JP2005502986A - 光吸収コーティングを備える電気ランプ及びランプ容器、並びに光吸収コーティングをもたらす方法 - Google Patents

光吸収コーティングを備える電気ランプ及びランプ容器、並びに光吸収コーティングをもたらす方法 Download PDF

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Abstract

光源(2)を収容する光透過ランプ容器(1)を有する電気ランプが開示される。前記ランプ容器(1)の少なくとも一部分は、光吸収コーティング(3)を備え、この光吸収コーティングが、ゾル−ゲルマトリックスに組み込まれる安定化色素を有する。前記色素を安定化させるために、アミノシランがもたらされている。さらに、電気ランプに嵌合されるランプ容器(1)が開示され、同様に電気ランプの前記ランプ容器に設けられるべき光吸収層をもたらす方法も開示される。

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光源を収容する光透過ランプ容器を有する電気ランプであって、前記ランプ容器の少なくとも一部分が光吸収コーティングを備え、前記光吸収コーティングがゾル−ゲルマトリックスに組み込まれる安定化色素を有する電気ランプに関する。
【0002】
【従来の技術】
このような電気ランプは、車両のインジケータランプ、例えばインジケータの琥珀色の光源、又は自動車のブレーキ灯の赤色の光源として主に使用されている。色温度が光吸収コーティングによって上昇するこのようなランプの代わりの実施例は、車両のヘッドランプとしても使用され得る。上記光吸収コーティングは、一般的な照明の目的の(白熱)ランプにおけるカラー層としても用いられている。上記電気ランプは、交通信号灯においても使用され得る。
【0003】
冒頭段落に記載されるタイプの電気ランプは、本出願人の名義における国際特許出願公報第WO 01/20641号から既知である。
【0004】
国際特許出願公報第WO 01/20641号による電気ランプは、光学的に透明な、非散乱の、色素がゾル−ゲルマトリックスに組み込まれ、400℃までの温度に耐え得る光吸収コーティングを備えている。色素が組み込まれるゾル−ゲルマトリックスは、テトラエトキシシラン(TEOS)がゾル−ゲル前駆体として使用されるとき約500〜800nmの最大の層厚に達することができ、メチルトリメトキシシラン(MTMS)がゾル−ゲル前駆体として使用されるとき約2〜3μmの最大の層厚に達することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
国際特許出願公報第WO 01/20641号によれば、色素は有機ポリマーによって安定化される。硬化温度に依存して、上記ポリマーは硬化処理の際にコーティングから部分的に消失し、高温に達するとランプの動作中にさらにバーンアウトする可能性がある。このことは、コーティング層の収縮、若しくは該コーティング層の気孔率の増加の何れか、又は双方の組み合わせをもたらす。
【0006】
本発明の目的は、上記の欠点が取り除かれた前記記載の電気ランプを提供することにある。
【0007】
さらに、本発明の目的は、前記電気ランプに嵌合されるランプ容器を提供することにあり、それと同様に電気ランプのランプ容器に設けられるべき光吸収コーティングをもたらす方法を提供することにある。
【0008】
この目的のために、前記記載の電気ランプは、色素を安定化させるためにアミノシランがもたらされていることを特徴とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
色素用の安定剤(スタビライザ)としてアミノシラン(aminosilane)を使用することは、上記層の有機分率(フラクション)の大幅な低減をもたらし、これによりランプの耐用寿命中に変化しないランプのコーティングがもたらされる。さらに、色素粒子とゾル−ゲルネットワークとの間に化学結合が形成されるので、コーティングの機械的特性が改善される。
【0010】
