JP2005353234A - 信号生成装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】 簡易な構成で、精度の高い信号再生を実現できる信号生成回路を提供することを目的とする。
【解決手段】 光記録再生媒体からの戻り光を受光する撮像素子と、撮像素子を構成する各画素が受光した戻り光量と各画素の位置関係に応じて、これを画像認識する画像認識手段と、画像認識された戻り光をグループ化して分離する信号分離手段と、分離した信号を用いて、RF信号および再生制御信号を生成する信号生成手段とを有することにより、簡易な構成で、精度の高い信号再生を実現できる信号生成回路を提供する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、光ディスク記録再生装置における信号生成装置に関するものであり、特に、光ディスクに照射した光の反射光を撮像素子により受光し、受光した情報を画像認識して、光ピックアップを制御する信号やRF信号を生成させることで良好な記録再生装置を提供し、また、開発時や製造時及び修理時にかかる費用を削減できる信号生成装置に関するものである。
以下に、例えばCD(CD:Compact Disc)の再生機に用いられている光ピックアップ及び再生装置、信号生成装置の構成について説明する。
図15は、従来の光学系を説明する図である。この図に示すように、CDの再生用の光ピックアップは、LD(半導体レーザー)101、回折格子102、ハーフミラー103、円筒レンズ104、受光素子105、対物レンズ106等から構成されている。
これらの部品の役割やCDから信号を読み取る方法のうち、制御信号を生成する方法について説明すると、図15に示すLD101から照射された光は、3ビーム方式の場合、回折格子102で3つのビームに分けられ、ハーフミラー103を介し、各ビームが図示しない対物レンズにおいて集光されて、光ディスク上に照射される。なお、図15では、メインビームがトラックの中心にある場合を図示している。残りの2つのビームは光ピックアップがトラックに対して追従しているか否かを制御する信号を生成するために、メインビームに対し図16に示すようにずらした位置に配置されている。
光ディスクから反射したこれらの3つのビームは、ハーフミラー103で反射して、進行方向を変えるとともに、円筒レンズ104に入射して集光された後、受光素子105に入射する。図16に図15に示した受光素子105の構成を示し、図17に受光素子105の各部から制御信号を生成する回路を示す。光ディスクから戻ってきた光は図16に示すように、A〜Fに分割された受光部に入射する。これら各部に入射した光は、電気信号に変換された後、図17に示すError信号生成回路174に入力され、FE(フオーカスエラー)信号やTE(トラッキングエラー)信号が生成される。
次に、光ピックアップを搭載した再生機の制御方法について図18から20を用いて説明する。
図19に示すように、例えば、再生機に光ディスクがセットされ再生ボタンが押された場合、CPU160はLD101を発光させる信号LD ON信号を発生させ(ステップ101)、つぎに、フォカスアチュエータを上下に駆動する(ステップ102)。この時、4分割されたPD(受光手段)105から生成されるFE(フォーカスエラー)信号及びFOK(フォーカスOK)信号から、光ディスクがセットされているか否かを判断する(ステップ103)。具体的には、FOK信号が「H」レベルであるときには、光ディスクがセットされているとCPU160が判断する(ステップ103)。
ステップ103で光ディスクがセットされていると判断された場合、FE信号には、光ディスクの合焦点近傍でS字カーブと呼ばれる信号が発生する。 フォーカスエラー信号を生成する演算器152aでは、PD(受光手段)105の4分割のうち、図16に示すAからDの信号を入力し、(A+C)−(B+D)の演算が実行される。演算された信号は、初期設定でゲインが1倍に設定されているVCA(Voltage Control Amplifier)155aを介し、A/D(アナログーデジタル変換器)156aにおいてデジタル信号に変換される。
A/D変換された信号はDigital EQ(イコライザ)157aに出力される。CPU160は、FE信号のS字カーブの最大振幅を演算し(ステップ104)、S字カーブの最大振幅からVCA155aの値を求める(ステップ105)。例えば、S字カーブの最大振幅が0.7VP-P、設計目標値が2.0VP-Pである場合には、
2.0VP-P÷0.7VP-P=2.86
となるため、VCA155aの値を2.9倍になるようにServo制御回路159が制御を行う(ステップ106)。
PD(受光手段)105の4分割された受光部から生成された信号は、また演算器152cにおいて加算(A+B+C+D)されて、RF信号が生成される。生成されたRF信号は、EFM回路154において、EFM信号に変換された後、VCA155dを介して、A/D156dに入力されデジタル信号に変換された後、PWM回路に入力され、ディスクの回転数をServo制御回路159が制御する。
Servo制御回路159に入力されたFE信号とFOK信号からServo制御回路159は、合焦点を判断し(ステップ107)、フォーカスサーボを閉じる(ステップ108)。フォーカスサーボがクローズすると、次に、図示しないスピンドルモータを回転させ(ステップ109)、フォーカスサーボ帯域である、例えば1KHzの正弦波信号を図示しない信号発生器により生成し、この信号をフォーカスサーポループ内に注入する(ステップ110)。Servo制御回路159は、1KHzの正弦波が注入された状態で、FE信号の1KHzにおけるゲインを演算し(ステップ111)、設計目標値であるゲインになるようにデジタルEQ157aのゲイン及び位相を制御する(ステップ112)。
