JP2005341733A - モータ支持構造及びこれを備えた電気機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 生産ラインにおいて、モータを防振材を介して押さえ部材によって本体に防振支持させるとき、これらの嵌め合い寸法がきついため、防振材が大きく変形し、モータを所定の位置・角度に取り付けるのが難しく、生産効率が悪い。
【解決手段】 本体を構成するケーシング6の中央部に設けられた、モータ支持部11の防振材12を嵌合する窪み11aの底面に突起11bを設け、防振材12の突起11bに対応する位置に窪み12bを設ける。モータ13を防振材12、14で挟み、防振材12をモータ支持部11の窪み11a、防振材14を押さえ部材15の窪み15aに嵌合させ、押さえ部材15をケーシング6に締結すれば、モータ13は所定の位置・角度に収斂する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、モータの支持構造及びその支持構造を備えた電気機器に関するものである。
従来、モータを使用する電気機器において、騒音の原因となるモータの振動を電気機器本体に伝えないようにするため、防振材を介してモータを電気機器本体に固定することが一般的に行われている。
例えば、特許文献1のように電気機器本体を構成する分割支持部材でゴム製の防振部材を介してモータを支持するもの、特許文献2のように弾性体と取付板を介して電気機器本体でモータを支持するものが知られている。
特開2002−186218号公報(第3頁、図3) 特開2001−86697号公報(第2、3頁、図1)
しかし、特許文献1、2のようにモータを電気機器本体に固定する際、防振材と装置本体との嵌合がきつい場合は防振材及び電気機器本体に不要な応力が加わるためモータシャフトを所定の位置及び方向に組み付けるのに手間がかかる。また、ゆるい場合は製造時にモータシャフトを所定の位置及び方向に組み付けても使用しているうちに振動によってずれる可能性がある。
そこで、本発明では、モータを、電気機器本体を構成する支持部材に防振材を介して固定するにあたって、防振材と支持部材に不要な応力をかけなくても容易にモータシャフトを所定の位置及び方向に組み付けることができる、モータ支持構造を提供することを目的とする。また、このようなモータ支持構造を備えることにより、モータの振動による騒音が低減され、長期間に渡って使用してもモータの位置及び方向が変化しにくいためファンの方向が変化して本体内部に接触することによる騒音が発生しにくい電気機器を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明のモータ支持構造では、モータの外枠端面と嵌合する窪みを設けた第1の防振材及び第2の防振材によりモータを挟み、前記第1の防振材を支持部材の窪みに嵌合し、前記第2の防振材を押さえ部材の窪みに嵌合して、押さえ部材を支持部材に締結することによりモータを防振支持するモータ支持構造において、前記支持部材と前記押さえ部材の間には、両者の締結によりモータの位置及び方向を所定の位置及び方向に収斂させる位置決め手段を設ける構成とする。
また、本発明のモータ支持構造では、前記位置決め手段は、前記支持部材及び/又は押さえ部材に形成された、モータシャフトと平行な軸線を有する回転体形状の突起と、前記第1の防振材及び/又は第2の防振材に形成された、前記突起を受け入れる、モータシャフトと平行な軸線を有する回転体形状の窪みからなり、前記突起と窪みは、嵌合が深まるにつれ互いの軸線が一致する形状であるものとする。
また、本発明のモータ支持構造では、前記位置決め手段は、前記第1の防振材及び/又は第2の防振材に形成された、モータシャフトと平行な軸線を有する回転体形状の突起と、前記支持部材及び/又は押さえ部材に形成された、前記突起を受け入れる、モータシャフトと平行な軸線を有する回転体形状の窪みからなり、前記突起と窪みは、嵌合が深まるにつれ互いの軸線が一致する形状であるものとする。
また、本発明のモータ支持構造では、前記回転体形状の突起と窪みをいずれも円錐形とする。
また、本発明のモータ支持構造では、前記位置決め手段の突起を、円柱の端面を半球状に丸めた形状とし、前記位置決め手段の窪みを半球形とする。
また、本発明のモータ支持構造では、前記位置決め手段は、前記モータの中心を囲む多角形をなすように複数配置する。
また、本発明のモータ支持構造では、前記位置決め手段のなす多角形を正多角形とする。
また、本発明のモータ支持構造では、前記位置決め手段のなす多角形を三角形とする。
