JP2005506859A - 車両シートに対するクッション用支持要素 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両シートに対するクッション用の支持要素を改善して、座り心地性を改善する。
【解決手段】本発明は車両シートをクッションで覆うための支持要素に関し、特に背凭れクッション用の支持要素に関し、クッションを取り囲むために大きな表面積のベース領域とそのベース領域を取り囲む縁とを具備する。本発明に従えば、少なくとも2つの別個の隣接支持領域(41,42,43,43’,43”,44,44’)がベース領域(40)の縁(R1,R2,R3,R4)に沿って設けられて、該縁(R1,R2,R3,R4)から突出している。
【選択図】図2a

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は車両シートに対するクッション用の支持要素に関し、より詳細には請求項1のプリアンブルに従った背凭れクッション用の支持要素に関する。
【背景技術】
【0002】
この種の支持要素は大きな表面積のベース領域を備え、それはクッションの背面に配されるべく設計されると共に設けられ、そして立てられるとぴんと張り、車両乗員がクッションの前側に寄りかかる際に生ずる圧縮力を分配又は分散する。この種類の支持要素は、車両シートの背凭れクッションと、該背凭れクッションの背部に沿って延在すると共にその位置及び/或は湾曲が調節装置によって調節可能な湾曲要素との間に配されるように設けられ、背凭れクッションの湾曲を様々に異なる車両乗員の要望に適合させることができるようにしている。
【0003】
車両シートの背凭れは特許文献1で知られているよう、クッション詰め物が2つの板バネの形態の湾曲要素によって調節され得て、圧力分配プレートがそれらの板バネ及び詰め物の間に取り付けられている。
【特許文献1】
DE 36 19 188 C1
【0004】
例えば湾曲要素及び背凭れ詰め物の間に、例えば、圧力分配プレートの形態である支持要素を配することによって、湾曲要素はクッションに直に作用せず、むしろ支持要素を介してクッションに作用して、湾曲要素のより大きく増強された湾曲の場合でさえ、車両乗員の背面領域の大きな表面の人間工学的な支持体を確保するように設計されている。より詳細には、この大きな表面積の支持要素を介して達成されることは、湾曲要素の各調節毎に、関連された車両乗員の背面に対する支持が関連された背面領域の外郭と適合するように為す。即ち、充分な可撓性(弾性的にアーチ状となった)支持要素の湾曲が湾曲要素の調節だけではなく、関連された車両乗員の背面部分の外郭によっても同時に決定され、それによって最適な方法で人間工学的に適合される。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、冒頭で述べたタイプの支持要素を改善すること、より詳細には車両乗員にとっての座り心地を改善することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
これは、請求項1の特徴を有する支持要素を提供することによって本発明に従って達成される。
【0007】
これに従えば、多数の別個の支持領域が支持要素の大きな面であるベース領域における縁から相互に隣接して突出している。判明されるように、追加的な支持領域(好ましくはベース領域上に成形されている支持外郭フィンガー)を支持要素のこのようにして大きな面のベース領域の縁に沿って配列することによって乗員の特に均一な支持が達成可能となり、湾曲要素の関連された設定とは独立して、彼/彼女の背面部の特に良好な適合性が達成可能である。
【0008】
縁に沿っての少なくとも2つの支持領域の隣接配列によって意味されることは、それら2つの支持領域が1つの空間的方向に隣接して配列されており、その1つの空間方向に沿ってその縁がそれら2つの支持領域間に延在している。2つの支持領域は、特に、その空間方向に沿って走っている1つの縁部分と隣接して取付可能である。
【0009】
特に好ましくは、少なくとも3つの支持領域が1つの縁部分に沿って連続的に配列されて、並んで対となって配列されていることである。
【0010】
支持領域は、単純には、ベース領域の縁上に一体となって成形された突起によって形成され得る。ベース領域からそれぞれ突出する該ベース領域の縁に沿っての幾つかの支持領域の本発明に従った配列を介して、支持要素はその縁の領域において特別な弾性(中央ベース領域と比較して上昇された弾性)を有して、支持要素を乗員の背面に適合させる可能性が改善されるように為す。支持要素は、全体にわたって、アーチ状となるように好ましくは形成されている。
