JP2005507930A - ポリオールを含有する無水化粧品組成物 - Google Patents
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Abstract
(b)親水性ポリオール;
を含む無水化粧品組成物が開示され、それは潤いを与える効果のような改善されたコンディショニング効果を提供でき、組成物に含まれる場合には油状コンディショニング剤の付着もまた改善できる。
Description
【0001】
本発明は、疎水性ポリオール及び親水性ポリオールを含有する無水化粧品組成物に関する。
【背景技術】
【0002】
ヘアケア製品及びスキンケア製品のような様々な化粧品が、毛髪及び/又は皮膚に用いられている。ヘアケア製品に関して、例えば、過剰な汚れ及び皮脂を除去することによって毛髪を洗浄するためにヘアシャンプー製品が使用され、毛髪にしっとり感、柔軟性、及び静電気制御のような種々のコンディショニング効果を提供するためにヘアコンディショニング製品が使用され、ヘアスタイルのセット及び/又はヘアスタイルの保持のためにヘアスタイリング製品が使用され、ヘアカラーの変化及び/又はヘアカラーの保持のためにヘアカラー製品が使用され、並びに発毛を促すために発毛製品が使用される。
【0003】
ヘアケア製品及びスキンケア製品などの化粧品の効能は、例えば適用されるヘアケア製品の量、製品が毛髪上に適用される期間、製品の温度、毛髪への製品の適用方法等、種々の要因により変化する。そのため、ヘアケア製品及びスキンケア製品などの化粧品から期待通りの効能を得るのは容易でない。
【0004】
日本特許出願公開第2001−181156号には、ポリオール、陽イオン性界面活性剤、C14〜C32脂肪族アルコール及びシリコーンを含み、その加温効能により毛髪へのトリートメント成分の浸透を改善するための無水ヘアリンス組成物が開示されている。日本特許出願公開第2001−181156号にはまた、前記ポリオールが、例えばグリセリン、プロピレングリコール、ポリエチレングリコールなどであることが開示されている。
【0005】
油状コンディショニング成分及び親水性ポリオールキャリアを含む化粧品組成物から期待通りのコンディショニング効能を得るのはなおも容易でないことが見出された。理論に限定されることは望まないが、C14〜C32脂肪族アルコール及びシリコーンのような油状コンディショニング成分は、グリセリン、プロピレングリコール、及びポリエチレングリコールのような親水性ポリオールと共に使用される場合、毛髪から容易に流れ落ちるので、毛髪に付着しにくいと考えられている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
前述したように、ヘアケア製品及びスキンケア製品のような化粧品から向上した効能を得ることが所望されている、すなわち化粧品から改善された効果を得ることが所望され続けている。化粧品から改善されたコンディショニング効果を得ることもまた所望され続けている。
【0007】
本発明の利点や効果のすべてを提供する既存の技術は存在しない。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は:
(c)疎水性ポリオール;及び
(d)親水性ポリオール、
を含む無水化粧品組成物を対象とする。
【0009】
本発明の組成物は潤いを与える効果のような改善されたコンディショニング効果を提供できる。
【0010】
本発明のこれら及びその他の特徴、観点、及び利点は、本開示を読むことにより当業者に明らかになる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
本明細書は本発明を特に指摘し、明確に請求する請求項により結論とするが、本発明は以下の説明からよりよく理解し得るものと考えられる。
特に指示がない限り、パーセンテージはすべて組成物全体の重量に対してである。指示がない限り、比はすべて重量比である。本明細書で言及する成分のパーセンテージ、比、及び濃度はすべて、成分の実際の量に基づいており、指示がない限り、市販製品のように成分に混合される可能性のある溶媒、充填剤、又はその他の物質を含まない。
【0012】
本明細書で使用する時、「含む」は、最終結果に影響を与えないその他の工程や成分を付け加えることができるということを意味する。この用語には、「からなる」及び「から本質的になる」という用語が包含される。
【0013】
引用された参考文献はいずれも、すべての内容が参考として本明細書に組み入れられる。いかなる参考文献の引用も、特許請求されている本発明に対する、先行技術としての利用可能性についてのいかなる決定に関しても容認するものではない。
【0014】
(無水化粧品組成物)
無水化粧品組成物は、疎水性ポリオール及び親水性ポリオールを含む。
疎水性ポリオールは、潤いを与える効果のような改善されたコンディショニング効果を提供できると考えられている。疎水性ポリオールは、油状コンディショニング剤が組成物に含まれる場合にその付着を助け、それによって油状コンディショニング剤の付着を改善できるとも考えられている。
【0015】
疎水性ポリオールは、べたつき感を抑えつつ、潤いを与える効果のようなコンディショニング効果を提供するという点において、好ましくは約2重量%〜約60重量%、より好ましくは約5重量%〜約50重量%、さらに好ましくは約10重量%〜約40重量%の濃度で組成物に含まれることができる。親水性ポリオールは、組成物の望ましい粘度及びのび(spreadability)の点から、好ましくは約15重量%〜約85重量%、より好ましくは約20重量%〜約80重量%、さらに好ましくは約25重量%〜約75重量%の濃度で組成物に含まれることができる。また、疎水性ポリオール及び親水性ポリオールは、疎水性ポリオールと親水性ポリオールの重量比が約1:1〜約1:50、より好ましくは約1:1.5〜約1:25、さらに好ましくは約1:2〜約1:10となるような濃度で組成物に含まれるのが本発明では好ましい。この比は、潤いを与える効果のようなコンディショニング効果を与え、組成物中に油状コンディショニング剤が含まれる場合にその油状コンディショニング剤の付着に役立つという点から選択される。また、組成物の望ましい粘度及びのびの点から、疎水性ポリオール及び親水性ポリオールは、疎水性ポリオール及び親水性ポリオールの合計が組成物の約50重量%〜約98重量%になるような濃度で組成物に含まれるのが本発明では好ましい。
【0016】
無水ヘアケア組成物及び無水スキンケア組成物などの種々の無水化粧品組成物は、本発明において使用され得る。本明細書で有用な無水ヘアケア組成物には、例えば、無水ヘアシャンプー組成物、無水ヘアスタイリング組成物、無水ヘアコンディショニング組成物、無水ヘアカラー組成物、無水発毛組成物、及びこれらの混合物が挙げられる。本明細書で有用な無水スキンケア組成物には、例えば、無水ボディシャンプー組成物、無水洗顔組成物、無水スキンコンディショニング組成物、無水シェービング組成物、及びこれらの混合物が挙げられる。本発明で使用する時、「無水」とは、組成物が5%以下の水を含有することを意味する。本発明の無水組成物は、好ましくは3%以下の水、より好ましくは1%以下の水を含有する。さらにより好ましくは本発明の無水組成物には意図的に水を添加しない。
【0017】
本発明の無水化粧品組成物は、リンスオフ製品又はリーブオン製品の形態においてもよく、透明でも不透明においてもよく、ローション、クリーム、ジェル、エマルション、ムース、及びスプレーが挙げられるがこれらに限定されない様々な製品形態で配合され得る。
【0018】
本発明の無水化粧品組成物を水と混合し、当該技術分野において周知の従来のいずれかの方法により毛髪及び/又は皮膚に適用できる。例えば、無水組成物を、手及び/又は特定の容器中の水と混合した後、毛髪及び/又は皮膚に適用することができる。毛髪及び/又は皮膚上に残存する水と混合するために、無水組成物をぬれた毛髪及び/又はぬれた皮膚に適用することができる。無水組成物をぬれた及び/又は乾燥した毛髪及び/又は皮膚に適用し、洗い流しの際に水と混合することができる。
【0019】
