JP2003047328A - 屋上等に敷設する天然芝の植栽用キット及びその植栽方法 - Google Patents
屋上等に敷設する天然芝の植栽用キット及びその植栽方法Info
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- Y02B80/00—Architectural or constructional elements improving the thermal performance of buildings
- Y02B80/32—Roof garden systems
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- Cultivation Of Plants (AREA)
- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 建物の屋上等に天然芝を簡単に植栽すること
ができる天然芝の植栽用キット及びその植栽方法を提供
する。 【解決手段】 脚4によって底面下に通気間隙5を形成
し、かつ底部に多数の排水兼通気口7を開設した植栽ト
レー2と、基板13a上に多数の突起13bを有する凹
凸板材の該突起上に通水性のシート14を接合して成
り、上記植栽トレー2の内底に敷設して、該植栽トレー
の内底部の全面に通水及び通気用の間隙を形成する間隙
形成部材12と、上記間隙形成部材12上に載置され、
水の通過は許容するが芝の根の浸入は抑制する防根シー
ト16と、上記防根シート上に充填される天然芝を植栽
するための育成基材17と、上記育成基材と共に敷設さ
れ、植栽した芝生上からの荷重を分散させる網状板20
とを備える。
ができる天然芝の植栽用キット及びその植栽方法を提供
する。 【解決手段】 脚4によって底面下に通気間隙5を形成
し、かつ底部に多数の排水兼通気口7を開設した植栽ト
レー2と、基板13a上に多数の突起13bを有する凹
凸板材の該突起上に通水性のシート14を接合して成
り、上記植栽トレー2の内底に敷設して、該植栽トレー
の内底部の全面に通水及び通気用の間隙を形成する間隙
形成部材12と、上記間隙形成部材12上に載置され、
水の通過は許容するが芝の根の浸入は抑制する防根シー
ト16と、上記防根シート上に充填される天然芝を植栽
するための育成基材17と、上記育成基材と共に敷設さ
れ、植栽した芝生上からの荷重を分散させる網状板20
とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の屋上または
ベランダ、あるいは屋根上等の上記屋上と同等の場所
(以下、単に屋上等という。)に天然芝を植栽するため
の植栽用キット、及びその屋上等における天然芝の植栽
方法に関するものである。
ベランダ、あるいは屋根上等の上記屋上と同等の場所
(以下、単に屋上等という。)に天然芝を植栽するため
の植栽用キット、及びその屋上等における天然芝の植栽
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建物の屋上等に人工芝を敷設することは
従来から知られている。しかし、人工芝は人に潤いや安
らぎを与える点で天然芝に比べ遙かに劣ることから、建
物のベランダや屋上にも天然芝を設置する屋上緑化が望
まれているが、雨水に対して防水処理した屋上等に天然
芝を植える場合には、灌水を含む育成管理が必要になっ
て灌水設備等を備える必要が生じ、コストが高くなると
いう問題があるうえに、天然芝自体は水はけのよい土壌
を好むために、上記灌水設備等が天然芝に適合しなかっ
たり、あるいは部分的に排水が溜まるような場合には、
根腐れによって芝の育成が阻害され、芝のはりかえを度
々行う必要が生じるという問題があった。
従来から知られている。しかし、人工芝は人に潤いや安
らぎを与える点で天然芝に比べ遙かに劣ることから、建
物のベランダや屋上にも天然芝を設置する屋上緑化が望
まれているが、雨水に対して防水処理した屋上等に天然
芝を植える場合には、灌水を含む育成管理が必要になっ
て灌水設備等を備える必要が生じ、コストが高くなると
いう問題があるうえに、天然芝自体は水はけのよい土壌
を好むために、上記灌水設備等が天然芝に適合しなかっ
たり、あるいは部分的に排水が溜まるような場合には、
根腐れによって芝の育成が阻害され、芝のはりかえを度
々行う必要が生じるという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の技術的課題
は、建物の屋上等に天然芝を簡単に植栽することができ