【0011】
特に支持領域は支持要素のベース領域における縁に沿って相互に離間されて、それら支持領域が、各々、ベース領域のみと連結されているが、相互に追加的には連結されていないように為す。
【0012】
代替的に提案可能なことは、個々別々のより詳細な隣接支持領域が、個々別々のそれら支持領域の相互に対する移動性を著しく制限することない生地領域(解放領域)を介して一緒に連結されて、それら支持領域の弾性を損なうことがない。
【0013】
更には、隣接する支持領域が相互に部分重複出来る。しかしながらこの部分重複している支持領域は、好ましくは、各々、ベース領域の縁に沿って相互に離間されている連結領域を介して該ベース領域と連結されている。
【0014】
支持領域のベース領域との連結は連結領域を介して行われているいるが、この連結領域は少なくとも幾つかの部分において支持領域からベース領域までテーパー状となって、例えばウェブとしてそれら幾つかの部分に形成されている。第1方向、例えばベース領域のは縁と略直交する第1方向に沿って該ベース領域から突出する連結領域によって意味されることは、この連結領域の幅、即ち第1方向と直交するその延長部が、該連結領域のその側における支持領域の最大幅未満であることである。支持領域の特別な弾性はこれによって確保され、よって関連された車両乗員に対する特別良好な適合性が確保される。
【0015】
支持領域は支持要素のベース領域における関連された縁領域が横たわっている平面と略同一の平面内に延在できるか、或は、特に好ましくはその平面と鈍角を成して走ることができて、支持領域の内の少なくとも一部はクッションに向かって曲げられるように為す。支持要素の支持作用はこれによって更に改善され、特に圧縮力の均一な吸収及び分配に関して改善される。
【0016】
支持要素の実質的に矩形の大きな面のベース領域によって、ベース領域は相互に対となって対向している4つの縁部分を有することによって、多数の離間された支持領域がその縁部分の内の少なくとも1つに設けられている。起立した背凭れを有する車両シートにおける支持要素の据付位置に対して、支持領域は例えば上方及び/或は下方の縁部分にそして一方若しくは両側の縁部分に設けられ得る。
【0017】
本発明の更なる発展例に従えば、支持要素は複数の補強領域、より詳細には成形部或はリブの形態である補強領域を、必要に応じて、支持要素の全体的な面にわたって平均化されるような規定された圧力路を達成するために開口或はスリットの形態の減衰領域と共に有する。これら補強領域は支持要素の縁に設けられた複数のベース領域に入るように延在でき、即ち、より好ましくは、対応する支持領域の剛性が自由末端に向かって(ベース領域の縁から遠隔方向に向かって)減少するように為す。
【0018】
背凭れクッション用の支持要素のベース領域における下方縁部分から突出する支持領域の場合、支持要素の特に柔軟性又は可撓性ある形成が乗員の背骨に対する過剰な圧力を防止するのであれば、補強領域を無しで済ませることが有益であり得る。
【0019】
更には好適実施例において、支持領域は例えばリブの形態の長尺補強領域を介して画成される軸線の周りにスプリング弾性的に回転自在に形成され得る。
【0020】
本発明の有益な発展例に従えば、相互に異なるサイズの複数の支持領域はベース領域の縁に沿って交互に配列され、例えば、(支持要素の平面内におけるそれらの表面積に関して)第1サイズの支持領域とその第1サイズとは異なる第2サイズの支持領域とが交互に配列され、それによって相互に詰め込まれる。有益な弾性特性を具備する大きな支持表面積は、例えば、乗員の肩甲骨領域内に設けられる。対応して、この種の配列は特に背凭れクッション用の支持要素における上方縁部分の領域内に設けられる。
【0021】
外郭、即ち、ベース領域上に取り付けられると共に例えば該ベース領域と一体的に形成されている支持領域の縁は、好ましくは湾曲されており、即ち鋭いコーナー部が無く、それによって特別有益な支持特性が達成される。
【0022】
本発明の更なる発展例に従えば、支持領域は支持要素のベース領域における各コーナー部に設けられて、例えば補強領域によって形成可能な回転自在軸線に対して、その表面積の非対称な分割を有することによって、より小さな面が外側へ、即ち支持要素から遠方へ指向し、より大きな面が支持要素の更なる支持領域に向かって指向するように為す。これによって対応する支持領域が応力下の際に回転して、外側に面する外側面領域が前方へ移動し、乗員の横方向ホールドが改善される。これに必要とされる非対称面分割は、追加的な内向き支持フィンガーが対応する支持領域に設けられるか、或は、その内向き面部分が外向き面部分に対して何等かの他の方法で拡張されて、支持面の内向きレバー・アームが外向きレバー・アームより大きくなるように為す。
