JP2005351475A - ラジアルニードル軸受用保持器とその製造方法及びラジアルニードル軸受 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 金属板に打ち抜き加工と曲げ加工とを施す事により、リム部11から素柱部17、17を突出させた保持器素子18を造る。1対の保持器素子18、18のリム部11、11を同心に配置し、各素柱部17、17の円周方向の位相を一致させた状態で、これら各素柱部17、17の先端同士を突き合わせて溶接し、各柱部とする。面倒な加工を行なう事なく、上記各リム部11、11の真円度、これら各柱部の形状精度及び間隔の精度を良好にして、上記課題を解決する。
【選択図】 図1
Description
(1) 上記中間素材14を円筒状に丸めて両端部同士を突き合わせ溶接した部分の曲率と、他の中間部分の曲率とを一致させる事が難しく、1対のリム部11、11の真円度が悪化する。
(2) 上記中間素材14の長さ方向(図15の上下方向)中間部に関しても、柱部12、12との連続部の剛性と、これら各連続部同士の間部分の剛性とが異なる為、上記両リム部11、11を正しく円形にする事が難しい。具体的には、上記各連続部が直線状で上記各間部分が円弧状である、略多角形状になる。
(3) 上記中間素材14を丸めても上記各柱部12、12となる部分の断面形状は直線状のままとなる。
(4) 円周方向に隣り合う柱部12、12同士の間隔が微妙に異なり易く、異なった場合には、ポケット13、13の幅寸法が不同になる。
(5) 保持器7の断面形状を、図12〜14に示す様な略M字形とする場合、上記中間素材14を丸める過程で、上記両リム部11、11の影響により、上記各柱部12、12の形状が微妙に歪み易い。
尚、特許文献3には、軸方向に2分割したラジアルニードル軸受用保持器の関する発明が記載されているが、2分割したまま接合しない構造であり、本願発明が対象としている構造とは基本的に異なる。
特に、請求項1に記載したラジアルニードル軸受用保持器に於いては、上記各柱部は、上記両リム部のうちの何れかのリム部にそれぞれの基端部を連続させた素柱部の先端部同士を結合する事により構成されたものである。
特に、請求項6に記載したラジアルニードル軸受に於いては、上記保持器が、上述した請求項1に記載したラジアルニードル軸受用保持器である。
或は、請求項3に記載した様に、各素柱部の先端縁を、リム部の円周方向に関して交互に逆方向に且つ同じ角度で傾斜させる。そして、同方向に傾斜した先端縁同士を突き合わせる事により、この円周方向に関する上記各素柱部同士の位相を合わせた状態で、これら各素柱部の先端縁同士の突き合わせ部を溶接する。
この様に構成する事により、上記各柱素部の位相を正しく一致させて、良質の保持器を容易に得られる。
この様な構成を採用すれば、例えば使用回転速度が低く、各素柱部に作用する遠心力が限られている場合には、これら各素柱部の先端同士の溶接を省略する事もできる。
又、請求項5に記載した様に、上記各素柱部の先端部同士の接合部を、各ポケット内に保持されたニードルが接触しない位置に設ければ、この接合部がニードルの転動面を傷める事を防止できる。
或は、請求項9に記載した様に、先ず、円形の素板の一部に打ち抜き加工を施す事により、リム部となるべき部分の内径側となる円孔とこの円孔の周囲に円周方向に関して等間隔に配置された複数の下孔部とを形成する。その後、これら円孔と下孔部との間部分を全周に亙り一方向に折り曲げて、上記リム部となるべき部分にその基端部を連続させた円筒部を形成する。次いで、この円筒部の一部で円周方向に関する位相が上記各下孔部と一致する部分を、これら各下孔部からこの円筒部の先端縁に亙って除去する事により、円周方向に関して除去した部分の間部分を各素柱部とする。
この様に構成すれば、優れた形状精度及び寸法精度を有するリム部と素柱部とを備えた部材を、容易且つ低コストで造れる。
その後、上記第一中間素材のうちの径方向中間部を、更にその径方向中間位置で全周に亙り曲げ形成して当該部分を、円輪部と円筒部とから成る断面形状L字形とする事により、第二中間素材とする。
次いで、この第二中間素材に設けた上記円筒部の一部で、上記各素柱部の基半部同士の間の空間となるべき部分に存在する上記各余肉部を径方向外方に押し広げる。そして、これら各余肉部の円周方向両端縁部と上記各素柱部の基半部の円周方向両端縁部とを切り離す事により、上記各素柱部となるべき複数の舌片を形成して、第三中間素材とする。
次いで、この第三中間素材の上記各余肉部を径方向外方に押し広げつつ、上記円筒部の端縁で上記各舌片同士の間に露出する部分に面押し加工を施すと共に、この円筒部と上記円輪部との連続部の曲率半径を小さくして、第四中間素材とする。
