JPS5836436Y2 - 遠心鋳造金型 - Google Patents
遠心鋳造金型Info
- Publication number
- JPS5836436Y2 JPS5836436Y2 JP14423678U JP14423678U JPS5836436Y2 JP S5836436 Y2 JPS5836436 Y2 JP S5836436Y2 JP 14423678 U JP14423678 U JP 14423678U JP 14423678 U JP14423678 U JP 14423678U JP S5836436 Y2 JPS5836436 Y2 JP S5836436Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- end ring
- protrusion
- contact
- cylindrical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、受口の開口端内面にフランジを有する管の遠
心鋳造金型に関し、上記受口を鋳ばなしで、かつ内部に
欠陥を生じさせることなく形成でき、また受口形成用の
中子の支持が確実で、かつ取付けが容易に行える遠心鋳
造金型の提供を目的とする。
心鋳造金型に関し、上記受口を鋳ばなしで、かつ内部に
欠陥を生じさせることなく形成でき、また受口形成用の
中子の支持が確実で、かつ取付けが容易に行える遠心鋳
造金型の提供を目的とする。
1は筒状の金型本体であり、外面には該金型本体1を載
せて回転されるローラと接当するタイヤ一部2が突設さ
れている。
せて回転されるローラと接当するタイヤ一部2が突設さ
れている。
lは金型本体1の軸心である。
金型本体1の内面の両端に、開口側へ向く段面3,4が
設けられ、金型本体1に内嵌する1対の金属製のエンド
リング5,6が両段面3,4にそれぞれ接当させである
。
設けられ、金型本体1に内嵌する1対の金属製のエンド
リング5,6が両段面3,4にそれぞれ接当させである
。
両エンドリング5,6は、金型本体1に設けられた孔に
嵌入するテーパピン7によって固定されている。
嵌入するテーパピン7によって固定されている。
8は一方の段面3と隣接して金型本体1の内面に形成さ
れた鋳造管受口形成用の大径部であり、大径部8内に位
置する環状の砂製の中子9が、エンドリング3の一側面
に突設された筒状部5aに外嵌している。
れた鋳造管受口形成用の大径部であり、大径部8内に位
置する環状の砂製の中子9が、エンドリング3の一側面
に突設された筒状部5aに外嵌している。
エンドリング5の上記−側面には中子9の外径よりも小
径に形成されて中子9の端面に接当する環状突部5bが
設けられ、環状突部5bの外周面と、エンドリング5お
よび中子9の側面とで環状溝10が形成されている。
径に形成されて中子9の端面に接当する環状突部5bが
設けられ、環状突部5bの外周面と、エンドリング5お
よび中子9の側面とで環状溝10が形成されている。
中子9の内周面の周方向複数個所に軸方向に平行な平面
部11が突設されている。
部11が突設されている。
平面部11は中子9の軸方向全長にわたって設けられて
いるが軸方向の一部のみに形成してもよい。
いるが軸方向の一部のみに形成してもよい。
また、平面部11は両側縁を該中子内周面の円筒面部1
2から連続して設けられているが、第5図の例のように
一側縁のみを円筒面部12から連続させ、他側縁を段部
11 aとしてもよい。
2から連続して設けられているが、第5図の例のように
一側縁のみを円筒面部12から連続させ、他側縁を段部
11 aとしてもよい。
エンドリング5の筒状部5aの外周面には中子9の各平
面部11に圧接する山形横断面の線状の突部13が螺旋
方向に設けられている。
面部11に圧接する山形横断面の線状の突部13が螺旋
方向に設けられている。
突部13は中子9の各平面部11間の円筒面部12に遊
嵌可能な長さおよび高さのものであり、長手方向一端に
テーパ部13aが形成されている。
嵌可能な長さおよび高さのものであり、長手方向一端に
テーパ部13aが形成されている。
このような構成であると、中子9を第2図のようにエン
ドリング5の筒状部5aの各突部13が円筒面部12に
対応する周方向位置で筒状部5aに外嵌させた後、周方