ると共に芝の植栽の管理を簡単、低コストで行うことが
できる天然芝の植栽用キット及びその屋上等への天然芝
の植栽方法を提供することにある。本発明の他の技術的
課題は、芝の育成に最も重要な排水性を高め、しかも根
腐れ防止のために土中の通気性をも高めた天然芝の植栽
用キット及び植栽方法を提供することにある。
は、建物の屋上等に天然芝を簡単に植栽することができ
ると共に芝の植栽の管理を簡単、低コストで行うことが
できる天然芝の植栽用キット及びその屋上等への天然芝
の植栽方法を提供することにある。本発明の他の技術的
課題は、芝の育成に最も重要な排水性を高め、しかも根
腐れ防止のために土中の通気性をも高めた天然芝の植栽
用キット及び植栽方法を提供することにある。
【0004】本発明の他の技術的課題は、屋根上等の勾
配がある面上にも設置でき、その場合にも水平面部分に
設置する場合と同様に排水性及び通気性を備える天然芝
の植栽用キット及び植栽方法を提供することにある。ま
た、本発明の他の技術的課題は、高層ビルの屋上のよう
に比較的強い風が吹く場所にも安定的に設置することが
できる天然芝の植栽用キット及び植栽方法を提供するこ
とにある。
配がある面上にも設置でき、その場合にも水平面部分に
設置する場合と同様に排水性及び通気性を備える天然芝
の植栽用キット及び植栽方法を提供することにある。ま
た、本発明の他の技術的課題は、高層ビルの屋上のよう
に比較的強い風が吹く場所にも安定的に設置することが
できる天然芝の植栽用キット及び植栽方法を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明に係る天然芝の植栽用キットは、脚によって底
面下に通気間隙を形成し、かつ底部に多数の排水兼通気
口を開設した植栽トレーと、基板上に多数の突起を有す
る凹凸板材の該突起上に通水性のシートを接合して成
り、上記植栽トレーの内底に敷設して、該植栽トレーの
内底部の全面に通水及び通気用の間隙を形成する間隙形
成部材と、上記間隙形成部材上に載置され、水の通過は
許容するが芝の根の浸入は抑制する防根シートと、上記
防根シート上に充填される天然芝を植栽するための育成
基材と、上記育成基材と共に敷設され、植栽した芝生上
からの荷重を分散させる網状板とを備えたことを特徴と
するものである。
の本発明に係る天然芝の植栽用キットは、脚によって底
面下に通気間隙を形成し、かつ底部に多数の排水兼通気
口を開設した植栽トレーと、基板上に多数の突起を有す
る凹凸板材の該突起上に通水性のシートを接合して成
り、上記植栽トレーの内底に敷設して、該植栽トレーの
内底部の全面に通水及び通気用の間隙を形成する間隙形
成部材と、上記間隙形成部材上に載置され、水の通過は
許容するが芝の根の浸入は抑制する防根シートと、上記
防根シート上に充填される天然芝を植栽するための育成
基材と、上記育成基材と共に敷設され、植栽した芝生上
からの荷重を分散させる網状板とを備えたことを特徴と
するものである。
【0006】上記天然芝の植栽用キットの好ましい実施
形態においては、植栽トレーの底部に開設する多数の排
水兼通気口を、該植栽トレーの底部における周囲に形成
した凹部において、該凹部により並設する隣接植栽トレ
ーの側面との間に形成される通気路に臨ませて開設した
ものとし、また、上記網状板として、植栽トレーの内部
において周辺を支持されたステンレス製の金網を用い、
さらに、植栽トレーの脚の下面に、該植栽トレーの底面
下に通気間隙を形成した状態で該植栽トレーをその設置
面上に接着する接着面が形成される。
形態においては、植栽トレーの底部に開設する多数の排
水兼通気口を、該植栽トレーの底部における周囲に形成
した凹部において、該凹部により並設する隣接植栽トレ
ーの側面との間に形成される通気路に臨ませて開設した
ものとし、また、上記網状板として、植栽トレーの内部
において周辺を支持されたステンレス製の金網を用い、
さらに、植栽トレーの脚の下面に、該植栽トレーの底面
下に通気間隙を形成した状態で該植栽トレーをその設置
面上に接着する接着面が形成される。
【0007】また、本発明に係る屋上等における天然芝
の植栽方法は、底部に多数の排水兼通気口を開設した植
栽トレーの内底に、基板上に多数の突起を有する凹凸板
材の該突起上に通水性のシートを接合して成る間隙形成
部材を敷設して、該植栽トレーの内底部の全面に通水及
び通気用の間隙を形成し、上記間隙形成部材上に、水の
通過は許容するが芝の根の浸入は抑制する防根シートを
介して天然芝を植栽するための育成基材を充填すること
により、天然芝の植栽用キットを構成し、該植栽用キッ
