JP2005501717A - ロールスタンドにおいてロールの周面に潤滑剤を塗布するための装置 - Google Patents

ロールスタンドにおいてロールの周面に潤滑剤を塗布するための装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、ストリップを圧延するためのロールスタンド、特にバックアップロール及びワークロール(SW;AW)を有する多ロールスタンドにおいてロールの周面に潤滑剤を塗布するための装置であって、潤滑剤が、それぞれ、圧延ストリップ(WB)に作用する、上もしくは下のストリップ面と周面に対して調節されるスクレーパ(AS)との間のワークロール(AW)の周面の領域に塗布されるように構成されている装置に関する。装置は、潤滑剤の塗布が、ワークロール(AW)の周面に対して押付け可能な塗布ロール(ATW)を介して行なわれ、この塗布ロールの周囲が、軸平行に支承された伝達ロール(UW)の周囲によって作用を受け、この伝達ロールの周面に、潤滑剤が、スプレー、放擲、又は浸漬伝達装置(SD;TW)によって塗布されることによって改善される。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、ストリップを圧延するためのロールスタンド、特にバックアップロール及びワークロールを有する多ロールスタンドにおいてロールの周面に潤滑剤を塗布するための装置であって、潤滑剤が、それぞれ、圧延ストリップに作用する、上もしくは下のストリップ面と場合によっては周面に対して調節されるスクレーパとの間のワークロールの周面の領域に塗布されるように構成されている装置に関する。
【背景技術】
【0002】
この様式の装置は、ロールの周面に塗布される潤滑剤によって圧延ストリップに当接するワークロールとストリップ表面との間に生じる摩擦の値、即ち摩擦値を低減するために使用される。従って、その際ストリップ表面に塗布される潤滑剤によって、圧延荷重の低減、ストリップ表面の改善、及びロールの耐用年数の増大を得ることができる。
【0003】
潤滑剤を多ロールスタンドにおいて間接的にバックアップロールを介してワークロールに塗布することが公知である。この場合、潤滑剤は、スプレーノズル、例えばファンノズルによってバックアップロールの周面に塗布され、このバックアップロールによって、ワークロールの周面に伝達される。伝達は、潤滑剤を一様にワークロールの周面にわたって薄く分配し、この潤滑剤は、ワークロールによって、相応に一様に圧延ストリップの表面に伝達される。
【0004】
バックアップロールからワークロールへの潤滑剤の塗布のこの様式による実際の作動にあっては、潤滑膜のないワークロール表面を得るために、比較的長い起動時間及び短い遮断時間が必要であること、均質な潤滑剤膜が両方のロール上に形成されること、そして、その際、容易にバックアップロールとワークロールとの間の滑り運動に至ってしまうことが不利であると分かった。潤滑剤が、ワークロール上で、同時に働くワークロールのスプレー冷却の液体によって捉えられ、部分的に洗い流されることも、しばしば回避することができない。例えば摩耗を条件として生じたバックアップロールとワークロールの周面間の非接触領域によっても、ストリップが走行する際に障害を引き起こしてしまう。
【0005】
これらの欠点を回避するため、潤滑剤を直接ワークロールにスプレーすることによって圧延ストリップの上もしくは下のワークロールの周面の領域に塗布することも、既に提案されている。潤滑剤の塗布のこの様式によって、確かに冒頭で述べた欠点及び困難は回避されるが、しかしながら、付加的に、潤滑剤のためのスプレー領域を、ロールを冷却する装置からロールに達する冷却水から解放しておくために、周面に作用するスクレーピング装置が設けられなければならない。これらのスクレーピング装置は、特別な管理及び整備を要する。この場合、圧延ストリップの下のスプレー領域の解放の維持は、特に困難である。何故なら、ここでは、管理不能の漂遊水の作用が計算されなければならないからである。走入側のワークロールの冷却を省略することも、既に提案されている。