JP2005501410A - 周波数解析に基づく監視を含むcmpプロセス - Google Patents

周波数解析に基づく監視を含むcmpプロセス Download PDF

Info

Publication number
JP2005501410A
JP2005501410A JP2003522987A JP2003522987A JP2005501410A JP 2005501410 A JP2005501410 A JP 2005501410A JP 2003522987 A JP2003522987 A JP 2003522987A JP 2003522987 A JP2003522987 A JP 2003522987A JP 2005501410 A JP2005501410 A JP 2005501410A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polishing
amplitude
frequency
signal component
chemical mechanical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003522987A
Other languages
English (en)
Inventor
ダブリュ. カーター,フィリップ
ピー. チェンバーレイン,ジェフェリー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CMC Materials Inc
Original Assignee
Cabot Microelectronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Cabot Microelectronics Corp filed Critical Cabot Microelectronics Corp
Publication of JP2005501410A publication Critical patent/JP2005501410A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B37/00Lapping machines or devices; Accessories
    • B24B37/005Control means for lapping machines or devices
    • B24B37/013Devices or means for detecting lapping completion
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B49/00Measuring or gauging equipment for controlling the feed movement of the grinding tool or work; Arrangements of indicating or measuring equipment, e.g. for indicating the start of the grinding operation
    • B24B49/02Measuring or gauging equipment for controlling the feed movement of the grinding tool or work; Arrangements of indicating or measuring equipment, e.g. for indicating the start of the grinding operation according to the instantaneous size and required size of the workpiece acted upon, the measuring or gauging being continuous or intermittent
    • B24B49/04Measuring or gauging equipment for controlling the feed movement of the grinding tool or work; Arrangements of indicating or measuring equipment, e.g. for indicating the start of the grinding operation according to the instantaneous size and required size of the workpiece acted upon, the measuring or gauging being continuous or intermittent involving measurement of the workpiece at the place of grinding during grinding operation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B49/00Measuring or gauging equipment for controlling the feed movement of the grinding tool or work; Arrangements of indicating or measuring equipment, e.g. for indicating the start of the grinding operation
    • B24B49/12Measuring or gauging equipment for controlling the feed movement of the grinding tool or work; Arrangements of indicating or measuring equipment, e.g. for indicating the start of the grinding operation involving optical means
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/34Director, elements to supervisory
    • G05B2219/34048Fourier transformation, analysis, fft
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/37Measurements
    • G05B2219/37534Frequency analysis
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/49Nc machine tool, till multiple
    • G05B2219/49085CMP end point analysis, measure parameters on points to detect end of polishing process

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)
  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)

Abstract

この発明は、化学機械研磨プロセスから、摩擦力、トルク、又はモータ電流に関係するリアルタイムデータ信号を受け、そのパワースペクトルの合計が元のデータ信号のパワースペクトルに等しくなるように、リアルタイムデータ信号を異なる周波数の信号のパワースペクトルに分離し、化学機械研磨プロセスの態様に対応するパワースペクトルの信号成分を特定及び監視し、信号成分の振幅又は周波数における変化を検出し、そして検出した変化に応じて化学機械研磨プロセスを変更する化学機械研磨プロセスを監視する方法を提供する。発明は、更に上記の方法を実行するための装置も提供する。
【選択図】図1

