JP2007332640A - 手摺取付装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】手摺を一旦、壁面へ取り付けた後も手摺の高さを調節可能にする装置であって、高さ調節後の見栄えを悪くせず、高さ調節も簡単に行えるようにする。更に取付高さ固定式として多種が存在する一般市販の手摺であっても、取付高さの調節ができるようにする。
【解決手段】上下動の案内に用いるガイドレール10と、このガイドレール10に沿って移動自在に保持されるスライダー11と、ガイドレール10に対して任意の高さ位置で位置決め固定する位置決め手段12とを有しており、上記スライダー11の正面が、手摺バー3を壁面に対して固定する壁面取付具5用の取付面11aとして形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、玄関、トイレ、浴室などへの手摺の取り付けに好適に使用できる手摺取付装置に関するものである。
近時、高齢者や障害者の人口が増加する傾向にあり、介護施設の不足などのため高齢者等の自宅における事故防止や安全性向上などを支援するため、政府や地方公共団体などが手摺の設置費用や段差解消(バリヤフリー)工事費用を助成する制度が普及しつつある。
しかし、この助成制度は、高齢者等の一人一人について、一生涯に一度だけ受けることができるだけであって、ますます長寿化する高齢者社会にあっては、一旦取り付けた手摺の高さが合わなくなり、高さ調整を行う場合には、その費用の助成を受けることができない。
このような点に着目して、壁面へ一旦取り付けた後に、使用者側の高齢化に伴う腰の曲がりといったような様々な状況変化に応じて高さ調節できるようにした手摺が提案されている(特許文献1等参照)。この公知の手摺は、壁面へ不動な状態に取り付ける固定部と、この固定部を全体として覆うように上下方向に長いケース形に形成された移動部とを有し、固定部に対して移動部が上下動自在とされ、この移動部に手摺バーの端部が連結される構造であった。
実用新案登録第3026068号公報
上記提案のものの場合、手摺の高さ調節はそもそも日常的に行うものではないので、壁面には日焼けや色あせ、汚れなどによってできた移動部の輪郭が、明確な痕跡として残っている。そのため、この移動部を移動させたときに、壁面のこの痕跡が現れることとなって見栄えを著しく悪化させるという欠点があった。
ところで、上記したような高さ調節可能な構造は持たない、取付高さ固定式の一般市販の手摺においては、製造メーカーが複数社あり、各製造メーカーごとに、また同じメーカーでも種々様々なタイプやデザインが存在することから、壁面への取付構造(壁面へ木ねじ等をねじ込む孔数や孔位置)の異なるものが多種存在している。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、一旦、壁面へ取り付けた後の手摺の高さを調節することが可能であって、高さ調節後の見栄えが悪くならず、また高さ調節が簡単に行えるようにした手摺取付装置を提供することを目的とする。
また本発明は、取付高さ固定式として多種が存在する一般市販の手摺を用いて取付高さの調節ができるようにした手摺取付装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は次の手段を講じた。
即ち、本発明に係る手摺取付装置は、上下動の案内に用いるガイドレールと、このガイドレールに沿って移動自在に嵌合保持されるスライダーと、ガイドレールに対してスライダーを任意の高さ位置で位置決め固定するための位置決め手段とを有しており、上記スライダーの正面が、手摺バーを壁面に固定する壁面取付具用の取付面として形成されている。
このような構成であるため、最初の手摺取付工事において、ガイドレールをその長手方向が上下を向くようにして壁面に固定し、このガイドレールに対してスライダーを保持させ、このスライダーに手摺バーを壁面に固定するための壁面取付具を取り付けておけば、その後、手摺の高さ調整が必要となったときには、ガイドレールに沿ってスライダーを移動させることで壁面取付具(即ち、手摺バー)の高さ調節が簡単安価に実施することができる。ここでスライダーを移動させてもガイドレールを移動させる訳ではないので壁面において日焼けや色あせ、汚れなどの痕跡を露出させるものではない。従って、見栄えが悪くなるということはない。
