JP2005344806A - ロールカバー及び該ロールカバーを含むロールの製造方法 - Google Patents

ロールカバー及び該ロールカバーを含むロールの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 ロールカバーの生産性に優れ、危険で面倒なロールカバーの化学的内面処理をすること無しにロール本体と十分な接着強度をもって接着可能であると共に、経時的に接着安定性に優れるフッ素ポリマーよりなるロ一ルカバーを提供することにある。
【解決手段】 本発明のロールカバー40は、少なくとも第1の層41と第2の層42とを有し、第1の層41はヒドロキシル基を含まない熱可塑性フッ素ポリマーにより形成され、第2の層42はヒドロキシル基を含む熱可塑性フッ素ポリマーにより形成されることを特徴とする。これにより、ロールカバー40の外周面(第1の層41)は非粘着性を有し、ロールカバー40の内周面(第2の層42)は化学的内面処理をすることなしにロール本体20と接着することが可能である。この結果、ロールカバー40の製造工程では化学的内面処理が不要となり、ロールカバー40の生産性を著しく向上させることが可能である。
【選択図】 図2

Description

本発明は、複写機やプリンタ等で、例えば、熱定着ロールや加圧ロール等として使用されるロールの一部を構成するロールカバー及び、該ロールカバーを含むロールの製造方法に関する。
複写機やプリンタ等には、トナーの加熱定着を行う熱ロール型定着装置が設けられており、当該定着装置には、例えば、熱定着ロールや該熱定着ロールに押圧される加圧ロール等(以下、「ロール」という)が配設されている。このようなロールは、丸棒状のロール本体とその外周面を被覆する管状のロールカバーで構成され、該ロールカバーはロール本体の外周面に接着されている。
このロール(ロールカバー)の外周面はトナー或いは紙等の記録媒体との非粘着性が求められるので、当該ロールカバーの素材としては、耐熱性、非粘着性等の特性を有するフッ素ポリマーが適しており、フッ素ポリマーからなる管体(チューブ)がロールカバーとして一般的に利用されている。一方、フッ素ポリマーはその特性として非接着性を有するので、フッ素ポリマーから成る管体(ロールカバー)をロール本体に接着するには、先ず、管状のロールカバーの内周面(管体の内面)を表面処理した後に、接着剤を用いてロール本体に接着する必要があった。
このようなフッ素ポリマーからなる管体の内面処理は、例えば、特許文献1に記載されており、ナトリウム(アルカリ金属)とナフタレンの錯体を有機溶剤に溶解させた溶液や、ナトリウム(アルカリ金属)を液体アンモニアに溶解させた液体アンモニア溶液を管体内部に封じ化学的内面処理をした後、更に、管体内部をアルコール、水、及び、アセトンで洗浄するという大変面倒な処理が従来より行われていた。
特開平10−60139号公報
従来のフッ素ポリマーからなるロールカバーでは、前述したように、ロールカバーをロール本体に接着するためにロールカバーの内面処理が必要であった。該内面処理は金属ナトリウムを用いるので危険を伴う上、アルコール、水、及び、アセトンによる洗浄工程が必要となり、このように大変面倒な内面処理工程によりロールカバーの生産性を著しく低下させていた。
また、特許文献1には、連続処理が可能で、生産性、作業性に優れ、処理液の劣化や処理斑が起こらず、しかも処理効果は大きいが、揮発性が大きいため従来の連続処理法では使用できなかったアルカリ金属の液体アンモニア溶液を用いて処理することができるフッ素樹脂チューブの連続内面処理方法が記載されている。しかし、液体アンモニア溶液を用いる当該連続内面処理方法は低温状態で内面処理を行う必要があるので大掛かりな設備が必要である。
また、アルカリ金属とナフタレンの錯体を有機溶剤に溶解させた溶液を用いる方法は、アルカリ金属の液体アンモニア溶液を用いる方法に比べ容易に実施可能であるが、当該方法では、例えば、熱や紫外線等によって、処理面の活性が経時的に劣化し、その結果ロール本体との接着性が低下するという欠点を有している。
