JP2005349429A - 遠心鋳造装置における受口内面成形用コア - Google Patents

遠心鋳造装置における受口内面成形用コア Download PDF

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Abstract

【課題】 分割コア部を有するメタルコアを用いて管を遠心鋳造する際に、分割コア部の拡径不良にもとづく隙間の発生を防止して、製品における鋳ばりの発生を防止する。
【解決手段】 一端に受口26を有する管25を遠心鋳造するための金枠20の受口側の端部22に、受口26の内面を形成するためのコア31が装着される。このコア31は、金枠20の受口側の端部22に装着されるフランジ部32と、フランジ部32から金枠20内における受口奥方へ向けて同軸に配置されるとともに、周方向に沿って複数に分割され、かつ鋳造時に拡径可能であることで正規の形状になるとともに、鋳造が終了したときには正規の形状から縮径可能な筒状の分割コア部40と、鋳造時に分割コア部40の内部に挿入されて、分割コア部40の内周を拡径方向に押圧するコア部拡径部材57とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、遠心鋳造装置における受口内面成形用コアに関する。
ダクタイル鋳鉄管などの鋳鉄管を遠心鋳造するための装置として、図8に示すものが、たとえば特許文献1によって知られている。ここで、1は遠心鋳造金枠で、図示を省略した駆動ローラ上に水平方向に支持されることで、その軸心2のまわりに高速で回転できるように構成されている。ダクタイル鋳鉄管はその一端に管胴部よりも大径の受口を有するのが通例であり、これに対応して、金枠1にも、その一端部に、他の部分の内径よりも大径とされた受口形成部3が設けられている。
鋳鉄管の受口の内周面は複雑な形状を呈するのが一般的であり、このような受口の内周面を形成するために、図示のような円筒状のメタルコア4が用いられる。このメタルコア4は、金枠1の受口形成部3の端部に装着されるフランジ部5と、このフランジ部5から金枠1の奥側へ向けて同軸に配置される分割コア部6とを有し、フランジ部5に設けられた軸心方向突部7と分割コア部6との外周によって、金枠1の内部に供給される溶湯にて遠心鋳造される鋳鉄管8の受口9の内周面を形成するように構成されている。分割コア部6は、周方向に沿って複数に分割されるとともに、各分割部はフランジ部5に設けられたピン10のまわりに沿って径方向に揺動するように構成されている。
詳細には、メタルコア4は、その外周に、鋳鉄管8の受口9の内周の溝を形成するための凹凸部(図示せず)や、受口9の内周において受口奥側に向けて拡径するテーパ面11を形成するために用いられ、図示のものでは分割コア部6によってテーパ面11を形成するように構成されている。
このような構成において、鋳鉄管8を遠心鋳造する際には、図示のようにメタルコア4を装着した水平方向の金枠1を軸心2のまわりに高速で回転させる。すると、分割コア部6に作用する遠心力によって、この分割コア部6がピン10のまわりに沿って径方向の外向き揺動され、このコア部6が拡径状態に保持される。この状態で金枠1の内部に溶湯を供給すれば、管8が遠心鋳造され、メタルコア4の軸心方向突部7と分割コア部6とによって受口9の内周面が所定の形状に鋳造される。
溶湯が凝固したなら、金枠1の回転を停止させる。すると、遠心力によって拡径していた分割コア部6がピン10のまわりに揺動して縮径可能な状態となるので、これを縮径させて、受口9のテーパ面11から遠ざける。こうすることで、鋳鉄管8のテーパ面11が受口奥側に向けて拡径するいわゆる逆テーパ面であっても、形成された鋳鉄管8の受口9からメタルコア4を支障なく取り出すことができる。
特開2003−164953号公報
しかしながら、メタルコア4の分割コア部6の拡径は、上述のようにこの分割コア部6に作用する遠心力のみによって行われるものであるため、場合によつては所定の形状に拡径しないことが起こり得る。そのような場合において、複数の管8を連続的に遠心鋳造により製造したときには、熱影響やメタルコア4に塗布されるコーティング液の堆積などによって分割部に隙間ができ、この隙間に溶湯が入り込んで鋳ばりが発生するおそれがある。
また、鋳造後は、重力の作用などにもとづき分割コア部6がピン10のまわりに揺動することに依存してこのコア部6の縮径が行われるため、不十分な縮径しか行えないことが起こる可能性を否定できない。このような場合は、鋳鉄管の受口からメタルコアを取り出すことができなくなる。
そこで本発明は、このような課題を解決して、分割コア部を有するメタルコアを用いて管を遠心鋳造する場合に、分割コア部の拡径不良にもとづく隙間の発生を防止して、製品における鋳ばりの発生を防止できるようにすることを目的とする。また本発明は、遠心鋳造後は、分割コア部を確実に縮径して鋳鉄管から取り出すことができるようにすることを目的とする。