一方、TE (トラッキングエラー)信号については、フォーカスサーボが閉じた状態で得られるPD(受光手段)105の先行および後行ビームから演算器152bにおいてF−Eの演算を行うことにより得られる。そして、FE信号の場合と同様に、VCA155bおよびA/D156bを介し、トラッキングサーボが開いた状態の最大振幅をServo制御回路159が読み取り(ステップ113)、VCA155bのゲインを演算する(ステップ114)。
CPU160は、演算により求められたゲインをVCA155bにセットしてTE信号の増幅制御を行う(ステップ115)。また、TE信号の上下のバランス(トラッキングエラーバランス)を調整後、トラッキングサーボを閉じて(ステップ116)、フォーカスサーボの場合と同様に、1KHzの正弦波をトラッキングサーボループ内に注入し(ステップ117)、トラッキングサーボを閉じた状態でのゲイン調整をServo制御回路159が実行し、デジタルEQ157bのゲイン及び位相を制御する(ステップ118)。
以上のように、例えば3ビーム方式の場合、フォーカスサーボに使用するエラー信号は、受光手段105の4つに分割された受光部から演算して生成したフォーカスエラー信号に基づいて、光ピックアップを光ディスクの面に追従するように制御し、トラッキングサーボに使用するエラー信号は、サブビームを用いて受光手段105の4つに分割された受光部から演算して生成したトラッキングエラー信号に基づいて、光ディスク内のトラックに光ピックアップを追従するように制御していた。
また、上記のような光ディスクからの情報読み取りのための構成を簡素化等する目的から、光ディスクの記録面に形成された光学的読み取り可能な情報記録領域であるピットを含む所定領域の記録情報画像を撮像し、これを記憶するとともに、この画像データに基づいて光ディスク上のピットの長さ及び間隔を含むピット長情報を得て、この情報に基づいてピットの読み取り信号に相当する仮想読み取り信号を生成する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−202626号公報
しかしながら、上記のように、従来の方法で、フォーカスやトラッキングの制御を正確に行うためには、受光手段の位置を光ピックアップの組み立て調整時に精密に調整する必要がある。また、従来例では、CD−ROMの再生について説明したが、例えばDVD−RAMを再生する場合には図20に示すような12に分割された受光手段が必要である。さらに、1つのケースに2つの異なる波長、例えばCD再生用の780nmとDVD再生用の650nmの波長を有するレーザーを組み込んだ場合には、さらに、図21に示すように、CDおよびDVD用のメインビームに対して、受光手段AからDをA1〜D1とA2〜D2に分割した素子が2つ必要になる。
このように、新しいフオーマットの光ディスクやLDが登場してくると、従来の方法では、これらに合わせて、新たな受光手段を開発する必要があるという問題があった。さらに、組み立て調整時に受光手段を正確に取り付けるためには、精度を要求する分、組み立て工数が大きくなるという問題があった。また、出荷時には、光ピックアップを構成する部品の取り付け状態が精密に調整されているが、使用状況によっては、振動や温度、湿度などの要因によって取り付け位置がずれてくるなどの問題点があった。
また、特許文献1に記載された方法は、ピットの形状を画像データにより取得して、これにより擬似的なEFM信号を形成するものであるが、係る方法においては、その精度を高めるために高精細な撮像素子や取得したデータを格納するメモリが必要になるともに、複雑な信号処理を要するといった問題があった。
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、光ピックアップからの戻り光を撮像素子により受光し、受光した信号を画像認識して所望の信号を生成することにより、簡易な構成で、精度の高い信号再生を実現できる信号生成回路を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、光記録再生媒体からの戻り光を受光する撮像素子と、該撮像素子を構成する各画素が受光した戻り光量と各画素の位置関係に応じて、これを画像認識する画像認識手段と、該画像認識された戻り光をグループ化して分離する信号分離手段と、該分離した信号を用いて、RF信号および再生制御信号を生成する信号生成手段とを有することを特徴とする信号生成装置を提案している。
この発明によれば、撮像素子により光記録再生媒体からの戻り光を受光し、画像認識手段が各画素の受光した戻り光量と各画素の位置関係に応じて、これを画像として認識する。信号分離手段は、画像認識された戻り光をグループ化し、グループ化された信号に基づいて、信号生成手段がRF信号および再生制御信号を生成する。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載された信号生成装置について、前記撮像素子が受光した戻り光の波長を判別する波長判別手段を有することを特徴とする信号生成装置を提案している。
