JP2005342330A - 表示装置付遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】冷却効率を損なうことなく、表示装置内部へのゴミの進入が抑制可能となる表示装置付遊技機の提供。
【解決手段】ミドルケース120の側壁121に吸気口123を設け、背面120Aに排気口126を設け、導電性を有するゴミがミドルケース120の内部に進入しないようにする。ここで、放熱板131及び冷却ファン133の両方をブラケット132に近接して固定するとともに、放熱板131をLSI101A,101Bに接触させ、空冷ユニット130の伝熱効果及び放熱効果を良好にし、且つ、排気口126を背面120Aに設けることにより、吸気口123から排気口126までの距離を短くし、冷却空気の流通抵抗を低減させ、以上により、良好な冷却効率を確保する。
【選択図】 図7

Description

本発明は、様々な画像の表示が可能な表示装置を備えたスロットマシン及びパチンコ機等の表示装置付遊技機に関するものである。
従来から、スロットマシンやパチンコ遊技機等の遊技機は、人々に娯楽を提供するための手段として利用されている。このような遊技機としては、様々な画像の表示が可能な表示装置を備えたものが知られている。
例えば、パチンコ球を発射することで遊技を実行するパチンコ機は、ゲージ盤の中央に設けられた液晶ディスプレイ装置等の表示装置を備えたものが一般的となっている。このような表示装置を遊技機に設けることにより、遊技の進行状態等を遊技者に視覚的に報知することができる。
遊技機に設けられる表示装置は、一般的に、グラフィック処理等の高速演算を行うLSI等の電子素子を含んで構成された電子回路と、この電子回路が形成された基板を内部に収納するケースと、作動時に発熱するLSI等の電子素子を冷却するための冷却装置とを備えたものとなっている。
ここで、前述の冷却装置としては、遊技機の制御装置及び表示装置をまとめて収納するカバー体の上面及び下面の両方に設けられた複数の排気口と、カバー体の背面に設けられるとともに、カバー体の内部に空気を圧送する冷却用の給気ファンとを有するものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
このような冷却装置では、表示装置に向かって送風された冷却空気のうち、一部は、表示装置のケース内部を通ってカバー体の外へ排出されるが、残りは、表示装置のケース外側を通ってカバー体の外へ排出される。このため、冷却効率が良くないので、送風量の多い大型の給機ファンを採用せざるを得ない、という問題がある。
このような問題を解決するために、表示装置のケースの上面及び下面のそれぞれに設けられた排気口及び吸気口と、ケース上面の排気口に嵌め込まれた冷却用の冷却ファンとを備えた冷却装置を採用することが考えられる。このような冷却装置によれば、対流現象により暖められた空気が上昇して、ケース上面の排気口から空気が自然に排気されるので、排気口による排気が促進され、冷却ファンの送風量が増え、冷却効率を向上することができ、冷却ファンの小型化を図ることができる(例えば、特許文献2参照。)。
特開平11−446号公報(図3) 特開2002−45530号公報(図4)
しかしながら、前述の冷却装置では、表示装置のケースの上面に排気口が設けられているので、ファンが停止すると、導電性を有するゴミ、例えば、パチンコ球の表面から剥がれ落ちたメッキ層が表示装置のケースの内部に進入し、表示装置の電子回路を短絡させ、表示装置を故障させるおそれがある、という問題がある。
このような問題を解決するために、表示装置のケースの左右の側面のそれぞれに設けられた排気口及び吸気口と、一方の側面に設けた排気口に嵌め込まれた冷却用の冷却ファンとを備えた冷却装置を採用することが考えられるが、このような冷却装置では、対流現象が利用できなくなるので、冷却効率を向上することができず、冷却ファンの小型化を図ることができなくなる、という問題が発生する。
そこで、各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、冷却効率を損なうことなく、表示装置内部へのゴミの進入が抑制可能となる表示装置付遊技機を提供することである。
各請求項にそれぞれ記載された各発明は、前述の目的を達成するためになされたものである。以下に、各発明の特徴点を、図面に示した発明の実施の形態を用いて説明する。
なお、符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
(特徴点)