また、前記スライダーに対して手摺の壁面取付具を取り付ける構造としたことによって、取付高さ固定式として多種が存在する一般市販の手摺をそのまま使用して高さ調節が可能な手摺に変更することができる。
この場合、前記スライダーの取付面には、複数製造メーカーの壁面取付具との連結を可能とする連結用孔を設けておけば、取付高さ固定式の一般市販の手摺として、各製造メーカーの種々様々なタイプ、デザインが存在したとしても、それらに対する取付上の汎用性を持たせることができる。
なお、スライダーとして、複数製造メーカーの壁面取付具の連結用孔の孔配置に個別に対応させた複数種のものを準備しておいてもよい。この場合、いずれのスライダーもガイドレール及び位置決め手段との組合せを共通化する。このようにすることで、選択使用する各製造メーカーの手摺の壁面取付具のタイプに応じて、対応するスライダーを選択使用すればよいことになる。
また、本発明は、前記スライダーの取付面を盲板とし、任意位置に対してタッピングネジの螺合を可能としてもよい。
このようにすれば、選択使用する各製造メーカーの手摺の壁面取付具のタイプがどのようなものでも、取付現場にて最適な位置へタッピングネジを螺合させればよいことになり、汎用性は益々高くなる。
また、本発明における前記位置決め手段は、ロック状態とアンロック状態とに操作可能な操作レバーと、この操作レバーをロック状態に操作したときにはスライダーをガイドレールに圧接しアンロック状態に操作したときにはガイドレールに対するスライダーの圧接を解除するロックカムとを有しており、このロックカムは、ガイドレールの上下方向に適宜の間隔で設けられた複数個の位置決め孔のうちの1つに差し換えて挿通係止可能としてある。
このようにすると、手摺バーの高さ調整時、ロックカムの操作レバーを回動操作するだけでよく、ねじ回し(ドライバー)等の工具を用いなくてもガイドレールに対するスライダーの移動や位置決めができるので、手摺バーの高さ調節が簡単となり、一人暮らしの高齢者や介護者などでも簡単に手摺バーの高さ調節ができ、高額の手摺の付け替え工事費用を必要とせず好適である。
本発明に係る手摺取付装置であれば、一旦、壁面へ取り付けた後の手摺の高さを調節することが可能であって、高さ調節後の見栄えも悪くならない。また高さ調節が簡単に行える。そのうえ、取付高さ固定式として多種が存在する一般市販の手摺であっても、取付高さの調節ができるようになる。
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき説明する。
[第1実施形態]
図1乃至図3は本発明に係る手摺取付装置1の第1実施形態を示したもので、取付高さ固定式の一般市販の(高さ調節構造を持たない)手摺2を壁面に取り付けるのに用いられる。
なお、この手摺2は、手摺バー3の両端部を含む長手方向複数箇所に支持ステー4を具備した壁面取付具5が設けられており、従来であれば、この壁面取付具5に取付孔に木ねじ等の連結具6を差し込んで直接的に壁面へ取り付けるようにするが、本発明では、これら各壁面取付具5を以下に説明する手摺取付装置1を介して取り付けるようにするものである。
本発明に係る手摺取付装置1は、図2及び図3に示すように、ガイドレール10とスライダー11と位置決め手段12とで構成されている。
ガイドレール10は、長手方向が上下を向くようにして壁面に固定され、その上でスライダー10の上下方向への移動を案内させるために用いられる。本第1実施形態のガイドレール10は、アルミ合金やスチール等の各種金属材をはじめ樹脂材等を形成素材とする断面C型の条材(チャンネル材)を素材としており、正面にレール溝10aが形成されている。
ガイドレール10の背板部分10bには、壁面への取り付け時に木ねじ等を差し込むための取付孔15が設けられている。この取付孔15は、壁面中に埋設されている胴縁に対してうまく位置合わせできるように、上下方向の長孔として且つ上下方向に複数(例えば、胴縁の設置間隔に対応させた間隔で)設けられている。
なお、このガイドレール10には、スライダー11が落下するのを防止するための抜止部材16が取り付けられている。本第1実施形態においてガイドレール10は断面C型としたので、この抜止部材16はガイドレール10のレール内にガタツキ無く嵌る栓様のものとして、これを接着、ネジ止め、圧入、溶接等の適宜方法で固定するものを示した。また、本来、この抜止部材16はガイドレール10の下端側にだけ取り付ければよいが、ガイドレール10の使用上(壁面への固定)、上下向きを生じさせないようにし、また塵埃侵入防止用とするために両端部に設けてある。