トの複数を建物の屋上またはベランダ等の設置面に並
べ、植栽トレーの脚によって該植栽トレーの底面下に通
気間隙を形成した状態でそれらを設置することを特徴と
するものである。上記植栽方法においては、植栽トレー
を、その脚の下面に形成した接着面において、該植栽ト
レーの設置面上に接着することができる。
の植栽方法は、底部に多数の排水兼通気口を開設した植
栽トレーの内底に、基板上に多数の突起を有する凹凸板
材の該突起上に通水性のシートを接合して成る間隙形成
部材を敷設して、該植栽トレーの内底部の全面に通水及
び通気用の間隙を形成し、上記間隙形成部材上に、水の
通過は許容するが芝の根の浸入は抑制する防根シートを
介して天然芝を植栽するための育成基材を充填すること
により、天然芝の植栽用キットを構成し、該植栽用キッ
トの複数を建物の屋上またはベランダ等の設置面に並
べ、植栽トレーの脚によって該植栽トレーの底面下に通
気間隙を形成した状態でそれらを設置することを特徴と
するものである。上記植栽方法においては、植栽トレー
を、その脚の下面に形成した接着面において、該植栽ト
レーの設置面上に接着することができる。
【0008】上記構成を有する本発明の天然芝の植栽用
キットは、底部に多数の排水兼通気口を開設した植栽ト
レーの内底に間隙形成部材を敷設して、該植栽トレーの
内底部の全面に通水及び通気用の間隙を形成し、その間
隙形成部材上に防根シートを介して天然芝の育成基材を
充填し、そこに天然芝を生育させるものである。この天
然芝の植栽用キットは、その多数を建物の屋上等の設置
面に密に並べ、植栽トレーの脚によって該植栽トレーの
底面下に通気間隙を形成した状態で固定し、必要な面積
にわたって敷設することができる。
キットは、底部に多数の排水兼通気口を開設した植栽ト
レーの内底に間隙形成部材を敷設して、該植栽トレーの
内底部の全面に通水及び通気用の間隙を形成し、その間
隙形成部材上に防根シートを介して天然芝の育成基材を
充填し、そこに天然芝を生育させるものである。この天
然芝の植栽用キットは、その多数を建物の屋上等の設置
面に密に並べ、植栽トレーの脚によって該植栽トレーの
底面下に通気間隙を形成した状態で固定し、必要な面積
にわたって敷設することができる。
【0009】植栽トレーの敷設に際しては、脚によって
底面下に通気間隙が形成され、しかも、植栽トレーの底
部の排水兼通気口が開口する該植栽トレーの周囲側面の
凹部により上記通気間隙と連通する通気路が形成され、
そのため、多数の排水兼通気口を通して余分な雨水、過
剰な灌水が排水され、それらが防水された屋上等の排水
設備を通して排出され、結果的に芝の育成に最も重要な
排水性を高めることができる。一方、上記排水兼通気
口、通気間隙及び通気路を通して空気が流通するため、
根腐れ防止のための土中の通気性も高めることができ
る。なお、天然芝に対する灌水は、スプリンクラーのよ
うな灌水設備を別設して適宜撒水させることもできる
が、人手によって撒水してもよく、いずれにしても排水
を循環使用するような設備は考慮しない。
底面下に通気間隙が形成され、しかも、植栽トレーの底
部の排水兼通気口が開口する該植栽トレーの周囲側面の
凹部により上記通気間隙と連通する通気路が形成され、
そのため、多数の排水兼通気口を通して余分な雨水、過
剰な灌水が排水され、それらが防水された屋上等の排水
設備を通して排出され、結果的に芝の育成に最も重要な
排水性を高めることができる。一方、上記排水兼通気
口、通気間隙及び通気路を通して空気が流通するため、
根腐れ防止のための土中の通気性も高めることができ
る。なお、天然芝に対する灌水は、スプリンクラーのよ
うな灌水設備を別設して適宜撒水させることもできる
が、人手によって撒水してもよく、いずれにしても排水
を循環使用するような設備は考慮しない。
【0010】植栽トレー内においては、多数の突起を有
する凹凸板材の該突起上に通水性のシートを接合した間
隙形成部材、水の通過は許容するが芝の根の浸入は抑制
する防根シート、芝を生育させる育成基材等を充填した
に過ぎないので、植栽トレーの内底部の全面に良好な排
水性・通気性が確保され、しかも、長期にわたって使用
しても、防根シートによって天然芝の根が間隙形成部材
における突起間にまで伸びるのが抑制され、該間隙形成
部材における突起間の流水を妨げるようなことにはなら
ない。また、上記天然芝の育成基材中にステンレス製の
金網等からなる網状板を敷設するが、この網状板は、そ
れ自体の支持が不十分であっても、植栽した芝生上に立
つ人等の荷重を周囲に分散させるので、間隙形成部材や