請求項1記載の発明は、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項1記載の発明は、遊技を行う遊技者に面した画面(100)に様々な画像の表示が可能となっている表示装置(28)を備えた表示装置付遊技機(PM)であって、動作時に冷却が必要な発熱素子(101A,101B)を有するとともに、前記画面(100)に表示させるべき画像の電気的な処理を行う電子回路が形成された画像処理基板(101)と、前記発熱素子(101A,101B)の熱を発散させるための放熱板(131)と、この放熱板(131)を支持するブラケット(132)と、前記放熱板(131)を冷却するための冷却空気を送風する冷却ファン(133)と、前記画像処理基板(101)、前記放熱板(131)、前記ブラケット(132)及び前記冷却ファン(133)を内部に収納するケース(111,120)とを備え、前記冷却ファン(133)が前記ブラケット(132)に固定されるとともに、前記放熱板(131)が前記発熱素子(101A,101B)に接触した状態で前記ブラケット(132)に固定され、且つ、前記冷却空気を排気するための排気口(126)が前記ケース(111,120)の背面(120A)に設けられていることを特徴とするものである。
(請求項2)
(特徴点)
請求項2記載の発明は、前述した請求項1に記載の発明において、次の特徴点を備えているものである。
すなわち、請求項2記載の発明は、前記ケース(111,120)の左右に設けられている側面の少なくとも一方に、前記冷却空気を内部に取り入れるための吸気口(114,123)が設けられていることを特徴とするものである。
(請求項3)
(特徴点)
請求項3記載の発明は、前述した請求項2記載の発明において、次の特徴点を備えているものである。
すなわち、請求項3記載の発明は、前記冷却ファン(133)の吸込口(133A)が前記ケース(111,120)の前記吸気口(114,123)が設けられた側面に対向するように配置され、前記冷却ファン(133)の吹出口(133B)の近傍には、前記ケース(111,120)の背面(120A)に設けられた前記排気口(126)に向かって冷却空気を導く前記導風板(141,141A,141B)が、当該吹出口(133B)に対向して設けられていることを特徴とする。
(請求項4)
(特徴点)
請求項4記載の発明は、前述した請求項3記載の発明において、次の特徴点を備えているものである。
すなわち、請求項4記載の発明は、前記排気口(126)及び前記吸気口(114,123)が、遊技球が内部に進入不可能なサイズの孔から形成されていることを特徴とするものである。
(請求項5)
(特徴点)
請求項5記載の発明は、前述した請求項1から請求項4までのいずれかに記載の発明において、次の特徴点を備えているものである。
すなわち、請求項5記載の発明は、前記ブラケット(132)が熱伝導性のある材料から形成されていることを特徴とするものである。
(請求項1の効果)
以上のように構成されている本発明は、以下に記載されるような効果を奏する。
すなわち、請求項1記載の発明によれば、吸気口の位置を適宜設定することにより、例えば、ケースの背面の周囲、又は、側面若しくは底面に吸気口の位置を設定すれば、排気口がケースの背面に設けられているので、導電性を有するゴミが吸気口又は排気口を通って表示装置のケースの内部に進入することがなく、これらのゴミによる電子回路の短絡が防止され、表示装置を故障させるおそれを解消することができる。
また、放熱板と冷却ファンとの両方をブラケットに固定し、これにより、放熱板と冷却ファンとが近接して配置されるようにするとともに、排気口をケースの背面に設け、底面又は側面に設けた吸気口から排気口までの距離が短くなるようにしたので、冷却空気の流通抵抗が低減されるようになるうえ、放熱板を発熱素子に接触させたので、伝熱効果が良好なものとなり、対流現象を利用することができなくとも、良好な冷却効率を確保することができ、また、冷却ファンの小型化を充分図ることができる。
(請求項2の効果)
請求項2記載の発明によれば、上記した請求項1記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項2記載の発明によれば、吸気口をケースの側面に設けたので、前述したように、吸気口からケース内へのゴミの進入を抑制でき、ゴミによる電子回路の短絡が防止されるようになるうえ、下方で熱せられた空気が上昇してきても、上昇してきた熱気をまともに吸入することがなくなるので、比較的大きな電動機等の動作に伴い熱を発する発熱機器が、その下方に配置されても、当該発熱機器の影響を回避することができる。
(請求項3の効果)
請求項3記載の発明によれば、上記した請求項2記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項3記載の発明によれば、冷却ファンの吸込口と、ケースの吸気口とを対向させて配置することが可能となり、吸込口と吸気口とを対向配置することにより、ケースの内部において冷却空気が直線状に流れるようにすることができ、この点からも、冷却空気の流通抵抗が低減され、良好な冷却効率を確保することができる。
また、冷却ファンの吹出口から吹き出される冷却空気の吹出方向が排気口による排気の排出方向と交差していても、冷却ファンの吹出口の近傍に、ケース背面の排気口に向かって冷却空気を導く導風板を、当該吹出口に対向して設けたので、排気口からの排気効率が損なわれることがなく、この点からも、充分な冷却空気の風量が確保され、良好な冷却効率を確保することができる。