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、化学機械研磨(Chemical Mechanical Polishing)及び研磨プロセスを監視する(モニター)する方法に関する。
【背景技術】
【0002】
マイクロエレクトロニクスデバイスの製造において、半導体ウエハ、フィールドエミッション表示装置、及び多数の他のマイクロエレクトロニクス基板に平坦な表面を形成するために、化学機械研磨(CMP: Chemical Mechanical Polishing)プロセスが使用されている。例えば、半導体デバイスの製造は、半導体ウエハを形成するための半導体基板の表面上での、各種のプロセス層の形成、それらの層の部分の選択的な除去又はパターン化、及び別の付加的なプロセス層の堆積を一般的に含む。プロセス層は、例えば、絶縁層、ゲート酸化層、導電層、及び金属又はガラス層などを含む。ウエハプロセスのあるステップでは、プロセス層の最上面が、次の層の堆積のために、平面、すなわち、平坦であることが一般的に望ましい。CMPは、プロセス層を平坦化するために使用され、そこでは、次のプロセスのステップのためのウエハを平坦化するために、導電又は絶縁材料のような堆積された材料が研磨される。
【0003】
典型的なCMPプロセスでは、ウエハはCMP装置内のキャリアに裏返して取り付けられる。力を加えてキャリア及びウエハを研磨パッドに向かって下に押し付ける。キャリア及びウエハは、CMP装置の研磨テーブルの上の回転する研磨パッドの上を回転される。研磨コンポジション(研磨スラリィとも呼ばれる。)は、一般的には研磨プロセス中に回転するウエハと回転する研磨パッドの間に導入される。研磨コンポジションは、典型的には、ウエハの最上層の部分と反応又はそれを分解する化学材料と、層の部分を物理的に除去する研磨材料とを含む。ウエハと研磨パッドは、それは実行する特定の研磨プロセスに応じて、同一方向又は逆方向に回転する場合がある。キャリアもまた研磨テーブル上の研磨パッド横切るように振動することができる。
【0004】
CMPプロセスは、ウエハ表面上に検出可能なスクラッチ(擦り傷)又は余分に存在する材料がない平坦な表面のウエハにすることが望ましい。ウエハ平坦化の正確な制御は、CMPプロセスの間中要求され、従って、ウエハの十分であるがしかし過度ではない研磨を保証するために、連続的でないなら周期的にでもウエハを監視する必要がある。ウエハ表面上の余分な材料が除去されたが所望の材料は残っている点は、CMPプロセスの「エンドポイント(終点)」と呼ばれる。ウエハの過研磨(すなわち、除去し過ぎ)は、ウエハ表面を損傷し、ウエハを使用できなくする。ウエハの研磨不足(すなわち、除去が少なすぎる)は、CMPプロセスの繰り返しを必要とし、それは非効率でコスト増になる。更に、研磨不足は時々気が付かれず、次の処理を難しくして時にはウエハを使用不能にすることもある。研磨不足と過研磨の状態間の時間間隔は小さく、例えば数秒の程度である。このように、正確なインサイチュウ(その場での)検出が強く要望されている。
【0005】
基板の研磨終点は、同一タイプの前の基板の研磨終点を使用して評価することができるが、研磨条件が変化するため評価された終点は正確ではない。同様に、研磨終点を決定するために、基板を研磨パッド及び基板キャリアから外して基板の厚みの変化を検出することは、時間を消費して基板にダメージを与え(損傷し)、そしてCMPプロセスのスループットを低下させることになる。
【0006】
インサイチュウ終点検出のために現在使用されている標準の技術は、光学的な反射、温度検出及び摩擦に基づく技術を含む。光学的な反射の技術は、プロセス層の数が増加するにしたがって信号ノイズのレベルが高くなるという問題があり、そのため終点検出の精度を低下させて、終点が検出できなくなっている。光学的な反射の技術は、ウエハが研磨テーブルのエッジから出ることも必要とするので、研磨プロセスを中断させる。更に、これは終点が見逃される原因にもなり、振動速度及び距離のために恐らく数秒程度検出を遅らせることになる。
【0007】
温度画像化は、高温測定、蛍光温度計測、及びレーザ干渉温度計測のような技術を使用してウエハ全体の温度のリモート検出を含む。温度技術は、ウエハ製造レートの変動、研磨コンポジションの変動又は研磨パッドの変化に起因する温度雑音という問題がある。温度技術は、CMP装置が動作サイクル及びキャリアアームの振動周期にわたって過熱又は冷却を行うことによる温度変動で、複雑さが一層増すことになるという問題もある。
【0008】
摩擦に基づく技術は、基板表面と研磨パッドの間の摩擦係数における変化を監視することにより終点を検出する。例えば、摩擦係数は、研磨パッド上を導電性の金属が滑る場合と研磨パッド上を絶縁性の酸化材料が滑る場合とで異なる。摩擦のレベルは、摩擦力の監視、CMP装置のキャリア又はプラテンのモータにより消費される電力の監視、又はキャリアシャフトのトルクにおける変化を測定することにより測定できる。摩擦に基づく技術は、下の層が露出した時に摩擦に大きな変化がある時には満足できるものであるが、欠点もある。多くの応用では、層間のつなぎに関係する摩擦の変化は、小さ過ぎてCMPプロセスの終点を高い信頼性で示すほど十分な変化にはならない。これは、2つの層の材料の間の差が小さい時に特に問題になる。例えば、小さなパターン要因(すなわち、層全体の面積に比べて下のパターン化された層の相対的に小さい面積)は、終点に達しても小さな摩擦の変化を生じるだけであり、そのために有用な信号が制限される。この問題は、大きな雑音成分が混じることにより更に深刻になる。特に、フィルタリングしても、電力信号は複雑な形状をしており、それが終点に達した時に生じる相対的に小さな変化をマスクしてしまう。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
従って、研磨プロセスを監視する改良された方法に対する要望が依然存在する。本発明は、上記の問題の少なくともいくつかを解決する方法及び装置を提供する。本発明のこれらの及び他の利点は、付加的な発明の特徴と共に、以下に行われる発明の説明から明らかになるであろう。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、化学機械研磨プロセスから、摩擦力、トルク、又はモータ電流に関係するリアルタイムデータ信号を受け、前記データ信号に対して、前記データ信号を異なる周波数の信号のパワースペクトルに分離するアルゴリズムを行い、前記化学機械研磨プロセスの態様に対応するパワースペクトルの少なくとも1つの信号成分を特定し、前記化学機械研磨プロセスの間、前記パワースペクトルの少なくとも1つの信号成分を、前記信号成分の振幅又は周波数における変化があるか監視し、前記少なくとも1つの信号成分の振幅又は周波数における変化を検出し、そして前記検出した変化に応じて前記化学機械研磨プロセスを変更する化学機械研磨プロセスを監視する方法を提供する。本発明は、更に、摩擦力、トルク、又はモータ電流に関係するリアルタイムデータ信号を発生する化学機械研磨ツールと、前記リアルタイムデータ信号を送信するセンサと、前記リアルタイムデータ信号を受けるデータ収集ユニットと、(i)前記リアルタイムデータ信号に対してアルゴリズムを実行し、(ii)信号成分の振幅又は周波数における変化を検出し、(iii )前記検出した変化に応じて前記化学機械研磨プロセスの変更を行う信号解析ユニットとを備える化学機械的に基板を研磨する装置を提供する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
本発明は、化学機械研磨(CMP)プロセスのインサイチュウ監視のための方法及び装置である。この方法は、CMPプロセスからのリアルタイム(実時間)のデータ信号の受け取りと、異なる周波数の信号成分のパワースペクトル(例えば、周波数対振幅のプロット)へのリアルタイムデータ信号の変換とを含み、パワースペクトルの合計はリアルタイムデータ信号のそれに等しい。個別の信号成分は、生の(オリジナルの)データ信号に寄与するCMPプロセスの異なる態様に対応する。CMPプロセス中の振幅及び/又は周波数の変化の信号成分を監視することにより、CMPプロセスの変更を必要とするCMPプロセスにおける重要なできごとが検出できる。特に、少なくとも1つの信号成分における振幅及び/又は周波数の変化が検出された時、CMPプロセスは検出した変化に応じて、研磨される基板が適切に処理されるように、適宜変更される。
【0012】
CMPプロセス中に測定されたバルクデータ信号のようなどのようなリアルタイムデータ信号も適切なCMPプロセスデータ信号になり、それを通して解析することによりCMPのできごとを示す信号成分のインサイチュウ監視を可能にする。このように、リアルタイムデータ信号は、研磨パッド上の基板キャリアの摩擦力、キャリアシャフトからのトルク、又は(プラテン又はキャリアの)モータ電流であってもよい。
