JP2005350807A - ピッチコントロール剤 - Google Patents

ピッチコントロール剤 Download PDF

Info

Publication number
JP2005350807A
JP2005350807A JP2004172964A JP2004172964A JP2005350807A JP 2005350807 A JP2005350807 A JP 2005350807A JP 2004172964 A JP2004172964 A JP 2004172964A JP 2004172964 A JP2004172964 A JP 2004172964A JP 2005350807 A JP2005350807 A JP 2005350807A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pitch
polyvinyl alcohol
control agent
pitch control
paper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004172964A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4594656B2 (ja
Inventor
Yoshihiro Ando
嘉浩 安藤
Masashige Taniguchi
昌繁 谷口
Naomichi Matsuda
尚道 松田
Yuka Miyoshi
有香 三好
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nichiyu Solution Inc
Original Assignee
Nichiyu Solution Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nichiyu Solution Inc filed Critical Nichiyu Solution Inc
Priority to JP2004172964A priority Critical patent/JP4594656B2/ja
Publication of JP2005350807A publication Critical patent/JP2005350807A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4594656B2 publication Critical patent/JP4594656B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paper (AREA)

Abstract

【課題】パルプ又は紙を製造する際のピッチの凝集、あるいは装置上へのピッチ付着の発生を充分に抑制することができるピッチコントロール剤を提供する。
【解決手段】平均重合度が300〜10,000、ケン化度が70〜92モル%であり、かつ、(ポリビニルアルコールのヨード吸光度)/(94.21×M3.207
(式中、Mはポリビニルアルコール中の酢酸残基のモル分率を示す。)で表わされるヨード吸光度比が1.6以上であるポリビニルアルコールを0.1〜50重量%含有するピッチコントロール剤。
【選択図】なし