(請求項4の効果)
請求項4記載の発明によれば、上記した請求項3記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項4記載の発明によれば、導電性を有する遊技球が排気口又は吸気口を通って表示装置のケースの内部に進入することがなく、遊技球による電子回路の破損や短絡が防止され、表示装置を故障させるおそれを解消することができる。
また、個々の孔が小さくとも、その数量を充分多く設定すれば、冷却空気の風量を充分確保することができるので、排気口及び吸気口の各孔のサイズを遊技球が通過できない程小さくしても、良好な冷却効率を確保することができる。
(請求項5の効果)
請求項5記載の発明によれば、上記した請求項1から請求項4までのいずれかに記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項5記載の発明によれば、ブラケットが熱伝導性の良好なものとなるので、発熱素子で発生した熱は、ブラケットを通じても発散されるようになり、冷却ファンの冷却効率が向上するのと相俟って、発熱素子の冷却能力を向上することができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態である一実施形態について、図面に基づいて説明する。
図1〜図12は、本実施形態を示すものである。図1は、本実施形態に係る遊技機を示す正面図、図2は、本実施形態に係る遊技機を示す背面図、図3は、本実施形態に係る表示装置を正面側から示す斜視図、図4は、本実施形態に係る表示装置を背面側から示す斜視図、図5は、本実施形態に係る表示装置を背面側から示す分解斜視図、図6は、本実施形態に係る表示装置を示す背面図、図7は、図6のA−A線における断面図、図8は、本実施形態に係る液晶ユニットを背面側から示す分解斜視図、図9は、本実施形態に係る液晶ユニットを示す一部分解状態の背面図、図10は、本実施形態に係る液晶ユニットの要部を背面側から示す斜視図、図11は、図6のJ−J線における断面図、図12は、図6のM−M線における断面図である。
(パチンコ機PMの概略構成)
本実施形態に係る遊技機としてのパチンコ機PMは、図1の如く、外郭方形枠サイズに構成されて縦向きの固定保持枠を成す外枠1と、この外枠1の開口前面に、これに合わせた方形枠サイズに構成されるとともに、外枠1に開閉可能に搭載される前枠2とを備えている。このうち、前枠2は、外枠1の正面左側上下に配設されたヒンジ部材3a,3bを介して外枠1に横開き開閉および着脱可能に取り付けられている。そして、正面右側に設けられた施錠金具4により、前枠2が外枠1の開口を閉鎖した状態が維持され、この状態で遊技に供される。
前枠2の正面側には、当該前枠2の正面形状に応じて形成された方形状のガラス扉5および球皿6がともに横開き開閉及び着脱が可能に組付けられている。
これらのガラス扉5および球皿6は、施錠金具4および図示しないロック機構を利用して前枠2の前面を覆う閉鎖状態で保持されるようになっている。
このうち、球皿6には、払い出された遊技球を貯留して整列させる球皿部6aと、球皿部6aに貯留する遊技球を下方に排出させる球抜きボタン6bと、遊技球の発射操作を行う操作ハンドル8とが設けられている。
また、図1において、ガラス扉5の背後に位置する前枠2の上部には、所定のゲージ設定で構成された遊技盤20を収納する図示しない収容枠が形成されている。収容枠に嵌め込まれた遊技盤20は、図示しない複数の係合レバーにより着脱交換可能にセット保持されている。
このように遊技盤20がセット保持された状態においては、遊技盤20の前面と、閉鎖状態にあるガラス扉5のガラス板とが所定間隔をおいて対向するように構成されており、これにより、遊技盤20の前面と、ガラス扉5のガラス板内面との間に、遊技球が落下移動する遊技領域空間が形成されるようになっている。
収容枠2aの裏側には、図2の如く、球貯留供給機構40や球払出機構50等を有する裏セット盤BSPが複数の係合レバー18により着脱可能に装備され、常には、遊技盤20の裏面を覆うように閉鎖保持されるようになっている。
裏セット盤BSPは、遊技盤20の背後に位置し、全体として収容枠2aの背面外郭サイズよりも幾分大きめの縦長方形形状を成したものとなっている。
裏セット盤BSPの各部には、当該パチンコ機PMの作動を統括的に制御する主制御装置91と、遊技者への遊技球の払出を制御する球払出制御装置92と、効果照明装置及び効果音響装置の作動制御を行うサブ制御基板93と、各装置、基板及び電子部品に所定の電力を供給する電源装置94と、遊技機の作動状態を遊技施設側に出力するための外部端子板96と、後述する特別図柄表示装置28の作動制御を行う画像処理基板101と、遊技者に遊技球の払い出しを行う球払出装置53とが図2に示すように配置されている。
このようなパチンコ機PMは、全体が所要の後傾角度(例えば、1度以内の後傾角)で遊技施設の遊技島に縦向きに保持される。
