JP2005507820A - エアバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、ガスバッグと、前記ガスバッグを膨張させるためのガス発生器と、前記ガスバッグ内に配置され、前記ガス発生器にて生じたガスが流入するフレキシブル・チャンバーであって、前記ガスバッグを膨張させるべく、前記流入ガスを前記ガスバッグ内へと導く少なくとも1つの流出口を有するフレキシブル・チャンバーと、前記ガスを外部に流出させることが可能な少なくとも1つの通気口とを有するエアバッグ装置に関する。本発明によれば、通気口(E)は、フレキシブル・チャンバー(2)からのガスが、当該フレキシブル・チャンバー(2)における流出口(24a,24b)を通過することなく、当該通気口(E)に到達するように構成されている。
【選択図】図1b

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、請求項1の前文箇所に基づくエアバッグ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来のエアバッグ装置は、ガスバッグと、ガスバッグを膨張させるガス発生器と、ガスバッグ内に設けられてガス発生器から生じるガスが導かれるとともに、当該ガスがガスバッグの作動スペースに導入される通気口を少なくとも1つ有するフレキシブル・チャンバーと、ガスをガスバッグから周囲(外部)に流出させることが可能な少なくとも1つの通気口を有する。
【0003】
そのようなエアバッグ装置のガスバッグは、事故において自動車乗員を保護するように作用する。またガスバッグは、乗員用のクッションを形成するため、数ミリ秒内に膨張され、それに対して乗員が当接可能とされている。自動車の乗員は、走行中、常に正常な(アップライトな)着座位置にあるわけでなく、例えばエアバッグ装置へと寄りかかったり、片側に寄りかかったりしていることもあるため、ガスバッグの迅速な膨張により乗員の受傷の危険を最小限にする必要がある。この目的は、特に、ガスバッグの充填のためエアバッグ・システムのガス発生器から生じるガス流の制御により達成される。
【0004】
WO99/28613A1において、エアバッグ・モジュールのガスバッグの展開を行う装置が開示されている。この装置では、ガスバッグ内におけるガス発生器の領域に通路が設けられている。この通路は、当該ガス発生器が点火された後、ガスの流出を左右するための、互いに対向する複数の前部排出口を有する。この通路は、特に当該ガスバッグ内に備えられたリバウンド・ストラップによって形成されることが可能である。すなわち導入通路が、ガス発生器から生じるガスがまず入り、これによってガスが所定の方向でガスバッグに導入されるフレキシブル・チャンバーにて構成される。これにより、ガスバッグが点火された際に正常位置から外れた位置(非正常着座位置:以下「oops」とも呼ぶ)の乗員に対する圧迫が低減されるように、ガスバッグ内でガス流に影響を与えることが可能である。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、上述のエアバッグ装置をさらに改良することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題は、請求項1の特徴を有するエアバッグ装置に係る発明によって解決される。
【0007】
本発明における通気口は、ガスがフレキシブル・チャンバーの流出口を通ることなく、フレキシブル・チャンバーから当該通気口へ流れるように配置される。このような場合、ガスが流出口を通過しないような手法を構成することが特に好ましい。
【0008】
ガス発生器から生じたガスは、まずガスバッグ内に配置されているフレキシブル・チャンバーに流入し、その容量は全ガスバッグの総容量に比べて明らかに小さいので、ガスバッグの膨張において高い圧力が生じ、その圧力は膨張しつつあるガスバッグ内の内部圧力より明らかに高い。フレキシブル・チャンバーの壁上に作用する当該高圧のため、それに相当する強いガス流が生じ、通気口を通じて外部(ガスバッグ周辺)に流出する。
【0009】
本発明に係る解決手段は、フレキシブル・チャンバー内で生じつつある高圧が、ガスバッグから周囲に流れ出る加速されたガス流を得るために使用されることが可能である点で有利である。これは、正常位置に着座していない乗員によってガスバッグの展開が損なわれる場合に、特に効力を発揮する。この場合、乗員が「oops」にある状態(非定常着座位置)において、エアバッグに衝突する乗員への圧力を減少する。
【0010】
衝突の際にガスバッグが瞬時に最大限の容積にまで膨張することが可能であるという事実により、相反する要請が解決可能であり、また膨張しているガスバッグによる乗員受傷の危険を最小限にすることが可能である。
本発明に係る解決手段によれば、フレキシブル・チャンバー内の高圧は、一方においては、可及的速やかに(前記フレキシブル・チャンバー内にその目的のため備えられた流出口を通って)所定の方向へとガスバッグを充填するのに用いられ、その結果、ガスバッグは相応の速さで展開する。また他方においては、本発明に係る通気口により、フレキシブル・チャンバー内にて高められた圧力は、外部へのガスの一層迅速な流出をもたらす。その結果、ガスバッグと衝突している自動車乗員への圧迫を低減することが可能である。
【0011】
このことは、ガス発生器から生じてガスバッグのフレキシブル・チャンバーに流入するガスが、フレキシブル・チャンバーの外方に位置するガスバッグ領域(いわゆるガスバッグの作動領域)を最初に通過する必要なく、通気口を通って流出することが可能であるという構成によって達成される。このため、通気口はフレキシブル・チャンバーの壁部に設けられることが好ましい。
