JP2005354481A - 光通信装置及び光通信システム - Google Patents

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哲 倉島
Toshiki Matsui
利樹 松井
Atsushi Ugajin
淳 宇賀神
Hirokazu Tsubota
浩和 坪田
Masaki Fujise
雅規 藤瀬
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Abstract

【課題】 システム全体のスループットを低下させることなく、消費電力を低減すると共に発光素子の長寿命化が可能な光通信装置及び光通信システムを提供することを目的とする。
【解決手段】 マスタの対応する光通信I/F部16Aとスレーブに対応する光通信I/F部16B〜16Dを光ファイバ及び光シートバス42A、42Bを介して接続した光通信システムにおいて、マスタ及びスレーブの受光器80、受信回路82及び制御回路92は常時電源84に接続し、発光器86及び送信回路88はリモート制御可能なリモート制御電源90に接続する。そして、スレーブではマスタの指示に基づいて制御回路92がリモート制御電源90のオンオフを制御し、マスタでは通信状態に基づいて制御回路92がリモート制御電源90のオンオフを制御する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、光通信装置及び光通信システムにかかり、特に、第1光ファイバ、分配型光信号伝送体、及び第2光ファイバを介して第1の光通信装置と複数の第2の光通信装置が接続された光通信システム、及び該光通信システムに適用可能な光通信装置に関する。
従来より、入射された信号光を拡散させて伝播させる層状の導波路に、信号光の入出射を担う信号光入出射部が複数形成されて構成され、入射された光信号を複数の分配先へ分配可能な分配型光信号伝送体(光シートバスともいう)、及び、該分配型光信号伝送体を含んで構成された光通信システムが提案されている(例えば、特許文献1を参照)。レーザ光等の指向性の強い光信号を分配する場合、以前は光信号を一旦電気信号に変換して分配した後、分配した電気信号を、各分配先に対応して設けられた複数の発光素子によって各分配先へ光信号として送信する等の複雑な構成を必要としていたが、上記の分配型光信号伝送体を用いることで指向性の強い光信号も直接伝送することが可能となり、光通信システムの構成を簡単にすることができる。また分配型光信号伝送体は、電気信号の信号線をコネクタによって挿抜するのと同様に、光信号を伝送する光ファイバを容易に挿抜可能であり、光通信システムの構築や構成の変更も容易であるという利点を有している。
また、特許文献1に記載の技術では、上述のような分配型光伝送体を用いて複数の機器が接続された信号処理装置において、電源制御機器から被電源制御機器の電源のオンオフを制御し、被電源制御機器の受発光器及び送受信回路以外の電源を電源制御機器からオンオフ制御することが提案されている。このように電源制御機器から被電源制御機器の電源制御を行うことで被電源制御機器の消費電力を低減させることができる。
特開2002−6997号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、被電源制御機器側の受発光器及び送受信回路以外の電源をオフさせるため、電源をオンした時に設定した被電源制御機器を識別するためのIDや各ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の設定が消去されてしまい、再度電源制御機器からオンとなるように制御されたときには、電源制御機器から上記設定を再度設定し直す時間が必要となる。また、当該設定時間の間の通信が不可能となり、システム全体のスループットが低下してしまう、という問題がある。
更に、受発光器以外の電源供給を電源制御機器から制御するので、発光器は常時電源で常に供給されており、発光素子の短命化に拍車がかかってしまう、という問題がある。
本発明は、上記問題を解決すべく成されたもので、システム全体のスループットを低下させることなく、消費電力を低減すると共に発光素子の長寿命化が可能な光通信装置及び光通信システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明に係わる光通信装置は、光通信を行うための第1受光素子を備えた第1装置と第1光ファイバを介して接続された分配型光伝送体に、第2光ファイバを介して複数接続される光通信装置であって、前記第2光ファイバ、前記分配型光伝送体及び前記第1光ファイバを介して前記第1受光素子に光を伝送することで情報を送信可能な第2発光素子と、前記第2発光素子以外に電源を供給する第2電源と、前記第2駆動電源とは別に設けられ、少なくとも前記第2発光素子のみに電源を供給する第2発光素子電源と、第1装置からの指示に基づいて前記第2発光素子電源を制御する第2制御手段と、を備えることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、光通信装置は、第1受光素子を備えた第1装置と第1光ファイバを介して接続された分配型光伝送体に、第2光ファイバを介して複数接続される。すなわち、第1光ファイバ、分配型光伝送体及び第2光ファイバを介して第1装置と光通信が可能とされている。
第2発光素子は、第2光ファイバ、分配型光伝送体及び第1光ファイバを介して第1受光素子に光を伝送することで情報を送信する。
第2電源は、第2発光素子以外に電源を供給し、第2発光素子電源は、第2電源とは別に設けられ、少なくとも第2発光素子のみに電源を供給する。そして、第1装置からの指示に基づいて第2発光素子電源を第2制御手段によって制御する。これによって、第1装置から第2発光素子電源のオンオフを制御することができ、通信に必要のない光通信装置の発光素子の電源をオフすることができる。従って、消費電力を低減することができると共に発光素子を長寿命化することができる。
また、第2発光素子電源がオフされても第2発光素子以外の電源は、第2電源によって供給される。例えば、請求項2に記載の発明のように、第2制御手段によって第2発光素子電源がオフされても、第2電源が少なくとも第2発光素子以外へ電源を常に供給し、請求項3に記載の発明のように、第2制御手段が、第2発光素子電源をオフする際に、第2電源からの電源供給によって自装置のデータを常に保持することで、光通信時の光強度などの各種設定値を保持することができる。従って、再設定を行うことなく、通信を再開することができ、システム全体のスループットの低下を抑制することができる。
請求項4に記載の発明に係わる光通信装置は、光通信を行うための第2受光素子を備えた複数の第2装置と第2光ファイバを介して接続された分配型光伝送体に、第1光ファイバを介して接続される光通信装置であって、前記第1光ファイバ、前記分配型光伝送体及び前記第2光ファイバを介して前記第2受光素子に光を伝送することで情報を送信可能な第1発光素子と、前記発光素子以外に電源を供給する第1電源と、前記第1電源とは別に設けられ、少なくとも前記第1発光素子のみに電源を供給する第1発光素子電源と、第2装置との通信状態に基づいて、前記第1発光素子電源を制御する第1制御手段と、を備えることを特徴としている。