スライダー11は、ガイドレール10に沿って移動自在に嵌合保持されるものであって、その正面が、手摺2の壁面取付具5の取付面11aとされている。本第1実施形態のスライダー11は、内嵌部材20と外嵌部材21とを有しており、これら両部材20,21が連結ボルト22とこの連結ボルト22に螺合するナット23とによって連結されている。
内嵌部材20は、平板状とされ、ガイドレール10のレール溝内にガタツキ無く挿通された状態で且つレール溝方向に移動自在な大きさ及び形状とされている。この内嵌部材20に対して連結ボルト22を貫通させるボルト通孔20aが設けられており、内嵌部材20の裏面に対してボルト通孔20aに合致する配置でナット23が回り止め固定(接着等するのが好適)されている。
外嵌部材21は、横断面コ字形とされ、ガイドレール10の正面に対してガタツキ無く抱きつく状態で外嵌され且つレール溝方向に移動自在となっている。この外嵌部材21の正面が、スライダー11の取付面11aを形成している。そのため、この外嵌部材21は、手摺2の壁面取付具5と同等以上の大きさに形成されている。
また、外嵌部材21は例えばアルミ合金などの金属、或いは、木材や樹脂等により形成し、取付面11aとされる正面板部分を所定厚の盲板としておき、この取付面11aの任意位置に手摺2の壁面取付具5をタッピングネジによって螺合固着して取り付けるようにしてもよい。この場合、上記手摺2の壁面取付具5のタッピングネジによる取り付けは、スライダー11の取付面11aに最初の手摺取り付け工事において、動力工具を利用して取り付ければよい。
位置決め手段12は、スライダー11をガイドレール10の所望の高さ位置で位置決め固定するためのものである。本第1実施形態では、第一位置決め手段12Aと第二位置決め手段12Bとを有している。
第一位置決め手段12Aは、スライダー11を構成する内嵌部材20と外嵌部材21とを連結する連結ボルト22とナット23との組合せによって構成されている。すなわち、この連結ボルト22とナット23との螺合を増すように締め込んでゆくと、内嵌部材20と外嵌部材21とが相互接近し、これらの間でガイドレール10の前面側のフランジ部10c、10cを内外から挟持させて固定する構成としてある。
第二位置決め手段12Bは、スライダー11の両側板11b、11bのネジ挿通孔26とガイドレール10の両側板10d、10dの位置決め孔28とにネジ27を螺合することによって、スライダー11をガイドレール10に確実に位置決め固定する構成としてある。ガイドレール10の位置決め孔28は、ガイドレール10の両側板10d、10dに高さ方向に所定間隔で設けられている。上記ネジ挿通孔26と位置決め孔28とは、何れか一方或いは双方をネジ孔としておけばよい。
このような構成を具備する本発明の手摺取付装置1では、最初の工事でガイドレール10をその長手方向が上下を向くようにして壁面に固定する。この場合、壁面の胴縁の高さ位置に合わせてガイドレール10の適宜の高さ位置の取付孔15を利用してネジ止めすることにより、ガイドレール10を壁面に固定する。そして、このガイドレール10に対してスライダー11を位置決め手段12(第一位置決め手段12A及び第二位置決め手段12B)により所望の高さ位置で位置決め固定する。その後、前記スライダー11に手摺バー3の壁面取付具5をネジ止めして取り付ける。
この場合、手摺2の高さを調節するには、位置決め手段12(第一位置決め手段12A及び第二位置決め手段12B)を操作して緩め、ガイドレール10に沿ってスライダー11を上下方向に移動させて手摺2(手摺バー3)を所望の高さに調節し、その後、位置決め手段12(第一位置決め手段12A及び第二位置決め手段12B)を操作して締め付けることで手摺2の高さを所望高さに調節することができる。
このようにスライダー11を移動させても、このスライダー11はガイドレール10に沿って移動するだけであるから壁面において日焼けや色あせ、汚れなどの痕跡が露出することはない。従って、見栄えが悪くなることはない。
[第2実施形態]
