JP2005351129A - ターボチャージャの疲労故障診断方法及び装置 - Google Patents

ターボチャージャの疲労故障診断方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 エンジンの実際の運転状態に応じた、ターボチャージャの疲労の程度を判定し、ターボチャージャの適切な交換時期を判断する。
【解決手段】 ターボチャージャ5の疲労故障を診断するための方法において、ターボチャージャ5の回転数を測定し、測定した回転数に基づいて蓄積疲労値Ftを演算し、演算した蓄積疲労値Ftと所定の疲労限界値Flとを比較してターボチャージャ5の疲労故障判定を実行する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、エンジンに装着されるターボチャージャの疲労故障診断方法及び装置に関する。
ターボチャージャ(過給機)は、エンジンの排気通路に接続され、エンジンの排気ガスにより駆動されるタービンと、エンジンの吸気通路に接続され、タービンにより駆動されるコンプレッサとから構成されている。タービンは、回転軸上に固定されたタービンホイールを備えている。コンプレッサは、タービンホイールと同一回転軸上に固定されたコンプレッサインペラを備えている。タービンホイールを、エンジンの排気ガスにより回転させることで、同一回転軸上のコンプレッサインペラが回転される。これにより、コンプレッサは空気を吸入し、その吸入空気を昇圧する。そして、コンプレッサは、昇圧した吸入空気をエンジンに供給する。
ところで、ターボチャージャのコンプレッサインペラは極めて高速で回転されるので、比較的大きな負荷がコンプレッサインペラにかかる。万が一、コンプレッサインペラが破断すると、その破断片がエンジン内部へ吸込まれるおそれがある。そのため、コンプレッサインペラの交換時期を予め決定し、その交換時期毎にコンプレッサインペラを交換するようにしている。
従来、ターボチャージャの疲労を診断するための方法においては、経験則、実験、或いは、解析等に基づいてコンプレッサインペラに蓄積される疲労(特に、低サイクル疲労:LCF(Low Cycle Fatigue))の程度を予測し、その予測結果に基づいて交換時期を決定していた。例えば、疲労の予測を、エンジンの運転状態を想定した、コンプレッサインペラの回転数の実験データに基づいて行っていた。
なお、特許文献1には、ガスタービンの疲労を診断するための方法が記載されている。この方法は、ガスタービン圧縮機の翼段落の圧力変動を計測し、この計測した圧力変動データと圧縮機翼の構造解析モデルとを用いて応力解析をして圧縮機翼の実働環境下における応力変動の推定を行い、この推定した圧縮機翼の応力変動を圧縮機翼材料の腐食環境下での強度マスターカーブと比較し、圧縮機翼の疲労損傷を評価し、評価した疲労損傷をもとに圧縮機翼の交換時期を決定するようにしたものである。
特開2001−329856号公報
しかしながら、エンジンが搭載される車両の使われ方は多種多様であり、コンプレッサインペラ毎に蓄積される疲労の程度は大きく異なるので、エンジンの実際の運転状態の全てを踏まえた交換時期の決定は困難であった。例えば、比較的高地での運転や加減速頻度が比較的高い運転を頻繁に行う場合には、疲労がコンプレッサインペラに比較的早く蓄積され易く、コンプレッサインペラを、交換時期に至る前に交換する必要があった。また、必要以上に過酷な運転状態に合わせて交換時期を決定すると、交換の必要がないものまで交換することとなり、結果としてコスト高となってしまう。
そこで、本発明の目的は、エンジンの実際の運転状態に応じた、ターボチャージャの疲労の程度を判定でき、ターボチャージャの適切な交換時期を判断することができるターボチャージャの疲労故障診断方法及び装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、ターボチャージャの疲労故障を診断するための方法において、ターボチャージャの回転数を測定し、測定した回転数に基づいて蓄積疲労値を演算し、演算した蓄積疲労値と所定の疲労限界値とを比較してターボチャージャの疲労故障判定を実行することを特徴とするターボチャージャの疲労故障診断方法である。
請求項2の発明は、一定振幅の応力をターボチャージャに疲労破壊するまで周期的に繰り返し加えたときの応力振幅と、このときの応力変化繰返回数との関係を予め求めるステップを備え、上記疲労故障判定を、上記測定した回転数に基づいて回転変動のピーク点を判定した毎に行い、上記蓄積疲労値の演算が、判定したピーク点における回転数を読み取って、この回転数をピーク点回転数に置換するステップと、そのピーク点回転数を用いてピーク点応力を演算するステップと、そのピーク点応力と前ピーク点におけるピーク点応力とを用いて前ピーク点からの応力変動幅を演算するステップと、その応力変動幅を上記応力振幅に置換し、この応力振幅に対応する上記応力変化繰返回数を上記関係から検索するステップと、検索した応力変化繰返回数を用いて所定の演算を行い疲労値を算出するステップと、算出した疲労値と、前ピーク点において演算した蓄積疲労値とを用いて上記蓄積疲労値を演算するステップと、を有する請求項1記載のターボチャージャの疲労故障診断方法である。
