JP2005352336A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型低コスト機であっても、装置本体の外装上面に形成されたトレイに排出された記録媒体の持つ熱によって装置本体内部のユニット等が昇温することを防止できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】大サイズモードでは載置面86に記録紙P2が載置される。また、大サイズモードでは、連通カバー84aは排気口72の上半分程度を覆っており、排気口72と通風路76とが連通路84によって連通されている。この大サイズモードでは、排気口72の上半分から排出された排気72aが連通路84を経由して通風路76に導かれ、これにより、通風路76内の熱気が強制的に排出される。従って、積載トレイ47に積載された記録紙P2の熱によって通風路76内の空気が昇温することを防止でき、記録紙P2の熱によって装置本体内のプロセスカートリッジ50や他の部品等が昇温することが防止される。
【選択図】図1

Description

本発明は、記録媒体に画像を形成する画像形成装置に関する。
従来の画像形成装置の一例として、電子写真記録方式を採用したレーザービームプリンタ(LBP)を図9を参照して説明する。
図9は、従来の画像形成装置の一例であるレーザービームプリンタを示す模式図である。
レーザービームプリンタ10は、記録紙Pなどの記録媒体が搬送される経路(シートパス)がS字状に形成されており、記録紙Pは給紙カセット12又はマルチ給紙トレイ(図示せず)からシートパスに送り出される。
給紙カセット12から給紙ローラ14によって送り出された記録紙Pは、搬送ガイド16に案内されて反転しながらレジストローラ対18に送られる。その後、画像形成部20にて形成された画像が記録紙Pに転写されて、この転写像が定着装置22において記録紙Pに定着される。定着の終了した記録紙Pは、その種類に応じて、装置本体の外装上面に形成された(を利用した)フェイスダウントレイ24、又は排紙カバー26を開放することにより形成されるフェイスアップトレイ(図示せず)のどちらかに排紙する。
ところで、上記した従来のレーザービームプリンタ10では、図9に示すように、装置本体外装上面を兼ねたフェイスダウントレイ24と、このフェイスダウントレイ24の下方に配置されている現像器28、スキャナ部30、像担持体32等から構成される本体内部ユニットとの間に、特に介在するユニットは配置されていない。ユーザがフェイスダウン排紙を選択した場合には、フェイスダウントレイ24上に記録紙Pが排紙されて積載される。この積載された記録紙Pは定着装置22を通過した直後なので熱を持っている。
また、記録紙Pが連続して排紙された場合は、熱を持ったままの状態でフェイスダウントレイ24に積載されている記録紙Pが放熱する前に、この積載された記録紙P上に次の記録紙Pが排出されて積載されることとなる。このため、積載された記録紙Pが持っている熱の逃げ場がなくなり、フェイスダウントレイ24が徐々に熱せられてしまう。
また、連続排紙によりフェイスダウントレイ24に積載される記録紙Pの枚数が増えて、例えば数百枚という枚数になった場合、フェイスダウントレイ24だけに止まらず、装置本体内部の現像器28、スキャナ部30、像担持体32等の装置本体内部の部品やユニットが昇温する。この昇温に起因して、トナー融着やスキャナ部30の寿命低下、レンズの熱変形による画質低下等の問題を引き起こす可能性がある。
そこで、フェイスダウントレイ24と装置本体内部のユニット等との間にダクトを設けて通風路を形成しておき、排紙された記録紙Pの熱が装置本体内部のユニットに悪影響を与えるのを防ぐことが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平11−268377号公報
ところで、近年、パーソナルやSOHO向けの事務機は一層の小型化が求められており、設計上の制約が多くなっている。このように設計上の制約の多い小型低コスト機では、コンパクト化のために風路設計が自由に取ることができない。また、装置本体内の熱を排出する排熱ファン34を複数個取り付けられない。これらの結果、小型低コスト機では、大サイズの記録紙Pが多数枚連続して排出されてフェイスダウントレイ24に積載された場合、上記した装置本体内部の部品やユニットが昇温するという問題が大きくなる。
本発明は、上記事情に鑑み、小型低コスト機であっても、装置本体の外装上面部を兼ねる(外装上面に形成された)トレイに排出された大サイズの記録媒体の持つ熱によって装置本体内部のユニット等が昇温することを防止できる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の画像形成装置は、所定の排紙方向に排出された記録媒体が積載される、装置本体の外装上面に形成された積載トレイ、前記装置本体内の熱を排出する排熱ファン、及び前記装置本体内に配置された各種部品と前記積載トレイとの間に形成された通風路とを備え、記録媒体に画像を形成する画像形成装置において、