Description

本発明はピッチコントロール剤に関し、さらに詳しくは、パルプ又は紙を製造する際のピッチの凝集、あるいは装置上へのピッチ付着の発生を抑制するピッチコントロール剤に関する。
パルプ又は紙の製造工程において発生するピッチ(ピッチとは原料である木材に含まれている樹脂や、故紙又は損紙由来で混入する接着剤やラテックスなどの粘着性物質、または紙を製造する際に使用されるサイズ剤や紙力剤等によって生じる異物を言う)は、例えば抄紙工程においてはワイヤーやフェルトを目詰まらせることによる搾水性の低下や断紙などによる操業性低下を引き起し、また、紙製品に混入することにより種々の問題を引き起こすことがある。そして、このようなトラブルは、近年の故紙利用率の増加や、紙力剤等機能性薬剤の多用化、用水のクローズド化とともにさらに大きな問題となっており、これらの問題を解決するためにいくつかの方法が提案されている。
このような方法として、タルク等の無機物を用い、ピッチ表面に吸着させて凝集や装置への付着を防止する方法や、界面活性剤を用いピッチを分散させる方法などがあり、また、近年では、ピッチをカチオン性重合体を用いて凝結、紙に定着させ、系内のピッチ濃度を低く維持する方法などがあり、例えば、特許文献1では上記カチオン性重合体としてジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミドの四級化物が使用されている。また、ポリビニルアルコール系化合物でピッチを乳化、分散する手法として、特許文献2ではケン化度70〜80%のポリビニルアルコール水溶液が提案され、特許文献3では水溶性で疎水性基を有するビニルアルコール骨格のポリマーが、また、特許文献4、特許文献5などでは、ポリビニルアルコールと他の化合物との配合物が提案されている。
特開平2−259195号公報 特開昭61−55294号公報 米国特許4886575号明細書 特表2000−511596号公報 特開2000−290886号公報 ポバール(高分子刊行会発行) p157;長野浩一、山根三郎、豊島賢太郎 高分子化学vol.20, No.217(1963) p303-311;林貞男、中野千世子、本山卓彦等
しかし、上記のタルク等の無機物を使用する方法においては、粉体の取り扱いが煩雑であることや、薬剤自体の凝集や沈殿を生じやすいなどの欠点があり、界面活性剤を用いる方法は、起泡の問題やサイズ性へ悪影響を及ぼすなどの問題がある。また、特許文献1などに開示されるカチオン性重合体を使用する方法では、系内のコロイド粒子の電荷バランスを崩す場合があり、非イオン性の物質に対しては効果が得られにくい。更に、特許文献2〜5などに開示されるポリビニルアルコール系物質を使用する薬剤では、鉱物油や消泡剤が混入したオイル系のピッチに対しては効果が低い場合があり、いずれの薬剤においても、充分なピッチコントロール効果は得られていなかった。
本発明の目的は、パルプ又は紙を製造する際のピッチの凝集、あるいは装置上へのピッチ付着の発生を充分に抑制することができるピッチコントロール剤を提供することにある。
すなわち、本発明は、平均重合度が300〜10,000、ケン化度が70〜92モル%であり、かつ、
(ポリビニルアルコールのヨード吸光度)/(94.21×M3.207
(式中、Mはポリビニルアルコール中の酢酸残基のモル分率を示す。)
で表わされるヨード吸光度比が1.6以上であるポリビニルアルコールを0.1〜50重量%含有するピッチコントロール剤に関するものである。
本発明のピッチコントロール剤をパルプ原料や製紙原料に添加するか、又は製造装置に適用することにより、設備や製品へのピッチ由来異物に起因するトラブルを充分に防止することができ、この結果、品質の高い紙製品を安定して製造することが出来る。
以下、本発明を更に詳細に説明する。
本発明のピッチコントロール剤に使用するポリビニルアルコールは、その平均重合度が300〜10,000であり、好ましくは500〜5,000、更に好ましくは1,500〜3,000である。重合度が上記範囲における下限値以上であれば、充分なピッチコントロール作用が得られ、重合度が上記範囲における上限値以下であれば、更にハンドリング性も良好であり、好ましい。
また、上記ポリビニルアルコールのケン化度は70〜92モル%であり、好ましくは80〜90モル%、更に好ましくは85〜90モル%である。ケン化度が上記範囲内であれば、ピッチコントロール効果に優れ好ましい。ポリビニルアルコールの製造方法としては、ポリ酢酸ビニルをメタノール−水系でアルカリを触媒として行うのが一般的であるが、ケン化条件などによって残存酢酸基の分布が異なることが知られており、集団的(ブロック状)となる場合やランダム状となる場合がある(非特許文献1参照)。
本発明に使用するポリビニルアルコールとしては、分子内の残存酢酸基の分布としてより偏在の度合いが高いものが本発明の効果の点から好ましい。
本発明においては、上記酢酸残基の偏在を示す指標として次の式で示されるヨード吸光度比を用いた。
ヨード吸光度比=(ポリビニルアルコールのヨード吸光度)/(94.21×M3.207
(式中、Mはポリビニルアルコール中の酢酸残基のモル分率を示す。)
本発明に用いるポリビニルアルコールは、上記ヨード吸光度比が1.6以上であり、好ましくは1.8以上、更に好ましくは2.0以上である。上限値については、特に制限はないが、経済性等の点から、5.0、更に3.0程度であることが好ましい。上記ヨード吸光度比がこの範囲内にあるポリビニルアルコールは、特に消泡剤や鉱物油を含有するピッチに対するコントロール効果に優れ好ましい。
分子内の残存酢酸基の分布状態は、ヨード吸光度を測定することで簡便に相対評価でき、集団的に連なって分布している(偏在する)場合は、均一に分布している場合と比較して高い数値となる事が知られている。このことは、ポリビニルアルコールの分子鎖に沿って存在する残存酢酸基の連続体が疎水性のためにヨードと呈色反応を起こし、ポリビニルアルコールがブロック状であるほど480nm付近の波長について吸収が増大することによる(例えば、非特許文献2参照)。
一方で、ポリビニルアルコールの残存酢酸基量が増すと、残存酢酸基の連なりが起こりやすくなるため、ヨード吸光度も増大することが知られている。これらの点から、同一ケン化度のポリビニルアルコールを2以上比較する場合には、ヨード吸光度が高い方がよりブロック的であるとの相対的な判定は可能であるが、任意のケン化度のポリビニルアルコール1つだけを評価する場合には、ヨード吸光度だけでは、当該ポリビニルアルコールがブロック的であるのか否かという判定は困難である。
