JP2014224786A - エンジンモデル作成方法およびエンジンモデル作成システム - Google Patents

エンジンモデル作成方法およびエンジンモデル作成システム Download PDF

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道夫 村瀬
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志強 翁
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Abstract

【課題】 本発明は、エンジンの様々な運転条件と排ガス中のNOxや燃費などとの関係を表わすエンジンモデルを作成するエンジンモデル作成方法およびエンジンモデル作成システムに関し、従来と比べより広範な運転条件下で誤差を低減させたエンジンモデルを作成する。
【解決手段】 エンジンを運転しながら、説明変数としてのエンジン制御パラメータの調整および目的変数としてのエンジン特性値の測定を繰り返しながら、それらの調整および測定とを繰り返す間のエンジンの代表点の温度を予測又は測定する第1ステップと、第1ステップで得られた説明変数および目的変数にさらに、エンジンの代表点の温度の予測値又は測定値を表わす温度変数を加えた複数の変数どうしの間の関係を表わすエンジンモデルを作成する第2ステップとを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、エンジンの様々な運転条件と排ガス中のNOxや燃費などとの関係を表わすエンジンモデルを作成するエンジンモデル作成方法およびエンジンモデル作成システムに関する。
従来より、エンジンにダイナモを連結した実験システム上でエンジンモデルを作成し、そのエンジンモデルに基づいて自動車に搭載されたエンジンの制御パラメータを調整することが行われている(特許文献1参照)。
エンジンモデルを作成して、自動車に搭載されたエンジンの制御パラメータをその作成されたエンジンモデルに基づいて調整することで、エンジンの回転速度やエンジントルクを所要の値に保ちながら排ガス中のNOxの低減や燃費の向上が図られている。
特開2009−210426号公報
しかしながら従来のエンジンモデルは、例えば運転開始時などにおいて十分には最適化されたエンジンモデルにはなっていない。すなわち、エンジンモデルから予測されるNOx値や燃費等のエンジン特性値が、エンジンを実際に自動車に搭載して運転して実測したエンジン特性値に高精度に近似していてそれらの間の誤差が十分に小さいとは言い難い。
本発明は、上記事情に鑑み、従来と比べより広範な運転条件下で誤差を低減させたエンジンモデルを作成するエンジンモデル作成方法およびエンジンモデル作成システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明のエンジンモデル作成方法は、
エンジンを運転して説明変数としてのエンジン制御パラメータの調整および目的変数としてのエンジン特性値の測定を繰り返しながら、調整および測定を繰り返す間のエンジンの代表点の温度を予測又は測定する第1ステップと、
第1ステップで得られた説明変数および目的変数にさらに、エンジンの代表点の温度の予測値又は測定値を表わす温度変数を加えた複数の変数の間の関係を表わすエンジンモデルを作成する第2ステップとを有することを特徴とする。
エンジンの温度は、運転開始時や運転条件が変化したときなどに時間的に変化する。従来は、暖気後のエンジンを対象にし、温度変数を含めることなくエンジンモデルを作成していたため、エンジンがそのエンジンモデル作成の際の温度とは異なる温度下にあるときには、誤差の増大が生じていた。
本発明のエンジンモデル作成方法によれば、温度予測値又は温度測定値を変数の1つに加えたエンジンモデルが作成されるため、従来のエンジンモデルに比べ、より広い運転条件下でより高精度なエンジンモデルとなる。
ここで、上記本発明のエンジンモデル作成方法において、上記第1ステップが、エンジンにダイナモを連結した実験システム上で調整および測定を行なうステップであることが好ましい。
自動車に搭載された状態のエンジンについて上記の調整および測定を行なうのは極めて大変な作業であり、実験システム上で行なうことが好ましい。
また、上記目的を達成する本発明のエンジンモデル作成システムは、
エンジン制御パラメータの調整により、エンジンモデル作成対象のエンジンの運転を制御する、エンジンに連結されるダイナモを含むエンジン運転制御装置と、
エンジン運転時のエンジンの特性を測定するエンジン特性測定装置と、
エンジン運転時のエンジンの代表点の温度を予測又は測定するエンジン温度予測/測定装置と、
エンジン運転制御装置で調整されるエンジン制御パラメータからなる説明変数およびエンジン特性測定装置で測定されるエンジンの特性値からなる目的変数にさらに、エンジン温度予測/測定装置によるエンジンの代表点の温度の予測値又は測定値を表わす温度変数を加えた複数の変数の間の関係を表わすエンジンモデルを作成するエンジンモデル作成装置とを備えたことを特徴とする。