【0013】
リアルタイムデータ信号をその信号成分にパワースペクトルとして変換するのにどのような適切なアルゴリズムも使用でき、それにより個別の信号成分はリアルタイムで特定及び監視できる。好ましくは、データ信号が、数学的なアルゴリズムにより、その各種の信号成分に、パワースペクトルの形で変換される。本発明の1つの実施例では、アルゴリズムは高速フーリエ変換(FFT)である。他の実施例では、アルゴリズムは、高速ウェーブレット変換である。高速変換の使用は、化学機械研磨プロセスに関係する情報のリアルタイム処理を可能にする。
【0014】
少なくとも1つの信号成分は、CMPプロセスの1つの態様に対応して特定される。例えば、1つ以上の個別信号成分は、キャリア回転、プラテン回転、装置振動、及び研磨コンポジション流に関係する振幅及び/又は周波数に基づいて特定される。データ信号を異なる成分に分離することにより、対象の信号成分が、他の信号成分からの外乱、すなわち「背景雑音」無しに、観察及び監視できる。少なくとも1つの個別信号成分は、リアルタイムで、すなわちCMPプロセス中監視される。
【0015】
2つ以上の信号成分は、タンデムに(順繰りに)監視できる。2つ以上の個別信号成分からの振幅及び/又は周波数情報も、所望の変化をより正確に観察するように、適当な方法で組み合わせることができる。更に、1つのタイプのデータ信号から得られた1つ以上の個別信号成分は、所望の変化をより正確に観察するように、異なるタイプのデータ信号から得られた1つ以上の個別信号成分といかなる方法でも組み合わせることが可能である。
【0016】
少なくとも1つの信号成分の振幅及び/又は周波数における変化の検出は、適切な技術によって達成できる。同様に、CMPプロセスは、適切な技術によって、検出した変化に応答して修正できる。
【0017】
本発明の方法は、半導体基板の研磨に使用することが望ましい。しかし、本発明は、どのような適当な基板、特にマイクロエレクトロニクスデバイスの基板の化学機械研磨と組み合わせて使用することが可能である。このようなマイクロエレクトロニクスデバイスには、フィールドエミッションデバイス、固体メモリディスク、磁気ヘッド、及び他の同様な項目が含まれる。
【0018】
本発明は、各種の化学機械研磨の態様を監視するのに使用できる。例えば、信号成分の振幅及び/又は周波数において検出された変化は、研磨終点、研磨パッドの消耗、研磨プロセスにおける望ましくない振動、基板欠陥、及び/又は研磨コンポジションの研磨パッドへの適用における変化のような、研磨プロセスの態様に応答させられるか又はそれを示すようにできる。本発明は、化学機械研磨プロセスに関係するすべての態様及び事件のインサイチュ監視及び診断を提供する。好適な実施例においては、この方法は、研磨終点検出に使用される。
【0019】
発明の方法は、適当な化学機械研磨装置を使用して実行される。本発明は、化学機械研磨ツール、少なくとも1つのセンサ、少なくとも1つのデータ収集ユニット、及び少なくとも1つの信号解析ユニットを備える化学機械研磨装置を提供する。
【0020】
化学機械研磨ツールは、リアルタイムデータ信号を発生する。CMPツールは、従来技術で知られた従来のツールのような適当なCMPツールでよい。好ましくは、CMPツールは、研磨される基板に対して接触及び移動する少なくとも1つの研磨パッドと、研磨コンポジションを研磨パッドに対して適用する少なくとも1つの導管とを備える。多重のCMPツールが存在するCMP装置もある。
【0021】
センサは、リアルタイムデータ信号をデータ収集ユニットに送る。リアルタイムデータ信号を送るセンサは、従来技術で知られた多くのセンサの中の適当なセンサデバイスであればよい。例えば、キャリアアームの摩擦力は、力ゲージを使用して獲得及び送ることができる。キャリアシャフトのトルクは、歪(ストレイン)ゲージを使用して獲得及び送ることができる。プラテン又はキャリアのモータからのモータ電流は、ホール効果プローブ又は機械的なクランピングセンサを使用して獲得及び送ることができる。同一又は異なるリアルタイムデータ信号を送る多重センサがあるCMP装置もある。
【0022】
データ収集ユニットは、センサからリアルタイムデータ信号を受ける。データ信号は、摩擦力、トルク(例えば、キャリアシャフトトルク)、又はモータ電流に関係するデータ信号である。データ収集ユニットは、多重データ信号を並列に受ける。更に、多重データ収集ユニットがあるCMP装置も存在する。
【0023】
信号解析ユニットは、リアルタイムデータ信号に対してアルゴリズムを実行して、異なる周波数の信号成分のパワースペクトルを発生する(すなわち、それに変換する)。パワースペクトルの合計は、リアルタイムデータ信号のそれと等しい。信号解析ユニットは、時間の関数としてのパワースペクトルを監視して、パワースペクトルにおける信号成分の振幅及び/又は周波数の変化を検出する。CMPプロセスにおける態様(例えばできごと)を示す少なくとも1つの信号成分の振幅及び/又は周波数の変化は、信号解析ユニットにより検出される。次に、信号解析ユニットは、検出した変化に応答して化学機械研磨プロセスを変更する。化学機械研磨プロセスにおける変化は、どのような適当な方法で行われても良い。例えば、信号解析ユニットによる応答は、CMPプロセスを制御するオペレータに警告する信号の配信又は適当なプログラムシーケンスの初期化を含み、いずれも化学機械研磨プロセスにおける修正になる。多重の信号解析ユニットがあるCMP装置もある。
【0024】
好適な実施例では、CMP装置は、バスシステム上でCMPツールの信号を交換するプログラム可能なコンピュータを備える。プログラム可能なコンピュータは、タスクに適したどのようなコンピュータでもよく、パーソナルコンピュータ(デスクトップ又はラップトップ)、ワークステーション、ネットワークサ−バ、又はメインフレームコンピュータなどが含まれる。コンピュータは、ウィンドウズ(商標名)、MS-DOS、OS/2、UNIX、又はMac OSのような適当なオペレーティングシステムの下で動作する。バスシステムは、適当な又は便利なバス又はネットワークプロトコルに応じて動作する。例示のネットワークプロトコルは、イーサネット、RAMBUS、Firewire、トークンリング、及びストレートバスプロトコルを含む。いくつかの実施例は、1つ以上のシリアルインターフェース、例えば、125232、SEGS、又はGEMを採用する。この開示の利点を有する従来技術の当業者であれば認識されるように、コンピュータ、バスシステム、及びCMPツールの適当なタイプは、特別な道具及びコスト及び有効性のような付帯的な設計上の制約に依存している。
【0025】
発明の方法に関連する化学機械研磨プロセスにおけるリアルタイムデータ信号及びその取り扱い及び最終的な効果のここでの議論は、発明の装置にも適用可能である。同様に、発明の方法の他の態様、例えば、監視される化学機械研磨が行われる適当な基板に関するここでの議論は、発明の装置に適宜適用可能である。
【0026】
次の例は、更に本発明を説明するが、もちろんその範囲を制限すると考えるべきでない。
例1
【0027】
この例は、CMPリアルタイムデータ信号をその各種の信号成分に変換することにより、化学機械研磨プロセス中にパワースペクトルが得られることを説明している。
【0028】
従来のテーブル上に置かれる化学機械研磨器には、基板キャリアアームに取り付けられた歪ゲージが設けられており、研磨パッドと基板の間の摩擦力を時間の関数として測定する。リン化ニッケル基板は、シリカ含有研磨コンポジションを使用して標準のバフ研磨パッドで化学機械研磨器において研磨される。CMPプロセスのパラメータは次の通りである。下降力圧力=9.7kPa(1.4psi)、プラテン速度=60rpm、キャリア速度=2rpm、及び研磨コンポジションフローレート=90ml/minである。ある特定の時間における摩擦力データ信号は、高速フーリエ変換(FFT)を使用して、図1に示すパワースペクトルに分離される。図1に示すように、摩擦力データ信号のパワースペクトル(10)は、摩擦に寄与する個別の領域を示しており、それらはキャリア回転(12)、プラテン回路(14)、及びツール振動(16と18)に関係する摩擦である。ツール振動成分は、特に5−15Hz(16)における研磨パッドに対する基板の「付着すべり(stick-slip)」共振及び40−60Hz(18)におけるツール共振により顕著に関係している。図1に示された周波数は、2ミリ秒の歪ゲージ応答時間により制限される。従って、サンプリングレートは、200Hzに制限され、100Hzの最高FFT周波数になる。
【0029】
この例は、複雑なリアルタイムデータ信号が、化学機械研磨プロセスの異なる態様に対応する個別の信号成分を含むパワースペクトルに変換できることを示している。更に、個別の信号成分は、その異なる周波数及び振幅に基づいて個別に特定できる。この例は摩擦力データ信号から導出されるパワースペクトルの生成を含んだが、このようなパワースペクトルは適当なデータ信号を使用して得ることができる。