しかしながら、これは、その際ワークロールの温度上昇は別として走入側のこの冷却と結びついた浄化効果も省略されなければならないという欠点をそれと共にもたらす。従って、ロール表面の剥離を回避するための放水によって働くいわゆるアンチピーリング装置の使用は、ワークロールの潤滑剤作用のこの様式の場合には可能でない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の基本にある課題は、上で述べた欠点を排除するか、もしくは困難を回避するように、この種の装置を改善することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この課題は、潤滑剤の塗布が、ワークロールの周面に対して押付け可能な塗布ロールを介して行なわれ、この塗布ロールの周囲が、軸平行に支承された伝達ロールの周囲によって作用を受け、この伝達ロールの周面に、潤滑剤が、スプレー、放擲、又は浸漬伝達装置によって塗布されることによって解決され、この場合、伝達ロールの周面に対する潤滑剤の塗布を行なうこの装置が、周面の予設定された幅領域だけが潤滑剤の作用を受けるように調節可能である。本発明が更にもくろんでいるように、伝達ロールと塗布ロールとの間に配設される別の中間伝達ロールを設けることもできる。塗布ロールと場合によっては伝達ロールと中間伝達ロールとが、液状又はペースト状の物質を収容する弾性材料によって被覆されていてもよい。潤滑剤の塗布及び伝達の更なる可能性によれば、潤滑剤の塗布及び伝達が、軸平行に支承された2つのリターンプーリを有する、液状又はペースト状の物質を収容する弾性材料から成る無端ベルトを介して行なうことができ、この無端ベルトに、潤滑液を塗布するためのスプレー、放擲、もしくは浸漬装置が付設されている。この無端ベルトに、この無端ベルトの外面及び内面に圧力調節可能に作用する加圧ローラ対が付設されていてもよい。潤滑液の適切な分配の更なる可能性は、スプレーノズルと伝達ロールとの間に、この伝達ロールの回転軸に対して平行に配設される摺動可能なカバーブラインドを配設するか、又は伝達ロールの周面に当接可能な、またこの伝達ロールの回転軸に対して平行に横断方向に困難に摺動可能なスクレーパを設ける点にある。塗布ロール、もしくはこの塗布ロール及び中間伝達ロールとスプレー、放擲、もしくは浸漬伝達装置を含めた伝達ロールが、ワークロールの回転軸に対して平行に横断方向に摺動可能に配設されている担体上に配設されていてもよい。塗布ロール、中間伝達ロール、伝達ロールと、スプレー、放擲、もしくは浸漬伝達装置は、対応する担体を有するグループ対として、圧延ストリップのそれぞれの長手方向縁部の上のワークロールの両方の端部の領域における位置から相対するように圧延ストリップの長手方向中央の領域に及びその逆に摺動可能に配設されてもよい。このような担体は、ロールスタンドと結合可能な独立した、場合によっては交換可能なカセットとして形成することができるのが有利であり、これらのカセットは、作業位置の内外で運動可能である。ワークロールの周面に対する潤滑剤の塗布の工程に有利な影響を与えるための別の可能性は、担体もしくは塗布ロールの軸が、塗布ロールの回転軸に対して平行に振動するように運動させられる点にある。ワークロールの塗布面に対する潤滑剤の適切な分配をするための別の可能性は、塗布ロール及び場合によっては伝達ロール及び中間伝達ロールが、異なった軸長さを備えることによって得ることができる。
【0008】
本発明による装置形態の説明した形成形式によって、非常に一様な、場合によっては場所的に一定に制限されたワークロールの周面に対する潤滑剤の分配を、またこれにより均質な摩擦値分布を得ることができる。潤滑剤は、より的確に配量することができ、従って、潤滑剤の使用量を著しく僅かにする。伝達ロールと塗布ロールとの間の中間伝達ロールは、この効果をさらに増強することができる。液体又はペースト状の物質を収容する弾性材料によるロール、特にワークロール、の被覆は、ワークロールの周面を押圧する際に、例えば、この周面に存在する水膜が押し込まれ、これにより潤滑剤を確実に周面に塗布することができることに導く。この場合、ロールの駆動によってワークロールの表面に万が一生じる異例事態は、橋渡し及びこれにより相殺することができる。伝達ロールの表面に当接されるスクレーパもしくは伝達ロールに対する潤滑剤の部分的な塗布によって、ワークロールの周面に塗布される潤滑剤層の周方向幅は、及びこの潤滑剤層の強度も、要求に応じて配量されるように調節することができる。