アミノシランは必要とされる分量について上記層における占有体積がほとんどないので、より高い粒子体積分率を含むコーティングを作ることが可能になる。これは有機安定剤が用いられる状態とは逆の状態であり、なぜなら後者の状態は非常に大きな体積を占めるためである。
【0011】
安定剤としてアミノシランを使用すると、高い色素粒子の体積分率が得られ、したがって、TEOSに関しては500〜800nm、及びMTMSに関しては2〜3μmの最大の層厚を超えるコーティングが作製され得る。これらのコーティングにおいて、上記ゾル−ゲルは、各色素粒子の間の隙間を埋めればよく、上記層の下部から上部までの隙間を完全に埋める必要はない。具体的な実施例においては、ジメチルアミノプロピルシラン(dimethylaminopropylsilane)が安定剤として使用されている。
【0012】
ジメチルアミノプロピルシランは、ほとんどの通常のアミノシランよりも好ましい。後者のアミノシランは酸性のゾル−ゲル加水分解混合液のゲル化をあまりにも強く促進するためである。さらに、ジメチルアミノプロピルシランは多くの無機色素にとって良好な安定剤であり、小さな色素粒子が用いられるならば透明コーティングがもたらされ得る。別の好ましいアミノシランはトリメチルアミノプロピルシラン(trimethylaminopropylsilane)の塩である。
【0013】
電気ランプは一般に高温で動作するので、使用される色素だけでなくマトリックス材料に対しても厳しい条件が課せられる。無機色素は良好な温度安定性をもつ。色強度を改善するためには、かなり厚いコーティングの形成が必要である。国際特許出願公報第WO 01/20641号に既に開示されているように、メチルトリメトキシシラン(MTMS)はゾル−ゲルマトリックスに適した出発物質の一例であり、これはかなり厚いコーティングが得られることを可能にする。
【0014】
好ましくは、(N,N−ジメチルアミノプロピル)トリアルコキシシラン、具体的には(N,N−ジメチルアミノプロピル)トリメトキシシラン、又は(N,N−ジメチルアミノプロピル)トリエトキシシランが安定剤として使用される。
【0015】
2 Me−APTMS及び2 Me−APTESとしてもそれぞれ称される前記安定剤のうちの1つを使用することによって、高濃度の無機色素分散体が作られ得る。硬化層における増加された粘度及び高い色素体積分率のために、 約4〜5μmの厚さをもつコーティング層を作ることが可能である。この目的は、粒子間の空間がゾル−ゲル材料で満たされている場合、安定化色素粒子の密集層を作ることにある。濃縮された色素分散体が用いられる場合、色素粒子がコーティングの体積の最大約45〜50%を占めるコーティングが作製され得る。これらの層は、ランプの動作中に収縮又は増加された散乱を示さない。色素として亜鉛フェライトを使用することによって、完全に無機の琥珀色コーティングがもたらされ得る。これらのコーティングは、S.A.E.−規格及びE.C.E.−規格の双方を満足している。酸化鉄を使用することによって、赤色に対する規格内の層が適用されてもよい。2 Me−APTMSを使用することによってコバルトアルミン酸塩を安定化させることも可能であり、このことは青みがかった色の自動車ランプを作製するために利用され得る。
【0016】
好ましくは、光吸収コーティングの厚さtはt≧1.5μmである。
【0017】
かなり厚いコーティング層が好まれる。このような層はより多くの色素を組み込むことができ、それにより該コーティングの色彩効果を改善することができるからである。
【0018】
有利な実施例において、光吸収コーティングの厚さtはt≧4μmである。
【0019】
上述されたように、このようなコーティングの厚さは、とりわけ無機色素が使用される場合に好ましい。
【0020】