(1)所定サイズを超える記録媒体を前記積載トレイに積載するときに延長される延長トレイを備え、
(2)該延長トレイは、延長されたときに前記排気ファンの排気口と前記通風路とを連通する連通路が形成されたものであることを特徴とするものである。
ここで、
(3)前記延長トレイは、延長されたときに前記連通路及び前記通風路双方に接続されると共に前記排気ファンの排気を排出するための第2通風路が形成されたものであってもよい。
また、
(4)前記延長トレイは、前記排紙方向に直交する直交方向に延びると共に前記積載トレイのうち前記排紙方向下流側に配置された回動軸を中心にして回動するものであってもよい。
さらに、
(5)前記通風路は、前記積載トレイから立ち上がったリブの上面に接触して載置された記録媒体と、積載トレイの上面との間に形成されるものであってもよい。
また、上記目的を達成するための本発明の他の画像形成装置は、所定の排紙方向に排出された記録媒体が積載される積載トレイと、装置本体内に配置された、画像情報を担持したレーザ光を出射する光学ユニットとを備え、記録媒体に画像を形成する画像形成装置において、
(6)前記積載トレイは、前記光学ユニットの上方に配置されたものであり、
(7)前記積載トレイに積載された記録媒体と該積載トレイとの間に風路が形成されたことを特徴とするものである。
本発明の画像形成装置では、延長トレイの大サイズモードが選択されたときは、延長トレイの連通路が排熱ファンの排気口と通風路とを連通するので、排熱ファンの排気が連通路を通って通風路内を通過する。この結果、排熱ファンの排気によって通風路内の熱気が排出されることとなる。従って、積載トレイに積載された所定サイズを超える記録媒体が持つ熱によって装置本体内の各種部品が昇温することが防止される。
本発明は、レーザービームプリンタに実現された。
図1と図2を参照して本発明の実施例1を説明する。
図1は、実施例1の画像形成装置であるレーザービームプリンタを示す模式図であり、延長トレイを延長した状態を示す。図2は、図1のレーザービームプリンタを示す模式図であり、延長トレイを収納した状態を示す。
レーザービームプリンタ40は、その内部に各種の部品や機器が組み込まれた直方体状の筐体44を有する。筐体44の下部には、複数枚の記録紙Pが積載される給紙カセット46が着脱自在に装着される。
筐体44の上面(本発明にいう「装置本体の外装上面」である)には、画像が形成されて排出された記録紙Pを積載しておく積載トレイ(排紙トレイ、フェイスダウントレイ)47が形成されている。また、積載トレイ47のうち排紙方向(矢印A方向)下流側には、所定サイズを超える記録媒体が積載トレイ47に積載されるときに延長される延長トレイ80が配置されている。この延長トレイ80については後述する。
筐体44の内部には、画像情報を担持したレーザ光51aを出射する光学ユニット51が配置されている。光学ユニット51には、画像光(画像情報を担持したレーザ光)が照射されるポリゴンミラー51b、ポリゴンミラー51bで反射された画像光を結像する結像レンズ51c、結像光を反射する反射ミラー51dなどから構成されている。なお、光学ユニット51の上方には、上述した積載トレイ47が配置されている。
光学ユニット51の下方には、感光ドラム48や現像器49等が一体的に組み込まれたプロセスカートリッジ50が配置されている。光学ユニット51から出射されたレーザ光51aは感光ドラム48に照射して感光ドラム48には静電潜像が形成される。
記録紙Pに画像が形成される際は、給紙カセット46に積載されている記録紙Pが給紙ローラ52によって一枚ずつ上方に給紙される。この給紙された一枚の記録紙Pは、搬送ローラ(図示せず)に挟持されながらさらに搬送され、停止中のレジストローラ54に到達する。
レジストローラ54は、記録紙Pの位置と感光ドラム48上の現像像の位置とを調整して記録紙Pの先端から適正な位置に画像が形成されることを目的として配置されている。従って、感光ドラム48上の現像像が転写ローラ56に到達するタイミングに合わせて、記録紙Pがレジストローラ54によって転写ローラ56に搬送される。これにより、記録紙Pに現像像が転写される。現像像が転写された記録紙Pは、熱と圧力によって現像像を記録紙Pに定着する定着ローラ58に搬送される。なお、感光ドラム48の周囲には、感光ドラム48を一様に帯電する帯電ローラ60や、感光ドラム48に残留したトナーを除去するクリーニング部材62等が配置されている。
定着ローラ58を通過した記録紙Pは一対の第1排紙ローラ64や第2排紙ローラ66に挟持されながら、積載トレイ47に排出される。なお、排紙カバー68を開いている場合は、第1排紙ローラ64を通過した記録紙Pは、排紙カバー68の内面に形成されたフェイスアップトレイ68aに排出されて積載される。