図1に戻って、パチンコ機PMは、球皿6およびガラス扉5が閉鎖施錠された状態で遊技に供され、球皿部6aに遊技球を貯留させてから、操作ハンドル8を回動操作すると、遊技が開始されるようになっている。
すなわち、球皿部6aに貯留する遊技球が図示省略する球送り装置によって1球ずつ発射レール上の発射位置まで送り出され、遊技球が発射位置についた状態で、操作ハンドル8の操作レバーが回動操作されると、遊技球は、図示しない打球発射装置のハンマーに打ち出されて遊技盤20の外レール22aに案内されて、遊技領域PAに導かれ、これにより、パチンコゲームが展開されるようになっている。
このような概要構成を備えたパチンコ機PMについて、以降では各部の構成をもう少し詳しく説明する。
遊技盤20は、所定板厚の積層合板の表面にセルが貼り付けられた化粧板21の前面に、ステンレス鋼板等を利用した帯状の外レール22aおよび内レール22b(これらを合わせて案内レール22と称する)が設けられたものである。遊技盤20の案内レール22に囲まれた内側の領域が遊技領域PAとなっている。この遊技領域PAには、多数本の遊技釘(図示略)、複数の風車23、一般入賞口24、始動入賞口25、大入賞口26、及び、周囲に飾り部を有した特別図柄表示装置28が設けられている。
一般入賞口24は、ここに遊技球が入ると、当該遊技球をセーフ球とする処理のみが実行される、換言すると、所定数の遊技球の払い出しのみが実行されるように設定されている入賞口である。一般入賞口24の奥には、ここに入った遊技球を検出する図示しない入賞球検出センサ(具体的には、遊技球の通過を磁気的、光学的または電気的手段等により検出するセンサ)が取り付けられている。この一般入賞口24には、化粧板21を貫通する図示しないセーフ球通路孔が接続されており、一般入賞口24に入った遊技球は、セーフ球通路孔を通って遊技盤20の裏面側に排出されるようになっている。
始動入賞口25は、ここに遊技球が入ることにより、当該遊技球をセーフ球とする処理が実行されるだけでなく、図柄変動の契機となるように設定されている入賞口である。この始動入賞口25には、普通電動役物として、左右のチューリップ羽根を開閉させることができる、いわゆる電動チューリップが設けられている。
始動入賞口25の奥には、一般入賞口24と同様に、入賞した遊技球を検出する図示しない入賞球検出センサが取り付けられている。また、始動入賞口25には、一般入賞口24と同様に、化粧板21を貫通するセーフ球通路孔(図示略)が接続されており、始動入賞口25に入賞した遊技球は、セーフ球通路孔を通って遊技盤20の裏面側に排出されるようになっている。
大入賞口26は、左右に長い方形状の開口であり、当該大入賞口26を開閉するための扉としての球受け部材を備えている。大入賞口26の球受け部材は、通常、閉鎖されており、遊技中において、所定の遊技条件の下で特別遊技状態が成立した、すなわち、特別図柄表示装置28に特定態様の図柄が表示されたときに、前方にほぼ90度倒されて大入賞口が開放されるように設定されている。これにより、大入賞口26は、前方を通過する遊技球をすべて、その内部に取り込むようになっている。
大入賞口26の奥には、特定領域及び一般領域の二つの領域が左右に設けられている。特定領域及び一般領域の各々には、入賞球検出センサが取り付けられているとともに、一般入賞口24等と同様に、化粧板21を貫通する図示しないセーフ球通路孔が接続されている。大入賞口26から入ったセーフ球は、特定領域及び一般領域のいずれか一方を通って遊技盤20の裏面側に排出されるようになっている。
各入賞口24,25,26に遊技球が入ると、各入賞口に取り付けられた入賞球検出センサによって入賞したことが検出されるようになっている。そして、各入賞口に入った一つ一つの遊技球毎に、その入賞口の種類や遊技状況に応じた所定数の賞球が後述する球払出機構50から球皿6に払い出されるようになっている。
また、特別図柄表示装置28は、具体的には、液晶パネル10を有する液晶表示装置であり、図1及び図2に示すように、遊技を行う遊技者に面して設けられた液晶パネル10の画面100に様々な画像の表示が可能となっている。特別図柄表示装置28の液晶パネル10は、遊技盤20の裏面側に取り付けられた画像処理基板101により制御され、その画面100には、遊技状況に応じて種々の情報が表示されるようになっている。
遊技領域PAの最下部には、入賞口24,25,26に入賞せずに落下した遊技球を集めて排出させるアウト口27が設けられている。アウト口27には、化粧板21を貫通する図示しないアウト球通路孔が接続されている。
このアウト口27に集められた遊技球は、アウト球としてアウト球通路孔を通って遊技盤20の裏面に排出されるようになっている。
また、化粧板21の裏側には、前述のセーフ球通路孔およびアウト球通路孔の裏側を覆う図示しない不正防止用の裏カバーが取り付けられている。この裏カバーと、化粧板21の裏面との間には、化粧板21の裏面に沿って下方へ延びる所定の隙間が設けられ、この隙間により、遊技球を排出するための排出空間が形成されている。