植栽トレー等が部分的に破損するのを抑制することがで
きる。
する凹凸板材の該突起上に通水性のシートを接合した間
隙形成部材、水の通過は許容するが芝の根の浸入は抑制
する防根シート、芝を生育させる育成基材等を充填した
に過ぎないので、植栽トレーの内底部の全面に良好な排
水性・通気性が確保され、しかも、長期にわたって使用
しても、防根シートによって天然芝の根が間隙形成部材
における突起間にまで伸びるのが抑制され、該間隙形成
部材における突起間の流水を妨げるようなことにはなら
ない。また、上記天然芝の育成基材中にステンレス製の
金網等からなる網状板を敷設するが、この網状板は、そ
れ自体の支持が不十分であっても、植栽した芝生上に立
つ人等の荷重を周囲に分散させるので、間隙形成部材や
植栽トレー等が部分的に破損するのを抑制することがで
きる。
【0011】上記植栽トレーは、それを単に屋上等に並
べて設置することもできるが、その脚の下面に形成した
接着面を屋上等の設置面に接着して固定することもでき
る。屋上等における上記植栽トレーの単なる並設(非接
着)は、多くの除去困難な雑草が繁茂したり、天然芝の
育成に問題があるような一部の植栽トレーを健全な天然
芝が生育した新しい植栽トレーと交換する場合に有効で
あるが、該植栽トレーを設置面に対して接着するのは、
例えば屋根上等の勾配がある面上に植栽トレーを設置
し、あるいは、高層ビルの屋上のように比較的強い風が
吹く場所に植栽トレーを安定的に設置する場合などに有
効なものである。なお、上記植栽用キットは、植栽トレ
ーを勾配がある面上に脚の接着面を接着して設置した場
合等にも、水平面部分に設置する場合と同様に、排水性
及び通気性を発揮させることができる。
べて設置することもできるが、その脚の下面に形成した
接着面を屋上等の設置面に接着して固定することもでき
る。屋上等における上記植栽トレーの単なる並設(非接
着)は、多くの除去困難な雑草が繁茂したり、天然芝の
育成に問題があるような一部の植栽トレーを健全な天然
芝が生育した新しい植栽トレーと交換する場合に有効で
あるが、該植栽トレーを設置面に対して接着するのは、
例えば屋根上等の勾配がある面上に植栽トレーを設置
し、あるいは、高層ビルの屋上のように比較的強い風が
吹く場所に植栽トレーを安定的に設置する場合などに有
効なものである。なお、上記植栽用キットは、植栽トレ
ーを勾配がある面上に脚の接着面を接着して設置した場
合等にも、水平面部分に設置する場合と同様に、排水性
及び通気性を発揮させることができる。
【0012】このように、本発明の植栽用キット及び植
栽方法によれば、建物の屋上等に天然芝を簡単に植栽す
ることができると共に、芝の植栽及びその管理を、簡
単、低コストで行うことができ、しかも、排水性及び通
気性について十分な配慮を行っているので、根腐れを起
こすのを効果的に抑制することができる。
栽方法によれば、建物の屋上等に天然芝を簡単に植栽す
ることができると共に、芝の植栽及びその管理を、簡
単、低コストで行うことができ、しかも、排水性及び通
気性について十分な配慮を行っているので、根腐れを起
こすのを効果的に抑制することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1〜図3は、本発明に係る天然
芝の植栽用キット及びその使用の態様を示すもので、ま
ず、この植栽用キットは、建物の屋上等の設置面1上に
密に並べて並置される植栽トレー2を備えている。上記
植栽トレー2は、合成樹脂によって平面視が方形等の密
に並置できる上面開放の容器状に形成され、底面3の四
隅に設けた脚4によって底面3下に通気間隙5を形成で
きるようにし、かつ、底部周囲に隣接する植栽トレー2
との間に通気路8を形成する凹部6を設け、図3に明瞭
に示すように、この凹部6の下方で植栽トレー2の下面
3に接する位置に、上記通気路8に臨ませて多数の排水
兼通気口7を開設している。
芝の植栽用キット及びその使用の態様を示すもので、ま
ず、この植栽用キットは、建物の屋上等の設置面1上に
密に並べて並置される植栽トレー2を備えている。上記
植栽トレー2は、合成樹脂によって平面視が方形等の密
に並置できる上面開放の容器状に形成され、底面3の四
隅に設けた脚4によって底面3下に通気間隙5を形成で
きるようにし、かつ、底部周囲に隣接する植栽トレー2
との間に通気路8を形成する凹部6を設け、図3に明瞭
に示すように、この凹部6の下方で植栽トレー2の下面
3に接する位置に、上記通気路8に臨ませて多数の排水
兼通気口7を開設している。
【0014】上記植栽トレー2の凹部6により該植栽ト
レー2内に形成される段部10は、該植栽トレー2の内
底に敷設する間隙形成部材12と略同程度の高さになる
ように形成される。上記間隙形成部材12は、基板13
a上に多数の突起13bを有する合成樹脂製の凹凸板材
の該突起13b上に、該凹凸板材の上部を覆う通水性の
不織布状シート14を接着により接合して、全体として
板状をなすように形成され、植栽トレー2の内底におい
て、突起13bの周囲の空間を排水路として、全面に通
水及び通気用の間隙を形成するものである。
レー2内に形成される段部10は、該植栽トレー2の内
底に敷設する間隙形成部材12と略同程度の高さになる
ように形成される。上記間隙形成部材12は、基板13
a上に多数の突起13bを有する合成樹脂製の凹凸板材
の該突起13b上に、該凹凸板材の上部を覆う通水性の
不織布状シート14を接着により接合して、全体として
板状をなすように形成され、植栽トレー2の内底におい
て、突起13bの周囲の空間を排水路として、全面に通
水及び通気用の間隙を形成するものである。
【0015】また、上記間隙形成部材12上に載置され
る防根シート16は、繊維間の微細な間隙により水の通
過は許容するが芝の根の浸入は防ぐようにした既知のも
のである。この防根シート16は、上記間隙形成部材1
2のシート14と共に、その上に充填載置する改良土等
の天然芝の育成基材17の一部の流出を阻止するフィル
ターとしての機能をも兼備している。防根シート16上
に充填する育成基材17としては、鹿沼土や、パーライ
ト、水苔等を混ぜることにより軽量化し、しかも天然芝
の育成に適した配合の改良土、あるいは他の任意の素材
により形成したものを用いることができる。上記育成基
材17上には、直接芝の種を蒔くとか、芝の種や肥料が
混入されている芝生マットを敷設するなど、周知の任意
手段で天然芝25の植栽を行うことができる。
る防根シート16は、繊維間の微細な間隙により水の通
過は許容するが芝の根の浸入は防ぐようにした既知のも
のである。この防根シート16は、上記間隙形成部材1
2のシート14と共に、その上に充填載置する改良土等
の天然芝の育成基材17の一部の流出を阻止するフィル
ターとしての機能をも兼備している。防根シート16上
に充填する育成基材17としては、鹿沼土や、パーライ
ト、水苔等を混ぜることにより軽量化し、しかも天然芝
の育成に適した配合の改良土、あるいは他の任意の素材
により形成したものを用いることができる。上記育成基
材17上には、直接芝の種を蒔くとか、芝の種や肥料が
混入されている芝生マットを敷設するなど、周知の任意
手段で天然芝25の植栽を行うことができる。
【0016】上記植栽トレー2の内周側面に突設した係
止部18には、上記育成基材17内に敷設され、植栽し
た芝生25上からの荷重を分散させる網状板20の周辺
を支持させている。この網状板20としては、ステンレ
ス製の金網が適している。なお、この網状板は、係止部
18によるそれ自体の支持が不十分であっても、植栽し
た芝生25上に立つ人等の荷重を周囲に分散させるの
で、間隙形成部材12や植栽トレー2等が部分的に破損
するのを抑制することができる。
止部18には、上記育成基材17内に敷設され、植栽し
た芝生25上からの荷重を分散させる網状板20の周辺
を支持させている。この網状板20としては、ステンレ
ス製の金網が適している。なお、この網状板は、係止部
18によるそれ自体の支持が不十分であっても、植栽し
た芝生25上に立つ人等の荷重を周囲に分散させるの
で、間隙形成部材12や植栽トレー2等が部分的に破損
するのを抑制することができる。
【0017】上記植栽用キットを屋上等に設置するに際
しては、上記植栽トレー2の内底に凹凸板材の突起13
b上に通水性のシート14を接合して成る間隙形成部材
12を敷設して、上記間隙形成部材12上に防根シート
16を介して天然芝の育成基材17を充填し、その複数
を建物の屋上またはベランダ等の設置面1上に並べ、植
栽トレー2の脚4によって該植栽トレーの底面下に通気
間隙5を形成させる。この植栽用キットの設置に際して
は、植栽トレー2を、単に屋上等の設置面1上に並べて
設置することもできるが、その脚4の下面を接着面とし
て、その設置面1上に接着して固定することもできる。
しては、上記植栽トレー2の内底に凹凸板材の突起13
b上に通水性のシート14を接合して成る間隙形成部材
12を敷設して、上記間隙形成部材12上に防根シート
16を介して天然芝の育成基材17を充填し、その複数
を建物の屋上またはベランダ等の設置面1上に並べ、植