この発明によれば、撮像素子が受光した戻り光の波長を判別する波長判別手段を有することから、使用するレーザーの波長が異なる光記録媒体を用いた場合においても、所望の信号を生成することができる。
請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載された信号生成装置について、前記撮像素子が受光した戻り光量をデジタル信号に変換するA/D変換器と、該デジタル信号を圧縮して一時記憶する記憶手段を有することを特徴とする信号生成装置を提案している。
この発明によれば、A/D変換器により、撮像素子が受光した戻り光量をデジタル信号に変換するため、以下の信号処理が容易になる。また、記憶手段がデジタル信号を圧縮して一時記憶するため、メモリ容量の大幅な増加を防止することができる。
請求項4に係る発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載された信号生成装置について、前記撮像素子が、前記光記録再生媒体からの2つ以上に分割された戻り光を受光し、前記信号生成手段が、前記信号分離手段により2つ以上にグループ化された信号に基づいて、トラッキング制御用信号を生成することを特徴とする信号生成装置を提案している。
この発明によれば、信号生成手段が、信号分離手段により2つ以上にグループ化された信号に基づいて、トラッキング制御用信号を生成するため、従来、CD等で採用されている3ビーム法によりトラッキングエラー信号を生成することができる。
請求項5に係る発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載された信号生成装置について、前記撮像素子が、前記光記録再生媒体から1ビーム方式の戻り光を受光し、前記信号生成手段が、前記信号分離手段により出力された信号に基づいて、トラッキング制御用信号を生成することを特徴とする信号生成装置を提案している。
この発明によれば、撮像素子が、光記録再生媒体から1ビーム方式の戻り光を受光し、信号生成手段が、信号分離手段により出力された信号に基づいて、トラッキング制御用信号を生成するため、従来、CD等で採用されている1ビーム法によりトラッキングエラー信号を生成することができる。
請求項6に係る発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載された信号生成装置について、前記画像認識手段により、画像化された情報から前記光記録再生媒体に照射されるスポットの形状を予測演算して、予測形状情報を生成する形状予測手段を有し、前記信号生成手段が該予測形状情報に基づいて、前記再生制御信号の制御方向もしくは制御量の少なくとも1つを生成することを特徴とした請求項1から請求項3のいずれかに記載された信号生成装置。
この発明によれば、形状予測手段により、スポットの形状が予測演算され、信号生成手段が予測形状情報に基づいて、再生制御信号の制御方向もしくは制御量の少なくとも1つを生成する。したがって、これにより、非点収差法によるフォーカスエラー信号を正確に生成することができる。
請求項7に係る発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載された信号生成装置について、セットアップ時に、対物レンズを前記光記録再生媒体に対して上下方向に移動させるとともに、前記画像認識された戻り光をグループ化した画像情報に基づいて少なくとも1つのスポットについて最大面積になる画像情報を判別する画像情報判別手段と、該判別した画像情報を記憶する画像記憶手段と、該記憶された画像情報からトラックの進行方向について光が照射されていると認識する最大画素数を判別して、スポットの最大外形を求めるとともに、該最大外形から該スポットの中心を判別して、該スポットを複数のエリアに分割する第1のスポットエリア分割手段とを有することを特徴とする信号生成装置を提案している。
この発明によれば、画像情報判別手段により、画像認識された戻り光をグループ化した画像情報に基づいて少なくとも1つのスポットについて最大面積になる画像情報を判別される。この情報は、画像記憶手段に記憶されるとともに、第1のスポットエリア分割手段により、記憶された画像情報からトラックの進行方向について光が照射されていると認識する最大画素数を判別して、スポットの最大外形を求めるとともに、この最大外形からスポットの中心を判別して、スポットが複数のエリアに分割される。
請求項8に係る発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載された信号生成装置について、前記撮像素子における戻り光の最大面積を検出する検出手段と、該検出した最大面積からトラックの進行方向について光が照射されていると認識される最大画素数を検出するとともに、該最大画素数からスポットの最大外形を検出するスポット外形検出手段と、前記信号分離手段からの出力に基づいて、少なくとも1つのスポットについてトラックの進行方向に光が照射されていると認識される最大画素数とトラック幅方向の最大画素数とを判別して、該スポットの中心を判別するとともに、該スポットを2以上のエリアに分割する第2のスポットエリア分割手段とを有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載された信号生成装置を提案している。
この発明によれば、戻り光の最大面積を検出する検出手段とスポット外形検出手段およびスポットエリア分割手段により、信号分離手段からの出力に基づいて、撮像素子上のスポットの中心位置を確定して、戻り光が照射されるエリアを4つのエリアに分割できる。したがって、この情報を用いることにより、非点収差法によるフォーカスエラー信号を正確に生成することができる。