更に、熱定着ロールなどの高温(約200℃)となるようなところに使用する場合、経時的にロール本体との接着強度が低下し、ロール本体から剥離して接着安定性に難点があった。
更にまた、化学的内面処理をした後に管体内部をアルコール、水、及びアセトンにより順次洗浄するという処理が必要となりロールカバーの生産性を著しく低下させるのみならず、化学的内面処理をする際に、例えば管体がピンチローラーに挟まれることによりチューブ表面を傷付けたり、折り目が付いたり、しわを寄せたりして、ロールカバーとして印刷品質を低下させる虞が生じていた。
本発明は、上述した事情からなされたものであり、本発明の第1の目的は、ロールカバーの生産性に優れ、危険で面倒なロールカバーの化学的内面処理をすること無しにロール本体と十分な接着強度をもって接着可能であると共に、経時的に接着安定性に優れるフッ素ポリマーよりなるロ一ルカバーを提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、ロールカバーの生産性に優れ、危険で面倒なロールカバーの化学的内面処理をすること無しにロール本体とロールカバーとを十分な接着強度をもって接着させることを可能とし、経時的に接着安定性に優れるロールの製造方法を提供することにある。
上記第1の目的達成のため、本発明のロールカバーは、丸棒状のロール本体を被覆し、熱可塑性フッ素ポリマーにより形成される管状のロールカバーにおいて、該ロールカバーは少なくとも第1の層と第2の層とを有し、前記第1の層はヒドロキシル基を含まない熱可塑性フッ素ポリマーにより形成され前記ロールカバーの外周面を構成し、前記第2の層はヒドロキシル基を含む熱可塑性フッ素ポリマーにより形成され前記ロールカバーの内周面を構成することを特徴としている。
これにより、外周面を構成する第1の層はヒドロキシル基を含まない熱可塑性フッ素ポリマーより形成されるので該ロールカバーの外周面は非粘着性を有し、一方、ロール本体と接触する内周面を構成する第2の層はヒドロキシル基を含む熱可塑性フッ素ポリマーより形成されるので、アルカリ金属の錯体を溶融した有機溶剤又はアルカリ金属の液体アンモニア溶液による化学的内面処理をすることなしにロール本体と接着することが可能である。この結果、ロールの製造工程において、アルカリ金属の錯体を溶融した有機溶剤又はアルカリ金属の液体アンモニア溶液による危険で面倒な化学的内面処理の工程を不要とし、ロールカバーの生産性を著しく向上させ且つロールの生産コストを低下させることが可能となる。
更に、化学的内面処理をすることがないので、高温下における接着安定性の経時的低下を生じることなくロール本体からのロールカバーの剥離の問題を解消することができる。
また、本発明のロールカバーは、前記第1の層がヒドロキシル基を含まないパーフロロアルコキシアルカンポリマー(PFA)により形成され、前記第2の層がヒドロキシル基を有する含フッ素単量体と、テトラフロロエチレンと、パーフロロアルキルビニルエーテルとの共重合体により形成されることを特徴としている。この第1の層と第2の層は、例えば2層押し出し成形により溶融一体化するので、前記第1の層と第2の層は強固に接合され、更に、耐久性、耐熱性に優れたロールカバーを提供することが可能となる。
更に、本発明のロールカバーは、前記第1の層が、AMERICAN SOCIETYFOR TESTING AND MATERIALS(ASTM)D3307に定める方法で測定したメルトフローレイト(MFR)が10以下である熱可塑性フッ素ポリマーにより形成されることを特徴としている。
これにより、更に、耐久性の優れたロールカバーを提供することが可能である。