向(矢印a方向)に回転させることにより、第3図のよ
うに突部13が平面部11に圧接し、これにより中子9
がエンドリング5に固定される。
ドリング5の筒状部5aの各突部13が円筒面部12に
対応する周方向位置で筒状部5aに外嵌させた後、周方
向(矢印a方向)に回転させることにより、第3図のよ
うに突部13が平面部11に圧接し、これにより中子9
がエンドリング5に固定される。
突部13の一端にテーパ部13aが設けてあれば、中子
9を回転させて突部13が平面部11に当たり始めたと
きに該突部13が平面部11へ円滑に移動することがで
きる。
9を回転させて突部13が平面部11に当たり始めたと
きに該突部13が平面部11へ円滑に移動することがで
きる。
なお、本出願人は先に、中子9に平面部11の代りに中
子9の軸方向に沿う突条を設け、該突条にエンドリング
5の突部13を喰い込ませるようになしたものを提案し
たが、突部13が上記突条に十分に喰い込まずに点接触
状態となって中子9の固定が不安定となる問題がある。
子9の軸方向に沿う突条を設け、該突条にエンドリング
5の突部13を喰い込ませるようになしたものを提案し
たが、突部13が上記突条に十分に喰い込まずに点接触
状態となって中子9の固定が不安定となる問題がある。
しかし、本考案によると、突部13が平面部11に十分
な長さく点B、C間)で線接触させることができるので
、中子9の固定が確実である。
な長さく点B、C間)で線接触させることができるので
、中子9の固定が確実である。
エンドリング5の突部13は必ずしも螺旋方向に設けな
くてもよいが、螺旋方向に設けであると、ねじの効果に
より中子9の端面がエンドリング5の環状突部5bに押
し付けられ、より確実な固定がなされる。
くてもよいが、螺旋方向に設けであると、ねじの効果に
より中子9の端面がエンドリング5の環状突部5bに押
し付けられ、より確実な固定がなされる。
また、上記実施例では、エンドリング5の突部13を線
状に形成したが、突部13は筒状部5aの軸方向にある
程度の幅を有するもの、あるいは軸方向全長にわたる幅
のものであってもよい。
状に形成したが、突部13は筒状部5aの軸方向にある
程度の幅を有するもの、あるいは軸方向全長にわたる幅
のものであってもよい。
この場合、突部13は平面部11に面接触する。
上記構成の金型で管21の鋳造を行なうと、大径部8と
中子9との間で受口22が形成され、環状溝10により
受口22の開口端のフランジ23が形成される。
中子9との間で受口22が形成され、環状溝10により
受口22の開口端のフランジ23が形成される。
受口22の開口端面24およびフランジ23の内面23
aは美感あるいは強度の点から平滑に形成する必要が
あるが、上記金型によると、開口端面24およびフラン
ジ内面23 aは金属製のエンドリング5に接して形成
されるので、鋳ばなしのままで十分に平滑面が得られる
。
aは美感あるいは強度の点から平滑に形成する必要が
あるが、上記金型によると、開口端面24およびフラン
ジ内面23 aは金属製のエンドリング5に接して形成
されるので、鋳ばなしのままで十分に平滑面が得られる
。
また、一般に受口22は砂製の中子で内周が被われるこ
とにより管21の他の部分よりも冷却が遅く、そのため
不純物が受口22に集まり易いが、上記構成によるとフ
ランジ23の内面23 aは金属製のエンドリング5の
環状突部5bに接するので、フランジ内面23aを中子
9で形成する場合と比較してフランジ23の冷却が遅い
。
とにより管21の他の部分よりも冷却が遅く、そのため
不純物が受口22に集まり易いが、上記構成によるとフ
ランジ23の内面23 aは金属製のエンドリング5の
環状突部5bに接するので、フランジ内面23aを中子
9で形成する場合と比較してフランジ23の冷却が遅い
。
そのため、十分な強度の要請されるフランジ23に特に
不純物が集中することがなく、受口22の全体に不純物
が散在し、フランジ23の強度低下が防止される。
不純物が集中することがなく、受口22の全体に不純物
が散在し、フランジ23の強度低下が防止される。
以上説明したように、本考案によれば、受口の開口端に
フランジを有する管の上記受口を鋳ばなしのまま平滑に
かつ内部欠陥を生じることなく製造できる。
フランジを有する管の上記受口を鋳ばなしのまま平滑に