例2
【0030】
この例は、化学機械研磨プロセス中に、パワースペクトルの少なくとも1つの信号成分における、時間の関数としての信号成分の振幅又は周波数における変化を監視することを示している。
【0031】
例1で説明したのと同一のCMP装置が、例1で説明したのと同一の方法で、化学的に且つ機械的にリン化ニッケル基板を研磨するのに使用されるが、CMPプロセスのパラメータが、下降力圧力=9.0kPa(1.3psi)、プラテン速度=60rpm、キャリア速度=0rpm、及び研磨コンポジションフローレート=90ml/minであることが例1で説明した方法とは異なる。時間的に異なる2つの点における摩擦力データ信号は、例1と同一の方法で、図2に示される2つのパワースペクトルに分離される。図2で10秒後(22)及び160秒後(24)に記録されるように、パワースペクトルは、例1で特定されたツール振動信号成分領域で高くなる。ツール振動信号成分は、研磨パッドと基板の間の摩擦が高いことを示す大きな振幅を有する。研磨プロセスを続けると、摩擦の量は減少し、ツール振動信号成分における低減された振幅によって反映される。特に、160秒後のツール振動信号成分はほとんど振幅を有せず、そのために研磨パッドと基板が滑らかになったことを示す。
【0032】
この例は、パワースペクトルの特定の信号成分の振幅及び/又は周波数が、時間の関数として監視でき、化学機械研磨プロセスにおけるできごとを示す変化が検出可能であることを示している。この例は、摩擦力データ信号から導出したツール振動成分における変化だけを示しているが、適当なデータ信号からの信号成分であれば、時間の関数として監視可能である。
例3
【0033】
この例は、パワースペクトルの信号成分の振幅及び/又は周波数が、化学機械研磨プロセスにおける異なる研磨条件に対して敏感であることを示している。
【0034】
例1で説明したのと同一のCMP装置が、例1で説明したのと同一の方法で、化学的に且つ機械的にリン化ニッケル基板を研磨するのに使用されるが、3つの異なるシリカ含有コンポジションが使用され、CMPプロセスのパラメータが、下降力圧力=9.7kPa(1.4psi)、プラテン速度=60rpm、キャリア速度=8rpm、及び研磨コンポジションフローレート=90ml/minであることが例1で説明した方法とは異なる。時間的に同一の相対的な点における3つの研磨コンポジションに対する摩擦力データ信号は、例1と同一の方法で、図3に示される3つの対応するパワースペクトルに分離される。図3に示すように、パワースペクトル(30)は、3つの異なる研磨コンポジションに対して、例1で特定されたツール振動信号成分領域で高くなり(32、34及び36)、プラテン回転信号は化学機械研磨プロセエスで使用される研磨コンポジションのタイプにより影響されることを示している。3つの研磨コンポジションの第1のものは、他の2つの研磨コンポジションに比べて、プラテン回転に対して大きな対応(すなわち最高強度)(32)を示し、他の研磨コンポジションはプラテン回転に対してあまり対応(34及び36)を示さない。研磨コンポジションの関数としてのプラテン回転信号成分の振幅における同様の違いが、標準の大規模研磨ツール(Straughsbaugh 6EE polishing tool)を使用した時にも観察された。更に、3つの研磨コンポジションの間で類似の違いが、ツール振動信号成分についても観察された。特に、第1の研磨コンポジションを使用した時に大きなツール振動信号成分が観察されたが、第3の研磨コンポジションはツール振動信号成分を表さなかった。
【0035】
この例は、化学機械研磨プロセスの異なる研磨状態が、パワースペクトルにおいて個別の他とは異なる信号成分の上昇を呈することを示している。この例は、摩擦力データ信号のプラテン回転信号成分における他と異なる変化に関係するが、適当なデータ信号の信号成分であれば、化学機械研磨プロセスの研磨条件における変化を検出するのに使用できる。
例4
【0036】
この例は、パワースペクトルの信号成分の振幅及び/又は周波数が、化学機械研磨プロセスにおける異なる研磨条件に対して敏感であることを示している。
【0037】
例1で説明したのと同一のCMP装置が、例1で説明したのと同一の方法で、化学的に且つ機械的にリン化ニッケル基板を研磨するのに使用されるが、2つの異なるシリカ含有コンポジションが使用され、CMPプロセスのパラメータが、下降力圧力=10.3kPa(1.5psi)、プラテン速度=60rpm、キャリア速度=0rpm、及び研磨コンポジションフローレート=90ml/minであることが例1で説明した方法とは異なる。時間的に同じな相対的な点における2つの研磨コンポジションに対する摩擦力データ信号は、例1と同一の方法で、図4に示される3つのパワースペクトルに分離される。図4に示すように、パワースペクトル(40)は、2つの異なる研磨コンポジションに対して、例1で特定されたツール振動信号成分領域で高くなる(42と44)。2つの異なる研磨コンポジションに対するパワースペクトルのツール振動信号成分(42と44)は、研磨コンポジションがツール振動と異なるように関連することを示す他と異なる周波数プロフィールを有する。例3と組み合わせると、この例は、研磨条件の小さな変化が、パワースペクトルの2つの個別の領域(プラテン回転及びツール振動信号成分)内で、2つの異なる方法(振幅の変化及び周波数における変化)で観測できることを示している。タンデムに両方の信号成分を監視することは、研磨条件における変化、特に研磨コンポジションに関する変化を特定する精度を更に改善できる。
【0038】
この例は、本発明を使用して、複雑なデータ信号が、研磨条件における変化が他と異なる周波数符合に基づいて正確に特定できるように、パワースペクトルの信号成分に変換できることを示している。この例は摩擦力データ信号のツール振動信号成分における他と異なる変化に関係するが、適当なデータ信号の信号成分は、化学機械研磨プロセスの研磨条件における変化を検出するのに使用できる。
【0039】
文献、特許出願及び特許を含むここで参照したすべての参考文献は、各文献が個別に及び特別に参照することを示され及びその全体が記載されたのと同程度に、参照して組み合わせることが可能である。
【0040】
本発明を説明する文脈(特に、請求項の文脈)において、用語「ある」及び「その(前記)」及びそれに類似の用語の使用は、文脈で明確に特定されるか又は明らかに異なると述べられていない限り、単数及び複数の両方を意味するものと解釈されるべきである。明細書で使用した値の範囲は、範囲内に入る各個別の値をそれぞれ参照する簡易の方法として使用したに過ぎず、そうでないことが個別に述べられていない限り、各個別の値はここで個別に使用されたように明細書内で使用することができる。ここで説明したすべての方法は、そうでないことが個別に述べられているか又は文脈から逆であることが明らかでない限り、適当な順番で実行できる。ある例及びすべての例、又は(例えば「のような」のごとき例示の言葉の使用は、本発明をより良好に説明するのに使用したに過ぎず、そうでないことが請求されていない限り本発明の範囲を制限することを意図したものではない。明細書のいかなる言葉も、請求項には記載されていないが本発明の実行に欠くことのできない要素と解釈されるべきでない。
【0041】
発明者が知る限りでの発明を実行する最適な態様を含む本発明の好適な実施例を説明した。もちろん、好適な実施例の変形例は、当業者がこれまでの説明を読むことにより明らかになるであろう。発明者は当業者が適当な変形例を採用することを期待しており、発明者はここで特別に説明した以外のものが実際に行われることを意図している。従って、この発明は、適用される法律により許される限りにおいて、付属の請求項に記載した主題事項の変形例及び等価例をすべて含む。更に、そのすべての可能な変形例において上記の要素のいかなる組合せも、そうでないことが個別に述べられているか又は文脈から逆であることが明らかでない限り、本発明の範囲に入るものとする。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】図1は、CMPプロセスに対応する、異なる信号成分を示す摩擦力データ信号から導出されるパワースペクトルを示す周波数に対する振幅のグラフである。
【図2】図2は、CMP装置の振動信号成分の振幅における変化を研磨時間の関数として示す摩擦力データ信号から導出されるパワースペクトルを示す周波数に対する振幅のグラフである。
【図3】図3は、プラテン回転信号成分の振幅上の研磨コンポジションのタイプの効果を示す摩擦力データ信号から導出されるパワースペクトルを示す周波数に対する振幅のグラフである。
【図4】図4は、CMP装置の振動信号成分の周波数における研磨コンポジションのタイプの効果を示す摩擦力データ信号から導出されるパワースペクトルを示す周波数に対する振幅のグラフである。

