JP2005340260A - 磁性体層の加工方法および磁気記憶装置の製造方法 - Google Patents

磁性体層の加工方法および磁気記憶装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】反応生成物で磁性体層の加工面を被覆するとともにその反応生成物を薄膜化することで、磁気抵抗効果素子の加工形状の改善を可能とする。
【解決手段】第1磁性体層111、非磁性体層112、第2磁性体層113が積層され、第2磁性体層113より順次エッチング加工する際に、第2磁性体層113の加工により発生する第1反応生成物121で第2磁性体層113の側壁を被覆するとともに、被覆に用いる第1反応生成物121を最小限の高さに除去して薄膜化し、非磁性体層112の加工時に発生する第2反応生成物122によって第2磁性体層113の加工時に発生する第1反応生成物121を被覆し、さらに第1磁性体層111の加工により発生する第3反応生成物123で第1磁性体層111の側壁を被覆するとともに、被覆に用いる第3反応生成物123を最小限の高さに除去して薄膜化する。
【選択図】図1

Description

本発明は、非磁性体層を磁性体層で挟んでなる磁化自由層を備えた磁気抵抗効果素子を加工するのが容易な磁性体層の加工方法および磁気記憶装置の製造方法に関するものである。
MRAM(Magnetic Random Access Memory)に代表される磁性体素子では、シリコン(Si)半導体と異なり磁性体材料および非磁性体材料が用いられている。特に磁性体材料は非常に蒸気圧の低い材料である。この磁性体の加工では、イオンミリングが広く使われているが、加工時に側壁に付着する被加工材料との反応生成物が原因となり、加工の断面形状がテーパ形状となり、しかも加工変換差が大きいため、本来目的としていた寸法に仕上がらないという問題があった。例えば、図5に示すように、下層より順に第1磁性体層511、非磁性体層512、第2磁性体層513、マスク層514が形成され、マスク層514をイオンミリングマスクとして第2磁性体層513以下の層を加工した場合、加工された第2磁性体層513〜第1磁性体層511の側壁には反応生成物521がテーパ状に形成される。
上記問題を解決するために、ハロゲン系のガスを用いたプラズマエッチングが検討されている(例えば、特許文献1参照。)。ハロゲンガスのプラズマエッチング加工では、加工後に残留するハロゲンによる被加工材料の腐食、特に磁性体層の腐食が問題となる。また、加工側壁に付着した被加工材料が素子の磁気特性に影響を与えることも問題となる。
特開2003−282836号公報
解決しようとする問題点は、エッチング加工後の後処理において磁性体層に腐食が起こる点であり、反応生成物により側壁の形状が悪化する点である。
本発明の磁性体層の加工方法は、第1磁性体層と非磁性体層と第2磁性体層とを順に積層した積層膜の最上層にある第2磁性体層上にマスクパターンを形成する工程と、前記マスクパターンをエッチングマスクに用いて前記第2磁性体層をエッチング加工するとともに、前記第2磁性体層の側壁を被覆する状態に前記第2磁性体層のエッチング加工で発生する第1反応生成物を堆積する工程と、前記第1反応生成物を前記第2磁性体層の側壁を被覆する状態で最小限の高さとなるように除去加工して薄膜化する工程と、前記マスクパターンおよび前記第1反応生成物をエッチングマスクに用いて前記非磁性体層をエッチング加工するとともに、前記第1反応生成物を被覆する状態に前記非磁性体層のエッチング加工で発生する第2反応生成物を堆積する工程と、前記マスクパターンおよび前記第2反応生成物をエッチングマスクに用いて前記第1磁性体層をエッチング加工するとともに、前記第1磁性体層の側壁を被覆する状態に前記第1磁性体層のエッチング加工で発生する第3反応生成物を堆積する工程と、前記第1磁性体層のエッチング加工で発生した第3反応生成物を前記第1磁性体層の側壁を被覆する状態で最小限の高さとなるように除去加工して薄膜化する工程とを備えたことを最も主要な特徴とする。