また、本発明のモータ支持構造では、前記位置決め手段は、前記支持部材及び/又は押さえ部材に形成された防振材を嵌合させる窪みが、開口部の直径が底面の直径よりも大きい円錐台形状であり、第1の防振材及び/又は第2の防振材は前記窪みとテーパ面を接して嵌合する円錐台形状であるものとする。
また、本発明では、電気機器に上記いずれかのモータ支持構造を備えさせるものとする。
本発明によるモータ支持構造は、モータを外枠端面で2個の防振材によって挟み、それぞれの防振材を支持部材又は押さえ部材の窪みに嵌合させて、押さえ部材を支持部材に締結することによりモータを防振支持するものであって、前記支持部材と前記押さえ部材の間には、両者の締結によりモータの位置及び方向を所定の位置及び方向に収斂させる位置決め手段を設けるため、モータを取り付ける際に微調整をすることなく所定の位置及び方向に取り付けることができ、モータの取り付け作業を簡素化することができ、生産効率を上げることができる。
また、本発明によれば、位置決め手段は、支持部材及び/又は押さえ部材に形成された、モータシャフトと平行な軸線を有する回転体形状の突起と、第1の防振材及び/又は第2の防振材に形成された、前記突起を受け入れる、モータシャフトと平行な軸線を有する回転体形状の窪みからなり、前記突起と窪みは、嵌合が深まるにつれ互いの軸線が一致する形状であるため、前記第1の防振材及び/又は第2の防振材を前記支持部材及び/又は押さえ部材の所定の位置に容易に嵌合させることができ、モータを所定の位置及び方向に確実に取り付けることができる。
また、本発明によれば、位置決め手段は、第1の防振材及び/又は第2の防振材に形成された、モータシャフトと平行な軸線を有する回転体形状の突起と、支持部材及び/又は押さえ部材に形成された、突起を受け入れる、モータシャフトと平行な軸線を有する回転体形状の窪みからなり、前記突起と窪みは、嵌合が深まるにつれ互いの軸線が一致する形状であるため、前記第1の防振材及び/又は第2の防振材を前記支持部材及び/又は押さえ部材の所定の位置に容易に嵌合させることができ、モータを所定の位置及び方向に確実に取り付けることができる。
また、本発明によれば、回転体形状の突起と窪みをいずれも円錐形とするため、第1の防振材及び/又は第2の防振材を支持部材及び/又は押さえ部材の所定の位置に容易に嵌合させることができる。
また、本発明によれば、位置決め手段の突起を、円柱の端面を半球状に丸めた形状とし、位置決め手段の窪みを半球形とするため、第1の防振材及び/又は第2の防振材を容易に支持部材及び/又は押さえ部材の所定の位置に嵌合させることができるとともに、窪みの突起による傷みを少なくすることができる。
また、本発明によれば、位置決め手段は、前記モータの中心を囲む多角形をなすように複数配置するため、モータのぐらつきを防ぐことができる。
また、本発明によれば、位置決め手段のなす多角形を正多角形とするため、モータのぐらつきを確実に防ぐことができる。
また、本発明によれば、位置決め手段のなす多角形を三角形とするため、三点支持により安定し、モータのぐらつきをさらに確実に防ぐことができる。
また、本発明によれば、位置決め手段は、支持部材及び/又は押さえ部材に形成された防振材を嵌合させる窪みが、開口部の直径が底面の直径よりも大きい円錐台形状であり、第1の防振材及び/又は第2の防振材は前記窪みとテーパ面を接して嵌合する円錐台形状であるものとするため、防振材を方向を考慮することなく容易に支持部材及び/又は押さえ部材に所定の方向に嵌合させることができる。また、防振材が支持部材及び押さえ部材と面で接するため変形しにくく、支持部材と押さえ部材の締結力を大きくすることができることから、質量の大きなモータにも使用でき、防振材の寿命も長くできる。
また、本発明に係る電気機器は、以上のいずれかのモータ支持構造を備えるため、モータの振動による騒音を低減できる。また、長期間に渡って使用してもモータの位置及び方向が変化しにくいためファンの方向が変化して本体内部に接触することによる騒音が発生しにくい。
以下、本発明の実施の形態を図を用いて説明する。図1は、本発明に係るモータ支持構造を設けた空気清浄機1の外観斜視図である。空気清浄機1は、内部に後述するケーシングを有する筐体2と、筐体2の前面に取り付けられた取り外し可能な前パネル3からなり、後述するファンにより左右側面に設けられた吸い込み口4から室内の空気を吸い込み、内部に設けられたフィルタにより空気中の塵、臭気を除去し、前記ファンを通って筐体2の背面上方に設けられた吹き出し口5から斜め上向きに清浄な空気を吹き出すものである。
筐体2の内部には図2の分解斜視図に示すようにケーシング6が設けられ、ケーシング6の中央部にはモータ13を取り付けるカップ状のモータ支持部11が設けられている。その外側には通風グリルが設けられており、図示しないフィルタにより清浄となった空気が背面のファンに吸い込まれるようになっている。