本発明の無水化粧品組成物は、水と混合することによって温まることができる。本発明の無水化粧品組成物は、水と混合する場合に親水性ポリオールからの熱によって温まることができ、無機熱発生剤が含まれる場合には水と混合する際、その無機熱発生剤からの熱によって温まることもできる。無水化粧品組成物は、好ましくは約25℃〜約80℃、より好ましくは約30℃〜約60℃、さらにより好ましくは約35℃〜約45℃の温度に温まることができる。この温度は、例えば、親水性ポリオールの量、無機熱発生剤の添加、無機熱発生剤を添加する場合にはその選択、無機熱発生剤を添加する場合にはその量、及び熱発生反応を制御できる追加試薬によって調整できる。ヘアケア組成物及びスキンケア組成物のような化粧品組成物を温めることにより、向上した効能を提供することができ、すなわち改善された効果を提供することができると考えられている。ヘアケア組成物に関して、例えば、ヘアシャンプー組成物を温めると改善された洗浄効果を提供でき、ヘアスタイリング組成物を温めると改善されたスタイリング効果を提供でき、ヘアコンディショニング組成物を温めると成分の浸透が改善されることにより改善されたヘアコンディショニング効果を提供でき、ヘアカラー組成物及び発毛組成物を温めてもやはり改善された効果を提供できると考えられている。スキンケア組成物に関して、例えば、ボディシャンプー組成物を温めると改善された洗浄効果を提供することができ、洗顔組成物を温めると改善された洗浄効果を提供することができ、スキンコンディショニング組成物を温めると改善されたコンディショニング効果を提供することができ、シェービング組成物を温めると改善されたシェービング効果を提供することができると考えられている。
【0020】
(疎水性ポリオール)
本発明の無水化粧品組成物は、疎水性ポリオールを含む。疎水性ポリオールは、改善された潤いを与える効果のような改善されたコンディショニング効果を提供できると考えられている。疎水性ポリオールは、油状コンディショニング剤が組成物に含まれる場合にその付着を助け、それによって油状コンディショニング剤の付着を改善できるとも考えられている。
【0021】
本明細書に有用な疎水性ポリオールは、25℃の水への溶解度が約1g/水100g未満、好ましくは約0.5g/水100g未満、より好ましくは約0.1g/水100g未満であるものである。
本明細書で有用な疎水性ポリオールは、好ましくは約1〜約10未満、より好ましくは約2〜約8のHLB値を有する。
本明細書で有用な疎水性ポリオールは、固体又は液体であることができ、好ましくは25℃で液体であることができる。
【0022】
本明細書で有用な疎水性ポリオールとしては、例えば約200g/モル〜約100,000g/モルの分子量を有するポリプロピレングリコール、ポリプロピレングリコールのC2〜C22アルキルエーテル、ポリエチレングリコール/ポリプロピレングリコールコポリマー、ポリエチレングリコール/ポリプロピレングリコールコポリマーのC2〜C22アルキルエーテル、及びこれらの混合物が挙げられる。このような疎水性ポリオールの一部はまた、以下で記載される「ポリオキシアルキレン誘導体」としても使用できる。
【0023】
プロピレンユニット及びエチレンユニットの数、並びにランダムコポリマー、ブロックコポリマー及びグラフトコポリマーのようなコポリマーの種類によって、特定のポリエチレングリコール/ポリプロピレングリコールコポリマーは、25℃における水への溶解度が約1g/水100gを超えていてもよいことを当業者は理解する。より高い水溶解度を有するようなコポリマーはこの項に含まれないことを意味する。
【0024】
このような疎水性ポリオールのうち、約200g/モル〜約100,000g/モルの分子量を有するポリプロピレングリコールは、潤いを与える効果のようなコンディショニング効果を与えるという点、及び組成物に含まれる場合に油状コンディショニング剤の付着を助けるという点から本発明に好ましく使用される。
【0025】
(ポリプロピレングリコール)
本明細書で有用なポリプロピレングリコールは、必要とされる特定の水溶性及び親水性ポリオールとの相溶性を有する点から、約200g/モル〜約100,000g/モル、好ましくは約500g/モル〜約60,000g/モル、より好ましくは約1,000g/モル〜約10,000g/モルの分子量を有するものである。本明細書で記載される一部のポリプロピレングリコールは、以下で記載される「粘度調整剤」として使用することもできる。
【0026】
好ましくはポリプロピレングリコールは、単一ポリプロピレングリコール鎖セグメントポリマー、複合ポリプロピレングリコール鎖セグメントポリマー及びこれらの混合物から成る群から選択され、より好ましくは以下の式Iを有する単一ポリプロピレングリコール鎖セグメントポリマーから成る群から選択される。
HO−(C3H6O)aH(I)
式中、aは約4〜約400、好ましくは約10〜約100、及びさらに好ましくは約20〜約40の値である。
【0027】
本明細書において有用とされる単一ポリプロピレングリコール鎖セグメントポリマーは、通常安価であり、例えば、三洋化成(Sanyo Kasei)(日本、大阪)、ダウ・ケミカル(Dow Chemicals)(米国ミシガン州ミッドランド)、カルゴン・ケミカル社(Calgon Chemical,Inc.)(米国イリノイ州スコキエ)、アルコ・ケミカル社(Arco Chemical Co.)(米国ペンシルバニア州ニュートン)、ウィトコ・ケミカル社(Witco Chemicals Corp.)(米国コネチカット州グリニッチ)、及びPPGスペシャルティ・ケミカル(PPG Specialty Chemicals)(米国イリノイ州ガーニー)から容易に入手可能である。
【0028】
好ましい実施形態では、ポリプロピレングリコール中の1つ以上のプロピレンオキシド反復基は、イソプロピルオキシド反復基である。さらに好ましくは、ポリプロピレングリコールのプロピレンオキシド反復基のほぼすべては、イソプロピルオキシド反復基である。従って、極めて好ましい単一ポリプロピレングリコール鎖セグメントポリマーは、次式を有する:
【0029】
【化1】
式中、aは上記式Iに記載されるように定義される。イソプロピルオキシド反復基は、単独でも上記との組み合わせでも以下に相当してもよいと認識される:
【0030】
【化2】
本明細書で有用なポリプロピレングリコールは、例えば三洋化成(日本、大阪)からニューポール(New pol)PP−2000、ニューポール(New pol)PP−4000として容易に入手可能である。
【0031】
複合ポリプロピレングリコール鎖セグメントポリマーは以下の式を有する:
【0032】
【化3】
式中、nは約0〜約10、好ましくは約0〜約7、及びさらに好ましくは約1〜約4の値である。式IIにおいて、各R”は独立してH、及びC1〜C30アルキルからなる群から選択され、及び好ましくは各R”は独立してH、及びC1〜C4アルキルからなる群から選択される。式IIにおいて、それぞれbは独立して約0〜約2、好ましくは約0〜約1となる値、及びより好ましくはb=0である。同様に、c及びdは独立して、約0〜約2、好ましくは約0〜約1の値である。ただし、b+c+dの合計は少なくとも約2、好ましくはb+c+dの合計は約2〜約3である。各eは独立して、0又は1の値で、nが約1〜約4の場合には、eは1に等しいことが好ましい。また、式IIにおいて、x、y及びzは独立して約1〜約120、好ましくは約7〜約100、及びより好ましくは約7〜約100の値で、x+y+zは約20より大きい。
【0033】
特に本明細書で有用な、式IIの複合ポリプロピレングリコール鎖ポリマー部分の例として、ポリオキシプロピレングリセリルエーテル(n=1、R’=H、b=0、c及びd=1、e=1、及びx、y、及びzは個別にそれらの個々のポリプロピレングリコール鎖部分の重合度を示し;ニューポール(New Pol)GP−4000として、三洋化成(日本、大阪)より入手可能)、ポリプロピレントリメチロールプロパン(n=1、R’=C2H5、b=1、c及びd=1、e=1、及びx、y、及びzは個別にそれらの個々のポリプロピレングリコール鎖部分の重合度を示す)、ポリオキシプロピレンソルビトール(n=4、各R’=H、b=0、c及びd=1、各e=1、及びy、z、及び各xは個別にそれらの個々のポリプロピレングリコール鎖部分の重合度を示し;ニューポール(New Pol)SP−4000として、三洋化成(日本、大阪)より入手可能)、及びPPG−10ブタンジオール(n=0、c及びd=2、及びy+z=10;米国ニュージャージー州パーシッパニーのクローダ(Croda,Inc.)よりプロブチル(Probutyl)DB−10として入手可能)が挙げられる。
【0034】
(親水性ポリオール)