本発明の磁気記憶装置の製造方法は、磁性体層間に非磁性体層を挟んだ磁化自由層が形成される磁気抵抗効果素子を備えた磁気記憶装置の製造方法であって、前記磁気抵抗効果素子は、第1磁性体層と非磁性体層と第2磁性体層とを順に積層した積層膜の最上層にある第2磁性体層上にマスクパターンを形成する工程と、前記マスクパターンをエッチングマスクに用いて前記第2磁性体層をエッチング加工するとともに、前記第2磁性体層の側壁を被覆する状態に前記第2磁性体層のエッチング加工で発生する第1反応生成物を堆積する工程と、前記第1反応生成物を前記第2磁性体層の側壁を被覆する状態で最小限の高さとなるように除去加工して薄膜化する工程と、前記マスクパターンおよび前記第1反応生成物をエッチングマスクに用いて前記非磁性体層をエッチング加工するとともに、前記第1反応生成物を被覆する状態に前記非磁性体層のエッチング加工で発生する第2反応生成物を堆積する工程と、前記マスクパターンおよび前記第2反応生成物をエッチングマスクに用いて前記第1磁性体層をエッチング加工するとともに、前記第1磁性体層の側壁を被覆する状態に前記第1磁性体層のエッチング加工で発生する第3反応生成物を堆積する工程と、前記第1磁性体層のエッチング加工で発生した第3反応生成物を前記第1磁性体層の側壁を被覆する状態で最小限の高さとなるように除去加工して薄膜化する工程とにより形成されることを最も主要な特徴とする。
本発明の磁性体層の加工方法は、第2磁性体層のエッチング加工時に、第2磁性体層の側壁を第1反応生成物で被覆することができるので、第1反応生成物による保護作用により、その後の処理によって第2磁性体層が除去、腐食等を受けないという利点がある。また、第1反応生成物を第2磁性体層の側壁を被覆する状態で最小限の高さとなるように除去加工して薄膜化するため、最小限の膜厚で第1反応生成物による第2磁性体層側壁の保護膜作用を確保できるという利点がある。また、非磁性体層をエッチング加工するとともに、第1反応生成物を被覆する状態に非磁性体層のエッチング加工で発生する第2反応生成物を堆積するため、第2反応生成物で第1反応生成物を保護することができるので、その後の処理によって第1反応生成物および第2磁性体層が除去、腐食等を受けないという利点がある。また第1磁性体層をエッチング加工時に、第1磁性体層の側壁を第3反応生成物で被覆することができるので、第3反応生成物による保護作用により、その後の処理によって第1磁性体層が除去、腐食等を受けないという利点がある。また第3反応生成物を第1磁性体層の側壁を被覆する状態で最小限の高さとなるように除去加工して薄膜化するため、最小限の膜厚で第3反応生成物による第1磁性体層側壁の保護膜作用を確保できるという利点がある。したがって、第2磁性体層、非磁性体層、第1磁性体層の加工で生じる反応生成物の厚さを最小限にしつつ、第1、第2磁性体層を保護しながら加工することができるので、反応生成物による書き込み特性の悪化を防止することができ、書き込み特性に優れた磁性体層で非磁性体層を挟んだ構造を得ることができる。
本発明の磁気記憶装置の製造方法は、本発明の磁性体層の加工方法と同様なる効果を得ることができるので、磁性体層間に非磁性体層を挟んで形成される磁気抵抗効果素子は書き込み性能に優れたものにできるという利点がある。
磁気抵抗効果素子の書き込み性能を向上させるという目的を、磁性体層のエッチング加工で発生する反応生成物を保護膜として利用するとともに、反応生成物の影響を最小限にすることで実現した。
まず、一般的な磁気記憶装置の構成を図2の概略構成断面図によって説明する。図2では、一例として、電流磁界による磁化反転を利用して情報を記憶するMRAMを示す。
図2に示すように、半導体基板10には、選択素子として機能する絶縁ゲート型電界効果トランジスタ(以下、トランジスタという)21が形成されている。この選択素子の一方の拡散層22は、接続電極部51および下部電極35を介して磁気抵抗効果素子13に接続されている。上記磁気抵抗効果素子13は、例えばTMR素子もしくはGMR素子からなる。上記磁気抵抗効果素子13の下方側には、上記下部電極35および絶縁膜41を介して書き込みワード線11が配設されている。また、上記書き込みワード線11に立体的に交差(例えば直交)するようにビット線12が配設されている。したがって、書き込みワード線11とビット線12との交差領域に上記磁気抵抗効果素子13が配設されることになり、磁気抵抗効果素子13とビット線12とは、例えば磁気抵抗効果素子13上に形成される上部電極(図示せず)によって電気的に接続されている。