所望の光学特性を有する光吸収コーティングを製造するために、上記コーティングは電気ランプの耐用寿命の間に所望の熱安定性を有し、好ましくは無機色素が使用される。本発明による電気ランプの好ましい実施例において、上記色素は、酸化鉄、リンをドープした酸化鉄、亜鉛酸化鉄、コバルトアルミン酸塩、ネオジム酸化物、ビスマスバナジウム酸塩、ジルコニウムプラセオジムケイ酸塩、又はこれらの混合物により形成されるグループから選択される。酸化鉄(Fe)はオレンジ色の色素であり、リン(P)をドープしたFeは、オレンジがかった赤色の色素である。亜鉛酸化鉄、例えばZnFe又はZnO.ZnFeは、黄色の色素である。(リンをドープした)FeをZnFeと混合させると、深いオレンジ色の層がもたらされる。コバルトアルミン酸塩(CoAl)及びネオジム酸化物(Nd)は青色の色素である。プッチャー石(pucherite)とも称されるビスマスバナジウム酸塩(BiVO)は黄緑色の色素である。ジルコニウムプラセオジムケイ酸塩(Zirconium praseodymium silicate)は、黄色の色素である。
【0021】
本発明はさらに、ゾル−ゲルマトリックスに組み込まれる安定化色素を有する光吸収コーティングを備えるランプ容器であって、上記に開示された前記色素を安定化させるために、アミノシランがもたらされていることを特徴とするランプ容器に関する。
【0022】
最後に、本発明は、電気ランプのランプ容器に設けられるべき光吸収コーティングをもたらす方法であって、
アルコールを含有する液体を上記色素と混合するとともに、上記色素を安定化させるためにアミノシランを添加することによって、色素分散体をもたらすステップと、
ゾル−ゲル処理されるシランを有する加水分解混合物をもたらすステップと、
上記色素分散体と上記加水分解混合物とを混合するステップと
を少なくとも有する方法に関する。
【0023】
有利なことに、アルコールを含有する液体が、水/エタノール混合液を有する。色素の分散を促進するためには、酸を色素分散体に添加することがさらに有利である。
【0024】
透明な、強く着色された層に関しては、粒径の制御が不可欠である。利用可能な最小の色素を得るとともに、その後に凝集体(aggregate)を除去するように適切に分散されなければならないことが重要である。したがって、アミノシランの添加後に、色素分散体がミリングボールを用いてミリングされる。
【0025】
本発明によれば、ゾル−ゲルマトリックスに組み込まれる安定化色素を有する光吸収コーティングでコーティングされるランプ容器を有する電気ランプは、上記色素を安定化させるためにアミノシランがもたらされており、当該電気ランプの耐用寿命中にかなりの程度までその初期の特性を保持することが分かっている。さらに、かなり厚い光吸収コーティングをもたらす可能性が提供され、このことは無機色素が使用される場合にとりわけ有利である。
【0026】
本発明のこれら及び他の態様は、本明細書の以下に説明される実施例から明らかになり、これらの実施例を参照して明瞭に説明されるであろう。
【0027】
【発明の実施の形態】
各図面は単に概略図であり、寸法は同じに記載されていない。特に明確にするため、いくつかの寸法は強調されている。各図面において、類似の参照符号は、可能であるときはいつも類似の各部分を指している。
【0028】
図1は本発明に従う電気ランプを示し、当該電気ランプの一部分が部分的に切り取られた側面図で示され、当該電気ランプの別の部分が断面図で示されている。この電気ランプは、例えばガラスで作製される光透過ランプ容器1を有し、このランプ容器は気密の態様で閉じられ、当該ランプ容器内において本図では中心4をもつ(螺旋形の)タングステン白熱体である電気エレメント2が軸5上に軸方向に置かれるとともに、ランプ容器から外部に出る(issue)導電体6に接続されている。本図に示されているランプは、5バール(bar)をわずかに超える充填圧力をもつ不活性ガス、例えばアルゴン(Ar)/ネオン(Ne)混合ガスの充填剤を有している。
【0029】
ランプキャップ10は、ランプ容器1に堅固に接続されている。ランプキャップ10は、合成樹脂ハウジング11を有している。ハウジング11は、軸5に対して少なくともほとんど直角である平坦な基部7を有している。ランプ容器1は、絶縁材料のプレート8によって気密の態様で密封され、このプレートは軸5に対して少なくともほとんど直角である平面に置かれている。電気エレメント2は、当該ランプの製造中にプレート8に関して既定の位置に取り付けられる。ランプ容器1のプレート8は、固定手段9、例えばねじによって基部に対して圧締めされ(press home against)、それにより、電気エレメント2が、基準(reference)手段12、例えばスタッドに関して既定の位置を占めるだろう。スタッド12はランプキャップの一部を形成するとともに、図2において見られるように、支持体30、例えばリフレクタに隣接するように設計されている。