栽トレー2の脚4によって該植栽トレーの底面下に通気
間隙5を形成させる。この植栽用キットの設置に際して
は、植栽トレー2を、単に屋上等の設置面1上に並べて
設置することもできるが、その脚4の下面を接着面とし
て、その設置面1上に接着して固定することもできる。
【0018】上記構成を有する天然芝の植栽用キット
は、その多数を建物の屋上等の設置面1に密に並べ、植
栽トレー2の脚4によって該植栽トレーの底面下に通気
間隙5を形成した状態で、必要な面積にわたって敷設す
るものである。各植栽用キットにおいては、底部に多数
の排水兼通気口7を開設した植栽トレー2の内底に間隙
形成部材12を敷設して、該植栽トレー2の内底部の全
面に通水及び通気用の間隙を形成し、その間隙形成部材
12上に防根シート16を介して天然芝の育成基材17
を充填し、そこに天然芝25を生育させるものである。
は、その多数を建物の屋上等の設置面1に密に並べ、植
栽トレー2の脚4によって該植栽トレーの底面下に通気
間隙5を形成した状態で、必要な面積にわたって敷設す
るものである。各植栽用キットにおいては、底部に多数
の排水兼通気口7を開設した植栽トレー2の内底に間隙
形成部材12を敷設して、該植栽トレー2の内底部の全
面に通水及び通気用の間隙を形成し、その間隙形成部材
12上に防根シート16を介して天然芝の育成基材17
を充填し、そこに天然芝25を生育させるものである。
【0019】上記植栽トレー2の敷設に際しては、脚4
によって底面3下に通気間隙5が形成され、しかも、植
栽トレー2の底部の排水兼通気口7が開口する該植栽ト
レーの周囲側面の凹部6により上記通気間隙5と連通す
る通気路8が形成され、そのため、多数の排水兼通気口
7を通して余分な雨水、過剰な灌水が排水され、それら
が防水された屋上等の排水設備を通して排出され、結果
的に芝の育成に最も重要な排水性を高めることができ
る。一方、上記排水兼通気口7、通気間隙5及び通気路
8を通して空気が流通するため、根腐れ防止のための土
中の通気性も高めることができる。天然芝に対する灌水
は、スプリンクラーのような灌水設備を別設して適宜撒
水させることもできるが、人手によって撒水してもよ
く、いずれにしても排水を循環使用するような設備は考
慮せず、余分な水は常に屋上等の設置面1から排出させ
る。
によって底面3下に通気間隙5が形成され、しかも、植
栽トレー2の底部の排水兼通気口7が開口する該植栽ト
レーの周囲側面の凹部6により上記通気間隙5と連通す
る通気路8が形成され、そのため、多数の排水兼通気口
7を通して余分な雨水、過剰な灌水が排水され、それら
が防水された屋上等の排水設備を通して排出され、結果
的に芝の育成に最も重要な排水性を高めることができ
る。一方、上記排水兼通気口7、通気間隙5及び通気路
8を通して空気が流通するため、根腐れ防止のための土
中の通気性も高めることができる。天然芝に対する灌水
は、スプリンクラーのような灌水設備を別設して適宜撒
水させることもできるが、人手によって撒水してもよ
く、いずれにしても排水を循環使用するような設備は考
慮せず、余分な水は常に屋上等の設置面1から排出させ
る。
【0020】植栽トレー2内においては、多数の突起1
3bを有する凹凸板材の該突起上に通水性のシート14
を接合した間隙形成部材12、水の通過は許容するが芝
の根の浸入は抑制する防根シート16、芝を生育させる
育成基材17等を充填したに過ぎないので、植栽トレー
の内底部の全面に良好な排水性・通気性が確保され、し
かも、長期にわたって使用しても、防根シート16によ
って天然芝の根が間隙形成部材12における突起13b
間にまで伸びるのが抑制され、該間隙形成部材12にお
ける突起13b間の流水を妨げるようなことにはならな
い。
3bを有する凹凸板材の該突起上に通水性のシート14
を接合した間隙形成部材12、水の通過は許容するが芝
の根の浸入は抑制する防根シート16、芝を生育させる
育成基材17等を充填したに過ぎないので、植栽トレー
の内底部の全面に良好な排水性・通気性が確保され、し
かも、長期にわたって使用しても、防根シート16によ
って天然芝の根が間隙形成部材12における突起13b
間にまで伸びるのが抑制され、該間隙形成部材12にお
ける突起13b間の流水を妨げるようなことにはならな
い。
【0021】屋上等に上記植栽トレー2を非接着で単に
並設して使用する場合には、一部の植栽トレー2内に多
くの除去困難な雑草が繁茂したり、天然芝の育成に問題
があるようなものを、健全な天然芝が生育した新しい植
栽トレーと交換したり、全体的に植栽トレー2の配置を
