JP2005340780A - 電子部品装着装置および電子部品装着方法 - Google Patents

電子部品装着装置および電子部品装着方法 Download PDF

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裕 蛯原
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Kimaro Tanaka
貴麿 田中
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Abstract

【課題】超音波を利用して電子部品を回路基板に装着する電子部品装着装置において、超音波振動の付与による電子部品の振幅を精度良く制御する。
【解決手段】電子部品装着装置1は、電子部品8を保持する吸着ノズル11、吸着ノズル11を介して電子部品8に超音波振動を付与する超音波振動子13、回路基板9を保持する基板保持部2、および、回路基板9に電子部品8を押圧する押圧機構を備える。吸着ノズル11の先端部には、吸着ノズル11の加速度を検出する加速度センサが取り付けられる。電子部品装着装置1では、電子部品8が回路基板9に押圧されつつ超音波振動が付与されて実装される間、加速度センサからの出力から求められた吸着ノズル11の振幅に基づいて超音波振動子13の振幅がフィードバック制御される。この結果、超音波振動の付与による電子部品8の振幅を精度良く制御することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、超音波を利用して電子部品を回路基板に装着する技術に関する。
従来より、プリント基板等の回路基板に電子部品を装着する装置では、部品保持部に保持された電子部品の電極と回路基板の電極とを接合する様々な方法が利用されており、電子部品を短時間で、かつ、比較的低温にて接合することができる方法の1つとして超音波を利用する接合方法(以下、「超音波接合」という。)が知られている。超音波接合では、回路基板に押圧された電子部品に超音波振動を付与することにより振動させ、電子部品の電極(例えば、バンプが形成されている。)と回路基板の電極とを電気的に接合する。
このような超音波接合を行う電子部品の装着装置では、電子部品の接合状態を検査しつつ実装する技術が提案されている。例えば、特許文献1では、レーザ変位計を用いて計測した装着時のバンプの沈み込み量に基づいて接合の良否判定を行う技術が開示されている。また、電子部品の振動の特性(振幅や周波数)が接合状態に大きな影響を与えるため、特許文献1では、レーザドップラー振動計により電子部品の振幅と振動速度を計測して基準波形と比較することにより、超音波振動が正常に付与されたか否かを検知する技術が開示されている。
特開平11−297761号公報
ところで、このような装着装置では、超音波発生装置への入力電流と電子部品の振動の振幅との相関関係を予め求めて、入力電流を相関関係のみに基づいて制御することにより(いわゆる、オープンループ制御により)電子部品の振幅を調整することが行われているが、上記相関関係は電子部品に対する荷重条件や電子部品の大きさ等によって実際には変化する。また、部品保持部の装置への取り付け時や超音波発生装置との連結時等における僅かな取り付け誤差によっても上記相関関係は変化する可能性があり、装着装置毎に(あるいは、同一の装置でもメンテナンスの前後において)異なってしまう。
したがって、超音波発生装置への入力電流をオープンループ制御しても、実際に電子部品の振幅が所望の値になっているとは限らず、電子部品の振幅を精度良く制御することができず、電子部品と回路基板との接合品質の向上に限界がある。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、超音波振動の付与による電子部品の振幅を精度良く制御することを目的としている。
請求項1に記載の発明は、超音波を利用して電子部品を回路基板に装着する電子部品装着装置であって、電子部品を保持する保持部と、前記保持部に保持された電子部品を回路基板に向けて押圧する押圧機構と、前記保持部を介して電子部品に超音波振動を付与する超音波振動子と、前記保持部の変位、速度または加速度を検出するセンサと、前記センサからの出力に基づいて前記超音波振動子の振幅をフィードバック制御する制御部とを備える。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電子部品装着装置であって、前記センサが、前記保持部に取り付けられた加速度センサである。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の電子部品装着装置であって、前記センサが、前記保持部にレーザ光を照射し、前記レーザ光の反射光に基づいて前記保持部の速度を検出する。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の電子部品装着装置であって、前記保持部が接地された導体部を備え、前記センサが、前記導体部に近接するプローブと、前記導体部と前記プローブとの間の静電容量を検出して前記保持部の変位に変換する変換部とを備える。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の電子部品装着装置であって、前記センサが、前記保持部に向けて照射されるレーザ光の反射光の受光位置、または、前記レーザ光の受光範囲における前記保持部による遮光位置に基づいて前記保持部の変位を検出する。