また、プロセスカートリッジ50の側方には、筐体44の内部(装置本体内)の熱を排出する排熱ファン70が取り付けられている。排熱ファン70が駆動することにより、図2に示すように、排気口72から矢印B方向に熱気が排出される。
上記した積載トレイ47とプロセスカートリッジ50との間には、積載トレイ47に積載された記録紙Pの熱が筐体44内部のプロセスカートリッジ50等に悪影響を及ぼす事を防止するためのダクト74が形成されている。このダクト74によって、積載トレイ47と筐体44内部のプロセスカートリッジ50等との間に通風路76が形成されていることとなる。ダクト74のうち装置本体外装後面部(図1と図2の奥側)には、積載トレイ47に積載された記録紙Pによる熱気を外部に排出するための排気口(図示せず)が形成されている。
上記した延長トレイ80は、所定サイズ以下(小サイズ)の記録媒体P1(図2)を積載トレイ47に積載するときの小サイズモード(図2に示す状態のモード)、及び所定サイズを超える(大サイズの)記録媒体P2(図1)を積載トレイ47に積載するときの大サイズモード(図1に示す状態のモード)双方を有している。上記した小サイズモード及び大サイズモードのいずれのモードが選択されるかに応じて延長トレイ80の位置が変更される。延長トレイ80は、延長トレイ80のうち排紙方向上流側の部分に形成されている回動軸82を中心にして矢印C,D方向に回動する。回動軸82は、排紙方向(矢印A方向)に直交する直交方向に延びると共に積載トレイ47のうち排紙方向下流側に配置されている。大サイズモードが選択されたときは、回動軸82を中心にして延長トレイ80を矢印C方向に回動させて、図1に示す状態にする。一方、小サイズモードが選択されたときは、回動軸82を中心にして延長トレイ80を矢印D方向に回動させて、図2に示す状態にする。
延長トレイ80には、図1に示すように、大サイズモードが選択されたときに排熱ファン70の排気口72と通風路76とを連通する連通路84が形成されている。この連通路84は、横断面が台形状の連通カバー84aで形成されている。大サイズモードのときは、連通カバー84aが排気口72の上半分程度を覆うことにより排気口72と通風路76とが連通路84によって連通される。また、延長トレイ80には、大サイズの記録紙P2が載置される載置面86も形成されている。
小サイズモードでは、図2に示すように、載置面86は積載トレイ47の上面に向き合っており、連通カバー84aは回動軸82の近傍で立っている。また、小サイズモードでは、排気口72は連通カバー84aに覆われていないので、装置本体内部の熱気は排気口72から矢印B方向に排出される。
大サイズモードでは、図1に示すように、載置面86は上方に向いており、この載置面86には記録紙P2が載置される。また、大サイズモードでは、連通カバー84aは排気口72の上半分程度を覆っており、排気口72と通風路76とが連通路84によって連通されている。この大サイズモードでは、排気口72の上半分から排出された排気72aが連通路84を経由して通風路76に導かれ、これにより、通風路76内の熱気が強制的に排出される。この結果、通風路76における空気の温度が低下することとなる。従って、積載トレイ47に積載された記録紙P2の熱によって通風路76内の空気が昇温することを防止でき、記録紙P2の熱によって装置本体内のプロセスカートリッジ50や他の部品等が昇温することが防止される。また、排熱ファン70の排気を利用するので、通風路76内の空気を排出するために新たなファンを追加する必要が無く、コストを低く抑えられる。
図3と図4を参照して本発明の実施例2を説明する。
図3は、実施例2の画像形成装置であるレーザービームプリンタを示す模式図であり、延長トレイを延長した状態を示す。図4は、図3のレーザービームプリンタの積載トレイを示す斜視図であり、延長トレイを延長した状態を示す。これらの図では、図1と図2に示す構成要素と同一の構成要素には同一の符号が付されている。
実施例2のレーザービームプリンタ140の特徴は、通風路76をダクト74(図1と図2参照)で形成することに代えて、複数のリブ142と、これらのリブ142の上面に接触して載置された記録紙P2とによって通風路144を形成した点にある。複数のリブ142は、積載トレイ47の上面から立ち上がっている。実施例2では、複数のリブ142は4つのリブから構成されている。4つのリブ142は、排紙方向(矢印A方向)に2つ並んで形成されたものと、排紙方向に直交する方向に2つ並んで形成されたものとからなっている。また、各リブ142の間には隙間142aが形成されている。なお、リブ142の数は4つに限定されず、幾つでもよい。
延長トレイ80が小サイズモードのときは、図2と同様に、載置面86は積載トレイ47の上面に向き合っており、連通カバー84aは回動軸82の近傍で立っている。また、小サイズモードでは、排気口72は連通カバー84aに覆われていないので、装置本体内部の熱気は排気口72から矢印B方向に排出される。