この目的を達成するため本発明は、一端に受口を有する管を遠心鋳造するための金枠の受口側の端部に、前記受口の内面を形成するために装着されるコアが、前記金枠の受口側の端部に装着されるフランジ部と、前記フランジ部から前記金枠内における受口奥方へ向けて同軸に配置されるとともに、周方向に沿って複数に分割され、かつ鋳造時に拡径可能であることで正規の形状になるとともに、鋳造が終了したときには正規の形状から縮径可能な筒状の分割コア部と、鋳造時に前記分割コア部の内部に挿入されて、前記分割コア部の内周を拡径方向に押圧するコア部拡径部材と、を有するようにしたものである。
また本発明は、上記において、分割コア部は、機械的な引っ掛かり部を有し、この引っ掛かり部に外力が作用したときに正規の形状からの強制的な縮径力がはたらくように構成されているようにしたものである。
したがって本発明によると、鋳造時に分割コア部の内部に挿入されるとともに、この挿入によって分割コア部の内周を拡径方向に押圧する外周テーパ面が形成されたコア部拡径部材を有するようにしたため、分割コア部は、作用する遠心力によって拡径されるのみならず、その内周が、コア部拡径部材の外周テーパ面によって拡径方向に押圧されるため、確実に所定の形状に拡径されることになって、分割コア部の拡径不良にもとづく隙間の発生を防止することができ、したがって製品としての鋳鉄管における鋳ばりの発生を防止することができる。
また本発明によると、分割コア部の機械的な引っ掛かり部に外力が作用したときに、この分割コア部に正規の形状からの強制的な縮径力がはたらくように構成されているため、遠心鋳造後は分割コア部を確実に縮径して鋳鉄管から取り出すことができる。
図1において、20は遠心鋳造金枠、21はその軸心、22はその受口形成部である。受口形成部22の開口の内周には、外開きのテーパ面23と、テーパ面23の奥端に続く径方向の奥端面24とが形成されている。25は金枠20内への溶湯の供給により形成される鋳鉄管、26はその受口である。受口26の内周には、その開口部において外開き状のテーパ面27が形成されるとともに、このテーパ面27よりも受口26の奥側において、受口26の奥側に向かうにつれて次第に拡径するいわゆる逆テーパ状のテーパ面28と、受口奥端面29とが形成される。
図1〜図6において、31は、本発明にもとづく受口内面形成用コアである。このコア31において、32は耐熱金属により形成された環状のフランジ部で、金枠20の内周のテーパ面23に接触されることで、コア31を金枠20に対し同心状に位置決めさせるための外周テーパ面33と、この外周テーパ面33が金枠20のテーパ面23に接触した状態で金枠20の奥端面24に押圧されることで、コア31を金枠に対し軸心方向に位置決めさせるための端面34と、鋳鉄管25の受口26のテーパ面27を形成するための環状の軸心方向突部35とを有する。36は、フランジ部32の中央部に形成された空間である。
図1、図2、図4に示すように、フランジ部22には、軸心方向突部35が形成されている面とは反対側の面すなわち金枠20の外側に向いた方の面における、周方向に沿った複数の位置に、それぞれ一対のブラケット37、37が、金枠20の軸心方向に突出するように設けられている。そして、これらブラケット37が配列されているピッチ円の接線の方向に向いた複数の軸38が、すなわち前記ピッチ円上において金枠20の軸心に垂直な方向に設けられた複数の軸38が、それぞれ一対のブラケット37、37によって支持されている。
40は、耐熱金属により形成された筒状の分割コア部である。この分割コア部40は、周方向に沿って複数に分割されて、図5および図6に示されるように、周方向長さの長い長尺分割部41と、周方向長さの短い短尺分割部42とが、周方向に沿って交互に配置された構成とされている。
長尺分割部41と短尺分割部42とで構成される分割コア部40は、図1に示すように、鋳鉄管25における外開きのテーパ面27よりも受口26の奥側の部分、すなわちテーパ面27よりも受口26の奥側における、テーパ面28を含んだ部分を形成するためのコア形成部43と、このコア形成部43と一体に形成されるとともに、コア形成部43から金枠20の開口側に向けて金枠20の軸心方向に沿って配置されたアーム部44とを有する。コア形成部43は、鋳鉄管25の受口26の奥端面29を形成するための内フランジ部45を備える。アーム部44はL字形に形成され、その先端の部分が軸38により支持されている。すなわち、分割コア部40のそれぞれの長尺分割部41および短尺分割部42は、いずれもアーム部44を有して軸38により支持されることで、図2において実線および仮想線で示すように、この軸38を中心として金枠20の径方向に揺動できるように構成されている。これにより、分割コア部28は、図1および図2において実線で示す拡径状態すなわち鋳鉄管25の内面を形成するための正規の状態と、図2において仮想線で示す縮径状態とをとることができる。
