JP2005344733A - ダストカバー - Google Patents

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克也 今西
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Abstract

【課題】 ヘッドキャップからの抜け防止の向上を図ることができるダストカバーを提供する。
【解決手段】 油圧緩衝器2のピストンロッド5に取付けたヘッドキャップ6に圧入固定されるダストカバー1Aのダストカバー蓋部16Aに、アイ4を挿通させる矩形開口部21を形成した。ダストカバー蓋部16Aに矩形開口部21を形成したことにより、ダストカバー蓋部にアイ4を挿通させる円形の開口部を形成した従来技術に比して、ダストカバー1Aのヘッドキャップ蓋部7への掛かり代が、大きくなる。このため、ダストカバー1Aのヘッドキャップ6に対する抜け荷重は、その分、高くなり、これにより、ダストカバー1Aはヘッドキャップ6から抜け難くなり、ダストカバー1Aのヘッドキャップ6からの抜け防止を向上できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両用サスペンション装置に備えられる油圧緩衝器等の緩衝器に、ピストンロッドのシリンダに対する挿入部分を覆うように設けられるダストカバーに関する。
従来のダストカバーの一例として、ピストンロッドの突出先端部分に対して、シリンダに向かって開口するカップ状の保持金具を固定し、該保持金具の開口縁部を外周側に拡げて支持板部を形成し、支持板部に対して軸方向一端部を係止することにより、保持金具を介してピストンロッドに支持された樹脂製のダストカバーがある(特許文献1)。
また、他のタイプのダストカバーとして、図3及び図4に示すダストカバー1がある。このダストカバー1は、樹脂製とされ、自動車用サスペンション装置の油圧緩衝器に用いられるようになっている。そして、図3及び図4に示すように、ダストカバー1は、油圧緩衝器2のシリンダ3から進退可能に突出しアイ4(車体に対する取付部材)を一端部に固着したピストンロッド5に取付けられた有蓋筒状のヘッドキャップ6に圧入固定されている。アイ4は、ピストンロッド5の軸方向に見たとき、その外縁形状が四角形となっている。ヘッドキャップ6の蓋をヘッドキャップ蓋部7といい、ヘッドキャップ6のヘッドキャップ蓋部7の外周側に連接する筒部を、ヘッドキャップ筒部8という。
ダストカバー1は、所定長さの筒状のダストカバー本体10と、ダストカバー本体10の一端部(シリンダ3と反対側)に形成された圧入用筒部11と、から大略構成されている。圧入用筒部11は、ダストカバー本体10から径方向外方に延びる環状板部13と、環状板部13の外周部に直立するように連接された筒状の圧入用筒部本体14と、圧入用筒部本体14の端部から径方向内方に延設され、中央部にアイ4を挿通する円形の開口部15が形成された蓋部(以下、ダストカバー蓋部という。)16と、から構成されている。圧入用筒部11(環状板部13、圧入用筒部本体14及びダストカバー蓋部16)の内側に環状凹部17が形成されている。
ダストカバー1は、ダストカバー本体10の他端側(図4下側)から、アイ4を固着したピストンロッド5が挿入され、アイ4がダストカバー蓋部16の開口部15(以下、ダストカバー蓋部開口部15という。)を通して、ダストカバー蓋部16から突出され、環状凹部17にヘッドキャップ6の外周部(ヘッドキャップ筒部8及びヘッドキャップ蓋部7)を挿入させる、すなわち圧入用筒部11がヘッドキャップ筒部8及びヘッドキャップ蓋部7を挟み付けるようにして、ヘッドキャップ6の外周部に圧入固定されている。これにより、ダストカバー1は、ヘッドキャップ6ひいてはピストンロッド5に保持されている。
特開2000−88031号公報
上述した図3及び図4に示す従来技術では、ダストカバー蓋部16に、アイ4を挿通する円形のダストカバー蓋部開口部15を形成している。このため、ダストカバー蓋部16の実質の面積は小さくなる。すなわちダストカバー1のヘッドキャップ蓋部7への掛かり代は、少なくなり、ダストカバー1は、ヘッドキャップ6から抜け易く(ひいてはピストンロッド5から離脱し易く)、改善が求められているというのが実情であった。