上記構成の磁気記憶装置1を製造するに際し、上記磁気抵抗効果素子13を形成する工程では、書き込みワード線11上に形成される絶縁膜41上に、下部電極35、バリア層(図示せず)、磁化固定層31、トンネル障壁層32、磁化自由層33を下層より順に積層して形成する。上記磁化固定層31および磁化自由層33は、例えば、下層より磁性体層と非磁性体層と磁性体層とを積層したものであってもよい。
その後、本発明の磁性体層の加工方法および磁気記憶装置の製造方法により、上記磁化自由層33を形成する。さらに、トンネル障壁層32、磁化固定層31、下部電極35等をエッチング加工して、磁気抵抗効果素子13を形成する。
その後さらに、絶縁膜42を形成した後、上記書き込みワード線11に立体的に交差(例えば直交)するようにビット線12を形成する。なお、磁化自由層133表面にバリア層を介して上部電極を形成してもよい。この場合には、磁気抵抗効果素子13を加工する前に、一般的なエッチングプロセスによって、上部電極、バリア層を加工しておくことができる。
次に、本発明の磁性体層の加工方法および磁気記憶装置の製造方法に係る第1実施例を、図1の製造工程部分断面図によって説明する。図1では、MRAM(Magnetic Randon Access Memory)のMTJ(Magnetic Tunnel Junction)素子加工の一例を示す。
図1(1)に示すように、絶縁膜(図示せず)上に、磁化固定層131、トンネル障壁層132、第1磁性体層111と非磁性体層112と第2磁性体層113からなる磁化自由層33、マスク層を下層より順に積層して形成する。上記マスク層は、例えば酸化シリコン膜、窒化シリコン膜、もしくは酸化シリコン膜と窒化シリコン膜との積層膜等で形成される、いわゆるハードマスクで形成される。このハードマスクは、通常のレジストマスク(図示せず)を用いたエッチング技術によってマスクパターン114に加工される。
上記磁化固定層31、磁化自由層33の第1磁性体層111、第2磁性体層113は、例えば、コバルト(Co)、鉄(Fe)、ニッケル(Ni)、コバルト鉄(CoFe)、ニッケル鉄(NiFe)、コバルトニッケル(CoNi)、コバルト鉄ニッケル(CoFeNi)、ホウ化コバルト鉄(CoFeB)、ホウ化ニッケル鉄(NiFeB)、ホウ化コバルトニッケル(CoNiB)、ホウ化コバルト鉄ニッケル(CoFeNiB)〕の群から選択される1種もしくは複数種を用いることができる。
また、上記非磁性体層112は、例えば、チタン(Ti)、バナジウム(V)、クロム(Cr)、マンガン(Mn)、銅(Cu)、ジルコニウム(Zr)、ニオブ(Nb)、モリブデン(Mo)、テクネチウム(Tc)、パラジウム(Pd)、銀(Ag)、ハフニウム(Hf)、タンタル(Ta)、タングステン(W)、レニウム(Re)、オスミウム(Os)、イリジウム(Ir)、白金(Pt)、金(Au)、ルテニウム(Ru)、ロジウム(Rh)の群から選択される1種もしくは複数種を用いることができる。
上記トンネル障壁層32には、例えば、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸化シリコン、窒化アルミニウム、窒化マグネシウム、窒化シリコン、酸化窒化アルミニウム、酸化窒化マグネシウム、酸化窒化シリコン等の絶縁薄膜を用いることができる。上記トンネル障壁層32は、上記磁化自由層33と上記磁化固定層31との磁気的結合を切るとともに、トンネル電流を流すための機能を有する。
