JP2005502034A - 試薬カートリッジ - Google Patents

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Abstract

フレームと、少なくとも一つの試薬容器とを有する、検定装置用の試薬カートリッジ。試薬カートリッジフレームは、複数の側壁を有し、側壁の一つは、試薬容器のフランジと係合する少なくとも一つの戻止めを有し、別の側壁は、試薬容器のリブと係合する少なくとも一つのノッチを有する。試薬カートリッジフレームにより、種々の数の試薬容器を、行われる検定に応じて、任意の位置に、且つ任意の順序で位置決めすることができる。試薬カートリッジを、一つ位の少数の試薬容器と使用することができる。
【選択図】図1

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、自動検定装置に使用される材料又は試薬を保持するための装置に関する。 特に、本発明は、自動検定装置用の試薬カートリッジを提供する。
【発明の開示】
【課題を解決するための手段】
【0002】
本発明の一つの実施形態では、試薬カートリッジフレームは複数の側壁を有し、第一側壁は少なくとも一つの戻止めを有し、第二側壁は複数のノッチを有する。
【0003】
本発明の別の実施形態では、試薬カートリッジは、(i)複数の側壁を有するフレームと、(ii)少なくとも一つの試薬容器と、を有し、一つの側壁は少なくとも一つの戻止めを有し、且つ、もう一つの側壁は複数のノッチを有し、試薬容器は、第二側壁のノッチの一つと係合するための少なくとも一つのリブと、第一側壁の戻止めの一つと係合するための少なくとも一つのフランジとを有する。
【0004】
前述の装置のノッチは、試薬カートリッジフレームの第二側壁の上縁に位置決めされる。前述の装置の第一側壁の戻止めは、フレームの下半部に位置決めされる。
【0005】
本発明のある実施形態では、前述の装置の側壁は、互いに実質的に平行である。戻止めを有する第一側壁は、第二側壁よりも短く、それによって、試薬容器の内容物の可視性を最大にする。ノッチを有する第二側壁は、側壁の長さに及ぶ連続的な固い表面を有する。
【0006】
前述の試薬カートリッジフレームは、ハンドル及び/又は粒子バイアル(vial)受け部をも有するのがよい。本発明のある実施形態では、ハンドルが第三側壁にあり、粒子バイアル受け部は第四側壁にある。
【0007】
前述の装置は、互いに位置決め可能に交換できる複数の試薬容器を有するのがよい。試薬容器はいろいろな寸法でもよい。 試薬容器はまた四面を有するのがよい。本発明の一つの実施形態では、試薬容器の数は、所定の検定に使用される試薬の数と等しい。
【0008】
本発明の特定の実施形態では、試薬カートリッジは、(i)四つの側壁を有するフレームと、(ii)複数の試薬容器と、を有し、フレームの第一側壁は、フレームの下半部に位置決めされた複数の戻止めを有し、第二側壁は第二側壁の上縁に複数のノッチを有し、第三側壁はハンドルを有し、第四側壁は粒子バイアル受け部を有し、試薬容器は、第二側壁のノッチと係合するための複数のリブと、第一側壁の戻止めと係合するための少なくとも一つのフランジと、を有し、試薬カートリッジは、(iii)フレームの粒子バイアル受け部内に粒子バイアルを有する。
【0009】
本発明の別の実施形態では、試薬カートリッジは、(i)各々一定長さを有する複数の側壁を有するフレームと、(ii)フレーム内にあって、フレームの長さに沿って互いに位置決め可能に交換できる複数の試薬容器と、を有し、全ての試薬容器はフレーム内に収容される。
【0010】
本実施形態の更に別の実施形態では、試薬検定装置用の試薬カートリッジは、(i)試薬カートリッジの長さと実質的に等しい長さを有するフレームと、(ii)フレーム内にある少なくとも一つの試薬容器と、を有し、試薬容器は長さがフレームより短い。
【0011】
本発明の更なる実施形態では、診断上の検定を最適化する方法は、フレームと少なくとも一つの試薬容器とを有する試薬カートリッジを準備することを含み、フレームは、異なる寸法の試薬容器を保持するように形成され、試薬容器の寸法は、行われる診断上の検定に対応する。前述の方法の試薬カートリッジは、行われる診断上の検定のための試験の数を最大にするように形成されるのがよい。