【0030】
上記ランプキャップは、さらに、遮蔽部(スクリーン)13を備える接触部材14を有し、この接触部材にランプ容器1の導電体6が接続されている。結合(カップリング)手段17、すなわちリフレクタをランプキャップに結合させるように設計されている本図における弾力的なタグを備える弾力的な中間部15は、ハウジング11と一緒に1つの全体を形成する。上記中間部の弾力的な動きは、この中間部が中空であるように作製されるので、わずかに壁のみが中間部として残存し、その後に上記壁の大部分が、軸5に対して直角に伸びる2つの溝部(グルーブ)18によって取り除かれることによって得られる。この壁の残存部は、隣接する溝部の近傍において軸5のまわりを例えば180°の角度で回転されるブリッジ19を形成する。
【0031】
当該電気ランプのランプ容器1は、約22mmのかなり小さな軸寸法をもつとともに、例えば5〜25Wのかなり高い電力を消費するのに適している。上記電気ランプは、この場合、約6000時間の耐用寿命をもつ。
【0032】
本発明によれば、ランプ容器1の少なくとも一部分は、2〜3μmの平均厚さをもつ光吸収コーティング3で覆われている。
【0033】
図2は、本図面において透明プレート33をもつリフレクタである支持体30を備えるとともにアダプタ25を備える電気ランプを示す。アダプタ及びリフレクタを備えるこの構造において、リフレクタは溝部32に保持されるゴムリング31を備えており、このゴムリングがランプキャップとリフレクタとの間の開口26を気密の態様で密封する。アダプタは規格化された接触ポイント27を備え、これらの接触ポイントは、気密の態様でアダプタの底部プレート28を貫通するとともに、ランプキャップ10の接触部材14に接続されている。
【0034】
本図面において示されているように、ランプキャップ10は、電気エレメント2の中心4に自身の頂点35をもつとともに、25°の半頂角αをもつ円錐体(コーン)36内にほとんど完全にもたらされている。電気エレメント2から発生する光は、ほとんど妨害されることなく反射面34に到達することができるとともに、透明プレート33の方向において少なくともほとんど軸方向に上記反射面で反射される。
【0035】
実施例1
酸化鉄(Fe)は、安定剤としてジメチルアミノプロピルシランを使用し、50%/50%の水/エタノール混合液において安定化される。この目的のために、Feの分散体は、20gのわずかに酸性化された50%/50%の水/エタノール混合液が加えられている3gのFe(BASF社から市販されているSicotrans2816)を使用して作られる。その後に0.1gのアミノシランが添加され、この分散体は2mmの酸化ジルコニウムのミリングボールを使用してミリングされる。
【0036】
それとは別に、ゾル−ゲル加水分解混合液が作られている。テトラエトキシシラン(TEOS)の加水分解混合液は、15gのTEOS、50gのエタノール、3.6gの水及び1.1gの0.175 M HC1を混合するとともに、この混合液を24時間加水分解することによって作られる。
【0037】
コーティング液は、Fe2O3分散体と加水分解混合液とを1:1の比率で混合するとともに、この混合液に20重量%のメトキシプロパノール(methoxypropanol)を添加することによってもたらされる。上記コーティング液は、その後にランプ容器の大部分の外面上にスプレーコーティングされる。このコーティングは、250°の温度で10分間硬化される。このようにして、1.5μmの厚さを備えた光吸収コーティングが、乾燥及び硬化中にクラックを形成させることなくガラスランプ容器にもたらされる。
【0038】
酸化鉄(Fe)の分散体は、実施例1に開示したように作られる。
【0039】
それとは別に、メチルトリメトキシシラン(MTMS)加水分解混合液は、40gのMTMS、0.15gのTEOS、3gのエタノール、32gの水及び0.15gの酢酸を混合するとともに、この混合液を24時間加水分解することによって作られる。