請求項9に係る発明は、請求項3に記載された信号生成装置について、前記A/D変換器のサンプリング周波数が、前記光記録再生媒体のチャンネルクロックまたはサンプリング周波数の分周波あるいは倍周波を用いることを特徴とする信号生成装置を提案している。
この発明によれば、サンプリング周波数が、前記光記録再生媒体のチャンネルクロックの分周波あるいは倍周波であることから、得られたデジタルデータを直接処理することにより、記録再生装置に必要な所望の信号を得ることができる。
本発明によれば、光ピックアップの戻り光を撮像素子により受光し、これを画像認識してスポットをグループ化し、サーボ用の制御信号を生成するようにしたので、本発明の信号生成装置を搭載した記録再生機においては、新たな規格の光ディスクやこれまで以上に高速な記録に対応する光ディスクが現れた場合でも、新規に受光素子を開発する必要がなくなるという効果がある。
また、従来は戻り光の光軸に合わせて受光素子の中心位置を正確に組み立て、調整する必要があったが、本発明の場合、撮像素子の中心位置を正確に合わせるような作業は必要がなく、撮像素子の面積を受光範囲より例えば20%大きく設計し、光ピックアップのベース設計時に例えば予めケース等に設けた角部に合わせて取り付けるような作業で、撮像素子の取り付け位置を決定できるため、従来のような精密で高度な調整が不要になるという効果がある。
また、光ディスクが記録再生装置にセットされた時に、光ディスクを回転させながらフォーカス方向に対物レンズを上下させ、光ピックアップの戻り光を撮像素子により受光し画像認識することによりスポットをグループ化し、最大画素数になる画像とトラックの進行方向の最大画素数およびトラック幅方向の最大画素数を判別し、メインビームの分割位置情報を記憶するようにしたので、スポットがトラックにすべてかからず欠けている場合でも、本発明の信号生成装置を搭載した記録再生機においては、正確にスポットを分割しフォーカスの制御信号が生成できるという効果がある。
図1から図14および図22から図26を用いて、本発明の信号生成装置について、以下、詳細に説明する。
本発明の信号生成装置の一部をなす光ピックアップの光学系は図1に示すように、LD101と、回折格子102と、ハーフミラー103と、円筒レンズ104と、撮像素子107とから構成されている。また、信号生成装置の回路部は、図3に示すように、A/D170と、画像認識回路171と、ROM172と、RAM173と、Error信号生成回路174と、LPF153と、EFM154と、PLL164と、A/D155a、155b、155c、155dと、VCA156a、156b、156c、156dと、Digital EQ157a、157b、157c、157dと、PWM158と、Servo制御回路159と、APC161と、CPU174とから構成されている。
撮像素子107は、例えば図2に示すように35万画素のCCDやCMOS等を用いる。光ディスクから戻ってきた光は図2に示すように、撮像素子107を構成する各画素に入射する。撮像素子107の各画素に入射した光は電気信号に変換され、さらに、A/D170において2値化される。なお、A/D170において2値化される場合のサンプリング周波数は、例えばCD−Audio再生装置の基本周波数である1 6.9344MHzなどの分周波もしくは倍周波を用いる。A/D170において2値化された情報は画像認識回路171を介しRAM173に格納される。
次に、RAMに格納した情報を画像認識する方法について図4を用いて説明する。
例えば、3ビーム方式の場合、光ディスクから戻ってきた光は、図2に示すように1つのメインビームと2つのサブビームに分離している。従来例では、メインビームについては中心にある4分割の受光部の中心に照射するように組み立て調整時に、光軸等の調整を行い、光ディスクの再生時には、トラッキングサーボによりメインビームが4分割の受光部の中心に照射するよう制御を行っていた。一方、本発明においては、メインビーム用およびサブビーム用といったように受光部を分割することなく、1つの撮像素子で3つのビームを受光する点に特徴がある。
具体的には、まず撮像素子107の受光部全体から光が入射している部分を探し出す。ここで、各画素について、光が入射しているか否かの判定は、例えば、各画素に関して、画素の50%以上の面積に光が入射しているか否かにより行う。これを、図4に基づいて説明する。なお、図4は、説明の便宜上、戻り光が入射している周辺のみを拡大し、32×16=512画素の構成を示している。
すなわち、図4において、32×16=512画素の行方向を順番に1から32と、列方向を順番にAからPとすれば、この例では、A5〜A6、B3〜B8、C2〜C9、D2〜D9、D16、E1〜E1O、E14〜E19、F2〜F9、F13〜F19、G2〜G9、G12〜G20、H2〜H9、HI2〜H20、H25〜30、I3〜I8、I12〜I20、I24〜I31、J12〜J20、J24〜J31、K13〜K19、K24〜K31、L14〜L19、L23〜L32、MI6、M24〜M31、N24〜N31、O25〜O30、P28の画素に光が入射していると判定する。
次に、得られた画像の位置情報を、例えば光が入射している位置が横方向もしくは縦方向に連続している場合には、これらをひとつの固まりとしてグループ化する。これにより、3つの固まりを見つけだしグルーピングを行うことにより、メインビーム、サブビーム1、サブビーム2を判定してRAM173に一時的に記憶する。
