JP2005354573A - 画像形成装置の構造体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 画像読取部の平面を調整することなく、画像読取部の平面度を確保する機構の画像形成装置の構造体を提供する。
【解決手段】 画像読取部(1)を有する画像形成装置において、画像読取部(1)の支持部を二辺(2、3)にて構成し、二辺の支持部(2、3)のうち、一辺の支持部(2)を固定し、その対面に当たる他辺の支持部(3)を、可動式に形成する。可動式の支持部(3)は、該支持部(3)に支点機構を有し、画像読取部(1)の剛性を利用して、支点機構により天秤動作が成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像形成装置の構造体に関するものであり、特に、画像形成装置の構成に画像読取機構が搭載される画像形成装置に関するものである。
近年の画像形成装置は、各機構間の信号をデジタル化することで、各機構がユニット化されているものがある。また、画像読取装置においても、単体ユニットとして特性値を保証し、本体構造体に搭載される構成になってきているのが現状である。
複写機等の画像形成装置の読み取りユニットは、原稿の画像を正確に読み取り得るように、ユニット単体で調整された状態と同等の姿勢を保ちつつ、ゆがみや変形を生じさせること無く画像形成装置本体に取り付ける必要がある。このため、画像読取装置は、本体構造体に搭載される際に、平面状態で設置されることが望ましく、平面状態でない場合には、画像読取装置の筐体の歪みにより、画像の先端部分が斜め、または、平行四辺形の画像となってしまうという不具合が発生することになる。
従来の技術では、上述した不具合を回避する為に、例えば、画像読取装置を本体構造体に搭載する際の受け部にダンパー材を使用し、受け部をクッション構成にすることで平面状態を保つ方式のものがある。
また、本発明より先に出願された技術文献として、読み取りユニットを支持する左右一対の支持部材を有し、一方の支持部材の両端部を前後一対の構造部材に固定し、他方の支持部材の片端を他の前後一対の構造部材の一方の構造部材に上下方向で回動可能に軸支し、画像読取装置の受け部を調整し、読み取りユニットの平面度を簡単に確保することが可能となる画像形成装置の構造体がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−229292号公報
しかしながら、上記特許文献1は、画像読取装置の平面度を簡易的に確保する技術が示唆されているが、画像読取装置の平面度を確保する為に調整を要する構造となっている。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、画像読取部の平面を調整することなく、画像読取部の平面度を確保する機構の画像形成装置の構造体を提供することを目的とするものである。
かかる目的を達成するために、本発明は以下の特徴を有する。
本発明にかかる画像形成装置の構造体は、画像読取部を有する画像形成装置において、画像読取部の支持部を二辺にて構成し、二辺の支持部のうち、一辺の支持部を固定し、その対面に当たる他辺の支持部を可動式に形成してなることを特徴とするものである。
また、本発明にかかる画像形成装置の構造体において、可動式の支持部は、該支持部に支点機構を有し、画像読取部の剛性を利用して、支点機構により天秤動作が成されることで、可動式の支持部は、該可動式の支持部の対面に位置する固定された支持部と同一の傾きを形成してなることを特徴とするものである。
また、本発明にかかる画像形成装置の構造体は、画像読取部の重量バランス等の特性により、支点機構の支点位置を任意に設定可能としたことを特徴とするものである。
また、本発明にかかる画像形成装置の構造体は、画像読取部を支持する左右一対の支持部材を有し、一方の支持部材の両端部を、一方の構造部材に固定し、他方の支持部材の両端部が所定の角度で移動可能となるように、他方の支持部材を、該他方の支持部材の支点にて、他方の構造部材に軸支してなることを特徴とするものである。
また、本発明にかかる画像形成装置の構造体は、両端部が所定の角度で移動可能となる範囲を形成する長穴が、他方の構造部材に設けられてなることを特徴とするものである。
また、本発明にかかる画像形成装置の構造体は、画像読取部の自重により、画像読取部が平面状態を確保した状態で、他方の支持部材の両端部を固定するための静止部が、他方の支持部材に設けられてなることを特徴とするものである。