【0023】
圧縮力の更なる平等化のため、支持要素は圧力分配領域を、より詳細には貫通孔の形態で有することができる。
【0024】
本発明に従った支持要素を具備する原動機付き車両シート用の背凭れは請求項25の特徴で特徴付けられる。
【0025】
好適実施例において、背凭れは背凭れクッションの背部に沿って延在する湾曲要素を、その湾曲要素の位置及び/或は湾曲を調節可能である調節装置と共に有し、背凭れクッションの湾曲を調節する。これによって支持要素は湾曲要素及び背凭れクッションの間に延在して、該支持要素が、一方側では湾曲要素と活動的に連結し、他方側では背凭れクッションに対して少なくとも幾つかの部分において寄り掛かるように為す。
【0026】
背凭れクッションの湾曲を調節するために湾曲要素と関連された調節装置は、例えば、湾曲要素と活動的に連結させられることができ、且つ、それによって背凭れクッションの支持要素に対して湾曲要素を介して作用する偏心輪の形態での少なくとも1つの調節要素を有する。
【0027】
湾曲要素及び支持要素の双方は、各々、選択された点、より詳細には背凭れフレーム上のそれらの上方縁及び下方縁の領域内における選択された点に固定され得る。関連された調節装置は、設定に依存して、それら固定点の間の湾曲要素或は支持要素の規定された湾曲を生成することができる。それ故に乗員の背部の人間工学的支持に対して決定的なことは、特に支持要素の湾曲特性である。それによって湾曲要素は支持要素を関連された調節装置と結合させるべく役立っている。これは、調節装置を起動する際、湾曲要素の湾曲及び変位の双方を介して生じ得るので、その変位が背凭れフレームの平面を横切って生ずる。
【0028】
支持要素の湾曲は、それによって、調節装置の設定によってだけではなく、特に背部領域の外郭やシート上に着座する乗員の重量によっても決定される。
【0029】
湾曲要素は、調節装置の調節要素と接触させることができる複数の領域において、背凭れに対して寄り掛かる領域内よりも大きな剛性を有する。一方において、これによって確保されることは、湾曲要素が関連された調節装置の調節力を受け取って、それらを支持要素に向けることができ、他方において、湾曲要素の支持要素に対する充分に柔軟性又は可撓性ある接触担持が達成される。
【0030】
別の実施例に従えば湾曲要素は、湾曲要素の中央領域を介して相互に連結される増大された剛性の2つの長尺側方領域を有する。中央領域は、例えば、横切りバー或はステーとして形成可能であり、支持要素と連結される。増大された剛性の領域をスリットの形態のより小さな剛性減衰領域の内の少なくとも1つから分離することが提供され得る。補強リブ或は補強成形部は、例えば、湾曲要素における増大された剛性の領域を提供するのに適合している。
【0031】
支持要素は、好ましくは、湾曲要素よりもその延長平面内におけるより大きな表面積で形成される。
【0032】
複数の調節要素が湾曲要素の所望調節を可能とするのであれば、例えば偏心ディスク、或は、ケーブル又はワイヤの形態の引っ張り手段等の任意の要素は湾曲要素に作用する調節要素として役立つことができる。
【0033】
以下、本発明の更なる特徴及び長所等は図面中に図示された実施例を参照して更に詳細に説明される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0034】
図1a乃至図1dに従った全体的な図や、図2a乃至図2d、図3a乃至図3d、並びに、図4a乃至図4cに従った個々別々の図において、車両シート用の背凭れが示されており、該車両シートは、調節装置2によって湾曲調節可能である調節自在な脊柱前湾支持体を提供するための湾曲要素3が取り付けられている背凭れフレーム1を有する。背凭れフレームの内、ワイヤ・グリッドのみが該背凭れフレームから掛けられており、その上に調節装置2が固定されている。
【0035】
湾曲要素3は背凭れ長手方向Lに延在する2つの側方部分31,32と、それら側方部分31,32を一体的に連結して、背凭れ長手方向Lを横切って延在するクロスバー30とから構成されている。湾曲要素3の2つの側方部分31,32は、各々、補強成形部34を有し、それによって可撓性のクロスバー30よりも剛性が高くなっている。
【0036】
中央のクロスバー30から湾曲要素3の2つの側方部分31,32を結合解除するために、2つの長尺スリット36が設けられて、それらがクロスバー30と向かい合う湾曲要素3の関連された側方部分31、32の側部上に延在している。これらスリット36は、各々、各末端37で円形に形成されている。