延長トレイ80が大サイズモードでは、図3と図4に示すように、載置面86は上方に向いており、この載置面86には記録紙P2が載置される。また、大サイズモードでは、連通カバー84aは排気口72の上半分程度を覆っており、排気口72と通風路144とが連通路84によって連通されている。この大サイズモードでは、排気口72の上半分から排出された排気72aが連通路84を経由して通風路144に導かれ、これにより、通風路144内の熱気が強制的に排出される。この結果、通風路144における空気の温度が低下することとなる。従って、積載トレイ47に積載された記録紙P2の熱によって通風路144内の空気が昇温することを防止でき、記録紙P2の熱によって装置本体内のプロセスカートリッジ50や他の部品等が昇温することが防止される。また、排熱ファン70の排気を利用するので、通風路144内の空気を排出するために新たなファンを追加する必要が無く、コストを低く抑えられる。さらに、装置本体内部にダクト74(図1と図2参照)を設ける場合よりも、装置本体の高さを低くでき、コンパクトな外形を求められるパーソナル、SOHO向けのレーザービームプリンタなどの画像形成装置としてはより好ましい。
図5と図6を参照して本発明の実施例3を説明する。
図5は、実施例3の画像形成装置であるレーザービームプリンタを示す模式図であり、延長トレイを延長した状態を示す。図6は、図5のレーザービームプリンタを示す模式図であり、延長トレイを収納した状態を示す。これらの図では、図1と図2に示す構成要素と同一の構成要素には同一の符号が付されている。
レーザービームプリンタ240の特徴は、延長トレイ80(図1等参照)に代えて延長トレイ280を用いた点にある。延長トレイ280は、延長トレイ80と同じく、回動軸82と連通カバー84aを備えており、連通路84が形成されている。さらに、延長トレイ280には、連通路84に連通して交差して延びる第2通風路282が形成されている。第2通風路282は、延長トレイ280の載置面284を形成する載置台286と、連通カバー84aに略直交して延びる第2通風カバー288とに囲まれて形成されている。
延長トレイ280が小サイズモードのときは、図6に示すように、載置面284は積載トレイ47の上面に向き合っており、連通カバー84aは回動軸82の近傍で立っている。また、小サイズモードでは、排気口72は連通カバー84aに覆われていないので、装置本体内部の熱気は排気口72から矢印B方向に排出される。
延長トレイ280が大サイズモードでは、図5に示すように、載置面284は上方に向いており、この載置面284には記録紙P2が載置される。また、大サイズモードでは、連通カバー84aは排気口72の上半分程度を覆っており、排気口72と第2通風路282とが連通路84によって連通されている。また、第2通風路282は通風路76にも連通する。この大サイズモードでは、排気口72の上半分から排出された排気72aが連通路84を経由して第2通風路282に導かれて矢印E方向に流れるので、負圧によって通風路76内の熱気が第2通風路282に導かれて矢印E方向に流れる。これにより、通風路76内の熱気が矢印E方向に強制的に排出される。この結果、通風路76における空気の温度が低下することとなる。従って、積載トレイ47に積載された記録紙P2の熱によって通風路76内の空気が昇温することを防止でき、記録紙P2の熱によって装置本体内のプロセスカートリッジ50や他の部品等が昇温することが防止される。また、排熱ファン70の排気を利用するので、通風路76内の空気を排出するために新たなファンを追加する必要が無く、コストを低く抑えられる。
図7と図8を参照して本発明の実施例4を説明する。
図7は、実施例4の画像形成装置であるレーザービームプリンタを示す模式図であり、延長トレイを延長した状態を示す。図8は、図7のレーザービームプリンタの積載トレイを示す斜視図であり、延長トレイを延長した状態を示す。これらの図では、図3から図6までに示す構成要素と同一の構成要素には同一の符号が付されている。
実施例4のレーザービームプリンタ340の特徴は、通風路76をダクト74(図5と図6参照)で形成することに代えて、複数のリブ142と、これらのリブ142の上面に接触して載置された記録紙P2とによって通風路144を形成した点にある。複数のリブ142は、積載トレイ47の上面から立ち上がっている。実施例4では、複数のリブ142は4つのリブから構成されている。4つのリブ142は、排紙方向(矢印A方向)に2つ並んで形成されたものと、排紙方向に直交する方向に2つ並んで形成されたものとからなっている。また、各リブ142の間には隙間142aが形成されている。なお、リブ142の数は4つに限定されず、幾つでもよい。