請求項4に記載の発明によれば、光通信装置は、第2受光素子を備えた複数の第2装置(例えば、請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の光装置など)と第2光ファイバを介して接続された分配型光伝送体に、第1光ファイバを介して接続される。すなわち、第1光ファイバ、分配型光伝送体及び第2光ファイバを介して第2装置と光通信が可能とされている。
第1発光素子は、第1光ファイバ、分配型光伝送体及び第2光ファイバを介して第2受光素子に光を伝送することで情報を送信する。
第1電源は、第1発光素子以外に電源を供給し、第1発光素子電源は、第1電源とは別に設けられ、少なくとも第1発光素子のみに電源を供給する。そして、第2装置との通信情報に基づいて、少なくとも第1発光素子電源を第1制御手段によって制御する。これによって、光通信装置の発光素子の電源をオンオフ制御することができ、通信する必要のないときに、自装置の発光素子の電源をオフすることができる。従って、消費電力を低減することができると共に発光素子を長寿命化することができる。
また、第1発光素子以外の電源がオフされても第1発光素子以外の電源は、第1電源によって供給される。例えば、請求項5に記載の発明のように、第1制御手段によって第1発光素子電源がオフされても、第1電源が少なくとも第1発光素子以外へ電源を常に供給し、請求項6に記載の発明のように、第1制御手段が、第1発光素子電源をオフする際に、第1電源からの電源供給によって自装置のデータを常に保持することで、光通信時の光強度などの各種設定値を保持することができる。従って、再設定を行うことなく、通信を再開することができ、システム全体のスループットの低下を抑制することができる。
なお、第1制御手段は、請求項7に記載の発明のように、第1発光素子電源をオフするように制御した後に、所定時間経過後に、第1発光素子電源をオンするように更に制御するようにしてもよい。
請求項8に記載の発明に係わる光通信システムは、請求項4乃至請求項7の何れか1項に記載の光通信装置からなる第1装置と、請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の光通信装置からなる第2装置と、を含むことを特徴としている。
請求項8に記載の発明によれば、第1装置として請求項4乃至請求項7の何れか1項に記載の光通信装置を適用し、第2装置として請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の光通信装置を適用するので、上述のように、システム全体のスループットを低下させることなく、消費電力を低減すると共に発光素子の長寿命化が可能な光通信システムとすることができる。
なお、第1装置は、請求項9に記載の発明にように、第2発光素子電源をオンする指示を行う時、または第1制御手段によって第1発光素子電源をオフするように制御した後に再びオンするように制御する時に、第2受光素子を活性化するための擬似信号を送信する擬似信号送信手段を更に備えるようにしてもよい。すなわち、第1発光素子電源や第2発光素子電源がオフされて第1発光素子からの光送信がなくなると、第2受光素子が非活性状態となるので、擬似信号送信手段を備えることで、擬似信号送信により第2受光素子を活性化させることができ、第2受光素子が安定した状態で光通信を再開することが可能となる。この時、請求項10に記載の発明のように、擬似信号送信手段によって擬似信号を送信して第2受光素子を活性化した後に、第1制御手段によって、対象となる第2装置を識別するための識別情報を付加した第2発光素子電源をオンするための指示情報を送信して、第2制御手段が該指示情報を識別して第2発光素子電源をオンすることで、第1装置のリモート操作によって第2装置の発光素子電源をオフすることが可能となる。
また、第1装置が、請求項11に記載の発明のように、対象となる第2装置を識別するための識別情報を付加した第2受光素子を活性化するための識別情報付擬似信号を送信する識別情報付擬似信号送信手段を更に備えて、第2制御手段が、識別情報付擬似信号を読み取って、識別情報が自装置であると認識したときに、第2発光素子電源をオンするように制御するようにしてもよい。
一方、第1制御手段によって第1発光素子電源が常にオン状態に制御されて第2装置と常に通信している状態のときには、第2受光素子が活性化状態にあるので、請求項12に記載の発明のように、活性化するための擬似信号等を送信せずに、第2装置に対して情報送信を直ぐに開始するようにしてもよい。
以上説明したように本発明によれば、光ファイバ及び分配型光伝送体を介して接続された光通信装置において、受光素子と受光素子以外の電源を別々に設け、外部装置の指示や通信状態に応じて受光素子の電源を制御することで、システム全体のスループットを低下させることなく、消費電力を低減すると共に発光素子の長寿命化が可能となる、という効果がある。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。
図1には、本発明の実施の形態に係わる電子機器10が示されている。電子機器10は複数の電子回路12A、12B、12C、12Dを含んで構成されている。電子回路12A〜12Dのうち、電子回路12Aは他の電子回路12B〜12Dの動作制御等を行うマスタとして機能し、電子回路12B〜12Dは電子回路12Aの制御下で動作するスレーブとして機能する。
なお、電子機器10としては任意の機器を適用可能であるが、一例としてLAN等のネットワークを介して画像データを受信し、受信した画像データに基づきスクリーン処理等の画像処理を行うことで各色成分(例えばC(シアン)、M(マゼンダ)、Y(イエロー)、K(黒)、S(特別色)等)の露光用画像データを生成し、生成した露光用画像データに基づいて各色成分毎に設けられたROS(Raster Output Scanner)による画像露光を制御することで各色成分の静電潜像を形成し、形成した各色成分の静電潜像を各色成分の現像剤で現像して重ね合わせることでフルカラーのトナー像を形成し、形成したフルカラーのトナー像を記録用紙に転写して定着させる構成のフルカラープリンタを適用することができる。この場合、スレーブとして機能する電子回路12B〜12Dとしては、各色成分の露光用画像データの生成及びROSによる画像露光を制御する画像処理回路を、マスタとして機能する電子回路12Aとしては、各画像処理回路の動作を制御する制御回路(例えばCPU及びメモリ等の周辺デバイスを含んで構成された制御回路)を適用することができる。
