JP2005351332A - 逆止弁 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 円周状の内壁面に弁座10を形成してあるケーシング1内に、弁体2を弁軸方向に移動可能に収容させると共に前記弁体2よりも下流側に弁体ストッパ3を固定配置させ、さらに、前記弁体2と弁体ストッパ3との間に圧縮コイルバネ4を介在させて成る逆止弁において、弁体2は、上流側のみが閉塞された円筒状に形成されていると共にその外周面から内周面に開口する流体侵入路20を形成したものとして、流体が主として前記流体侵入路20を通過して下流側に流れるようにしてあり、前記流体侵入路20の流路面積はこれよりも上流側の流路面積よりも小さく設定してある。
【選択図】 図1
Description
請求項1記載の発明の逆止弁は、円周状の内壁面に弁座を形成してあるケーシング内に、弁体を弁軸方向に移動可能に収容させると共に前記弁体よりも下流側に弁体ストッパを固定配置させ、さらに、前記弁体と弁体ストッパとの間に圧縮コイルバネを介在させて成る逆止弁において、弁体は、上流側のみが閉塞された円筒状に形成されていると共にその外周面から内周面に開口する流体侵入路を形成したものとして、流体が主として前記流体侵入路を通過して下流側に流れるようにしてあり、前記流体侵入路の流路面積はこれよりも上流側の流路面積よりも小さく設定してある。
(請求項2記載の発明)
請求項2記載の発明の逆止弁は、上記請求項1記載の発明に関し、(流体侵入路の流路面積):(流体侵入路よりも上流側の流路面積)は、1:10〜22に設定してある。
(請求項3記載の発明)
請求項3記載の発明の逆止弁は、上記請求項1又は2記載の発明に関し、管継手を具備させてある。
(この実施例の逆止弁付き管継手Kを施したビールサーバーシステムSについて)
ビールサーバーシステムSは、通常、図6に示すように、ビール樽90内にビールサーバー91からの配管91a及び炭酸ガスボンベ92からの配管92aを外周気密状態で挿入するようにして構成され、前記炭酸ガスボンベ92へのガス等の逆流を防止すべく炭酸ガスボンベ92とビール樽90との間の配管92a(特に炭酸ガスボンベ92近傍)に逆止弁付き管継手Kを設けてある。なお、配管91aの端縁はビール樽90の底部近傍に至らしめてあり、配管92aの端縁はビール樽90の上部空間に至らしめてある。
(逆止弁付き管継手Kについて)
この逆止弁付き管継手Kは、図1や図2に示すように、流体の流れ方向における上流側に逆止弁Bを、下流側に管継手Jを、それぞれ配置させて成るものとし、真鍮製のケーシング1を共有化することにより一体構造化している。なお、ケーシング1における逆止弁B側には管路への接続を可能にするための雄ネジ19(接続部)を形成してある。
「逆止弁B」
逆止弁Bは、図1や図2に示すように、円周状の内壁面に弁座10を形成してある真鍮製のケーシング1内に、ポリアセタール製(樹脂製)の弁体2を弁軸方向に移動可能に収容させると共に前記弁体2よりも下流側に真鍮製(金属製)の弁体ストッパ3を固定配置させ、さらに、前記弁体2と弁体ストッパ3との間にステンレス製の圧縮コイルバネ4を設けるようにして構成されている。
「管継手J」
管継手Jは、図1や図2に示すように、上記ケーシング1に形成された保持部材設置用孔hに、チューブ保持部を構成するシールリング5、バックリング6a、カラー6b、ロックリング7及び開放リング8を組み込んで構成されている。
(その他)
上記実施例は、逆止弁Bと管継手Jが一体の逆止弁付き管継手Kとしてあるが、図7に示すような管継手を有しない逆止弁Bとすることもでき、この場合、例えば、ケーシング1の両端部域に雄ネジ19を形成するようにすればよい。
他方、(流体侵入孔20の流路総面積):(流路11の面積)=1:10〜22に設定することができる。
1 ケーシング
10 弁座
2 弁体
3 弁体ストッパ
4 圧縮コイルバネ
20 流体侵入孔(流体侵入路)
Claims (3)
- 円周状の内壁面に弁座を形成してあるケーシング内に、弁体を弁軸方向に移動可能に収容させると共に前記弁体よりも下流側に弁体ストッパを固定配置させ、さらに、前記弁体と弁体ストッパとの間に圧縮コイルバネを介在させて成る逆止弁において、弁体は、上流側のみが閉塞された円筒状に形成されていると共にその外周面から内周面に開口する流体侵入路を形成したものとして、流体が主として前記流体侵入路を通過して下流側に流れるようにしてあり、前記流体侵入路の流路面積はこれよりも上流側の流路面積よりも小さく設定してあることを特徴とする逆止弁。
- (流体侵入路の流路面積):(流体侵入路よりも上流側の流路面積)は、1:10〜22に設定してあることを特徴とする請求項1記載の逆止弁。
- 管継手を具備させてあることを特徴とする請求項1又は2記載の逆止弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004171121A JP2005351332A (ja) | 2004-06-09 | 2004-06-09 | 逆止弁 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004171121A JP2005351332A (ja) | 2004-06-09 | 2004-06-09 | 逆止弁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005351332A true JP2005351332A (ja) | 2005-12-22 |
Family
ID=35585975
Family Applications (1)
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JP2004171121A Pending JP2005351332A (ja) | 2004-06-09 | 2004-06-09 | 逆止弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005351332A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014080663A1 (ja) * | 2012-11-21 | 2014-05-30 | 株式会社コガネイ | 逆止弁 |
-
2004
- 2004-06-09 JP JP2004171121A patent/JP2005351332A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2014080663A1 (ja) * | 2012-11-21 | 2014-05-30 | 株式会社コガネイ | 逆止弁 |
JP5981562B2 (ja) * | 2012-11-21 | 2016-08-31 | 株式会社コガネイ | 逆止弁 |
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