【0012】
前記ガスバッグ内の他の領域、すなわち、衝突の際に乗員を保護するために働く作動領域に対してフレキシブル・チャンバーの範囲を区画するために、ガスバッグ内に配置されたフレキシブル包体を利用することが可能である。
【0013】
一つの実施形態によれば、このフレキシブルな包体は、前記流出口は除いて、フレキシブル・チャンバーの全ての内壁を形成し、チャンバーを完全に覆う。別の実施形態では前記フレキシブル・チャンバーの内壁の一部は前記ガスバッグ内に配置された前記フレキシブル包体により、また一部は前記ガスバッグそれ自体によって形成される。
【0014】
フレキシブル包体の内部構造により、通気口は、一方においては、ガスバッグの包体における1つの開口のみによって形成されることが可能である。また他方においては、フレキシブル包体において、流出口を与え、互いに協働する複数の開口によって形成されることが可能である。後者の場合、複数の開口は、一方でフレキシブル包体において、他方でガスバッグの包体において、ガスがフレキシブル・チャンバーからフレキシブル包体の開口を通ってガスバッグの開口まで、フレキシブル・チャンバーの流出口を通過することなく流れるように配置する必要がある(もし流出口を通れば、ガスはガスバッグの作動領域へと流入してしまうことになる)。
【0015】
流出口を与える内部のフレキシブル包体の開口、およびガスバッグの包体に設けられた開口は、フレキシブル・チャンバーが膨張した状態にあって、ガスバッグが膨張した状態にあるとき、共通の通気口を形成するように、相互に整合状に配置されることが好ましい。このため2つの開口は、例えば、互いに直線上に配置されることによって互いをカバーすることが可能である。
【0016】
フレキシブル包体の通気に作用する各開口の明確な位置決めのため、例えば、フレキシブル・チャンバーとガスバッグを互いに結合させ、特に、互いに連携し合う複数の開口部にて相互に縫着することにより、追加的な位置決め手段が構成されてもよい。
【0017】
通気口は、当該通気口からのガスの流出によって数ミリ秒もかからない爆発的なガスバッグの充填が可能であるような断面を有することが望ましい。言い換えれば、通気口を通って流出する全ガス流量の比率は、フレキシブル・チャンバー内の排出口を通ってガスバッグに導入されるガス流量の比率よりかなり小さくなるように構成する。通気口を通るガスの流出により、ガスバッグの膨張は妨げられず、単に「oops」への一層良好な対応が可能とされる。
【0018】
もちろん、ガスバッグには、ガスがフレキシブル・チャンバーから直接的に流れない従来の通気口を含めて複数の通気口を設けることが可能である。
【0019】
前記フレキシブル・チャンバーは、その目的上、可撓性材料で作られており、チャンバー自体、ガスバッグと共にエアバッグ・モジュール内に格納することが可能な小型の包体を形成すべく折り畳まれることが可能である。従って、フレキシブル・チャンバーは1層の布層あるいは結合した複数の布層から形成され得る。
【0020】
本発明の好ましい実施例では、フレキシブル・チャンバーは通路を有する構造とされ、互いに反対方向を向いた2つの排出口を有し、それらを通ってガスがガスバッグに流入する。ガス流を緻密に制御するために、排出口は異なる大きさを有する。例えば、端部に異なる2つの排出口を設け、先細りの形状のチャンバーが構成される。
【0021】
本発明の更なる変更例では、フレキシブル・チャンバーは、乗員とガスバッグとの衝突により生じる2次的ガス流のため、フレキシブル・チャンバーの所定部分は、(通気口が部分的あるいは完全に被われるかどうかにより)ガスが更に外部へと流出するのを防止または規制するべく、少なくとも1つの通気口の正面に来るよう設定されている。従って、乗員がガスバッグに衝突した後、周囲へのガスの流出が再び減少するように構成することができる。その結果、ガスバッグの過度に速い収縮を規制することができる。
【0022】
ガスバッグの膨張の初期段階において、フレキシブル・チャンバーの壁によって通気口を閉じることは、フレキシブル・チャンバー内で非常に高まった圧力によって妨げられる。フレキシブル・チャンバー内の圧力は、ガスバッグにおけるフレキシブル・チャンバー以外の他の領域より高いため、通気口の閉塞を招くおそれのあるフレキシブル・チャンバーの変形が阻止可能である。
【0023】
さらに、フレキシブル・チャンバーによる通気口の閉塞を防ぐ追加的な(機械的)手段をいくつか設けることが可能である。これらの手段は、ガスバッグ内が所定の圧力に到達したとき、通気口の遮断がもはや阻止されないように構成されることが望ましい。
【0024】
追加的手段は、例えば、ガスバッグおよびフレキシブル・チャンバーが連結され、所定の圧力を超過すると開裂するといった膨張コントロール縫合線によって構成することが可能である。この方法によってのみ、フレキシブル・チャンバーの変形が可能となり、通気口の部分的あるいは完全な閉止を導くことが可能である。この圧力は、ガスバッグにおける内部圧力によって生じた力を適用することによって生ずるものである。
【0025】
他の実施例では、追加的手段は、フレキシブル・チャンバーをガスバッグに結合する延長された結合部材によって構成され、それによってフレキシブル・チャンバーの位置は、ガスバッグの形状およびガスバッグの内部圧力に基づいて(例えば展開、あるいは侵入している状態で)制御可能である。
【0026】
本発明の更なる特徴および有用性については、図面を参照しつつ以下の実施形態の説明において明らかとされる。
【0027】
本発明の他の変形では、エアバッグ装置におけるフレキシブルな拡散器(ディフューザー)を形成するフレキシブル・チャンバーは、可撓性材料の表面によって形成される。そして少なくとも1つの指向性を有する開口がその表面に設けられ、自動車にエアバッグ装置を適切に取り付けた場合には、ガスは、当該開口を通って、保護すべき乗員から離間する方向へとガスバッグに導かれることが可能とされている。