また、図示はされていないが、下部電極および上部電極には、銅(Cu)、銅合金、アルミニウム(Al)、アルミニウム合金、タングステン(W)、タングステン合金等の半導体装置の配線や電極に用いられる材料を採用することができる。また、反強磁性体層を兼ねる下部電極には、例えば、鉄マンガン、ニッケルマンガン、白金マンガン、イリジウムマンガン、ロジウムマンガン、コバルト酸化物およびニッケル酸化物のうちの1種もしくは複数種を用いることができる。
上記各膜は、主にスパッタリング法により形成することができるが、成膜原料があれば、化学的気相成長(CVD:Chemical Vapor Deposition)法、PVD(Physical Vapor Deposition)、蒸着法、ALD(Atomic Layer Deposition)法等、種々の成膜方法を用いることもできる。またトンネル障壁層32は、スパッタリング法によって形成された金属膜を酸化、窒化もしくは酸化窒化させることにより得ることもできる。
その後、レジストマスクを除去する。図1(1)はレジストマスクを除去した後の状態を示した。
次に、図1(2)に示すように、上記マスクパターン114をエッチングマスクに用いて、上記第2磁性体層113をエッチング加工する。このエッチング条件としては、例えば、プラズマエッチング装置のソースパワーを1000W、バイアスパワーを100Wに設定し、塩素系エッチングガスを用いる。例えば塩素(Cl2)と酸素(O2)とアルゴン(Ar)との混合ガスを用い、それぞれの供給流量を40cm3/min、20cm3/min、20cm3/minに設定し、エッチング雰囲気の圧力を1.33Pa、基板温度を60℃に設定した。なお、上記流量は標準状態における流量である。このエッチング加工では、第2磁性体層113の側壁およびマスクパターン114の側壁に第1反応生成物121が生成され、付着堆積される。
次に、エッチングにより残留している塩素による腐食を防止するため、H2Oガスによるプラズマ処理を行う。このプラズマ処理条件の一例としては、マイクロ波パワーを1400W、H2Oの流量を500cm3/min(標準状態にて)、プラズマ処理雰囲気の圧力を266Pa、基板温度を250℃とした。
次に、図1(3)に示すように、第2磁性体層113の側壁を被覆する状態を維持する最小限の高さとなるように、上記第1反応生成物121を除去加工して薄膜化する。この除去加工は、薬液処理により行う。薬液としては、フッ酸系薬液もしくは有機アミン系薬液を用いる。このとき、処理薬液が第2磁性体層113に影響を与えないようにするため、第1反応性生物121を全て除去することはせず、上記第2磁性体層113の側壁が第1反応生成物121で被覆して保護される範囲で、かつ第1反応性生物121の高さが最小限の高さとなるように、第1反応生成物121を加工することが重要である。
次に、図1(4)に示すように、上記マスクパターン114および上記第1反応生成物121をエッチングマスクに用いて、上記非磁性体層112をエッチング加工するとともに、上記第1反応生成物121を被覆する状態に上記非磁性体層112のエッチング加工で発生する第2反応生成物122を堆積する。上記非磁性体層112は、ルテニウム(Ru)で形成されている場合、例えば酸素(O2)とハロゲン(例えば塩素(Cl2))との混合ガスを用いたエッチングにより加工される。その加工条件の一例としては、エッチング装置のソースパワーを1000W、バイアスパワーを200Wに設定し、エッチングガスに塩素(Cl2)と酸素(O2)との混合ガスを用い、それぞれの流量を20cm3/min、100cm3/min(標準状態にて)に設定し、エッチング雰囲気の圧力を1.33Pa、基板温度を60℃に設定した。
上記第2反応生成物122は、非磁性体層112の膜厚が薄いため、第2磁性体層113をエッチングしたときに生成された第1反応生成物121の膜厚と比較して薄く生成され、また高さも低い。前記工程で薬液処理によって第1反応生成物121を薄くかつ低くする除去加工を行っているため、第2反応生成物122によって第1反応生成物121を被覆することが可能になっている。