また、上記第2の目的達成のため、本発明のロールの製造方法は、ロール本体とロールカバーを含むロールの製造方法において、ロール本体に請求項1乃至3に記載のロールカバーを被覆させ、前記ロールカバーの第2の層を形成する熱可塑性フッ素ポリマーのガラス転移点以上且つ融点以下の温度で熱処理することを特徴としている。
これにより、ロールカバーとロール本体とを十分に接着することが可能になるので、ロールの製造工程においてアルカリ金属の錯体を溶融した有機溶剤又はアルカリ金属の液体アンモニア溶液による危険で面倒な化学的内面処理の工程を不要とし、ロールの生産性を著しく向上させることが可能となる。この結果、ロールの生産コストを低下させることができ、更に、環境対策に優れた製造設備とすることが可能となる。
本発明によれば、ロールカバーの生産性に優れ、危険で面倒なロールカバーの化学的内面処理をすること無しにロール本体と十分な接着強度をもって接着可能であり、経時的に接着安定性に優れることを特徴とするフッ素ポリマーよりなるロ一ルカバーを提供することが可能である。そして、ロールの製造工程において化学的内面処理の工程が不要となるので、ロールの生産性を著しく向上させることが可能となり、更に、ロールの生産コストを低下させることも可能となる。
また、本発明によれば、化学的内面処理をしなくてもロールカバーとロール本体とを十分な接着強度をもって接着することが可能となるので、ロールの製造工程において化学的内面処理を不要とし、ロールの生産性を著しく向上させることが可能となると共に、経時的に接着安定性を向上させることも可能である。これにより、ロールの生産コストを低下させることが可能となると共に、高温下の使用においてロール本体からロールカバーが剥離することなく、長寿命化を図ることができ、また、環境対策に優れた製造設備を提供することも可能となる。
以下、本発明に係るロールカバー、及び、該ロールカバーを含むロールの一の実施形態について説明する。なお、以下に説明する実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
はじめに、本発明の一の実施形態について図1及び図2を参照しながら説明する。図1は、本発明の一の実施形態に係るロール100の一部を示す斜視図である。図2は、図1に示すX−X線矢視図であってロール100の一断面を示す断面図である。
図1にその概略を示すロール100は、例えば、複写機やプリンタ等(以下、「記録装置」という)の熱定着ロールや該熱定着ロールに押圧される加圧ロールとして利用されるロールであって、図1に示すように、芯金10、ロール本体20、ロールカバー40より略構成される。
芯金10は、金属等の材料からなる中空又は中実の丸棒等であって、好適にはアルミニウムにより形成されるが、ロール100を支える芯部となるものであればどのようなものであってもよい。
ロール本体20は芯金10の外周面に固着して形成された円筒状の弾性体であって、好適にはシリコン樹脂で形成されている。しかし、ロール本体20は弾性体に限定されず、金属等により形成されていてもよい。また、図1、図2に示す実施形態では、ロール本体20と芯金10とがそれぞれ構成されているが、後述するような芯金10をロール本体20として利用するロール100の形態であってもよい。
ロールカバー40は、図1、図2に示すように、ロール本体20(芯金10をロール本体20として利用するロール100の場合には芯金10がロール本体20となる。以下同様)の周りに形成された管体であって、ロールカバー40の外層を構成する第1の層41とロールカバー40の内層を構成する第2の層42とから構成される。第2の層42は接着剤層30又はプライマーを介してロール本体20の外周面に接着されている。なお、この第2の層42は、接着剤層30又はプライマーを介さずにロール本体20の外周面に直接接着することも可能である。これにより、芯金10、ロール本体20、ロールカバー40は結合され、芯金10をその軸方向に関して回転させればロールカバー40も芯金10、ロール本体20と一体となって回転する。