次いで、上記各余肉部を上記円筒部の先端縁から切除すると共に、中心部にリム部となるべき部分の内径に一致する円孔を打ち抜いて、第五中間素材とする。
更に、この第五中間素材のうちの上記各舌片を曲げ加工して、上記各素柱部を有する保持器素子とする。
この様に構成すれば、保持器のうちでニードルの転動面或いは軸方向端面と接触する面の性状を良好にできる他、リム部を構成する円筒部と円輪部との連続部の曲率半径を小さくできる。この為、ニードルの表面に有害な傷等の損傷を生じにくくでき、しかも、保持器の軸方向寸法を小さく抑えられる。
この様に構成すれば、各素柱部から構成される各柱部の軸方向両端部でリム部の円輪部と隣接する部分を、各ニードルの転動面に近接(摺接)させる事ができる。そして、これら各ニードルの姿勢を安定させ(スキューを防止し)て、ラジアルニードル軸受の性能向上を図れる。
この様に構成すれば、上記各ニードルの軸方向端面を上記円輪部の内側面位置に迄変位させる事が可能になる。言い換えれば、これら各ニードルの軸方向端面と円輪部の内側面との間に、余分な空間が介在する事を防止できて、ラジアルニードル軸受の軸方向寸法の短縮による小型・軽量化を図れる。
次いで、この素板19の一部に打ち抜き加工を施す事により、図2の(B)に示す様な第一中間素材20を得る。即ち、上記素板19の中心部を円形に打ち抜くと共に、径方向中間部から外周縁部に達する部分を切り欠き状に打ち抜く事により、中心部に上記リム部11となるべき円環部21を形成すると共に、この円環部21の外周縁の等間隔複数個所から径方向外方に延出する、上記各素柱部17、17となるべき舌片22、22を形成する。これら各舌片22、22には、上記各柱部12、12を組み立てた状態で係止突部15、15(図1、13〜14参照)となる突部を形成している。
(1) 両リム部11、11となるべき前記両保持器素子18、18の円環部21を、平板状の前記素板19を打ち抜く事により造るので、この円環部21から造られる上記両リム部11、11の真円度を良好にできる。
(2) 前記第二中間素材23から上記保持器素子18を造るべく、上記円環部21の径方向中間部外径寄り部分を全周に亙り直角に折り曲げる作業は、プレス加工機等を使用して大きな力で行なえる。この為、上記両リム部11、11を正しく円形にする事が容易で、得られた保持器素子18全体を、多角形状ではない、正確な円形にできる。
(3) 上記各柱部12、12となるべき上記各素柱部17、17の断面形状を予め湾曲させておけるので、これら各柱部12、12部分の断面形状も円弧形にできる。
(4) 円周方向に隣り合う柱部12、12同士の間隔を厳密に一致させる事ができ、これら各柱部12、12同士の間に設けられるポケット13、13の幅寸法を正確に一致させる事ができる。
(5) 保持器7の断面形状を略M字形とする場合でも、上記各素柱部17、17の形状が、上記リム部11の加工時に歪む事がない為、これら各素柱部17、17により造られる上記各柱部12、12の形状が歪む事もない。
本実施例の場合には、上述の(1) 〜(5) の様な理由で、優れた形状精度及び寸法精度を得られる為、低コストで造れるにも拘らず、上記各ポケット13、13内に上記各ニードル6、6を組み込みにくくなったり、逆に、組み込んだこれら各ニードル6、6が不用意に脱落する事を防止できる。
本実施例の場合には、上述の様に構成する事で、上記各素柱部17a、17bの位相を正しく一致させ易くして、良質の保持器を容易に得易くしている。その他の構成及び作用は、上述した実施例1と同様である。
本実施例の場合も、上述の様に構成する事により、上記各素柱部17c、17dの位相を正しく一致させ易くして、良質の保持器を容易に得易くしている。その他の構成及び作用は、上述した実施例1と同様である。
この様な構成を採用すれば、例えば使用回転速度が低く、各素柱部17e、17fに作用する遠心力が限られている場合には、これら各素柱部17e、17fの先端同士の溶接を省略する事もできる。その他の構成及び作用は、上述した実施例1と同様である。
本実施例の場合も、先ず図7の(A)に示す様な円形の素板19の一部に打ち抜き加工を施す事により、同じく(B)に示す様な第一中間素材20を造る。この第一中間素材を造るまでの工程は、前述した実施例1の場合と同様である。