図4の例においては、判定の結果、メインビームがD16、E14〜E19、F13〜F19、G12〜G20、H12〜H20、I12〜I20、J12〜J20、K13〜K19、L14〜L19、M16の画素に入射している光であると判定し、サブビームはA5〜A6、B3〜B8、C2〜C9、D2〜D9、E1〜E10、F2〜F9、G2〜G9、H2〜H9、I3〜I8とH25〜30、I24〜I31、J24〜J31、K24〜K31、L23〜L32、M24〜M31、N24〜N31、O25〜O30、P28の画素に入射している光であると判定する。
実際の3ビーム法では、トラックに対してメインビームが正しく制御されている場合には図5および6に示すように、メインビームとサブビームとからの反射光が得られ、左右にメインビームがずれている場合は、図7から10に示すようにメインビームとサブビームとからの反射光が得られる。
次に、画像認識した情報から各制御信号等を生成する方法について図3および図6を用いて説明する。
画像認識した情報から各制御信号等を生成する場合、例えば、図6における各スポットの光量について、画像認識回路171内の図示しない光量演算部にて重み付け演算を実行する。つまり、図6の例では、例えば1つのスポットに対応する画素(図6では約65画素)の全てに光が入射している場合を2Vp-pの電圧に対応するものとし、メインビームが入射している画素数を判定する(図6の例では、50画素)。同様に、サブビーム1およびサブビーム2についても入射している画素数を判定する(図6の例では、ともに、30画素)。そして、これらの値から、以下の演算式にしたがって、各スポットの電圧を演算する。
サブビーム1 30÷65×2VP-P=0.92VP-P
メインビーム 50÷65×2VP-P=1.54VP-P
サブビーム2 30÷65×2VP-P=0.92VP-P
上記の演算値の内、サブビーム1の値とサブビーム2の値から既知の3ビーム法により例えば、サブビーム1の演算値からサブビーム2の演算値を減算することによりTE(トラッキングエラー)信号を生成する。
次に、FE(フォーカスエラー)信号の生成方法について、非点収差法を例にとって説明する。
図11は対物レンズ106と光ディスクとの位置関係に応じた撮像素子107における戻り光を示している。図11に示すように、メインビームは、焦点が合っている場合には、図4のメインビームが照射されている位置にあるとして、E14〜E19、F13〜F19、G12〜G20、H12〜H20、I12〜I20、J12〜J20、K13〜K19、L14〜L19の画素に光が照射していると判定される。
また、対物レンズ106が光ディスクに対して近い時には、E13〜E14、F13〜F16、G13〜G17、H14〜H18、I14〜I18、J15〜J19、K16〜K19、L18〜L19の画素に光が照射していると判定される。一方、対物レンズ106が光ディスクに対して遠い時は、E18〜19、FI6〜F19、G15〜G19、H14〜H18、I14〜I18、J13〜J17、K13〜K16、L13〜L14の画素に光が照射していると判定される。
したがって、光ディスクが記録再生機にセットされ、対物レンズ106をアップダウンさせるフォーカスサーチの動作の時には、上記の情報を取得し、長さ方向(図11では左右の方向)と高さ方向(図11では縦方向)の最大値を画像認識回路171で画像認識した情報から演算する。具体的には、図11の例では、長さ方向の最大値はG12〜G20、H12〜H20、I12〜120、J12〜J20の行が選択され、高さ方向ではF14〜L14(F14、G14、H14、I14、J14、K14、L14。以下、同様に標記する。)、F15〜L15、F16〜L16、FI7〜L17、F18〜L18の列が選択される。そして、この結果から長さ方向の中心と高さ方向の中心位置を演算する。
演算方法は、例えば、上記の情報の平均(5行の情報がある場合は、5÷2=2.5)から求める。図11の例では、長さ方向の中心は16列(F16〜LI6)と判定され、高さ方向の中心はHの行(H12〜H20)とIの行(I12〜I20)の間と判定される。この判定結果より図12のように、メインビームのエリアを仮想的に4つのエリアA〜Dに分割し、それぞれのエリア毎に電圧値を演算する(なお、2つのエリアに股がる情報は、例えば0.5とカウントする)。したがって、図12に示すように、光ディスクに焦点が合っている場合は、以下のような値に演算される。
メインビームA 15÷65×2VP-P=0.46VP-P
メインビームB 15÷65×2VP-P=0.46VP-P
メインビームC 15÷65×2VP-P=0.46VP-P
メインビームD 15÷65×2VP-P=0.46VP-P
したがって、光ディスクに焦点が合っている場合、対物レンズが光ディスクに近い場合、遠い場合について上記メインビームA、B、C、Dの値を用いて、(A十C)−(B十D)の演算を実行することによりFE(フォーカスエラー)信号を生成する。
以上のように、光ディスクからの戻り光を撮像素子により受光し画像認識によりスポットをグループ化して、サーボの制御信号を生成するようにしたので、本発明の信号生成装置を搭載した記録再生機においては、新たな規格の光ディスクや今まで以上に高速な記録に対応する光ディスクが現れた場合も、新規に受光素子を開発する必要がなくなる。