請求項6に記載の発明は、請求項1に記載の電子部品装着装置であって、前記保持部が、磁石または磁化される部位を備え、前記センサが、前記磁石または前記磁化される部位による磁界の強度に基づいて前記保持部の変位を検出する、または、前記強度の変化に基づいて前記保持部の速度を検出する。
請求項7に記載の発明は、請求項1ないし6のいずれかに記載の電子部品装着装置であって、前記制御部が、前記保持部の振幅の時間的変化を実質的に示すプロファイルに従って前記超音波振動子を制御する。
請求項8に記載の発明は、超音波を利用して電子部品を回路基板に装着する電子部品装着方法であって、保持部に保持された電子部品を押圧機構により回路基板に向けて押圧する工程と、超音波振動子により前記保持部を介して前記電子部品に超音波振動を付与する工程と、前記保持部の変位、速度または加速度をセンサにて検出しつつ、前記センサからの出力に基づいて制御部により前記超音波振動子の振幅をフィードバック制御する工程とを備える。
本発明では、超音波振動の付与による電子部品の振幅を精度良く制御することができる。また、請求項7の発明では、電子部品の回路基板に対する接合品質を向上することができる。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る電子部品装着装置1の要部を示す図である。電子部品装着装置1は、超音波を利用して電子部品を回路基板に装着する装置であり、図1では、電子部品を装着する装着ヘッドの下端部近傍を示す。装着ヘッドの下端部には、半導体ベアチップである電子部品8を保持する保持部である吸着ノズル11、吸着ノズル11を保持するホーン12、および、ホーン12に取り付けられた超音波振動子13が設けられ、これらの構成がホーン支持部14を介してシャフト15に取り付けられる。また、装着ヘッドの下方には、回路基板9を保持する基板保持部2が設けられる。
図2は、吸着ノズル11の先端部近傍を拡大して示す図である。吸着ノズル11は、中心部に真空吸引用の吸引路111を備え、先端に形成された吸引口から吸引を行うことによって電子部品8を吸着して保持する。吸着ノズル11の先端部には、吸着ノズル11の加速度を検出する圧電型の加速度センサ16が取り付けられる。加速度センサ16は、電子部品8の極近傍に設けられるため、加速度センサ16により計測される吸着ノズル11の加速度は、電子部品8の実際の加速度にほぼ等しい。
電子部品8の回路基板9と対向する面の電極上には金(Au)で形成されたボールバンプ(メッキバンプ等でもよく、以下、単に「バンプ」という。)81が設けられ、基板保持部2に保持される回路基板9上には電極91がバンプ81と対向して設けられる。
図3.Aは、電子部品装着装置1の各構成を制御する制御部3、並びに、制御部3に制御される装着ヘッドの押圧機構17、超音波振動子13および加速度センサ16を示すブロック図である。電子部品装着装置1では、制御部3によりこれらの構成が制御されて電子部品8の回路基板9に対する装着が行われる。制御部3には、電子部品8の装着時に電子部品8に付与されるべき振動の振幅の時間的変化に基づいて求められた、超音波振動子13により吸着ノズル11に付与されるべき振動の振幅の時間的変化を示すプロファイルデータ31が予め記憶されている。
図3.Bは電子部品装着装置1が電子部品8を回路基板9に装着する動作の流れを示す図である。電子部品装着装置1により電子部品8が回路基板9に装着される際には、吸着ノズル11に保持された電子部品8が基板保持部2に保持された回路基板9の上方に移動し、電子部品8のバンプ81と回路基板9の電極91とのアライメントが行われた後にシャフト15が下降して電子部品8のバンプ81と回路基板9の電極91とが接触し、押圧機構17により電子部品8が回路基板9に向けて押圧される(ステップS11)。そして、電子部品8が所定の荷重で加圧された状態で、制御部3からの信号により超音波振動子13が能動化されてホーン12および吸着ノズル11を介して電子部品8に超音波振動が付与され(ステップS12)、電子部品8のバンプ81が回路基板9の電極91に電気的に接合され、装着と同時に実装(すなわち、接合)が行われる。