裏カバーの下端は、開放されており、セーフ球通路孔およびアウト球通路孔を通って遊技盤20の裏面に排出された遊技済みの遊技球は、前述の排出空間を通って下方に落下するようになっている。
(特別図柄表示装置28)
次に、特別図柄表示装置28について、さらに詳しく説明する。
特別図柄表示装置28は、図3〜図7に示すように、略直方体状の外観を有する装置となっており、画像処理基板101で生成した画像データに基づいて液晶パネル10を駆動し、その正面に配置された液晶パネル10の画面100で、画像データに基づいて生成した画像を表示する画像表示用のデバイスである。
ここで、特別図柄表示装置28は、液晶パネル10や画像処理基板101等の画像表示用のデバイスだけでなく、前述した効果照明装置及び効果音響装置の作動制御を行うサブ制御基板93をも備え、画面100に表示される画像に対応した照明の演出及び音声の生成も行えるようになっている。
そして、特別図柄表示装置28には、前述した液晶パネル10及び画像処理基板101を含んで構成された液晶ユニット110と、この液晶ユニット110の背面を覆うミドルケース120とが備えられている。
このうち、ミドルケース120には、図5及び図7に示すように、図5中左側、図7中右側に配置された空間を前後に仕切る底面11Aが形成され、この底面11Aの背面側の空間が、前述したサブ制御基板93を装着するための装着スペース11となっている。
サブ制御基板93は、装着スペース11の内部に収納され、この状態で底面11Aにビス止めされている。そして、装着スペース11は、サブ制御基板93の背面側を覆おうように配置されるとともに、ミドルケース120にビス止めされているリアケース12で蓋がされるようになっている。なお、リアケース12には、サブ制御基板93への電気的接続を行うためのサブ中継端子板13が取り付けられている。
(液晶ユニット110)
液晶ユニット110は、図5及び図8に示すように、背面側に配置された液晶リアケース111Aと、正面側に配置された液晶フロントケース111Bとに分割された液晶ユニットケース111の内部に、液晶パネル10及び画像処理基板101等の構成部品を収納したものである。
液晶ユニットケース111は、その背面の図7中左側の部分が図7中上方へ膨出している。この液晶ユニットケース111の膨出している部分の内部は、図7の如く、画像処理基板101を収納する収納スペース14となっている。これにより、画像処理基板101を収納する収納スペース14と、サブ制御基板93を装着するための装着スペース11とが左右に並設されるようになっている。なお、ミドルケース120は、液晶ユニットケース111に形成された収納スペース14に対応して、その背面が膨出しており、ミドルケース120の内部に液晶リアケース111Aがピッタリと収納可能となっている。
液晶ユニット110には、前述した液晶パネル10及び画像処理基板101の他に、図8の如く、液晶パネル10との接続を行う図示しないハーネスが接続される液晶ハーネス中継端子板102と、液晶パネル10のバックライト用の電源装置であるインバータ基板103と、画像処理基板101を冷却するための空冷ユニット130と、これらの部品を所定位置に固定するための基板である液晶ベース112とが設けられている。これらの部品は、液晶ユニット110を構成するものであり、液晶ユニットケース111の内部にすべて収納されている。
液晶ベース112は、液晶パネル10の正面形状に応じたサイズの略平板状の部材となっている。この液晶ベース112の収納スペース14に対応する部分には、図7及び図9の如く、画像処理基板101、液晶ハーネス中継端子板102及び空冷ユニット130が固定されている。
また、液晶ベース112の装着スペース11に対応する部分、換言すると、図9において、液晶ベース112における画像処理基板101の左側の部分には、インバータ基板103が固定されている。
画像処理基板101は、図7及び図9に示すように、略正方形状の略平板に形成された二つのLSI101A,101Bと、これらのLSI101A,101Bを含んで形成された電子回路とを備え、この電子回路で、画面100に表示させるべき画像の電気的な処理を行うものとなっている。LSI101A,101Bは、動作時に冷却が必要な発熱素子である。
空冷ユニット130は、図7及び図9の如く、LSI101A,101Bの熱を発散させるための放熱板131と、この放熱板131を支持するブラケット132と、放熱板131を冷却するための冷却空気を送風する冷却ファン133とを備えたものである。
このうち、放熱板131は、図10及び図11に示すように、長方形状の略平板に形成された平板部131Aの一面から突出する多数の冷却フィン131Bを、当該平板部131Aに一体成形したアルミニウム製のものである。多数の冷却フィン131Bは、平板部131Aの長手方向に配列されるとともに、各々が平板部131Aの長手方向と直角に交差する方向に延びるものとなっている。