本実施例の場合には、上記第一中間素材20に絞り加工を施す事により、この第一中間素材20の径方向中間部内径寄り部分(円環部21の径方向外径寄り部分)を全周に亙り直角に曲げ形成して、図7の(C)に示す様な第二中間素材29とする。そして、この第二中間素材29に、各舌片22、22の中間部をクランク型に曲げ形成して素柱部17、17とする為のアンダカット成形を施し、図7の(D)に示す様な保持器素子18とする。
本実施例の場合には、先ず図8の(A)に示す様な円形の素板19の一部に、同じく(B)に示す様な打ち抜き加工を施す事により、リム部となるべき部分の内径側となる円孔30と、この円孔30の周囲に円周方向に関して等間隔に配置された複数の下孔部31、31とを形成して、第一中間素材32とする。
その後、この第一中間素材32に絞り加工を施す事により、上記円孔30と下孔部31、31との間部分を全周に亙り一方向に直角に折り曲げて、上記リム部となるべき部分にその基端部を連続させた円筒部33を形成し、図8の(C)に示す様な第二中間素材34とする。
次いで、上記円筒部33の一部で円周方向に関する位相が上記各下孔部31、31と一致する部分を、これら各下孔部31、31から上記円筒部33の先端縁に亙って除去すると共に、円周方向に関して除去した部分の間部分の中間部をクランク型に折り曲げて各素柱部17、17とし、図8の(D)に示す様な保持器素子18とする。
本実施例の場合には、先ず第一工程で、図9の(A)に鎖線で示した素板35の一部に、プレスによる打ち抜き加工を施す事により、同じく実線で示した第一中間素材36を造る。この第一中間素材36は、径方向中心部に、正方形、三角形、欠円形等の非円形の下孔37を有する。非円形とする理由は、続く工程での、回転方向に関する位置決め(割り出し)を容易にする為である。上記下孔37の内径(外接円の直径)は、リム部38{図10の(F)参照}となるべき部分の内径よりも小さい。又、上記第一中間素材36の径方向中間部には、上記リム部38となるべき部分、及び、各素柱部17g、17g{図10の(F)参照}の基半部(このリム部38側の半部)同士の間の空間となるべき部分に存在する余肉部39、39{図9の(A)で鎖線により三方を囲まれた部分}を設けている。更に、上記第一中間素材36の径方向外端部の円周方向複数個所に、上記各素柱部17g、17gの先半部(このリム部38と反対側の半部)となるべき、舌片の先半部40、40を、それぞれ形成している。
2a、2b 支持板
3 支持軸
4 遊星歯車
5 ラジアルニードル軸受
6 ニードル
7 保持器
8 内輪軌道
9 外輪軌道
10a、10b フローティングワッシャ
11 リム部
12 柱部
13 ポケット
14 中間素材
15 係止突部
16 内径側係止部
17、17a、17b、17c、17d、17e、17f、17g 素柱部
18 保持器素子
19 素板
20 第一中間素材
21 円環部
22 舌片
23 第二中間素材
24 凹曲縁
25 凸曲縁
26a、26b 傾斜縁
27 係合凹部
28 係合凸部
29 第二中間素材
30 円孔
31 下孔部
32 第一中間素材
33 円筒部
34 第二中間素材
35 素板
36 第一中間素材
37 下孔
38 リム部
39 余肉部
40 先半部
41 円輪部
42 円筒部
43 第二中間素材
44 第三中間素材
45 舌片
46 第四中間素材
47 円孔
48 第五中間素材
49a、49b 段差部
50a、50b 傾斜面
Claims (12)
- 金属板により造られ、軸方向両端部に互いに平行に設けられた、それぞれが円環状である1対のリム部と、これら両リム部同士の間に掛け渡される状態で設けられた複数の柱部とを備え、円周方向に隣り合う柱部と上記両リム部とにより四周を囲まれる部分を、それぞれニードルを転動自在に保持する為のポケットとしたラジアルニードル軸受用保持器に於いて、上記各柱部は、上記両リム部のうちの何れかのリム部にそれぞれの基端部を連続させた素柱部の先端部同士を結合する事により構成されたものである事を特徴とするラジアルニードル軸受用保持器。
- 互いの先端部同士を結合する各素柱部の先端縁のうちの一方を凹曲縁とすると共に他方をこの凹曲縁と係合する凸曲縁とする事により、リム部の円周方向に関する上記各素柱部同士の位相を合わせた状態でこれら各素柱部の先端縁同士を突き合わせ、これら各素柱部の突き合わせ部を溶接して成る、請求項1に記載したラジアルニードル軸受用保持器。
- 各素柱部の先端縁を、リム部の円周方向に関して交互に逆方向に且つ同じ角度で傾斜させ、同方向に傾斜した先端縁同士を突き合わせる事により、この円周方向に関する上記各素柱部同士の位相を合わせた状態で、これら各素柱部の先端縁同士の突き合わせ部を溶接して成る、請求項1に記載したラジアルニードル軸受用保持器。