【0028】
特に、乗員が正常な着座位置にあるのではなく、エアバッグ装置に極めて接近している、いわゆる「oops」状態(非正常着座位置状態)の場合には、展開しつつあるガスバッグによって乗員が過度の圧迫や怪我を受けることを阻止する。代わりに、ガス流は、保護すべき乗員から離れた方向に向けられるため、ガスバッグは、乗員とエアバッグが展開できる自動車の周部との間隙を探して展開することとなる。
【0029】
上記のように形成されたエアバッグ装置は、乗員が自動車の側面に衝突することから保護するように作用するサイド・エアバッグ・モジュールへの使用に特に適している。そのようなサイド・エアバッグ・モジュールは、例えば車両ドア内あるいは自動車のシート側面に収納・配置される。
【0030】
フレキシブルな拡散器の包体表面に、ガスバッグを膨張させるために流入するガスが、自動車の車体側面に沿う方向の成分と共に、自動車の車体の側面に向かう成分を有するような、指向性を有する少なくとも1つの開口が設けられることが好ましい。従って、ガスバッグの主な展開面は、概ね自動車の車体の側面に平行に、またガスバッグの動作の方向に概ね垂直に延在することが可能であり、その結果、自動車の乗員が車体の側面に衝突することを妨げる。
【0031】
指向性開口は、円形、多角形、あるいは細長い穴の形状であることが可能であり、自動車の車体側面に向かって傾斜していることが好ましい。
【0032】
必要であれば、指向性を有する開口がフレキシブル拡散器の周囲に複数設けられることが可能である。さらに、フレキシブル拡散器は、その軸端に追加的な排出口を有することが可能であり、それを通ってガスバッグの動作方向と垂直に、ガスがガスバッグに流入することが可能である。フレキシブル拡散器は、この目的のため自動車の長軸と直交する方向に沿って配置されることが好ましい。
【0033】
本発明の特に有利な点は、「oops」状態(非定常着座位置状態)の場合に自動車の乗員に作用する圧力を軽減するため、エアバッグ装置の潜在的な保護能力は、正常な状態すなわち乗員が正常な着座位置にある状態に限定されない点である。なぜなら、この潜在的な保護能力は、主として、エアバッグにおける通気開口によって決定されるためであり、特に、開口によって、正常状態におけるガスバッグの展開速度を決定することが可能である。また、ガスバッグの所定の潜在的保護能力の維持に必要な構成と、「oops」状態における性能維持に必要な構成とが大部分において互いに独立して構成されるため、ガスバッグの展開の簡素化とともに、各保護特性の最適化における設計自由度が増大する。
【0034】
「oops」の場合、自動車乗員は、単に展開しつつあるガスバッグによって押し退けられるが、それによって直接圧迫されるものではない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0035】
図1aおよび図1bにおいて、膨張状態にあるエアバッグ・モジュールのガスバッグ1が示されている。当該ガスバッグは縫合線17に沿って縫い合わされた2枚の布面11および12から成るガスバッグ包体10によって構成される。
【0036】
ガスバッグ1は前記包体10において開口13を有する。当該開口を通じてガス発生器3が前記ガスバッグ1に導かれる。当該ガス発生器は、ガスを放出するよう作用し、そのガスによって前記ガスバッグ1は膨張し、図1aおよび図1bに示される膨張状態とされことが可能である。
【0037】
ガス発生器3は、更にフレキシブル・チャンバー(可撓室)2によって覆われ、そのチャンバーのフレキシブル包体20は縫合線27によって縫い合わされている2枚の布層によって形成されている。従ってチャンバー2は、ガス発生器3を収容するインナー・ガスバッグ(フレキシブルな拡散器)を形成する。フレキシブル・チャンバー2は、ガス発生器3の導入のため、ガスバッグ1の開口13に相当する開口23を有する。これら2つの開口13および23は、例えば適当な締め付け板を介して、ガス発生器が組み付けられた状態で取り囲まれる。
【0038】
フレキシブル・チャンバー2は通路を形成するとともに、対向し合う両端部は開口状とされており、当該開口部に排出口(排出用の開口)24a,24bを有する。これら2つの排出口を通って、ガス発生器3から前記フレキシブル・チャンバー2(拡散チャンバー)に流入しているガスは、最終的にガスバッグ1の作動チャンバーに入る。
【0039】
フレキシブル・チャンバーの包体20によって定義されるとともに、ガスバッグ1の作動チャンバーAの容量に比べて相当に小さいスペースが、フレキシブル・チャンバー2の傍らに形成されている、これは結果としてガス発生器3からのガスの流入に相当大きな圧力増加をもたらす。この圧力pは、布層21,22によって形成されるフレキシブル・チャンバー2の包体20に作用する。
【0040】
このことは特に、フレキシブル・チャンバー2の排出口24a,24bの領域に高い圧力を生じさせ、ガスバッグ1が充填されるときに、異なる流体特性を生じさせる。更に、この流体特性は、排出口24a,24bの大きさ(断面積)によっても影響され得る。本形態では、フレキシブル・チャンバー2の一方の排出口24aは、他方の排出口24bより断面積が小さく構成されている。排出口24a、24bの形状が概ね円形である場合、フレキシブル・チャンバーは先細りの形状を呈する。従って、ガスバッグ1の作動チャンバーAに流入するガス流は、ガスバッグ1に当接している乗員の保護の最適化が確保されるよう、所望の調節が可能である。とりわけガスバッグ領域内へのガスの迅速な充填は、乗員の保護のため特に重要である。