本発明の実施の形態では、電子回路12Aと電子回路12B〜12Dの間の通信が光通信によって行われ、電子回路12Aと電子回路12B〜12Dの間には、これらの電子回路の間の光通信を実現する光通信システム14が設けられている。光通信システム14は、個々の電子回路12A〜12Dに接続された光通信インタフェース(I/F)部16A〜16Dを含んで構成されている。光通信I/F部16A〜16Dは接続されている電子回路12A〜12Dと同一の基板に各々搭載されている。光通信I/F部16A〜16Dは互いに略同一の構成とされており、複数個(例えば5個)のLD(レーザダイオード)が一列に配列されて成るLDアレイ18と、複数個(例えば5個)のPD(光検出器)が一列に配列されて成るPDアレイ20と、電子回路12、LDアレイ18及びPDアレイ20と各々接続された光通信制御部22が設けられている。なお、LDアレイ18としてはVCSEL(Vertical Cavity Surface Emitting Lasers)等の面発光レーザを適用することができる。
個々の光通信I/F部16のLDアレイ18及びPDアレイ20は、各々光コネクタ24を着脱自在に構成されており、光通信I/F部16AのLDアレイ18に接続された光コネクタ24には第1光ファイバ26の一端が、PDアレイ20に装着された光コネクタ24には第1光ファイバ28の一端が取付けられており、光通信I/F部16BのLDアレイ18に接続された光コネクタ24には第2光ファイバ36の一端が、PDアレイ20に装着された光コネクタ24には第2光ファイバ30の一端が取付けられている。同様に、光通信I/F部16CのLDアレイ18に接続された光コネクタ24には第2光ファイバ38の一端が、PDアレイ20に接続された光コネクタ24には第2光ファイバ32の一端が取付けられており、光通信I/F部16DのLDアレイ18に接続された光コネクタ24には第2光ファイバ40の一端が、PDアレイ20に接続された光コネクタ24には第2光ファイバ34の一端が取付けられている。
第1光ファイバ26,28、第2光ファイバ30、32、34、36、38、40は、POF(Plastic Optical Fiber)と称する合成樹脂製の光ファイバ(コア材がアクリル、コア材を覆うクラッド材がフッ素樹脂で形成された光ファイバ)が、LDアレイ18におけるLDの数及びPDアレイ20におけるPDの数と同数(例えば5本)だけ束ねられて各々構成されている。図2にも示すように、第1光ファイバ26、第2光ファイバ30,32,34の他端には光コネクタ24が各々取付けられ、これらの光コネクタ24は光シートバス42Aに各々接続されている。また、詳細な図示は省略するが、第1光ファイバ28、第2光ファイバ36、38、40の他端にも光コネクタ24が各々取付けられ、これらの光コネクタ24は光シートバス42Bに各々接続されている。なお、光シートバス42A、42Bは本発明に係る分配型光信号伝送体に対応している。
光シートバス42A、42Bは、合成樹脂製のベース部材に、図3に示す導波路部材44が光ファイバの本数と同数(例えば5個)だけ埋設されて構成されている。導波路部材44は、光透過率が高く後述するクラッド層よりも屈折率の高い材料(例えばポリメチルメタクリレート等)から成り、全体としては細長い矩形状で、幅寸法が階段状に変化している階段状部46A、46Bが中間部の2箇所に各々形成された形状とされている。導波路部材44の両端部及び階段状部46A、46Bの計4箇所には、導波路部材44の長手方向及び上下方向(図3の上下方向)に対して45°の角度で傾斜された傾斜面44A〜44Dが各々形成されている。この傾斜面44A〜44Dは信号光入出射部として機能する。導波路部材44は、導波路部材44の上面のうち個々の傾斜面44A〜44Dに対応する部分がベース部材の上面から各々露出するように埋設されており、光コネクタ24は導波路部材44のうち上記の露出部分と対向するようにベース部材に接続される。また、導波路部材44は、ベース部材の上面から露出している部分以外の外面が、導波路部材44を構成する材料よりも屈折率の低い材料(例えばフッ素ポリマ等)から成るクラッド層で被覆されている。
光シートバス42Aにおいて、第1光ファイバ26が取付けられた光コネクタ24は、導波路部材44のうち幅寸法が最大の部分に形成された傾斜面44Aに対応する露出部分と対向するようにベース部材に接続され、第2光ファイバ30、32、34が取付けられた光コネクタ24は、傾斜面44B〜44Dに対応する露出部分と対向するようにベース部材に接続される。第1光ファイバ26は光コネクタ24を介して光通信I/F部16AのLDアレイ18と接続されているので、光通信I/F部16AのLDアレイ18が発光すると、LDアレイ18の個々のLDから射出された信号光(レーザ光)は第1光ファイバ26を伝送して導波路部材44に入射し、傾斜面44Aで反射されることで導波路部材44内に閉じこめられた状態で導波路部材44内を拡散・伝播する。そして、図3(A)にも示すように、傾斜面44B〜44Dで各々反射されることで導波路部材44から射出し、光コネクタ24を介して第2光ファイバ30、32、34を伝送し光通信I/F部16B〜16DのPDアレイ20で各々受光される。
また、光シートバス42Bにおいて、第1光ファイバ28が取付けられた光コネクタ24は傾斜面44Aに対応する露出部分と対向するようにベース部材に接続され、第2光ファイバ36、38、40が取付けられた光コネクタ24は、傾斜面44B〜44Dに対応する露出部分と対向するようにベース部材に接続される。第2光ファイバ36、38、40は光コネクタ24を介して光通信I/F部16B〜16DのLDアレイ18と接続されているので、光通信I/F部16B〜16Dの何れかのLDアレイ18が発光すると、該LDアレイ18の個々のLDから射出された信号光(レーザ光)は第2光ファイバ36、38、40を伝送して導波路部材44に入射し、傾斜面44B〜44Dで反射されることで導波路部材44内に閉じこめられた状態で導波路部材44内を拡散・伝播する。そして、図3(B)にも示すように、傾斜面44Aで反射されることで導波路部材44から射出し、光コネクタ24を介して第1光ファイバ28を伝送し、光通信I/F部16AのPDアレイ20で受光される。
このように、光通信I/F部16AのLDアレイ18は、第1光ファイバ26、光シートバス42A及び第2光ファイバ30、32、34を介して、光通信I/F部16B〜16DのPDアレイ20と光学的に各々結合されており、光通信I/F部16B〜16DのLDアレイ18は、第2光ファイバ36、38、40、光シートバス42B及び第1光ファイバ28を介して、光通信I/F部16AのPDアレイ20と光学的に各々結合されている。
次に図4を参照し、光通信I/F部16A〜16Dに各々設けられた光通信制御部22の構成を説明する。光通信制御部22は、電子回路12に接続され電子回路12との通信を司る電子回路I/F部50を備えている。電子回路I/F部50は、他の電子回路12へ送信すべき情報を電子回路12から受信すると共に、他の電子回路12から受信した情報を電子回路12へ送信する。電子回路I/F部50には送信制御部52が接続されており、電子回路12から電子回路I/F部50が受信した情報(他の電子回路12へ送信すべき送信情報)は送信制御部52へ出力される。送信制御部52はフラッシュメモリ等から成る不揮発性のNVMメモリ54を内蔵しており、このNVMメモリ54には光通信先に応じた光強度を記憶する最適発光強度テーブルが記憶される。