【0037】
湾曲要素3の側方部分31,32がそれらの外側縁31a,32aで略L形状に曲げられるように、それら側方部分31,32の追加的な補強が為されている。縁領域31a,32aにおけるこの変形は、補強成形部34と同様に、補強領域31,32の安定性を増大している。
【0038】
湾曲要素3の位置及び/或は湾曲を調節するために、共通のドライブ30によって駆動されていると共にシャフト23を介して一体的に連結された2つの偏心ディスク21,22を具備する電気的調節装置2がある。偏心ディスク21,22を回転することによって、図5a乃至図5cで参照されるように湾曲要素3の延長平面を横って該湾曲要素3の背凭れフレームからの距離を調節することができる。この距離調節は、電気的なドライブ20によって駆動されて2つの偏心ディスク21,22が回転自在に連結されているシャフト23を介して、該電気的ドライブ20によってそれら偏心ディスク21,22を回転することによって実行される。
【0039】
背凭れフレーム1及び湾曲要素3の間の距離の変化が初期段階で湾曲要素3の湾曲に到るか、或は、実質的に背凭れの長手方向Lを横切っての湾曲要素3の変位に到るかは、背凭れフレーム1に対する湾曲要素3の配列に依存する。
【0040】
図5a乃至図5cに従った概略図において、湾曲要素3は背凭れの長手方向Lを横切るようにシート・フレーム1に対して変位自在に取り付けられている。偏心ディスク21,22の調節は、この場合、背凭れ長手方向Lを横切るような湾曲要素3の変位に到る。
【0041】
他方において、図6について以下に述べるように、湾曲要素3がその上方末端及び下方末端によって背凭れフレームLに直に固定されると、偏心ディスク21,22の調節が湾曲要素3の湾曲に関する変化を主にもたらす。
【0042】
本発明に従えば、湾曲要素3は背凭れのクッションに対して直接のしかかるように設けられておらず、湾曲要素3の前方に追加的な支持要素4が該湾曲要素3と背凭れのシート・クッションとの間に延在して、湾曲要素3が背凭れクッションに直に作用しないように為している。背凭れクッションPの位置は図1bに概略的に示されている。
【0043】
背凭れシェルの形態で湾曲要素3の前方に取り付けられることになる支持要素4は、多数の開口49を有するベース領域としての大きな表面積を有する弾性的な湾曲ベース・ボディ40を備える。貫通孔の形態でのこれら開口49は、支持要素4上における個々の点における圧力の蓄積を防止し、且つ、ベース領域40の全表面積に作用する可能性がある最も均一な圧力路を提供する圧力分配領域として作用している。
【0044】
支持要素4のベース領域40は、対向する縁部分の対R1,R2,R3,R4によって形成される縁R1,R2,R3,R4によって取り囲まれている。背凭れが垂直に起立させられると車両シートにおける支持要素4の据付位置に関連して、これら縁部分は、両側における側方縁部分R1及びR2、上方縁部分R3、並びに、下方縁部分R4を形成する。
【0045】
支持領域41乃至44は、背凭れ長手方向Lに、側方縁R1,R2、上方縁R3、並びに、下方縁R4に取り付けられていると共に、各々、連結ウェブVを介して支持要素4のベース領域40と一体的に連結されている。支持領域41乃至44と関連されたそれぞれの連結ウェブVは、それらの連結ウェブの延長方向(関連する支持領域41乃至44各々から大きな面のベース領域40までの連結方向)を横切るように、支持領域41乃至44各々自体よりも小さな延長部を有し、即ち(上部で規定される連結方向に直交するウェブの延長部に対応する)ウェブの幅bは、この方向において、個々別々の支持領域41乃至44の対応する幅Bよりも小さい。
【0046】
これらの一体的な成形支持領域41乃至44は、然るべき位置に配列されて、側方、上方、並びに、下方の背部領域を均一に支持する支持外郭フィンガーとして作用して、縮小された幅bの連結ウェブの結果、充分に弾性的であって、乗員の着座位置に依存して乗員の背面の外郭に適合する。
【0047】
特に図2b乃至2d及び図4aから判明されるように、支持領域41,42,43,43’,43”,44,44’は、各々、支持要素4のベース領域40の延長平面に対して鈍角で傾斜している。それによってこれら支持領域41,42,43,43’,43”,44,44’はベース領域40から曲げられていて、支持要素4の前方側、即ち支持要素4の湾曲要素3から遠方である側に取り付けられる背凭れクッションに向かって延在するように為されている。
【0048】
特に良好な支持特性のため、個々別々の支持領域支持領域41,42,43,43’,43”,44,44’の外郭は、各々、湾曲に形成され、よって鋭い縁がないように湾曲に形成されている。