放熱板131は、図11の如く、多数の冷却フィン131Bが形成する列の両端近傍部分、及び、当該列の中間部分縁部分が平面とされ、この平面となった部分がブラケット132と面接触する面接触部131Cとなっている。
ブラケット132は、図7及び図10の如く、熱伝導性に優れた材料であるアルミニウム板を折り曲げることにより、断面形状が全体的に溝型に成形された部材である。
溝型に成形されたブラケット132の両側に配置されている側壁132Aの各々には、図7、図10及び図11に示すように、冷却空気を通すための通風孔132Bが開けられている。また、側壁132Aの先端部分は、それぞれ外側に折り曲げられ、これにより、液晶ベース112に取り付けるための取付部132Cが形成されている。
そして、二つの側壁132Aのうち、冷却ファン133側に配置されている取付部132Cの先端部分は、側壁132Aと対向するように折り曲げられ、これにより、冷却ファン133が固定されるファン固定部132Dが形成されている。冷却ファン133は、その吸込口133Aが側壁132Aに向けられた状態で、ファン固定部132Dに固定されている。なお、ファン固定部132Dには、冷却ファン133の吸込口133Aに対応して切り欠かれた切欠部132Eが設けられている。
溝型に成形されたブラケット132の底部132Fには、放熱板131の冷却フィン131Bを溝型の内部に挿通させるための挿通孔132Gが設けられている。
放熱板131は、ブラケット132の底部132Fの外側の面から挿通孔132Gに冷却フィン131Bが挿通されるとともに、ブラケット132の底部132Fの外側面に面接触部131Cが接触し、この状態で、ブラケット132に固定されている。
また、放熱板131は、図7及び図11の如く、シリコンゴムやシリコングリス等の熱伝導性及び密着性に優れた熱伝導体101Cを介して、画像処理基板101のLSI101A,101Bに接触した状態でブラケット132により固定されている。
この際、ブラケット132の対向配置された一対の側壁132Aに開けられた通風孔132Bの間に冷却フィン131Bを配置するとともに、側壁132Aの長手方向と冷却フィン131Bの長手方向とを直交させることにより、一対の側壁132Aに開けられた通風孔132Bが相互に連通されるようにし、かつ、一方の側壁132Aに対して冷却ファン133を近接配置するとともに、この冷却ファン133の吸込口を当該側壁132Aの通風孔132Bに面して設けてある。これにより、空冷ユニット130は、冷却ファン133により送風される冷却空気が効率よく冷却フィン131Bの間を流通するように構成されたものとなっている。
また、図4、図5及び図7に示すように、ミドルケース120の左右に設けられている側壁121,122のうち、液晶ユニットケース111の収納スペース14に対応して膨出している部分の側面となる側壁121には、細長いスリット状の長孔が多数形成され、これらの長孔が冷却空気を内部に取り入れるための吸気口123となっている。
そして、図5及び図7に示すように、吸気口123が設けられた側壁121と重なり合う液晶ユニットケース111の側壁113には、側壁121の各吸気口123に対応するとともに、側壁121の吸気口123と連通する複数の長孔が、冷却空気を内部に取り入れるための吸気口114として設けられている。
そして、これらの吸気口114,123は、両方とも遊技球が内部に進入不可能なサイズの長孔から形成されている。
ここにおいて、冷却ファン133は、図7の如く、ケース111,120の左右方向の中心位置よりも若干左側にずれた位置に取り付けられている。また、冷却ファン133は、その吸込口133Aが、ケース111,120の吸気口114,123が設けられた側壁113,121の側面に対向するように配置されている。
また、図7及び図12の如く、ミドルケース120の膨出している部分の周りを囲む側壁のうち、ミドルケース120の左右方向の中間部分に設けられている側壁124には、冷却ファン133の吹出口133Bに対応した開口125が設けられている。
液晶ユニットケース111についても同様に、液晶ユニットケース111の膨出している部分の周りを囲む側壁のうち、液晶ユニットケース111の左右方向の中間部分に設けられている側壁115には、冷却ファン133の吹出口133Bに対応した複数の開口116が設けられている。
図7の如く、リアケース12には、開口116,125と対向する側壁12Aが設けられている。この側壁12Aは、図5に示すように、開口116,125と対向する部分が凹まされている。これにより、図4、図6、図7及び図12に示すように、リアケース12及びミドルケース120の各背面をその一部として含んで構成されるケース全体の背面120Aに、冷却ファン133の吹出口133Bから排出される冷却空気を排出するための排気口126が形成されている。
この排気口126は、吹出口133Bに対向して設けられるとともに、遊技球が内部に進入不可能なサイズの孔から形成されたもの、換言すると、遊技球が内部に進入不可能な開口となっている。