次に、図1(5)に示すように、上記マスクパターン114および上記第2反応生成物122をエッチングマスクに用いて上記第1磁性体層111をエッチング加工するとともに、上記第1磁性体層111の側壁を被覆する状態に上記第1磁性体層111のエッチング加工で発生する第3反応生成物123を堆積する。このエッチング条件としては、例えば、プラズマエッチング装置のソースパワーを1000W、バイアスパワーを100Wに設定し、塩素系エッチングガスを用いる。例えば塩素(Cl2)と酸素(O2)とアルゴン(Ar)との混合ガスを用い、それぞれの供給流量を40cm3/min、20cm3/min、20cm3/minに設定し、エッチング雰囲気の圧力を1.33Pa、基板温度を60℃に設定した。なお、上記流量は標準状態における流量である。
次に、エッチングにより残留している塩素による腐食を防止するため、H2Oガスによるプラズマ処理を行う。このプラズマ処理条件の一例としては、マイクロ波パワーを1400W、H2Oの流量を500cm3/min(標準状態にて)、プラズマ処理雰囲気の圧力を266Pa、基板温度を250℃とした。
次に、図1(6)に示すように、上記第1磁性体層111の側壁を被覆する状態を維持する最小限の高さとなるように、上記第3反応生成物123を除去加工して薄膜化する。この除去加工は、薬液処理により行う。薬液としては、フッ酸系薬液もしくは有機アミン系薬液を用いる。このとき、処理薬液が第1磁性体層111に影響を与えないようにするため、第3反応性生物123を全て除去することはせず、上記第1磁性体層111の側壁が第3反応生成物123で被覆して保護される範囲で、かつ第3反応性生物123の高さが最小限の高さとなるように、第3反応生成物123を加工することが重要である。また、上記薬液処理では、第2磁性体層113の側壁は第1反応生成物121を被覆する第2反応生成物122によって被覆されているため、第2磁性体層113が薬液処理によって腐食等の影響を受けることはない。
次に、本発明の比較例の一例を図3の概略部分断面図によって説明する。
図3(1)には、本発明の如く第1反応生成物121、第3反応生成物123を薄膜化する処理を行わないで、第2磁性体層113、非磁性体層112、第1磁性体層111を加工した状態を示す。すなわち、前記図1(1)、(2)によって説明したのと同様にして、絶縁膜(図示せず)上に、磁化固定層31、トンネル障壁層32、第1磁性体層111と非磁性体層112と第2磁性体層113からなる磁化自由層33、マスク層を下層より順に積層して形成する。そして、エッチング技術によって上記マスク層をマスクパターン114に加工する。
次に、上記マスクパターン114をエッチングマスクに用いて、上記第2磁性体層113をエッチング加工する。このエッチング加工では、第2磁性体層113の側壁およびマスクパターン114の側壁に第1反応生成物121が生成され、付着堆積される。次に、エッチングにより残留している塩素による腐食を防止するため、H2Oガスによるプラズマ処理を行う。ここで、本発明で行った第1反応生成物121の薄膜化処理は行わず、上記マスクパターン114および上記第1反応生成物121をエッチングマスクに用いて、上記非磁性体層112をエッチング加工する。このとき、上記第1反応生成物121の側壁に上記非磁性体層112のエッチング加工で発生する第2反応生成物122が堆積付着する。さらに、上記マスクパターン114および上記第2反応生成物122をエッチングマスクに用いて上記第1磁性体層111をエッチング加工する。このエッチング加工では、上記第1磁性体層111の側壁を被覆する状態に第3反応生成物123が堆積される。
ここで、上記第1、第2、第3反応生成物121、122、123を除去するため、有機アミン系薬液による処理を行うと、まず第3反応生成物123がエッチングされ、やがて第1反応生成物121が露出される。そして第2磁性体層113のエッチング加工で発生した第1反応性生物121の有機アミン系薬液によるエッチング速度は、非磁性層112のエッチング加工で発生した第2反応性生物122のエッチング速度および第1磁性体層111のエッチング加工で発生した第3反応性生物123のエッチング速度より早いため、MTJ構造の加工後の薬液処理により、図3(2)に示すように、第1反応生成物121〔前記図3(1)参照〕第2磁性体層113がエッチングされ、スリット131および空洞132が発生する。これにより磁気抵抗効果素子の磁気特性が悪化する。