また、従来は戻り光の光軸に合わせて受光素子の中心位置を正確に組み立て、調整する必要があったが、本発明の場合、撮像素子の中心位置を正確に合わせるような作業は必要がなく、撮像素子の面積を受光範囲より例えば20%大きく設計し、光ピックアップのベース設計時に例えば角に合わせて取り付けるような作業で、撮像素子の取り付け位置を決定できるため、従来のような精密で高度な調整が不要になる。
次に、本発明の信号生成装置に関する第2の実施例について図13および図14を用いて説明する。
図5から図10に示した第1の実施例では、すべてのスポットが、ちょうどトラックに乗っている、いわゆるオントラックの状態を説明したが、図13は、スポットの一部がトラック外れている場合を示しており、第2の実施例は、このような場合に適用する方法に関するものである。なお、素子のどの画素に光が入射しているのかに関する判別処理は実施例1と同様であるため、詳細な説明は省略する。
実施例1の図5、6等では、本発明のスポットを認識するための原理を説明するために、スポットの位置等は簡略化して説明したが、実際の光ディスクにあたるスポットの位置は図13のように、例えばCDの場合、ビームのスポット径は約1.4μm、DVDの場合は0.9μmである。またCDの各トラックの幅は約0.5μm〜0.8μm、メインビームに対してサブビームは例えば、約16μm〜20μm離れている。
さらに、ピットの最短の長さは、光ディスクの線速度が1.2 5m/sの場合、0.87μm、最長のピット長さは3.18μmである。図13のようにスポットがトラックに照射されている場合、撮像素子107上では図14のように各素子に照射されていることになる。最短ピット長、最長ピット長及びビーム径、メインビームとサブビームとの間隔より、1つのビームが2つのピットに同時にかかることはないので、第1の実施例と同様に各スポットをグループ化することにより、撮像素子107に入射する光をメインビーム、サブビーム1、2の3つに分離することができる。
図14の場合、トラッキングエラーについては第1の実施例と同様に、サブビーム1、2として入射していると判別される画素を重み付けし、演算して制御信号を生成する。メインビームに関しては、F103〜K103の列とF104〜K104の列が欠けているため、このままでは、メインビームの中心が判別できず、メインビームを正確に4分割できないことになる。
そこで、第2の実施例では、例えば光ディスクが記録再生装置にセットされた時に、光ディスクを回転させるとともに、フォーカスアクチュエータを上下させ、撮像素子107において受光した情報を画像認識することにより、画像の面積が最大になる情報を判別して、これをRAM173に記憶する(以下、画像情報1とする。)。
また、第1の実施例で説明したように、フォーカスエラー信号は合焦点位置以外では、撮像素子に入射する戻り光は円にはならず、図11に示すように、略楕円の形状となる。そのため、記憶した情報からトラックの進行方向にあたる情報の最大画素値(図11では左右方向)とトラック幅方向にあたる情報の最大画素値(図11では上下方向)を判別し、これをRAM173に記憶する。
記憶した情報からメインビームの合焦時のトラックの進行方向にあたる情報の最大画素値とトラック幅方向にあたる情報の最大画素値が分かるため、この情報に基づいて、その外形から中心位置を第1の実施例のように求め、図12のようにA〜Dの4つのエリアに分割すべき分割位置を演算してRAM173に記憶する。
図14のメインビームに関する画像情報(以下、画像情報2とする。)が得られた場合、先に記憶してある画像情報1と比較し、画像情報2が画像情報1のどの部分にあたるかを画像認識処理回路171にて判別する。すなわち、図14の場合、得られたスポットは図14の最大円のうち、その右の部分と判別され、RAM173に記憶してある分割位置に基づいて、A〜Dの4つのエリアに分割し、各エリア毎に光が照射されている画素の重み付けを行い、Error信号生成回路174によりフォーカスエラー信号を生成する。
以上のように、光ディスクが記録再生装置にセットされた時に、光ディスクを回転させながらフォーカス方向に対物レンズを上下させ、光ピックアップの戻り光を撮像素子により受光し、これを画像認識してスポットをグループ化するとともに、最大画素数になる画像とトラックの進行方向の最大画素数とトラック幅方向の最大画素数とを判別しメインビームの分割位置情報を記憶するようにしたので、スポットがトラックにすべてかからず欠けている場合でも、本発明の光ピックアップを搭載した記録再生機においては、正確にスポットを分割しフォーカスの制御信号が生成できる。
次に第3の実施例について説明する。
これまで説明した実施例では、撮像素子107に照射された戻り光の形状やその中心などを演算して各種の制御信号を生成する方法を示した。この場合、使用する撮像素子107は、各画素に光が入射しているか否かのみ判別できれば良いため、例えばモノクロの撮像素子であっても良い。本実施例では、撮像素子107に、例えばRGBの原色カラーフィルター付きの撮像素子を使用し波長を判別するか、感度により波長を判別することを特徴としている。
本実施例における光ピックアップの構成は基本的には図1と同様であり、撮像素子107にRGBのカラー用の撮像素子が用いられている点において相違する。なお、原色カラーフィルター方式のCDDは、デジタルカメラ等で使用されているため、詳しい説明はここでは省略する。
使用する撮像素子および信号生成回路の構成を図22、23を用いて説明する。