【0049】
支持要素4のベース領域40における上方縁R3に取り付けられた支持領域43,43’,43”は異なるサイズ、即ち支持要素4の平面内で異なる延長部を有する。特に2つの支持領域43は、更なる支持領域43’,43”よりも、ベース領域40における上方縁部分R3と直交する方向により大きな延長部を有する。より大きな支持領域43及びより小さな支持領域43’は交互に並んで配列され、一緒に詰め込まれて、車両乗員の上方背面に対してそれらが1つの大きな面積の弾性支持領域を形成するように為している。
【0050】
図1a乃至図4cから更に明かなことは、ベース領域40のコーナー部分に設けられた支持領域43’,44’、即ち側方縁部分R1,R2の上方及び下方縁部分R3,R4との交差点における支持領域43’,44’は、各々、内側に指向された(即ち、隣接する支持領域43,44に向かって)追加フィンガー43f及び44fを有する。この追加フィンガー43f,44fの結果、関連された支持要素43’,44’の内側領域43a,44aは、外側に横たわった対応する領域43b,44bよりも大きな表面積を有し、それら関連された内側領域43a,44aは隣接する支持領域43,44と対向し、且つ、外側領域43b,44bは支持要素4から遠ざかる外側へ面している。表面積の非対称的なこの分割を介して達成されることは、背凭れクッションに対して寄り掛かる車両乗員によって対応する支持領域43’,44’上に強い緊張又は張りが生じた際、それら関連された支持領域43’,44’は曲げられて、外側における領域43b,44bが前方へ移動させられ、よって背凭れクッションに向かって移動させられて、横方向のホールドが改善されることである。
【0051】
更には、補強リブ48の形態の長尺補強領域が支持要素(背凭れシェル)4上に設けられ、ここでは上方成形部分43の領域内に延在しており、即ち関連された支持領域43からベース・ボディ40までの関連された連結ウェブVと平行して延在している。それによって上方の一体的な成形支持領域43の剛性は残りの部分41,42,43,44と比べて増大されている。判明されたことは、車両乗員の上方背面領域或は肩部領域と関連された上方支持領域43の補強が特に有益な支持特性に至っている。それによって支持領域43,43’は、関連された長尺補強領域48によって形成された軸線の周りに回転自在なスプリングをその度に形成する。しかしながら車両乗員の下方の脊柱に割り当てられた下方支持領域44には、比較的より柔軟な構成が有益である。
【0052】
図4aに関して特に判明されることは、長尺補強領域48が対応する支持領域43,43’の自由端に(ベース領域40から遠方に)向かってテーパー状となっていることである。関連された支持領域43,43’の剛性はその自由端に向かって減少し、それら関連支持領域43,43’の弾性はその自由端に向かって増大する。
【0053】
補強領域48は、ベース領域40の上方コーナー部に設けられた支持領域43’を、補強領域48によって相互に分離されている内側領域43a及び外側領域43bに分割する役割も果たす。
【0054】
その中央領域45において、支持要素4は凹部46と背凭れの長手方向を横切って延在しているウェブ47とを有し、自由スペースが乗員の脊柱に対して設けられている。
【0055】
図1a乃至図4cに図示された本発明の実施例の結果、乗員の背面領域、特に脊柱前湾を支持する構成の有益な人間工学的適合性は、湾曲要素3に対して、一方では調節装置2が動作し、そして他方では背凭れシェルとして支持要素4が形成されており、それら調節装置及び支持要素が相前後して2つの異なる平面に配列されていることで達成されている。この配列の有益な作用は、特に、図6に概略的に図示される第2実施例から明らかである。
【0056】
図6に従えば、ドライブ2’によって緊張させられ得る又は該ドライブ2’から湾曲要素3までのスリーブ26によってガイドさせられるワイヤの形態の緊張或は締め付け要素27は、湾曲要素3の湾曲を設定する調節要素として役立っている。湾曲要素3は背凭れフレーム上のその上方末端3aの領域内に固定され、緊張又は締め付け要素27とその下方末端3b内において連結されている。もし緊張要素27がドライブ2’によって締め付けられると、これが湾曲要素3の湾曲を増強し、例えば図6の3’によって図示される状態に変化する。これは、同時に、湾曲要素3の前方に取り付けられている支持要素4の位置及び湾曲に関する変化に到り、例えば図6における4’によって図示される状態に変化する。
【0057】