したがって、本発明のごとく、エッチング加工で露出される第2磁性体層113の側壁を最小限の高さで被覆するように第1反応生成物121を薄膜化する処理およびエッチング加工で露出される第1磁性体層111の側壁を最小限の高さで被覆するように第3反応生成物123を薄膜化する処理が有効であることが判る。このように、反応生成物を薄膜化することによって、従来は50nm程度あった磁気抵抗効果素子の寸法変換差も、例えば10nm程度に、最小限にとどめることができる。
上記実施例1では、第1反応生成物121および第3反応生成物123の除去加工を薬液処理によって行ったが、上記除去加工のうち少なくとも一方はイオンミリング、スパッタエッチング等の物理的除去加工により行うこともできる。この場合のイオンミリングは、イオンを斜め入射させることで、反応生成物の薄膜化を行うことができる。
次に、本発明の磁性体層の加工方法および磁気記憶装置の製造方法に係る第2実施例を、図4の概略部分断面図によって説明する。
前記実施例1において、第1反応生成物121を第2磁性体層113の側壁を被覆する状態を維持する最小限の高さとなるように除去加工して薄膜化する工程の代わりに次の工程を行う。すなわち、図4に示すように、第1反応生成物121を被覆する有機アミン系処理剤に対し耐性を有する保護膜124を形成する工程を行う。この保護膜124は、図4(1)に示すように、マスクパターン114を含む全面に保護膜124を成膜した後、全面エッチバックを行うことで、図4(2)に示すように、第1反応生成物121を被覆するようにサイドウォール形状に形成すればよい。また、上記保護膜124は第2磁性体層113の加工を行った後に上記第1反応生成物121を反応性雰囲気にさらすことなく形成することが好ましい。例えば、エッチング加工を行ったチャンバと同一もしくは大気開放せず基板の移動が可能なチャンバ内で保護膜124の成膜を行う。その後は、実施例1と同様に非磁性体層112の加工以降の工程を行えばよい。
上記保護膜124には、窒化シリコン(SiN)膜を用いることができる。また、保護膜124には、窒化シリコン膜以外に、SiC膜、SiOC膜、SiCN膜、SiOCN膜、酸化アルミニウム(AlOx)膜なども用いることができ、窒化シリコン膜と同様に、有機アミン系薬液に対する保護膜効果が得られる。
また上記保護膜124はカーボン系膜で成膜することもできる。成膜方法の一例としては、原料ガスに、四フッ化炭素(CF4)等のフッ化炭素系ガス、エチレン(C24)等のオレフィン炭化水素ガス、フロロカーボン系(Cxyz)のガス、一酸化炭素(CO)、一酸化炭素(CO2)など炭素原子を含むガスを用いることができ、また添加ガスとして酸素(O2)、窒素(N2)、水素(H2)などを用いることができる。
また、上記保護膜124は、第2磁性体層の加工と同一チャンバ内で成膜されることが好ましい。
本発明の磁性体層の加工方法および磁気記憶装置の製造方法は、磁性体を含む積層膜のエッチング加工という用途にも適用できる。
本発明の磁性体層の加工方法および磁気記憶装置の製造方法に係る第1実施例を示した製造工程部分断面図である。 一般的な磁気記憶装置の構成を示した概略構成断面図である。 本発明の比較例の一例を示した概略部分断面図である。 本発明の磁性体層の加工方法および磁気記憶装置の製造方法に係る第2実施例を示す概略部分断面図である。 従来技術の課題を示した概略部分断面図である。
符号の説明
111…第1磁性体層、112…非磁性体層、113…第2磁性体層、114…マスクパターン、121…第1反応生成物、122…第2反応生成物、123…第3反応生成物

Claims (8)

  1. 第1磁性体層と非磁性体層と第2磁性体層とを順に積層した積層膜の最上層にある第2磁性体層上にマスクパターンを形成する工程と、
    前記マスクパターンをエッチングマスクに用いて前記第2磁性体層をエッチング加工するとともに、前記第2磁性体層の側壁を被覆する状態に前記第2磁性体層のエッチング加工で発生する第1反応生成物を堆積する工程と、