モータ13はゴムなどの弾性体からなる第1の防振材12及び第2の防振材14で挟み、これをモータ支持部11にあてがっておいて、ねじを通す部分を備えたカップ状の押さえ部材15をケーシング6に締結することによってモータ支持部11に固定される。モータシャフト13aはモータ13の空気清浄機1の背面に向かう端面にのみ水平に突き出している。モータシャフト13aは第2の防振材14及び押さえ部材15を貫通して突き出すものであり、第2の防振材14及び押さえ部材15にはモータシャフト13aが触れないように孔が開けてある。モータシャフト13aの先端にはファン7が固定されている。
モータ13は、図3のモータ支持構造の分解斜視図及び図4の同断面図に示すように、モータの外枠端面の中心に設けた円形凸部13b及び13cとそれぞれ嵌合する窪み12a及び14aを設けた第1の防振材12及び第2の防振材14により挟まれ、第1の防振材12がモータ支持部11の窪み11aに嵌合し、第2の防振材14が押さえ部材15の窪み15aに嵌合する状態で、押さえ部材15のねじ留め部15cに図示しないねじを通してケーシング6に締結することにより、第1の防振材12及び第2の防振材14以外とは接触することなく防振支持される。
モータ支持構造の第1の実施形態においては、モータ支持部11の窪み11aには円錐形の突起11bが3個、正三角形をなし、その正三角形の中心がモータシャフト13aの延長線上に来るように設けられている。また、第1の防振材12の、モータ支持部11の窪み11aに面する端面には、円錐形の窪み12bが3個、突起11bに対応する位置に設けられている。これらの突起11b及び窪み12bは、モータ支持部11と押さえ部材15を締結することによりモータ13の位置を所定の位置に収斂させる位置決め手段10を構成する。
位置決め手段10を構成する突起11bと窪み12bとは、図5の部分断面図に示すように突起11bの円錐形の頂点と窪み12bの円錐形の頂点とで接するものである。
従来、モータを所定の位置に防振支持する場合、防振部材はモータ支持部の窪み及び押さえ部材の窪みにきつく嵌め込まれていたため、嵌め込みだけでなく位置及び方向の調整など、製造時の作業性が悪かった。
しかし、このように構成することにより、突起11bが窪み12bに嵌り込み、押さえ部材15により第1の防振材12、モータ13,第2の防振材14が圧迫されることにより、モータ13が突起11bと窪み12bで決められた所定の位置及び方向からずれることがなくなる。ここで、第1の防振材12及び第2の防振材14を構成する弾性体は、押さえ部材15の圧迫により変形しない強度を有するものである。
よって、第1の防振材12及び第2の防振材14の直径がそれぞれモータ支持部11の窪み11a及び押さえ部材15の窪み15aの直径よりも小さくてもモータ13を所定の位置及び方向に防振支持できるため、防振材の嵌め込みが容易となり、位置及び方向の調整が不要となる。また、突起11bが円錐形であるため、突起11bの軸線が窪み12bの軸線から多少ずれてはまっても突起11bの先端が窪み12bに入っていれば、モータ支持部11と押さえ部材15を締結することによりモータ13の位置を所定の位置に収斂させることができる。これらの効果により、製造時の作業性が向上する。
第1の実施形態において、位置決め手段10を構成する突起がモータ支持部11ではなく押さえ部材15に設けられ、窪みが第1の防振材12ではなく第2の防振材14に設けられている場合でも同様の効果が得られる。
また、位置決め手段10を構成する突起が第1の防振材12及び/又は第2の防振材14に設けられ、窪みがモータ支持部11及び/又は押さえ部材15に設けられている場合でも、同様の効果が得られる。
また、位置決め手段10のなす三角形が正三角形から多少変形していたとしても、又は位置決め手段10が四角形以上の多角形をなす場合でも、モータシャフト13aの延長線が前記三角形又は多角形の内部に来る限り、ほぼ同等の効果が得られる。
図6は本発明の第2の実施形態に係る突起11bと窪み12bの部分断面図である。第2の実施形態において、突起11bと窪み12bは、突起11bの円錐形のテーパ面と窪み12bの口縁部で接するものである。このように構成した場合でも、突起11bが窪み12bに嵌り込むに従って突起11bの軸線と窪み12bの軸線が一致していくため、モータ支持部11と押さえ部材15を締結することによりモータ13の位置及び方向を所定の位置及び方向に収斂させることができる。