電子部品装着装置1では、電子部品8に超音波振動が付与される間、吸着ノズル11の先端部に取り付けられた加速度センサ16により検出された吸着ノズル11の加速度が制御部3に送られる。制御部3では、加速度センサ16からの出力に基づいて吸着ノズル11の振幅が求められ、求められた振幅とプロファイルデータ31とが合致するように(すなわち、プロファイルデータ31に従って)、超音波振動子13の振幅がフィードバック制御される(ステップS13)。超音波振動子13の周波数としては20〜150kHzの範囲のものが利用される。なお、プロファイルデータ31は、吸着ノズル11に付与されるべき振動の振幅の時間的変化を実質的に示していればよく、例えば、加速度センサ16により計測されるべき加速度の時間的変化が示されていてもよい。
超音波振動子13の振幅の制御は様々な方法で行われてよく、例えば、電源から超音波振動子13に供給される電力、電流または電圧の最大値等が制御されることにより超音波振動子13の振幅が制御されてよい。すなわち、制御部3では、吸着ノズル11の振幅を制御するためのパラメータとして超音波振動子13の振幅が利用されるが、制御部3における演算においては、必ずしも超音波振動子13の振幅が求められる必要はなく、電源からの電流の最大値等が求められてもよい。
また、超音波振動子13では、振幅の制御に加えて周波数を微調整する制御が行われてもよく、この場合、超音波振動子13に電力を供給する電源として、超音波振動子13のインピーダンスを測定し、測定結果に基づいて供給電流の周波数が、超音波振動子13、ホーン12、吸着ノズル11および電子部品8等で構成される振動系の共振周波数に等しくなるように制御される周波数自動追尾型の電源が用いられてもよい。また、加速度センサ16からの出力に基づいて、例えば、超音波振動子13に供給される電流が一定である場合に電子部品8の振幅(すなわち、加速度センサ16の取り付け位置における吸着ノズル11の振幅)が最大となるように周波数が制御されてもよい。
図4は、装着ヘッドの下端部近傍の構成の他の例を示す図である。図4では、図1の加速度センサ16に代えてレーザ振動計16aが設けられる。レーザ振動計16aは、吸着ノズル11の先端部(電子部品8の極近傍の部位)にレーザ光を照射し、吸着ノズル11からの反射光に基づいてドップラー効果を利用して吸着ノズル11の先端部の速度を検出する。レーザ振動計16aからのレーザ光は、電子部品8の極近傍に照射されるため、レーザ振動計16aにより計測される吸着ノズル11の速度は、電子部品8の実際の速度にほぼ等しくなる。
図4に示す電子部品装着装置1では、電子部品8の回路基板9に対する装着時に、レーザ振動計16aにより検出された吸着ノズル11の速度から求められた吸着ノズル11の振幅が、制御部3(図3.A参照)に予め記憶されているプロファイルデータ31に合致するように、超音波振動子13の振幅が制御部3によりフィードバック制御される。
また、電子部品装着装置1では、加速度センサ16やレーザ振動計16aの代わりに、吸着ノズル11の(主として水平方向の)変位を検出するレーザ変位センサやリニア変位センサ等が設けられてもよく(後述の第2の実施の形態参照)、この場合、吸着ノズル11の変位の変化から求められた吸着ノズル11の振幅、および、プロファイルデータ31に基づいて超音波振動子13の振幅がフィードバック制御される。
以上に説明したように、電子部品装着装置1では、吸着ノズル11の先端の変位、速度または加速度から求められた吸着ノズル11の先端の振幅(すなわち、電子部品8の実際の振幅)に基づいて、超音波振動子13の振幅をフィードバック制御することにより、超音波振動の付与による電子部品8の振幅を精度良く制御することができる。換言すれば、電子部品8の振幅が計測されてこの振幅がフィードバック制御される。また、プロファイルデータ31に従って超音波振動子13を制御することにより、電子部品8の振幅をより精度良く制御することができる。その結果、電子部品8の回路基板9に対する接合品質を向上することができる。
図5は、本発明の第2の実施の形態に係る電子部品装着装置1aを示す正面図であり、図6は電子部品装着装置1aの平面図である。電子部品装着装置1aは、微細な電子部品を反転した後に、プリント基板等の回路基板9上への電子部品の装着と電極の接合(すなわち、実装)とを同時に行う、いわゆる、フリップチップ実装装置である。
電子部品装着装置1aは、回路基板9を保持する基板保持部2aを備え、基板保持部2aの上方(図5中に示す(+Z)側)には、基板保持部2aに保持された回路基板9に電子部品を装着する部品装着部5が設けられ、基板保持部2aの(−X)側には、部品装着部5に電子部品を供給する部品供給部4が設けられる。また、基板保持部2aと部品供給部4との間には、部品供給部4により部品装着部5に供給された電子部品を撮像する撮像部60が設けられ、回路基板9の(+X)側には、部品装着部5の装着機構53において電子部品に当接する先端部を研磨する研磨部7が設けられる。電子部品装着装置1aでは、これらの機構が制御部3aにより制御されることにより、回路基板9に対する電子部品の装着が行われる。