本発明にかかる画像形成装置の構造体は、画像読取部を有する画像形成装置において、画像読取部の支持部を二辺にて構成し、二辺の支持部のうち、一辺の支持部を固定し、その対面に当たる他辺の支持部を可動式に形成してなることを特徴とするものである。このように、二辺の支持部のうち、一辺の支持部を固定にすることで、画像品質に対する画像読取部の傾き許容量を設定することが可能となり、また、その固定した一辺の支持部と対面する他辺の支持部を可動式とすることで、部品寸法の積み上がりによる支持部の歪みを排除することが可能となる。
まず、図1、図4を参照しながら、本発明にかかる画像形成装置の構造体の特徴について説明する。
本発明にかかる画像形成装置の構造体は、図1に示唆するように、画像読取部(1)を有する画像形成装置において、画像読取部(1)の支持部を二辺(2、3)にて構成し、二辺の支持部(2、3)のうち、一辺の支持部(2)を固定し、その対面に当たる他辺の支持部(3)を、図4に示唆するように、可動式に形成してなることを特徴とするものである。このように、二辺の支持部(2、3)のうち、一辺の支持部(2)を固定にすることで、画像品質に対する画像読取部(1)の傾き許容量を設定することが可能となり、また、その固定した一辺の支持部(2)と対面する他辺の支持部(3)を可動式とすることで、部品寸法の積み上がりによる支持部(3)の歪みを排除することが可能となるものである。
以下、添付図面を参照しながら、本発明にかかる画像形成装置の構造体について説明する。
画像形成装置本体は、図1に示唆するように、複数の構成部材(4、5、6)で構成されており、画像読取装置(1)を受けるための支持部材(2、3)が、構成部材(4、5)に取り付けられることになる。また、画像読取装置(1)は、四辺の端部に足部(1a〜1d)を具備しており、この足部(1a〜1d)で上下方向の位置決めをして、支持部材(2、3)上に設置することになる。
なお、本発明にかかる画像形成装置本体は、2つの支持部材(2、3)のうち、どちらか一方の支持部材が、構造体部材(4)、または、(5)に固定されることとし、残りの支持部材を可動式にて構成することとする。本実施例では、図1に示唆する、一辺の支持部材(2)を構造体部材(4)に固定することとし、その支持部材(2)の対面に当たる他辺の支持部材(3)を可動式にて構成することにする。なお、支持部材(2)は、構造体部材(4)に取り付けられ固定されることになり、支持部材(2)を構造部材(4)に固定する際は、ネジ等で固定することとする。
このように、二辺の支持部材(2、3)のうち、一辺の支持部材(2)を固定にすることで、画像品質に対する画像読取装置(1)の傾き許容量を設定することが可能となり、また、その固定した一辺の支持部材(2)と対面する他辺の支持部材(3)を可動式とすることで、部品寸法の積み上がりによる支持部材(3)の歪みを排除することが可能となる。以下、図2、図3を参照しながら、本発明の要素となる、支持部材(3)、及び、構造体部材(5)の構成について説明する。なお、図2は、図1に示唆する(a)の方向から見た場合の支持部材(3)、及び、構造体部材(5)の構成を示唆する図であり、図3は、図1に示唆する(b)の方向から見た場合の支持部材(3)、及び、構造体部材(5)の構成を示唆する図である。
支持部材(3)は、図2、図3に示唆するように、支持部材(3)の中央に支点(7)を有しており、この支点(7)は、構造体部材(5)と組み付けられ、支持部材(3)が、支点(7)を軸として、構造体部材(5)に回動可能に軸支されることになる。これにより、図1に示唆するように、画像読取装置(1)の受け面が構成された状態を構築することになる。なお、支持部材(2)及び構造体部材(4)は、固定された状態で画像読取装置(1)を受けることになるが、支持部材(3)及び構造体部材(5)は、支点(7)のみで組み付けられている為、天秤状態で画像読取装置(1)を受けることになる。
このように、支持部材(3)が、構造体部材(5)に対して天秤状態で画像読取装置(1)を受けることで、画像読取装置(1)の自重により、固定されていた側(支持部材(2)及び構造体部材(4))に倣って天秤の傾きが形成されることになり、画像読取装置(1)の平面度が確保された状態を構築することになる。なお、構造体部材(5)には、図3に示唆するように、長穴(9)が設けられており、その長穴(9)を、支持部材(3)に設けられている固定部(8)とネジ等で組み付け、画像読取装置(1)の平面度を確保させる状態で、支持部材(3)を構造体部材(5)に具設することになる。
これにより、図4に示唆するように、支持部材(3)が、支点(7)を支軸として天秤状態で画像読取装置(1)を受けることになり、支持部材(3)に設けられた固定部(8)が、構造体部材(5)に設けられた長穴(9)の範囲内で移動し、画像読取装置(1)が平面度を確保した状態の位置で、固定部(8)が静止することになるため、画像読取装置(1)の自重による支持部材(3)の位置ずれ、変形等を抑えることが可能となる。