【0012】
ここに説明したいかなる特徴又は特徴の組合せも、このようなあらゆる組合せに含まれる特徴が、文脈、この明細書、及び当業者の知識から明らかであるように、相互に矛盾しないことを条件に、本発明の範囲内に含まれる。
【0013】
本発明の更なる利点及び側面は、以下の詳細な説明及び特許請求の範囲において明らかである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
図面、特に図1を参照すると、試薬カートリッジ10は、フレーム20と、少なくとも一つの試薬容器60と、を有する。ここに使用したような「フレーム」は、互いに取り付られた構造要素で構成された装置であり、それによって、合体されて一体構造を形成する。フレームを合成樹脂で射出成形する実施形態では、フレームは単一の一体構造である。したがって、フレーム20は、一つ以上の試薬容器60を固定関係に保持する装置である。ここに使用したような「試薬容器」は、液体を保持することができる容器である。試薬容器は、断面が、円形、三角形若しくは長方形、又はそれらの組合せであってもよい。したがって、試薬容器60は、少なくとも三つの側壁(又は、円形断面を有する例では、一つの側壁)と、底とを含み、正常な直立位置で容器から液体が漏れないように、全て連結され、或いは一体に形成される。ここに説明したように、試薬検定装置によって行われる検定に応じて、試薬容器60をフレーム20内のいろいろな位置に位置決めすることができる。
【0015】
試薬カートリッジ10は、液体の試薬を収容する一つ以上の試薬容器を有する装置である。本発明の試薬カートリッジは、自動臨床検定装置を含む、検定装置に使用される。検定装置は、当該技術分野でよく知られ、異なる試薬に関する検定を行うのに使用される。自動検定装置の一つの例は、ニコルス・アドバンテージ(Nichols Advantage(登録商標))システム(カリフォルニア州、サンファンカピストラノ(San Juan Capistrano)のニコルス・インスティチュート・ダイイグナスティクス(Nichols Institute Diagnostics(NID))である。別の自動検定装置が、例えば、アボット・ラボラトリーズ(Abbott Laboratories)、ベックマン・コールター社(Beckman Coulter, Inc.)、イーストマン・コダック社(Eastman Kodak Company)から入手できる。本発明の試薬カートリッジにより、個々の容器に入れられた多数の試薬を検定装置内へ挿入し、検定装置から取り出すことができる。したがって、必要な試薬、及び検定を行うのに必要とされる組成物の全てを、一つの試薬カートリッジで提供することができる。
【0016】
試薬容器の数、寸法及び位置を変えることができる試薬カートリッジを提供することが、ここに開示した本発明の一つの側面である。例えば、検定装置を用いて検定を行う人は、試薬カートリッジを、行われる検定に応じて改造することができる。例えば、検定は、被検体が測定される試料中に在るか否かを決定するのに、一つの試薬溶液を使用することを要求するに過ぎない。かくして、人は、比較的多量(例えば、100mL乃至300mL)の試薬溶液を入れることができる単一の試薬容器を利用したい。変形例として、検定は、試料中の被検体の存在を決定するのに、五つの異なる試薬溶液を必要とする。かくして、人は、各々の試薬を貯えるのに、五つの異なる試薬容器を利用する。検定に必要とされる各溶液の量に応じて、いろいろな容積(例えば、約5mLから約50mLまでの範囲の容積)の試薬容器を、試薬カートリッジごとに行われる検定の数を最大にするように選択することができる。別の例として、特定の試薬溶液が特に得にくく、或いは高価である検定については、少量(例えば、3mL)の試薬溶液が望ましい。かくして、いろいろな数及び/又は寸法の試薬容器を保持するように形成されたフレームを有する試薬カートリッジを提供することは、診断上の検定を最適にするための方法である。例えば、試薬容器の数を、任意の所定の検定に必要とされる試薬溶液の数と等しくすることができる。
【0017】