この際、リアケース12の側壁12Aのうち、冷却ファン133の吹出口133Bと対向する部分は、冷却ファン133の吹出口133Bの近傍に配置されるとともに、排気口126に向かって冷却空気を導く導風板141となっている。
そして、ミドルケース120には、図5及び図7に示すように、リアケース12の側壁12Aの凹んだ部分に対応し、且つ、この凹んだ部分と連続するように、U字形に折れ曲がった立ち上がり壁部127が設けられている。立ち上がり壁部127のうち、冷却ファン133の吹出口133Bと対向する部分は、リアケース12側の導風板141と連結される当該導風板141とともに、排気口126に向かって冷却空気を導く導風板141Aとなっている。
さらに、液晶ベース112には、図7及び図8に示すように、排気口126に対向する部分が傾斜した状態で迫り上がった傾斜底部117が設けられている。この傾斜底部117の周囲には、リアケース12の側壁12Aの凹んだ部分に対応するとともに、この凹んだ部分と連続する立ち上がり壁部118が設けられている。これらのうち、傾斜底部117は、ミドルケース120の導風板141Aと連結され、且つ、導風板141,141Aとともに、排気口126に向かって冷却空気を導く導風板141Bとなっている。
ここにおいて、画像処理基板101を収納する収納スペース14と、サブ制御基板93を装着するための装着スペース11とを、ミドルケース120の左右に並設し、収納スペース14と装着スペース11との境界部分に配置される側壁124に近接して冷却ファン133を設けるとともに、冷却ファン133の吹出口133Bに対応した開口125を側壁124に設け、さらに、リアケース12に設けた側壁12Aの開口125と対向する部分を凹ませ、この凹みを冷却空気の排気路とし、リアケース12が排気ダクトを兼用するようにしてある。
これにより、ケース全体の背面120Aに冷却空気を排出するための排気口126を設けても、冷却空気を排気口126まで導く排気ダクトを別途設ける必要がなく、ケース全体の構造が簡略化されるようになっている。
前述のような本実施形態によれば、次のような効果が得られる。
すなわち、吸気口123の位置を、ミドルケース120の側壁121の側面に設定するとともに、吸気口114の位置を、液晶リアケース111Aの側壁113の側面に設定し、且つ、ケース全体の背面120Aに排気口126の位置を設定しので、導電性を有するゴミが吸気口114,123及び排気口126を通って、特別図柄表示装置28の液晶リアケース111A及びミドルケース120の内部に進入することがなく、これらのゴミによる画像処理基板101に設けられた電子回路の短絡が防止され、特別図柄表示装置28を故障させるおそれを解消することができる。
また、放熱板131と冷却ファン133との両方をブラケット132に固定し、これにより、放熱板131と冷却ファン133とを近接配置するとともに、放熱板131をLSI101A,101Bに接触させたので、空冷ユニット130の伝熱効果及び放熱効果を良好にすることができる。また、排気口126をケース全体の背面120Aに設けることにより、側壁113,121の側面に設けた吸気口114,123から排気口126までの距離が短くなるようにしたので、冷却空気の流通抵抗を低減することができる。
以上のように、空冷ユニット130の伝熱効果及び放熱効果を良好にすることができるとともに、冷却空気の流通抵抗を低減することができるので、対流現象を利用することができなくとも、良好な冷却効率を確保することができ、冷却ファン133を充分の小型化することができる。
さらに、吸気口114,123を側壁113,121の側面に設けたので、吸気口114,123から液晶リアケース111A及びミドルケース120内へのゴミの進入を抑制でき、ゴミによる画像処理基板101の電子回路の短絡を未然に防止することができるうえ、液晶リアケース111A及びミドルケース120の下方で熱せられた空気が上昇してきても、吸気口114,123を下面に設けた場合と異なり、上昇してきた熱気をまともに吸入することがなくなるので、液晶リアケース111A及びミドルケース120の下方に、別のLSIや電動機等の発熱が著しい発熱機器が配置されていても、当該発熱機器の影響を回避することができる。
また、冷却ファン133の吸込口133Aを、吸気口114,123が設けられた側壁113,121の側面に対向するように配置することにより、冷却ファン133の吸込口133Aと、液晶リアケース111A及びミドルケース120の吸気口114,123とを対向させて配置させたので、液晶リアケース111A及びミドルケース120の内部において冷却空気が直線状に流れるようになり、この点からも、冷却空気の流通抵抗が低減され、良好な冷却効率を確保することができる。
さらに、冷却ファン133の吹出口133Bから吹き出される冷却空気の吹出方向が排気口126による排気の排出方向と交差していても、冷却ファン133の吹出口133Bの近傍に、ケース背面120Aの排気口126に向かって冷却空気を導く導風板141,141A,141Bを、当該吹出口133Bに対向して設けたので、排気口133Bからの排気効率が損なわれることがなく、この点からも、充分な冷却空気の風量が確保され、良好な冷却効率を確保することができる。