上述したように、本実施形態のロールカバー40は外層を形成する第1の層41と内層を形成する第2の層42とからなり、第1の層41はヒドロキシル基を含まない熱可塑性フッ素ポリマーより形成され、更に、第2の層42はヒドロキシル基を含む熱可塑性フッ素ポリマーより形成されているので、ロール100を製造する工程から従来のロールカバーの内面処理を省くことを可能とした。以下に、本発明に係るロールカバー40の特徴部分について説明する。
本発明の発明者は、ヒドロキシル基を含む熱可塑性フッ素ポリマーを素材としたロールカバーについて、鋭意、研究、開発を行った結果、ヒドロキシル基を含む熱可塑性フッ素ポリマーから成るロールカバーは、前述の表面処理をすることなしに所定の状況下において接着剤層30又はプライマーを介して或いは直接ロール本体20に接着しうることを見出した。
そこで、本発明者は、記録媒体と接触するロールカバー40の外周面側の第1の層41をヒドロキシル基を含まない熱可塑性フッ素ポリマーにより形成し、ロール本体20と接着剤層30又はプライマーを介して接着する或いは接着剤層30又はプライマーを介さず接着する第2の層42はヒドロキシル基を含む熱可塑性フッ素ポリマーにより形成した。なお、ヒドロキシル基を含まない熱可塑性フッ素ポリマーは非粘着性の特性を保持する。
また、本発明者は、ヒドロキシル基を含まない熱可塑性フッ素ポリマーより形成された第1の層41とヒドロキシル基を含む熱可塑性フッ素ポリマーより形成された第2の層42よりなるロールカバー40は通常の2層押し出し法等によって生産可能であること、更に、第1の層41と第2の層42は融着され一体的に結合されることを見出した。
次に、本発明に係るロールカバー40の好ましい形態の例について説明する。はじめに、ロールカバー40の外層を構成する第1の層41に適用可能なヒドロキシル基を含まない熱可塑性フッ素ポリマーは、パーフロロアルコキシアルカンポリマー(PFA)、パーフロロエチレンプロピレンコポリマー、エチレンーテトラフロロエチレンコポリマー、ポリフッ化ビニリデン等である。この中でも耐久性の観点より、パーフロロアルコキシアルカンポリマー(PFA)又はエチレンーテトラフロロエチレンコポリマー(ETFE)が好ましく、非粘着性、耐熱性の観点を加味するとパーフロロアルコキシアルカンポリマー(PFA)が最も好適である。なお、第1の層41を形成するヒドロキシル基を含まない熱可塑性フッ素ポリマーには、導電性を付与する為にカーボン系フィラーを混合させても差し支えない。
更に、ロールカバー40の耐久性を追及すれば、第1の層41の素材は、ASTM D3307に定める方法で測定したメルトフローレイト(以下、「MFR」という)が10以下であることが好ましい。また、ロールカバー40の押出加工による十分な生産性を維持する為にMFRが0.2以上であることが好ましい。
次に、ロールカバー40として使用される管体の径は、ロール本体20の大きさによって任意に調整することが可能である。また、ロールカバー40の厚さはロール100の種類やその使用態様によって任意に選択することが可能であるが、一般的には10〜300μmが好ましく、より好ましくは20〜150μmが好適である。更に、ロールカバー40の厚さは、耐久性、耐摩耗性の観点より、第1の層41の厚さがロールカバー40の厚さの3分の1以上であることが好ましい。また、第2の層42の厚さは、ロール本体20との十分な接着強度を確保する為に0.01μm以上であることが好ましい。
また、ロールカバー40は熱によって、径方向や軸方向に収縮するタイプであっても収縮しないタイプであっても良い。ロール100の種類やその使用態様によって任意にロールカバー40の収縮性タイプを選択することが可能である。
また、ロールカバー40の第1の層41のヒドロキシル基を含まない熱可塑性フッ素ポリマーは、ヒドロキシル基を含む単量体(モノマー)とヒドロキシル基を含まない単量体(モノマー)との共重合で得ることができる。ヒドロキシル基を含む単量体の例を以下に示すが、ヒドロキシル基を含む単量体はこれらに制限されることなく、適用可能なその他のヒドロキシル基を含む単量体であってもよい。