本発明の無水化粧品組成物は、親水性ポリオールを含む。親水性ポリオールは、本発明の無水組成物中のキャリアとして使用されるのが好ましく、水と混合される場合に熱を発生させるために使用されるのが好ましい。本明細書で有用な親水性ポリオールは、25℃で液体であるのが好ましい。
【0035】
本明細書に有用な親水性ポリオールは、25℃の水への溶解度が約1g/水100g超過、好ましくは約2g/水100g超過、より好ましくは約5g/水100g超過であるものである。
本明細書で有用な親水性ポリオールは、約10以上のHLB値を有するのが好ましい。
本明細書で有用な親水性ポリオールとしては、例えば、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ヘキシレングリコール、グリセリン、ジグリセリン、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、及びこれらの混合物が挙げられる。これらのうち、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ヘキシレングリコール、グリセリン、ジグリセリン、及びこれらの混合物が好ましい。水と混合することにより熱を発生する能力、並びに粘度及び流動率などの物理的性質を考慮すると、より好ましいのは、ポリエチレングリコールである。
【0036】
(ポリエチレングリコール)
様々な分子量を有するポリエチレングリコールを本発明の組成物に使用できる。
それらのうち、本明細書で好ましいのは次の式を有するものである:
H(OCH2CH2)n−OH
式中nは4〜12の平均値であり、それは25℃で液体である。上述のポリエチレングリコールは、ポリエチレンオキシド及びポリオキシエチレンとしても知られる。本明細書で有用な、特に好ましいポリエチレングリコールは、nが約4の平均値を有するようなPEG−200である。市販の好ましいポリエチレングリコールとしては、例えば、ユニオン・カーバイド(Union Carbide)から市販されている商品名カルボワックス(Carbowax)PEG−200のPEG−200が挙げられる。
【0037】
高分子量ポリエチレングリコールも本発明に使用できる。高分子量ポリエチレングリコールはまた、コンディショニング剤としても使用でき、以下で記載される「粘度調整剤」としても使用できる。本明細書で有用な高分子量のポリエチレングリコールは、式:H(OCH2CH2)n−OH(式中、nは2,000〜14,000、好ましくは約5,000〜9,000、より好ましくは約6,000〜8,000の平均値を有する)を有するものである。本明細書で有用な、特に好ましい高分子量ポリエチレングリコールは、nが約2,000の平均値を有するようなPEG−2M(PEG−2Mはまた、ユニオン・カーバイドからのポリオックス(Polyox)WSR(登録商標)N−10として、及びPEG−2,000として既知である);nが約5,000の平均値を有するようなPEG−5M(PEG−5Mはまた、いずれもユニオン・カーバイドからのポリオックスWSR(登録商標)N−35及びポリオックスWSR(登録商標)N−80として、及びPEG−5,000及びポリエチレングリコール300,000として既知である);nが約7,000の平均値を有するようなPEG−7M(PEG−7Mはまた、ユニオン・カーバイドからのポリオックスWSR(登録商標)N−750として既知である);nが約9,000の平均値を有するようなPEG−9M(PEG−9Mはまた、ユニオン・カーバイドからのポリオックスWSR(登録商標)N−3333として既知である);並びにnが約14,000の平均値を有するようなPEG−14M(PEG−14Mはまた、ユニオン・カーバイドからのポリオックスWSR(登録商標)N−3000として既知である)である。
【0038】
(油状コンディショニング剤)
本発明の無水化粧品組成物は、油状コンディショニング剤を含むのが好ましい。本明細書で有用な油状コンディショニング剤は、固体又は液体であることができ、好ましくは25℃で液体であることができる。本明細書で有用な油状コンディショニング剤は、25℃の水に対する溶解度が約1g/水100g未満、好ましくは水に対する溶解度が約0.5g/水100g未満、より好ましくは水に対する溶解度が約0.1g/水100g未満であるものである。
【0039】
油状コンディショニング剤は、柔軟性及び滑らかさのようなコンディショニング効果を与えるという点から、組成物中に好ましくは約0.1重量%〜約20重量%、より好ましくは約1重量%〜約10重量%、さらにより好ましくは約2重量%〜約10重量%の濃度で含まれ得る。
【0040】
本明細書で有用な油状コンディショニング剤としては、例えばパラフィン、エステル、シリコーン、脂肪族化合物、鉱油、炭化水素、ポリα−オレフィン油、植物油及びこれらの混合物が挙げられる。これら油状コンディショニング剤の一部は、以下で記載される「キャリア」としても使用できる。これら油状コンディショニング剤のうち、好ましいのは、液体油状コンディショニング剤であり、パラフィン、エステル、シリコーン、脂肪族化合物及びこれらの混合物から成る群から選択される。より好ましいのは、柔軟性及び滑らかさのようなコンディショニング効果を与えるという点からシリコーン油である。
【0041】
(エステル)
本明細書で使用されるのが好ましいエステルは、融点が25℃未満のものである。このようなエステルとしては、例えば、ペンタエリスリトールエステル油、トリメチロールエステル油、クエン酸エステル油、グリセリルエステル油、及びこれらの混合物が挙げられる。本明細書における特に有用なペンタエリスリトールエステル油及びトリメチロールエステル油にはペンタエリスリトールテトライソステアレート、ペンタエリスリトールテトラオレエート、トリメチロールプロパントリイソステアレート、トリメチロールプロパントリオレエート、及びこれらの混合物が挙げられる。このような化合物は商品名KAKPTI、KAKTTIで高級アルコール(Kokyo Alcohol)から、及び商品名PTO、ENUJERUBUTP3SOで新日本理化(Shin-nihon Rika)から入手可能である。本明細書で特に有用なクエン酸エステル油としては、バーネル(Bernel)から商品名CITMOL316として入手可能なトリイソセチルシトレート、フェニックス(Phoenix)から商品名PELEMOL TISCとして入手可能なトリイソステアリルシトレート、及びバーネル(Bernel)から商品名CITMOL320として入手可能なトリオクチルドデシルシトレートが挙げられる。本明細書で特に有用なグリセリルエステル油には、太陽化学(Taiyo Kagaku)から入手可能な商品名サン・エスポール(SUN ESPOL)G−318のトリイソステアリン、クローダ・サーファクタンツ社(Croda Surfactants Ltd.)から入手可能な商品名シスロール(CITHROL)GTOのトリオレイン、ヴェヴィから入手可能な商品名エファデルマ−エフ(EFADERMA-F)のトリリノレイン、又はブルックス(Brooks)から入手可能な商品名エファ−グリセリズ(EFA-GLYCERIDES)のトリリノレインが挙げられる。
【0042】
(シリコーン)
本明細書のシリコーンには、揮発性又は非揮発性の不溶性シリコーンコンディショニング剤が含まれ得る。
本明細書に用いるシリコーンは、好ましくは25℃で約5〜約2,000,000センチストークス、より好ましくは約500〜約1,800,000センチストークス、さらにより好ましくは約5,000〜約1,500,000センチストークスの粘度を有する。その粘度は、ダウコーニング社(Dow Corning Corporate)試験法CTM0004(1970年7月20日)に示されるガラスキャピラリー粘度計を用いて測定することができ、その記載のすべてを参考のために本明細書に示す。
【0043】
好ましいシリコーン化合物は、ポリジメチルシロキサン、ポリジエチルシロキサン、及びポリメチルフェニルシロキサンである。ジメチコーンとしても知られるポリジメチルシロキサンは、特に好ましい。使用され得るポリアルキルシロキサンとしては、例えば、ポリジメチルシロキサンが挙げられる。これらのシリコーン化合物は、例えば、ビスカシル(登録商標)及びSF96シリーズでGE東芝シリコーンズ(GE Toshiba Silicones)、ゼネラル・エレクトリック社(General Electric Company)から、及びダウコーニング200シリーズでダウコーニングから入手できる。約10,000センチストークスの粘度を有するジメチコーン、例えばTSF451−1MAの商品名を有するGE東芝シリコーンズからのジメチコーンが、本明細書で極めて好ましい。