【0041】
フレキシブル・チャンバー2によって、上記ガス流を強化することもまた可能である。またこのガス流は通気口Eを通ってガスバッグ1から周囲(外部)に流出する。エアバッグ・モジュールのためのガスバッグの場合、ガスバッグが膨張した後、ガスを流出させることが基本的に必要となってくる。本形態では、ガスバッグ1が、その特に迅速なガス充填にかかわらず、ガスバッグに正対する乗員ないしは斜めに寄りかかっている乗員に対する危険を僅少にできるよう、この効果が強化されるべきである。
【0042】
サイドエアバッグの場合、図1a,1bに示されるように、そのような問題は主として、自動車乗員が、エアバッグ・モジュール領域において、自動車のドア・ライナーにもたれている時、あるいは後部座席に横たわって眠っている時に生じ得る。これは子供にも当てはまる。そのような場合、ガスバッグの展開による乗員の受傷の危険を抑えるために、通気口Eを通るガスの流出を強化することにより、展開速度をガスバッグの最終容積と同様に制限するべきである。
【0043】
この目的のため、本実施例では、ガスバッグ1の包体20における通気口として作用する3つの開口15は、フレキシブル・チャンバー2の包体20において出口を付与するべく作用する開口25と互いに協働している。チャンバー2が膨張状態にあるとき、一方のガスバッグ1の包体10において互いに協働する開口15,25と、他方のチャンバー2のフレキシブル包体20とは互いに合致する。その結果、単一の通気口Eが形成され、当該通気口Eを通ってガスが周囲に流出することが可能である。
【0044】
フレキシブル・チャンバー2の包体20において通気口として作用する開口25は、それぞれ通気口24a,24bより数倍小さい断面積を有する。
【0045】
フレキシブル・チャンバー2内で上昇する圧力pのため、(フレキシブル・チャンバー2がないガスバッグ1に比べて)ガスの外方への流れが強化される。従って、上述のように、衝突の際の自動車乗員に対する受傷の危険はガスバッグによって低減される。
【0046】
このことにとって、フレキシブル・チャンバー2がガス発生器3の直接の排出領域を規定し、これによって局所的な圧力増加を生じること、およびフレキシブル・チャンバー2の包体20において流出として用いられる少なくとも1つの開口25が形成されていることが重要である。これにより、ガスを最初に流出口24a,24bを通じてガスバッグ1の作動チャンバーAに流すことなく、ガスが周囲へ(ガスバッグ1の包体における対応開口15を通って)直接的に流出することが許容される。
【0047】
フレキシブル・チャンバー2の包体が、縫合線18により、開口15,25の領域において、ガスバッグ1の包体10に連結されることにより、互いに協働する開口15および25の配置が実現される。
【0048】
周囲(外部)へのガスの流出が促進されることにより、膨張したガスバッグ1の有効作動時間が過度に短くなることを防止するべく、すなわち、ガスバッグが急速にしぼむのを防止するべく、乗員がガスバッグ1と衝突する際に二次的なガス流が生じる場合に、フレキシブル・チャンバー2の包体20が、ガスバッグ1の包体10の通気を行う開口15の正面に、完全にあるいは部分的に密着状に押しつけられるよう、フレキシブル・チャンバー2がガスバッグ1の内部に配置されて取り付けられる。この状態が図2に示される。図2では、自動車の側面構造Sの正面に位置する乗員の身体部分Kがガスバッグに衝突した状態、および包体10の該当する領域におけるガスバッグ1の変形の状態が示されている。これはガスバッグ1内のガス流(いわゆる二次的ガス流)を誘導し、その結果、図2に示されるような包体20の変形、および通気口Eの密着状態を生じる。
【0049】
(ガス発生器3から発生する第1次的なガス流による)ガスバッグ1の膨張の初期においては、フレキシブル・チャンバー2内では、外部よりも実質的に高圧状態とされることで当該効果は阻止され、二次的なガス流によるチャンバーの変形が規制される。
【0050】
さらに、図2に示されるように、(通気口Eの密着を導く)フレキシブル・チャンバー2の変形が、破断縫合線28(弱化点)が損なわれない限りは不可能とされるように、破断縫合線28あるいは他の弱化点によって、フレキシブル・チャンバーの包体20をガスバッグ1の包体10に追加的に結合されることも可能である。(例えばガスバッグ内の所定の内部圧力によって作動されるといったように)所定の力を受けた場合に破段縫合線が破断するときのみ、図2を参照しつつ説明される通気口Eの閉鎖が生じ得る。従って、ガスバッグの膨張が始まると、ガスバッグの展開速度および展開される容積を制限するため、通気口Eを通じたガスの集中的な流出が生じる。
【0051】
図1bに示される他の実施例では、フレキシブル・チャンバー2は、例えば布片の形をした連結手段29によって付加的にガスバッグ1の包体に連結されることが可能である。この場合、フレキシブル・チャンバー1の位置を所望の状態に制御することが可能である。
【0052】
図3では、図1aから2bまでに示すガスバッグの変形例が示されている。その違いは、フレキシブル・チャンバー1が、ガスバッグ内に配置されたフレキシブル包体によって完全には形成されず、一部分はフレキシブル包体によって、また一部分はガスバッグ1自身の包体10によって形成されるという点である。
【0053】
フレキシブル包体20を形成する2つの縫合された布層21’,22’は、それらが局所的にのみフレキシブル・チャンバー2を定義し、フレキシブル・チャンバーは更にガスバッグ1における包体10の2つの布面11および12によって定義されるべく構成されている。
【0054】