Figure 2005344806
ヒドロキシル基を含まない単量体としてはエチレン、プロピレン、テトラフロロエチレン、ヘキサフロロプロピレン、パーフロロアルキルビニルエーテル、クロロトリフロロエチレン、ふっ化ビニリデン等の中から一つを選択して用いるか、又は、これらの中から二つ以上の組合せを選択して用いることができる。好適には、テトラフロロエチレンとパーフロロアルキルビニルエーテルの組合せが、耐熱性の観点より優れている。
次に、本発明に係るロールカバー40の製造方法について説明する。本発明に係るロールカバー40は、通常の2層押出法により製造することができる。例えば、加熱ヒーターを備えたシリンダー内にスクリューを入れた2台の押出機を、通常用いられる2層金型内に、各押出機から夫々の材料が流し込めるように取り付ける。そして、第1の層41の材料と第2の層42の材料を各々の押出機から2層金型内に押出し、2層金型内で2層に分配する。2層に分配された被成型体をサイジングダイ等を用いて所望の寸法形状に賦形する。所望の寸法形状に賦形する方法としては、真空サイジング法、インサイドマンドレル法等の方法を用いることもできる。
次に、本発明に係るロール100の製造方法について説明する。ロール100の製造方法は、従来より実施されているロールの製造方法を応用したものである。従来のロール製造方法としては、例えば、以下3つの製造方法が一般的に実施されている。
第1の製造方法は、例えば、中央部の金属性芯金10の外周に一定の厚さのシリコーンゴム、シリコーンフォーム、ウレタンゴム、フッ素ゴム等の弾性層からなるロール本体20を形成させた後、その表面に接着剤層30を設け、続いて、ロールカバー40をロール本体20に被覆させる方法である。
第2の製造方法は、例えば、中央部の金属性芯金10に直接接着剤層30の層を設け、ロールカバー40を芯金10に被覆させる方法である。すなわち、当該方法はロール本体20を形成させることなく芯金10をロール本体20として利用するものであって、芯金10に直接ロールカバー40を被覆させる方法である。
第3の製造方法は、例えば、中央部の金属性芯金10に所定の間隔を有するようにロールカバー40を配置し、その間にロール本体20の材料、例えば未加硫シリコーンゴムを流し込み、その後加硫してロール本体20を形成させる方法である。
なお、上記第1乃至第3の製造方法において、ロール本体20(又は芯金10)とロールカバー40とを接着させる際にプライマーを使用しても差し支えない。
次に、本発明に係るロール100の製造方法の特徴部分について説明する。本発明者は、本発明に係るロールカバー40とロール本体20とを強固に接着させることができる方法について鋭意研究を行った。この結果、本発明者は、ロールカバー40とロール本体20とを強固に接着させるには、ロールカバー40の第2の層42の熱可塑性フッ素ポリマーのガラス転移点以上且つ融点以下の温度で接着させることが好ましいことを見出した。すなわち、ガラス転移点以下の温度でロールカバー40を接着させると十分な接着強度が得られないか、又は、接着させるのに非常に長い時間が必要となる。また、融点以上の温度で接着させるとロールカバー40が変形してしまい、平滑な外周表面を有するロール100を得ることが難しくなる。
そこで、本発明に係るロール100の製造方法では、ロール本体20にロールカバー40を被覆させ、ロールカバー40の第2の層42を形成する熱可塑性フッ素ポリマーのガラス転移点以上且つ融点以下の温度で熱処理することを特徴としている。なお、前述した第3の製造方法によりロール100を作成した後に、ロールカバー40の第2の層42を形成する熱可塑性フッ素ポリマーのガラス転移点以上且つ融点以下の温度でロール100を熱処理することでも良い。
次に、本発明の実施例について説明する。
[実施例1]ロールカバーA