請求項3の発明は、ターボチャージャの回転数をターボチャージャが疲労破壊するまで一定振幅で周期的に繰り返し変化させたときの最大ピーク回転数と、このときの回転数振幅と、このときの回転数変化繰返回数との関係を予め求めるステップを備え、上記疲労故障判定を、上記測定した回転数に基づいて回転変動のピーク点を判定した毎に行い、上記蓄積疲労値の演算は、判定したピーク点における回転数を読み取って、この回転数をピーク点回転数に置換するステップと、そのピーク点回転数と前ピーク点におけるピーク点回転数とを用いて前ピーク点からの回転数変動幅を演算するステップと、上記ピーク点回転数を上記最大ピーク回転数に置換し、上記演算した回転数変動幅を上記回転数振幅に置換し、これら最大ピーク回転数と回転数振幅とに対応する回転数変化繰返回数を上記関係から検索し、検索した回転数変化繰返回数を用いて所定の演算を行い疲労値を算出するステップと、算出した疲労値と、前ピーク点において演算した蓄積疲労値とを用いて上記蓄積疲労値を演算するステップと、を有する請求項1記載のターボチャージャの疲労故障診断方法である。
請求項4の発明は、上記疲労値の算出は、上記検索した応力変化繰返回数或いは回転数変化繰返回数の逆数を算出し、これを上記疲労値とすることからなる請求項2又は3記載のターボチャージャの疲労故障診断方法である。
請求項5の発明は、上記蓄積疲労値の演算は、上記算出した疲労値を、前ピーク点において演算した蓄積疲労値に加算し、これを上記蓄積疲労値とすることからなる請求項2から4いずれか記載のターボチャージャの疲労故障診断方法である。
請求項6の発明は、ターボチャージャの疲労故障を診断するための装置において、ターボチャージャの回転数を測定するための回転数測定手段と、該回転数測定手段により測定された回転数に基づいて蓄積疲労値を演算するための演算手段と、該演算手段により演算された蓄積疲労値と所定の疲労限界値とを比較してターボチャージャの疲労故障判定を実行するための判定手段とを備えたことを特徴とするターボチャージャの疲労故障診断装置である。
請求項7の発明は、一定振幅の応力をターボチャージャに疲労破壊するまで周期的に繰り返し加えたときの応力振幅と、このときの応力変化繰返回数との関係を格納するための格納手段を備え、上記疲労故障判定は、上記回転数測定手段により測定された回転数に基づいて回転変動のピーク点が判定された毎に行われ、上記演算手段が、上記判定されたピーク点における回転数を読み取って、この回転数をピーク点回転数に置換するためのピーク点回転数置換手段と、そのピーク点回転数を用いてピーク点応力を演算するためのピーク点応力演算手段と、そのピーク点応力と前ピーク点におけるピーク点応力とを用いて前ピーク点からの応力変動幅を演算するための応力変動幅演算手段と、その応力変動幅を上記応力振幅に置換し、この応力振幅に対応する上記応力変化繰返回数を上記関係から検索するための繰返回数検索手段と、該繰返回数検索手段により検索された応力変化繰返回数を用いて所定の演算を行い疲労値を算出するための疲労値算出手段と、該疲労値算出手段により算出された疲労値と、前ピーク点において演算された蓄積疲労値とを用いて上記蓄積疲労値を演算するための蓄積疲労値演算手段と、を有する請求項6記載のターボチャージャの疲労故障診断装置である。
請求項8の発明は、ターボチャージャの回転数をターボチャージャが疲労破壊するまで一定振幅で周期的に繰り返し変化させたときの最大ピーク回転数と、このときの回転数振幅と、このときの回転数変化繰返回数との関係を格納するための格納手段を備え、上記疲労故障判定は、上記回転数測定手段により測定された回転数に基づいて回転変動のピーク点が判定された毎に行われ、上記演算手段が、上記判定されたピーク点における回転数を読み取って、この回転数をピーク点回転数に置換するためのピーク点回転数置換手段と、そのピーク点回転数と前ピーク点におけるピーク点回転数とを用いて前ピーク点からの回転数変動幅を演算するための回転数変動幅演算手段と、上記ピーク点回転数を上記最大ピーク回転数に置換し、上記回転数変動幅演算手段により演算された回転数変動幅を上記回転数振幅に置換し、これら最大ピーク回転数と回転数振幅とに対応する回転数変化繰返回数を上記関係から検索するための繰返回数検索手段と、該繰返回数検索手段により検索された回転数変化繰返回数を用いて所定の演算を行い疲労値を算出するための疲労値算出手段と、該疲労値算出手段により算出された疲労値と、前ピーク点において演算された蓄積疲労値とを用いて上記蓄積疲労値を演算するための蓄積疲労値演算手段と、を有する請求項6記載のターボチャージャの疲労故障診断装置である。