決定的なことは、緊張要素27の締め付けの結果である湾曲要素3の鋭い湾曲が支持要素4に直に転送されることがないことである。支持要素4が背凭れフレームとどのようにして連結されるかに依存して、湾曲要素3における変化は支持要素4の湾曲及び/或は変位に関する異なる鋭い変化に到る。
【0058】
図6に図示されている実施例では、支持要素4が例えば緊張スプリングを介してその上方及び下方の末端の領域内において背凭れフレームから常に弾性的につるされ得る。それ故に支持要素4は、全体として、湾曲要素3が湾曲させられると、これらスプリング要素の作用に抗して背凭れ長手方向Lと直交するように移動させられ得る。支持要素4の背凭れフレームからのつり下げを仲介するスプリングの強度に依存して、支持要素4の湾曲に関するより強い或はより小さい変化をももたらしている。湾曲における増大はスプリング力がより強くなればより大きくなり、全体として支持要素4の移動の可能性はここでは制限される。
【0059】
決定的なことは、支持要素4(背凭れシェル)の形状が湾曲要素3の湾曲によってのみ決定されるのではなく、シート上に配置された人の背面領域の外郭によっても決定されることである。車両乗員の背面領域に対する最適な人間工学的適合性は、ここでは、(湾曲要素3の支持作用の結果としての)脊柱前湾の領域内での同時支持作用によって可能である。
【0060】
全てわたるこの配列は、大きな表面積にわたる均一な支持を可能とすると共に、異なる人の個々別々の背面特性、より詳細にはそれらのサイズに対しての柔軟な適合を可能とする。
【0061】
調節装置2’(ドライブ20’を具備する)の調整による湾曲要素3の具体的な変形は、支持要素4と共に、湾曲要素3及び背凭れフレームの間の連結のタイプと支持要素4及び背凭れフレームの間の連結のタイプとの双方によって明確に決定される。
【0062】
好ましくは金属製である湾曲要素3は、例えば、背凭れフレームからスプリング要素或はワイヤ要素によってつり下げられ得る。代替的に、或は、付加的に、湾曲要素3は固定ブラケットによってシート・ベースと連結され得る。
【0063】
好ましくは金属製或はプラスチック製である支持要素4は湾曲要素3とその(好ましくは線形的)クロスバー30の領域内で例えば接着剤或はリベットによって連結され得る。更には支持要素4のシート・クッションとの連結は、例えば、接着剤、リベット、或は、(部分的には)クッション/フォーム内への発泡を介して可能である。最後に、この支持要素は背凭れフレームとも(好ましくはスプリング等の更なる要素を介して)連結可能である。
【0064】
湾曲要素3及び支持要素4の配列及び設計の結果として、関連された調節装置2’によって調節可能である空間的位置の結果としての湾曲要素3(特に、背凭れフレームの延長平面と直交するその位置)は支持要素4のベース湾曲を提供し、全体としてのその湾曲が対応する車両シート上に着座する人の背面との相互作用によって明確に決定される。このため、支持要素4は湾曲要素3のものより好ましくはより大きな弾性(弾性変形可能性)を充分に有しなければならない。これは材料及び形状の対応する選択を通じて達成可能であるので、支持要素4は湾曲要素3よりも大きな表面積を更に有する。
【0065】
支持要素4の対応する車両シート上に配置された人の背面に対する特に弾性的な柔軟性及び適合性は、特に支持要素のベース領域における縁から突出する複数の支持領域(支持外郭フィンガー)をも介して達成され、それら支持領域は支持要素のベース領域と比較して増大された弾性を有する。これは、それら支持領域が、各々、ウェブの形態の連結領域(くびれを具備する連結領域)を介して支持要素のベース領域と連結されていると云う事実にもよる。
【0066】
図1a乃至図1dから判明され得るように、乗員の肩領域を支持するためのシェルの形態である追加支持要素5が背凭れシェル(支持要素4)上方の背凭れフレーム1上に設けられていることである。これは、電気的ドライブ60及びピニオン61を有する調節装置6によって歯付きロッド62に沿って垂直方向に調節自在である。
【0067】
高さを調節するための対応する構成も脊柱前湾支持体に供する下方支持要素4のために設けられ得る。
【0068】
肩支持体として役立つ支持要素5は脊柱前湾支持体に供する支持要素4と同一の方法で形成可能であり、よって減衰領域及び補強領域を具備すると共にその縁に成形された生地領域を具備している。
【図面の簡単な説明】
【0069】
【図1】図1a乃至図1dは、背凭れフレームに固定されるて駆動手段によって調節可能な湾曲要素と、該湾曲要素の前方に取り付けられた大きな面の支持要素とを具備する背凭れフレームの4つの異なる状態での図である。
【図2】図2a乃至図2dは、図1a乃至図1dの支持要素の4つの異なる状態での図である。