なお、本実施の形態において、光通信I/F部16AのNVMメモリ54には、スレーブとして機能する個々の電子回路12(12B〜12D)に接続された光通信I/F部16(16B〜16D)の数、及び、該光通信I/F部16(16B〜16D)に対して予め設定されたIDが予め記憶されており、光通信I/F部16B〜16DのNVMメモリ54には自身のID及び光通信I/F部16Aに対して予め設定されたIDが予め記憶されている。上記情報は、例えばスレーブとして機能する電子回路12の増設等の電子機器10の構成変更に伴い、スレーブとして機能する電子回路12に接続された光通信I/F部16の数の増減があった場合に、オペレータ等によって書き替えられる。
送信制御部52には8B/10Bエンコーダ56が接続されており、送信情報は送信制御部52から1バイトずつ8B/10Bエンコーダ56へ出力される。PDアレイ20の各PDは光を受光していない状態が継続するとレスポンスが低下するという特性を有している。本実施の形態に係る光通信システム14は送信情報を光信号によってシリアルで送信するが、通常のデータには全ビットが0又は1のデータ(全ビットのデータを送信している間LDが発光しないデータ)が含まれている可能性があるので、このようなデータをシリアルで送信している間に、受信側のPDが非活性の状態となってレスポンスが低下する恐れがある。このため、8B/10Bエンコーダ56は、送信制御部52から1バイト(8ビット)ずつ入力される送信情報を、全ビットに含まれる0のビット及び1のビットの割合が一定値以下にならないように予め設定された変換条件に従い、8ビットの送信情報を10ビットの送信情報へ変換する。なお、8B/10Bエンコーダ56は実際には複数設けられており、8ビットの送信情報から10ビットの送信情報への変換は個々の8B/10Bエンコーダ56で並列に行われる。
8B/10Bエンコーダ56はP/S(パラレル/シリアル)変換部60を介してLD駆動部62に接続されており、8B/10Bエンコーダ56で変換された10ビットの送信情報は、P/S変換部60に入力されてシリアルのデータへ変換された後にLD駆動部62に入力される。また、8B/10Bエンコーダ56にはECC(Error-Correcting Code)生成部58が接続されており、8B/10Bエンコーダ56から出力された10ビットの送信情報はECC生成部58にも入力され、ECC生成部58によって誤り訂正のためのエラーコレクションコードが生成される。ECC生成部58もP/S変換部60を介してLD駆動部62に接続されており、ECC生成部58で生成されたエラーコレクションコードは、P/S変換部60でシリアルのデータへ変換された後にLD駆動部62に入力される。そしてLD駆動部62は、8B/10Bエンコーダ56からP/S変換部60を介して入力された送信情報及びECC生成部58からP/S変換部60を介して入力されたエラーコレクションコードに応じてLDアレイ18の個々のLDの点消灯を制御することで、送信情報を光信号として送信する。
また、LD駆動部62は送信制御部52と接続されており、送信制御部52からクロック信号及び発光強度制御情報が各々入力される。LDアレイ18のうちの特定のLDはクロック信号送信用とされており、LD駆動部62は入力されたクロック信号に従って特定のLDの点消灯を制御する。また、LD駆動部62はLDアレイ18の個々のLDの発光強度を制御可能とされており、入力された発光強度制御情報に従って個々のLDの発光強度を制御する。
一方、PDアレイ20には信号処理部64が接続されており、PDアレイ20の個々のPDが光信号を受信(受光)することで個々のPDから出力信号は、信号処理部64によって増幅され、デジタルの受信情報に復調されて出力される。信号処理部64はS/P(シリアル/パラレル)変換部66を介して誤り訂正部70に接続されており、信号処理部64から出力されたシリアルの受信情報はS/P変換部66によってパラレルの受信情報へ変換された後に誤り訂正部70に入力される。また、信号処理部64はS/P変換部66を介して誤り検出部68に接続されている。誤り検出部68は、信号処理部64からS/P変換部66を介して入力されるパラレルの受信情報に含まれるエラーコレクションコードに基づき、受信情報本体にビット化け等の誤り(エラー)が生じていないか否かを検証する。誤り訂正部70は誤り検出部68に接続されており、受信情報本体に誤りが生じていることが誤り検出部68によって検出された場合に受信情報本体の誤り訂正を行う。
誤り訂正部70は8B/10Bデコーダ72を介して受信制御部74に接続されており、誤り訂正を経て誤り訂正部70から出力された受信情報(本体)は、8B/10Bデコーダ72により10ビット単位で通常の8ビットのデータに変換され、受信制御部74へ入力される。また、信号処理部64は受信制御部74と接続されており、受信した光信号のうちクロック信号は受信制御部74に直接入力され、光信号送信側との同期をとるために用いられる。受信制御部74は電子回路I/F部50及び送信制御部52に各々接続されており、入力された受信情報を送信制御部52へ出力すると共に、電子回路I/F部50を介して電子回路12へ出力する。また、信号処理部64は送信制御部52にも接続されており、光信号受信(受光)時に光信号の受光量を表す受光量情報を送信制御部52へ出力する。
なお、光通信I/F部16Aは請求項1〜請求項3の発明に係る光通信装置及び請求項8〜請求項12の発明に係る第1装置に対応しており、光通信I/F部16AのLDアレイ18の各LDは本発明に係る第1発光素子に、光通信I/F部16AのPDアレイ20の各PDは本発明に係る第1受光素子に各々対応している。また、光通信I/F部16B〜16Dは請求項4〜請求項7の発明に係る光通信装置及び請求項8〜請求項12の発明に係る第2装置に対応しており、光通信I/F部16B〜16DのLDアレイ18の各LDは本発明に係る第2発光素子に、光通信I/F部16B〜16DのPDアレイ20の各PDは本発明に係る第2受光素子に各々対応している。
続いて、各スレーブに対応する光通信I/F部16B〜16Dの電源制御系について説明する。図5は、各スレーブに対応する光通信I/F部16B〜16Dの電源制御系の構成を示すブロック図である。なお、図5の実線の接続線は信号線を示し、点線の接続線は電源供給線を示し、スレーブに対応する光通信I/F部16Bの電源制御系を示すが、他のスレーブに対応する光通信I/F部16C、16D及びマスタに対応する光通信I/F部16Aの電源制御系についても同一構成であるので、図示を省略する。
各スレーブに対応する光通信I/F部16B〜16Dは、上述のPDアレイ20からなる受光器80と、上述の信号処理部64、S/P変換部66、誤り検出部68、誤り訂正部70、及び8B/10Bデコーダ72からなる受信回路82が常時電源84に接続されており、受光器80及び受信回路82は、常時電源84によって常に電源が供給される。
また、上述のLDアレイ18からなる発光器86と、上述の8B/10Bエンコーダ56、ECC生成部58、P/S変換部60、及びLD駆動回路62からなる送信回路88がリモート制御電源90に接続されており、外部からリモート制御によって電源供給のオンオフを制御することができるようになっている。