Claims (23)

  1. (a)化学機械研磨プロセスから、摩擦力、トルク、又はモータ電流に関係するリアルタイムデータ信号を受け、
    (b)前記リアルタイムデータ信号に対して、前記リアルタイムデータ信号を異なる周波数の信号のパワースペクトルに分離し、そのパワースペクトルの合計が前記リアルタイムデータ信号のパワースペクトルに等しいアルゴリズムを行い、
    (c)前記化学機械研磨プロセスの態様に対応するパワースペクトルの少なくとも1つの信号成分を特定し、
    (d)前記化学機械研磨プロセスの間、前記パワースペクトルの少なくとも1つの信号成分を、前記信号成分の振幅又は周波数における変化があるか監視し、
    (e)前記少なくとも1つの信号成分の振幅又は周波数における変化を検出し、そして
    (f)前記検出した変化に応じて前記化学機械研磨プロセスを変更する化学機械研磨プロセスを監視する方法。
  2. 前記アルゴリズムは、高速フーリエ変換である請求項1の方法。
  3. 前記アルゴリズムは、ウェーブレット変換である請求項1の方法。
  4. 前記化学機械研磨プロセスは、研磨される基板に対して接触及び移動する研磨パッドに研磨コンポジションを供給することを備える請求項1の方法。
  5. 前記基板は半導体基板である請求項4の方法。
  6. 前記基板は固体メモリディスクである請求項4の方法。
  7. 前記基板は磁気ヘッドである請求項4の方法。
  8. 前記少なくとも1つの信号成分の振幅又は周波数における前記検出された変化は、研磨の進行を示す請求項4の方法。
  9. 前記少なくとも1つの信号成分の振幅又は周波数における前記検出された変化は、研磨終点を示す請求項4の方法。
  10. 前記少なくとも1つの信号成分の振幅又は周波数における前記検出された変化は、研磨パッドの消耗を示す請求項4の方法。
  11. 前記少なくとも1つの信号成分の振幅又は周波数における前記検出された変化は、前記研磨プロセスにおける望ましくない振動を示す請求項4の方法。
  12. 前記少なくとも1つの信号成分の振幅又は周波数における前記検出された変化は、前記基板における欠陥を示す請求項4の方法。
  13. 前記少なくとも1つの信号成分の振幅又は周波数における前記検出された変化は、前記研磨パッドへの前記研磨コンポジションの供給における変化を示す請求項4の方法。
  14. (a)摩擦力、トルク、又はモータ電流に関係するリアルタイムデータ信号を発生する化学機械研磨ツールと、
    (b)前記リアルタイムデータ信号を送信するセンサと、
    (c)前記リアルタイムデータ信号を受けるデータ収集ユニットと、
    (d)(i)前記リアルタイムデータ信号に対して、異なる周波数の信号成分のパワースペクトルに発生し、そのパワースペクトルの合計が前記リアルタイムデータ信号のパワースペクトルに等しいアルゴリズムを実行し、(ii)少なくとも1つの信号成分の振幅又は周波数における変化を検出し、(iii )前記検出した変化に応じて前記化学機械研磨プロセスの変更を行う信号解析ユニットとを備える化学機械的に基板を研磨する装置。
  15. 前記アルゴリズムは、高速フーリエ変換である請求項14の装置。
  16. 前記アルゴリズムは、ウェーブレット変換である請求項14の装置。
  17. 前記化学機械研磨ツールは、(i)研磨される基板に対して接触及び移動する研磨パッドと、(ii)前記研磨パッドに研磨コンポジションを供給する導管とを備える請求項14の装置。
  18. 前記少なくとも1つの信号成分の振幅又は周波数における前記検出された変化は、研磨の進行を示す請求項14の装置。
  19. 前記少なくとも1つの信号成分の振幅又は周波数における前記検出された変化は、研磨終点を示す請求項14の装置。
  20. 前記少なくとも1つの信号成分の振幅又は周波数における前記検出された変化は、研磨パッドの消耗を示す請求項14の装置。
  21. 前記少なくとも1つの信号成分の振幅又は周波数における前記検出された変化は、前記研磨プロセスにおける望ましくない振動を示す請求項14の装置。
  22. 前記少なくとも1つの信号成分の振幅又は周波数における前記検出された変化は、前記基板における欠陥を示す請求項14の装置。
  23. 前記少なくとも1つの信号成分の振幅又は周波数における前記検出された変化は、前記研磨パッドへの前記研磨コンポジションの供給における変化を示す請求項14の装置。
JP2003522987A 2001-08-21 2002-08-19 周波数解析に基づく監視を含むcmpプロセス Pending JP2005501410A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/934,106 US6431953B1 (en) 2001-08-21 2001-08-21 CMP process involving frequency analysis-based monitoring
PCT/US2002/026328 WO2003019627A2 (en) 2001-08-21 2002-08-19 Cmp process involving frequency analysis-based monitoring

