JP2005349102A - 歯科用治療椅子 - Google Patents

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Motoharu Yokoi
元治 横井
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Abstract

【課題】傾動(チルト)可能な歯科用治療椅子において、チルト動作と連動して治療椅子本体部を前後動させ、傾斜状態にかかわらず、前後方向における患者の口腔位置が変化しないようにした。
【解決手段】コンターシート13とバックレスト12を有する治療椅子本体部10と、該本体部10を前後動可能に搭載支持した基台部20とから成り、本体部10はコンターシートとバックレストの関節部に回転軸Qを有し、該回転軸Qを回転させて本体部10を傾動させるようになっている。回転軸Qに歯車2を、基台部20には該歯車2と噛合するラック3を有し、回転軸Qが回転されて本体部10が傾動される時に((図3(A)の状態から図3(B)の状態になる時に)、歯車2とラック歯3aとの噛合によって本体部10が基台上を前方又は後方に移動し、本体部10の傾動によって患者の口腔位置K1,K2が前後方向で変わらないようにした。
【選択図】図3

Description

本発明は、歯科用治療椅子、より詳細には、コンターシートとバックレストを有し、これらバックシートとコンターシートが一体的に傾動(チルト)可能な歯科用治療椅子において、傾動(チルト)時、傾動動作の前後で、被治療位置である患者の口腔位置が前後方向に変化しないようにした歯科用治療椅子に関する。
図4は、本発明が適用される歯科用治療椅子の一例を説明するための要部概略構成図で、該歯科用治療椅子は、周知のように、安頭台11、バックレスト12、コンターシート13、レッグレスト14、フットレスト(フットステップ)15等から成る治療椅子本体部10と、該本体部10を搭載支持する基台部20とから成り、周知のように、常時は、起状態にあり、この状態で患者は、フットレスト(フットステップ)15の上に乗り、その後に、コンターシート13に腰掛ける。その後、術者(ドクター)は、椅子を倒状態(寝状態)にして、更には、治療椅子本体部10を所望の角度に傾斜(チルト)して治療を行い、或いは、起状態にするとともに上昇させて患者がうがいがしやすいようにする等、起状態、或いは、倒状態にして、更には、傾動(チルト)させて歯科治療を行う。
図5は、上述のごとき歯科用治療椅子、すなわち、コンターシート13とバックレスト12とを有する治療椅子本体部10を、これらバックレストとコンターシート13との関節部P(該関節部Pで基台部20に対して回動可能に支持されている)で回動して傾動(チルト)して治療を行う歯科用治療椅子における傾動(チルト)前の状態(実線にて表示)と傾動(チルト)後の状態(破線にて表示)とを示す概略図で、図中、K1,K2は患者の頭部(被治療部位である口腔位置)を示す。この口腔位置は、傾動(チルト)前の状態(実線にて表示)にある時はK1の位置であるが、傾動(チルト)後の状態(破線にて表示)ではK2の位置となり、前後方向に距離Lだけずれる。そのため、術者(ドクター)は治療椅子のチルト動作に応じて前後方向に距離Lだけ移動しなければならず、特に、ドクターチェアに腰掛けて治療しているような場合、チルト操作に伴なってドクターチェアを移動しなければならず、また、それに伴なってワークテーブルも移動しなければならず、非常に面倒であった。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、傾動(チルト)可能な歯科用治療椅子において、チルト動作と連動して治療椅子本体部を前後動させ、傾斜(チルト)状態にかかわらず、前後方向における患者の口腔位置が変化しないようにして、術者の治療行為をし易くすることを目的としてなされたものである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、コンターシートとバックレストを有する治療椅子本体部と、該本体部を傾動(チルト)可能に搭載支持した基台部とから成る歯科用治療椅子において、傾動(チルト)時、該傾動(チルト)動作と連動して前記本体部を前後動させ、被治療位置である患者の口腔位置が前後方向に変化しないようにしたことを特徴としたものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記コンターシートとバックレストの関節部に回転軸を有し、該回転軸を回転させて前記傾動動作を行わせるとともに、該回転軸の回転に応じて前記前後動動作を行わせるようにしたことを特徴とするものである。
請求項3の発明は、コンターシートとバックレストを有する治療椅子本体部と、該本体部を前後動可能に搭載支持した基台部とから成り、前記本体部は前記コンターシートとバックレストの関節部に回転軸を有し、該回転軸を回転させて前記本体部を傾動(チルト)させるようにした歯科用治療椅子において、前記回転軸に歯車を、前記基台部には該歯車と噛合するラックを有し、前記回転軸が回転されて前記本体部が傾動(チルト)される時に、前記歯車とラックとの噛合によって前記本体部が前記基台上を前方又は後方に移動し、前記本体部の傾動によって患者の口腔位置が前後方向で変わらないようにしたことを特徴とするものである。
本発明によると、歯科用治療椅子のチルト動作にかかわらず、被治療位置である患者の口腔位置が前後方向に移動しないので、術者は、チルト動作の前後において、同じ位置にいて歯科治療を行うことができるので、従来技術のように、チルト動作に応じて前後に移動する煩わしさがなく、より効果的に歯科治療を行うことができる。
図1は、本発明による歯科用治療椅子の動作例を説明するための要部概略構成図で、実線表示は起状態治療時(チルトをかける前)における患者の口腔位置K1を示し、破線表示はチルト治療時における患者の口腔位置K2を示すが、本発明においては、チルト前の状態(実線表示)からチルト後の状態(破線表示)に移行する時に、バックレスト12とコンターシート13の関節部に設けられている軸Qが回動してバックレスト12とコンターシート13とを有する治療椅子本体部10をそのままの状態で回動してチルトをかけるとともに、該回転軸Qを前方に移動(Q1の位置からQ2の位置)させるようにしたので、患者の口腔位置K1,K2は、治療椅子の前後方向には移動することなく、K1のチルト前の位置とK2のチルト後の位置とが治療椅子の前後方向に関して略同じ位置になっている。
上述のごときバックレスト12がコンターシート13に対して起倒可能な歯科用治療椅子においては、通常、図2に示すような操作スイッチを有し、スイッチS1を押すとバックレスト12が起状態となり、スイッチS2を押すと倒状態となり、スイッチS3を押すと治療椅子本体部10が上方に移動し、スイッチS4を押すと下方に移動する。スイッチS5,S6は治療椅子本体部10を傾動(チルト)させるもので、本発明においては、スイッチS5を押した時に、治療椅子本体部10が回動(チルト)するとともに、該本体部10が前方に移動して実線位置から破線位置になり、患者の頭部(口腔位置)が後方に移動しないようにしたものである。勿論、チルト状態(破線表示位置)にある時に、スイッチS6を押すと、チルト前の状態(実線表示位置)に戻るようになっている。
上述のごとき治療椅子の回動及び前後動は、モータ、油圧シリンダー、エアーシリンダー等、任意所望の動力源を用いて行うことができるが、これらの動き(回動及び前後動)は独立して又は連動して行うことができ、例えば、回動(チルトをかけた)後に、引き続いて、所定量前方に移動させるようにしてもよいし、逆に、所定量前方に移動させた後に、回動する(チルトをかける)ようにしてもよいし、或いは、回動しながら前進又は後進させるようにしてもよい。
図3は、バックレスト12とコンターシート13とが一体的に構成された歯科用治療椅子に本発明を適用した場合の一例を説明するための図で、図3(A)はチルト前の状態、図3(B)はチルト後の状態を示す。図3において、1は治療椅子本体部10側に設けられたモータ等の動力源、2は回転軸Q(該回転軸Qは基台部20に対して回転可能にかつ前後方向に移動可能に支持されている)に設けられた歯車、3は基台部20側に設けられたラック杆で、治療椅子本体部10は例えば基台部20に設けられたレール上を前後方向に摺動移動可能なように取り付けられている。ラック杆3は、例えば、上面にラック歯3aを有し、回転軸Qの回転が伝達される歯車(複数でもよい)2と噛合し、該回転軸Qが回転された時に、治療椅子本体部10が前方又は後方に移動するようになっている。
モータ1は、例えば、図2に示したチルトスイッチS5又はS6を押すことによって正転又は逆転され、スイッチS5を押した時に、モータ1が回転して回転軸Qが回動して治療椅子本体10にチルトがかかり、同時に、該回転軸Qと一体の歯車2が回動し、該歯車2と噛合しているラック3のラック歯3a(ラック3は基台部20側に固定されている)の 反力を受け、バックレスト12及びコンターシート13を含む治療椅子本体部10が前方に移動する(図3(B))。スイッチS6を押すと、スイッチS5を押した時とは逆に、逆方向のチルトがかかり、同時に、治療椅子本体部10が後方に移動する(図3(A))。
図3には、治療椅子の回動と前後動とを単一の動力源(モータ)を用いて連動させて同時に行うようにした例について説明したが、前述のように、これらの回動と前後動とを別々に周知の独立した動力源を用いて、同時に或いは時間差を設けて、駆動するようにしてもよいことは容易に理解されよう。
本発明の動作例を説明するための概念図である。 歯科用治療椅子の操作スイッチの例を示す図である。 本発明による歯科用治療椅子の一例を説明するための要部概略構成図である。 従来の歯科用治療椅子の一例を説明するための要部構成図である。 従来の歯科用治療椅子の一動作例を説明するための概念図である。
符号の説明
1…モータ(動力源)、2…歯車、3…ラック杆、3a…ラック歯、10…歯科用治療椅子本体部、12…バックレスト、13…コンターシート、20…基台部。