さらに図3によれば、通気口Eの領域において、ガスバッグ1の包体10の布面12がフレキシブル・チャンバー2の境界壁が形成されている。従って本形態では、通気口Eはガスバッグ1の包体における開口15のみによって形成されることとなる。
【0055】
図4a,4bは、座席部分、特にシートバックレストLにおいて、すなわち側面構造S(例えばドアの内側のライナー)に面する自動車側面において、本発明に係るガスバッグ1が配置された状態を示す。
【0056】
エアバッグ1は、包体10によって形成されるとともに、その内部に、部分的にガスバッグ1内に配置されたフレキシブル包体20によって形成され、あるいは部分的にガスバッグ1自体の包体10によって形成されたフレキシブル・チャンバー2を有する。フレキシブル・チャンバー2に伴って、ガス発生器3から発生してフレキシブル・チャンバー内へと流入するガスが周囲へと流出可能な通気口Eが併せて形成されている。通気口Eは、ガスバッグ1が膨張状態にあるときに、自動車ドアの側面構造Sに面するように配置されている。
【0057】
図4aは、衝突により膨張したガスバッグ1であって、正常の着座位置から外れて側面構造Sにもたれている子供Cにより展開が妨げられている状態を示す。この場合、展開しているガスバッグ1によって子供Cが怪我をしないよう、ガスは通気口Eを通じて強く流出する。
【0058】
図4bは、すでに展開したガスバッグが、側方衝突によって既に外方へと変位している乗員を拘束している状態を示している。図4bによれば、自動車の側面構造Sは、側方衝撃Sにより生じた力Fによって内側に(自動車の内部に向かって)変位されている。従って通気口Eは、部分的に、あるいは完全に閉止されている。このため乗員を拘束するべく、エアバッグ内の多量のガスを利用することが可能である。
【0059】
自動車の側面構造が乗員側へと変位する衝突態様では、たとえ乗員が正常な着座位置から離れている場合であっても、自動車の構造との衝突から乗員を守るべく、ガスバッグの迅速な展開が求められる。
【0060】
作動状態におけるエアバッグ・システムの通気口の制御に関する付加的な詳細は、本明細書に引用するDE10018170A1公報に記載されている。
【0061】
図5aおよび図5cでは、乗員IはバックレストLを有する車両座席に着座しており、自動車の側面の一部、すなわち車両ドアTの隣に位置している。衝突時に、この乗員が車両ドアTの部分に衝突するのを防ぐため、エアバッグ装置は、バックレストLの側部に内蔵され、ガスバッグ1、ガスバッグ1の膨張のため当該ガスバッグ内に配置されたガス発生器3、およびガス発生器3からガスバッグ1へとガスバッグを膨張させるために流出しているガスGを導くために、拡散器2として構成されたガス発生器3を包含したフレキシブル・チャンバーを有している。
【0062】
拡散器2は、概ね楕円形の母体表面を有するカバーとして特徴付けられるフレキシブル包体20を有している。そのカバー表面には開口が形成されており、そこに通気口24a,24bが形成される。フレキシブルな拡散器2およびガス発生器3は、それぞれ自動車の鉛直軸zに沿って延在するようバックレストLに配置されている。従って、拡散器の側部開口24a,24bから流出するガス流は、自動車の鉛直軸zに沿ってガスバッグ1の作動領域Aに流入する際に上方と下方に偏向される。
【0063】
さらに、フレキシブル拡散器2の包体20においてガス・チャンバーから流出するガス流を方向づけるために、指向性開口24が設けられており、車体側面の車両ドアTに対し所定角度をなして向かっている。この指向性開口24を通って、ガス流Gは、ガスバッグ1を膨張させるため作動チャンバーAに導入され、その結果、ガス流は、自動車の長軸方向(自動車の進む方向に対応する)にx成分を有し、同様に、自動車を横断する軸に沿うy方向(自動車の長軸方向xおよび鉛直方向zに垂直な方向)に成分を有する。従って、この指向性開口24から流出するガス流Gは、保護されるべき乗員Iから離間する方向へと流れ、同時に、自動車の長軸前方xにおいてガスバッグ1の展開を支持する。全体として、側方の排出口24a,24b、およびフレキシブルな拡散器2の追加的な指向性開口24により、ガスバッグ1は、ドアの平面Tと平行な面において、従って膨張したガスバッグ1の動作方向と概ね垂直に展開することになる。これは、乗員Iが自動車を横切るyの方向に関し、車両ドア1におけるガスバッグと衝突することを防ぐことを意図している。この場合、拡散器2からガスバッグ1に導かれるガス流Gは、車両乗員へと向かう方向の成分を有することを妨げられている。これは、乗員が「oops(非定常着座位置)」にある場合には、ガスバッグの展開によって乗員が受傷する可能性が生じ得る。
【0064】
かわりに、図5aないし5cによれば、拡散器2を有するガス発生器3は、保護されるべき乗員の近傍のバックレストLの側面領域に配置され、ガスバッグ1は、乗員Iおよび自動車ドアTの間においてドア面と概ねに平行に展開し、乗員から遠ざかり自動車ドアT側へと向かう付加的な成分を伴う。従って、一方においてはガスバッグ1の所定の展開方向により、他方においては、ガスバッグの展開から部分的に自動車乗員を保護するフレキシブルな拡散器2を伴うガス発生器を配置することによって、ガスバッグ1が乗員へと直接的に展開することが防止されることとなる。図5aから5cに示す装置では、展開中のガスバッグ1は、乗員Iとドアとの間において入り込める隙間を「捜して」いる。しかしガスバッグは乗員方向へ直接的に展開することが規制されている。そのかわり、乗員が「oops(非定常着座位置)」にある場合、乗員は正常な着座位置から離れて、車両ドアに非常に接近しているが、乗員はガスバッグによって直接的に衝撃を受けるのではなく、展開中のガスバッグによって押し退けられるのみである。
【0065】