延長トレイ280が小サイズモードのときは、図6と同様に、載置面284は積載トレイ47の上面に向き合っており、連通カバー84aは回動軸82の近傍で立っている。また、小サイズモードでは、排気口72は連通カバー84aに覆われていないので、装置本体内部の熱気は排気口72から矢印B方向に排出される。
延長トレイ280が大サイズモードでは、図7に示すように、載置面284は上方に向いており、この載置面284には記録紙P2が載置される。また、大サイズモードでは、連通カバー84aは排気口72の上半分程度を覆っており、排気口72と第2通風路282とが連通路84によって連通されている。また、第2通風路282は通風路76にも連通する。この大サイズモードでは、排気口72の上半分から排出された排気72aが連通路84を経由して第2通風路282に導かれて矢印E方向に流れるので、負圧によって通風路76内の熱気が第2通風路282に導かれて矢印E方向に流れる。これにより、通風路76内の熱気が矢印E方向に強制的に排出される。この結果、通風路76における空気の温度が低下することとなる。従って、積載トレイ47に積載された記録紙P2の熱によって通風路76内の空気が昇温することを防止でき、記録紙P2の熱によって装置本体内のプロセスカートリッジ50や他の部品等が昇温することが防止される。また、排熱ファン70の排気を利用するので、通風路76内の空気を排出するために新たなファンを追加する必要が無く、コストを低く抑えられる。さらに、装置本体内部にダクト74(図5と図6参照)を設ける場合よりも、装置本体の高さを低くでき、コンパクトな外形を求められるパーソナル、SOHO向けのレーザービームプリンタなどの画像形成装置としてはより好ましい。
実施例1の画像形成装置であるレーザービームプリンタを示す模式図であり、延長トレイを延長した状態を示す。 図1のレーザービームプリンタを示す模式図であり、延長トレイを収納した状態を示す。 実施例2の画像形成装置であるレーザービームプリンタを示す模式図であり、延長トレイを延長した状態を示す。 図3のレーザービームプリンタの積載トレイを示す斜視図であり、延長トレイを延長した状態を示す。 実施例3の画像形成装置であるレーザービームプリンタを示す模式図であり、延長トレイを延長した状態を示す。 図5のレーザービームプリンタを示す模式図であり、延長トレイを収納した状態を示す。 実施例4の画像形成装置であるレーザービームプリンタを示す模式図であり、延長トレイを延長した状態を示す。 図7のレーザービームプリンタの積載トレイを示す斜視図であり、延長トレイを延長した状態を示す。 従来の画像形成装置の一例であるレーザービームプリンタを示す模式図である。
符号の説明
40,140,240,340 レーザービームプリンタ
47 積載トレイ
50 プロセスカートリッジ
70 排熱ファン
72 排熱ファンの排気口
76 通風路
80,280 延長トレイ
84 連通路
142 リブ
282 第2通風路

Claims (5)

  1. 所定の排紙方向に排出された記録媒体が積載される積載トレイ、装置本体内の内気を排出する排気ファン、及び前記装置本体内に配置された各種部品と前記積載トレイとの間に形成された通風路とを備え、記録媒体に画像を形成する画像形成装置において、
    所定サイズを超える記録媒体を前記積載トレイに積載するときに延長される延長トレイを備え、
    該延長トレイは、
    延長されたときに前記排気ファンの排気口と前記通風路とを連通する連通路が形成されたものであることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記延長トレイは、
    延長されたときに前記連通路及び前記通風路双方に接続されると共に前記排気ファンの排気を排出するための第2通風路が形成されたものであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記延長トレイは、
    前記排紙方向に直交する直交方向に延びると共に前記積載トレイのうち前記排紙方向下流側に配置された回動軸を中心にして回動するものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記通風路は、
    前記積載トレイから立ち上がったリブの上面に接触して載置された記録媒体と、積載トレイの上面との間に形成されるものであることを特徴とする請求項1,2,又は3に記載の画像形成装置。
  5. 所定の排紙方向に排出された記録媒体が積載される積載トレイと、装置本体内に配置された、画像情報を担持したレーザ光を出射する光学ユニットとを備え、記録媒体に画像を形成する画像形成装置において、
    前記積載トレイは、前記光学ユニットの上方に配置されたものであり、
    前記積載トレイに積載された記録媒体と該積載トレイとの間に風路が形成されたことを特徴とする画像形成装置。
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