基板保持部2aは、回路基板9を保持するステージ21、および、ステージ21を図5中のY方向に移動するステージ移動機構22を備える。研磨部7はステージ21の(+X)側に取り付けられており、ステージ移動機構22によりステージ21と一体的にY方向に移動する。研磨部7は、平らで水平な研磨面711を有するシート状の研磨部材71、および、研磨部材71を保持する研磨部材保持部72を備える。
部品装着部5は、装着ヘッド51および装着ヘッド51をX方向に移動する装着ヘッド移動機構52を備え、装着ヘッド51は、電子部品を保持しつつ回路基板9に装着する装着機構53を有する。装着ヘッド51には、装着機構53を昇降する昇降機構54が設けられる。なお、第1の実施の形態に係る図1の構成は、装着機構53に対応する。
図7は、装着機構53近傍を拡大して示す図である。装着機構53はX方向におよそ沿って伸びる保持部本体532を有し、保持部本体532の一端には超音波振動子531が取り付けられる。保持部本体532の他端側には保持ツール533が着脱可能に取り付けられ、保持ツール533は電子部品8を吸着保持する先端部534を有する。保持部本体532は保持ツール533が超音波振動子531よりも(−Z)側に位置するように所定の傾斜角にてブロック535に取り付けられ、ブロック535はシャフト536に固定される。図7に示す状態において、先端部534は保持部本体532から下方へと柱状に突出する。保持ツール533(先端部534を含む。)はステンレス鋼等の導体にて形成され、保持部本体532を介して電気的に接地される。昇降機構54(図5参照)によりシャフト536がZ方向に移動することにより、装着機構53が回路基板9や研磨面711に対して相対的に昇降する。
また、装着機構53は、静電容量式の近接センサ55をさらに有し(図5および図6において図示省略)、近接センサ55は先端部534の(−X)側に近接して設けられるプローブ551、および、先端部534とプローブ551との間の静電容量を検出してこの静電容量をプローブ551に対する先端部534の変位へと変換する変換部552を有する。プローブ551は図示省略のプローブ支持部を介してブロック535に固定される。
図5および図6に示すように、部品供給部4は、所定の位置に電子部品を配置する部品配置部41、部品配置部41から電子部品を取り出して保持する供給ヘッド42、供給ヘッド42をX方向に移動する供給ヘッド移動機構43、および、供給ヘッド42を回動および僅かに昇降する回動機構44を備える。部品配置部41は、多数の電子部品が載置される部品トレイ411、部品トレイ411を保持するステージ412、並びに、部品トレイ411をステージ412と共にX方向およびY方向に移動するトレイ移動機構413を備える。供給ヘッド42は、吸着により保持した電子部品を装着ヘッド51の装着機構53に供給する供給コレット421(図5参照)を備える。供給コレット421は、先端に形成された吸引口から吸引を行うことによって電子部品を吸着して保持する。
部品供給部4では、回路基板9に装着される予定の多数の電子部品が、回路基板9に接合されるバンプが形成された側の面(実装後の状態における下面であり、以下、「接合面」という。)を(+Z)側に向けて(すなわち、回路基板9に装着される向きとは反対向きに)部品トレイ411上に載置されている。
撮像部60は、装着ヘッド移動機構52による装着ヘッド51(特に、装着機構53)の移動経路上であって装着ヘッド51の移動と干渉しない位置(本実施の形態では移動経路の真下)に設けられ、装着機構53に保持された電子部品を(−Z)側から撮像する。
次に、図3.Bに準じて電子部品装着装置1aが電子部品8を回路基板9に装着する動作について説明を行う。電子部品装着装置1aでは、まず、多数の電子部品が接合面を(+Z)側に向けて載置された部品トレイ411が、予め図5中の(−X)側に位置している供給ヘッド42の下方にてトレイ移動機構413により移動し、電子部品の接合面が供給コレット421により吸着保持される。次に、供給ヘッド42が反転しつつ供給ヘッド移動機構43により(+X)方向へと移動し、図5中に二点鎖線にて示す位置に位置する。このとき、供給コレット421と、図5中に二点鎖線にて示す受渡位置に位置する装着ヘッド51の装着機構53とが対向する。
続いて、昇降機構54により装着機構53が僅かに下降し、電子部品の上面が装着機構53により吸引吸着されるとともに供給コレット421による吸引が停止され、装着機構53が供給コレット421から電子部品を受け取って先端部534(図7参照)にて吸着保持する。電子部品の供給が完了すると、昇降機構54により装着機構53が僅かに上昇し、供給ヘッド42が、元の位置へと退避する。供給ヘッド42の退避と並行して、装着ヘッド51が撮像部60の真上へと移動し、撮像部60により装着機構53の先端部534に保持される電子部品が撮像される。撮像部60からの出力である画像データは制御部3aに送られ、制御部3aでは画像データに基づいて装着ヘッド51が制御され、装着機構53がZ方向に伸びる軸を中心に回動して電子部品の姿勢が補正される。