第1の層の素材にPFA(旭硝子社製フルオン(登録商標)P−802UP、MFR=2.0)、第2の層の素材にヒドロキシル基を含む熱可塑製フッ素ポリマー(ダイキン工業社製ネオフロン(登録商標)RAP(50μmフィルムを周波数0.25Hz、振幅5gの引張動的粘弾性試験で測定したガラス転移点が60℃))を選択し、2層押出機を用いて、外径29mm、第1の層の厚さ45μm、第2の層の厚さ5μmの2層構造よりなるロールカバーAを得た。
[実施例2]ロールカバーB
第1の層の素材にPFA(三井デュポンフロロケミカル社製テフロン(登録商標)445HPJ、MFR=4.8)、第2の層の素材にヒドロキシル基を含む熱可塑製フッ素ポリマー(ダイキン工業社製ネオフロン(登録商標)RAPと旭硝子社製フルオン(登録商標)P−62Xを重量比1対1で混含させた材料(30μmフィルムを周波数0.25Hz、振幅3gの引張動的粘弾性試験で測定したガラス転移点が68℃))を選択し、2層押出機を用いて、外径50mm、第1の層の厚さ50μm、第2の層の厚さ20μmの2層構造よりなるロールカバーBを得た。
[比較例]ロールカバーC
PFA(旭硝子社製フルオン(登録商標)P−802UP、MFR=2.0)を用いて、外径29mm、厚さ50μmの1層構造よりなるロールカバーCを得た。次に、フッ素ポリマー表面処理剤(潤工社製テトラエッチ(登録商標)、ナトリウム・ナフタレン錯体を溶剤に溶かした液体)を使ってロールカバーCの内周面のみを10秒間表面処理した後、メタノール、水、アセトンの順で洗浄し乾燥させた。
[ロールの製作]
円筒状の金型の中央にアルミ製の芯金10を配置し、その周辺に所定の加硫剤と補強剤を混合した未加硫シリコーンゴムを充填した後加硫してロール本体20を得た。次に、このロール本体20の表面に接着用シリコーン(東芝シリコーン社製TSE3877)を塗布して接着剤層30を形成させ、その外側に上記ロールカバーA〜Cを被覆し、室温で1日放置後、1)100℃で1時問の熱処理、2)150℃で30分間の熱処理、3)熱処理無しの各条件でロールを製作した。
[評価試験]ロール本体とロールカバーとの接着強度試験及び耐熱試験
作成した直後のロールと230℃の恒温槽に1000時間放置したロールとを幅10mm、長さ100mmで切出し、ロール本体とロールカバーを一部はがした後、夫々の端を引張試験機のチャックに挟み、引張強度50mm/分で接着強度を測定した。
[試験結果]
実施例1のロールカバーAの試験結果を表1に示す。
Figure 2005344806
表1に示したように、ロールカバーAは、100℃で1時問の熱処理を行った場合、150℃で30分間の熱処理を行った場合の双方において、複写機などのロールに使用するロールカバーとして供することができる初期接着強度(10N)を有し、耐熱試験においても良好な結果を得た。このように、実施例1のロールカバーAは所定の熱処理を行うことで、良好な接着結果を示した。
次に、実施例2のロールカバーBの試験結果を表2に示す。
Figure 2005344806
表2に示したように、ロールカバーBは、ロールカバーAと同様に、100℃で1時問の熱処理を行った場合、150℃で30分間の熱処理を行った場合の双方において、初期接着強度(10N)を有し、耐熱試験においても良好な結果を得た。
次に、比較例のロールカバーCの試験結果を表3に示す。
Figure 2005344806
表3に示したように、ロールカバーCは、複写機などのロールに使用するロールカバーとして供することができる初期接着強度(10N)を有するものの、耐熱試験においては不合格となった。
以上、本発明の実施形態と実施例について説明したが、本発明によれば、ロールカバーの生産性に優れ、危険で面倒なロールカバーの化学的内面処理をすること無しにロール本体と十分な接着強度をもって接着可能であることを特徴とするフッ素ポリマーよりなるロ一ルカバー40を提供することが可能である。更に、化学的内面処理をする必要がないので、高温下の経時的な接着安定性の低下の心配がなく、長寿命化を図ることが可能となる。そして、ロールカバー40の製造工程において化学的内面処理の工程が不要となるので、ロールカバー40の生産性を著しく向上させることが可能となり、更に、ロールカバー40の生産コストを低下させることも可能となる。また、環境対策に優れた製造設備を提供することも可能となる。