【図3】図3a乃至図3dは、図1a乃至図1dの湾曲要素の4つの異なる状態での図である。
【図4】図4a乃至図4cは、相互に連結された図1a乃至図2dの湾曲要素及び支持要素の3つの異なる状態での図である。
【図5】図5a乃至図5cは、湾曲要素用調節装置の3つの異なる設定での、図1a乃至図1dの構成の概略図である。
【図6】図6は、調節装置に関する、図1a乃至図2dの実施例の変更例を示す。
【符号の説明】
【0070】
1 背凭れフレーム
2,6 調節装置
3 湾曲要素
4,5 支持要素
30 クロスバー
20,60 電気的ドライブ
21,22 偏心ディスク
27 緊張要素
31,32 補強領域
34 補強成形部
36 長尺スリット
40 湾曲ベース・ボディ(ベース領域)
41〜44 支持領域
43 成形部分
43f,44f 追加フィンガー
46 凹部
47 ウェブ
48 補強リブ
61 ピニオン
62 歯付きロッド
R1,R2,R3,R4 縁部分

Claims (29)

  1. 原動機付き車両シート用のクッション、特にシート・バックの背凭れクッションに対するに支持要素であって、
    前記クッションを支持するベース領域と、
    前記ベース領域を取り囲む縁と、を具備し、
    少なくとも2つの別個の隣接する支持領域(41,42,43,43’,43”,44,44’)が前記ベース領域(40)の前記縁(R1,R2,R3,R4)に沿って設けられると共に前記縁(R1,R2,R3,R4)から突出していることを特徴とする支持要素。
  2. 前記支持領域(41,42,43,43’,43”,44,44’)が前記縁(R1,R2,R3,R4)に沿って相互に離間されていることを特徴とする、請求項1に記載の支持要素。
  3. 前記支持領域(41,42,43,43’,43”,44,44’)が、各々、前記ベース領域(40)と連結され、より好ましくは追加的に相互に連結されること無しに該ベース領域と一体的に成形されることを特徴とする、請求項1或は2に記載の支持要素。
  4. 前記支持領域(41,42,43,43’,43”,44,44’)が、前記ベース領域(40)の前記縁(R1,R2,R3,R4)に沿って相互に離間されている複数の連結領域(V)を介して前記ベース領域(40)と連結されていることを特徴とする、請求項1乃至3の内の何れか一項に記載の支持要素。
  5. 前記支持領域(41,42,43,43’,43”,44,44’)が、各々、前記ベース領域(40)に向かって少なくとも幾つかの部分でテーパー状となっている連結領域(V)を介して前記縁領域(40)と連結されていることを特徴とする、請求項1乃至4の内の何れか一項に記載の支持要素。
  6. 前記支持領域(41,42,43,43’,43”,44,44’)が、各々、少なくとも幾つかの部分でウェブとして形成されている連結領域(V)を介して前記縁領域(40)と連結されていることを特徴とする、請求項1乃至5の内の何れか一項に記載の支持要素。
  7. 前記支持領域(41,42,43,43’,43”,44,44’)が、各々、前記ベース領域(40)から第1方向に沿って突出する連結領域(V)であり、当該連結領域(V)の各側における関連された支持領域の最大幅(B)未満である前記第1方向と直交する幅(b)を有する連結領域(V)を介して前記縁領域(40)と連結されていることを特徴とする、請求項1乃至6の内の何れか一項に記載の支持要素。
  8. 前記支持領域(41,42,43,43’,43”,44,44’)が、関連された支持領域が突出している前記ベース領域(40)の縁領域と少なくとも部分的に略同一平面内に延在していることを特徴とする、請求項1乃至7の内の何れか一項に記載の支持要素。
  9. 前記支持領域(41,42,43,43’,43”,44,44’)が、対応する支持領域が突出している前記ベース領域(40)の縁領域が横たわっている平面と少なくとも部分的に鈍角で延在していることを特徴とする、請求項1乃至8の内の何れか一項に記載の支持要素。
  10. 前記支持領域(41,42,43,43’,43”,44,44’)が、前記ベース領域(40)から前記クッション(P)に少なくとも部分的に傾斜させられていることを特徴とする、請求項1乃至8の内の何れか一項に記載の支持要素。
  11. 前記ベース領域の前記縁(R1,R2,R3,R4)が、各々が対となって相互に対して角度が付けられて走っているか、或は、相互に対向するように走っているかの何れか一方若しくはそれら双方である幾つかの縁部分(R1,R2,R3,R4)によって形成されていることを特徴とする、請求項1乃至10の内の何れか一項に記載の支持要素。