また、上述の受信制御部74及び送信制御部52からなる制御回路92が常時電源84に接続されており、受光器80及び受信回路82と同様に、常時電源84によって常に電源が供給される。
さらに、制御回路92には、上述のリモート制御電源90を制御する機能を有しており、マスタに対応する光通信I/F16Aからの指示に基づいてリモート制御電源90のオンオフの制御が可能とされている。
なお、スレーブの常時電源84は本発明の第2電源に対応し、マスタの常時電源84は本発明の第1電源に対応している。また、スレーブのリモート制御電源90は本発明の第2発光素子電源に対応し、マスタのリモート制御電源90は本発明の第1発光素子電源に対応している。さらに、スレーブの制御回路92は本発明の第2制御手段に対応し、マスタの制御回路92は本発明の第1制御手段に対応している。
マスタからリモート制御電源90を制御する際のマスタとスレーブ間で送信される送信コマンドは、図6に示すようなフォーマットの送信コマンドを適用することが可能である。図6(A)には、マスタからスレーブへの送信コマンドフォーマットの一例を示し、図6(B)には、スレーブからマスタへの送信コマンドフォーマットの一例を示す。図6(A)、(B)に示すように、マスタとスレーブ間で送信される送信コマンドは、ID、コマンドの順でフォーマット化されており、マスタからスレーブへの送信コマンドとしては、例えば、図6(A)に示すように、3ビットのIDと8ビットのコマンドの順にフォーマットされた送信コマンドを適用することができ、スレーブからマスタへの送信コマンドとしては、例えば、図6(B)に示すように、3ビットのIDと1ビットの受信結果の順にフォーマットされた送信コマンドを適用することができる。
具体的には、IDは、電子機器10がパワーオンしたときに、接続されている各スレーブIDをマスタ及びスレーブ共に認識する。認識方法としては、例えば、スレーブに設けられたディップスイッチ等を用いてIDの設定を予め行うようにしてもよいし、マスタとスレーブ間にID専用制御線を設けて、パワーオン時に自動的に各スレーブIDの割り当てを行うようにしてもよい。何れにしても電子機器10がパワーオンした段階で各スレーブのIDが割振られ、NVMメモリ54に保持される。
また、マスタからスレーブに対して送信されるコマンドの一例としては、図7(A)に示すような送信コマンドが適用される。すなわち、リモート制御電源90に対して電源オンを指示するコマンド、リモート制御電源90に対して電源オフを指示するコマンド、各スレーブに対して初期設定を指示するコマンド、各スレーブのPDアレイ20を活性化させるための擬似パターンを送信するコマンド等のコマンドがあり、例えば、マスタからスレーブに対して送信される送信コマンドとしては、図7(C)に示すようなIDが付加されたコマンドが送信される。なお、図7(C)では、ID=1に対応するスレーブに対して電源オンを指示する送信コマンドを一例として示す。
一方、スレーブからマスタに対して送信される受信結果等のコマンドの一例としては、図7(B)に示すような送信コマンドが適用される。すなわち、マスタからの指示に対してOKを表すコマンドやマスタからの指示に対してFAILを表すコマンド等がある。
続いて、上述のように構成された電子機器10における光通信システム14の作用を説明する。なお、以下では、マスタに対応する光通信I/F部16A(以下、単にマスタという。)と、スレーブに対応する光通信I/F部16B〜16D(以下、単にスレーブという。)における電源制御に係わる部分について説明する。
図8(A)は光通信システム14におけるマスタに対応する光通信I/F部16Aの電源投入時の処理の流れの一例を示すフローチャートであり、図8(B)は光通信システム14における各スレーブに対応する光通信I/F部16B〜16Dの電源投入時の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
電子機器10がパワーオンされると、まずマスタでは、ステップ100において自装置IDを認識した後、ステップ102へ移行する。
ステップ102では、光シートバス42A、42Bに接続された全てのスレーブに初期設定コマンドを送信する。この時の初期設定コマンドとしては、送信コマンドのフォーマットにおけるIDに対応する部分に全てのスレーブを表すID(以下、ワイルドカードという)が初期設定コマンドに付加されたものを送信する。
なお、ステップ102では、初期設定コマンド送信に加えて、マスタ及び各スレーブ間で光通信するための最適発光強度検出を行うようにしてもよい。すなわち、各スレーブの伝送路における光損失(伝送経路長)等に応じて情報を伝送する際のLDアレイ18の発光強度を検出する処理を行うようにしてもよい。これによって、各スレーブ毎の伝送路における光損失に応じて光強度が設定されるので、必要以上の発光強度でLDアレイ18を発光させることがなくなり、LDアレイ18を長寿命化を図ることが可能となる。
次に、ステップ104では、全スレーブから初期設定結果の返信があるか判定し、全スレーブから初期設定結果の返信を受信したところでステップ106へ移行して、送信コマンドの準備状態となり、電源投入時のマスタにおける処理を終了する。
一方、電子機器10がパワーオンされると、スレーブ側では、まずステップ110において自装置IDを認識する。自装置IDの認識方法については、上述したように、例えば、スレーブに設けられたディップスイッチ等を用いてIDの設定を予め行うようにしてもよいし、マスタとスレーブ間にID専用制御線を設けて、パワーオン時に自動的に各スレーブIDの割り当てを行うようにしてもよい。
続いて、ステップ112では、初期設定コマンドを受信したか否か判定する。すなわち、図8(A)のフローチャートにおけるステップ102で、マスタから送信される初期設定コマンドを受信したか否か判定し、該判定が肯定されたところで、ステップ114へ移行する。
ステップ114では、初期設定処理が行われる。初期設定処理としては、マスタ側の処理で説明したように、例えば、マスタとの光通信を開始するためのLDアレイ18の最適発光強度の設定や、ASIC等の設定等が行われる。
次に、ステップ116では、初期設定処理の結果がマスタへ送信され、マスタからのコマンド待機状態へと移行して電源投入時のスレーブにおける処理を終了する。これによってマスタ側では、図8(A)のフローチャートにおけるステップ104の判定が肯定される。
続いて、上述のように電源投入時の処理が行われた後にマスタ側で行われる電源制御について説明する。
図9は、マスタで行われる電源処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、ステップ200では、スリープモードへ移行か否か判定する。該判定は、例えば、光通信が行われない状態が予め定められた時間経過したか否かを判定することによってなされ、該判定が肯定された場合には、ステップ202へ移行する。
ステップ202では、発光器86及び送信回路88の電源をオフしてステップ204へ移行する。すなわち、マスタの制御回路92がリモート制御電源90に対して電源をオフする指示を出力することによって、リモート制御電源90からの発光器86及び送信回路88への電源供給が停止される。