【0044】
別の好ましいシリコーン化合物は、シリコーンガムである。本明細書で使用する時、用語「シリコーンガム」は、25℃で1,000,000センチストークスより大きいか又はこれに等しい粘度を有するポリオルガノシロキサン物質を意味する。本明細書に記載されるシリコーンガムはまた、上記で開示されたシリコーン化合物と一部重複してもよいことが認められる。この重複は、これらの物質のいずれにおいても限定を意図しない。シリコーンガムは、ペトラーチ(Petrarch)によって説明されているほか、米国特許第4,152,416号(1979年5月1日発行、スピツァー(Spitzer)ら)及びノル(Noll)、ウォルター(Walter)著、「シリコーンの化学と技術」(Chemistry and Technology of Silicones)(ニューヨーク:アカデミック・プレス(Academic Press)、1968年)等に記載されている。ゼネラル・エレクトリック・シリコーンゴム・データシート(General Electric Silicone Rubber Product Data Sheets)SE30、SE33、SE54、及びSE76もシリコーンガムを記載している。これら記載されるすべての参照文献は、そのすべてを本明細書に参考として援用する。「シリコーンガム」は、典型的に約200,000を超え、一般的に約200,000〜約1,000,000の質量分子量を有する。具体例としては、ポリジメチルシロキサン、ポリ(ジメチルシロキサンメチルビニルシロキサン)コポリマー、ポリ(ジメチルシロキサンジフェニルシロキサンメチルビニルシロキサン)コポリマー、及びこれらの混合物が挙げられる。これらシリコーンガムは、シクロメチコーンのような溶媒を有する混合物の形態で使用されるのが好ましい。このような混合物は、好ましくは約5,000〜約100,000センチストークスの粘度を有する。
【0045】
本明細書で有用なポリアルキレンオキシド変性シロキサンとして、例えば、ポリプロピレンオキシド変性及びポリエチレンオキシド変性ポリジメチルシロキサンが挙げられる。このエチレンオキシド及びポリプロピレンオキシドの濃度は、上記シリコーンの分散特性を妨げないように十分に低くなければならない。これらの物質はジメチコーンコポリオールとしても知られている。
【0046】
「アモジメチコーン」として知られるアミノ置換シロキサンも本明細書で有用である。特に好ましいアミノ置換シロキサンは、「トリメチルシリルアモジメチコーン」として知られるポリマーである。別の好ましいアミノ置換シロキサンは、ユニオン・カーバイドから入手可能な商品名「ウカルシリコーン(UCAR SILICONE)ALE56」のものである。
【0047】
高度に架橋されたポリマーシロキサン系のシリコーン樹脂もまた有用である。好ましい樹脂は、ゼネラル・エレクトリックからGESS4230及びSS4267として提供されている。「MDTQ」命名法として当業者に周知の簡略命名法システムに従って、特にシリコーン樹脂を簡便に識別することができる。このシステムでは、シリコーンはそのシリコーンを構成する種々のシロキサンモノマーユニットの存在により記載される。簡単に述べると、記号Mは一官能性ユニット(CH3)3SiO0.5を示し、Dはニ官能性ユニット(CH3)2SiOを示し、Tは三官能性ユニット(CH3)SiO1.5を示し、Qは4又は四官能性ユニットSiO2を示す。本明細書で使用される好ましいシリコーン樹脂は、MQ、MT、MTQ、MQ、及びMDTQ樹脂である。M:Q比が約0.5:1.0〜約1.5:1.0で、樹脂の平均分子量が約1000〜約10,000であるMQ樹脂が特に好ましい。
【0048】
(脂肪族化合物)
本明細書で好ましく使用される脂肪族化合物は、融点が25℃未満のものである。このような脂肪族化合物としては、例えば、約10〜約30個の炭素原子を有する不飽和脂肪族アルコール、約10〜約30個の炭素原子を有する不飽和脂肪族アルコール、脂肪酸誘導体、脂肪族アルコール誘導体及びこれらの混合物が挙げられる。
【0049】
本明細書で有用な脂肪族アルコールとしては、約10〜約30個の炭素原子、好ましくは約12〜約22個の炭素原子、さらに好ましくは約16〜約22個の炭素原子を有するものが挙げられる。これらの脂肪族アルコールは不飽和であり、直鎖又は分枝鎖アルコールであり得る。好適な脂肪族アルコールには、例えば、オレイルアルコール、イソステアリルアルコール、トリデシルアルコール、デシルテトラデシルアルコール、及びオクチルドデシルアルコールが包含される。これらのアルコールは、例えば、新日本理化より入手可能である。
【0050】
25℃以上の融点を有する脂肪族化合物も、本明細書の油状コンディショニング剤として使用できる。高融点を有するこのような脂肪族化合物は、「保温材」という項目名で以下に記載される相転移物質として使用でき、また「高融点脂肪族化合物」の項目名で以下に記載される追加のコンディショニング剤としても使用できる。
【0051】
(無機熱発生剤)
本発明の無水化粧品組成物は、好ましくは水との混合により熱を発生する無機熱発生剤を含む。
本明細書で有用な無機熱発生剤としては、例えば、塩化カルシウム(CaCl2、CaCl2・H2O、CaCl2・2H2O)、塩化マグネシウム(MgCl2、MgCl2・2H2O、MgCl2・4H2O)、塩化アルミニウム(AlCl3、AlCl3・6H2O)、塩化鉄(III)(FeCl3、FeCl3・2H2O)、及び塩化亜鉛(ZnCl2)などの塩化物;硫酸マグネシウム(MgSO4、MgSO4・H2O、MgSO4・4H2O)、硫酸亜鉛(ZnSO4・H2O)、硫酸鉄(II)(FeSO4、FeSO4・H2O)、硫酸アルミニウム(Al(SO4)3)、硫酸カルシウム(CaSO4、CaSO4・1/2H2O、CaSO4・H2O)、及び硫酸ナトリウム(Na2SO4)などの硫酸塩;乾燥ミョウバン;酸化カルシウム(CaO);酸化マグネシウム(MgO);炭酸ナトリウム(Na2CO3);ゼオライト;及びリン酸水素ナトリウム(Na2HPO4)が挙げられる。有効に熱を発生すること、毛髪及び/又は皮膚に対してマイルドであること、並びに取り扱いが容易であることから好ましいものは、硫酸ナトリウム(Na2SO4)、硫酸カルシウム(CaSO4)、硫酸マグネシウム(MgSO4)、硫酸アルミニウム(Al(SO4)3)、塩化カルシウム(CaCl2)、塩化マグネシウム(MgCl2)、酸化カルシウム(CaO)、及びこれらの混合物などの無水無機塩である。より好ましいものは、無水硫酸マグネシウム(MgSO4)である。
【0052】
本明細書で有用な無機熱発生剤は、ざらつき感を避けるという点から、好ましくは約0.01μm〜約40μm、より好ましくは約0.05μm〜約30μm、さらにより好ましくは約0.1μm〜約20μmの平均直径を有する。
無機熱発生剤は、組成物中に、好ましくは約5重量%〜約60重量%、より好ましくは約5重量%〜約50重量%、さらにより好ましくは約10重量%〜約45重量%の濃度で含まれ得る。
【0053】
(ポリオキシアルキレン誘導体)
本発明の無水化粧品組成物は、ポリオキシアルキレン誘導体を含有し得る。ポリオキシアルキレン誘導体は、組成物が無機熱発生剤を含む場合に本発明の無水化粧品組成物に含まれるのが好ましい。ポリオキシアルキレン誘導体は、キャリア中の無機熱発生剤の分散を助け、それによって皮膚及び/又は毛髪にざらつき感を与える無機熱発生剤の粒塊形成を防止できると考えられている。また、一部のポリオキシアルキレン誘導体は、無機熱発生剤によって生じるざらつき感をなくし、つるつるした感触を与えることができると考えられている。
【0054】
本明細書で有用なポリオキシアルキレン誘導体は、好ましくは水溶性のポリオキシアルキレン誘導体である。