  12. 前記縁部分に沿って相互に離間されている多数の支持領域(41,42,43,43’,43”,44,44’)が少なくとも1つの縁部分に設けられていることを特徴とする、請求項11に記載の支持要素。
  13. 前記縁部分に沿って相互に離間されている多数の支持領域(41,42,43,43’,43”,44,44’)が各縁部分に設けられていることを特徴とする、請求項12に記載の支持要素。
  14. 前記支持要素(4)がより好ましくはリブ或は成形部の形態の補強領域(48)を有することを特徴とする、請求項1乃至13の内の何れか一項に記載の支持要素。
  15. 前記補強領域(48)が前記支持領域(43)の1つの部分に少なくとも沿って延在していることを特徴とする、請求項14に記載の支持要素。
  16. 少なくとも1つの補強領域(48)が前記支持要素(4)の前記ベース領域(40)から1つの支持領域(43)に向かって延在して、その支持領域(43)の剛性が前記ベース領域(40)から離間されたその自由末端に向かって減少していることを特徴とする、請求項14或は15に記載の支持要素。
  17. 前記支持領域(43)が前記補強領域(48)によって形成された軸線周りにスプリング弾性的に回転自在に形成されていることを特徴とする、請求項15或は16に記載の支持要素。
  18. より大きな支持領域(43)及びより小さな支持領域(43”)が前記ベース領域(40)の縁部分(R3)に沿って交互に設けられていると共に相互に詰め込まれていることを特徴とする、請求項1乃至17の内の何れか一項に記載の支持要素。
  19. 前記支持領域(41,42,43,43’,43”,44,44’)の外郭が鋭いコーナー部がないことを特徴とする、請求項1乃至18の内の何れか一項に記載の支持要素。
  20. 前記支持領域(41,42,43,43’,43”,44,44’)の外郭が湾曲していることを特徴とする、請求項1乃至19の内の何れか一項に記載の支持要素。
  21. 支持領域(43’,44’)が前記ベース領域(40)の少なくとも1つのコーナー部分に設けられていると共に、前記ベース領域(40)の前記縁(R1,R2,R3,R4)から突出していることを特徴とする、請求項1乃至20の内の何れか一項に記載の支持要素。
  22. 前記コーナー部分に設けられた前記支持領域(43’,44’)が、軸線、より詳細には補強領域(48)によって形成された軸線に対して表面積の非対称分割を有して、前記支持領域(43’,44’)上の緊張によって前記軸線周りに回転するように為していることを特徴とする、請求項21に記載の支持要素。
  23. 非対称な平坦表面積分割を形成するために前記コーナー部分に設けられた前記支持領域(43’,44’)が、当該支持領域から突出する支持フィンガー(43f,44f)を有していることを特徴とする、請求項22に記載の支持要素。
  24. 前記支持要素(4)がより好ましくは貫通孔の形態である圧力分配領域(49)を有することを特徴とする、請求項1乃至23の内の何れか一項に記載の支持要素。
  25. 請求項1乃至24の内の何れか一項に従った支持要素を具備する原動機付き車両シート用背凭れ。
  26. 背凭れクッションと、
    前記背凭れクッションの表面に沿って延在する湾曲要素と、
    前記背凭れクッションの湾曲を設定するために前記湾曲要素の位置及び/或は湾曲が調節可能となる少なくとも1つの調節装置と、
    を具備し、
    前記湾曲要素(3)及び前記背凭れクッション(P)の間に湾曲可能な支持要素(4)が延在し、それが前記湾曲要素(3)と活動的に連結されていると共に、少なくとも幾つかの部分で前記背凭れクッション(P)に対して寄り掛かっている、請求項25に記載の背凭れ。
  27. 前記調節装置(2,2’)が前記湾曲要素(3)と活動的に連結され得る少なくとも1つの調節要素(21,27)を有し、当該調節装置(2,2’)が前記湾曲要素(3)を介して前記支持要素(4)に対して作用していことを特徴とする、請求項26に記載の背凭れ。
  28. 前記支持要素(4)が、前記背凭れフレーム(1)及び前記シート・クッション(P)の間の平面内に前記湾曲要素(3)よりも大きな表面積を覆っていることを特徴とする、請求項26或は27に記載のシート・バック。
  29. 前記湾曲要素(3)及び/或は前記支持要素(4)が前記シート・バック・フレーム(L)上に固定されていることを特徴とする、請求項26乃至28の内の何れか一項に記載のシート・バック。
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