さらに、カートリッジを効果的に長くして、カートリッジを検定装置に取り付けることができるように、追加の試薬容器のような追加の構成要素を必要とすることなく、人は、本発明の試薬カートリッジフレームに、単一の小さい試薬容器を使用してもよい。換言すれば、試薬カートリッジと、その試薬カートリッジのフレームは、長さが実質的に等しい。試薬カートリッジを長くし、それによって、試薬カートリッジを検定装置に取り付けることができるようにするのに、追加の試薬カートリッジを必要とする、試薬カートリッジの一例が、「モジュラー試薬カートリッジ」と題した米国特許第6149872号に記載されている。かくして、たった一つ又は二つの試薬溶液が検定に必要とされるとしても、米国特許第6149872号に開示装置は、追加の試薬容器(おそらくは、空の試薬容器)を、試薬カートリッジフレームに組み合わせて加えるべきことを必要とする。
【0018】
さらに、本発明の試薬カートリッジの種々の試薬容器の位置を、検定装置の設定に応じて調節することができる(例えば、試薬容器は、位置決め可能に交換できる。)。換言すれば、検定装置が、ある量の試薬溶液を試薬カートリッジの特定の位置から吸い出すようにプログラムされるならば、検定装置が正確な溶液を吸い出するように、試薬容器の位置を調節することができる。かくして、長さが試薬カートリッジと実質的に等しく、試薬カートリッジを検定装置に取り付けるに追加の構成要素を必要とすることなく試薬容器の数及び位置を変えることがでる試薬カートリッジフレームを提供することが、本発明の一つの側面である。
【0019】
本発明の一つの実施形態では、図1〜図4に示すように、フレーム20は、複数の側壁22と底面24とを含む。本発明の更なる実施形態では、フレーム20は二つの側壁22を含む。本発明の別の実施形態では、フレーム20は四つの側壁22を含む。ここでの開示を参照すると、「底」、「頂」、「下」、「上」、「前」及び「後」の用語は、装置が検定装置に正常に配置されるときの試薬カートリッジ又は試薬カートリッジフレームを指す。
【0020】
図1に示す本発明の実施形態を参照すると、フレーム20は、四つの側壁22、特に、側壁21及び23、前壁25及び後壁27と、底面24とを有する。図1に示すように、側壁21は、高さが側壁23より低い。したがって、側壁21は、試薬容器内に貯えられた試薬の可視性を最大にするように形成される。例えば、側壁21は、試薬容器内の液樋溶液を見ることができる程に短く、しかも、側壁21は、試薬容器をフレーム内にしっかり保持するのに十分高い。側壁21は、一つ以上の戻止め28を有する。図1に示す実施形態では、戻止め28は側壁21の上面に位置決めされる。本発明の追加の実施形態では、戻止め28はフレーム20の下半部に位置決めされる。戻止め28は、ここに説明するように、試薬カートリッジ60のフランジ62と係合するように形成される。
【0021】
図1に示すように、側壁23は、側壁23の上縁近くに配置された一つ以上のノッチ26を有する。ノッチ26は、ここに説明するように(図3参照)、試薬カートリッジ60に設けられたリブ68と係合するように形成される。側壁23は、連続的な平らな固い面を形成するものとして示されているが、本発明の他の実施形態では、側壁23は一つ以上の孔又は穴を有してもよい。側壁23は、試薬容器に貯えられた内容物の識別、行われる検定、試薬溶液の場所、及び/又は、試薬ロットの特別な情報のような、試薬カートリッジを用いて行われる検定に関する情報を提供するラベルを受けるように形成される。ラベルの一例はバーコードラベルである。当業者が容易に理解するように、側壁23は、上述のように、ラベルの貼付けを可能にするのに十分な表面積を有して形成される。図1に示すように、側壁21と側壁23は互いに平行にある。
【0022】
図1に示す本発明の実施形態では、前壁25は、粒子バイアル受け部40と、可撓性ラッチ50とを有する。粒子バイアル受け部40は、フレーム20の底に向かって縦に延びる孔42を有する。孔42は、受け部の側壁46によって形成される。一つの実施形態では、孔42の横断面は円形である。前壁25は、ここに説明した、粒子バイアル70の一端を受けるように形成された粒子バイアルキャッチ(捕捉部)44を更に有する。
【0023】