    前記第1反応生成物を前記第2磁性体層の側壁を被覆する状態で最小限の高さとなるように除去加工して薄膜化する工程と、
    前記マスクパターンおよび前記第1反応生成物をエッチングマスクに用いて前記非磁性体層をエッチング加工するとともに、前記第1反応生成物を被覆する状態に前記非磁性体層のエッチング加工で発生する第2反応生成物を堆積する工程と、
    前記マスクパターンおよび前記第2反応生成物をエッチングマスクに用いて前記第1磁性体層をエッチング加工するとともに、前記第1磁性体層の側壁を被覆する状態に前記第1磁性体層のエッチング加工で発生する第3反応生成物を堆積する工程と、
    前記第1磁性体層のエッチング加工で発生した第3反応生成物を前記第1磁性体層の側壁を被覆する状態で最小限の高さとなるように除去加工して薄膜化する工程と
    を備えたことを特徴とする磁性体層の加工方法。
  2. 前記第1反応生成物を前記第2磁性体層の側壁を被覆する状態で最小限の高さとなるように除去加工して薄膜化する工程の代わりに、
    前記第1反応生成物を被覆する有機アミン系処理剤に対し耐性を有する保護膜を形成する工程
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の磁性体層の加工方法。
  3. 前記保護膜は前記第1反応生成物が反応する雰囲気にさらすことなく形成される
    ことを特徴とする請求項2記載の磁性体層の加工方法。
  4. 前記第1反応生成物および前記第3反応生成物の除去加工のうち少なくとも一方はイオンミリングにより行う
    ことを特徴とする請求項1記載の磁性体層の加工方法。
  5. 磁性体層間に非磁性体層を挟んだ磁化自由層が形成される磁気抵抗効果素子を備えた磁気記憶装置の製造方法であって、
    前記磁化自由層は、
    第1磁性体層と非磁性体層と第2磁性体層とを順に積層した積層膜の最上層にある第2磁性体層上にマスクパターンを形成する工程と、
    前記マスクパターンをエッチングマスクに用いて前記第2磁性体層をエッチング加工するとともに、前記第2磁性体層の側壁を被覆する状態に前記第2磁性体層のエッチング加工で発生する第1反応生成物を堆積する工程と、
    前記第1反応生成物を前記第2磁性体層の側壁を被覆する状態で最小限の高さとなるように除去加工して薄膜化する工程と、
    前記マスクパターンおよび前記第1反応生成物をエッチングマスクに用いて前記非磁性体層をエッチング加工するとともに、前記第1反応生成物を被覆する状態に前記非磁性体層のエッチング加工で発生する第2反応生成物を堆積する工程と、
    前記マスクパターンおよび前記第2反応生成物をエッチングマスクに用いて前記第1磁性体層をエッチング加工するとともに、前記第1磁性体層の側壁を被覆する状態に前記第1磁性体層のエッチング加工で発生する第3反応生成物を堆積する工程と、
    前記第1磁性体層のエッチング加工で発生した第3反応生成物を前記第1磁性体層の側壁を被覆する状態で最小限の高さとなるように除去加工して薄膜化する工程と
    により形成されることを特徴とする磁気記憶装置の製造方法。
  6. 前記第1反応生成物を前記第2磁性体層の側壁を被覆する状態で最小限の高さとなるように除去加工して薄膜化する工程の代わりに、
    前記第1反応生成物を被覆する有機アミン系処理剤に対し耐性を有する保護膜を形成する工程
    を備えたことを特徴とする請求項5記載の磁気記憶装置の製造方法。
  7. 前記保護膜は前記第1反応生成物が反応する雰囲気にさらすことなく形成される
    ことを特徴とする請求項6記載の磁気記憶装置の製造方法。
  8. 前記第1反応生成物および前記第3反応生成物の除去加工のうち少なくとも一方はイオンミリングにより行う
    ことを特徴とする請求項5記載の磁気記憶装置の製造方法。
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