このように、画像形成装置の二辺の支持部材(2、3)のうち、可動式の一辺の支持部材(3)に、支点機構(7)を有し、画像読取装置(1)の筐体剛性を利用して天秤動作をさせるように構築することで、可動式の一辺の支持部材(3)と、対面に位置する固定式の一辺の支持部材(2)と、を同一の傾きに形成させることが可能となり、画像読取装置(1)の平面度を確保することが可能となる。
なお、画像読取装置(1)の重量バランス等の特性により支点(7)の位置を任意に設定することも可能であり、画像読取装置(1)の重量バランス等の特性により、一方向に傾いてしまうことが判明している場合には、その、天秤の支点(7)の位置を任意に設定し、画像読取装置(1)の平面度の品質を更に確保することも可能である。
なお、上述する実施例は、本発明の好適な実施例であり、上記実施例のみに本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を施した形態での実施が可能である。例えば、上記実施例において、図4に示唆するように、画像読取装置(1)の自重により、画像読取装置(1)が平面状態を確保した状態で、支持部材(3)が静止した際に、その支持部材(3)の両端部に設けられた固定部(8)を固定するための静止部(図示せず)を、支持部材(3)に設けることも可能であり、その静止部(図示せず)により、支持部材(3)と、構造体部材(5)と、を固定することも可能である。この場合、構造体部材(5)を、支持部材(3)と、静止部(図示せず)と、で挟持するように構築することになる。
本発明にかかる画像形成装置の構造体は、プリンタ、コピー、ファクシミリ、スキャナ等の各機能を1つの筐体内に収納した複合機と称する画像形成装置に適用可能である。
本発明にかかる画像形成装置の構造体の構成を示唆する外観斜視図である。 図1に示唆する本発明にかかる画像形成装置の構造体のうち、支持部材(3)、及び、構造体部材(5)の構成を示唆する拡大図であり、図1に示唆する(a)の方向から見た場合の構成を示唆する図である。 図1に示唆する本発明にかかる画像形成装置の構造体のうち、支持部材(3)、及び、構造体部材(5)の構成を示唆する拡大図であり、図1に示唆する(b)の方向から見た場合の構成を示唆する図である。 支持部材(3)に支点機構(7)を有し、画像読取装置(1)の剛性を利用して天秤動作をすることで、対面に位置する一辺と同一の傾きを形成してなる状態を示唆する図である。
符号の説明
1 画像読取装置
1a〜1d 画像読取装置の足
2、3 支持部材
4、5 構造体部材
6 構造体(画像出力部)
7 可動式支持部材支点
8 可動式支持部材固定位置
9 支持部材長穴

Claims (6)

  1. 画像読取部を有する画像形成装置において、前記画像読取部の支持部を二辺にて構成し、前記二辺の支持部のうち、一辺の支持部を固定し、その対面に当たる他辺の支持部を可動式に形成してなることを特徴とする画像形成装置の構造体。
  2. 前記可動式の支持部は、該支持部に支点機構を有し、前記画像読取部の剛性を利用して、前記支点機構により天秤動作が成されることで、前記可動式の支持部は、該可動式の支持部の対面に位置する前記固定された支持部と同一の傾きを形成してなることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置の構造体。
  3. 前記画像読取部の重量バランス等の特性により、前記支点機構の支点位置を任意に設定可能としたことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置の構造体。
  4. 画像読取部を支持する左右一対の支持部材を有し、一方の支持部材の両端部を、一方の構造部材に固定し、他方の支持部材の両端部が所定の角度で移動可能となるように、前記他方の支持部材を、該他方の支持部材の支点にて、他方の構造部材に軸支してなることを特徴とする画像形成装置の構造体。
  5. 前記両端部が所定の角度で移動可能となる範囲を形成する長穴が、前記他方の構造部材に設けられてなることを特徴とする請求項4記載の画像形成装置の構造体。
  6. 前記画像読取部の自重により、前記画像読取部が平面状態を確保した状態で、前記他方の支持部材の両端部を固定するための静止部が、前記他方の支持部材に設けられてなることを特徴とする請求項4または5記載の画像形成装置の構造体。
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