第2の実施形態においても、第1の実施形態の場合と同様に、位置決め手段10を構成する突起がモータ支持部11ではなく押さえ部材15に設けられ、窪みが第1の防振材12ではなく第2の防振材14に設けられていても同様の効果が得られる。また、位置決め手段10のなす三角形が正三角形から多少変形していたとしても、又は位置決め手段10が四角形以上の多角形をなす場合でも、モータシャフト13aの延長線が前記三角形又は多角形の内部に来る限り、ほぼ同等の効果が得られる。
また、位置決め手段10が、モータ支持部11及び第1の防振材12にではなく、第2の防振材14及び押さえ部材15に設けられている場合も、同様の効果が得られる。
図7及び図8は本発明の第3の実施形態に係るモータ支持構造の分解斜視図及び断面図である。第3の実施形態において、1組の位置決め手段10を構成する突起11b及び窪み12bがそれぞれモータ支持部11及び第1の防振材12に設けられ、もう1組の位置決め手段10を構成する窪み14b及び突起15bがそれぞれ第2の防振材14及び押さえ部材15に設けられている。
これにより、モータ13の両側に位置決め手段10が設けられることとなり、第1の実施形態よりもモータ13の位置及び方向の安定性が増す。
第3の実施形態においても、位置決め手段10を構成する突起と窪みは位置を取り換えることができる。また、位置決め手段10のなす三角形が正三角形から多少変形していたとしても、又は位置決め手段10が四角形以上の多角形をなす場合でも、モータシャフト13aの延長線が前記三角形又は多角形の内部に来る限り、ほぼ同等の効果が得られる。
図9は本発明の第4の実施形態に係る押さえ部材15の斜視図である。第4の実施形態において、押さえ部材15は、モータ13の全体を覆うものではなく、また突起15bが4個正方形をなすように設けられている。このように構成した場合も、カップ状のモータ13の全体を覆うものと同様の効果が得られる。この押さえ部材15の形状は、押さえ部材15に位置決め手段を設ける実施形態の全てに適用できる。
図10及び図11は本発明の第5の実施形態に係るモータ支持構造の断面図及び支持部材11の窪み11aの底面部分と第1の防振材12の斜視図である。
第5の実施形態において、位置決め手段10を構成する突起11b及び14bは円柱の端面を半球状に丸めた形状であり、窪み12b及び15bは半球形である。この突起11bと窪み12bとの関係は図12の部分断面図に示すように、突起11bの先端と窪み12bの底とが接するものである。
このように構成した場合でも、突起11bが窪み12bに嵌り込むに従って突起11bの軸線と窪み12bの軸線が一致していくため、モータ支持部11と押さえ部材15を締結することによりモータ13の位置を所定の位置に収斂させることができる。また、突起11bの先端の曲面と窪み12bの底とが面で接するため、耐久性を有する。
第5の実施形態においても、位置決め手段10を構成する突起と窪みは位置を取り換えることができる。また、位置決め手段10のなす三角形が正三角形から多少変形していたとしても、又は位置決め手段10が四角形以上の多角形をなす場合でも、モータシャフト13aの延長線が前記三角形又は多角形の内部に来る限り、ほぼ同等の効果が得られる。
図13は本発明の第6の実施形態に係る突起11bと窪み12bの部分断面図である。第6の実施形態において、突起11bと窪み12bは、突起11b先端の半球の球面部と窪み12bの口縁部とが接するものである。このように構成した場合でも、突起11bが窪み12bに嵌り込むに従って突起11bの軸線と窪み12bの軸線が一致していくため、モータ支持部11と押さえ部材15を締結することによりモータ13の位置及び方向を所定の位置及び方向に収斂させることができる。
図14及び図15は本発明の第7の実施形態に係るモータ支持構造の斜視図及び断面図である。
第7の実施形態において、位置決め手段10はモータ支持部11及び押さえ部材15の窪み11a及び窪み15aが、開口部の直径が底面の直径よりも大きい円錐台形状で、第1の防振材12及び第2の防振材14は窪み11a及び窪み15aと底面とテーパ面を接して嵌合する円錐台形状であることによるものである。
支持部材11の窪み11a及び押さえ部材15の窪み15aの開口部の大きさがそれぞれ第1の防振材12及び第2の防振材14の先端側の直径よりも大きいため、第1の防振材12及び第2の防振材14を支持部材11の窪み11a及び押さえ部材15の窪み15aそれぞれ支持部材11の窪み11a及び押さえ部材15の窪み15aに容易に嵌め込むことができる。その後、モータ支持部11と押さえ部材15を締結することによりモータ13の位置及び方向を所定の位置及び方向に収斂させることができる。これらの効果により、製造時の作業性が向上する。