【0009】
ワークロールの回転軸に対して横断方向に摺動可能な担体上での塗布ロール及び伝達ロールの配設は、ワークロールの周面での潤滑剤の分布を改善するばかりでなく、圧延ストリップの縁部摩耗及びプロフィルを改善するために、圧延ストリップの縁部潤滑をするためにも使用することができる。
【0010】
時々回避することができないワークロールの周面の一定の部分での潤滑剤の濃縮に、本発明による塗布ロール及び/又は伝達ロールの担体の振動運動が対処する。本発明による装置の形成の更なる利点は、いかなる潤滑剤の損失も、反動もしくはスプレーの効果によって生じない点にある。逆作動で圧延ストリップを圧延する場合、ロールスタンドの片側での装置の配設だけが必要であるのに対して、冒頭で述べた公知のスプレー技術の場合は、相応のスプレーノズルが、ロールスタンドの両側に設けられなければならない。この場合とは違って、噴水ノズルによって働くワークロールのための付加的な冷却装置並びにアンチピーリング装置も、配設及び作動させることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
本発明を、以下で図面に図示された実施例を基にして詳細に説明する。
【0012】
図1から分かるように、詳細には図示されてない多ロールスタンドは、2つのバックアップロールSW1及びSW2を備え、これらのバックアップロールには、それぞれ1つのワークロールAW1もしくはAW2が付設されている。両方のワークロールAW1及びAW2は、バックアップロールSW1及びSW2によって矢印の方向に摩擦駆動され、圧延方向WRに運動させられる圧延ストリップWBに作用し、その際、ワークロールの周面は、冷却もしくはアンチピーリング装置KEによって作用を受ける。
【0013】
圧延方向WRとは逆に面したワークロールAW1の周面は、塗布ロールATWによって作用を受け、この塗布ロールの後には、中間伝達ロールZUW及び伝達ロールUWが配設されている。これらのロールは、互いに摩擦結合しており、伝達ロールUWは、その周囲でもって浸漬槽TW内に浸漬され、この浸漬槽は潤滑剤を包含する。浸漬槽TWの位置には、ここでは図示されてない潤滑剤のためのスプレー装置も立ち入ることができる。中間伝達ロールZUW、伝達ロールUW並びに浸漬槽TW含めた塗布ロールATWの上下には、ワークロールAW1の周面に作用するスクレーパASが配設されている。図示されてない方法でワークロールAW1の回転軸に対して平行に摺動可能な別のスクレーパASUは、伝達ロールUWの周囲に当接する。
【0014】
圧延ストリップWBの下の他方のワークロールAW2の周面は、無端ベルトEBによって作用を受け、この無端ベルトは、潤滑剤を収容する弾性材料から成り、図示されてない方法で駆動されるリターンプーリ対URを有する。上及び下に指向するこの無端ベルトEBの面は、スプレー噴射ノズルSDによって潤滑剤の作用を受け、ベルトの上部車間部分は、圧搾ローラ対QRの圧搾間隙を通過する。この配設部の上下には、同様にワークロールAW2の周面に作用するスクレーパASが配設されている。
【0015】
図2による塗布ロールATW、中間伝達ロールZUW及び伝達ロールUWの配設は、伝達ロールUWにここでスプレーノズルSPDが付設されており、このスプレーノズルのスプレー噴射流内に、伝達ロールUWの回転軸に対して平行に摺動可能なディスクブラインドSBが配設され、このディスクブラインドによって、伝達ロールUWの周面のスプレーノズルSPDに面した部分上の潤滑剤の作用領域が設定され、また場合によっては変更することができるという条件付きで、図1に図示されかつ説明された図に相当する。伝達ロールUWの周面に当接可能なスクレーパASUによって、このことは、同様に達成することができ、その際、更に潤滑剤の塗布強さは調節することができる。