図5aおよび5cに示されるエアバッグ装置の動作態様が図5bに示される。ガスバッグ1は、膨張時に、ドア平面、換言すれば自動車の垂直方向軸zに沿うのと同様に、車両長軸方向xに拡張する。この拡張の主要な方向は、ガスバッグの動作方向に垂直であり、これにより車両を横切る方向であるy軸に沿って、車両ドアTに対して乗員Iが衝突することが防止される。この場合、主要面(x−z平面)と垂直な方向への展開に関し、ガスバッグが拡張することが規制される。すなわち、乗員方向へのガスバッグ1の展開が、拡散器2によるガス流Gの上述の方向付けのため概ね規制される。その反対方向、すなわち車両ドアTの方向には、車両シートのシートバックレストの側方部分が、車両の各サイド・ドアに近接しているため、ガスバッグの一層大きな展開は、利用可能な空間によって規制される。
【0066】
図6aから6fまでは、拡散器2における覆い状の包体20に設けられた1つあるいは多数の指向性を有する開口の各種態様を示すものであって、いずれも車両の正面側端部から非斜視図的に見たものである。
【0067】
図6aでは、正面から見た図5aおよび5cに示す実施例における指向性開口の配置構成が示される。
【0068】
図6bの実施例は、拡散器の包体20に配置された全部で3つの指向性開口240,241および242を有し、車両の垂直方向の軸zに沿って1つずつ他の上になるよう位置し、車両を横切る軸yの方向に順次ずれた状態とされている。図6cに係る実施例では、3つの指向性開口240,241,242が、車両の垂直方向の軸zに沿って1つずつ他の真上になるように配置されている。どちらの場合においても、図6aに示す実施例に比べて、指向性開口240,241,242の複数性によって、ガス発生器から流出するガス流が、ドアTに向かって前方により強力に導かれることを帰結する。図6dの実施例によれば、指向性開口24’を垂直方向の軸zに沿って細長い穴状に拡張して形成する。
【0069】
図6eでは、長方形の開口断面を有する指向性開口24’’が示されている。
【0070】
図6fは拡散器のフレキシブル包体20を示す。ここではフレキシブル包体20の軸端に2つの指向性開口24’’’が設けられている。これらの指向性開口24’’’は、側面の流出開口24a,24bに直接的に併合している。
【0071】
図7aから7cに示されるように、拡散器の包体表面20におけるガス指向性開口24は、ガス流Gの伝播速度に関してフィルターとして作用することが可能であり、ガス流Gの拡散を規制することが可能である。図7aから7cに示される開口24へと向かうガスは、ガス流Gの部分のみ、膨張中のガスバッグに直接的に入ることが許容され、そのガス流はガス発生器3の対応する流出口34と指向性開口24の中心との間を直結する線Vの周りの所定角度内で流れる。
【図面の簡単な説明】
【0072】
【図1a】エアバッグ装置のためのガスバッグを示す部分的断面である。図1aではフレキシブルな包体によって定義されるフレキシブル・チャンバーがガスバッグ内に配置されている。
【図1b】図1aの主要部の断面を示す。
【図2】乗員が衝突している状態における図1a,図1bのガスバッグを示す。
【図3】図1a,図1bに示すガスバッグの変更例を示す。図3では、ガスバッグ内に配置されるフレキシブル・チャンバーが、一部分はガスバッグの包体によって、また一部分はガスバッグ内に配置されたフレキシブル包体によって形成されている。
【図4a】正常な着座の位置から離れた子供がサイドエアバッグの展開を妨害する場合に、展開しつつあるサイドエアバッグの状態を示す。
【図4b】通常の乗員が正常な着座位置から離れ、サイドエアバッグの展開を妨害する場合に、展開しつつあるサイドエアバッグの状態を示す。
【図5a】ガスバッグおよびフレキシブル・チャンバーを伴うエアバッグ装置の模式図である。図5aでは、フレキシブル・チャンバーはガスバッグ内に配置され、その包体表面には、ガスバッグが膨張する際に乗員から遠ざかるように流れるガス流を方向付けるための指向性開口を有する。
【図5b】図5aのエアバッグ装置の作動状態を示す模式図。
【図5c】展開しつつあるエアバッグ装置の横に位置する自動車乗員の正面図。
【図6a】図5aから5cに係るエアバッグ装置に用いられる指向性開口の各種実施例を示す。
【図6b】同じく、図5aから5cに係るエアバッグ装置に用いられる指向性開口の各種実施例を示す。
【図6c】同じく、図5aから5cに係るエアバッグ装置に用いられる指向性開口の各種実施例を示す。
【図6d】同じく、図5aから5cに係るエアバッグ装置に用いられる指向性開口の各種実施例を示す。
【図6e】同じく、図5aから5cに係るエアバッグ装置に用いられる指向性開口の各種実施例を示す。
【図6f】同じく、図5aから5cに係るエアバッグ装置に用いられる指向性開口の各種実施例を示す。
【図7a】エアバッグ装置のガス発生器と、フレキシブルな拡散器における指向性開口との協働的な作動状態を示す模式図である。
【図7b】同じく、エアバッグ装置のガス発生器と、フレキシブルな拡散器における指向性開口との協働的な作動状態を示す模式図である。
【図7c】同じく、エアバッグ装置のガス発生器と、フレキシブルな拡散器における指向性開口との協働的な作動状態を示す模式図である。
【符号の説明】
【0073】
1 ガスバッグ
2 フレキシブル・チャンバー
3 ガス発生器
10 ガスバッグ包体
11,12 布面
13,15 開口
17,18 縫合線
20 フレキシブル包体
21,22 布層
23 開口
24a,24b 開口(排出口)
25 開口
27 縫合線
28 破断縫合線
29 連結手段
34 流出口
A 作動チャンバー
C 子供
E 通気口
F 外力
G、G’ ガス流
I 乗員
L バックレスト
P 圧力
T ドア

Claims (40)

  1. ガスバッグと、
    前記ガスバッグを膨張させるためのガス発生器と、
