20100246852A1 (en) Output-level-controlling converter device
EP3776849B1 (en) An electronic filter apparatus
JPH09214259A (ja) D級電力増幅器
EP1844546A1 (en) Arrangement for amplifying a pwm input signal
JPH07283662A (ja) 電力増幅回路
US7161519B2 (en) PWM modulation circuit and class D amplifier using such PWM modulation circuit
JP2003046346A (ja) デジタルアンプ
JPH02234503A (ja) 電力増幅器
MXPA99009025A (en) Pulse referenced control method for enhanced power amplification of a pulse modulated signal

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050829

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080303

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080311

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20080611

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20080618

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080709

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080819

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080911

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110919

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120919

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130919

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees