JP2005341959A - コケ保護構造およびコケ保護具 - Google Patents

コケ保護構造およびコケ保護具 Download PDF

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慎一郎 林
Kazushiro Hayashi
和志郎 林
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Abstract

【課題】本願発明は、コケを利用することにより上記世話を軽減する手段と同時にコケの世話も可能とする手段を提供することにある。
【解決手段】路盤上に防根シートおよび1ないし複数の踏み圧部を連結し踏み圧部間を透孔としたコケ保護部材を敷き設し、コケ培養媒体である粒体を踏み圧部間に充填し、粒体上にコケもしくは植物を育成せしめたコケ保護構造である。また、1ないし複数の踏み圧部を連結し、踏み圧部間を透孔としたコケ保護部材において、コケ培養媒体である粒体をネットで包み前記透孔に充填し、あるいは前記コケ保護部材と粒体とを一緒にネットで包み、粒体上にコケもしくは植物を育成せしめたコケ保護具である。即ち、コケに直接踏み圧を掛けずにコケ庭内に立ち入り可能とするために踏み圧部を有する部材の踏み圧部間に粒体を充填したので、踏み圧部を踏んでコケ庭内に入ることができる。また、痛んだコケを取り替えるため、粒体をネットで包んだ。
【選択図】図1

Description

本発明は、路面、広場を緑化する方法において特にコケを利用して緑化するコケ保護構造およびコケ保護の技術に属する。
従来、各種の芝保護具をもちいて芝生内に人の立ち入り可能とする手段が普及してきている。あるいは芝生あるいはクローバなどの植物を車の荷重から保護することにより駐車場を緑とすることが雨水の浸透あるいはヒートアイランド現象対策として提案されまた実施されている。これらは特開H02-145137、特開H05-68438、特開H05-56724、特開H03-47304、特開H05-316882などに開示されている。
しかしながら芝生あるいはクローバなど上記目的に使用される植物は、ときとして繁茂しすぎるため適宜刈り取りなどの世話が必要となる。
特開H02-145137 特開H05-68438 特開H05-56724 特開H03-47304 特開H05-316882
本願発明は、コケを利用することにより上記世話を軽減する手段と同時にコケの世話も可能とする手段を提供することにある。
本第1の発明は、路盤上に防根シートおよび1ないし複数の踏み圧部を連結し踏み圧部間を透孔としたコケ保護部材を敷き設し、コケ培養媒体である粒体を踏み圧部間に充填し、粒体上にコケもしくは植物を育成せしめたコケ保護構造である。人あるいは車による踏み圧を直接コケすなわちコケ培養媒体である粒体に掛けないために踏み圧部を設けて支える。また雑草などが路盤から生長してこないよう防根シートを敷き防止した。
本第2の発明は、1ないし複数の踏み圧部を連結し、踏み圧部間を透孔としたコケ保護部材において、コケ培養媒体である粒体をネットで包み前記透孔に充填し、あるいは前記コケ保護部材と粒体とを一緒にネットで包み、粒体上にコケもしくは植物を育成せしめたコケ保護具である。人あるいは車による踏み圧を直接コケすなわちコケ培養媒体である粒体に掛けないために踏み圧を設けて支える。また、痛んだコケを取り替えるため、ネットで粒体をあるいはコケ保護部材と粒体を一緒にネットで包んだ。
踏み圧部があるためコケに直接踏み圧を掛けずにすむ。そのため、駐車場、歩道、広場、庭その他の場所をコケにより緑化することができる。防根シートを敷き設したため雑草が路盤から生長してくることを防げる。
ネットでコケ培養媒体である粒体あるいはコケ保護具ごと包んだため、痛んだコケがあればコケ培養具ごとあるいは痛んだコケを含むコケ培養体を取り替えることができる。
以下本第1の発明であるコケ保護構造につき、図を用いて、より詳細に説明する。
図1は、コケ保護構造の一例をその断面図でしめしたものである。図に示したように路盤上に防根シートを敷き、その上にコケ保護部材を敷き設する。コケ保護部材は1ないし複数の踏み圧部を連結し、踏み圧部間が透孔となっており、踏み圧部間すなわち透孔部にコケ培養媒体である粒体が充填される。
コケ保護部材の、その典型例を図6から図8に示してある。図に示したものに限らず踏み圧部と踏み圧部間が透孔となって踏み圧部間に粒体が充填できるようになっていればよい。
図6に示したコケ保護部材は格子状の交点に戴円錐形の凸部を設け、凸部を踏み圧部としたものである。図に示すとおり、踏み圧部は格子状に連結され、格子の目は透孔となっている。
図7は格子状の交点に設けた戴円錐形の踏み圧部と、交点をそのまま立てた十字形の踏み圧部が混在しているコケ保護部材である。
図8に示したコケ保護部材は6角形の筒部が連結された形状のものである。筒部の端が踏み圧部となっている。筒部の形状は6角柱に限らず円筒その他の多角形であってもよい。図では筒部が互に筒壁によって隔離されているが筒壁に穴を設け下部あるいは上部で互に透孔部が連結されていても何ら差し支えがない。
図6および図7に示したコケ保護部材はそれぞれそれらの格子目が透孔部としてコケ培養媒体である粒体が充填される。また図8に示したコケ保護部材にあっては6角柱の筒部が透孔部として粒体が充填される。
図2に示したコケ培養構造は、上述したコケ培養構造の上部に網状の覆いを被せコケ培養媒体である粒体の散逸を防止したものである。散逸防止に限らず踏み圧部からの反動を抑える目的で使用することもできる。散逸防止には目の粗さを細かくし、反動防止には弾力性のある材質を用いるなど、これらはその用途に応じて網目の大きさ、形状あるいは材質など変更することができる。
路盤上にコケ保護部材との間に敷き設する防根シートは不撚布製などの市販の防根シートが使用できる。図1、図2はともに路盤とコケ保護部材との間に防根シートを敷き設してあるがコケ保護部材と防根シートの間にコケ培養媒体である粒体を必要な厚さ充填してもよい。
以下本第2の発明であるコケ保護具につき説明する。本コケ保護具は、上記コケ保護構造のコケ保護部材として使用可能であるが、屋上あるいは庭園その他に持ち込んで使用するのに特に好適に使用できるものである。
図3は、コケ保護具の一例を示している。コケ保護部材は図6から図8に示した例を含め使用することができる。図に示したコケ保護部材は図6に示したコケ保護部材の踏み圧部を6角柱に替えたものである。
コケ培養媒体である粒体をネットで包み踏み圧部間に充填し、あるいは前記コケ保護部材と粒体とを一緒にネットで包むものである。図示した例は粒体とコケ保護部材を一緒に包みこんだ例である。
図では踏み圧部と粒体全体をネットで包んでいるが踏み圧部をネットから突出させ、粒体部分のみを包むようにしておくこともできる。粒体上にコケもしくは植物を育成せしめるものである。
図4は正六角形の筒を配列し、筒の上端を踏み圧部としたコケ保護部材の筒内に粒体を充填し筒の上下をネットで覆ったコケ保護具である。
ネットは筒の下端を網目状にあるいは格子状とし、その上部にネットを掛けるものであってもよい。また、上記筒は六角形に限らず円形、楕円形、その他の多角形など適宜変更できる。
図5は部材の踏み圧部間にコケ培養媒体の粒体をネットに包んだものを充填したものである。本発明で包むとは、粒体が散逸しないようにするための手段であり説明したとおり格子状のスクリーン、籠状のものあるいは繊維が絡んだものなどを総称するものである。
図5に示すように、踏み圧部を中空・容器状とし、その内部に粒体を充填し、雨水を吸収させるようにすることもできる。こうすることで、容器内、粒体中に貯められた水分が揮発することにより特に夏場の気温の高いときに気化熱により温度を低下させることができる。
図6、図7に示すコケ保護部材は、図に示すとおり複数に区画され、各区画部を仕切る区画壁の中央部は低く切り欠かれている。各区画部間の仕切りの切り欠き部はコケとは異なる植物を育成した場合に各区画部を越えて植物の根が全体に伸長できるようにするためである。図3および図5に示したコケ保護具においても同様である。また図4に示した例においても筒壁に穴を空けておくことで上記目的を達成できる。
上記コケ保護具は、規則正しく配列した踏み圧部を設けたコケ保護部材を用いているが、コケ保護具を設置する場合に人の踏み圧、車の荷重に耐える強度のある部分と、粒体を充填する踏み圧部間および粒体が散逸しない程度の隙間を持つネットで構成されておれば使用にさしつかえがない。
粒体はその表面にコケが育成できるものなら砂利、軽石、パーキュムライト、パーライト、ゼオライト、珪藻土など各種の軽量土あるいは鹿沼土、赤玉土の塊が適宜使用される。またこれらはコケ以外の植物を育成させる場合にも使用できる。
は、本第1の発明のコケ保護構造の第1の例を示す断面図である。 は、本第1の発明のコケ保護構造の第2の例を示す断面図である。 は、本第2の発明のコケ保護具の1番目の例を示す概念図である。 は、本第2の発明のコケ保護具の2番目の例を示す概念図である。 は、本第2の発明のコケ保護具の3番目の例を示す概念図である。 は、本発明に使用するコケ保護部材の第1の例を示す概念図である。 は、本発明に使用するコケ保護部材の第2の例を示す概念図である。 は、本発明に使用するコケ保護部材の第3の例を示す概念図である。
符号の説明
1 コケ保護構造
2 コケ保護具
3 コケ保護部材
4 防根シート
5 踏み圧部
6 ネット
7 粒体

Claims (2)

  1. 路盤上に防根シートおよび1ないし複数の踏み圧部を連結し踏み圧部間を透孔としたコケ保護部材を敷き設し、コケ培養媒体である粒体を踏み圧部間に充填し、粒体上にコケもしくは植物を育成せしめたことを特徴とするコケ保護構造。
  2. 1ないし複数の踏み圧部を連結し、踏み圧部間を透孔としたコケ保護部材において、コケ培養媒体である粒体をネットで包み前記透孔に充填し、あるいは前記コケ保護部材と粒体とを一緒にネットで包み、粒体上にコケもしくは植物を育成せしめたことを特徴とするコケ保護具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007037408A (ja) * 2005-07-29 2007-02-15 Takashi Shinpo 苔の栽培方法及び苔の栽培装置
JP2007282521A (ja) * 2006-04-13 2007-11-01 Shinichiro Hayashi 植物保護資材
JP2008099564A (ja) * 2006-10-17 2008-05-01 Yahagi Ryokka Kk 土砂又は植物の敷設ユニット

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