本明細書で有用なポリオキシアルキレン誘導体としては、例えば、ポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレンコポリマー、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエーテルエステル、ポリオキシプロピレンアルキルエーテルエステル、ポリオキシエチレングリセリルエステル、ポリオキシプロピレングリセリルエステル、及びこれらの混合物が挙げられる。これらポリオキシアルキレン誘導体の一部はまた、上記で記載される「疎水性ポリオール」としても使用できる。これらのうち、無機熱発生剤の粒塊形成を防止するという点を考慮すれば、ポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレンコポリマーを使用するのが好ましく、つるつる感を提供するという点を考慮すれば、ポリオキシエチレングリセリルエステルを使用するのが好ましい。
【0055】
ポリオキシアルキレン誘導体は、組成物中に、好ましくは約0.1重量%〜約10重量%、より好ましくは約0.5重量%〜約10重量%、さらにより好ましくは約1重量%〜約5重量%の濃度で含まれ得る。
【0056】
(ポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレンコポリマー)
好ましいポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレンコポリマーとしては、例えば、ポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレンランダムコポリマー、及びポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレンブロックコポリマーが挙げられる。
【0057】
これらのポリオキシアルキレン誘導体のうち、ポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレンランダムコポリマー及びポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレンブロックコポリマーを含むポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレンコポリマーは、その懸濁効果を考慮すれば本発明の組成物に使用されるのが好ましい。より好ましいものはポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレンブロックコポリマーであり、さらにより好ましいものは、ポリオキシエチレンとポリオキシプロピレンとの重量比が約5:10〜約8:10であるポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレンブロックコポリマーであり、さらにより好ましくは、重量比が8:10であるポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレンブロックコポリマーである。
【0058】
本明細書で有用な市販のポリオキシアルキレン誘導体としては、ポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレンブロックコポリマー、CTFA名がポリオキシマー338であるもの(BASFから商品名プルロニック(Pluronic)F−108として市販されており、また三洋化成工業(Sanyo Chemical)から商品名ニューポール(Newpol)PE−108として市販されている)、及びCTFA名がポリオキシマー(Poloxamer)288であるもの(BASFから商品名プルロニックF−98として市販されており、また三洋化成工業から商品名ニューポールPE−98として市販されている)が挙げられる。
【0059】
(ポリオキシエチレングリセリルエステル)
好ましいポリオキシエチレングリセリルエステルとしては、例えば商品名タガット(Tagat)TO(登録商標)、テゴソフト(Tegosoft)GC、タガット(Tagat)BL276(登録商標)、タガット(Tagat)S(登録商標)、タガット(Tagat)S2(登録商標)(すべてゴールドシュミット・ケミカル・コーポレーション(Goldschmidt Chemical Corporation)によって製造される)及び商品名クロボール(Crovol)A−40、クロボール(Crovol)M−40(クローダ・コーポレーション(Croda Corporation)によって製造される)を有するPEG−変性トリグリセリド;並びにPEG−20硬化ヒマシ油、PEG−30硬化ヒマシ油、PEG−40硬化ヒマシ油、PEG−45硬化ヒマシ油、PEG−50硬化ヒマシ油、PEG−54硬化ヒマシ油、PEG−55硬化ヒマシ油、PEG−60硬化ヒマシ油、PEG−80硬化ヒマシ油、及びPEG−100硬化ヒマシ油、PEG−30ステアレート、PEG−40ステアレート、PEG−50ステアレート、PEG−75ステアレート、PEG−90ステアレート、PEG−100ステアレート、PEG−120ステアレート及びPEG−150ステアレートのようなPEG−変性グリセリル脂肪酸エステルが挙げられる。これらエステルのうち、PEG−変性トリグリセリドがより好ましい。
【0060】
(キャリア)
本発明の無水化粧品組成物において、親水性ポリオールはキャリアとして使用されるのが好ましい。本発明の無水化粧品組成物は、親水性ポリオール以外の追加のキャリアを含んでいてもよい。
本明細書で有用な追加のキャリアには液体キャリアが含まれ、それらとしては:例えば液状パラフィン;鉱油;植物油;ペンタエリスリトールテトライソステアレートのようなエステル油;及びこれらの混合物が挙げられる。これら追加のキャリアは、上記で記載される「油状コンディショニング剤」として使用できる。
【0061】
キャリアは、組成物中に、好ましくは約10重量%〜約90重量%、より好ましくは約25重量%〜約90重量%、さらにより好ましくは約30重量%〜約85重量%の濃度で含まれる。
【0062】
(反応制御剤)
本発明の無水化粧品組成物は、無機熱発生剤の熱発生反応を制御できる反応制御剤を含んでいてもよい。反応制御剤は反応の速度を低下させるか又は反応を加速させてもよい。反応制御剤はまた、化粧品組成物が温まる温度を制御してもよい。
【0063】
無機熱発生剤の反応を加速させる反応制御剤として酸が使用され得る。本明細書で有用な酸としては、例えば、クエン酸、二リン酸ナトリウム、二リン酸カリウム、L−グルタミン酸、乳酸、塩酸、リンゴ酸、コハク酸、酢酸、フマル酸、L−グルタミン酸塩酸塩、酒石酸、及びこれらの混合物;好ましくはL−グルタミン酸、乳酸、塩酸、及びこれらの混合物が挙げられる。上記酸の中で、本明細書ではクエン酸が好ましくは使用される。一部の酸はまた、以下で記載されるようなコンディショニング効果を提供するためにアミドアミンと共に使用することができる。酸は、無機熱発生剤と酸とのモル比が約1:0.1〜約1:10、好ましくは約1:0.5〜約1:5となるような濃度で含有され得る。
【0064】
吸水性ポリマーを、無機熱発生剤の反応の速度を低下させる反応制御剤として使用できる。本明細書で有用な吸水性ポリマーとしては、例えば、CTFA名カルボマーの架橋アクリル酸ポリマーのようなビニルポリマー、CTFA名アクリレート/C10 〜 30アルキルアクリレートクロスポリマーのアクリル酸/アルキルアクレートコポリマーのようなカルボン酸/カルボキシレートコポリマー、ヒドロキシエチルセルロース及びヒドロキシプロピルセルロースのようなセルロース誘導体及び変性セルロースポリマー、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、グアーガム、他のガム、デンプンベースポリマー、アルギニン酸ベースポリマー、アクリレートポリマー、約1000を超える分子量を有するポリアルキレングリコール、及びこれらの混合物が挙げられる。これらの吸水性ポリマーはまた、以下で記載される「粘度調整剤」として使用することもできる。上記吸水性ポリマーのうち、好ましいものはセルロース誘導体及び変性セルロースポリマーであり、より好ましいものはヒドロキシエチルセルロースである。吸水性ポリマーは、組成物中に、好ましくは約0.2重量%〜約20重量%、より好ましくは約0.5重量%〜約15重量%、さらにより好ましくは約1重量%〜約10重量%の濃度で含まれ得る。
【0065】
(保温材)
本発明の無水化粧品組成物は、熱を保持することができる保温材を含有していてもよい。保温材は熱を長く保つために使用でき、加温速度を低下させるために使用してもよく、また化粧品組成物の温まる温度を制御してもよい。
【0066】