【0016】
図3による配設の場合、塗布ロールATW、中間伝達ロールZUW、伝達ロールUW及びスプレーノズルSPDは、共通で、それぞれ1つの詳細には図示されてない担体上に配設されており、この担体は、二重矢印PFの方向にワークロールAWの回転軸x−xに対して平行に摺動することができる。ロール及びそれぞれのスプレーノズルを有する担体は、圧延ストリップWBのそれぞれの縁部WBRの上の図示された位置からワークロールAWの回転軸x−xに対して平行に互いに向かって及び互いに離間するように摺動することができ、その際、特に縁部の領域に、しかしながらまた圧延ストリップの他の領域にも、潤滑剤を作用させることを可能にする。
【0017】
運転上の理由からロールの領域において塗布すべき潤滑剤が濃縮する場合、これは、これにより引き起こされる不均一な潤滑剤の分布によって、ストリップの走行問題へと導いてしまう。一様な層もしくは膜の厚みをロール上で達成するため、ロールは、その回転軸の方向に振動するように駆動することができる。これは、1つ又は複数のロールのために行なうことができる。重なり合うように調整されるロールUW、ZUW及びATWの長さは、塗布すべき潤滑剤の一様な分布を支援する。
【0018】
図5による伝達ロールUWの配設の場合、このロール及びその浸漬槽TWの上に、ブラシロールBWが回転駆動可能に配設されており、このブラシロールの弾性的なブラシ要素BEは、潤滑剤を伝達ロールUWの表面から中間伝達ロールZUWの表面に放擲する。この中間伝達ロールから、潤滑剤は、図1による形成の場合のように、塗布ロールATWに伝達され、この塗布ロールから、刻印するようにワークロールAWの表面に押し付けられる。ブラシロールBWと中間伝達ロールZUWとの間には、図2による形成の場合のように、摺動可能なディスクブラインドSBが配設されており、このディスクブラインドによって、潤滑剤は、中間伝達ロールZUWの表面の作用領域及びこの中間伝達ロールを介して塗布ロールATWの表面の作用領域に対して、幅に依存して、例えば圧延ストリップWBの縁部潤滑のためにも、作用させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】異なった2つの装置の形成形式を有する多ロールスタンドのロールを経る半径方向断面の図を、概略図に示す。
【図2】他の装置の形成形式を有する図1の部分図を拡大したスケールで示す。
【図3】更に他の装置の形成形式に対する平面図を概略図に示す。
【図4】更に他の装置の形成形式に対する平面図を図3による図に対応するように示す。
【図5】更なる装置の形成形式を概略図に示す。
【符号の説明】
【0020】
SW1 バックアップロール
SW2 バックアップロール
AW ワークロール
AW1 ワークロール
AW2 ワークロール
KE 冷却装置/アンチピーリング装置
WR 圧延方向
WB 圧延ストリップ
ATW 塗布ロール
UW 伝達ロール
ZUW 中間伝達ロール
AS スクレーパ
ASU スクレーパ
SD スプレー噴射ノズル
QR 圧搾ローラ
EB 無端ベルト
UR リターンプーリ
TW 浸漬槽
SPD スプレーノズル
SB ディスクブラインド
WBR 圧延ストリップ縁部
PF 二重矢印
BW ブラシロール
BE ブラシ要素
QR 圧搾ローラ

Claims (15)

  1. ストリップを圧延するためのロールスタンド、特にバックアップロール及びワークロール(SW;AW)を有する多ロールスタンドにおいてロールの周面に潤滑剤を塗布するための装置であって、潤滑剤が、それぞれ、圧延ストリップ(WB)に作用する、上もしくは下のストリップ面と周面に対して調節されるスクレーパ(AS)との間のワークロール(AW)の周面の領域に塗布されるように構成されている装置において、
    潤滑剤の塗布が、ワークロール(AW)の周面に対して押付け可能な塗布ロール(ATW)を介して行なわれ、この塗布ロールの周囲が、軸平行に支承された伝達ロール(UW)の周囲によって作用を受け、この伝達ロールの周面に、潤滑剤が、スプレー、放擲、又は浸漬伝達装置(SD;TW)によって塗布されることを特徴とする装置。