請求項9の発明は、上記疲労値の算出は、上記検索した応力変化繰返回数或いは回転数変化繰返回数の逆数を算出し、これを上記疲労値とすることからなる請求項7又は8記載のターボチャージャの疲労故障診断装置である。
請求項10の発明は、上記蓄積疲労値の演算は、上記算出した疲労値を、前ピーク点において演算した蓄積疲労値に加算し、これを上記蓄積疲労値とすることからなる請求項7から9いずれか記載のターボチャージャの疲労故障診断装置である。
請求項11の発明は、上記判定手段がターボチャージャの疲労故障判定を是と判定したときに作動する警告手段をさらに備えた請求項6から10いずれか記載のターボチャージャの疲労故障診断装置である。
本発明によれば、エンジンの実際の運転状態に応じた、ターボチャージャの疲労の程度を判定でき、ターボチャージャの適切な交換時期を判断することができるという優れた効果を奏する。
以下、本発明の好適な一実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
図1は、本発明の好適な第一の実施形態に係るターボチャージャの疲労故障診断装置を適用したエンジンの概略図である。本実施形態のエンジンは、トラックや乗用車等の車両に搭載されるディーゼルエンジンである。
図中、1はエンジン本体、2はエンジン本体1に設けられ吸入空気が流通する吸気通路、3はエンジン本体1に設けられ排気ガスが流通する排気通路、4は各種センサ類及び各種機器類が接続された制御ユニット(以下、ECU)、5はエンジン本体1に装着されたターボチャージャである。
図1に示すように、本実施形態のターボチャージャ5は、排気通路3に接続され、エンジン本体1の排気ガスにより駆動されるタービン6と、吸気通路2に接続され、タービン6により駆動されるコンプレッサ7とから構成されている。タービン6とコンプレッサ7との間には、ベアリング8が設けられている。ベアリング8は、シャフト(回転軸)9を回転可能に支持している。
タービン6は、タービンハウジング10と、タービンハウジング10内に設けられ、シャフト9の一端部に固定されたタービンホイール11とから構成されている。コンプレッサ7は、コンプレッサハウジング12と、コンプレッサハウジング12内に設けられ、シャフト9の他端部に固定されたコンプレッサインペラ13とから構成されている。つまり、タービンホイール11とコンプレッサインペラ13とは、同一軸(シャフト9)上に配置されている。
エンジン本体1の排気ガスが、タービンホイール11に与えられると、タービンホイール11が回転される。これにより、タービン6が駆動される。タービン6が駆動されると、タービンホイール11と同一軸上に配置されたコンプレッサインペラ13も回転される。これにより、コンプレッサ7が駆動される。
コンプレッサ7は、空気をコンプレッサハウジング12内に吸入し、この吸入空気をコンプレッサハウジング12内で昇圧する。そして、コンプレッサ7は、昇圧した吸入空気をエンジン本体1に供給する。
本実施形態のターボチャージャ5は、ターボチャージャ5の疲労故障を診断するための装置を備えている。本実施形態の疲労故障診断装置は、コンプレッサインペラ13の疲労故障を診断するためのものである。
本実施形態の疲労故障診断装置は、コンプレッサインペラ13の回転数を測定するための回転数測定手段を備えている。本実施形態の回転数測定手段は、コンプレッサハウジング12に設けられた回転数センサ14と、ECU4とから構成されている。回転数センサ14は、ECU4に接続されており、回転数センサ14からの検出信号がECU4に入力される。本実施形態において、回転数とは、1分間あたりの回転数(回転速度)である。
本実施形態の疲労故障診断装置は、上記の回転数測定手段により測定されたコンプレッサインペラ13の回転数に基づいて、蓄積疲労値を演算するための演算手段と、この演算手段により演算された蓄積疲労値と所定の疲労限界値とを比較してコンプレッサインペラ13の疲労故障判定を実行するための判定手段とを備えている。本実施形態のECU4が、上記の演算手段及び判定手段をなす。本実施形態において、蓄積疲労値とは、コンプレッサインペラ13に蓄積された疲労の程度を示す値である。
本実施形態の疲労故障診断装置は、上記の判定手段がコンプレッサインペラ13の疲労故障判定を是(交換の必要有り)と判定したときに作動する警告手段を備えている。この警告手段の作動により、コンプレッサインペラ13の交換を使用者(例えば、運転者等)に対して促す。
本実施形態の警告手段は、運転席のメータパネル(図示せず)に配置された警告灯15と、ECU4とから構成されている。警告灯15は、ECU4に接続されており、警告灯15の作動(消灯・点灯、或いは、点滅)がECU4により制御される。本実施形態においては、警告灯15は、通常時には消灯されており、警告時に赤色に点灯される。