【0040】
コーティング液は、Fe分散体と加水分解混合液とを1:1の比率で混合するとともに、この混合液に20重量%のメトキシプロパノールを添加することによってもたらされる。上記コーティング液は、その後にランプ容器の大部分の外面上にスプレーコーティングされて、硬化される。得られた光吸収コーティングは、2〜3μmの厚さを有し、乾燥及び硬化中にクラック形成の兆候を示さない。
【0041】
実施例3A
亜鉛フェライト(ZnFe)(大日精化工業株式会社,3210)は、安定剤として(N,N−ジメチルアミノプロピル)トリメトキシシラン(2 Me−APTMS)を使用し、エタノールにおいて安定化される。ZnFeの分散体は、30gの ZnFe、3.0gの2 Me−APTMS、20gのエタノール及び1.5gの0.2 M HClを混合することによって作られる。この分散体は、2mmのイットリウム安定化酸化ジルコニウムのミリングボールを用いて、約5日間ローラーベンチにおいてミリングされる。
【0042】
それとは別に、MTMS加水分解混合液が以下の組成、すなわち、40gのMTMS、0.86gのTEOS、32gの水、4.3gのエタノール及び0.14gの酢酸からもたらされている。この混合液は攪拌されながら48時間加水分解される。
【0043】
コーティング液は、ZnFe分散体と加水分解混合液とを1:0.5の重量比で混合することによってもたらされる。スピニングアーチファクト(spinning aftefact)を低減するために、約20% w/w(重量パーセント)のジアセトンアルコール(DAA)が加えられる。上記コーティング液は、その後にガラスプレートにスピンコーティングされる。
【0044】
結果としてもたらされるコーティングは、琥珀色に対する規格内のカラーポイントの場合、4μmの厚さを有する。上記コーティングの透過率は51.7%である。このことは、上記コーティングがランプ容器にもたらされる場合、約250ルーメンが500ルーメンのランプから出力されることを意味する。
【0045】
実施例3B
亜鉛フェライト分散体及び加水分解混合液が、実施例3Aに説明されたように用意される。コーティング液を作るために、亜鉛フェライト分散体及び加水分解混合液は、1:1の重量比で混合される。スピニングアーチファクトを低減するために、約20% w/w(重量パーセント)のDAAが加えられる。このコーティング液はガラスプレートにスピンコーティングされる。
【0046】
結果として生じるコーティングは、S.A.E.−規格内のカラーポイントの場合、4μmの厚さを有する。コーティングの透過率は56.6%である。
【0047】
実施例4A
酸化鉄(Fe)(ジョンソンマッセイ社のAC1070)は、安定剤として(N,N−ジメチルアミノプロピル)トリメトキシシラン(2Me−APTMS)を使用し、エタノールにおいて安定化される。Feの分散体は、18gの Fe、1.8gの2 Me−APTMS、20gのエタノール及び0.9gの0.2 M HClを混合することによって作られる。この分散体は、2mmのイットリウム安定化酸化ジルコニウムのミリングボールを用いて、約5日間ローラーベンチ上においてミリングされる。
【0048】
それとは別に、MTMS加水分解混合液が以下の組成、すなわち、40gのMTMS、0.86gのTEOS、32gの水、4.3gのエタノール及び0.14gの酢酸からもたらされている。この混合液は攪拌されながら48時間加水分解される。
【0049】
コーティング液は、Fe分散体及び加水分解混合液を1:1の重量比で混合することによってもたらされる。スピニングアーチファクトを低減するために、約20% w/w(重量パーセント)のジアセトンアルコール(DAA)が加えられる。このコーティング液は、その後にガラスプレートにスピンコーティングされる。
【0050】
結果としてもたらされるコーティングは、赤色に対する規格内のカラーポイントの場合、4.3μmの厚さを有する。コーティングの透過率は14.9%である。
【0051】
実施例4B