図1に示す本発明の実施形態では、後壁27は、試薬カートリッジの検定装置への挿入及び取出しを可能にするハンドル30を有する。ハンドル30は、ハンドル孔32を取り囲むハンドルフレーム34を有する。ハンドル孔32により、使用者が指を挿入し、それによって、試薬カートリッジを検定装置に挿入したり、検定装置から取り出したりする。
【0024】
ここに示したように、フレーム20は、一つ以上の試薬容器60を保持するよう形成される。図1に示すように、試薬容器60は、液体が容器から漏れないように組み立てられた複数の側壁と底板とを含む。図1に示した実施形態では、試薬容器60は四つの側壁と底板とを備えて図示される。試薬容器60は、液体試薬が漏れるのを防ぎ、且つ液体試薬と反応しない任意の材料で作られるのがよい。さらに、試薬容器は、その中に貯えられた内容物が見える材料で作られるのがよい。ある実施形態では、試薬容器は透明である。かくして、試薬カートリッジフレームの側壁が、試薬容器内に貯えられた試薬の可視性を最大にするように形成されるため、且つ、試薬容器が透明であるため、試薬容器内に貯えられた内容物を容易に且つ正確に見ることができる。本発明の試薬容器60は、一つ以上のフランジ62を更に有する。試薬容器60が、図2及び図3に示すように、フレーム20に挿入されるとき、試薬容器60のフランジ62が、側壁21の戻止め28と係合する。かくして、フランジ62と戻止め28との係合は、試薬容器60のフレーム20に対する一時的な係止を行う。当業者によって認識されるように、戻止め28は、試薬容器60がフレームに挿入されるときに、フレーム20から外方に撓む程に十分可撓性である。試薬容器60がフレーム20の中へ下げられるとき、フランジ62が戻止め28と係合するのに十分低くなるまで、戻止め28はフレーム20から外方に撓む。戻止め28の弾性特性により、戻止め28をフレーム内へ内方に撓ませ、それによって、フランジ62と係合させる。
【0025】
試薬容器60はまた、カバー65を受けるように形成される。図1乃至図4Bに示す本発明の実施形態では、カバー65は蓋64とシール66とを有する。シール66は、試薬容器内の試薬の蒸発作用を最小にしながら、検定装置のプローブ又はアスピレータが試薬容器内へ挿入できるように形成される。シール66は、容器内の液体と反応せず、検定装置のプローブの挿入及び取り出しを可能にし、且つ汚れていない試薬溶液を依然として保持する、任意の適当な材料で作られるのがよい。シール66に適した材料の一例はシリコンゴムである。シール66には、試薬容器へのプローブの出し入れを容易にするために、一つ以上のスリットが設けられるのがよい。シール66は、例えば、スエージド係合(swaged engagement)によって蓋64に保持される。次いで、カバー65は、試薬容器に位置決めされて、試薬容器を密閉し、且つ試薬容器内の試薬溶液の汚染を防ぐ。
【0026】
試薬容器60はまた、試薬容器の壁の一つに位置決めされた少なくとも一つのリブ68を有する。図1及び図2に示す本発明の実施形態では、二つのリブ68が、最も小さい試薬容器を除く全ての試薬容器に設けられる。図1及び図2に示す実施形態では、最も小さい試薬容器は一つのリブ68を有する。図3に示すように、リブ68は、試薬カートリッジフレーム20のノッチと係合するように形成される。従って、当業者は、試薬容器60が、リブ68とノッチ26との係合によって、フレーム内に横方向に固定されることを理解するであろう。リブ68は、フレーム20に対する試薬容器60の保持を容易にするような仕方で、ノッチ26と係合するように形成される。例えば、本発明の一つの実施形態では、リブ68は、壁23の外面に隣接することになるリブの部分の近くで外方に拡げられる。かかる形状は、一般に、「ばち形(dovetail)」係合と呼ばれる。かくして、試薬容器が試薬カートリッジフレームと係合するとき、リブ68は、側壁23の外面と面一となり、試薬容器が側壁23の内面から引き離されないように、或いは又は、取り除かれないように形成される。換言すれば、図に示す実施例では、リブ68により、試薬容器を試薬カートリッジに縦方向に挿入し、且つ試薬カートリッジから縦方向に取り出すことができ、リブ68は、フレームからの試薬容器の横方向移動を防止し、或いは減ずる。
【0027】