保温材としては、例えば、シリカゲル、カルボキシメチルセルロースゲル、相転移物質、及びこれらの混合物が挙げられる。本明細書で有用な相転移物質は、約25℃〜約80℃の融点を有するものである。本明細書で有用な相転移物質としては、例えば、脂肪族アルコール及び脂肪酸のような脂肪族化合物、炭化水素、炭化水素と発泡ポリオレフィンとの混合物、並びにこれらの混合物が挙げられる。本明細書で有用な脂肪族化合物は、項目名「高融点脂肪族化合物」の下で以下に記載され、上記で記載される「油状コンディショニング剤」としても使用できる。
保温材は、組成物中に、好ましくは約0.2重量%〜約20重量%、より好ましくは約0.5重量%〜約15重量%、さらにより好ましくは約1重量%〜約10重量%の濃度で含まれ得る。
【0067】
(粘度調整剤)
本発明の無水化粧品組成物は、粘度調整剤を含有していてもよい。本明細書で有用な粘度調整剤としては、例えば、CTFA名カルボマーの架橋アクリル酸ポリマーのようなビニルポリマー、CTFA名アクリレート/C10 〜 30アルキルアクリレートクロスポリマーのアクリル酸/アルキルアクリレートコポリマーのようなカルボン酸/カルボキシレートコポリマー、セルロース誘導体及び変性セルロースポリマー、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、グアーガム、他のガム、デンプンベースポリマー、アルギニン酸ベースポリマー、アクリレートポリマー、約1000超過の分子量を有するポリアルキレングリコール、ベントナイト、アルミニウムマグネシウムシリケート、ラポナイト、ヘクトライト、及び無水ケイ酸のような無機水溶性物質、並びにこれらの混合物が挙げられる。本明細書で記載されるポリマーはまた、上記で記載された「反応制御剤」として使用することもできる。本明細書で記載される一部のポリアルキレングリコールはまた、上記で記載される「疎水性ポリオール」又は「親水性ポリオール」としても使用できる。
粘度調整剤は、組成物中に、好ましくは約0.01重量%〜約5重量%、より好ましくは約0.05重量%〜約3重量%、さらにより好ましくは約0.1重量%〜約3重量%の水準で含まれ得る。
【0068】
(ヘアコンディショニング組成物)
本発明の無水化粧品組成物は、好ましくは無水ヘアケア組成物であり、より好ましくは無水ヘアコンディショニング組成物である。無水ヘアコンディショニング組成物は、好ましくは、上記で記載された疎水性ポリオール及び親水性ポリオールに加えて、上記で記載された油状コンディショニング剤を含む。無水ヘアコンディショニング組成物は追加のコンディショニング剤、例えば高融点脂肪族化合物、陽イオン性界面活性剤及び陽イオン性ポリマーのような陽イオン性コンディショニング剤、並びにこれらの混合物をさらに含むことができる。これらの追加のコンディショニング剤のうち、好ましいものは高融点脂肪族化合物、陽イオン性界面活性剤及びこれらの混合物である。
【0069】
(高融点の脂肪族化合物)
本発明のヘアコンディショニング組成物は、好ましくは高融点脂肪族化合物を含む。高融点脂肪族化合物は、項目名「保温材」の下で上記に記載された相転移物質として使用でき、上記で記載された「油状コンディショニング剤」としても使用できる。
【0070】
本明細書に有用な高融点脂肪族化合物は25℃以上の融点を有し、そして脂肪族アルコール、脂肪酸、脂肪族アルコール誘導体、脂肪酸誘導体及びこれらの混合物からなる群から選択される。さらに、二重結合の数と位置、及び分枝の長さと位置によって、ある必要とされる炭素原子を有する特定の化合物は25℃未満の融点を有することがあると当業者は理解している。この項では、そのような低融点化合物を含むことは意図していない。高融点の化合物の非限定的な例は、国際化粧品材料辞典(International Cosmetic Ingredient Dictionary)、第5版、1993年、及びCTFA化粧品材料ハンドブック(Cosmetic Ingredient Handbook)、第2版、1992年に記載されている。
【0071】
高融点の脂肪族化合物は、組成物中に、好ましくは約0.1重量%〜約30重量%、より好ましくは約0.2重量%〜約25重量%、さらにより好ましくは約0.5重量%〜約15重量%の濃度で含まれ得る。
【0072】
本明細書で有用な脂肪族アルコールは、約14〜約30個の炭素原子、好ましくは約16〜約22個の炭素原子を有するものである。これらの脂肪族アルコールは飽和であり、直鎖又は分枝鎖アルコールであり得る。脂肪族アルコールの非限定的な例としては、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、及びこれらの混合物が挙げられる。
【0073】
本明細書で有用な脂肪酸は、約10〜約30個の炭素原子、好ましくは約12〜約22個の炭素原子、より好ましくは約16〜約22個の炭素原子を有するものである。これらの脂肪酸は飽和であり、直鎖又は分枝鎖の酸であり得る。また、本明細書の要件を満たす、二酸、三酸、及び他の多酸も含まれる。また本明細書には、これらの脂肪酸の塩も含まれる。脂肪酸の非限定的な例としては、ラウリン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、セバシン酸、及びこれらの混合物が挙げられる。
【0074】
本明細書で有用な脂肪族アルコール誘導体及び脂肪酸誘導体としては、脂肪族アルコールのアルキルエーテル、アルコキシル化脂肪族アルコール、アルコキシル化脂肪族アルコールのアルキルエーテル、脂肪族アルコールのエステル、エステル化が可能なヒドロキシ基を有する化合物の脂肪酸エステル、ヒドロキシ置換脂肪酸、及びこれらの混合物が挙げられる。脂肪族アルコール誘導体及び脂肪酸誘導体の非限定的な例としては、メチルステアリルエーテルのような物質、セテス−1〜セテス−45のような化合物のセテスシリーズで、数字の呼び名が存在するエチレングリコール部分の数を表すようなセチルアルコールのエチレングリコールエーテル;ステアレス−1〜10のような化合物のステアレスシリーズで、数字の呼び名が存在するエチレングリコール部分の数を表すようなステアレスアルコールのエチレングリコールエーテル;セテアレス1〜10で、セテアレスアルコール、すなわち、セチル及びステアリルアルコールを優勢に含有する脂肪族アルコールの混合物のエチレングリコールエーテルであり、数字の呼び名が存在するエチレングリコール部分の数を表すもの;いま記述したようなセテス、ステアレス、及びセテアレス化合物のC1〜C30アルキルエーテル;ベヘニルアルコールのポリオキシエチレンエーテル;エチルステアレート、セチルステアレート、セチルパルミテート、ステアリルステアレート、ミリスチルミリステート、ポリオキシエチレンセチルエーテルステアレート、ポリオキシエチレンステアリルエーテルステアレート、ポリオキシエチレンラウリルエーテルステアレート、エチレングリコールモノステアレート、ポリオキシエチレンモノステアレート、ポリオキシエチレンジステアレート、プロピレングリコールモノステアレート、プロピレングリコールジステアレート、トリメチロールプロパンジステアレート、ソルビタンステアレート、ポリグリセリルステアレート、グリセリルモノステアレート、グリセリルジステアレート、グリセリルトリステアレート、及びこれらの混合物が挙げられる。
【0075】
本明細書に有用な市販の高融点の脂肪族化合物には、新日本理化(日本、大阪)より市販される商品名コノール(KONOL)シリーズ及びNOF(日本、東京)より市販される商品名NAAシリーズのセチルアルコール、ステアリルアルコール、及びベヘニルアルコール;和光(WAKO)(日本、大阪)より市販される商品名1−ドコサノール(DOCOSANOL)の純粋なベヘニルアルコール、アクゾ(Akzo)(米国イリノイ州シカゴ(Chicago Illinois,USA))より市販される商品名NEO−FAT、ウィトコ(Witco Corp.)(米国オハイオ州ダブリン(Dublin Ohio,USA))より市販されるヒストレーン(HYSTRENE)、及びヴェヴィ(Vevy)(イタリア、ジェノヴァ(Genova,Italy))より市販されるダーマ(DERMA)のような種々の脂肪酸が挙げられる。
【0076】
(陽イオン性界面活性剤)
本発明のヘアコンディショニング組成物は、陽イオン性界面活性剤を含んでいてもよい。陽イオン性界面活性剤は、組成物に、好ましくは約0.1重量%〜約10重量%、より好ましくは約0.25重量%〜約8重量%、さらにより好ましくは約0.5重量%〜約5重量%の濃度で含まれ得る。