ステップ204では、所定時間経過するまで待機してステップ206へ移行し、発光器86及び送信回路88の電源をオンして、ステップ208へ移行する。電源オンについては、マスタの制御回路92がリモート制御電源90に対して電源をオンする指示を出力することによって、マスタの発光器80及び送信回路82の電源がオンされる。
ステップ208では、情報送信を行うか否か判定し、情報送信を行わない場合には、上述のステップ202へ戻って、発光器86及び送信回路88の電源が再びオフされ、上述の処理が繰り返される。
ステップ208の判定が肯定された場合には、ステップ210へ移行して、情報送信するスレーブの活性化処理が行われて、ステップ212へ移行する。スレーブ活性化処理は本発明の擬似信号送信手段に対応し、例えば、スレーブを活性化させるための擬似パターン等を送信することによって、情報送信先スレーブのPDアレイ20を活性化させる。
一方、ステップ200の判定が否定された場合、すなわち、スリープモード移行ではない場合には、ステップ214へ移行する。
ステップ214では、任意のスレーブnを電源オフするか否か判定する。該判定は、例えば、マスタに接続された電子機器12Aからの指示等に基づいて判定され、該判定が肯定された場合には、ステップ216へ移行する。
ステップ216では、電源オフコマンドを対応するスレーブに送信してステップ218へ移行する。
ステップ218では、スレーブから電源オフ結果の返信があるまで待機してステップ220へ移行する。
また、ステップ214の判定が否定された場合、すなわち、任意のスレーブnの電源オフではない場合にもステップ220へ移行する。
ステップ220では、任意のスレーブnを電源オンするか否か判定する。該判定も、ステップ214と同様に、例えば、マスタに接続された電子機器12Aからの指示等に基づいて判定され、該判定が肯定されるとステップ222へ移行して、電源をオンするスレーブが直ぐにコマンドを認識できる活性状態か否かを判定し、該判定が否定された場合には、ステップ224へ移行して、スレーブの活性化処理を行った後にステップ226へ移行する。なお、スレーブの活性化処理は、擬似パターン等を送信することによってスレーブのPDアレイ20を活性化して安定状態へ移行させる。
また、ステップ222の判定が肯定された場合、すなわち、スレーブのPDアレイ20が活性化されている状態であるとき(例えば、電源オンしようとするスレーブよりも光強度が強い通信を行う他のスレーブとの光通信によってPDアレイ20が活性状態にあるとき)には、そのままステップ226へ移行する。
ステップ226では、スレーブIDを付加した電源オンコマンドをスレーブに送信してステップ228へ移行する。
ステップ228では、スレーブから電源オン結果を受信したか否か判定し、該判定が肯定されるまで、IDが付加された電源オンコマンドをスレーブに送信し続け、スレーブから電源オン結果を受信したところで、ID付き電源オンコマンドの送信を停止してステップ212へ移行する。
一方、ステップ220の判定が否定、すなわち、任意のスレーブnを電源オンする場合ではないときにも、ステップ212へ移行する。
そして、ステップ212では、システム電源オフか否かを判定し、該判定が否定された場合には、ステップ200に戻って上述の処理が繰り返され、ステップ212の判定が肯定されたところで、マスタ側の電源処理の処理を終了する。
次に、電源投入時の処理が行われた後にスレーブ側で行われる電源制御について説明する。
図10は、スレーブで行われる電源処理の流れの一例を示すフローチャートである。
スレーブ側では、まずステップ250において、スリープモードへ移行するか否か判定する。該判定は、例えば、マスタ側の処理の同様に、光通信が行われない状態が予め定められた時間経過したか否かを判定したり、全スレーブがスリープモードへ移行して光通信の必要がなくなったことを判定したりすることによってなされ、該判定が肯定された場合には、ステップ252へ移行する。
ステップ252では、スレーブの発光器86及び送信回路88をオフしてステップ254へ移行する。
一方、ステップ250の判定が否定された場合、すなわち、スリープモード移行ではない場合には、そのままステップ254へ移行する。
ステップ254では、PDアレイ20が活性状態か否か判定する。該判定は、例えば、直前まで光通信が行われていてPDアレイ20が活性状態や、自装置よりも光強度が強い他のスレーブとの光通信によって自装置のPDアレイ20が活性状態にあるか否かを判定することによってなされ、該判定が否定された場合には、ステップ256へ移行して、被活性化処理を行ってステップ258へ移行し、ステップ254の判定が肯定された場合には、そのままステップ258へ移行する。
なお、被活性化処理は、例えば、マスタで行われるステップ224のスレーブ活性化処理によって送信される擬似パターン等を受信することでPDアレイ20を活性化する。
ステップ258では、コマンド受信か否か判定し、該判定が肯定された場合には、ステップ260へ移行して、受信したコマンドが電源オフコマンドか否か判定する。
受信したコマンドが電源オフコマンドである場合、すなわちステップ260の判定が肯定された場合には、ステップ262へ移行して、発光器86及び送信回路88の電源をオフしてステップ264へ移行する。すなわち、スレーブの制御回路92がマスタからの電源オフコマンドを受けて、リモート制御電源90に対して電源をオフする指示を出力することによって、リモート制御電源90からの発光器86及び送信回路88への電源供給が停止される。
ステップ264では、電源オフ結果をマスタへ返信してステップ266へ移行する。これによって、マスタ側では、上述のステップ218の判定が肯定される。
一方、ステップ260の判定が否定された場合、すなわち、受信したコマンドが電源オフコマンドではない場合には、そのままステップ266へ移行する。
ステップ266では、受信したコマンドが電源オンコマンドか否か判定し、該判定が肯定された場合には、ステップ268へ移行する。
ステップ268では、発光器86及び送信回路88の電源をオンしてステップ270へ移行する。すなわち、スレーブの制御回路92がマスタからの電源オンコマンドを受けて、リモート制御電源92に対して電源をオンする指示を出力することによって、リモート制御電源90からの発光器86及び送信回路88への電源供給が再開される。
ステップ270では、電源オン結果をマスタへ返信してステップ272へ移行する。これによって、マスタ側では、上述のステップ228の判定が肯定される。
一方、ステップ266の判定が否定された場合、すなわち、受信したコマンドが電源オンコマンドではない場合には、ステップ274へ移行して、その他のコマンドに対応する処理を行った後にステップ272へ移行する。なお、その他のコマンド処理がない場合には、そのままステップ272へ移行するようにしてもよい。
そして、ステップ272では、システム電源オフか否かを判定し、該判定が否定された場合には、ステップ250に戻って上述の処理が繰り返され、ステップ272の判定が肯定されたところで、スレーブ側の電源処理を終了する。
