JP2005348987A - トイレ装置 - Google Patents

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誠 西村
Yasuhiro Kawamoto
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Abstract

【課題】取付け孔ピッチが異なる便器にも簡単に中心を合わせて便座を取付けることができ、取付け後にずれが生じないトイレ装置を提供することを目的とする。
【解決手段】便座8の便器9への取付け位置調整用の調整具6は、便器9に便座8を固定する固定部材7を通す前後方向の長孔5を設けた2つのガイド4と、この2つのガイド4を連動して左右方向にスライド可能とするスライド機構12とを有するものである。これによって、固定部材7が常に便座8の中心対称の場所に位置するため、取付け孔10ピッチが異なる便器9にも簡単に中心を合わせて便座8を取付けることができるとともに取付け後にずれが生じない。
【選択図】図1

Description

本発明は、暖房便座や衛生洗浄便座を有するトイレ装置に関するものである。
従来、この種のトイレ装置において、便座の便器への取付けは、便座に装着した2本のボルト(取付けボルト)を便器に設けられた2つの取付け孔に挿入し、便器裏面からナットを施して便座を挟み込むかたちで取付けるものが一般的である。ここで、前記2つの取付け孔の間隔(取付け孔ピッチ)は140mmである便器が多いため、便座の交換や、特に通常の便座から衛生洗浄便座への交換に際しても、取付け孔ピッチの違いを意識せずとも簡便に交換が可能であった。
一方、一部の便器や海外製の便器においては、取付け孔ピッチが140mm以外のものも存在するため、140mmピッチ用の便座や衛生洗浄便座は取付けができなかった。この問題を解決するものとして、取付けボルトの間隔を調整可能とするようにしたトイレ装置があった(例えば、特許文献1参照)。
この従来のトイレ装置を図7に示している。これは、便座に設けたスライド板1のスライドと長孔2の作用により、取付けボルト3を左右前後方向に動かして、2本のボルトの間隔を140mm以外に調整することができる。よって、取付け孔ピッチが140mm以外の便器にも取付け可能となる。ここで、スライド板1が前後方向に移動可能となっていることにより、トイレ装置全体を前後方向に調整可能で、便器と便座の先端の位置を合わせて見映えの良い取付けができるようになっている。
特開昭61−229040号公報
しかしながら、前記従来の構成では、トイレ装置を便器に取付ける際には、便座の取付けボルトのピッチを便器の取付け孔ピッチに合わせながら取付けることになるが、ピッチを合わせても、取付けてみると便器の中心と便座の中心がずれることがある。つまり、便器と便座が左右方向にずれることがある。また、左右方向のずれを修正して中央に取付けても、トイレ装置を使用している間に振動や力が加わり、便器と便座にずれが生じるという課題も有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、取付け孔ピッチが異なる便器にも簡単に中心を合わせて便座を取付けることができ、取付け後にずれが生じないトイレ装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のトイレ装置は、便座の便器への取付け位置調整用の調整具は、便器に便座を固定する固定部材を通す前後方向の長孔を設けた2つのガイドと、この2つのガイドを連動して左右方向にスライド可能とするスライド機構とを有するものである。
これによって、固定部材が常に便座の中心対称の場所に位置するため、取付け孔ピッチが異なる便器にも簡単に中心を合わせて便座を取付けることができるとともに取付け後にずれが生じない。
本発明のトイレ装置は、取付け孔ピッチが異なる便器にも簡単に中心を合わせて便座を取付けることができるとともに取付け後にずれが生じない。