【0077】
好ましい陽イオン性界面活性剤の非限定例としては次のものが挙げられる:ベヘニルトリメチル塩化アンモニウム(これは例えば商品名INCROQUAT TM−80としてクローダ(Croda)から、ECONOL TM22として三洋化成(日本、大阪)から入手できる)、ジステアリルジメチル塩化アンモニウム(これは例えば商品名バリソフト(Varisoft)TA100としてゴールドシュミットから入手できる)、セチルトリメチル塩化アンモニウム(これは例えば商品名CA−2350としてニッコーケミカルズ(Nikko Chemicals)から入手できる)、水素添加タローアルキルトリメチル塩化アンモニウム、ジアルキル(14−18)ジメチル塩化アンモニウム、ジタローアルキルジメチル塩化アンモニウム、ジ水素添加タローアルキルジメチル塩化アンモニウム、ジセチルジメチル塩化アンモニウム、ジ(ベヘニル/アラキジル)ジメチル塩化アンモニウム、ジベヘニルジメチル塩化アンモニウム、ステアリルジメチルベンジル塩化アンモニウム、ステアリルプロピレングリコールホスフェートジメチル塩化アンモニウム、ステアロイルアミドプロピルジメチルベンジル塩化アンモニウム、ステアロイルアミドプロピルジメチル(ミリスチルアセテート)塩化アンモニウム、及びN−(ステアロイルコラミノホルミルメチル)ピリジニウムクロライド。
【0078】
他の陽イオン性界面活性剤はまた、本発明に使用されることができる。このような陽イオン性界面活性剤は、エステル基、アミド基及びこれらの混合物から成る群から選択される少なくとも1つの基を有する第四級アンモニウム化合物である。このような陽イオン性界面活性剤の非限定例は、ゴールドシュミットから入手可能な商品名レオクワット(Rewoquat)V3620のジ−(アルキルカルボキシエチル)ヒドロキシエチルメチルアンモニウムメトサルフェート、及びゴールドシュミットから入手可能な商品名バリソフト(Varisoft)222LT−90のメチルビス−(アルキルアミドエチル)2−ヒドロキシエチルアンモニウムメトサルフェートである。
【0079】
アミドアミン及び酸の塩は、陽イオン性界面活性剤として使用できる。本明細書で有用なアミドアミンは、次の一般式を有するものである:
R1CONH(CH2)mN(R2)2
式中、R1はC11〜C24の脂肪酸の残基であり、R2はC1〜C4のアルキル、及びmは1〜4の整数である。本発明に有用な好ましいアミドアミンには、ステアルアミドプロピルジメチルアミン、ステアルアミドプロピルジエチルアミン、ステアルアミドエチルジエチルアミン、ステアルアミドエチルジメチルアミン、パルミタミドプロピルジメチルアミン、パルミタミドプロピルジエチルアミン、パルミタミドエチルジエチルアミン、パルミタミドエチルジメチルアミン、ベヘナミドプロピルジメチルアミン、ベヘナミドプロピルジエチルアミン、ベヘナミドエチルジエチルアミン、ベヘナミドエチルジメチルアミン、アラキダミドプロピルジメチルアミン、アラキダミドプロピルジエチルアミン、アラキダミドエチルジエチルアミン、アラキダミドエチルジメチルアミン、及びこれらの混合物、さらに好ましくはステアルアミドプロピルジメチルアミン、ステアルアミドエチルジエチルアミン、及びこれらの混合物が挙げられる。本明細書で有用な市販のアミドアミンには、イノレックス(Inolex)から入手可能な商品名SAPDMAのステアルアミドプロピルジメチルアミン、及びニッコー(Nikko)から入手可能な商品名アミドアミンMPSが挙げられる。本明細書で有用な酸は、L−グルタミン酸、乳酸、塩酸、リンゴ酸、コハク酸、酢酸、フマル酸、L−グルタミン酸塩酸塩、酒石酸、及びそれらの混合物;好ましくはL−グルタミン酸、乳酸、塩酸、及びそれらの混合物からなる群より選択される。本明細書で記載される酸はまた、以上で記載された「反応制御剤」として使用することもできる。酸は、アミドアミンと酸とのモル比が好ましくは約1:0.3〜約1:1、より好ましくは約1:0.5〜約1:0.9となるような濃度で含有され得る。本明細書で有用な市販の酸には:L−グルタミン酸:味の素から入手可能なL−グルタミン酸(化粧品等級)が挙げられる。
【0080】
(非イオン性界面活性剤)
本発明の無水ヘアケア組成物は、物理的安定性を与えるという点から非イオン性界面活性剤を含むのが好ましい。非イオン性界面活性剤は、本発明の組成物中に、好ましくは約0.01重量%〜約10重量%、より好ましくは約0.05重量%〜約8重量%、さらに好ましくは約0.1重量%〜約5重量%の濃度で含まれ得る。
【0081】
本明細書で有用な非イオン性界面活性剤としては、例えばゴールドシュミット・ケミカル・コーポレーションから入手できる商品名タガット(Tagat)TO(登録商標)を有するPEG−変性トリグリセリド、PEG−60硬化ヒマシ油、及びPEG−100ステアレートのようなポリオキシエチレングリセリルエステル;セテアレス−20のような脂肪族アルコールのエチレングリコールエーテル;アルキルポリグリコシドのようなアルキル多糖類界面活性剤;ラウラミンオキシドのような長鎖第三級アミンオキシド;及びラウリルジメチルホスフィンオキシドのような長鎖第三級ホスフィンオキシドが挙げられる。本明細書で有用なポリオキシエチレングリセリルエステルは、項目名「ポリオキシアルキレン誘導体」の下で上記に記載される。これらのうち、好ましいのは、ポリオキシエチレングリセリルエステル及び脂肪族アルコールのエチレングリコールエーテルである。
【0082】
(追加構成成分)
本発明のヘアコンディショニング組成物は他の追加的な構成成分を含んでもよく、それは所望する最終的な製品の特性に従って当業者が選択することができ、組成物をより化粧品的又は審美的に許容可能なものにしたり、付加的な使用上の効果を組成物に提供するのに好適なものである。
【0083】
他の様々な追加的成分を本組成物中に配合することができる。これらとしては、ホーメル(Hormel)より入手可能な商品名ペプテイン(Peptein)2000のコラーゲン加水分解物、エーザイ(Eisai)より入手可能な商品名Eミックス−d(Emix−d)のビタミンE、ロシュ(Roche)より入手可能なパンテノール、ロシュより入手可能なパンテニルエチルエーテル、クローダ・ケミカルズより入手可能な商品名ポーラワックス(Polawax)NFのポリソルベート60とセテアリルアルコールとの混合物、ステパン・ケミカルズ(Stepan Chemicals)より入手可能なモノステアリン酸グリセリル、アクアロン(Aqualon)より入手可能なヒドロキシエチルセルロース、3−ピリジンカルボン酸アミド(ナイアシンアミド)、ケラチン加水分解物、タンパク質、植物の抽出物、及び栄養素のようなその他のコンディショニング剤;両性固定剤ポリマー、陽イオン性固定剤ポリマー、陰イオン性固定剤ポリマー、非イオン性固定剤ポリマー、及びシリコーングラフトコポリマーのような毛髪固定剤ポリマー;ベンジルアルコール、メチルパラベン、プロピルパラベン、及びイミダゾリジニル尿素のような防腐剤;クエン酸、クエン酸ナトリウム、コハク酸、リン酸、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウムのようなpH調整剤;酢酸カリウム及び塩化ナトリウムのような一般的な塩;FD&C又はD&C染料のいずれかのような着色剤;過酸化水素、過ホウ酸、及び過硫酸塩のような毛髪酸化(脱色)剤;チオグリコール酸塩のような毛髪還元剤;芳香剤;エチレンジアミン四酢酸二ナトリウムのような金属イオン封鎖剤;オクチルサリチレートのような紫外線及び赤外線の遮断剤及び吸収剤;ジンクピリジンチオン及びサリチル酸のような抗フケ剤;光学的光沢剤(例えば、ポリスチリルスチルベン、トリアジンスチルベン、ヒドロキシクマリン、アミノクマリン、トリアゾール、ピラゾリン、オキサゾール、ピレン、ポルフィリン、イミダゾール)、並びにこれらの混合物;セルロース粒子、雲母、シリカ、泥、粘土及びこれらの混合物のような非熱発生粒子が挙げられる。
他の追加的な構成成分は一般的に、上記組成物の約0.001重量%〜約10重量%、好ましくは約5重量%までの濃度で個々に使用される。
【実施例】
【0084】
以下の実施例は、本発明の範囲内の実施形態をさらに記載し、説明する。実施例は、単に例示の目的のために示されており、それらの多くの変更が本発明の精神及び範囲を逸脱することなしに可能であるため、本発明を限定するものとして解釈されるべきではない。成分は化学名又はCTFA名により識別し、そうでない場合は以下のように定義する。