すなわち、上記のマスタ及びスレーブでの電源制御では、光通信の必要がない時には、マスタ及びスレーブは共にスリープモードへ移行して、LDアレイ18の寿命を延ばすために発光器86及び送信回路88の電源をオフするようになっている。この間、全スレーブのPDアレイ20には光伝送が行われずに不安定になる。マスタでは、一定時間後に、マスタ自らの発光器86及び送信回路88の電源をオンして、その時に、何れかのスレーブがオンされる必要がある場合、すなわち情報送信を行う必要がある場合に、スレーブ側のPDアレイ20を活性化して安定させ、情報の送信を行い、情報送信を行う必要がない場合には、再び発光器86及び送信回路88の電源をオフするようになっている。これによって、不要にマスタ側のLDアレイ18を発光することがなくなり、マスタ側の発光器86の長寿命化を図ることができると共に、消費電力も低減することができる。
また、任意のスレーブの発光器86及び送信回路88をオフする場合には、例えば、図7(C)に示すような送信コマンドをマスタから任意のスレーブnに送信するようになっている。このコマンドを受信したスレーブは、コマンドを解析して、IDが自装置に対応するか否か、或いは全スレーブ対象のワイルドカードか否か等を判定して、自スレーブに対応するIDと認識した場合に(図7(C)の場合には、ID=1に対応するスレーブ)、次にコマンドを判断するようになっている。そして、電源オフコマンドである場合に、スレーブの制御回路92からリモート制御電源90に電源オフ指示を出力することで発光器86及び送信回路88の電源をオフし、その後、マスタへ正常終了したことを表すコマンドを送信するようになっている。すなわち、任意のスレーブの発光器86及び送信回路88をマスタ側からリモートコントロールによってオフすることができ、使用しないスレーブのLDアレイ18が不要に発光するのを防止することができ、スレーブ側の発光器86の長寿命化を図ることができると共に、消費電力も低減することができる。
また、任意のスレーブの発光器86及び送信回路88をオンする場合には、発光器86及び送信回路88がオフされているスレーブのPDアレイ20は通信に使用していないので、光量が安定供給されておらず、非活性状態となっており、活性化処理を行う必要がある。そこで、本実施の形態では、十分にスレーブのPDアレイ20が活性化されるまで、擬似パターン信号を送信するようになっており、PDアレイ20が安定した後に、マスタは対象スレーブへIDと電源オンコマンドを送信し、対象スレーブはこのIDとコマンドを認識できた段階で、発光器86及び送信回路88の電源をオンし、マスタへオンしたことを知らせるようになっており、マスタはスレーブからのコマンド返信を受信した段階で、電源オンコマンドの送信を停止するようにしている。このように処理することで、電源がオフしている任意のスレーブの発光器86及び送信回路88の電源をオンして光通信を再開することができる。なお、マスタとスレーブ(複数の少なくとも1つのスレーブ)の光通信によってPDアレイ20が活性化状態にある場合には、PDアレイ20が活性状態にあり活性化処理を行う必要がないので、マスタは直ぐに情報送信を行うことができる。
さらに、本実施の形態では、マスタ及びスレーブにおいて発光器86及び送信回路88の電源をオフしても、受光器80、受信回路82及び制御回路92は、常時電源84から常に電源供給されるので、マスタ及び各スレーブのID、各スレーブ毎の最適発光強度やASIC等の設定は、常時電源84によって保護されるので、電源オフした発光器86及び送信回路88をオンして、各種設定等を行うことなく通信を再開することができ、マスタとスレーブ間の通信処理のスループットの低下を抑制することができる。
続いて、マスタの電源制御におけるステップ220〜228の処理、及びスレーブの電源制御におけるステップ266〜270の処理にそれぞれ対応するマスタからスレーブの発光素子86及び送信回路88の電源をオンする電源オン制御の第1変形例について説明する。
図11(A)はマスタ側で行われる電源オン制御の第1変形例の流れを示すフローチャートであり、図11(B)はスレーブ側で行われる電源オン制御の第1変形例の流れを示すフローチャートである。
任意のスレーブの発光器86及び送信回路88をオンする場合には、発光器86及び送信回路88がオフされているスレーブのPDアレイ20は通信に使用されていないので、光量が安定供給されておらず、非活性状態となっている。
そこで、第1変形例の電源オン制御では、マスタはIDを付加した擬似パターンをスレーブに送信する(ステップ300)。
IDに対応するスレーブでは、この擬似パターンが認識できるまで受信データを確認し(ステップ310)、受信データが擬似パターンと認識した段階で、制御回路92がリモート制御電源90に電源オン指示を出力することによって発光器86及び送信回路88の電源をオンし(ステップ312)、マスタへオンしたことを知らせる(ステップ314)。
そして、マスタでは、スレーブからのコマンドを受信した段階で、ID付き擬似パターンの送信を停止する(ステップ302)。
このように電源オンコマンドをマスタから送信しないでID付き擬似パターンのみを送信して、マスタ及びスレーブの電源オン制御を行うようにしても、上記の実施の形態と同様に、マスタからスレーブの発光素子86及び送信回路88の電源オンをリモートコントロールすることが可能とあなる。
次に、マスタの電源制御におけるステップ220〜228の処理、及びスレーブの電源制御におけるステップ266〜270の処理にそれぞれ対応するマスタからスレーブの発光素子86及び送信回路88の電源をオンする電源オン制御の第2変形例について説明する。
図12(A)はマスタ側で行われる電源オン制御の第2変形例の流れを示すフローチャートでり、図12(B)はスレーブ側で行われる電源オン制御の第2変形例の流れを示すフローチャートである。
任意のスレーブの発光器86及び送信回路88をオンする場合には、上述したように発光器86及び送信回路88がオフされているスレーブのPDアレイ20は通信に使用されていないので、光量が安定供給されておらず、非活性状態となっている。
そこで、第2変形例の電源オン制御では、IDを付加した擬似パターンを送信する(ステップ400)。このとき、マスタは、予め定めた所定時間(スレーブのPDアレイ20を活性化させるのに必要な予め定めた時間)だけ、ID付き擬似パターンの送信を行う(ステップ402)。
一方、スレーブでは、ID付き擬似パターン信号を認識するまで待機して(ステップ410)、ID付き擬似パターン信号を認識した時点で、制御回路02がリモート制御電源90に電源オン指示を出力することによって発光器86及び送信回路88の電源をオンして(ステップ412)、マスタへオンしたことを知らせる(ステップ414)。
このように第1変形例の電源オン制御と同様に電源オンコマンドをマスタから送信しないでID付き擬似パターンのみを送信して、マスタ及びスレーブの電源オン制御を行うようにしても、上記の実施の形態及び第1変形例と同様に、マスタからスレーブの発光素子86及び送信回路88の電源オンをリモートコントロールすることが可能となる。
なお、第1変形例のステップ300の処理及び第2変形例のステップ400の処理は本発明の識別情報付擬似信号送信手段に対応する。