当業者が容易に理解するように、図に示す複数のノッチ26により、試薬容器をフレーム20内の種々の位置に位置決めすることができる。図2と図4Aとの比較は、最も大きい容積の試薬容器をフレームの後壁に最も近く位置決めしてもよいし(図2)、或いは、フレームの前壁近くに位置決めしてもよい(図4A)ことを示す。同様に、最も大きい試薬容器を、所望ならば、フレームの中間近くに位置決めしてもよい。さらに、小さい容積の試薬容器を一個だけ必要とするならば、比較的小さい試薬容器を一個フレームに設けてもよい。
【0028】
試薬カートリッジ10はまた、粒状物質の懸濁液を貯える粒子バイアル70を有する。粒子バイアル70は、粒子バイアルを粒子バイアル受け部40に挿入するときに、粒子バイアルキャッチ(捕捉部)44と係合するプラグ72を有する。図1に示すように、プラグ具72は、キャッチ44と係合する複数の可撓性を有するタブ73を設けることによって、キャッチ44と係止的に係合するデバイスである。粒子バイアル70はまた、粒子バイアル70の内壁に沿って縦方向に延びる一つ以上のフィン74を有する。図1に示す実施形態では、二つのフィン74を備える。本発明の一つの実施形態では、二つのフィン74は、互いから180度未満に位置決めされる。フィン74は、粒子バイアル70の内面の縦方向全体に沿って延びてもよいし、粒子バイアル70の底に沿って延びてもよい。フィン74は、粒子バイアル70内に貯えた水溶液の内容物を混合するために設けられる。ここに説明するように、歯車76が粒子バイアル70の外面に設けられる。歯車76は、検定装置のモーターに作動的に取り付けられた駆動機構と噛み合う。したがって、歯車76により粒子バイアル70を、粒子ガラス分70の横断面の中心を貫いて延びる縦方向軸線を中心に回転させる。したがって、フィン74は、粒子バイアル70内に入れた水溶液に流れを引き起こす。かくして、溶液のあらゆる粒状物質が攪拌され、その結果、粒状物質が溶液中に懸濁されることになる。本発明の実施形態では、粒状物質は磁性粒子からなる。
【0029】
戻止めをフレーム20の下半部に図示しているけれども、本発明の他の実施形態では、戻止めを取り付けた側壁がフレーム20の上半部まで延びる限り、戻止めをフレーム20の上半部に設けてもよい。当業者によって認識されるように、フレーム20の上半部に位置決めされた戻止めは、試薬容器60の上部分近くに設けられたフランジ68と係合するであろう。本発明の更なる実施形態では、戻止め28を、図1に示すように、側壁21及び23のように、二つの向かい合った側壁に設けてもよい。かかる実施形態では、戻止め28により、試薬容器60を、ここに説明したように、ノッチ26を使用することなく、フレーム20内に固定して位置決めさせる。
【0030】
ノッチ26は、側壁23の上縁に位置決めされているものとして図示されているが(図1、3及び4B)、本発明の更なる実施形態では、ノッチを側壁23の下方に設けることができる。かかる実施形態では、ノッチは、側壁23の上からノッチの底まで縦方向の長さ延びる溝をなしてもよく、又は、ノッチを囲み、それによって、リブ68と係合する孔又は穴を形成してもよい。ノッチ26が溝を構成する本発明の実施形態では、ノッチの底は、側壁23に沿う任意の位置に位置決めすることができ、例えば、ノッチが側壁の中間で終わってもよく、或いは、側壁の底で終わってもよい。ノッチが側壁に設けられた孔である本発明の実施形態では、リブは、リブの取り付けられた試薬容器の表面から垂直に延びるべきである。かくして、試薬容器をフレーム内へ滑り込ませば、フランジは戻止め28と係合し、リブは側壁の孔と係合する。
【0031】
ここに説明したように、本発明の試薬カートリッジの構成部品は、好ましくは、合成樹脂のような、非反応性、耐漏洩性材料で作られる。シールはシリコンゴムで作られるのがよい。試薬カートリッジの構成部品は、個々に形成され、引き続いて組み立てられてもよいけれども、当該技術において周知のように、射出成形法を利用することが好ましい。
【0032】
例示として、限定としてではなく、本発明の試薬カートリッジ10を、血清試料中のタンパク質の免疫学的検定法において、ニコルス・アドバンテージ(Nichols Advantage)(登録商標)装置に使用することができる。特に、ここに図示し、且つ説明した試薬カートリッジフレームは、試薬カードリッジ10の長さ及び幅、及び、装置40及び50が、ニコルス・アドバンテージ(Nichols Advantage)(登録商標)装置での使用に要求されるように形成される。他の検定装置に使用される本発明の他の実施形態では、試薬カートリッジの形状及び構成要素を変えることがある。