本発明者らは、非特許文献2に示される各種ケン化度のポリビニルアルコールのヨード吸光度に基づき、ポリビニルアルコールの残存酢酸基モル分率Mとそのヨード吸光度aとの間に、下記式で示される関係があることを見出した。
a=94.21xM3.207
更に、この式を用いて、前記式に示すヨード吸光度比を算出することで、任意のケン化度のポリビニルアルコールがブロック状であるか否かを判定しうることを見出した。
なお、ヨード吸光度は、例えば、非特許文献2に記載されているように、ポリビニルアルコ−ルの水溶液とヨード・ヨードカリ溶液との呈色反応後の溶液の480nmにおける吸光度を測定することで求めることができる。
本発明に使用するポリビニルアルコールは、例えば、ブロックタイプとして市販されているものを用いることができ、具体的には、株式会社クラレ製のPVA205、PVA217E、PVA217EE、並びにPVA224E、日本酢ビ・ポバール株式会社製のJポバールJL−05Eなどがこれに相当する。
本発明のピッチコントロール剤は、上記ポリビニルアルコールを0.1〜50重量%含有することが、好ましくは0.5〜40重量%、さらに好ましくは2〜30重量%含有することが望ましい。本発明のポリビニルアルコールの含有量が上記の範囲内であれば、ピッチコントロール剤が適当な粘度を有することから取り扱いが容易であり、充分なピッチコントロール性を得ることができる。
本発明のピッチコントロール剤は、必要に応じ、ポリビニルアルコールに加え、界面活性剤、重合体、キレート剤、ビルダー、有機酸、pH調整剤、溶剤、消泡剤、殺菌剤、並びに防腐剤などを含有することができる。
本発明のピッチコントロール剤をパルプ原料系や製紙原料系に使用する場合は、通常、パルプや湿紙固形分に対して、本発明のポリビニルアルコールを固形分換算で3〜10,000重量ppmの範囲で適宜選択し、パルプ原料系や製紙原料系に添加して使用する。本発明のピッチコントロール剤は、パルプ製造においては各フィルター出口や完成チェスト前などに添加することが好ましく、また紙の調成工程においては、リファイナーの前後、ミキシングチェスト、マシンチェスト、並びに種箱などに添加することが好ましい。また、本発明のピッチコントロール剤をパルプ製造設備および紙を製造する設備に適用する場合は、ピッチコントロール剤の希釈液を凝集異物が生じやすい部位に噴霧又は浸漬することなどにより行うことができる。この場合、上記ピッチコントロール剤は、噴霧又は浸漬に使用する水に対し0.5〜5,000重量ppmの割合で添加し、シックナー、ワイヤー、フェルト、並びに各ロールなどに適用される。
以下、実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明する。
実施例1〜5および比較例1〜5
下記の方法により、表1に示す性状の各ポリビニルアルコール(本発明薬剤1〜5、比較薬剤1〜5)を調製し、これを固形分が2.5重量%になるように精製水で希釈して、ピッチコントロール剤として、以下に示す方法でピッチ付着防止性能試験を行った。
ポリビニルアルコールの製造
酢酸ビニルモノマーにメタノールを加え、窒素置換し、アゾビスイソブチロニトリルを含むメタノールを添加して重合を行った。その後、重合物溶液を減圧し、未反応酢酸ビニルモノマーとメタノールを除去した後、メタノールを添加し、攪拌溶解してポリ酢酸ビニル溶液とした。次に、ポリ酢酸ビニルのメタノール溶液に、メタノールとベンゼンを加え温調し、苛性ソーダのメタノール−水溶液を加えて混合し、ポリビニルアルコールを得た。詳細な反応条件については、表1に示す各薬剤の各性状を満たすように適宜選択し調整した。
Figure 2005350807
擬似ピッチの調製
ロジンサイズ剤、バンド、消泡剤、並びに紙力剤を使用して抄造するライナーマシーンのドライヤーに付着した異物について、クロロホルムで抽出を行い、その後その抽出残査を温水で抽出した。得られた各々の抽出物を濾過後、エバポレーターで濃縮した。クロロホルム抽出物は約3g得られ、スチレン・ブタジエン、天然ゴム、アクリルゴム、ロジン化合物などが検出された。また、温水抽出物は約0.3g得られ、ポリアクリルアミド樹脂などが検出された。クロロホルム抽出物に50mlのクロロホルムを加え溶解し、また、温水抽出物に50mlの水を加え加温溶解した。クロロホルム抽出物溶液:温水抽出物溶液:エタノールを1:1:2の比率で混合し、激しく振とうしたものを擬似ピッチ溶液として使用した。
ピッチ付着防止性能試験
よく洗浄したワイヤーを、7×21cmに切りとり、円筒状にしたものをテストピースとし、105℃にて1時間乾燥した後、デシケーター中で放冷し秤量した[重量(イ)]。500mlのビーカー中に濾過した工業用水450mlを入れ、ウォーターバス中で、40℃に昇温した後、各薬剤を100μl添加した。調製した溶液中にテストピースを入れ、10分間攪拌をおこない、灯油の1%水懸濁液を1ml加え、擬似ピッチ溶液2mlを添加した。添加後30分攪拌を行った。攪拌後、テストピースを取出し、水を切った後105℃にて1時間乾燥させた。デシケーターで放冷し、重量を測定した[重量(ロ)]。ピッチ付着量を次の式により求めた。
ピッチ付着重量=[重量(ロ)]−[重量(イ)]
また、次の式によりピッチ付着防止率を求めた。
ピッチ付着防止率(%)=[(薬剤無添加時ピッチ付着重量−薬剤添加時ピッチ付着重量)/薬剤無添加時ピッチ付着重量]×100
上記のピッチ付着防止率の値に基づき、ピッチ付着防止性能を以下の基準で評価した。
◎: ピッチ付着防止率が70%以上のもの
○: ピッチ付着防止率が60%以上70%未満のもの
×: ピッチ付着防止率が60%未満のもの
なお、ヨード吸光度の測定は、0.5%ポリビニルアルコール水溶液2mlに蒸留水を加えて全容量を9mlとし、これにヨード:ヨードカリ=1:2(重量比)の1/1000N水溶液を2ml加え、攪拌した後温度を20℃に調節し、波長480nmにおける吸光度を測定することにより行った。
また、ケン化度及び重合度は、それぞれJIS K 6726 3.5、JIS K 6726 3.7に基づいて測定評価した。
Figure 2005350807
表2から、本発明のピッチコントロール剤を用いた実施例1〜5はいずれもピッチ付着防止率が高いものであった。これに対し、比較例1〜4はヨード吸光度比が低く、また、比較例5はケン化度が好適でなく、ピッチ付着防止率が低かった。
本発明のピッチコントロール剤は、ピッチの付着を充分に防止することができることから、パルプや紙の製造において有利に利用可能である。