図4は、本発明に係る手摺取付装置1の第2実施形態を示している。この第2実施形態が上記した第1実施形態の手摺取付装置1と最も異なるところは、スライダー11の内嵌部材20に対し、ボルト通孔20aの代わりに直接、雌ねじ20bが設けられている点にある。すなわち、この雌ねじ20bに対して直接に連結ボルト22を螺合させることができるようになっている。他の構成は、第1実施態様と同一である。
[第3実施形態]
図5乃至図8は、本発明に係る手摺取付装置1の第3実施形態を示している。この第3実施形態は、操作レバー32とロックカム33とで位置決め手段12を構成している。
上記ロックカム33は、図5に示すように、ガイドレール10の両側板10d、10dを左右方向に貫通する軸形体とされ、一端に操作レバー32がL字状に突設されている。
ロックカム33は、図5、図8に示すように、断面形状が楕円形に形成されており、軸方向両端には円形の回動軸35、35が形成されている。この軸方向両端の回動軸35、35は、図7に示すように、ロックカム33の断面楕円形の短軸側寸法を直径として一連に形成されており、スライダー11の横孔26aとガイドレール10の位置決め孔28aとを貫通して両持ち状態で回動可能に支持されている。
スライダー11の横孔26aは、スライダー11の両側板11b、11bに左右対向して形成されており、その孔形状は、ロックカム33の楕円形よりもやや大きくされ、これによって、ロックカム33を左右方向に抜き差し可能で回動自在に支持している。
ガイドレール10の位置決め孔28aは、ガイドレール10の両側板10d、10dに左右対向して形成されており、その形状は、ロックカム33の楕円形よりもやや大きくされ、これによって、ロックカム33を左右方向に抜き差し可能で回動自在に支持している。
上記位置決め孔28aは、ガイドレール10の上下方向に沿って適宜間隔で複数個設置されている。
また、上記位置決め孔28aは、楕円形とされ、その楕円の長軸を上下方向とされ、楕円の短軸を孔幅方向とされ、この孔幅をロックカム33の断面楕円形の短軸側寸法よりやや大きく形成されており、ロックカム33を抜き差しするときには、互いにその楕円の長軸方向を一致させて行われ、不一致の状態では、抜き差し不能、即ち、抜け止めが行われるように構成されている。
スライダー11は、ガイドレール10に対して上下方向に摺動自在に外嵌された横断面コ字形の外嵌部材21とガイドレール10のレール溝10a内で上下方向に摺動自在に内嵌された内嵌部材20とで構成され、これらが上下の連結杆18,19で一体に連結されている。この上下の連結杆18,19は、横断面C型のガイドレール10の前面側の両側のフランジ部10c、10cの間の上下方向全長に亘るスリット状隙間からレール溝10aの内外に貫通して配置されており、これによって、内嵌部材20と外嵌部材21とが一体となってガイドレール10に沿って上下方向に摺動自在に嵌合されている。
前記位置決め手段12のロックカム33は、スライダー11の横孔26a及びガイドレール10の任意高さ位置の位置決め孔28aを貫通して挿入される。ロックカム33の挿入状態においては、ロックカム33は、スライダー11の外嵌部材21と内嵌部材20との前後方向の中間に挿入され、また、上下の連結杆18,19の上下方向の中間に挿入されている。
ロックカム33は、図8(A)に示す状態において、90度回動させることにより、楕円の長軸方向が垂直状態(アンロック状態)から水平状態(ロック状態)に変更され、スライダー11の内嵌部材20をガイドレール10の背板部分10bに圧接してスライダー11をガイドレール10に対して位置決め固定する。この場合、スライダー11の外嵌部材21も、ガイドレール10の前面のフランジ部10c、10cに圧接させるのが好ましいが、このように圧接させることは必須ではない。
なお、内嵌部材20の背面には、図8(B)に示すように、ゴム等の摩擦抵抗増大部材20aを固着したり、図8(C)に示すように、ローレット加工などの鋸歯状凹凸面や粗荒面などの高摩擦面20bとしておくのが好ましい。
本第3実施形態は、第1・第2実施形態のネジの代わりに、操作レバー32付きのロックカム33を用いてドライバーなどの工具を用いることなくガイドレール10に対するスライダー11の高さ位置を変更調節可能としたものである。