酸化鉄(Fe)(ジョンソンマッセイ社のAC1070)は、安定剤として2 Me−APTMSを使用し、エタノールにおいて安定化される。Feの分散体は、12gの Fe、1.2gの2 Me−APTMS、20gのエタノール及び0.6gの0.2 M HClを混合することによって作られる。この分散体は、2mmのイットリウム安定化酸化ジルコニウムのミリングボールを用いて、約5日間ローラーベンチにおいてミリングされる。
【0052】
それとは別に、MTMS加水分解混合液が、以下の組成、すなわち、40gのMTMS、0.86gのTEOS、32gの水、4.3gのエタノール及び0.14gの酢酸からもたらされている。この混合液は攪拌されながら48時間加水分解される。
【0053】
コーティング液は、Fe分散体及び加水分解混合液を1:1の重量比で混合することによってもたらされる。スピニングアーチファクトを低減するために、約20% w/w(重量パーセント)のジアセトンアルコール(DAA)が加えられる。このコーティング液は、その後にガラスプレートにスピンコーティングされる。
【0054】
その後に、上記コーティングは数分間Oプラズマで処理される。上記コーティングの上に、第2のコーティング層がスピンコーティングされる。上記第2のコーティング層は、第1のコーティング層に関して使用されたものと同じコーティング液を有している。
【0055】
結果としてもたらされるコーティングは、赤色に対する規格内のカラーポイントの場合、5.3μmの厚さを有する。コーティングの透過率は、17.1%である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ランプキャップを有する本発明に従う電気ランプの部分的に切り取られた側面図及び部分的な断面図である。
【図2】リフレクタ及びアダプタを備える電気ランプを示す。

Claims (10)

  1. 光源を収容する光透過ランプ容器を有する電気ランプであって、前記ランプ容器の少なくとも一部分が光吸収コーティングを備え、前記光吸収コーティングが、ゾル−ゲルマトリックスに組み込まれる安定化色素を有する電気ランプにおいて、前記色素を安定化させるためにアミノシランがもたらされることを特徴とする電気ランプ。
  2. ジメチルアミノプロピルシランが安定剤として使用されることを特徴とする、請求項1に記載の電気ランプ。
  3. (N,N− ジメチルアミノプロピル)トリメトキシシラン、又は(N,N−ジメチルアミノプロピル) トリエトキシシランが安定剤として使用されることを特徴とする、請求項1に記載の電気ランプ。
  4. 前記光吸収コーティングの厚さtは、t≧1.5μmであることを特徴とする、請求項1乃至3の何れか1項に記載の電気ランプ。
  5. 前記光吸収コーティングの厚さtは、t≧4μmであることを特徴とする、請求項1又は3に記載の電気ランプ
  6. 前記色素が無機色素であることを特徴とする、請求項1に記載の電気ランプ。
  7. 前記色素は、酸化鉄、リンをドープした酸化鉄、亜鉛酸化鉄、コバルトアルミン酸塩、ネオジム酸化物、ビスマスバナジウム酸塩、ジルコニウムプラセオジムケイ酸塩、又はこれらの混合物から構成される群から選択されることを特徴とする、請求項6に記載の電気ランプ 。
  8. ゾル−ゲルマトリックスに組み込まれる安定化色素を有する前記光吸収コーティングを備えるランプ容器において、請求項1乃至7の何れか1項に記載の前記色素を安定化させるために、アミノシランがもたらされることを特徴とするランプ容器。
  9. 請求項1乃至8の何れか1項に記載の電気ランプの前記ランプ容器に設けられるべき光吸収層をもたらす方法であって、
    アルコールを含有する液体を前記色素と混合するとともに、前記色素を安定化させるためにアミノシランを添加することによって、色素分散体をもたらすステップと、
    ゾル−ゲル処理されるシランを有する加水分解混合物をもたらすステップと、
    前記色素分散体と前記加水分解混合物とを混合するステップと
    を少なくとも有する方法。
  10. 前記アルコールを含有する液体が、水/エタノール混合液を有することを特徴とする、請求項9に記載の方法。
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