格納手段としてのECU4には、一定振幅の応力(遠心応力)をコンプレッサインペラ13に疲労破壊するまで周期的に繰り返し加えたときの応力振幅SLtと、このときの(疲労破壊までの)応力変化繰返回数SNFtとの関係が格納されている。コンプレッサ13に遠心応力を加える際は、その遠心応力に応じた一定振幅の回転数を、周期的に繰り返し変化させることで行う。上記の関係は、コンプレッサインペラ13において疲労故障が予想される部位について、予め求められる。また、上記の関係は、コンプレッサインペラ13において疲労故障が予想される部位が複数ある場合は、これら部位毎に予め求められる。
本実施形態において、上記の関係は、図2に示す、応力振幅−応力変化繰返回数ラインSNLで表されている。この応力振幅−応力変化繰返回数ラインSNLを有するマップがECU4に格納されている。本実施形態における応力振幅−応力変化繰返回数ラインSNLは、実験や解析等により求めた、所謂、S−N曲線(Stress-Number Curve)である。なお、上記の関係は、数式により表されたものであっても良い。
本実施形態においては、コンプレッサインペラ13の疲労故障診断を、EUC4により行う。これを図3及び図4を用いて説明する。
図3は、回転数の時間変化を表す時間−回転数線図である。図3において、波形Wは、回転数センサ14により測定した基波形から、疲労故障判定に対して無効な成分(例えば、ノイズや、極めて微小な回転数変動等)をフィルタ処理等により除去したものである。図4は、第一の実施形態に係る、ECUによる処理フローチャートである。
ECU4による処理フローを図4により説明する。
まず、ステップS101において、ECU4は、回転数センサ14から信号を検出することで、コンプレッサインペラ13の回転数の測定を行い、ステップS102において、ステップS101で測定した回転数に基づいて回転変動のピーク点判定を行う。本実施形態において、疲労故障判定は、測定した回転数に基づいて回転変動のピーク点を判定した毎に行われる。
本実施形態において、ピーク点(図3中の符号P(i)等参照)とは、加速度の正負が切り替わる点(加速と減速とが切り替わる点)であり、回転変動とは、隣接する二つのピーク点間における回転数の差である。また、本実施形態において、加速度が一定(0)であるときは、ピーク点ではない。ここで、符号P(i)中のiは、任意の回転変動のサイクルを表す(以下の符号中のiについても同様とする)。
ピーク点を判定すると、ステップS103において、ECU4は、ステップS102で判定したピーク点における回転数を読み取って、この回転数をピーク点回転数R(i)に置換する。
次に、ステップS104において、ECU4は、ステップS103で置換したピーク点回転数R(i)を用いて、コンプレッサインペラ13に作用するピーク点応力SP(i)を演算する。本実施形態においては、ピーク点応力SP(i)の演算は、有限要素法(FEM)に基づいた遠心応力計算からなる。なお、ピーク点回転数R(i)と、これに対応するピーク点応力SP(i)との関係をグラフや数式等で表して、これをECU4に格納しておいても良い。
次に、ステップS105において、ECU4は、ステップS104で演算したピーク点応力SP(i)と、前ピーク点におけるピーク点応力SP(i−1)とを用いて前ピーク点からの応力変動幅SL(i)を演算する。応力変動幅SL(i)の演算は、前ピーク点におけるピーク点応力SP(i−1)を、ピーク点応力SP(i)から除算し、その絶対値を応力変動幅SL(i)とすることからなる。
次に、ステップS106において、ECU4は、ステップS105で演算した応力変動幅SL(i)を、図2の応力振幅SLt(i)に置換し、この応力振幅SLt(i)に対応する図2の応力変化繰返回数SNFt(i)を、応力振幅−応力変化繰返回数ラインSNLから検索する。例えば、応力変化繰返回数SNFtは、105回等のように表される。ここで、応力振幅SLtが疲労限度(図2中の符号ELで示す)よりも小さい場合、そのときの応力変化繰返回数SNFtは∞回とする。応力変化繰返回数SNFt(i)を、回転変動の繰返回数NF(i)に置換する。なお、上記の関係(応力振幅−応力変化繰返回数ラインSNL)からの検索は、回転変動毎の他、多点補間読取方式(例えば、四点補間)や、傾斜読取方式等を含む。
次に、ステップS107において、ECU4は、ステップS106で検索・置換した繰返回数NF(i)を用いて所定の演算を行い、回転変動に応じたコンプレッサインペラ13の疲労値F(i)を算出する。本実施形態においては、疲労値F(i)の算出は、繰返回数NF(i)の逆数を算出し、これを疲労値F(i)とすることからなる。例えば、繰返回数NF(i)が、105回であれば、疲労値F(i)は、0.00001である。ここで、繰返回数NF(i)が、∞回であれば、疲労値F(i)を、0(1/∞)とする。なお、疲労値F(i)の算出は、高温疲労強度等を踏まえたものであることが望ましい。例えば、コンプレッサハウジング12に温度センサを設け、これにより測定した温度に基づいて温度補償を行う。