第1の発明は、便座取付け用の2つの取付け孔を有する便器と、この便器に取付ける便座と、この便座の便器への取付け位置調整用の調整具と、便器の2つの取付け孔および調整具を通して便器に便座を固定する固定部材とを備え、前記調整具は、前記固定部材を通す前後方向の長孔を設けた2つのガイドと、この2つのガイドを連動して左右方向にスライド可能とするスライド機構とを有するトイレ装置とすることにより、固定部材が常に便座の中心対称の場所に位置するため、取付け孔ピッチが異なる便器にも簡単に中心を合わせて便座を取付けることができるとともに取付け後にずれが生じない。
第2の発明は、特に、第1の発明において、取付け位置調整用の調整具は、便座と着脱可能としたことにより、便座の取付け作業を簡便にすることができる。
第3の発明は、特に、第1または2の発明において、スライド機構は、2つのガイドにそれぞれ設けたラックと、この両ラックと噛み合って2つのガイドを連動させるギアとから構成したことにより、ギアを回転させることで簡単に固定部材ピッチの調整を行うことができる。
第4の発明は、特に、第1または2の発明において、スライド機構は、中央が回転自在に支持され両端部が2つのガイドとそれぞれ遊合したリンクから構成したことにより、リンクを介して簡単に固定部材ピッチの調整を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1〜図3は、本発明の実施の形態1におけるトイレ装置を示したものである。
図に示すように、本実施の形態におけるトイレ装置は、便座取付け用の2つの取付け孔10を有する便器9と、この便器9に取付ける便座8と、この便座8の便器9への取付け位置調整用の調整具6と、便器9の2つの取付け孔10および調整具6を通して便器9に便座8を固定するボルトなどの2本の固定部材7とを備えている。
そして、前記調整具6は、前記固定部材7を通す前後方向の長孔5を設けた2つのガイド4と、この2つのガイド4を連動して便座8の中心に対して左右方向に常に等寸法でスライド可能とするスライド機構12とを有するものである。すなわち、一方のガイド4を便座8の中心から外側に向かってスライドさせると、もう片方のガイド4は反対向きに中心から外側に向かって等寸法でスライドする。逆に、一方のガイド4を中心に向かって内側にスライドさせると、もう一方のガイド4も中心に向かって等寸法でスライドする。このように、2つのガイド4は常に便座8の中心からの距離が等しくなるように連動してスライドするので、長孔5のピッチの中心は便座8の中心からずれることがない。したがって、便座8は長孔5に挿入した2本の固定部材7により便器9に固定でき、便座8は常に便器の中心からずれることがない。
なお、調整具6は、便器9の裏面に突出した固定部材7の先端部にナットなどの締付具11を施すことにより、便器9に固定されるものである。また、便座8には、固定部材7を長孔5に予め通した状態の調整具6が固定されているものである。
以上のように構成されたトイレ装置について、以下その動作、作用を説明する。
まず、便座8を取付けようとする便器9の取付け孔10のピッチに合わせて予め調整具6のガイド4をスライドすれば(図3の矢印)、2つのガイド4は常に便座8の中心に対し等寸法だけ連動するので、意識しなくとも便器9の中心と便座8の中心はずれることがない。仮に、長孔5のピッチが140mmから200mmまで可変できるものとし、便器9の取付け孔10のピッチが仮に170であれば、ガイド4の長孔5のピッチを170mmに設定さえすれば便座8の中心から85mmに振り分けられて長孔5が位置することになる。
このように、便座8を便器9に取付ける作業において、便器9の取付け孔10のピッチが多様でも、作業性よく一度で便座8を所要位置に固定することができる。また、2つのガイド4は連動しているので、便器9に取付け使用する状態では、仮に、締付具11の固定が緩くとも便座8は便器9の中心から左右にずれることはない。したがって、便座8と便器9表面や固定部材7との間にはゴムなどの滑り止め部材や、滑り止めとなる凹凸を設けなくてもよく、汚れが付着しにくく衛生的である。
なお、便座8を便器9に固定するための固定部材7としてボルトを、締付具11としてはナットを挙げたが、これ以外の組み合わせであっても可能である。例えば、棒と固定留め輪との組み合わせや、リベットのような棒の先端の塑性変形による固定方法、棒自体が便器9の取付け孔10に対して摩擦力で固定される方法(例えば、ゴム等の材質が取付け孔10内で膨らみ、取付け孔内壁と接触して摩擦力により固定される方法)などがある。