    前記ガスバッグ内に配置され、前記ガス発生器にて生じたガスが流入するフレキシブル・チャンバーであって、前記ガスバッグを膨張させるべく、前記流入ガスを前記ガスバッグ内へと導く少なくとも1つの流出口を有するフレキシブル・チャンバーと、
    前記ガスを外部に流出させることが可能な少なくとも1つの通気口とを有し、
    前記通気口(E)は、前記フレキシブル・チャンバー(2)からのガスが、当該フレキシブル・チャンバー(2)における前記流出口(24a,24b)を通過することなく、当該通気口(E)に到達するように構成されていることを特徴とするエアバッグ装置。
  2. 請求項1に記載のエアバッグ装置であって、前記ガス発生器(3)から前記フレキシブル・チャンバー(2)に流入するガスが、前記フレキシブル・チャンバー(2)の外部に位置する前記エアバッグ(1)内の領域(A)を一度も通らずに、前記通気口を通って流出することを特徴とするエアバッグ装置。
  3. 請求項1または2に記載のエアバッグ装置であって、前記通気口(E)が前記フレキシブル・チャンバー(2)の壁部に設けられていることを特徴とするエアバッグ装置。
  4. 請求項1から3までのいずれかに記載のエアバッグ装置であって、前記フレキシブル・チャンバー(2)は、前記ガスバッグ(1)内に配置されるフレキシブル包体(20)によって、前記ガスバッグ(1)内の他の領域(A)に対して規定されていることを特徴とするエアバッグ装置。
  5. 請求項4に記載のエアバッグ装置であって、前記フレキシブル・チャンバーの壁部は前記ガスバッグ(1)内に配置される前記フレキシブル包体(2)のみによって形成されることを特徴とするエアバッグ装置。
  6. 請求項4に記載のエアバッグ装置であって、前記フレキシブル・チャンバーの壁部は、一部が前記ガスバッグ(1)内に配置される前記フレキシブル包体(20)によって形成され、かつ一部が前記ガスバッグ(1)の包体(10)によって形成されていることを特徴とするエアバッグ装置。
  7. 請求項1から6までのいずれに記載のエアバッグ装置であって、前記通気口(E)が、前記ガスバッグ(1)の前記包体(10)における開口(15)のみによって形成されることを特徴とする、エアバッグ装置。
  8. 請求項4から6のいずれかに記載のエアバッグ装置であって、前記通気口(E)は、前記ガスバッグ(1)の前記包体(10)における開口(15)および、前記フレキシブル包体(20)における開口(25)によって形成されることを特徴とするエアバッグ装置。
  9. 請求項8に記載のエアバッグ装置であって、前記フレキシブル・チャンバーからのガスが、前記フレキシブル包体(20)における開口(25)を通って、前記フレキシブル・チャンバー(2)の流出口(24a,24b)を通過することなく、前記ガスバッグ(1)の包体(10)における対応する開口(15)に導かれることを特徴とするエアバッグ装置。
  10. 請求項8または9に記載のエアバッグ装置であって、前記フレキシブル包体(20)において流出口を与える開口(25)と、前記ガスバッグ(1)の前記包体(10)における対応する開口(15)が、前記フレキシブル・チャンバーが膨張した状態において、互いに重なることを特徴とするエアバッグ装置。
  11. 請求項10に記載のエアバッグ装置であって、流出口を与える前記2つの開口(15,25)は、互いに直線上にあることを特徴とするエアバッグ装置。
  12. 請求項8から10のいずれかに記載のエアバッグ装置であって、前記フレキシブル包体(20)において流出口を与える前記開口(25)は、当該開口(25)からのガスの流出により、前記ガスバッグ(1)へのガスの爆発的な充填を不可能とする断面を有することを特徴とするエアバッグ装置。
  13. 請求項1から12までのいずれかに記載のエアバッグ装置であって、前記フレキシブル・チャンバー(2)が、前記ガスバッグ(1)と共通して、折りたたみ可能とされていることを特徴とするエアバッグ装置。
  14. 請求項1から13のいずれかに記載のエアバッグ装置であって、前記フレキシブル・チャンバー(2)が少なくとも1つの布層(21,22)によって形成されることを特徴とするエアバッグ装置。
  15. 請求項1から14までのいずれかに記載のエアバッグ装置であって、前記フレキシブル・チャンバー(2)は、前記フレキシブル・チャンバー(2)から前記ガスバッグ(1)の追加的領域(A)へとガスを導く流出口(24a,24b)を有することを特徴としたエアバッグ装置。
  16. 請求項15に記載のエアバッグ装置であって、前記2つの流出口(24a,24b)は前記フレキシブル・チャンバー(2)の互いに対向し合う側面を形成することを特徴とするエアバッグ装置。
  17. 請求項15または16に記載のエアバッグ装置であって、前記2つの流出口(24a,24b)が互いに異なる大きさの断面積を有することを特徴とするエアバッグ装置。
  18. 請求項1から17までのいずれかに記載のエアバッグ装置であって、前記フレキシブル・チャンバー(2)は、前記ガス発生器(3)から流出するガスのための誘導路を形成することを特徴とするエアバッグ装置。
  19. 請求項8ないし18に記載のエアバッグ装置であって、流出口を与える前記開口(25)は、前記誘導路の側面における前記フレキシブル包体(20)に配置されていることを特徴とするエアバッグ装置。
  20. 請求項1から19までのいずれかに記載のエアバッグ装置であって、前記ガスバッグ(1)に乗員が衝突することによって生じる二次的なガス流により、周囲へのガスの流出を低減または規制するべく、前記フレキシブル・チャンバー(2)の所定部分が、前記通気口(E)の正面に位置するように前記フレキシブル・チャンバー(2)が設定されていることを特徴とするエアバッグ装置。