次に、ステップS108において、ECU4は、ステップS107で算出した疲労値F(i)と、前ピーク点において演算した蓄積疲労値Ft(i−1)とを用いて、回転変動の蓄積疲労値Ft(i)を演算する。本実施形態においては、疲労値F(i)を、前ピーク点において演算した蓄積疲労値Ft(i−1)に加算し、これを新たな蓄積疲労値Ft(i)とすることからなる。つまり、回転変動に応じたコンプレッサインペラ13の疲労値Ft(i)を、マイナー則により積算していく。積算方法は、単純積算の他、高精度なレインフロー法等であっても良い。
次に、ステップS109において、ECU4は、ステップS108で演算した蓄積疲労値Ft(i)と、所定の疲労限界値Flとを比較して、コンプレッサインペラ13の疲労故障判定を実行する。本実施形態においては、疲労故障の判定は、蓄積疲労値Ft(i)が、疲労限界値Fl以上であるときに、疲労故障判定を是と判定する。蓄積疲労値Ftが1.0に達すると、応力変化繰返回数SNFtに達したとみなせるので、疲労限界値Flを、1.0より低く(例えば、0.9、或いは、0.8等)設定することが好ましい。
ステップS109で疲労故障判定が是と判定されると、ステップS110において、ECU4は、上記の警告手段を作動して、コンプレッサインペラ13が交換時期に至ったことを使用者に対して通知する。本実施形態において、警告手段の作動は、ECU4が、警告灯15を点灯することからなる。
一方、ECU4が、ステップS102でピーク点を判定しなかったときや、ステップS109で疲労故障判定を否と判定したときには、ステップS101に戻り、ECU4は、ステップS101からの手順を再度行う。
ここで、コンプレッサインペラ13において疲労損傷が予想される部位が複数ある場合は、上述の手順に従って、部位毎に蓄積疲労値Ftを演算し、これら蓄積疲労値Ftと、各々の疲労限界値Flとを比較して、部位毎に疲労故障判定を実行する。
本実施形態のECU4が、特許請求の範囲のピーク点回転数置換手段、ピーク点応力演算手段、応力変動幅演算手段、繰返回数検索手段、疲労値算出手段、及び、蓄積疲労値演算手段をなす。
以上、本実施形態のターボチャージャの疲労故障診断方法は、ターボチャージャ5の回転数を測定し、測定した回転数に基づいて蓄積疲労値Ftを演算し、演算した蓄積疲労値Ftと所定の疲労限界値Flとを比較してターボチャージャ5の疲労故障判定を実行することを特徴とする。つまり、本実施形態においては、ターボチャージャ5の回転数を測定することで、ターボチャージャ5の運転状態のモニタリングを行い、これに基づいてターボチャージャ5の疲労故障判定を実行している。そのため、本実施形態によれば、エンジンの実際の運転状態に応じた、ターボチャージャ5の疲労の程度を判定でき、ターボチャージャ5の適切な交換時期を判断することができる。
次に、第二の実施形態について説明する。
この実施形態においては、ECU4による疲労故障判定の手順が、第一の実施形態とは一部異なる。この実施形態の疲労故障診断装置も、コンプレッサインペラ13の疲労故障を診断するためのものである。
この実施形態においては、格納手段としてのECU4には、コンプレッサインペラ13の回転数を、コンプレッサインペラ13が疲労破壊するまで一定振幅で周期的に繰り返し変化させたときの最大ピーク回転数Rtと、このときの回転数振幅Ltと、このときの(疲労破壊までの)回転数変化繰返回数RNFtとの関係が格納されている。この関係は、コンプレッサインペラ13において疲労故障が予想される部位について、予め求められる。また、上記の関係は、コンプレッサインペラ13において疲労故障が予想される部位が複数ある場合は、これら部位毎に予め求められる。
この実施形態において、上記の関係は、図5に示す、最大ピーク回転数−回転数振幅行列RNMで表されている。この最大ピーク回転数−回転数振幅行列RNMがECU4に格納されている。この実施形態における最大ピーク回転数−回転数振幅行列RNMは、実験や解析等により求めたものである。また、この実施形態において、最大ピーク回転数−回転数振幅行列RNMにおける最大ピーク回転数Rt及び回転数振幅Ltは、それぞれ、所定の範囲で区切られている。この範囲は、任意に設定可能である。なお、上記の関係は、数式により表されたものであっても良い。
ECU4による処理フローを図6により説明する。
図6は、第二の実施形態に係る、ECUによる処理フローチャートである。
まず、ステップS201において、ECU4は、回転数センサ14から信号を検出することで、コンプレッサインペラ13の回転数の測定を行い、ステップS202において、ステップS201で測定した回転数に基づいて回転変動のピーク点判定を行う。この実施形態において、疲労故障判定は、測定した回転数に基づいて回転変動のピーク点を判定した毎に行われる。