- 各素柱部の先端部同士を、一方の素柱部の先端部内周面と他方の素柱部の先端部外周面とに設けた凹凸係合部を凹凸係合させる事により互いに結合した、請求項1に記載したラジアルニードル軸受用保持器。
- 各素柱部の先端部同士の接合部が、各ポケット内に保持されたニードルの転動面が接触しない位置に設けられている、請求項1〜4のうちの何れか1項に記載したラジアルニードル軸受用保持器。
- 外周面に円筒形の内輪軌道を設けた内輪相当部材と、内周面に円筒形の外輪軌道を設けた外輪相当部材と、これら内輪軌道と外輪軌道との間に転動自在に設けられた複数本のニードルと、これら各ニードルを転動自在に保持する保持器とを備えたラジアルニードル軸受に於いて、この保持器が、請求項1〜5のうちの何れか1項に記載したラジアルニードル軸受用保持器である事を特徴とするラジアルニードル軸受。
- 金属板に曲げ加工及び打ち抜き加工を施す事により、円環状のリム部と、このリム部にそれぞれの基端部を連続させた複数本の素柱部とを備えた保持器素子とした後、1対の保持器素子のリム部を互いに同心に配置すると共に上記各素柱部の先端部同士を結合する、ラジアルニードル軸受用保持器の製造方法。
- 円形の素板の一部に打ち抜き加工を施す事により、リム部となるべき円環部と、この円環部の外周縁の等間隔複数個所から径方向外方に延出する、素柱部となるべき舌片とを形成した後、上記円環部の外径寄り部分をこれら各舌片と共にこの円環部の軸方向に折り曲げて、これら各舌片を素柱部とする、請求項7に記載したラジアルニードル軸受用保持器の製造方法。
- 円形の素板の一部に打ち抜き加工を施す事により、リム部となるべき部分の内径側となる円孔とこの円孔の周囲に円周方向に関して等間隔に配置された複数の下孔部とを形成した後、これら円孔と下孔部との間部分を全周に亙り一方向に折り曲げて、上記リム部となるべき部分にその基端部を連続させた円筒部を形成し、次いで、この円筒部の一部で円周方向に関する位相が上記各下孔部と一致する部分を、これら各下孔部からこの円筒部の先端縁に亙って除去する事により、円周方向に関して除去した部分の間部分を各素柱部とする、請求項7に記載したラジアルニードル軸受用保持器の製造方法。
- 素板の一部に打ち抜き加工を施す事により、径方向中心部にリム部となるべき部分の内径よりも小さな内径を有する非円形の下孔を、径方向中間部にこのリム部となるべき部分及び各素柱部の基半部同士の間の空間となるべき部分に存在する余肉部を、径方向外端部の円周方向複数個所に上記各素柱部の先半部となるべき舌片の先半部を、それぞれ形成して第一中間素材とした後、
この第一中間素材のうちの径方向中間部を、更にその径方向中間位置で全周に亙り曲げ形成して当該部分を、円輪部と円筒部とから成る断面形状L字形とする事により第二中間素材とし、
次いで、この第二中間素材に設けた上記円筒部の一部で上記各素柱部の基半部同士の間の空間となるべき部分に存在する上記各余肉部を径方向外方に押し広げ、これら各余肉部の円周方向両端縁部と上記各素柱部の基半部の円周方向両端縁部とを切り離す事により、上記各素柱部となるべき複数の舌片を形成して第三中間素材とし、
次いで、この第三中間素材の上記各余肉部を径方向外方に押し広げつつ、上記円筒部の端縁で上記各舌片同士の間に露出する部分に面押し加工を施すと共に、この円筒部と上記円輪部との連続部の曲率半径を小さくして第四中間素材とし、
次いで、上記各余肉部を上記円筒部の先端縁から切除すると共に、中心部にリム部となるべき部分の内径に一致する円孔を打ち抜いて第五中間素材とし、
この第五中間素材のうちの上記各舌片を曲げ加工して、上記各素柱部を有する保持器素子とする、請求項7に記載したラジアルニードル軸受用保持器の製造方法。 - 第一中間素材を第二中間素材とする際、円筒部の円周方向一部で各素柱部の円周方向両端縁をほぼ延長した位置に、円周方向に関する段差部を形成する事により、上記円筒部の外周面の一部で上記各素柱部の基半部を延長した部分の外周面を、上記円筒部の他の部分の外周面よりも径方向内方に位置させる、請求項10に記載したラジアルニードル軸受用保持器の製造方法。
- 第三中間素材の円筒部の端縁で各舌片同士の間に露出する部分に面押し加工を施して第四中間素材とし、更に各余肉部を上記円筒部の先端縁から切除して第五中間素材とした状態で、上記各舌片同士の間に露出する部分で上記円筒部を消滅させ、各ニードルの軸方向端面が当接する部分を円輪部の内側面と同一平面上に位置させる、請求項10〜11のうちの何れか1項に記載したラジアルニードル軸受用保持器の製造方法。
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