  2. 放擲装置が、伝達ロール(UW)に軸平行に付設された、この伝達ロールの周面に潤滑剤の作用を与えるブラシロール(BW)から成り、このブラシロールのブラシ要素(BE)が、潤滑剤を伝達ロール(UW)の周面に放擲することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 伝達ロール(UW)の周面に対する潤滑剤の塗布を行なうスプレー、放擲、もしくは浸漬装置(SD,BW,TW)が、この伝達ロール(UW)の周面の予設定された幅領域だけが潤滑剤の作用を受けるように調節可能であることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  4. 伝達ロール(UW)と塗布ロール(ATW)との間に配設される別の中間伝達ロール(ZUW)が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  5. 塗布ロール(ATW)と場合によっては伝達ロール(UW)と中間伝達ロール(ZUW)とが、液体又はペースト状の物質を収容する弾性材料によって被覆されていることを特徴とする請求項1又は4に記載の装置。
  6. 潤滑剤の塗布及び伝達が、軸平行に支承された2つのリターンプーリ(UR)を有する、液体又はペースト状の物質を収容する弾性材料から成る無端ベルトを介して行なわれ、この無端ベルトに、潤滑液を塗布するためのスプレー、放擲、もしくは浸漬装置(SD,BW;TW)が付設されていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  7. 無端ベルトに、この無端ベルトの外面及び内面に圧力調節可能に作用する配量ローラ対(QR)が付設されていることを特徴とする請求項6に記載の装置。
  8. スプレーノズル(SD)もしくは放擲装置(BW)と伝達ロール(UW)との間に、この伝達ロールの回転軸に対して平行に配設される摺動可能なカバーブラインド(SB)が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の装置。
  9. 伝達ロール(UW)の周面に当接可能な、また場合によってはこの伝達ロールの回転軸に対して平行に横断方向に摺動可能なスクレーパ(ASU)が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の装置。
  10. 塗布ロール(ATW)、もしくはこの塗布ロール及び中間伝達ロール(ZUW)とスプレー、放擲、もしくは浸漬伝達装置(BW,SPD,TW)を含めた伝達ロール(UW)が、ワークロール(AW)の回転軸に対して平行に横断方向に摺動可能な担体上に配設されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の装置。
  11. 担体が、作業位置の内外で運動可能にロールスタンドに配設されていることを特徴とする請求項10に記載の装置。
  12. 塗布ロール(ATW)、中間伝達ロール(ZUW)、伝達ロール(UW)と、スプレーノズル(SPD)及びブラシロール(BW)が、対応する担体をそれぞれ有するグループ対として、圧延ストリップ(WB)のそれぞれの長手方向縁部(WBR)の上のワークロール(AW)の両方の端部の領域における位置から相対するように圧延ストリップ(WB)の長手方向中央の領域に及びその逆に摺動可能に配設されていることを特徴とする請求項10に記載の装置。
  13. 1つ又は複数の担体が、ロールスタンドと結合可能な独立した、場合によっては交換可能なカセットとして形成されていることを特徴とする請求項10又は12に記載の装置。
  14. 担体及び/又はロールの1つ又は複数が、回転軸に平行な振動機構を備えることを特徴とする請求項10〜13のいずれか1つに記載の装置。
  15. 伝達ロール(UW)及び場合によっては中間伝達ロール(ZUW)が、異なった軸長さを備えることを特徴とする請求項1に記載の装置。
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