この実施形態においても、ピーク点(図3中の符号P(i)等参照)とは、加速度の正負が切り替わる点(加速と減速とが切り替わる点)であり、回転変動とは、隣接する二つのピーク点間における回転数の差である。また、この実施形態においても、加速度が一定(0)であるときは、ピーク点ではない。
ピーク点を判定すると、ステップS203において、ECU4は、ステップS202で判定したピーク点における回転数を読み取って、この回転数をピーク点回転数R(i)に置換する。
次に、ステップS204において、ECU4は、ステップS203で置換したピーク点回転数R(i)と、前ピーク点におけるピーク点回転数R(i−1)とを用いて前ピーク点からの回転数変動幅L(i)を演算する。回転数変動幅L(i)の演算は、前ピーク点におけるピーク点回転数R(i−1)を、ピーク点回転数R(i)から除算し、その絶対値を回転数変動幅L(i)とすることからなる。
次に、ステップS205において、ECU4は、ステップS203で置換したピーク点回転数R(i)と前ピーク点におけるピーク点回転数R(i−1)とを比較して、大きい方を、図5の最大ピーク回転数Rt(i)に置換し、ステップS204で演算した回転数変動幅L(i)を、図5の回転数振幅Lt(i)に置換し、これら最大ピーク回転数Rt(i)と回転数振幅Lt(i)とに対応する図5の回転数変化繰返回数RNFtを、最大ピーク回転数−回転数振幅行列RNMから検索する。例えば、回転数変化繰返回数RNFtは、105回等のように表される。ここで、最大ピーク回転数Rt及び回転数振幅Ltとの組合せにより作用する応力の振幅(応力振幅)が、疲労限度よりも小さい場合、そのときの回転数変化繰返回数RNFtは∞回で表される。回転数変化繰返回数RNFtを、回転変動の繰返回数NF(i)に置換する。なお、上記の関係(最大ピーク回転数−回転数振幅行列RNM)からの検索は、回転変動毎の他、多点補間読取方式(例えば、四点補間読取方式)や、傾斜読取方式等を含む。
次に、ステップS206において、ECU4は、ステップS205で検索・置換した繰返回数NF(i)を用いて所定の演算を行い、回転変動に応じたコンプレッサインペラ13の疲労値F(i)を算出する。この実施形態においては、疲労値F(i)の算出は、繰返回数NF(i)の逆数を算出し、これを疲労値F(i)とすることからなる。例えば、繰返回数NF(i)が、105回であれば、疲労値F(i)は、0.00001である。ここで、繰返回数NF(i)が、∞回であれば、疲労値F(i)を、0(1/∞)とする。なお、疲労値F(i)の算出は、高温疲労強度等を踏まえたものであることが望ましい。
次に、ステップS207において、ECU4は、ステップS206で算出した疲労値F(i)と、前ピーク点において演算した蓄積疲労値Ft(i−1)とを用いて、回転変動の蓄積疲労値Ft(i)を演算する。この実施形態においては、疲労値F(i)を、前ピーク点において演算した蓄積疲労値Ft(i−1)に加算し、これを新たな蓄積疲労値Ft(i)とすることからなる。つまり、回転変動に応じたコンプレッサインペラ13の疲労値Ft(i)を、積算していく。積算方法は、単純積算の他、高精度なレインフロー法等であっても良い。
次に、ステップS208において、ECU4は、ステップS207で演算した蓄積疲労値Ft(i)と、所定の疲労限界値Flとを比較してコンプレッサインペラ13の疲労故障判定を実行する。この実施形態においても、疲労故障の判定は、蓄積疲労値Ft(i)が、疲労限界値Fl以上であるときに、疲労故障判定を是と判定する。蓄積疲労値Ftが1.0に達すると、回転数変化繰返回数RNFtに達したとみなせるので、疲労限界値Flを、1.0より低く(例えば、0.9、或いは、0.8等)設定することが好ましい。
ステップS208で疲労故障判定が是と判定されると、ステップS209において、ECU4は、上記の警告手段を作動して、コンプレッサインペラ13が交換時期に至ったことを使用者に対して通知する。本実施形態において、警告手段の作動は、警告灯15を点灯することからなる。
一方、ECU4が、ステップS202でピーク点を判定しなかったときや、ステップS208で疲労故障判定を否と判定したときには、ステップS201に戻り、ECU4は、ステップS201からの手順を再度行う。
ここで、コンプレッサインペラ13において疲労損傷が予想される部位が複数ある場合は、上述の手順に従って、部位毎に蓄積疲労値Ftを演算し、これら蓄積疲労値Ftと、各々の疲労限界値Flとを比較して、部位毎に疲労故障判定を実行する。
この実施形態のECU4が、特許請求の範囲のピーク点回転数置換手段、回転数変動幅演算手段、繰返回数検索手段、疲労値算出手段、及び、蓄積疲労値演算手段をなす。
この実施形態によれば、第一の実施形態と同様の効果を得ることができる。
本発明は以上説明した実施形態には限定はされない。