変えたりする場合に有効であるが、該植栽トレー2を設
置面1に対して接着する場合は、例えば、屋根上等の勾
配がある面上に植栽トレー2を設置し、あるいは、高層
ビルの屋上のように比較的強い風が吹く場所に植栽トレ
ー2を安定的に設置するときなどに有効なものである。
並設して使用する場合には、一部の植栽トレー2内に多
くの除去困難な雑草が繁茂したり、天然芝の育成に問題
があるようなものを、健全な天然芝が生育した新しい植
栽トレーと交換したり、全体的に植栽トレー2の配置を
変えたりする場合に有効であるが、該植栽トレー2を設
置面1に対して接着する場合は、例えば、屋根上等の勾
配がある面上に植栽トレー2を設置し、あるいは、高層
ビルの屋上のように比較的強い風が吹く場所に植栽トレ
ー2を安定的に設置するときなどに有効なものである。
【0022】上記植栽トレー2は、それを勾配がある面
上に脚4の接着により設置した場合であっても、植栽ト
レー2の周囲底部に排水兼通気口7が開口しているの
で、該植栽トレー2の設置の向きとは無関係に排水兼通
気口7から通気路8を通して余分な雨水、過剰な灌水が
排水され、それらが防水された屋上等の排水設備を通し
て排出され、したがって、植栽トレー2を水平面部分に
設置する場合と同様に、排水性及び通気性を発揮させる
ことができる。
上に脚4の接着により設置した場合であっても、植栽ト
レー2の周囲底部に排水兼通気口7が開口しているの
で、該植栽トレー2の設置の向きとは無関係に排水兼通
気口7から通気路8を通して余分な雨水、過剰な灌水が
排水され、それらが防水された屋上等の排水設備を通し
て排出され、したがって、植栽トレー2を水平面部分に
設置する場合と同様に、排水性及び通気性を発揮させる
ことができる。
【0023】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
建物の屋上等に天然芝を簡単に植栽することができると
共に芝の植栽の管理を簡単、低コストで行うことがで
き、しかも、芝の育成に最も重要な排水性を高め、根腐
れ防止のために土中の通気性をも高ることができ、ま
た、屋根上等の勾配がある面上や高層ビルの屋上等に設
置できる天然芝の植栽用キット及びその植栽方法を提供
することができる。
建物の屋上等に天然芝を簡単に植栽することができると
共に芝の植栽の管理を簡単、低コストで行うことがで
き、しかも、芝の育成に最も重要な排水性を高め、根腐
れ防止のために土中の通気性をも高ることができ、ま
た、屋根上等の勾配がある面上や高層ビルの屋上等に設
置できる天然芝の植栽用キット及びその植栽方法を提供
することができる。
【図1】本発明に係る天然芝の植栽用キットの実施例の
縦断面図である。
縦断面図である。
【図2】同、施工状態の部分破断斜視図である。
【図3】同側面図である。
1 設置面
2 植栽トレー
4 脚
5 通気間隙
6 凹部
7 排水兼通気口
8 通気路
12 間隙形成部材
13a 基板
13b 突起
14 シート
16 防根シート
17 育成基材
20 網状板
25 芝生
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
A01G 9/02 A01G 9/02 C
103 103G
Fターム(参考) 2B022 AB04 BA01 BA02 BA04 BA16
BA21 BB03 CA02 DA19
2B027 NC02 NC05 NC09 NC13 NC16
NC18 NC27 NC43 NC44 NE08
QA04 QC02 QC22 QC28 RA14
RA22 RC02 RC14 RC22 RE14
RE23 UB26
Claims (6)
- 【請求項1】脚によって底面下に通気間隙を形成し、か
つ底部に多数の排水兼通気口を開設した植栽トレーと、 基板上に多数の突起を有する凹凸板材の該突起上に通水
性のシートを接合して成り、上記植栽トレーの内底に敷
設して、該植栽トレーの内底部の全面に通水及び通気用
の間隙を形成する間隙形成部材と、 上記間隙形成部材上に載置され、水の通過は許容するが
芝の根の浸入は抑制する防根シートと、 上記防根シート上に充填される天然芝を植栽するための
育成基材と、 上記育成基材と共に敷設され、植栽した芝生上からの荷
重を分散させる網状板と、を備えたことを特徴とする屋
上等に敷設する天然芝の植栽用キット。 - 【請求項2】植栽トレーの底部に開設する多数の排水兼
通気口を、該植栽トレーの底部における周囲に形成した
凹部において、該凹部により並設する隣接植栽トレーの
側面との間に形成される通気路に臨ませて開設した、こ