即ち、本発明の第3実施形態は、手摺バー3の高さ調整時、ロックカム33を操作レバー32によりロック状態からアンロック状態に回動操作してスライダー11の横孔26a及びガイドレール10の位置決め孔28aから、一旦、抜き取り、スライダー11をガイドレール10に沿って移動させ、所望の高さ位置に最も近い位置決め孔28aにスライダー11の横孔26aを合わせてロックカム33を差し込み、操作レバー32を90度回動させてロックカム33をアンロック状態からロック状態に変更し、スライダー11の内嵌部材20をガイドレール10の背板部分10bに圧接させる。
このように本発明の第3実施形態は、ドライバーなどの工具を用いることなく、ロックカム33の操作レバーを回動操作するだけで、壁面に取り付けられているガイドレール10に対して、スライダー11を所望の高さ位置に位置決め固定することができ、このスライダー11に取り付けられた手摺バー3の壁面取付具5の高さ位置を所望の位置に変更調節することができる。
[その他]
本発明は、上記した各実施形態に限定されるものではなく、実施の形態に応じて適宜変更可能である。
例えば、スライダー11の取付面11aには、複数種の壁面取付具5との連結を可能とする連結用孔(雌ねじやタッピングネジ用の下孔等)を設けておけばよい。このようにすれば、取付高さ固定式の一般的な手摺2として、種々様々な製造メーカー、タイプ、デザインが存在したとしても、それらに対する取付上の汎用性を持たせることができる。
スライダー11として、連結用孔(雌ねじやタッピングネジ用の下孔等)の孔配置を異ならせた複数種のものを準備しておいてもよい。この場合、いずれのスライダー11もガイドレール10及び位置決め手段12との組合せを共通化する。このようにすることで、使用する手摺2に応じて、対応するスライダー11を選択すればよいことになる。
本発明に係る手摺取付装置の第1実施形態を用いて手摺を壁面へ取り付けた状況を示した斜視図である。 第1実施形態の手摺取付装置を分解して示した斜視図である。 図1のA−A線拡大断面図である。 本発明に係る手摺取付装置の第2実施形態を図3と比較し易く描いた平面断面図である。 本発明に係る手摺取付装置の第3実施形態の斜視図である。 図5の分解斜視図である。 図5の第3実施形態の要部横断平面図である。 (A)は図7のB−B線断面図、(B)(C)は(A)の変形例図である。
符号の説明
1 手摺取付装置
3 手摺バー
5 壁面取付具
10 ガイドレール
11 スライダー
11a 取付面
12 位置決め手段
32 操作レバー
33 ロックカム

Claims (5)

  1. 上下動の案内に用いるガイドレール(10)と、このガイドレール(10)に沿って移動自在に嵌合保持されるスライダー(11)と、ガイドレール(10)に対してスライダー(11)を任意の高さ位置で位置決め固定するための位置決め手段(12)とを有しており、上記スライダー(11)の正面が、手摺バー(3)を壁面に固定する壁面取付具(5)用の取付面(11a)として形成されていることを特徴とする手摺取付装置。
  2. 前記スライダー(11)の取付面(11a)には、複数製造メーカーの壁面取付具(5)との連結を可能とする複数の連結用孔が設けられていることを特徴とする請求項1記載の手摺取付装置。
  3. 前記スライダー(11)の取付面(11a)には複数製造メーカーの壁面取付具(5)の連結用孔の孔配置に個別に対応させた複数種のものが準備されており、いずれのスライダー(11)もガイドレール(10)及び位置決め手段(12)との組合せが共通化されていることを特徴とする請求項1記載の手摺取付装置。
  4. 前記スライダー(11)の取付面(11a)が盲板とされており、任意位置に対してタッピングネジの螺合が可能とされていることを特徴とする請求項1記載の手摺取付装置。
  5. 前記位置決め手段(12)は、ロック状態とアンロック状態とに操作可能な操作レバー(32)と、この操作レバー(32)をロック状態に操作したときにはスライダー(11)をガイドレール(10)に圧接しアンロック状態に操作したときにはガイドレール(10)に対するスライダー(11)の圧接を解除するロックカム(33)とを有しており、このロックカム(33)は、ガイドレール(10)の上下方向に適宜の間隔で設けられた複数個の位置決め孔(36)(28a)のうちの1つに差し換えて挿通係止可能としてあることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の手摺取付装置。
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