また、上記の実施の形態では、電子機器10の一例としてフルカラープリンタを例に挙げたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばコンピュータ等の任意の電子機器を適用可能であることは言うまでもない。
本発明の実施の形態に係わる光通信システムの概略構成を示すブロック図である。 光シートバスの外観を示す斜視図である。 光シートバスのベース部材に埋設された導波路部材を示す斜視図である。 光通信制御部の構成を示すブロック図である。 光通信I/F部の電源制御系の構成を示すブロック図である。 (A)はマスタからスレーブへの送信コマンドフォーマットの一例を示す図であり、(B)はスレーブからマスタへの送信コマンドフォーマットの一例を示す図である。 (A)はマスタからスレーブへのコマンドの一例を示す図であり、(B)はスレーブからマスタへのコマンドの一例を示す図であり、(C)はマスタからスレーブに送信される電源オンコマンドの一例を示す図である。 (A)は光通信システムにおけるマスタに対応する光通信I/F部の電源投入時の処理の流れの一例を示すフローチャートであり、(B)は光通信システムにおける各スレーブに対応する光通信I/F部の電源投入時の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 マスタで行われる電源処理の流れの一例を示すフローチャートである。 スレーブで行われる電源処理の流れの一例を示すフローチャートである。 (A)はマスタ側で行われる電源オン制御の第1変形例の流れを示すフローチャートであり、図(B)はスレーブ側で行われる電源オン制御の第1変形例の流れを示すフローチャートである。 (A)はマスタ側で行われる電源オン制御の第2変形例の流れを示すフローチャートでり、(B)はスレーブ側で行われる電源オン制御の第2変形例の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
10 電子機器
14 光通信システム
16 光通信I/F部
18 LDアレイ
20 PDアレイ
26、28、30、32、34、36、38、40 光ファイバ
42 光シートバス
80 受光器
82 受信回路
84 常時電源
86 発光器
88 送信回路
90 リモート制御電源
92 制御回路

Claims (12)

  1. 光通信を行うための第1受光素子を備えた第1装置と第1光ファイバを介して接続された分配型光伝送体に、第2光ファイバを介して複数接続される光通信装置であって、
    前記第2光ファイバ、前記分配型光伝送体及び前記第1光ファイバを介して前記第1受光素子に光を伝送することで情報を送信可能な第2発光素子と、
    前記第2発光素子以外に電源を供給する第2電源と、
    前記第2駆動電源とは別に設けられ、少なくとも前記第2発光素子のみに電源を供給する第2発光素子電源と、
    第1装置からの指示に基づいて前記第2発光素子電源を制御する第2制御手段と、
    を備えることを特徴とする光通信装置。
  2. 前記第2電源は、前記第2制御手段によって前記第2発光素子電源がオフされても少なくとも前記第2発光素子以外へ電源を常に供給することを特徴とする請求項1に記載の光通信装置。
  3. 前記第2制御手段は、前記第2発光素子電源をオフするように制御する際に、前記第2電源からの電源供給によって自装置のデータを常に保持することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の光通信装置。
  4. 光通信を行うための第2受光素子を備えた複数の第2装置と第2光ファイバを介して接続された分配型光伝送体に、第1光ファイバを介して接続される光通信装置であって、
    前記第1光ファイバ、前記分配型光伝送体及び前記第2光ファイバを介して前記第2受光素子に光を伝送することで情報を送信可能な第1発光素子と、
    前記発光素子以外に電源を供給する第1電源と、
    前記第1電源とは別に設けられ、少なくとも前記第1発光素子のみに電源を供給する第1発光素子電源と、
    第2装置との通信状態に基づいて、前記第1発光素子電源を制御する第1制御手段と、
    を備えることを特徴とする光通信装置。
  5. 前記第1電源は、前記第1制御手段によって前記第1発光素子電源がオフされても少なくとも前記第1発光素子以外へ電源を常に供給することを特徴とする請求項4に記載の光通信装置。
  6. 前記第1制御手段は、前記第1発光素子電源をオフするように制御する際に、前記第1電源からの電源供給によって自装置のデータを常に保持することを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の光通信装置。
  7. 前記第1制御手段は、前記第1発光素子電源をオフするように制御した後に、所定時間経過後に、前記第1発光素子電源をオンするように更に制御することを特徴とする請求項4乃至請求項6の何れか1項に記載の光通信装置。
  8. 請求項4乃至請求項7の何れか1項に記載の光通信装置からなる第1装置と、
    請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の光通信装置からなる第2装置と、
    を含むことを特徴とする光通信システム
  9. 前記第1装置が、
    前記第2発光素子電源をオンする指示を行う時、または前記第1制御手段によって前記第1発光素子電源をオフするように制御した後に再びオンするように制御する時に、前記第2受光素子を活性化するための擬似信号を送信する擬似信号送信手段を更に備えることを特徴とする請求項8に記載の光通信システム。
  10. 前記擬似信号送信手段によって擬似信号を送信して前記第2受光素子を活性化した後に、前記第1制御手段によって、対象となる第2装置を識別するための識別情報を付加した前記第2受光素子電源をオンするための指示情報を送信し、
    前記第2制御手段が前記指示情報を識別して前記第2発光素子電源をオンするように制御することを特徴とする請求項9に記載の光通信システム。
  11. 前記第1装置が、対象となる第2装置を識別するための識別情報を付加した前記第2受光素子を活性化するための識別情報付擬似信号を送信する識別情報付擬似信号送信手段を更に備え、
    前記第2制御手段が、前記識別情報付擬似信号送信手段から送信される前記識別情報付擬似信号を読み取り、前記識別情報が自装置であると認識した時に、前記第2発光素子電源をオンするように制御することを特徴とする請求項8に記載の光通信システム。
  12. 前記第1制御手段によって前記第1発光素子電源が常にオン状態に制御されて第2装置と常に通信している状態のときは、直ぐに第2装置に対して情報送信を開始することを特徴とする請求項8乃至請求項11の何れか1項に記載の光通信システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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