とを特徴とする請求項1に記載の天然芝の植栽用キッ
ト。 - 【請求項3】網状板を、植栽トレーの内部において周辺
を支持されたステンレス製の金網とした、ことを特徴と
する請求項1または2に記載の天然芝の植栽用キット。 - 【請求項4】植栽トレーの脚の下面に、該植栽トレーの
底面下に通気間隙を形成した状態で該植栽トレーをその
設置面上に接着する接着面を形成した、ことを特徴とす
る請求項1〜3のいずれかに記載の天然芝の植栽用キッ
ト。 - 【請求項5】底部に多数の排水兼通気口を開設した植栽
トレーの内底に、基板上に多数の突起を有する凹凸板材
の該突起上に通水性のシートを接合して成る間隙形成部
材を敷設して、該植栽トレーの内底部の全面に通水及び
通気用の間隙を形成し、上記間隙形成部材上に、水の通
過は許容するが芝の根の浸入は抑制する防根シートを介
して天然芝を植栽するための育成基材を充填することに
より、天然芝の植栽用キットを構成し、 該植栽用キットの複数を建物の屋上またはベランダ等の
設置面に並べ、植栽トレーの脚によって該植栽トレーの
底面下に通気間隙を形成した状態でそれらを設置する、
ことを特徴とする屋上等における天然芝の植栽方法。 - 【請求項6】植栽トレーを、その脚の下面に形成した接
着面において、該植栽トレーの設置面上に接着する、こ
とを特徴とする請求項6に記載の屋上等における天然芝
の植栽方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001238095A JP2003047328A (ja) | 2001-08-06 | 2001-08-06 | 屋上等に敷設する天然芝の植栽用キット及びその植栽方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001238095A JP2003047328A (ja) | 2001-08-06 | 2001-08-06 | 屋上等に敷設する天然芝の植栽用キット及びその植栽方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003047328A true JP2003047328A (ja) | 2003-02-18 |
Family
ID=19069070
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001238095A Pending JP2003047328A (ja) | 2001-08-06 | 2001-08-06 | 屋上等に敷設する天然芝の植栽用キット及びその植栽方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003047328A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007159477A (ja) * | 2005-12-14 | 2007-06-28 | Joshin Denki Co Ltd | 非透水性基盤緑化用培土及び緑化用培地構造 |
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| KR101051529B1 (ko) | 2009-02-13 | 2011-07-22 | 주식회사 세인환경기술 | 인공지반을 이용한 꽃밭의 조성방법 |
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| KR102190617B1 (ko) * | 2019-09-19 | 2020-12-21 | 지앤지텍(주) | 하이브리드 잔디 시공방법 및 그 장치 |
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Citations (10)
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-
2001
- 2001-08-06 JP JP2001238095A patent/JP2003047328A/ja active Pending
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| JP7742583B2 (ja) | 2023-10-12 | 2025-09-22 | 株式会社Tonzakoデザイン | 植栽基盤ユニットおよびケース |
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