装着ヘッド51は、装着ヘッド移動機構52によりさらに(+X)方向へと移動し、回路基板9上の電子部品の装着予定位置の上方に位置する。装着機構53は回路基板9に向けて下降して接合面に形成されたバンプと回路基板9上の電極とが接触し、昇降機構54により電子部品が、基板保持部2aに保持される回路基板9に対して押圧される(ステップS11)。この状態で、図7に示す超音波振動子531により保持部本体532および保持ツール533を介して超音波振動が電子部品8に付与されることにより(ステップS12)、電子部品8のバンプが回路基板9の電極に対して電気的に接合され、電子部品8の装着と同時に接合(すなわち、実装)が行われる。
このとき、電子部品装着装置1aでは先端部534とプローブ551との間に生じる静電容量が変換部552にて検出され(実際には、静電容量は電圧として間接的に検出される。)、振動する先端部534と固定されたプローブ551との間の距離に変換される。すなわち、近接センサ55により非接触にて先端部534のX方向の変位が検出される。また、先端部534のプローブ551と対向する部位と電子部品8とは近接するため、先端部534の変位は電子部品8の実際の変位にほぼ等しくなる。あるいは、先端部534の変位に定数を乗じるだけで精度よく電子部品8の変位を求めることができる。近接センサ55では通常0.01〜50マイクロメートルの変位が検出可能とされる。なお、保持部本体532が実際に接地されていなくても、保持ツール533が実質的に接地されている状態であれば、先端部534の変位は検出可能である。
電子部品装着装置1aでは、近接センサ55により求められた先端部534のX方向の変位から先端部534のX方向の振幅が導かれ、制御部3aに予め記憶されているプロファイルデータに合致するように(正確には、X方向に関して超音波振動子13により保持ツール533に付与されるべき振動の振幅の時間的変化を示すプロファイルデータに合致するように(以下同様))、超音波振動子531の振幅が制御部3aによりフィードバック制御される(ステップS13)。これにより、電子部品8の振幅が精度良く制御され、電子部品8が高い接合品質にて回路基板9に装着される。
電子部品8の装着が終了すると、吸引を停止した装着機構53が昇降機構54により電子部品8から離れて上昇し、続いて、先端部534(正確には、先端部534の電子部品8に当接する面)の研磨が必要か否かが確認される。先端部534の研磨は、先端部534に凝着した電子部品8の基板の成分を除去するために行われる。研磨が必要であると判断された場合には、装着機構53が研磨部7の上方へと移動し、先端部534が研磨部材71に押圧されつつ超音波振動子531により振動が付与されることにより、先端部534の研磨が行われる。
先端部534の研磨が終了すると、あるいは、研磨が不要であると判断された場合には、装着ヘッド51が受渡位置へと移動し、取り出された電子部品が装着機構53の先端部534にて吸着保持され、回路基板9に電子部品を装着する動作が繰り返される。このとき、個々の電子部品の表面状態や回路基板9の表面状態の影響が変化した場合であっても、電子部品装着装置1aでは近接センサ55からの出力に基づいて超音波振動子531の振幅がフィードバック制御されることにより、電子部品の振幅が精度良く制御される。
図8は、近接センサ55の他の配置例を示す図である。図8では、プローブ551が保持ツール533の(−X)側の面(保持ツール533の先端部534よりも上方の部位)に対向するようにして配置される。保持ツール533は変形に対する強度が比較的高いため、保持部本体532の伸びる方向(すなわち、超音波振動子531により付与される超音波振動が作用する方向であり、以下、「振動方向」ともいう。)に関して、近接センサ55により非接触にて取得される保持ツール533の変位は電子部品8の実際の変位とほぼ等しく、あるいは、精度よく比例する。そして、電子部品8の回路基板9に対する装着時には、保持ツール533の振動方向の変位から保持部本体532の傾斜角を考慮して導かれる保持ツール533のX方向の振幅が、制御部3aに予め記憶されているプロファイルデータに合致するように超音波振動子531の振幅がフィードバック制御され、電子部品8が回路基板9に装着される。
図9は、装着機構53の構成の他の例を示し、他の種類のセンサを利用する例について説明するための図である。図9の装着機構53に設けられるセンサ56は、先端部534に向けてレーザ光を出射する光出射部561、および、照射される光の位置を検出するPSD(Position Sensitive Detector)を有する受光部562を備える。光出射部561および受光部562は図9の紙面に垂直な方向に並んで配置される。先端部534において光出射部561からのレーザ光が照射される部位は鏡面の平面とされ、受光部562がレーザ光の先端部534からの反射光を受光することにより、先端部534のX方向の位置が検出される。