第7の実施形態において、第1の防振材12及び第2の防振材14が支持部材11及び押さえ部材15と面で接するため変形しにくいことから防振材の寿命も長くでき、支持部材と押さえ部材の締結力を大きくすることができることから、質量の大きなモータにも使用でき空気清浄機の能力を大きくすることができる。
ここで、第1の防振材12または第2の防振材14の一方だけが円錐台形状であり、それに対応するモータ支持部11の窪み11aまたは押さえ部材15の窪み15aが円錐台形状であって、他方の防振材および窪みが単なる円筒形であってもほぼ同様の効果が得られる。
また、本発明に係る空気清浄機は、以上のいずれかのモータ支持構造を備えるため、モータの振動による騒音を低減できる。また、長期間に渡って使用してもモータの位置・方向が変化しにくいため、ファンの方向が変化して本体内部に接触することによる騒音が発生しにくい。
本発明に係るモータ支持構造は、家庭用の空気清浄機、換気扇、加湿器などの電気機器に利用することができる。
空気清浄機の外観の斜視図。 空気清浄機内部の分解斜視図。 第1の実施形態に係るモータ支持構造の分解斜視図。 第1の実施形態に係るモータ支持構造の断面図。 第1の実施形態に係る位置決め手段の部分断面図。 第2の実施形態に係る位置決め手段の部分段面図。 第3の実施形態に係るモータ支持構造の分解斜視図。 第3の実施形態に係るモータ支持構造の断面図。 第4の実施形態に係る押さえ部材の斜視図。 第5の実施形態に係るモータ支持構造の断面図。 第5の実施形態に係る位置決め手段の斜視図。 第5の実施形態に係る位置決め手段の部分断面図。 第6の実施形態に係る位置決め手段の部分断面図。 第7の実施形態に係るモータ支持構造の分解斜視図。 第7の実施形態に係るモータ支持構造の断面図。
符号の説明
1 空気清浄機
6 ケーシング
11 モータ支持部
12 第1の防振材
13 モータ
14 第2の防振材
15 押さえ部材

Claims (10)

  1. モータの外枠端面と嵌合する窪みを設けた第1の防振材及び第2の防振材によりモータを挟み、前記第1の防振材を支持部材の窪みに嵌合し、前記第2の防振材を押さえ部材の窪みに嵌合して、押さえ部材を支持部材に締結することによりモータを防振支持するモータ支持構造において、
    前記支持部材と前記押さえ部材の間には、両者の締結によりモータの位置及び方向を所定の位置及び方向に収斂させる位置決め手段を設けることを特徴とするモータ支持構造。
  2. 前記位置決め手段は、前記支持部材及び/又は押さえ部材に形成された、モータシャフトと平行な軸線を有する回転体形状の突起と、前記第1の防振材及び/又は第2の防振材に形成された、前記突起を受け入れる、モータシャフトと平行な軸線を有する回転体形状の窪みからなり、前記突起と窪みは、嵌合が深まるにつれ互いの軸線が一致する形状であることを特徴とする請求項1に記載のモータ支持構造。
  3. 前記位置決め手段は、前記第1の防振材及び/又は第2の防振材に形成された、モータシャフトと平行な軸線を有する回転体形状の突起と、前記支持部材及び/又は押さえ部材に形成された、前記突起を受け入れる、モータシャフトと平行な軸線を有する回転体形状の窪みからなり、前記突起と窪みは、嵌合が深まるにつれ互いの軸線が一致する形状であることを特徴とする請求項1に記載のモータ支持構造。
  4. 前記回転体形状の突起と窪みがいずれも円錐形であることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のモータ支持構造。
  5. 前記位置決め手段の突起が円柱の端面を半球状に丸めた形状であり、前記位置決め手段の窪みが半球形であることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のモータ支持構造。
  6. 前記位置決め手段は、前記モータの中心を囲む多角形をなすように複数配置されていることを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載のモータ支持構造。
  7. 前記位置決め手段のなす多角形は、正多角形であることを特徴とする請求項6に記載のモータ支持構造。
  8. 前記位置決め手段のなす多角形が三角形であることを特徴とする請求項6又は請求項7に記載のモータ支持構造。
  9. 前記位置決め手段は、前記支持部材及び/又は押さえ部材に形成された防振材を嵌合させる窪みが、開口部の直径が底面の直径よりも大きい円錐台形状であり、第1の防振材及び/又は第2の防振材は前記窪みとテーパ面を接して嵌合する円錐台形状であることを特徴とする請求項1に記載のモータ支持構造。
  10. 請求項1〜9のいずれかに記載のモータ支持構造を有する電気機器。
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