【0033】
前述の免疫学的検定法の試薬カートリッジは、磁性粒子溶液を含む粒子バイアル70と、第一の抗体溶液を入れる第一の試薬容器60と、第二の抗体溶液を入れる第二の試薬容器60と、検定緩衝液を入れる第三の試薬容器60と、洗浄溶液を入れる第四の試薬容器60とを有する。粒子バイアルはおよそ8mLの液体を貯え、第一及び第二試薬容器はおよそ13mLの液体を容れ、第三の試薬容器はおよそ30mLの液体を容れ、第四の試薬容器はおよそ45mLの液体を容れる。
【0034】
粒子バイアル70を、プラグ72がキャッチ44と係合するまで、粒子バイアル受け部40に挿入する。試薬容器60を、戻止め28がフランジ62と係合し、且つ、リブ68がノッチ26と係合するするまで、フレーム20に挿入する。試薬容器は、検定装置のソフトウエアの設定に基づいて位置決めされる。
【0035】
次いで、試薬カートリッジを、ラッチ50が検定装置に係合するまで、検定装置の試薬構成要素に挿入する。血清試料が検定装置内に置かれるとき、検定が始まる。ピペットのようなアスピレータが所定量の試料を吸い出して、それをキュベットの凹みに置く。別のアスピレータが、例えば、粒子バイアル70の回転歯車76によって、必要なときに攪拌された所定量の磁性粒子懸濁液、検定緩衝液、及び第一の抗体溶液を吸い出して、それを試料を入れるキュベットの凹みに置く。この特定の検定では、粒子溶液を他の試薬と混合し、出来た溶液をキュベットの凹みに加える。換言すれば、粒子溶液と試薬とを同時に凹みに加える。他の実施形態では、分析は、凹みに試薬を連続的に加えるように設計され、例えば、試料を凹みに加え、続いて、検定緩衝液及び第一の抗体溶液を加える。検定オペレータによって決められた十分な時間の後、粒子溶液を凹みに加える。アスピレータを、弾力的なシールにより汚染なしで、多くの試薬容器に使用することができる。次いで、アスピレータを洗浄する。暫くの間の後、磁性粒子−抗体複合体を、磁場によって不動にし、過剰な溶液をキュベットから吸引し、洗浄溶液をキュベットの凹みに付与する。
【0036】
洗浄後、第二の抗体溶液をキュベットの凹みに加える。暫く間の後、磁性粒子/抗体複合体を不動にし、第二の抗体溶液を除去し、そして、凹みを洗浄する。キュベットを照度計に移し、次いで、トリガー溶液をキュベットの凹みに加える。次いで、試料中のタンパク質の量を指示する信号を測定する。試薬容器が空になるまで、幾つもの検定が試薬カートリッジを使用して行われる。試薬容器が空であるとき、又は、検定が完了したとき、次いで、試薬カートリッジを、検定装置から取り外して、新しい試薬カートリッジを試薬区画に挿入することができる。試薬容器の位置を変える必要があれば、フレームの側壁の戻止めを、フレームから、試薬容器のフランジから外れるまで延ばすことによって、取り外すことができる。次いで、戻止めを外した後、試薬容器を取り外すことができる。
【0037】
この発明を種々の特定の例及び実施形態に関して説明したが、発明者は発明を限定せず、発明を特許請求の範囲内で様々に実施することができることを理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】本発明の試薬カートリッジの分解斜視図である。
【図2】本発明の試薬カートリッジの斜視図である。
【図3】図2の線III−IIIに沿った、本発明の試薬カートリッジの断面図である。
【図4A】試薬カートリッジを試薬カートリッジフレーム内に位置決めすることの融通性を示す、本発明の試薬カートリッジの側面図である。
【図4B】一つの試薬容器だけを有する試薬フレームを示す、本発明の試薬カートリッジの側面図である。

Claims (24)

  1. 複数の側壁を有し、
    第一側壁が少なくとも一つの戻止めを有し、
    第二側壁が複数のノッチと、長さと、を有する、
    試薬カートリッジフレーム。
  2. 複数のノッチは前記第二側壁の上縁に位置決めされる、請求項1記載の試薬カートリッジフレーム。