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005501410A true JP2005501410A (ja) 2005-01-13

Family

ID=25464973

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003522987A Pending JP2005501410A (ja) 2001-08-21 2002-08-19 周波数解析に基づく監視を含むcmpプロセス

Country Status (7)

Country Link
US (1) US6431953B1 (ja)
EP (1) EP1421453A2 (ja)
JP (1) JP2005501410A (ja)
CN (1) CN1314096C (ja)
AU (1) AU2002327481A1 (ja)
TW (1) TW556282B (ja)
WO (1) WO2003019627A2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011068236A1 (ja) * 2009-12-01 2011-06-09 株式会社Sumco ウェーハの研磨方法
JP2012064835A (ja) * 2010-09-17 2012-03-29 Covalent Materials Corp 半導体ウエハの研磨方法及び半導体ウエハ研磨装置
JP2017163100A (ja) * 2016-03-11 2017-09-14 東芝メモリ株式会社 半導体製造装置の制御装置および制御方法
JP6437608B1 (ja) * 2017-09-08 2018-12-12 東芝メモリ株式会社 研磨装置、研磨方法、および研磨制御装置
WO2022187025A1 (en) * 2021-03-03 2022-09-09 Applied Materials, Inc. Pressure signals during motor torque monitoring to provide spatial resolution