また、遊技球が内部に進入不可能なサイズの孔で排気口126及び吸気口114,123を形成したので、導電性を有する遊技球が排気口126又は吸気口114,123を通って、特別図柄表示装置28の液晶リアケース111A及びミドルケース120の内部に進入することがなく、遊技球による画像処理基板101の電子回路の破損や短絡が防止され、特別図柄表示装置28を故障させるおそれを解消することができる。
さらに、個々の孔が小さくとも、その数量を充分多く設定すれば、冷却空気の風量を充分確保することができるので、吸気口114,123の各孔のサイズを遊技球が通過できない程小さくしても、良好な冷却効率を確保することができる。
同様に、孔の幅が小さくとも、その長さを充分長く設定すれば、冷却空気の風量を充分確保することができるので、排気口126の孔のサイズを遊技球が通過できない程小さくしても、良好な冷却効率を確保することができる。
また、ブラケット132を熱伝導性の良好なアルミニウム製としたので、LSI101A,101Bで発生した熱は、ブラケット132を通じても発散されるようになり、冷却ファン133の冷却効率が向上するのと相俟って、LSI101A,101Bの冷却能力を向上することができる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲における変形及び改良などをも含むものである。
例えば、遊技機としては、パチンコ機に限らず、雀球等の他の弾球式遊技機でもよく、あるいは、外周面に図柄を表示する回転リールを有し、回転リールの図柄を特定の組合せに揃えるスロットマシン等の回動式遊技機でもよく、要するに、本発明は、様々な画像の表示が可能な表示装置を備えた遊技機に適用することができる。
本発明の一実施形態に係る遊技機を示す正面図である。 前記実施形態に係る遊技機を示す背面図である。 前記実施形態に係る表示装置を正面側から示す斜視図である。 前記実施形態に係る表示装置を背面側から示す斜視図である。 前記実施形態に係る表示装置を背面側から示す分解斜視図である。 前記実施形態に係る表示装置を示す背面図である。 図6のA−A線における断面図である。 前記実施形態に係る液晶ユニットを背面側から示す分解斜視図である。 前記実施形態に係る液晶ユニットを示す一部分解状態の背面図である。 前記実施形態に係る液晶ユニットの要部を背面側から示す斜視図である。 図6のJ−J線における断面図である、 図6のM−M線における断面図である。
符号の説明
28 表示装置(特別図柄表示装置)
100 画面
101 画像処理基板
101A,101B 発熱素子としてのLSI
111 ケースとしての液晶ユニットケース
114 吸気口
120 ケースとしてのミドルケース
120A ケースの背面
123 吸気口
126 排気口
131 放熱板
132 ブラケット
133 冷却ファン
133A 吸込口
133B 吹出口
141,141A,141B 導風板
PM 遊技機としてのパチンコ機

Claims (5)

  1. 遊技を行う遊技者に面した画面に様々な画像の表示が可能となっている表示装置を備えた表示装置付遊技機であって、
    動作時に冷却が必要な発熱素子を有するとともに、前記画面に表示させるべき画像の電気的な処理を行う電子回路が形成された画像処理基板と、
    前記発熱素子の熱を発散させるための放熱板と、
    この放熱板を支持するブラケットと、
    前記放熱板を冷却するための冷却空気を送風する冷却ファンと、
    前記画像処理基板、前記放熱板、前記ブラケット及び前記冷却ファンを内部に収納するケースとを備え、
    前記冷却ファンが前記ブラケットに固定されるとともに、前記放熱板が前記発熱素子に接触した状態で前記ブラケットに固定され、且つ、前記冷却空気を排気するための排気口が前記ケースの背面に設けられていることを特徴とする表示装置付遊技機。
  2. 前記ケースの左右に設けられている側面の少なくとも一方に、前記冷却空気を内部に取り入れるための吸気口が設けられていることを特徴とする請求項1記載の表示装置付遊技機。
  3. 前記冷却ファンは、その吸込口が前記ケースの前記吸気口が設けられた側面に対向するように配置され、前記冷却ファンの吹出口の近傍には、前記ケースの背面に設けられた前記排気口に向かって冷却空気を導く前記導風板が、当該吹出口に対向して設けられていることを特徴とする請求項2記載の表示装置付遊技機。
  4. 前記排気口及び前記吸気口は、遊技球が内部に進入不可能なサイズの孔から形成されていることを特徴とする請求項3記載の表示装置付遊技機。
  5. 前記ブラケットが熱伝導性のある材料から形成されていることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれかに記載の表示装置付遊技機。

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