Claims (1)

  1. 平均重合度が300〜10,000、ケン化度が70〜92モル%であり、かつ、
    (ポリビニルアルコールのヨード吸光度)/(94.21×M3.207
    (式中、Mはポリビニルアルコール中の酢酸残基のモル分率を示す。)
    で表わされるヨード吸光度比が1.6以上であるポリビニルアルコールを0.1〜50重量%含有するピッチコントロール剤。




JP2004172964A 2004-06-10 2004-06-10 ピッチコントロール剤 Expired - Lifetime JP4594656B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004172964A JP4594656B2 (ja) 2004-06-10 2004-06-10 ピッチコントロール剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004172964A JP4594656B2 (ja) 2004-06-10 2004-06-10 ピッチコントロール剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005350807A true JP2005350807A (ja) 2005-12-22
JP4594656B2 JP4594656B2 (ja) 2010-12-08

Family

ID=35585516

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004172964A Expired - Lifetime JP4594656B2 (ja) 2004-06-10 2004-06-10 ピッチコントロール剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4594656B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007186821A (ja) * 2006-01-13 2007-07-26 Seiko Pmc Corp 板紙の製造方法及び板紙
JP2010084285A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Nichiyu Solution Inc 板紙のしみ出し防止剤及び板紙の製造方法
JP2010138515A (ja) * 2008-12-10 2010-06-24 Nichiyu Solution Inc 外添型デポジットコントロール剤及びデポジットコントロール方法
KR20160099731A (ko) 2014-03-11 2016-08-22 쿠리타 고교 가부시키가이샤 종이의 제조 방법 및 피치 제거제
JP2020180386A (ja) * 2019-04-23 2020-11-05 油化産業株式会社 製紙用薬剤組成物および製紙方法