図5および図6に示すように、長尺分割部41および短尺分割部42の横断面形状は、いずれも台形状となっている。詳細には、長尺分割部41は、内周側が上底かつ外周側が下底となる台形状に形成され、また短尺分割部42は、内周側が下底かつ外周側が上底となる台形状に形成されている。これにより、拡径時は長尺分割部41が先に拡径し、かつ縮径時は短尺分割部42が先に縮径することで、分割コア部28の拡径と縮径とを支障なく行えるように構成されている。そして、拡径して正規の状態となったときには、それぞれの長尺分割部41と短尺分割部42とが周方向の隙間なく接するような横断面形状とされている。
また分割コア部28は、図1および図2に示すように、正規の状態に拡径したときに、軸心方向突部35の先端に接することが可能なように構成されている。これにより、軸心方向突部35と分割コア部40とが相互に位置決めされて、鋳鉄管25の受口26の内面を正しく鋳造できるようにされている。
図1、図2、図4に示すように、分割コア部40の長尺分割部41および短尺分割部42のアーム部44には、軸38よりも分割コア部40の径方向に沿った内側の位置において、軸38と同方向の突起46が、アーム部44の両側からそれぞれ突出するように形成されている。
図1および図2に示すように、フランジ部32には金属製の円板状のプレート48が同軸状に取り付けられ、このプレート48には金属製の中空のスリーブ49が一体に設けられている。詳細には、フランジ部32には、その周方向に沿った複数の位置において、軸心21と平行でかつ金枠20から遠ざかる方向のボルト50が植え込み固定されている。51はその頭部で、植え込まれたボルト50におけるフランジ部32から距離をおいた位置に配置されている。図1〜図3に示すように、プレート48にはボルト50を通すための貫通孔52が形成されており、図示のようにボルト50をこの貫通孔52に通したうえでフランジ部32に植え込むことによって、プレート48は、フランジ部32とボルト50の頭部51との間を軸心21の方向に移動自在である。プレート48には、このプレート48が上述のように軸心21の方向に移動自在な状態でフランジ部32に取り付けられるときにブラケット37や軸38や分割コア部40のアーム部44との干渉を避けるための放射状の切欠部53が形成されている。
スリーブ49はプレート48の中心部に同心状に設けられており、このスリーブ49は、その外周部が、切欠部53以外の部分におけるプレート48の内周縁54に溶接されるなどによって、このプレート48と一体化されている。
スリーブ49は、プレート48から分割コア部40の内部に向けて軸心21と同心状に配置されるとともに、その先端部55の先端側が、分割コア部40の先端の内フランジ部45よりも金枠20の奥側の位置に突出している。スリーブ49の先端部55の外周には外ねじ56が形成されている。この外ねじ56には、環状の金属製のコア部拡径部材57がねじ合わされている。58は金属製の止めナットで、コア部拡径部材57とともにスリーブ49にねじ合わされることで、コア部拡径部材57をスリーブ49の長さ方向すなわち軸心21の方向に位置決めしたうえでスリーブ49に固定するためのダブルナットを構成する。コア部拡径部材57の外周には、金枠20の受口形成部22の奥側に向かうにつれて小径となるテーパ面59が形成されている。分割コア部40の内フランジ部45の内周には、テーパ面59に対応したテーパ面60が形成されている。コア部拡径部材57のテーパ面59が軸心21となす角は、内フランジ45のテーパ面60が軸心21となす角と等しいか、それよりも小さな角度となるように構成されている。
またスリーブ49は、プレート48よりも金枠20から遠ざかる方向へも設けられており、その先端部は軸受62を介してコアセッタの押圧部63に連結されている。押圧部63は、スリーブ49に対して回転自在であるとともに、スリーブ49をプレート48とともにこのプレート48がフランジ部32とボルト50の頭部51とに当たるまでの範囲で軸心21の方向に移動させることができ、特にスリーブ49の先端部55を金枠20の受口形成部22の奥側に向けて移動させることができる。
そして、押圧部63によってたとえばプレート48がフランジ部32に当たるまでスリーブ49を受口形成部22の内部に押し込んだときに、コア部拡径部材57のテーパ面59が分割コア部40の内フランジ部45のテーパ面60に作用することによって分割コア部40を正規の状態に拡径することができるように、コア部拡径部材57をスリーブ49に対してあらかじめ位置決めし、止めナット58によって固定しておく。
このような構成において、コア31を用いて、金枠20により鋳鉄管25を遠心鋳造する際には、まず、金枠20に未装着の状態のコア31の分割コア部40を適当なジグなどを用いて拡径したうえで、その外周面とフランジ部32における所定の部分とに塗型材を塗布する。
