JP2005511308A5 - - Google Patents

Claims (9)

1. 雌型管セクションの端部部分内に受容されて重なる端部部分を有する雄型管セクションから構成された管セクションをハイドロフォーミングする方法であって、
   前記雄型管セクションと前記雌型管セクションとの間に画定された環状空間内に配置された接着剤を硬化させる工程と、
   結果として生じる前記管セクションを所望の形状にハイドロフォーミングする工程とを含む、方法。
2. 複数の金属フレームコンポーネントをバードケージ構造に配列して、隣接したコンポーネントの重なり部分で画定された複数の接合部を画定する工程であって、前記接合部の各々が、前記隣接したコンポーネントの重なり部分の間に形成された円周空間を含む、工程と、
   前記環状空間の各々に接着剤を注入する工程と、
   前記接着剤を硬化させる工程と、
   前記バードケージ構造を所望の形状にハイドロフォーミングする工程とを含む、複合フレーム構造を形成する方法。
3. 雌型管部分および雄型管部分であって、前記雌型管部分の一部が前記雄型管部分の一部の周りに配置される、雌型管部分および雄型管部分と、
   前記雄型管部分および前記雌型管部分の少なくとも一方に形成され、前記雄型管部分と前記雌型管部分との間に環状領域を形成する溝と、
   前記雄型管部分と前記雌型管部分との間の前記環状領域に配置されて接合部を形成する、硬化した接着剤と、を含むハイドロフォーミング可能な物品であって、
   前記物品が最終形状に形成されたときに、前記接合部は、ハイドロフォーミングプロセスにおいて実質的に耐漏れ性であるとともに、構造部材として使用されるべき十分な強度、耐疲労性及び耐久性を備える、ハイドロフォーミング可能な物品。
4. 前記接着剤の剪断降伏強度は、ハイドロフォーミングプロセスにおけるハイドロフォーミング圧力以上である、請求項３に記載のハイドロフォーミング可能な物品。
5. 雌型管部分および雄型管部分であって、前記雌型管部分の一部が前記雄型管部分の一部の周りに配置されて接合部を形成する、雌型管部分および雄型管部分と、
   前記雄型管部分および前記雌型管部分の少なくとも一方に形成され、前記雄型管部分と前記雌型管部分との間に環状領域を形成する溝と、
   前記雄型管部分と前記雌型管部分との間の前記環状領域に配置された硬化した接着剤と、を含むハイドロフォーミングされた物品であって、
   前記雌型管部分および前記雄型管部分が、ハイドロフォーミングによって永久的に変形させられている、ハイドロフォーミングされた物品。
6. 前記雌型管部分および前記雄型管部分に加え、前記硬化した接着剤もハイドロフォーミングによって永久的に変形させられている、請求項５に記載のハイドロフォーミングされた物品。
7. 請求項３〜６のいずれか１項に記載の物品を有する、自動車の構造フレーム部材。
8. 請求項７に記載の構造フレーム部材を複数有する、バードケージフレーム構造。
9. 請求項３〜６のいずれか１項に記載の物品を有する、自動車。