Claims (3)

  1. コンターシートとバックレストとを有する治療椅子本体部と、該本体部を傾動(チルト)可能に搭載支持した基台部とから成る歯科用治療椅子において、傾動(チルト)時、該傾動(チルト)動作と連動して本体部を基台部上で前後動させ、被治療位置である患者の口腔位置が前後方向に変化しないようにした。
  2. 前記コンターシートとバックレストの関節部に回転軸を有し、該回転軸を回転させて前記傾動動作を行わせるとともに、該回転軸の回転に応じて前記前後動動作を行わせるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の歯科用治療椅子。
  3. コンターシートとバックレストを有する治療椅子本体部と、該本体部を前後動可能に搭載支持した基台部とから成り、前記本体部は前記コンターシートとバックレストの関節部に回転軸を有し、該回転軸を回転させて前記本体部を傾動(チルト)させるようにした歯科用治療椅子において、前記回転軸に歯車を、前記基台部には該歯車と噛合するラックを有し、前記回転軸が回転されて前記本体部が傾動(チルト)される時に、前記歯車とラックとの噛合によって前記本体部が前記基台上を前方又は後方に移動し、前記本体部の傾動によって患者の口腔位置が前後方向で変わらないようにしたことを特徴とする歯科用治療椅子。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011050404A (ja) * 2009-08-31 2011-03-17 Osada Res Inst Ltd 歯科用治療椅子
WO2012111176A1 (ja) * 2011-02-18 2012-08-23 大東電機工業株式会社 椅子型マッサージ機

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