本発明のエンジンモデル作成方法およびエンジンモデル作成システムによれば、従来と比べより広範な運転条件下で誤差を低減させたエンジンモデルを作成することができる。
本発明の一実施形態としてのエンジンモデル作成システムの構成図である。 図1のエンジンモデル作成システムにおけるエンジンの運転条件の1つであるトルクの時間変化を示した図である。 運転を4回繰り返す間のエンジン回転速度(r/min)と燃料噴射進角(度)を示した図である。 2回目の運転で得られたデータ(変数)を示した図である。 各回ごとかつ各区間ごとに平均して得た定常データを示した図である。 1秒ごとのNOx排出量の予測値を示した図である。 図6に示した各値をプロットした図である。 エンジンモデルの相違による精度の相違を示した図である。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態としてのエンジンモデル作成システムの構成図である。
ここに示すエンジンモデル作成システム1は、エンジンモデル作成対象のエンジン10に連結されたダイナモ20を備えている。またこのエンジンモデル作成システム1は、制御・計測用パソコン30、スロットルアクチュエータ40、ECU(エンジンコントロールユニット)50、排ガス分析計60、およびダイナモ制御盤70を備えている。またここには、エンジン10の排気管11内を流れる排ガスの排気温度を測定する温度センサ81やエンジン10の回転軸12のトルクを測定するトルクセンサ82や、その他図示しない、回転軸12の回転速度を測定する回転速度センサなどの様々なセンサが備えられている。
制御・計測用パソコン30は、スロットルアクチュエータ40を介してのエンジン10のスロットル(不図示)の開度の制御によるトルク制御、ダイナモ制御盤70を介してのダイナモ20の制御によるエンジン10の回転軸12の回転速度制御、ECU50を介しての噴射進角の制御等を行なう。また、この制御・計測用パソコン30では、エンジン10の回転速度、トルク、排気温度等のデータの収集が行なわれる。排ガス分析計60では、排気管11内を流れる排ガスの成分分析が行なわれ、制御・計測用パソコン30には、その分析結果も収集される。さらに、この制御・計測用パソコン30は、燃料の供給、排ガスの処理等を行なう様々な環境設備90の制御も行なう。
この図1に示すエンジンモデル作成システム1において、ダイナモ20、スロットルアクチュエータ40、ECU50、ダイナモ制御盤70や、制御・計測用パソコン30の、それらを制御する機能の組合せが、本発明にいうエンジン運転制御装置の一例に相当する。
また、この図1に示すエンジンモデル作成システム1のうちの、エンジン10の回転速度やトルクなどを測定する各種センサ(温度センサ81を除く)と、排ガス分析計60と、制御・計測用パソコン30のデータ収集機能の組合せが本発明にいうエンジン特性測定装置の一例に相当する。
さらに、この図1に示すエンジンモデル作成システム1のうちの、温度センサ81と、制御・計測用パソコン30の、温度センサ81により測定された排気温度データの収集機能との組合せが、本発明にいうエンジン温度予測/測定装置の一例に相当する。
尚、エンジン10の代表点の、運転条件に応じた温度変化は、かなりの高精度をもって予測することも可能であり、温度の実測値に代えて、温度の予測値を採用してもよい。また、ここではエンジン10の代表点の温度として排気温度を採用しているが、エンジン10の代表点の温度として排気温度以外の、例えばエンジン10の内部の温度、表面の温度等を採用してもよい。
また、この図1に示すエンジンモデル作成システム1の制御・計測用パソコン30は、収集した各種データに基づいてエンジンモデルを作成する機能を有している。制御・計測用パソコン30の、エンジンモデル作成機能は、本発明にいうエンジンモデル作成装置の一例に相当する。
このエンジンモデル作成システム1では、以下の第1ステップと第2ステップとによりエンジンモデルが作成される。
先ず第1ステップでは、エンジン10を運転しながら、説明変数としての、回転速度やトルク、噴射進角等のエンジン制御パラメータの調整と、目的変数としての、排ガス中のNOxの量や燃費等のエンジン特性値の測定が行なわれ、さらに、エンジン10の排気温度の測定が行なわれる。
また、第2ステップでは、第1ステップで得られた説明変数および目的変数にさらに、排気温度の測定値を表わす温度変数を加えた複数の変数の間の関係を表わすエンジンモデルが作成される。
以下では、説明の分かり易さのため、説明変数として回転速度(r/min)、トルク(N・m)、および燃料噴射進角(度)の3つを採用し、目的変数として排ガス中のNOx量(g/h)を採用し、さらに温度変数としての排気温度(℃)を採用したときの、上記の第1ステップおよび第2ステップについて説明する。
図2は、図1のエンジンモデル作成システムにおけるエンジンの運転条件の1つであるトルクの時間変化を示した図である。