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6155294A (ja) * 1984-08-22 1986-03-19 株式会社片山化学工業研究所 ピツチ分散剤
JPS62193641A (ja) * 1986-02-19 1987-08-25 Kanzaki Paper Mfg Co Ltd マイクロカプセルの製造方法
US4886575A (en) * 1985-10-08 1989-12-12 Betz Laboratories, Inc. Detackification of adhesive materials contained in secondary fiber with polyvinyl alcohol
JPH02259195A (ja) * 1989-02-18 1990-10-19 Chem Fab Stockhausen Gmbh 製紙の際に妨害物質を定着させる方法
JP2000511596A (ja) * 1996-05-22 2000-09-05 ベッツディアボーン・インコーポレイテッド パルプおよび製紙系における堆積を抑制するための組成物および方法
JP2000290886A (ja) * 1999-04-09 2000-10-17 Nof Corp ピッチ付着抑制剤
JP2002013097A (ja) * 2000-06-26 2002-01-18 Hakuto Co Ltd ピッチコントロール剤及びピッチコントロール方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6155294A (ja) * 1984-08-22 1986-03-19 株式会社片山化学工業研究所 ピツチ分散剤
US4886575A (en) * 1985-10-08 1989-12-12 Betz Laboratories, Inc. Detackification of adhesive materials contained in secondary fiber with polyvinyl alcohol
JPS62193641A (ja) * 1986-02-19 1987-08-25 Kanzaki Paper Mfg Co Ltd マイクロカプセルの製造方法
JPH02259195A (ja) * 1989-02-18 1990-10-19 Chem Fab Stockhausen Gmbh 製紙の際に妨害物質を定着させる方法
JP2000511596A (ja) * 1996-05-22 2000-09-05 ベッツディアボーン・インコーポレイテッド パルプおよび製紙系における堆積を抑制するための組成物および方法
JP2000290886A (ja) * 1999-04-09 2000-10-17 Nof Corp ピッチ付着抑制剤
JP2002013097A (ja) * 2000-06-26 2002-01-18 Hakuto Co Ltd ピッチコントロール剤及びピッチコントロール方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007186821A (ja) * 2006-01-13 2007-07-26 Seiko Pmc Corp 板紙の製造方法及び板紙
JP2010084285A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Nichiyu Solution Inc 板紙のしみ出し防止剤及び板紙の製造方法
JP2010138515A (ja) * 2008-12-10 2010-06-24 Nichiyu Solution Inc 外添型デポジットコントロール剤及びデポジットコントロール方法
KR20160099731A (ko) 2014-03-11 2016-08-22 쿠리타 고교 가부시키가이샤 종이의 제조 방법 및 피치 제거제
EP3118372A4 (en) * 2014-03-11 2017-11-29 Kurita Water Industries Ltd. Method for producing paper, and pitch removal agent
US10370794B2 (en) 2014-03-11 2019-08-06 Kurita Water Industries Ltd. Method for producing paper, and pitch removal agent
JP2020180386A (ja) * 2019-04-23 2020-11-05 油化産業株式会社 製紙用薬剤組成物および製紙方法
JP7176998B2 (ja) 2019-04-23 2022-11-22 油化産業株式会社 製紙用薬剤組成物および製紙方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4594656B2 (ja) 2010-12-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TW201219622A (en) Method for increasing the advantages of starch in pulped cellulosic material in the production of paper and paperboard
JP2003504476A (ja) 高分子量双性イオン性ポリマー
TW201122005A (en) Aldehyde-functionalized polymers with enhanced stability
KR20170065031A (ko) 페이퍼 강도를 증가시키는 방법
DE2433409A1 (de) Poroese anionenaustauscher
JPH03137929A (ja) カチオン分散剤、その製法、カチオンサイズ剤分散液及びその製法
JP4594656B2 (ja) ピッチコントロール剤
JP2010053234A (ja) 粉末状イオン性水溶性高分子およびその用途
JP6907626B2 (ja) 製紙薬品用分散液、製紙薬品用分散液の製造方法、製紙薬品用分散液を含有する紙力増強剤、製紙用濾水向上剤及び製紙用歩留向上剤
JP5880949B2 (ja) ロジン系エマルジョン型サイズ剤、その製造方法及び紙
JP4647596B2 (ja) ピッチコントロール剤
MXPA05005265A (es) Productos celulosicos y proceso para su produccion.
EP4175939B1 (en) Method for obtaining bio-sourced n-vinylformamide
JP4873884B2 (ja) 紙の製造方法
JP3928416B2 (ja) ロジン系エマルション組成物、紙のサイジング方法及び紙
DE19701524A1 (de) Polymermodifizierte Stärke, Verfahren zu ihrer Herstellung und ihre Verwendung
JP5763899B2 (ja) 水溶性単量体用中間体含有組成物及びその製造方法、水溶性単量体用中間体、カチオン性基含有単量体及びその製造方法
JP5753530B2 (ja) 抄紙用粘剤、その製造方法及びこの抄紙用粘剤を用いる抄紙方法
JP6350286B2 (ja) ビニルアミン単位含有重合体溶液の製造方法
WO2017109277A1 (en) A method for producing a sizing agent composition, a sizing agent composition and use thereof
JP4501386B2 (ja) 汚れ防止剤及び汚れ防止方法
JP4868282B2 (ja) 汚れ防止方法
JP5924594B2 (ja) 板紙の製造方法
JP2009280648A (ja) 粉末からなるイオン性水溶性高分子とその製造方法およびその用途
JP2000226401A (ja) 自己定着性澱粉、その製法、その組成物および製紙方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070427

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090724

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090728

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20090901

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090925

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100831

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100917

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130924

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4594656

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250