なお、本発明の範囲は上述した実施形態や実施例に限定されることはなく、特許請求の範囲の記載に反しない限り、他の様々な実施形態に適用可能である。例えば、本発明の実施形態では、ロールカバー40は第1の層41と第2の層42とから構成される2層構造となっていたが、ロールカバー40は2層構造に限定されず、少なくとも第1の層と第2の層とを有する多層構造であれば、例えば、第1の層をヒドロキシル基を含まない熱可塑性フッ素ポリマーとし、中間の層をカーボン系フィラーを含む熱可塑性フッ素ポリマーとし、第2の層をヒドロキシル基を含む熱可塑性フッ素ポリマーとした3層のものや、それ以上の層構造をもつものであってもよい。
また、本実施形態では、ロール100はロール本体20と芯金10とをそれぞれ有していたが、芯金10をロール本体20として利用するロール100の形態であって、芯金10がロール本体20として機能するような構成であってもよい。
また、本発明は、ヒドロキシル基を含む熱可塑性フッ素ポリマーとヒドロキシル基を含まない熱可塑性フッ素ポリマーとを用いることにより実施が可能となるが、当該ヒドロキシル基を含む熱可塑性フッ素ポリマー及び/又は当該ヒドロキシル基を含まない熱可塑性フッ素ポリマーは、本明細書に例示した熱可塑性フッ素ポリマーに限定されず、本発明に適用可能な熱可塑性フッ素ポリマーであればどのようなものであってもよい。
本発明に係るロールカバー及び該ロールカバーを含むロールは、コピー機やプリンター等の加熱、加圧定着部で使用される他、種々の分野で使用されるフッ素ポリマーよりなるロール製品に適用が可能である。また、これらのロール製品の製造に本発明に係るロールの製造方法は適用可能である。
本発明の一の実施形態に係るロール100の一部を示す斜視図である。 図1に示すX−X線矢視図であってロール100の一断面を示す断面図である
符号の説明
10 芯金、20 ロール本体、30 接着剤層、40 ロールカバー、41 第1の層、42 第2の層

Claims (4)

  1. 丸棒状のロール本体を被覆し、熱可塑性フッ素ポリマーにより形成される管状のロールカバーにおいて、
    該ロールカバーは少なくとも第1の層と第2の層とを有し、
    前記第1の層はヒドロキシル基を含まない熱可塑性フッ素ポリマーにより形成され前記ロールカバーの外周面を構成し、
    前記第2の層はヒドロキシル基を含む熱可塑性フッ素ポリマーにより形成され前記ロールカバーの内周面を構成することを特徴とするロールカバー。
  2. 前記第1の層はヒドロキシル基を含まないパーフロロアルコキシアルカンポリマー(PFA)により形成され、
    前記第2の層はヒドロキシル基を有する含フッ素単量体と、テトラフロロエチレンと、パーフロロアルキルビニルエーテルとの共重合体により形成されることを特徴とする請求項1に記載のロールカバー。
  3. 前記第1の層は、ASTM D3307に定める方法で測定したメルトフローレイト(MFR)が10以下である熱可塑性フッ素ポリマーにより形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載のロールカバー。
  4. ロール本体とロールカバーを含むロールの製造方法において、
    ロール本体に請求項1乃至3に記載のロールカバーを被覆させ、
    前記ロールカバーの第2の層を形成する熱可塑性フッ素ポリマーのガラス転移点以上且つ融点以下の温度で熱処理することを特徴とするロールの製造方法。
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