また、特許文献1のダストカバーは、その保持金具ひいてはピストンロッドに対する支持を、保持金具の開口縁部を外周側に拡げて形成される支持板部に軸方向一端部を係止することにより行なっている。そして、支持板部は、上述したように保持金具の開口縁部を外周側に拡げて形成していることから、その大きさは小さく、ダストカバーの支持板部に対する係止部分は狭い。このため、特許文献1のダストカバーは、ピストンロッドから離脱し易く、図3及び図4に示す従来技術と同様の解決課題を有している。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、ヘッドキャップからの抜け防止の向上を図ることができるダストカバーを提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、シリンダから進退可能に突出し取付部材を一端側に保持したピストンロッドに取付けられたヘッドキャップに蓋部が重なるようにして該ヘッドキャップに圧入固定される有蓋筒状の樹脂製のダストカバーであって、該ダストカバーの蓋部に、非円形で前記取付部材を挿通し得る大きさの開口部を形成したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のダストカバーにおいて、前記開口部の開口形状を前記取付部材を前記ピストンロッドの軸方向に見たときの外縁形状に略沿う形状としたことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1記載のダストカバーにおいて、前記開口部の開口形状を略四角形としたことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、該ダストカバーの蓋部に、非円形で前記取付部材を挿通し得る大きさの開口部を形成しているので、ヘッドキャップを挿通するように開口部を円形に形成した場合に比して、ダストカバーのヘッドキャップの蓋部への掛かり代を大きくすることが可能であり、これにより、ダストカバーのヘッドキャップからの抜け防止の向上を図ることができる。
請求項2記載の発明によれば、開口部の開口形状を前記取付部材を前記ピストンロッドの軸方向に見たときの外縁形状に略沿う形状としており、開口部の大きさを取付部材を挿通し得る必要最小限の大きさにすることが可能であるので、これによりダストカバーのヘッドキャップの蓋部への掛かり代が大きくなり、ダストカバーのヘッドキャップからの抜け防止の向上を図ることができる。
請求項3記載の発明によれば、前記開口部の開口形状を略四角形としており、ヘッドキャップを挿通するように開口部を円形に形成した場合に比して、ダストカバーのヘッドキャップの蓋部への掛かり代が大きくなるので、ダストカバーのヘッドキャップからの抜け防止を向上できる。
以下、本発明の一実施の形態に係るダストカバーを図1及び図2に基づいて説明する。なお、図3及び図4に示す部材及び部分と同等の部分については同一の符号を用い、その説明は、適宜、省略する。
図1及び図2において、このダストカバー1Aは、樹脂製とされ、自動車用サスペンション装置の油圧緩衝器2に用いられるようになっており、図1及び図2に示すように、油圧緩衝器2のシリンダ3から進退可能に突出しアイ4(車体に対する取付部材)を一端部に固着したピストンロッド5に取付けられた有蓋筒状のヘッドキャップ6に圧入固定されている。アイ4は、図1に示すように、ピストンロッド5の軸方向に見たとき、その外縁形状が長方形(この長方形を、以下、便宜上、アイ軸方向視長方形20という。)となっている。
ダストカバー1Aは、所定長さの筒状のダストカバー本体10と、ダストカバー本体10の一端部(シリンダ3と反対側)に形成された圧入用筒部11Aと、から構成されている。圧入用筒部11Aは、ダストカバー本体10から径方向外方に延びる環状板部13と、環状板部13の外周部に直立するように連接された筒状の圧入用筒部本体14と、圧入用筒部本体14の端部に径方向内方に延設され、中央部に矩形開口部21が形成された蓋部(以下、ダストカバー蓋部16Aという。)と、から構成されている。圧入用筒部11A(環状板部13、圧入用筒部本体14及びダストカバー蓋部16A)の内側に環状凹部17Aが形成されている。