Families Citing this family (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6706632B2 (en) * 2002-04-25 2004-03-16 Micron Technology, Inc. Methods for forming capacitor structures; and methods for removal of organic materials
US7016790B2 (en) * 2002-10-23 2006-03-21 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. In-line hot-wire sensor for slurry monitoring
US6932674B2 (en) * 2003-03-05 2005-08-23 Infineon Technologies Aktientgesellschaft Method of determining the endpoint of a planarization process
JP2004281783A (ja) * 2003-03-17 2004-10-07 Renesas Technology Corp 半導体処理装置
DE10361636B4 (de) * 2003-12-30 2009-12-10 Advanced Micro Devices, Inc., Sunnyvale Verfahren und System zum Steuern des chemisch-mechanischen Polierens mittels eines seismischen Signals eines seismischen Sensors
US7377170B2 (en) * 2004-04-08 2008-05-27 University Of South Florida System and method for the identification of chemical mechanical planarization defects
US20050223805A1 (en) * 2004-04-08 2005-10-13 University Of South Florida System and Method for the Identification of Chemical Mechanical Planarization Defects
US7052364B2 (en) * 2004-06-14 2006-05-30 Cabot Microelectronics Corporation Real time polishing process monitoring
US20060063383A1 (en) * 2004-09-20 2006-03-23 Pattengale Philip H Jr CMP process endpoint detection method by monitoring and analyzing vibration data
CN104044057B (zh) * 2004-11-01 2017-05-17 株式会社荏原制作所 抛光设备
US7406396B2 (en) * 2004-11-08 2008-07-29 University Of South Florida System and method for online end point detection for use in chemical mechanical planarization
JP2008205464A (ja) * 2007-02-20 2008-09-04 Hitachi Chem Co Ltd 半導体基板の研磨方法
GB0709420D0 (en) * 2007-05-17 2007-06-27 Rolls Royce Plc Machining process monitor
US8751033B2 (en) 2008-11-14 2014-06-10 Applied Materials, Inc. Adaptive tracking spectrum features for endpoint detection
JP5511600B2 (ja) * 2010-09-09 2014-06-04 株式会社荏原製作所 研磨装置
WO2014002467A1 (ja) * 2012-06-25 2014-01-03 株式会社Sumco ワークの研磨方法およびワークの研磨装置
JP6105371B2 (ja) * 2013-04-25 2017-03-29 株式会社荏原製作所 研磨方法および研磨装置
JP2015220402A (ja) * 2014-05-20 2015-12-07 株式会社荏原製作所 基板洗浄装置および基板洗浄装置で実行される方法
US20160013085A1 (en) * 2014-07-10 2016-01-14 Applied Materials, Inc. In-Situ Acoustic Monitoring of Chemical Mechanical Polishing
JP2016134488A (ja) * 2015-01-19 2016-07-25 株式会社東芝 研磨装置および半導体ウェハの研磨方法
JP2017148931A (ja) * 2016-02-19 2017-08-31 株式会社荏原製作所 研磨装置および研磨方法
CN107363712B (zh) * 2017-08-18 2019-04-23 清华大学 用于化学机械抛光工艺的在线终点检测控制系统及方法
CN111263682A (zh) 2018-03-13 2020-06-09 应用材料公司 化学机械抛光期间的振动的监测
US11731232B2 (en) * 2018-10-30 2023-08-22 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Irregular mechanical motion detection systems and method

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07106920A (ja) * 1993-10-01 1995-04-21 Sharp Corp ウェーブレット変換を用いた周波数高速引き込み方式
JPH09150367A (ja) * 1995-04-26 1997-06-10 Fujitsu Ltd 研磨装置及び研磨方法
JPH1034528A (ja) * 1996-05-22 1998-02-10 Sony Corp 研磨装置と研磨方法
JPH11144167A (ja) * 1997-11-06 1999-05-28 Nohmi Bosai Ltd 火災検出装置
JP2001198813A (ja) * 2000-01-13 2001-07-24 Toshiba Corp 研磨装置及びその研磨方法
JP2002508540A (ja) * 1998-03-26 2002-03-19 ローズマウント インコーポレイテッド センサ信号内の信号成分を分離するセンサ診断用信号処理技術

Family Cites Families (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5812261A (en) 1992-07-08 1998-09-22 Active Impulse Systems, Inc. Method and device for measuring the thickness of opaque and transparent films
JPH07186002A (ja) * 1993-12-27 1995-07-25 Seiko Seiki Co Ltd スピンドル装置
JP3637977B2 (ja) 1995-01-19 2005-04-13 株式会社荏原製作所 ポリッシングの終点検知方法
US5904609A (en) * 1995-04-26 1999-05-18 Fujitsu Limited Polishing apparatus and polishing method
JP3577840B2 (ja) * 1996-05-22 2004-10-20 株式会社デンソー 半導体厚測定装置及びその測定方法
US5667424A (en) 1996-09-25 1997-09-16 Chartered Semiconductor Manufacturing Pte Ltd. New chemical mechanical planarization (CMP) end point detection apparatus
US6041287A (en) 1996-11-07 2000-03-21 Reliance Electric Industrial Company System architecture for on-line machine diagnostics
US5905572A (en) 1997-08-21 1999-05-18 Li; Ming-Chiang Sample inspection using interference and/or correlation of scattered superbroad radiation
JP3711723B2 (ja) * 1997-11-20 2005-11-02 株式会社デンソー 半導体厚測定装置
US6271047B1 (en) * 1998-05-21 2001-08-07 Nikon Corporation Layer-thickness detection methods and apparatus for wafers and the like, and polishing apparatus comprising same
JPH11339040A (ja) * 1998-05-26 1999-12-10 Sharp Corp マクロ検査方法
US6106662A (en) * 1998-06-08 2000-08-22 Speedfam-Ipec Corporation Method and apparatus for endpoint detection for chemical mechanical polishing
US6241847B1 (en) 1998-06-30 2001-06-05 Lsi Logic Corporation Method and apparatus for detecting a polishing endpoint based upon infrared signals
US6077783A (en) 1998-06-30 2000-06-20 Lsi Logic Corporation Method and apparatus for detecting a polishing endpoint based upon heat conducted through a semiconductor wafer
US6507790B1 (en) * 1998-07-15 2003-01-14 Horton, Inc. Acoustic monitor
US6172756B1 (en) 1998-12-11 2001-01-09 Filmetrics, Inc. Rapid and accurate end point detection in a noisy environment
US6204922B1 (en) 1998-12-11 2001-03-20 Filmetrics, Inc. Rapid and accurate thin film measurement of individual layers in a multi-layered or patterned sample
US6040672A (en) * 1998-12-18 2000-03-21 Gte Internetworking Incorporated Electroactive waveform control device and related method
US6179688B1 (en) 1999-03-17 2001-01-30 Advanced Micro Devices, Inc. Method and apparatus for detecting the endpoint of a chemical-mechanical polishing operation
US6334807B1 (en) * 1999-04-30 2002-01-01 International Business Machines Corporation Chemical mechanical polishing in-situ end point system
US6293845B1 (en) * 1999-09-04 2001-09-25 Mitsubishi Materials Corporation System and method for end-point detection in a multi-head CMP tool using real-time monitoring of motor current
US6325696B1 (en) * 1999-09-13 2001-12-04 International Business Machines Corporation Piezo-actuated CMP carrier
US6424137B1 (en) * 2000-09-18 2002-07-23 Stmicroelectronics, Inc. Use of acoustic spectral analysis for monitoring/control of CMP processes
US6257953B1 (en) 2000-09-25 2001-07-10 Center For Tribology, Inc. Method and apparatus for controlled polishing