図22に示すように、本実施例の撮像素子(受光手段)200には、少なくとも撮像素子の一部に原色フィルターを有するエリアが設けられている。図22では、H16、H17、I16、I17がこのエリアに相当する。図22の例では、例えばH16に「R」、H17に「G」、I16に「B」、I17に「R」の各フィルターが設置されている。
一般に、DVDおよびBlu−rayの再生機の場合、LD(レーザーダイオード)はDVDが波長約650nmの赤色、Blu−rayでは、波長約405nmの青紫色が用いられる。このようにLDの波長の違いによりLDの色が異なるため、撮像素子200に設けられたRGBの原色フィルターを備えたエリアに入射する光から、どの波長のレーザーが撮像素子200に照射されているのかを波長判別回路201で検出する。なお、本実施例では、各画素に一色のフィルターを有する例を説明したが、時分割で、各画素のフィルターの色を可変する方法を用いても良い。
次にフィルターを用いないで波長を判別する方法を説明する。
モノクロタイプのCCDの光の波長に対する感度の例を図24に示す。
図24の例では、Blu−rayの波長405nmのレーザー光で、その感度は約0.62、DVDの波長650nmのレーザー光では0.75、CDの波長780nmのレーザー光では0.4の感度を持ち、光の波長に応じて、その感度が異なっていることがわかる。
従って、各波長のLDを例えばディスクのミラー部に照射したときに、同じ光量が受光手段である撮像素子200に戻るように設計されている場合、波長780nmのレーザー光の感度を1とすると、650nmのレーザー光では、1.875倍、405nmのレーザー光では、1.55倍の感度があるため、戻り光が照射されている画素の輝度に関して、例えば405nmのレーザー光の感度をROM172に記憶させておき、実際に特定の画素に入射したレーザー光の感度をこれと比較することにより、個々の波長を判別することが可能になる。なお、実施例では撮像素子としてCCDを用いた場合について説明したが、CMOSの撮像素子等を用いても勿論、同様の効果が得られる。
次に第4の実施例について図25および図26を用いて説明する。
第1の実施例及び第2の実施例では、3ビーム法を用いて制御信号を生成する方法について説明したが、本実施例ではプッシュプル法を用いたトラッキングエラー信号の生成に関して説明する。なお、プッシュプル法そのものは既知のため、詳しい説明は省略する。
例えばDVD−ROMディスクにレーザーを照射した場合、図25に示すようにディスクからの反射光の強度分布は、ディスクの溝による回折の影響で、2分割した受光部において、左右が非対称になることが知られている。この強度分布の差を検出することで制御信号を生成するのがプッシュプル法である。(参考文献 2000.11 田中伸一、重松和男 監修、「DVD−RAM技術」、トリケップス社版、P76−80)
しかし、一般に、図26に示すように隣のトラックからのクロストークが斜線部に漏れ込むことが知られている。このクロストーク成分は、生成されるトラッキングエラー信号の品質に影響を与えることから、例えば、受光部を分割しクロストーク分を削除する方法が提案されている。(参考文献:JJAP 2003 Vol.4に No.2B P908−911、「One Beam Optical Head for High−Density Optical System with Eight Segment Photodiode」Choung Sam CHUNG他、三星電子、Digital Media r&D Center)
本実施例では、受光部に複数の画素から構成される撮像素子を用いるため、結果的に受光部を多分割する場合と同様の作用を有する。したがって、プッシュプル法によりトラッキングエラー信号を生成する場合に問題となる隣接トラックからのクロストーク分のみ抜き出すことにより、こうした信号成分を各スポットから削除して、品質の高いトラッキングエラー信号を生成することができる。
以上、図面を参照して本発明の実施の形態について詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。例えば、本実施例においては、サーボ制御信号の生成に関して、主に、説明したが、チルト検出信号の生成等にも適用できることは言うまでもない。また、本実施例においては、本発明の信号生成装置を実際の光ディスクの記録再生装置に適用する場合に言及したが、例えば、本発明の信号生成装置を部品開発のためのツールなどとして適用できることは言うまでもない。
本発明の信号生成装置における光学系の構成図である。 本発明の信号生成装置において撮像素子に照射するメインビーム、サブビームを示した図である。 本発明の信号生成装置の構成図である。 本発明の撮像素子に照射するメインビーム、サブビームを各画素ごとに拡大して示した図である。 トラック上に照射されるメインビーム、サブビームを示した図である。 図5に示すメインビーム、サブビームからの戻り光を受光した場合の撮像素子を示した図である。 トラックに対してずれてメインビーム、サブビームが照射された場合を示した図である 図7に示すメインビーム、サブビームからの戻り光を受光した場合の撮像素子を示した図である。 トラックに対してずれてメインビーム、サブビームが照射された場合を示した図である 図9に示すメインビーム、サブビームからの戻り光を受光した場合の撮像素子を示した図である。 フォーカス方向の対物レンズの位置と戻り光との関係を示した図である。 メインビームに相当する受光エリアを4つに分割した場合を示した図である。 トラック幅、メインビームとサブビームとの間隔およびビーム径等を示した図である。 図13のような位置関係にある場合の撮像素子に対する戻り光を示した図である。 従来の光学系を示す図である。 従来の受光素子の構成とメインビームおよびサブビームとの関係を示した図である。 演算器の構成を示した図である。 従来の信号生成装置の構成を示した図である。 フォーカスおよびトラッキングに関する調整処理を示した図である。 DVD−RAM対応の受光素子を示した図である。 CDおよびDVDの双方に対応する受光素子を示した図である。 第3の実施例に係る撮像素子を示した図である。 第3の実施例に係る信号生成装置の構成図である。 モノクロタイプのCCDの光の波長と感度の関係を示す図である。 第4の実施例における受光部での反射光の強度分布を示す図である。 隣接トラックからのクロストークの影響を示した図である。