例えば、上述の実施形態においては、コンプレッサインペラ13について疲労故障の診断を行ったが、シャフト9或いはタービンホイール11について疲労故障の診断を行っても良い。この場合、一定振幅の応力(シャフト9については、ねじり応力、タービンホイール11については遠心応力)をシャフト9或いはタービンホイール11に疲労破壊するまで周期的に繰り返し加えたときの応力振幅と、このときの応力変化繰返回数との関係、或いは、シャフト9或いはタービンホイール11の回転数を、シャフト9或いはタービンホイール11が疲労破壊するまで一定振幅で周期的に繰り返し変化させたときの最大ピーク回転数と、このときの回転数振幅と、このときの回転数変化繰返回数との関係を予め求めて、それをECU4に格納しておく。なお、コンプレッサインペラ13の回転数と、シャフト9及びタービンホイール11の回転数とは等しいため、回転数測定手段は、上述の実施形態と同様とすることができる。
また、第一の実施形態において、一定振幅の応力をコンプレッサインペラ13に疲労破壊するまで周期的に繰り返し加えたときの応力振幅SLtと、このときの応力変化繰返回数SNFtとの関係を、実験や解析等により求めたS−N曲線を、図7に示すように直線近似した応力振幅−応力変化繰返回数ラインSNL2により表しても良い。
なお、疲労故障の判定は、演算した蓄積疲労値Ftを、所定の疲労限界値Flから除算し、その疲労限界値Flが0となったときに、疲労故障判定を是と判定するようにしても良い。
また、上記警告手段は、警告ブザー等であっても良い。
また、上記の回転数センサは、センターハウジング(ベアリング)或いはタービンハウジングに設けられても良い。コンプレッサインペラの回転数と、シャフト及びタービンホイールの回転数とは等しいためである。
また、本発明が適用されるエンジンは、車両用に限らず、船舶用、或いは、定置発電機用等であっても良い。
また、本発明が適用されるエンジンは、ディーゼルエンジンに限らず、ガソリンエンジン等であっても良い。
本発明の好適な第一の実施形態に係るターボチャージャの疲労故障診断装置を適用したエンジンの概略図である。 応力振幅−応力変化繰返回数ラインを有するマップである。 回転数の時間変化を表す時間−回転数線図である。 第一の実施形態に係る、ECUによる処理フローチャートである。 最大ピーク回転数−回転数振幅行列を有する表である。 第二の実施形態に係る、ECUによる処理フローチャートである。 変形例に係る応力振幅−破壊繰返回数ラインを有するマップである。
符号の説明
1 エンジン本体
2 吸気通路
3 排気通路
4 制御ユニット(ECU)(回転数測定手段、演算手段、判定手段、ピーク点応力演算手段、応力変動幅演算手段、回転数変動幅演算手段、繰返回数検索手段、疲労値算出手段、蓄積疲労値演算手段、警告手段)
5 ターボチャージャ
6 タービン
7 コンプレッサ
8 ベアリング
9 シャフト
10 タービンハウジング
11 タービンホイール
12 コンプレッサハウジング
13 コンプレッサインペラ
14 回転数センサ(回転数測定手段)
15 警告灯(警告手段)
F 疲労値
Fl 疲労限界値
Ft 蓄積疲労値
L 回転数変動幅
Lt 回転数振幅
NF 繰返回数
P ピーク点
R ピーク点回転数
Rt 最大ピーク回転数
RNFt 回転数変化繰返回数
SL 応力変動幅
SLt 応力振幅
SNFt 応力変化繰返回数
SP ピーク点応力

Claims (11)

  1. ターボチャージャの疲労故障を診断するための方法において、ターボチャージャの回転数を測定し、測定した回転数に基づいて蓄積疲労値を演算し、演算した蓄積疲労値と所定の疲労限界値とを比較してターボチャージャの疲労故障判定を実行することを特徴とするターボチャージャの疲労故障診断方法。
  2. 一定振幅の応力をターボチャージャに疲労破壊するまで周期的に繰り返し加えたときの応力振幅と、このときの応力変化繰返回数との関係を予め求めるステップを備え、上記疲労故障判定を、上記測定した回転数に基づいて回転変動のピーク点を判定した毎に行い、 上記蓄積疲労値の演算が、判定したピーク点における回転数を読み取って、この回転数をピーク点回転数に置換するステップと、そのピーク点回転数を用いてピーク点応力を演算するステップと、そのピーク点応力と前ピーク点におけるピーク点応力とを用いて前ピーク点からの応力変動幅を演算するステップと、その応力変動幅を上記応力振幅に置換し、この応力振幅に対応する上記応力変化繰返回数を上記関係から検索するステップと、検索した応力変化繰返回数を用いて所定の演算を行い疲労値を算出するステップと、算出した疲労値と、前ピーク点において演算した蓄積疲労値とを用いて上記蓄積疲労値を演算するステップと、
    を有する請求項1記載のターボチャージャの疲労故障診断方法。
  3. ターボチャージャの回転数をターボチャージャが疲労破壊するまで一定振幅で周期的に繰り返し変化させたときの最大ピーク回転数と、このときの回転数振幅と、このときの回転数変化繰返回数との関係を予め求めるステップを備え、上記疲労故障判定を、上記測定した回転数に基づいて回転変動のピーク点を判定した毎に行い、