【0085】
本明細書におけるパーセンテージはすべて組成物の総重量を基にしており、列記された成分にそれらが関わる時、かかる重量パーセンテージはすべて有効レベルに基づいており、従って市販されている物質に包含されている可能性があるキャリア又は副産物を包含しない。
【0086】
【表1】
【0087】
【表2】
【0088】
(成分の定義)
*1 ポリエチレングリコール:ユニオン・カーバイドから入手可能なカルボワックスPEG−200。
*2 ポリプロピレングリコール:三洋化成から入手可能な商品名PP2000のPPG−34。
*3 シリコーン油:約10,000センチストークスの粘度を有し、商品名TSF451−1MAでGE東芝シリコーンから入手可能なジメチコーン。
*4 エステル油:商品名KAK PTIとして高級アルコールから入手可能なペンタエリスリトールテトライソステアレート。
*5 ポリエチレン/ポリプロピレンブロックコポリマー:三洋化成から入手可能な商品名ニューポール(Newpol)PE−108のポロキサマー338。
*6 セチルアルコール:新日本理化から入手可能なコノール(Konol)シリーズ。
*7 ステアリルアルコール:新日本理化から入手可能なコノール(Konol)シリーズ。
*8 塩化ベヘニルトリモニウム:三洋化成から入手可能なエコノール(Econol)TM−22。
*9 ジステアリルジメチル塩化アンモニウム:ゴールドシュミットから入手可能なバリソフト(Varisoft)TA100。
*10 ジ−(アルキルカルボキシエチル)ヒドロキシエチルメチルアンモニウムメトサルフェート:ゴールドシュミットから入手可能なレオクワット(Rewoquat)V3620。
*11 ステアルアミドプロピルジメチルアミン:イノレックスから入手可能なSAPDMA。
*12 L−グルタミン酸:味の素より入手可能なL−グルタミン酸(化粧品用等級)。
*13 ヒドロキシエチルセルロース:ハーキュレス(Hercules)から入手可能なナトロソール(Natrosol)250MBR。
*14 ポリエチレングリコール変性グリセリド:ゴールドシュミットから入手可能なタガット(Tagat)TO。
*15 加水分解コラーゲン:ホーメルより入手可能なペプテイン(Peptein)2000。
*16 パンテノール:ロシュから入手可能。
*17 パンテニルエチルエーテル:ロシュより入手可能。
【0089】
(調製方法)
上記で示した実施例1〜10のヘアコンディショニング組成物は当該技術分野において周知の従来の方法のいずれかで調製できる。それらは次のように好適に製造される:疎水性ポリオール、及び組成物に含まれる場合にはPEG変性グリセリド、並びに他のキャリアを親水性アルコールに添加して混合物を製造する。組成物中に含まれる場合、ヒドロキシエチルセルロースのような高分子材料を前記混合物に室温で分散させてポリマー溶液を製造し、それを70℃超過まで加熱し得る。組成物に含まれる場合、ポリオキシエチレン/ポリオキシアルキレンコポリマー、アミドアミンと酸、陽イオン性界面活性剤、高融点脂肪族化合物、及びエステル油を、攪拌しながら溶液に添加する。次いで、組成物に含まれる場合、硫酸マグネシウムなどの無機熱発生剤も攪拌しながら溶液に添加する。このようにして得られる混合物を、約30℃まで冷却し、シリコーン化合物のような残存成分を攪拌しながら添加する。
【0090】
(使用方法)
上記で示される実施例1〜10のヘアコンディショニング組成物を水と混合し、当該技術分野において周知の従来の方法のいずれかにより毛髪及び/又は皮膚に適用できる。例えば、無水組成物を、手及び/又は特定の容器中の水と混合した後、毛髪及び/又は皮膚に適用することができる。毛髪及び/又は皮膚上に残存する水と混合するために、無水組成物をぬれた毛髪及び/又はぬれた皮膚に適用することができる。無水組成物をぬれた及び/又は乾燥した毛髪及び/又は皮膚に適用し、洗い流しの際に水と混合することができる。上記に示される実施例1〜10のヘアコンディショニング組成物は、好ましくはぬれた毛髪に適用され、毛髪上に残存する水と混合される。
【0091】
本明細書に開示された実施例は多くの利点を有する。例えば上記で示される実施例1〜10のヘアコンディショニング組成物は、しっとり感触、柔軟性及び滑らかさなどの改善されたコンディショニング効果を与える。上記で示されるような実施例1〜10のヘアコンディショニング組成物は、水と混合する場合ユーザーが暖かい感触を知覚できるような温度にまで温める。例えば上記で示される実施例1のヘアコンディショニング組成物は、ぬれた毛髪に適用され、その毛髪上に残る水と混合される場合に約30℃〜約50℃の温度まで温まることができる。
【0092】
本明細書に記載される実施例及び実施形態は、例示の目的のためだけのものであり、それらにおける種々の改変又は変更が、本発明の精神及び範囲を逸脱することなく当業者に示唆されることが理解される。
Claims (10)
- (a)疎水性ポリオール、好ましくは約200〜約100,000の分子量を有するポリプロピレングリコールである疎水性ポリオール;及び
(b)親水性ポリオール、好ましくはプロピレングリコール、ブチレングリコール、ヘキシレングリコール、グリセリン、ジグリセリン、ポリエチレングリコール及びこれらの混合物から成る群から選択される親水性ポリオール、
を含む無水の化粧品組成物。 - (a)約2重量%〜約60重量%の前記疎水性ポリオール;及び
(b)約15重量%〜約85重量%の前記親水性ポリオール、
を含む請求項1に記載の化粧品組成物。 - 前記疎水性ポリオールと前記親水性ポリオールの重量比が約1:1〜1:50である請求項1に記載の化粧品組成物。
- 油状コンディショニング剤、好ましくは25℃で液体であり、パラフィン、エステル、シリコーン、脂肪族化合物及びこれらの混合物から成る群から選択される油状コンディショニング剤をさらに含む請求項1に記載の化粧品組成物。
- 水と混合することによって約25℃〜約80℃の温度に温まる請求項1に記載の化粧品組成物。
- 水と混合することによって熱を発生する無機熱発生剤、好ましくは前記無機熱発生剤が、硫酸ナトリウム、硫酸カルシウム、硫酸マグネシウム、硫酸アルミニウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、酸化カルシウム及びこれらの混合物から成る群から選択される無水の無機塩であり、好ましくは前記無機熱発生剤が、約0.01μm〜約40μmの平均直径を有する当該無機熱発生剤をさらに含む請求項1に記載の化粧品組成物。
- ポリオキシアルキレン誘導体、好ましくはポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレンコポリマー、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエーテルエステル、ポリオキシプロピレンアルキルエーテルエステル、ポリオキシエチレングリセリルエステル、ポリオキシプロピレングリセリルエステル及びこれらの混合物から成る群から選択されるポリオキシアルキレン誘導体をさらに含む請求項9に記載の化粧品組成物。
- 無水ヘアシャンプー組成物、無水ヘアスタイリング組成物、無水ヘアコンディショニング組成物、無水ヘアカラー組成物、無水発毛組成物及びこれらの混合物から成る群から選択される無水ヘアケア組成物であり、好ましくは無水ヘアコンディショニング組成物であり、より好ましくは陽イオン性界面活性剤をさらに含む無水ヘアコンディショニング組成物である請求項1に記載の化粧品組成物。
- 前記無水ヘアコンディショニング組成物が、
(a)約2重量%〜約60重量%の前記疎水性ポリオール;
(b)約15重量%〜約85重量%の前記親水性ポリオール;
(c)約0.1重量%〜約20重量%の油状コンディショニング剤;
(d)約0.1重量%〜約10重量%の陽イオン性界面活性剤;
(e)約5重量%〜約60重量%の、水と混合することによって熱を発生する無機熱発生剤;及び
(f)約0.1重量%〜約10重量%のポリオキシアルキレン誘導体、
を含む請求項8に記載の化粧品組成物。 - 請求項8に記載のヘアコンディショニング組成物をぬれた毛髪に適用すること;及び前記ヘアコンディショニング組成物を前記毛髪に残った水と混合することを含む毛髪をコンディショニングする方法。
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