符号の説明
101・・・LD、102・・・回折格子、103・・・ハーフミラー、104・・・円筒レンズ、105・・・受光手段、106・・・対物レンズ、107、200・・・撮像素子、152a、152b、152c・・・演算器、155a、155b、155c、155d、170・・・A/D、162・・ACT、171・・・画像認識回路、172・・・ROM、173・・・RAM、174・・・Error信号生成回路、153・・・LPF、154・・・EFM、164・・・PLL、156a、156b、156c、156d・・・VCA、157a、157b、157c、157d・・・Digital EQ、158・・・PWM、159・・・Servo制御回路、161・・・APC、160、174・・・CPU、201・・・波長判別回路

Claims (9)

  1. 光記録再生媒体からの戻り光を受光する撮像素子と、
    該撮像素子を構成する各画素が受光した戻り光量と各画素の位置関係に応じて、これを画像認識する画像認識手段と、
    該画像認識された戻り光をグループ化して分離する信号分離手段と、
    該分離した信号を用いて、RF信号および再生制御信号を生成する信号生成手段とを有することを特徴とする信号生成装置。
  2. 前記撮像素子が受光した戻り光の波長を判別する波長判別手段を有することを特徴とする請求項1に記載された信号生成装置。
  3. 前記撮像素子が受光した戻り光量をデジタル信号に変換するA/D変換器と、
    該デジタル信号を圧縮して一時記憶する記憶手段を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載された信号生成装置。
  4. 前記撮像素子が、前記光記録再生媒体からの2つ以上に分割された戻り光を受光し、前記信号生成手段が、前記信号分離手段により2つ以上にグループ化された信号に基づいて、トラッキング制御用信号を生成することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載された信号生成装置。
  5. 前記撮像素子が、前記光記録再生媒体から1ビーム方式の戻り光を受光し、前記信号生成手段が、前記信号分離手段により出力された信号に基づいて、トラッキング制御用信号を生成することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載された信号生成装置。
  6. 前記画像認識手段により、画像化された情報から前記光記録再生媒体に照射されるスポットの形状を予測演算して、予測形状情報を生成する形状予測手段を有し、
    前記信号生成手段が該予測形状情報に基づいて、前記再生制御信号の制御方向もしくは制御量の少なくとも1つを生成することを特徴とした請求項1から請求項3のいずれかに記載された信号生成装置。
  7. セットアップ時に、対物レンズを前記光記録再生媒体に対して上下方向に移動させるとともに、前記画像認識された戻り光をグループ化した画像情報に基づいて少なくとも1つのスポットについて最大面積になる画像情報を判別する画像情報判別手段と、
    該判別した画像情報を記憶する画像記憶手段と、
    該記憶された画像情報からトラックの進行方向について光が照射されていると認識する最大画素数を判別して、スポットの最大外形を求めるとともに、該最大外形から該スポットの中心を判別して、該スポットを複数のエリアに分割する第1のスポットエリア分割手段とを有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載された信号生成装置。
  8. 前記撮像素子における戻り光の最大面積を検出する検出手段と、
    該検出した最大面積からトラックの進行方向について光が照射されていると認識される最大画素数を検出するとともに、該最大画素数からスポットの最大外形を検出するスポット外形検出手段と、
    前記信号分離手段からの出力に基づいて、少なくとも1つのスポットについてトラックの進行方向に光が照射されていると認識される最大画素数とトラック幅方向の最大画素数とを判別して、該スポットの中心を判別するとともに、該スポットを2以上のエリアに分割する第2のスポットエリア分割手段とを有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載された信号生成装置。
  9. 前記A/D変換器のサンプリング周波数が、前記光記録再生媒体のチャンネルクロックまたはサンプリング周波数の分周波あるいは倍周波を用いることを特徴とする請求項3に記載された信号生成装置。

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