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07106920A (ja) * 1993-10-01 1995-04-21 Sharp Corp ウェーブレット変換を用いた周波数高速引き込み方式
JPH09150367A (ja) * 1995-04-26 1997-06-10 Fujitsu Ltd 研磨装置及び研磨方法
JPH1034528A (ja) * 1996-05-22 1998-02-10 Sony Corp 研磨装置と研磨方法
JPH11144167A (ja) * 1997-11-06 1999-05-28 Nohmi Bosai Ltd 火災検出装置
JP2002508540A (ja) * 1998-03-26 2002-03-19 ローズマウント インコーポレイテッド センサ信号内の信号成分を分離するセンサ診断用信号処理技術
JP2001198813A (ja) * 2000-01-13 2001-07-24 Toshiba Corp 研磨装置及びその研磨方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011068236A1 (ja) * 2009-12-01 2011-06-09 株式会社Sumco ウェーハの研磨方法
JP5533884B2 (ja) * 2009-12-01 2014-06-25 株式会社Sumco ウェーハの研磨方法
US8900033B2 (en) 2009-12-01 2014-12-02 Sumco Corporation Wafer polishing method
JP2012064835A (ja) * 2010-09-17 2012-03-29 Covalent Materials Corp 半導体ウエハの研磨方法及び半導体ウエハ研磨装置
JP2017163100A (ja) * 2016-03-11 2017-09-14 東芝メモリ株式会社 半導体製造装置の制御装置および制御方法
JP6437608B1 (ja) * 2017-09-08 2018-12-12 東芝メモリ株式会社 研磨装置、研磨方法、および研磨制御装置
JP2019048344A (ja) * 2017-09-08 2019-03-28 東芝メモリ株式会社 研磨装置、研磨方法、および研磨制御装置
WO2022187025A1 (en) * 2021-03-03 2022-09-09 Applied Materials, Inc. Pressure signals during motor torque monitoring to provide spatial resolution
TWI815332B (zh) * 2021-03-03 2023-09-11 美商應用材料股份有限公司 拋光方法、系統及其電腦程式產品

Also Published As

Publication number Publication date
AU2002327481A1 (en) 2003-03-10
CN1606720A (zh) 2005-04-13
EP1421453A2 (en) 2004-05-26
TW556282B (en) 2003-10-01
US6431953B1 (en) 2002-08-13
WO2003019627A3 (en) 2004-01-29
CN1314096C (zh) 2007-05-02
WO2003019627A2 (en) 2003-03-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005501410A (ja) 周波数解析に基づく監視を含むcmpプロセス
KR101097873B1 (ko) 화학적 기계적 연마를 모니터링하는 데이터 프로세싱
CN102956521B (zh) 用于在cmp加工中实时差错检测的装置和方法
US8065031B2 (en) Polishing end point detection method utilizing torque change and device thereof
US20140329439A1 (en) Apparatus and methods for acoustical monitoring and control of through-silicon-via reveal processing
EP1399960A1 (en) In situ sensor based control of semiconductor processing procedure
US6179688B1 (en) Method and apparatus for detecting the endpoint of a chemical-mechanical polishing operation
US7094695B2 (en) Apparatus and method for conditioning a polishing pad used for mechanical and/or chemical-mechanical planarization
US20200312671A1 (en) Methods for processing semiconductor wafers having a polycrystalline finish
JP2009028856A (ja) トルク変化を利用した研磨終端時点検知方法及びその装置
JP7237083B2 (ja) 研磨のインシトゥモニタリングにおけるフィルタリング
Park et al. Signal analysis of CMP process based on AE monitoring system
US6432728B1 (en) Method for integration optimization by chemical mechanical planarization end-pointing technique
TW202007481A (zh) 化學機械研磨之裝置與方法
JP2001198813A (ja) 研磨装置及びその研磨方法
US20060063383A1 (en) CMP process endpoint detection method by monitoring and analyzing vibration data
JP7215412B2 (ja) 半導体ウェーハ用研磨布の使用開始時期の判定方法及びそれを用いた半導体ウェーハの研磨方法、並びに半導体ウェーハ研磨システム
Hocheng et al. In situ endpoint detection by acoustic emissions in chemical–mechanical polishing of metal overlay
US20160013085A1 (en) In-Situ Acoustic Monitoring of Chemical Mechanical Polishing
TWI806898B (zh) 用於晶圓上準確的感測器位置判定的振動校正
TWI837735B (zh) 用於偵測拋光中振動的渦電流監測的方法、電腦程式產品以及系統
Frank et al. Correlating Shear Force and Coefficient of Friction to Platen Motor Current in Copper, Cobalt, and Shallow Trench Isolation Chemical Mechanical Planarization at Steady-State Conditions
US20230286107A1 (en) Eddy current monitoring to detect vibration in polishing
JP2024525321A (ja) 化学機械平坦化(CMP)プロセスのin-situモニタリング方法及び装置
US20230390891A1 (en) Acoustic monitoring of conditioner during polishing

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050804

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080520

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20080819

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20080826

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090929

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20091225

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100107

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100223

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100907

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20101207

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20101214

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110524