かつ内部欠陥を生じることなく製造できる。
また、受口形成用の中子はエンドリングに設けられた筒
状部に外嵌させ、該筒状部に設けられた突部を中子内周
面の平面部に圧接させるので、中子の固定を確実に行な
うことができ、しかも中子は筒状部への外嵌後に回転さ
せるといった簡単な作業で固定することができる。
状部に外嵌させ、該筒状部に設けられた突部を中子内周
面の平面部に圧接させるので、中子の固定を確実に行な
うことができ、しかも中子は筒状部への外嵌後に回転さ
せるといった簡単な作業で固定することができる。
図面は本考案の実施例を示し、第1図は金型の縦断面図
、第2図は中子とエンドリングの非固定状態を示す拡大
部分横断面図、第3図は中子とエンドリングの固定状態
を示す拡大部分横断面図、第4図は鋳造管の縦断面図、
第5図は中子とエンドリングの変形例の拡大部分横断面
図である。 1・・・・・・金型本体、3,4・・・・・・段面、5
・・・・・・エンドリング、5a・・・・・・筒状部、
5b・・・・・・環状突部、8・・・・・・大径部、9
・・・・・・中子、10・・・・・・環状溝、11・・
・・・・平面部、12・・・・・・円筒面部、13・・
・・・・突部、13a・・・・・・テーパ部。
、第2図は中子とエンドリングの非固定状態を示す拡大
部分横断面図、第3図は中子とエンドリングの固定状態
を示す拡大部分横断面図、第4図は鋳造管の縦断面図、
第5図は中子とエンドリングの変形例の拡大部分横断面
図である。 1・・・・・・金型本体、3,4・・・・・・段面、5
・・・・・・エンドリング、5a・・・・・・筒状部、
5b・・・・・・環状突部、8・・・・・・大径部、9
・・・・・・中子、10・・・・・・環状溝、11・・
・・・・平面部、12・・・・・・円筒面部、13・・
・・・・突部、13a・・・・・・テーパ部。
Claims (1)
- 金型本体の内面一端の管受口形成用大径部と隣接する段
部に金属製のエンドリングを接当させ、上記大径部内に
位置する環状の砂製中子を、エンドリングの一側面内周
縁から突設された筒状部に遊嵌させ、エンドリングの上
記−側面には中子の外径よりも小径に形成され中子端面
に接当する環状突部を設け、中子の内周面の周方向複数
個所に軸方向に平行な平面部を少なくとも一側縁を中子
内周面の円筒面部から連続させて突設し、エンドリング
の筒状部の外周面に中子の各平面部に圧接しかつ各平面
部間の円筒面部に遊嵌可能な複数の突部を設けたことを
特徴とする遠心鋳造金型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14423678U JPS5836436Y2 (ja) | 1978-10-19 | 1978-10-19 | 遠心鋳造金型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14423678U JPS5836436Y2 (ja) | 1978-10-19 | 1978-10-19 | 遠心鋳造金型 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5560262U JPS5560262U (ja) | 1980-04-24 |
JPS5836436Y2 true JPS5836436Y2 (ja) | 1983-08-16 |
Family
ID=29122664
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14423678U Expired JPS5836436Y2 (ja) | 1978-10-19 | 1978-10-19 | 遠心鋳造金型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5836436Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-10-19 JP JP14423678U patent/JPS5836436Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5560262U (ja) | 1980-04-24 |
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