  21. 請求項20に記載のエアバッグ装置であって、前記ガス発生器(3)からガスが流出する際に、前記フレキシブル・チャンバー(2)内の圧力は、前記通気口(E)を閉止するように作用する前記フレキシブル・チャンバー(2)の変形を規制することを特徴とするエアバッグ装置。
  22. 請求項20または21に記載のエアバッグ装置であって、前記通気口(E)の閉止を規制する追加手段(28,29)が設けられていることを特徴とするエアバッグ装置。
  23. 請求項22に従うエアバッグ装置であって、前記追加手段(28,29)が前記ガスバッグ内でのガス圧に基づいて制御されることを特徴とするエアバッグ装置。
  24. 請求項22または23に記載のエアバッグ装置であって、前記追加手段(28,29)は、機械的手段として設定されていることを特徴とするエアバッグ装置。
  25. 請求項22から24までのいずれかに記載のエアバッグ装置であって、前記追加手段は、開裂式の縫合線(28)によって形成され、これによって前記フレキシブル・チャンバー(2)が前記ガスバッグ(1)に連結されていることを特徴とするエアバッグ装置。
  26. 請求項22から24までのいずれかに記載のエアバッグ装置であって、前記追加手段は、延長された連結手段(29)によって形成され、それによって前記フレキシブル・チャンバー(2)が前記ガスバッグ(1)に連結されていることを特徴とするエアバッグ装置。
  27. 請求項1から27までのいずれかに記載のエアバッグ装置であって、前記フレキシブル・チャンバー(2)の容量は、前記フレキシブル・チャンバー(2)の容量を差し引いた前記ガスバッグ(1)の全容量よりも、数倍小さいことを特徴とするエアバッグ装置。
  28. 請求項1から27までのいずれかに記載のエアバッグ装置であって、前記ガスバッグ(1)が自動車内に配置され、前記通気口(E)は、前記ガスバッグ(1)の膨張時には前記自動車の構造要素(S)の方向に向き、衝突に起因する前記構造要素(S)の変位の場合には、当該構造要素により完全にあるいは部分的に閉止されることを特徴とするエアバッグ装置。
  29. ガスバッグと、
    前記ガスバッグを膨張させるためのガス発生器と、
    ガスバッグ内に配置され、前記ガス発生器から生じるガスが流入し、自動車乗員を保護するためガスバッグを膨張させるべく、当該ガスを前記ガスバッグに導く少なくとも1つの流出口を有するフレキシブル・チャンバーと、
    前記ガスを周囲に流出させる少なくとも1つの通気口とを有し、
    前記フレキシブル・チャンバーは、特に請求項1から28までのいずれかに記載のフレキシブルな材料の表面によって形成されるものであり、
    当該フレキシブル・チャンバーの表面には、指向性を有する開口(24)が少なくとも1つ設けられており、これによって自動車乗員(I)から離間した方向にある前記ガスバッグにガスを導くことが可能とされていることを特徴とするエアバッグ装置。
  30. 請求項29に記載のエアバッグ装置であって、乗員が自動車の側面部(S,T)に衝突することを防ぐためのサイド・エアバッグ・モジュールの構成要素として設定されていることを特徴とするエアバッグ装置。
  31. 請求項30に記載のエアバッグ装置であって、前記ガス(G)を導入するため、前記指向性を有する開口(24)が配置され、当該開口は、車体側面(T)と対向する方向(y)への成分を有するように構成されることを特徴とするエアバッグ装置。
  32. 請求項30または31に記載のエアバッグ装置であって、前記指向性を有する開口(24)が、車両長軸方向(x)へと伸びる成分を有する方向に前記ガスを導くように設定されていることを特徴とするエアバッグ装置。
  33. 請求項29から32のいずれかに記載のエアバッグ装置であって、前記ガスバッグ(1)の主要な折りたたみ面は、当該ガスバッグ(1)が自動車乗員(I)の衝突を緩和する方向へと延在することを特徴とするエアバッグ装置。
  34. 請求項28から33のいずれかに記載のエアバッグ装置であって、前記指向性を有する開口(24,24’,24’’)は円形、細長い穴状、または多角形状に形成されていることを特徴とするエアバッグ装置。
  35. 請求項1から34までのいずれかに記載のエアバッグ装置であって、前記指向性を有する開口(24)が、前記自動車の側面体(T)に対し所定角度をなすように設定されていることを特徴とするエアバッグ装置。
  36. 請求項29から35までのいずれかに記載のエアバッグ装置であって、前記指向性を有する開口(240,241,242)が、前記チャンバー(2)の前記表面部に複数設けられていることを特徴とするエアバッグ装置。
  37. 請求項29から36までのいずれかに記載のエアバッグ装置であって、前記フレキシブル・チャンバー(2)は、表面(20)の両軸端部に流出用の開口(24a,24b)を有することを特徴とするエアバッグ装置。
  38. 請求項37に記載のエアバッグ装置であって、前記流出口(24a,24b)から流出するガス(G)の流出方向は、前記ガスバッグが自動車乗員(I)を衝突から妨げる方向を横切るように設定されていることを特徴とするエアバッグ装置。
  39. 請求項30ないし38に記載のエアバッグ装置であって、前記流出口(24a,24b)からの前記ガス(G)の流出は、車両側面(T)に沿って生じるように設定されていることを特徴とするエアバッグ装置。
  40. 請求項1から39のいずれかに記載のエアバッグ装置であって、前記フレキシブル・チャンバー(2)が、車両の長軸方向に沿って延在するように自動車に取り付けられていることを特徴とするエアバッグ装置。
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