電子部品8の回路基板9への装着時は、光出射部561からのレーザ光は常に先端部534へと照射され、レーザ光の反射光の受光部562における受光位置に基づいて先端部534のX方向の変位が非接触にて高速に検出される。このとき、前述のように、先端部534の変位は電子部品8の実際の変位にほぼ等しく、あるいは、精度よく比例することとなる。そして、先端部534の変位から導かれる先端部534の振幅が、制御部3aに予め記憶されているプロファイルデータに合致するように、超音波振動子531の振幅が制御部3aによりフィードバック制御され、電子部品8が回路基板9に装着される。なお、図9の装着機構53において、光出射部561および受光部562のもう1つの組合せが設けられ、この組合せにより先端部534のZ方向の変位も取得され、先端部534の挙動が平面的に検出されてもよい。
図10は、PSDを有するセンサの他の例を示す図である。図10のセンサ56aでは、光出射部561aが先端部534に近づくに従って光束断面が水平方向に漸次広がるレーザ光(ライン状のレーザ光)を出射し、受光部562は、先端部534の光出射部561aとは反対側に先端部534から僅かに離れて配置される。図10の装着機構53において、仮に、先端部534が存在しない場合には、光出射部561aからのライン状のレーザ光の全体が、受光部562における一定の受光範囲に照射される。実際には、先端部534によりレーザ光の一部が遮光されるため、センサ56aでは受光部562でのレーザ光の受光範囲における先端部534による遮光位置に基づいて先端部534のX方向の変位が非接触にて検出される。そして、センサ56aの出力に基づいて超音波振動子531の振幅がフィードバック制御され、電子部品8が回路基板9に装着される。なお、図10の装着機構53においても、光出射部561aおよび受光部562のもう1つの組合せが設けられ、先端部534の変位が平面的に検出されてもよい。
図11は、装着機構53の構成のさらに他の例を示し、さらに他の種類のセンサを利用する例について説明するための図である。図11の装着機構53では、保持ツール533の(−X)側の面にシャフト571が取り付けられ、シャフト571には、例えば鉄等の強磁性体の金属にて形成されるコア572が設けられる。図11の装着機構53に設けられるセンサ58は、それぞれがシャフト571を非接触にて囲む3個のコイル581、および、各コイル581に接続された変換部582を有する。以下の説明において、3個のコイル581のうち中央のコイル(図11中において符号581aを付すコイル)を一次コイルと呼び、一次コイル581aの両側にそれぞれ位置する2つのコイル581を二次コイルと呼ぶ。なお、超音波振動が付与されていない状態において、コア572は一次コイル581aに対向する位置に配置される。
図11の装着機構53では、変換部582から一次コイル581aに交流電流が付与されることにより、極性が周期的に反転するようにコア572が磁化され、2つの二次コイル581に誘導電圧が発生して変換部582へと出力される。超音波振動子531により保持ツール533が振動すると、コア572が変位することにより、2つの二次コイル581に及ぶ磁界の強度に差が生じる。したがって、2つの二次コイル581にて発生する電圧にも差が生じ、変換部582ではこの差に基づいて保持ツール533の振動方向の変位量が検出される。このように、センサ58は磁化されるコア572による磁界の強度に基づいて保持ツール533の変位を非接触にて検出する差動トランス式の磁気変位センサとされる。前述のように、保持ツール533は変形に対する強度が比較的高いため、図11の装着機構53では、振動方向に関して検出される保持ツール533の変位は電子部品8の実際の変位とほぼ等しく、あるいは、精度よく比例することとなる。そして、保持ツール533の振動方向の変位から保持部本体532の傾斜角を考慮して導かれる保持ツール533のX方向の振幅が、制御部3aに予め記憶されているプロファイルデータに合致するように、超音波振動子531の振幅が制御部3aによりフィードバック制御され、電子部品8が回路基板9に装着される。