  3. ハンドルを更に有する、請求項1記載の試薬カートリッジフレーム。
  4. 前記ハンドルは第三側壁にある、請求項3記載の試薬カートリッジフレーム。
  5. 前記フレームの一端に、粒子バイアル受け部を更に有する、請求項1記載の試薬カートリッジフレーム。
  6. 前記粒子バイアル受け部は、前記フレームの第四側壁にある、請求項5記載の試薬カートリッジフレーム。
  7. 前記第一側壁と第二側壁は互いに実質的に平行である、請求項1記載の試薬カートリッジフレーム。
  8. 前記第二側壁は、前記第二側壁の実質的に全長に沿って延びる連続的な固い表面を有する、請求項1記載の試薬カートリッジフレーム。
  9. 前記第一側壁は、前記第二側壁より縦に短い、請求項1記載の試薬カートリッジフレーム。
  10. 少なくとも一つの前記戻止めは、前記フレームの下半部に位置決めされる、請求項1記載の試薬カートリッジフレーム。
  11. (i)複数の側壁を有するフレームを有し、
    第一側壁が少なくとも一つの戻止めを有し、且つ、
    第二側壁が複数のノッチを有し、
    (ii)前記第二側壁の前記ノッチの一つと係合するための少なくとも一つのリブと、前記第一側壁の前記戻止めの一つと係合するための少なくとも一つのフランジと、を有する少なくとも一つの試薬容器を有する、試薬カートリッジ。
  12. 複数の前記ノッチは前記第二側壁の上端に位置決めされる、請求項11記載の試薬カートリッジ。
  13. 前記試薬カートリッジは特定の検定に必要な幾つかの試薬容器を有し、試薬容器の数は前記検定に必要な試薬の数と等しい、請求項11記載の試薬カートリッジ。
  14. 複数の試薬容器を有し、前記試薬容器は、互いに位置決め可能に交換できる、請求項11記載の試薬カートリッジ。
  15. 異なる寸法の複数の試薬容器を有する、請求項11記載の試薬カートリッジ。
  16. 少なくとも一つの前記試薬容器は四面を有する、請求項11記載の試薬カートリッジ。
  17. 少なくとも一つの戻止めは、前記試薬カートリッジフレームの下半部に位置決めされる、請求項11記載の試薬カートリッジ。
  18. 前記試薬カートリッジフレームの粒子バイアル受け部に、粒子バイアルを更に有する、請求項11記載の試薬カートリッジ。
  19. 前記試薬カートリッジフレームの少なくとも一つの側壁は、前記試薬カートリッジ内に貯えられた試薬の可視性を最大限にするように形成される、請求項11記載の試薬カートリッジ。
  20. (i)四つの側壁を有するフレームを有し、
    第一側壁が前記フレームの下半部に位置決めされた複数の戻止めを有し、
    第二側壁が第二側壁の上端に複数のノッチを有し、
    第三側壁がハンドルを有し、
    第四側壁が粒子バイアル受け部を有し、
    (ii)複数の試薬容器を有し、
    前記試薬容器は、前記第二側壁の前記ノッチと係合するための複数のリブと、前記第一側壁の前記戻止めと係合するための少なくとも一つのフレームと、を有し、
    (iii)前記フレームの粒子バイアル受け部に粒子バイアルを有する、
    試薬カートリッジ。
  21. (i)各々長さを有する複数の側壁を有するフレームと、
    (ii)前記フレーム内に、前記フレームの前記長さに沿って互いに位置決め可能に交換できる複数の試薬容器と、を有し、全ての前記試薬容器は前記フレーム内に収容される、試薬カートリッジ。
  22. (i)試薬カートリッジの長さと実質的に等しい長さを有するフレームと、
    (ii)前記フレーム内に少なくとも一つの試薬容器と、を有し、前記試薬容器は、前記フレームより長さが短い、試薬検定装置用試薬カートリッジ。
  23. フレームと、少なくとも一つの試薬容器と、を有する試薬カートリッジを準備し、
    前記フレームは異なる寸法の試薬容器を保持するように形成され、
    前記試薬容器の寸法は、行われる診断上の検定に対応し、
    それによって、診断上の検定を最適化する、
    診断上の検定を最適化する方法。
  24. 前記試薬容器は、行われる診断上の検定のための試験の数を最大にするように形成される、請求項23記載の方法。
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