矩形開口部21は、図1に示すように、アイ4をピストンロッド5の軸方向に見たときの外縁形状(アイ軸方向視長方形20)に沿う形状(長方形)で、当該外縁形状(アイ軸方向視長方形20)より僅かに大きい大きさとされアイ4との間に所定のクリアランスを確保しておりアイ4を挿通し得るようになっている。そして、矩形開口部21の開口形状を、アイ4をピストンロッド5の軸方向に見たときの外縁形状(アイ軸方向視長方形20)に沿う形状(長方形)としているので、矩形開口部21の大きさを、アイ4を挿通し得る必要最小限の大きさにすることができ、これによりダストカバー1Aのヘッドキャップ蓋部7への掛かり代が大きくなり、ダストカバー1Aのヘッドキャップ6からの抜け防止の向上を図ることができる。
ダストカバー1Aは、ダストカバー本体10の他端側(図1下側)から、アイ4を固着したピストンロッド5が挿入され、アイ4が矩形開口部21を通して、ダストカバー蓋部16Aから突出され、環状凹部17Aにヘッドキャップ6の外周部(ヘッドキャップ筒部8及びヘッドキャップ蓋部7)を挿入させる、すなわち圧入用筒部11Aがヘッドキャップ筒部8及びヘッドキャップ蓋部7を挟み付けるようにして、ヘッドキャップ6の外周部に圧入固定されている。これにより、ダストカバー1Aは、ヘッドキャップ6ひいてはピストンロッド5に保持されている。
そして、ダストカバー蓋部16Aに上述したように構成された矩形開口部21を形成したことにより、前記図3及び図4に示す従来技術に比べて、ダストカバー蓋部16Aの実質の面積、ひいてはダストカバー1Aのヘッドキャップ蓋部7への掛かり代は、大きくなる。すなわち、前記図3及び図4に示す従来技術では、ヘッドキャップ蓋部7のダストカバー蓋部開口部15と、前記アイ軸方向視長方形20の辺部(短辺部及び長辺部)との間に形成される円弧状部分22が空間であるのに対して、この実施の形態では、当該円弧状部分22がダストカバー1Aに係止されることになり、この分、ダストカバー1Aのヘッドキャップ蓋部7への掛かり代は、大きくなる。このため、ダストカバー1Aのヘッドキャップ6に対する抜け荷重は、その分、高くなり、これにより、ダストカバー1Aはヘッドキャップ6から抜け難くなり、ダストカバー1Aのヘッドキャップ6からの抜け防止を向上できる。
なお、上記実施の形態では、アイ4をピストンロッド5の軸方向に見たときの外縁形状が長方形であり、これに対応して、アイ4の前記外縁形状(アイ軸方向視長方形20)に沿う形状(長方形)の矩形開口部21をダストカバー蓋部16Aに形成した場合を例にしたが、本発明はこれに限られない。例えば、アイ4が、ピストンロッド5の軸方向に見たときの外縁形状が長方形以外の他の形状である場合、当該他の形状に沿う形状の開口部をダストカバー蓋部に形成するように構成してもよい。
本発明の一実施の形態に係るダストカバーを示す平面図である。 図1のダストカバーを模式的に示す断面図である。 ダストカバーの従来の一例を示す平面図である。 図3のダストカバーを模式的に示す断面図である。
符号の説明
1A…ダストカバー、16A…ダストカバー蓋部、4…アイ(取付部材)、5…ピストンロッド、20…アイ軸方向視長方形(取付部材をピストンロッドの軸方向に見たときの外縁形状)、21…矩形開口部(開口部)。

Claims (3)

  1. シリンダから進退可能に突出し取付部材を一端側に保持したピストンロッドに取付けられたヘッドキャップに蓋部が重なるようにして該ヘッドキャップに圧入固定される有蓋筒状の樹脂製のダストカバーであって、
    該ダストカバーの蓋部に、非円形で前記取付部材を挿通し得る大きさの開口部を形成したことを特徴とするダストカバー。
  2. 前記開口部の開口形状を前記取付部材を前記ピストンロッドの軸方向に見たときの外縁形状に略沿う形状としたことを特徴とする請求項1記載のダストカバー。
  3. 前記開口部の開口形状を略四角形としたことを特徴とする請求項1記載のダストカバー。

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007247842A (ja) * 2006-03-17 2007-09-27 Hitachi Ltd シリンダ装置
JP2011012718A (ja) * 2009-06-30 2011-01-20 Hitachi Automotive Systems Ltd シリンダ装置およびシリンダ装置の製造方法
KR101227164B1 (ko) * 2008-03-24 2013-01-28 주식회사 만도 쇽업소버의 헤드 캡
JP2015140872A (ja) * 2014-01-29 2015-08-03 株式会社ショーワ 懸架装置

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