図12は、磁気を利用するセンサの他の例を示す図である。図12の装着機構53では、保持ツール533の(−X)側の面に磁石(例えば、磁化されたテープ状の部材)573が取り付けられ、センサ58aは、磁石573に対向して配置されるコイル583、および、コイル583に接続された変換部582aを有する。超音波振動により保持ツール533が振動すると、磁石573による磁界のコイル583の位置における強度が変化してコイル583にて誘導電圧が発生する。誘導電圧は時間に対する磁界の強度の変化の割合に対して線形に変化するため、変換部582aにてこの電圧が測定されることにより、磁界の強度の変化の割合が求められる。そして、磁石573とコイル583との間の距離と、コイル583の位置における磁石573による磁界の強度とが線形に変化すると仮定して振動方向に関して保持ツール533の時間に対する位置の変化の割合(すなわち、速度)が検出される。このように、図12のセンサ58aでは、磁石573による磁界の強度の変化に基づいて保持ツール533の速度が非接触にて検出される。そして、センサ58aにより求められた保持ツール533の振動方向の速度から保持部本体532の傾斜角を考慮しつつ保持ツール533のX方向の振幅が求められ、この振幅が制御部3aに予め記憶されているプロファイルデータに合致するように、超音波振動子531の振幅が制御部3aによりフィードバック制御され、電子部品8が回路基板9に装着される。
なお、図12の装着機構53において、コイル583にて発生する誘導電圧の積分値(エネルギー)を求めることにより、保持ツール533の変位を磁石573による磁界の強度に基づいて検出することも可能である。また、図12のセンサ58aにおいて、磁石573が補助コイルおよび補助コイルにより磁化されるコアを有する電磁石とされてもよい。
以上に説明したように、図7ないし図12のいずれの装着機構53を有する電子部品装着装置1aにおいても、非接触にて保持ツール533(の先端部534)の変位または速度を検出するセンサが設けられることにより、電子部品8の振動特性に影響を与えることなく電子部品8の振幅が実質的に取得される。そして、この振幅に基づいて超音波振動子531の振幅がフィードバック制御されることにより、電子部品や基板の表面状態がばらつく場合や、保持ツール533が交換されて交換前後の先端部534の形状が僅かに異なる場合等であっても、超音波振動の付与による電子部品8の振幅を精度良く制御することができる。また、プロファイルデータに従って超音波振動子531を制御することにより、電子部品8の回路基板9に対する接合品質を向上するとともに、複数の電子部品装着装置1aが設けられる場合に装置間での接合品質のばらつきを抑制することもできる。
電子部品装着装置1aでは要求される接合精度等に応じて、図7ないし図12の装着機構53のいずれのものが用いられてもよいが、図9ないし図12のセンサ56,56a,58,58aのいずれかを用いる場合には、図7および図8の近接センサ55に比べて安価であるため、電子部品装着装置1aの製造コストの削減を図ることができる。なお、電子部品装着装置1aに図4のレーザ振動計16aが設けられ、先端部534にレーザ光を照射しつつ、レーザ光の反射光に基づいて先端部534の速度が非接触にて検出されてもよい。
また、図5の電子部品装着装置1aにおいて、図13に示すように保持ツール533に加速度センサ59が取り付けられて、電子部品装着装置1aの小型化が図られてもよい。前述のように、保持ツール533は変形に対する強度が比較的高いため、加速度センサ59により電子部品8の加速度が実質的に取得され、超音波振動の付与による電子部品8の振幅を精度良く制御することができる。また、加速度センサ59を設ける場合には、絶対的な加速度が求められ、他のセンサのように固定部に対する振動絶縁を考慮する必要がないため、装着機構53の設計を容易に行うことができる。なお、加速度センサ59では例えば0.5〜2000km/sの範囲の加速度が検出可能である。
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。
例えば、装着時の電子部品8は、上記実施の形態による吸引による吸着のほか、機械的なチャックや静電チャックにより保持されてもよい。また、ホーン12は図1に示す形状には限定されず、様々な形状とされてよい。
電子部品装着装置1,1aでは、吸着ノズル11の変位、速度または加速度を検出するセンサとして、超音波帯域において利用可能な他の各種センサが用いられてよい。
上記第1の実施の形態において、電子部品8の実際の加速度(振幅)にできるだけ等しい値を検出するという観点からは、加速度センサ16は吸着ノズル11の先端部に取り付けられることが最も好ましいが、計測部位の加速度から電子部品8の加速度を精度良く検出できるのであれば、先端部以外の他の部位に取り付けられてもよい。また、レーザ振動計16aやレーザ変位センサによる場合には、吸着ノズル11に保持された電子部品8にレーザが照射されて電子部品8の速度や変位が検出されてもよく、この検出値に基づいて超音波振動子13の振幅がフィードバック制御されてよい。
上記第2の実施の形態においても同様に、センサによる変位、速度または加速度の検出位置は、電子部品8の極近傍である電子部品8を保持する部位、すなわち、保持ツール533または先端部534上とされることが好ましいが、高精度な計測が可能であるならば、検出位置は保持部本体532の他の部位とされてもよい。