ここでは、トルクが、1分ごとに区切った各区間1〜4において順に100(N・m)、200(N・m)、200(N・m)、100(N・m)に調整される。ここでは、これら区間1〜4の全区間の運転をもって1回の運転とし、この運転を4回繰り返す。
図3は、運転を4回繰り返す間のエンジン回転速度(r/min)と燃料噴射進角(度)を示した図である。
トルクを図2に示すように変化させる4回の運転のうち、1回目の運転ではエンジン回転速度を1000(r/min)、燃料噴射進角を0(度)としてエンジンを運転し、以下、2回目では、1000(r/min)、5(度)、3回目では、2000(r/min)、0(度)、4回目では、2000(r/min)、5(度)の条件で合計4回の運転を行なう。
図4は、2回目の運転で得られたデータ(変数)を示した図である。ここでは2回目のデータのみ示しているが、図1に示すエンジンモデル作成システム1では、1回目〜4回目のぞれぞれにおいて同様のデータ収集が行なわれる。
この図4に示す2回目の例では、回転速度は1000(r/min)に調整され、トルクは区間1〜4のそれぞれにおいて、100(N・m)、200(N・m)、200(N・m)、100(N・m)に調整され、燃料噴射進角は5(度)に調整されている。このとき、排気温度[℃]、およびNOx排出量[g/h]は、図示のように変化している。
ここに示す例では、第1ステップにおいてこのようにしてデータ収集が行なわれる。
次に、第2ステップの一例について説明する。ここでは先ず、図2,図3に示す運転条件で得られた図4に例示するデータを、各回ごと、かつ各区間ごとに平均して定常モデルを作成する。
図5は、各回ごとかつ各区間ごとに平均して得た定常データを示した図である。
ここでは、各図ごとかつ各区間ごとのデータに通しNo.が付されている。1回目の区間1のデータはNo.1、1回目の区間2のデータのNo.2、……、4回目の区間4のデータはNo.16である。
No.1で表わされる1回目の区間1では、エンジン回転速度は1000(r/min)、トルクは100(N・m)、燃料噴射進角は0(度)、排気温度は1回目の区間1の平均値で500(℃)、NOx排気量は1回目の区間1の平均値で10(g/h)である。
以下同様にして、No.2で表わされる、1回目、区間2では、1000(r/min)、200(N・m)、0(度)、600(℃)、および10(g/h)、……、No.16で表わされる、4回目、区間4では、2000(r/min)、100(N・m)、5(度)、700(℃)および30(g/h)である。
次に、図5に示す定常モデルを基にした回帰計算により、エンジンモデルを作成する。
ここでは、下記の(1)式により回帰式(エンジンモデル)の係数
Figure 2014224786
を得る。
Figure 2014224786
ただし、Xは計画行列(定常モデルの入力値から得られる行列)、
Figure 2014224786
は応答ベクトル(定常モデルの出力値から得られる行列)である。
上記の(1)式はエンジンモデルの次数にかかわらず成立する式であるが、ここでは簡単のため1次モデルの場合を仮定すると、ここで説明している例では以下のようになる。
Figure 2014224786
この(2)式の右辺の行列において、1〜4列目はそれぞれエンジン回転速度、トルク、燃料噴射進角、排気温度であり、5列目は全て1である。1行目、2行目、……は図5のNo.1,No.2,……の値である。
また、
Figure 2014224786
この(3)式のベクトル成分はNOxの排気量であり、左から右にかけて順に、図5のNo.1,No.2,……の値である。
上記の(2)式、(3)式を(1)式に当て嵌めて計算すると、
Figure 2014224786
となる。この(4)式は、左から右にかけて順に、回転速度、トルク、燃料噴射進角、排気温度の各係数、および定数項である。
具体的には、
Figure 2014224786
となる。この(5)式が、この簡単化された例におけるエンジンモデルである。
この(5)式に、エンジン回転速度(r/min)、トルク(N・m)、燃料噴射進角(度)および排気温度(℃)のデータを代入すると、NOx排出量(g/h)が算出される。以上がエンジンモデルを作成する第2ステップの一例である。
次にこのエンジンモデル((5)式)を用いたNOx排出量の予測について説明する。
図6は、1秒ごとのNOx排出量の予測値を示した図、図7は、図6に示した各値をプロットした図である。
ここでは、1秒目では、エンジン回転速度1000(r/min)、トルク100(N/m)、燃料噴射進角0(度)に調整する。その時に予測又は実測した排気温度は500(℃)である。この条件下では、NOx排出量は10(g/h)と予測される。これと同様にして、2秒目では、1500(r/min)、100(N・m)、2.5(度)、550(℃)であって、このときのNOx排出量は15(g/h)である。3秒目以降も同様である。
このようにして、(5)式から、必要な回転速度およびトルクと、その時点の排気温度とから、燃料噴射進角を何度に調整すればNOx排出量が低く押えられるかを求めることができる。