次に分割コア部40の拡径状態を解いて、スリーブ49およびプレート48とともにコア31をコアセッタの押圧部63により移動させて金枠20に装着する。そして、図1に示すストッパ65によってコア31のフランジ部32を金枠20に押圧して固定した状態で、金枠20を軸心21のまわりに高速で回転させると、コア31も一体に回転し、分割コア部40は遠心力によって図1に示すように拡径する。
また、押圧部63によって、プレート48がフランジ部32に接するまで、スリーブ49を分割コア部40の内部に押し込む。すると、コア部拡径部材57のテーパ面59の作用によって分割コア部40の内フランジ部45に拡径力が付与される。なお、このときにコア31の回転にともなってスリーブ49も一体に回転するが、押圧部63は、軸受62の作用によって、スリーブ49と一体に回転することはない。
これによって、分割コア部40は、作用する遠心力によって拡径されるとともに、コア拡径部材57によっても拡径され、よって確実に所定の形状に拡径されることになる。このため、分割コア部40の拡径不良にもとづく隙間の発生を防止することができる。
そこで、この状態を保ちながら、金枠20の挿口形成部から注湯トラフを受口形成部22の近傍まで挿入して、この注湯トラフの先端から金枠20の内周へ溶湯を供給し、管25を遠心鋳造する。管の25の受口26の内周面は、フランジ部32の軸心方向突部35と分割コア部40との外周面によって形成される。
このとき、上述のように分割コア部40の拡径不良にもとづく隙間の発生が防止されているため、製品としての鋳鉄管25における鋳ばりの発生を確実に防止することができる。また、コア部拡径部材57のテーパ面59が軸心21となす角は、内フランジ45のテーパ面60が軸心21となす角と等しいか、それよりも小さな角度となるように構成されているため、内フランジ45の内周とコア部拡径部材57の外周との隙間への溶湯の侵入を防止することができる。
注湯作業による鋳鉄管25の鋳造が完了したなら、金枠20の回転を停止させるとともに、図7に示すように、押圧部63によって、プレート48がフランジ部32から離れる方向すなわち金枠20の受口形成部22から外側へ出る方向に、スリーブ49を移動させる。すると、コア部拡径部材57が分割コア部40の内フランジ部45から離れ、それによって分割コア部40は重力やその他の作用によって縮径可能となり、これを縮径させることによって、いわゆる逆テーパ状のテーパ面28を有する鋳鉄管25からコア31を容易に抜き出して金枠20から取り外すことができる。
場合によっては、鋳造時に鋳鉄管25がコア31の分割コア部40に焼きつくことがあり、そのような場合に何ら対処しないと、分割コア部40が縮径しなくなってその抜き出しを行えなくなる。しかし、上記のように、分割コア部40のアーム部44には、軸38よりも分割コア部40の径方向に沿った内側の位置において、軸38と同方向の突起46が、アーム部44の両側からそれぞれ突出するように形成されているため、短尺分割部42および長尺分割部41の順に突起46を金枠20から遠ざかる方向に引っ張ることで、分割コア部40を軸28のまわりに揺動させて問題なく強制的に縮径させることができる。
本発明の実施の形態の遠心鋳造装置における受口内面成形用コアが遠心鋳造金枠に装着された様子を示す断面図である。 図1における受口内面成形用コアの分解図である。 同コアにおけるプレートの側面図である。 図2におけるコアの要部の左側面図である。 図2におけるコアの要部の右側面図である。 図5に示される部分の斜視図である。 図1における分割コア部を縮径させる様子を示す図である。 従来の遠心鋳造装置における受口内面成形用コアが遠心鋳造金枠に装着された様子を示す断面図である。
符号の説明
20 遠心鋳造金枠
22 受口形成部
25 鋳鉄管
26 受口
31 コア
32 フランジ部
40 分割コア部
48 プレート
49 スリーブ
57 コア部拡径部材

Claims (2)

  1. 一端に受口を有する管を遠心鋳造するための金枠の受口側の端部に、前記受口の内面を形成するために装着されるコアであって、
    前記金枠の受口側の端部に装着されるフランジ部と、
    前記フランジ部から前記金枠内における受口奥方へ向けて同軸に配置されるとともに、周方向に沿って複数に分割され、かつ鋳造時に拡径可能であることで正規の形状になるとともに、鋳造が終了したときには正規の形状から縮径可能な筒状の分割コア部と、
    鋳造時に前記分割コア部の内部に挿入されて、前記分割コア部の内周を拡径方向に押圧するコア部拡径部材と、
    を有することを特徴とする遠心鋳造装置における受口内面成形用コア。
  2. 分割コア部は、機械的な引っ掛かり部を有し、この引っ掛かり部に外力が作用したときに正規の形状からの強制的な縮径力がはたらくように構成されていることを特徴とする請求項1記載の遠心鋳造装置における受口内面成形用コア。
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