電子部品装着装置1,1aにより装着される電子部品は、例えば、LEDチップや半導体レーザ等の半導体発光素子、パッケージされたIC、抵抗やコンデンサといった微細チップ等の半導体、あるいは、SAW(Surface Acoustic Wave:表面弾性波)フィルタやカメラモジュール等の半導体以外の電子部品であってもよく、基板は、ガラス、半導体等の樹脂以外の材料により形成されたものであってもよい。また、バンプ81は、電子部品8の電極上に設けられる代わりに、回路基板9の電極91上に設けられてもよい。
本発明は、半導体発光素子、他の半導体ベアチップ、さらには他の種類の電子部品を、超音波を利用して回路基板に装着する電子部品装着装置に利用可能である。
電子部品装着装置の装着ヘッドの下端部近傍を示す図 吸着ノズルの先端部近傍を拡大して示す図 制御部および制御部に接続される構成を示すブロック図 電子部品を回路基板に装着する動作の流れを示す図 装着ヘッドの下端部近傍を示す図 電子部品装着装置を示す正面図 電子部品装着装置を示す平面図 装着機構近傍を示す図 近接センサの他の配置例を示す図 装着機構の他の例を示す図 PSDを有するセンサの他の例を示す図 装着機構のさらに他の例を示す図 磁気を利用するセンサの他の例を示す図 装着機構のさらに他の例を示す図
符号の説明
1,1a 電子部品装着装置
2,2a 基板保持部
3,3a 制御部
8 電子部品
9 回路基板
11 吸着ノズル
13,531 超音波振動子
16,59 加速度センサ
16a レーザ振動計
17 押圧機構
31 プロファイルデータ
54 昇降機構
55,56,56a,58,58a センサ
532 保持部本体
533 保持ツール
534 先端部
551 プローブ
552 変換部
572 コア
573 磁石
S11〜S13 ステップ

Claims (8)

  1. 超音波を利用して電子部品を回路基板に装着する電子部品装着装置であって、
    電子部品を保持する保持部と、
    前記保持部に保持された電子部品を回路基板に向けて押圧する押圧機構と、
    前記保持部を介して電子部品に超音波振動を付与する超音波振動子と、
    前記保持部の変位、速度または加速度を検出するセンサと、
    前記センサからの出力に基づいて前記超音波振動子の振幅をフィードバック制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする電子部品装着装置。
  2. 請求項1に記載の電子部品装着装置であって、
    前記センサが、前記保持部に取り付けられた加速度センサであることを特徴とする電子部品装着装置。
  3. 請求項1に記載の電子部品装着装置であって、
    前記センサが、前記保持部にレーザ光を照射し、前記レーザ光の反射光に基づいて前記保持部の速度を検出することを特徴とする電子部品装着装置。
  4. 請求項1に記載の電子部品装着装置であって、
    前記保持部が接地された導体部を備え、
    前記センサが、
    前記導体部に近接するプローブと、
    前記導体部と前記プローブとの間の静電容量を検出して前記保持部の変位に変換する変換部と、
    を備えることを特徴とする電子部品装着装置。
  5. 請求項1に記載の電子部品装着装置であって、
    前記センサが、前記保持部に向けて照射されるレーザ光の反射光の受光位置、または、前記レーザ光の受光範囲における前記保持部による遮光位置に基づいて前記保持部の変位を検出することを特徴とする電子部品装着装置。
  6. 請求項1に記載の電子部品装着装置であって、
    前記保持部が、磁石または磁化される部位を備え、
    前記センサが、前記磁石または前記磁化される部位による磁界の強度に基づいて前記保持部の変位を検出する、または、前記強度の変化に基づいて前記保持部の速度を検出することを特徴とする電子部品装着装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載の電子部品装着装置であって、
    前記制御部が、前記保持部の振幅の時間的変化を実質的に示すプロファイルに従って前記超音波振動子を制御することを特徴とする電子部品装着装置。
  8. 超音波を利用して電子部品を回路基板に装着する電子部品装着方法であって、
    保持部に保持された電子部品を押圧機構により回路基板に向けて押圧する工程と、
    超音波振動子により前記保持部を介して前記電子部品に超音波振動を付与する工程と、
    前記保持部の変位、速度または加速度をセンサにて検出しつつ、前記センサからの出力に基づいて制御部により前記超音波振動子の振幅をフィードバック制御する工程と、
    を備えることを特徴とする電子部品装着方法。
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