尚、ここに示した例は、説明の分かり易さのため極めて単純化している。実際には、(5)式に基づく計算を行なわなくても、多くの場合、噴射進角を小さくすればNOx排出量を減らすことができることは分かっている。ただし、実際にはNOx排出量以外にも、PM(粒子状物質)の排出量も抑える必要があり、燃費も考慮する必要がある。また燃料噴射進角のほか、燃料噴射圧やEGRバルブの開度等もパラメータに加える必要がある。このため上記のようなエンジンモデルを作成する必要がある。
尚、ここに示した例では1次の回帰式を用いエンジンモデルを作成したが、エンジンモデルには、1次項だけでなく、2次以上の項や交互作用項を含め、精度の高いエンジンモデルが作成される。あるいは、RBFモデルやLOLIMOTモデルといった、多項式よりもさらに複雑なモデルを使用してエンジンモデルを作成することも可能である。
図8は、エンジンモデルの相違による精度の相違を示した図である。
この図8にいう「簡易当量比」は、エンジンのシリンダ内の空気量に対して理論空燃比の何倍の燃料が存在するかを簡易的に計算した値である。
また、この図8にいう評価値としては、下記(6)式で表わされる決定係数(R値)を採用している。
Figure 2014224786
ただし、(6)式において、
Figure 2014224786
はモデルの実測値、
Figure 2014224786
は対応する予測値、
Figure 2014224786
は、実測値の平均値を表わしている。
この図8の「(1)従来の定常モデル」と「(2)従来の過渡モデル」は、排気温度等、エンジンの代表点の温度の情報を含まないモデルであり、比較例に相当する。これに対し、「(3)排気温度を入力に含めた過渡モデル」は、本発明の一実施形態により作成されたエンジンモデルであって、実施例に相当する。
入力変数としては、「(1)従来の定常モデル」では、燃料噴射進角(度)と、燃料噴射圧(MPa)と、定常的に予測した簡易当量比とを採用し、「(2)従来の過渡モデル」では燃料噴射進角(度)と、燃料噴射圧(MPa)と、過渡的に予測した簡易等量比とを採用している。また、「(3)排気温度を入力に含めた過渡モデル」では、入力変数として、「(2)従来の過渡モデル」で採用した入力変数にさらに、過渡的に予測した排気温度を採用している。(1)〜(3)のいずれのモデルにおいても出力変数はNOx濃度(ppm)である。ここでは、2次の回帰式を使用して(1)〜(3)の各エンジンモデルを作成している。
この図8から分かるように、本発明の一実施形態により作成された(3)の排気温度を入力に含めたエンジンモデルは、「(1)従来の定常モデル」および「(2)従来の過渡モデル」のいずれよりも高い評価値が得られていることが分かる。すなわち、(3)のエンジンモデルは入力変数に排気温度を含めたことにより、実測値に一層近いモデルとなっていることが分かる。
1 エンジンモデル作成システム
10 エンジン
11 排気管
12 回転軸
20 ダイナモ
30 制御・計測用パソコン
40 スロットルアクチュエータ
50 ECU(エンジンコントロールユニット)
60 排ガス分析計
70 ダイナモ制御盤
81 温度センサ
82 トルクセンサ
90 環境設備

Claims (3)

  1. エンジンを運転して説明変数としてのエンジン制御パラメータの調整および目的変数としてのエンジン特性値の測定を繰り返しながら、該調整および該測定を繰り返す間の該エンジンの代表点の温度を予測又は測定する第1ステップと、
    前記第1ステップで得られた説明変数および目的変数にさらに、前記エンジンの代表点の温度の予測値又は測定値を表わす温度変数を加えた複数の変数の間の関係を表わすエンジンモデルを作成する第2ステップとを有することを特徴とするエンジンモデル作成方法。
  2. 前記第1ステップが、前記エンジンにダイナモを連結した実験システム上で、前記調整および前記測定を行なうステップであることを特徴とする請求項1記載のエンジンモデル作成方法。
  3. エンジン制御パラメータの調整により、エンジンモデル作成対象のエンジンの運転を制御する、該エンジンに連結されるダイナモを含むエンジン運転制御装置と、
    前記エンジン運転時の該エンジンの特性を測定するエンジン特性測定装置と、
    前記エンジン運転時の該エンジンの代表点の温度を予測又は測定するエンジン温度予測/測定装置と、
    前記エンジン運転制御装置で調整されるエンジン制御パラメータからなる説明変数および前記エンジン特性測定装置で測定されるエンジンの特性値からなる目的変数にさらに、前記エンジン温度予測/測定装置による前記エンジンの代表点の温度の予測値又は測定値を表わす温度変数を加えた複数の変数の間の関係を表わすエンジンモデルを作成するエンジンモデル作成装置とを備えたことを特徴とするエンジンモデル作成システム。
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