    上記蓄積疲労値の演算は、判定したピーク点における回転数を読み取って、この回転数をピーク点回転数に置換するステップと、そのピーク点回転数と前ピーク点におけるピーク点回転数とを用いて前ピーク点からの回転数変動幅を演算するステップと、上記ピーク点回転数を上記最大ピーク回転数に置換し、上記演算した回転数変動幅を上記回転数振幅に置換し、これら最大ピーク回転数と回転数振幅とに対応する回転数変化繰返回数を上記関係から検索し、検索した回転数変化繰返回数を用いて所定の演算を行い疲労値を算出するステップと、算出した疲労値と、前ピーク点において演算した蓄積疲労値とを用いて上記蓄積疲労値を演算するステップと、
    を有する請求項1記載のターボチャージャの疲労故障診断方法。
  4. 上記疲労値の算出は、上記検索した応力変化繰返回数或いは回転数変化繰返回数の逆数を算出し、これを上記疲労値とすることからなる請求項2又は3記載のターボチャージャの疲労故障診断方法。
  5. 上記蓄積疲労値の演算は、上記算出した疲労値を、前ピーク点において演算した蓄積疲労値に加算し、これを上記蓄積疲労値とすることからなる請求項2から4いずれか記載のターボチャージャの疲労故障診断方法。
  6. ターボチャージャの疲労故障を診断するための装置において、ターボチャージャの回転数を測定するための回転数測定手段と、該回転数測定手段により測定された回転数に基づいて蓄積疲労値を演算するための演算手段と、該演算手段により演算された蓄積疲労値と所定の疲労限界値とを比較してターボチャージャの疲労故障判定を実行するための判定手段とを備えたことを特徴とするターボチャージャの疲労故障診断装置。
  7. 一定振幅の応力をターボチャージャに疲労破壊するまで周期的に繰り返し加えたときの応力振幅と、このときの応力変化繰返回数との関係を格納するための格納手段を備え、上記疲労故障判定は、上記回転数測定手段により測定された回転数に基づいて回転変動のピーク点が判定された毎に行われ、
    上記演算手段が、上記判定されたピーク点における回転数を読み取って、この回転数をピーク点回転数に置換するためのピーク点回転数置換手段と、そのピーク点回転数を用いてピーク点応力を演算するためのピーク点応力演算手段と、そのピーク点応力と前ピーク点におけるピーク点応力とを用いて前ピーク点からの応力変動幅を演算するための応力変動幅演算手段と、その応力変動幅を上記応力振幅に置換し、この応力振幅に対応する上記応力変化繰返回数を上記関係から検索するための繰返回数検索手段と、該繰返回数検索手段により検索された応力変化繰返回数を用いて所定の演算を行い疲労値を算出するための疲労値算出手段と、該疲労値算出手段により算出された疲労値と、前ピーク点において演算された蓄積疲労値とを用いて上記蓄積疲労値を演算するための蓄積疲労値演算手段と、 を有する請求項6記載のターボチャージャの疲労故障診断装置。
  8. ターボチャージャの回転数をターボチャージャが疲労破壊するまで一定振幅で周期的に繰り返し変化させたときの最大ピーク回転数と、このときの回転数振幅と、このときの回転数変化繰返回数との関係を格納するための格納手段を備え、上記疲労故障判定は、上記回転数測定手段により測定された回転数に基づいて回転変動のピーク点が判定された毎に行われ、
    上記演算手段が、上記判定されたピーク点における回転数を読み取って、この回転数をピーク点回転数に置換するためのピーク点回転数置換手段と、そのピーク点回転数と前ピーク点におけるピーク点回転数とを用いて前ピーク点からの回転数変動幅を演算するための回転数変動幅演算手段と、上記ピーク点回転数を上記最大ピーク回転数に置換し、上記回転数変動幅演算手段により演算された回転数変動幅を上記回転数振幅に置換し、これら最大ピーク回転数と回転数振幅とに対応する回転数変化繰返回数を上記関係から検索するための繰返回数検索手段と、該繰返回数検索手段により検索された回転数変化繰返回数を用いて所定の演算を行い疲労値を算出するための疲労値算出手段と、該疲労値算出手段により算出された疲労値と、前ピーク点において演算された蓄積疲労値とを用いて上記蓄積疲労値を演算するための蓄積疲労値演算手段と、
    を有する請求項6記載のターボチャージャの疲労故障診断装置。
  9. 上記疲労値の算出は、上記検索した応力変化繰返回数或いは回転数変化繰返回数の逆数を算出し、これを上記疲労値とすることからなる請求項7又は8記載のターボチャージャの疲労故障診断装置。
  10. 上記蓄積疲労値の演算は、上記算出した疲労値を、前ピーク点において演算した蓄積疲労値に加算し、これを上記蓄積疲労値とすることからなる請求項7から9いずれか記載のターボチャージャの疲労故障診断装置。
  11. 上記判定手段がターボチャージャの疲労故障判定を是と判定したときに作動する警告手段をさらに備えた請求項6から10いずれか記載のターボチャージャの疲労故障診断装置。
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