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2におけるトイレ装置を示すものである。実施の形態1と同一要素については同一符号を付して説明を省略する。
本実施の形態におけるトイレ装置は、取付け位置調整用の調整具6を、便座8と着脱可能とし、便座8の便器9への取付け時においては、予め調整具6を便器9へ固定し、その後、調整具6に便座8を、例えば、スライド係合させるようにしたものである。
これにより、トイレ空間における便座8の取付けが簡便にでき、作業の負担を軽減できる。すなわち、調整具6は便器9の取付け孔10に固定部材7のピッチを合わせるだけで意識せずとも便器9の中心に便座8を固定できるので、調整具6には位置の目印となる刻印などの表示が必要なく、表面は凹凸なく汚れの付着しにくい形状にすることができ衛生的でもある。
(実施の形態3)
図5は、本発明の実施の形態3におけるトイレ装置の要部を示したものである。実施の形態1と同一要素については同一符号を付して説明を省略する。
本実施の形態におけるトイレ装置は、調整具6のスライド機構12は、2つのガイド4にそれぞれ設けたラック13と、この両ラック13と噛み合って2つのガイド4を連動させるギア14とから構成したものである。
これにより、片方のガイド4の動きはギア14により連動して、もう片方のガイド4が反対の向きにスライドする。よって、ギア14を回転させることで簡単に固定部材7ピッチの調整を行うことができる。なお、ギア14の大きさは任意にできるので、スライド機構12を小型化、薄型化することができる。したがって、便座8本体に内蔵する多くの機能部品のサイズや配置が制約をうけることがない。
(実施の形態4)
図6は、本発明の実施の形態4におけるトイレ装置の要部を示したものである。実施の形態1と同一要素については同一符号を付して説明を省略する。
本実施の形態におけるトイレ装置は、調整具6のスライド機構12は、中央が回転自在に支持され両端部が2つのガイド4とそれぞれ遊合したリンク15から構成したものである。
これにより、片方のガイド4の動きはリンク15により連動して、もう片方のガイド4が反対の向きにスライドする。よって、リンク15を介して簡単に固定部材7ピッチの調整を行うことができる。また、スライド機構12の小型化、薄型化もはかることができる。
以上のように、本発明にかかるトイレ装置は、取付け孔ピッチが異なる便器にも簡単に中心を合わせて便座を取付けることができるとともに取付け後にずれが生じないので、暖房便座や衛生洗浄便座などを便器に取付けたトイレ装置に適用することができる。
本発明の実施の形態1におけるトイレ装置の分解斜視図 同トイレ装置の便座の裏面を示す斜視図 同トイレ装置に用いた位置調整用の調整具を示す斜視図 本発明の実施の形態2におけるトイレ装置の分解斜視図 本発明の実施の形態3におけるトイレ装置の調整具を示す平面図 本発明の実施の形態4におけるトイレ装置の調整具を示す斜視図 従来の同トイレ装置における便座の裏面を示す斜視図
符号の説明
4 ガイド
5 長孔
6 調整具
7 固定部材
8 便座
9 便器
10 取付け孔
12 スライド機構
13 ラック
14 ギア
15 リンク

Claims (4)

  1. 便座取付け用の2つの取付け孔を有する便器と、この便器に取付ける便座と、この便座の便器への取付け位置調整用の調整具と、便器の2つの取付け孔および調整具を通して便器に便座を固定する固定部材とを備え、前記調整具は、前記固定部材を通す前後方向の長孔を設けた2つのガイドと、この2つのガイドを連動して左右方向にスライド可能とするスライド機構とを有するトイレ装置。
  2. 取付け位置調整用の調整具は、便座と着脱可能とした請求項1に記載のトイレ装置。
  3. スライド機構は、2つのガイドにそれぞれ設けたラックと、この両ラックと噛み合って2つのガイドを連動させるギアとから構成した請求項1または2に記載のトイレ装置。
  4. スライド機構は、中央が回転自在に支持され両端部が2つのガイドとそれぞれ遊合したリンクから構成した請求項1または2に記載のトイレ装置。
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