JP2005338038A - シート荷重計測装置およびこれを用いた乗員保護システム - Google Patents

シート荷重計測装置およびこれを用いた乗員保護システム Download PDF

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Abstract

【課題】部品点数を削減して構成をより簡単にし、かつコストを低減することのできるシート荷重計測装置およびこれを用いた乗員保護システムを提供する。
【解決手段】荷重センサー3のセンサー側コネクター5に着脱可能に接続されるセンサー接続用コネクター7が、乗員保護装置8のECU9と一体にされている。すなわち、ECU9がシート荷重計測装置1に内蔵されている。したがって、センサー接続用コネクター7とECU9とを接続するハーネスが不要となる。これにより、ハーネスの数を1本削減することができ、シート荷重計測装置1の構成をより簡単にできるとともに、その分コストを低減することができる。また、不要となるハーネスを固定するクリップも不要にできる。更に、センサー接続用コネクター7をセンサー側コネクター5に接続することで、専用のブラケットを用いずにECU9を固定することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、自動車等の車両に装備されているシートベルト装置やエアバッグ装置等の乗員保護装置を備える乗員保護システムに用いられ、車両シートに着座している乗員の体重により車両用シートに加えられるシート荷重を計測するためのシート荷重計測装置、およびこのシート荷重計測装置を用いて計測されたシート荷重に応じて乗員保護装置を作動制御する乗員保護システムの技術分野に関するものである。
従来、自動車等の車両にはシートベルト装置やエアバッグ装置等の乗員保護装置が装備されており、この装置は、車両衝突時等の緊急時にきわめて大きな車両減速度が発生した際、乗員の慣性移動を抑制して乗員を保護するものである。
ところで、乗員の慣性力は車両のシートに着座している乗員の体重に応じて変わるが、乗員保護装置が乗員の体重に関係なく一律に作動制御された場合、この乗員保護装置の機能を十分にかつ効果的に活かすことができない。そこで、この乗員保護装置の機能を十分にかつ効果的に活かすことができるようにするために、近年、乗員保護装置の動作を車両のシートに着座する乗員の体重に応じて制御する乗員保護システムが提案されている。この乗員保護システムでは、例えば、シートベルトのプリテンションの大きさを調整したり、エアバッグの展開ガス量や展開速度を乗員の体重に応じて調整したりすることが行われている。
シートベルト装置やエアバッグ装置の動作を車両のシートに着座する乗員の体重に応じて制御するためには、その乗員の体重を知る必要がある。この目的のために、従来、車両のシートに、これに着座する乗員の体重を計測するシート荷重計測装置を設けることが提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
このようなシート荷重計測装置は、乗員の体重によって車両のシートにかかる荷重の大きさを検出する、例えば歪みゲージ等からなる複数の荷重センサーを備えている。これらの複数の荷重センサーによるシート荷重の検出信号がシートベルト装置の電子制御装置(ECU)やエアバッグ装置のECUに送られ、ECUがこのシート荷重に基づいてシートベルト装置やエアバッグ装置の各作動をそれぞれ制御している。
複数の荷重センサーからのシート荷重の検出信号を各ECUに送給するために、各荷重センサーとECUとを電気的に接続する必要がある。そこで、従来、各荷重センサーとECUとを荷重センサー毎にワイヤーのハーネスで電気的に接続したシート荷重計測装置を備えた乗員保護システムが提案されている(例えば、特許文献2を参照)。
図6に示すように、特許文献2に開示の乗員保護システムにおけるシート荷重計測装置1は、左右一対の荷重センサー2,3と、各荷重センサー2,3にそれぞれ一体に設けられたセンサー側コネクター4,5と、一端に各センサー側コネクター4,5にそれぞれ着脱可能に接続されたセンサー接続用コネクター6,7および他端にシートベルト装置あるいはエアバッグ装置等の乗員保護装置8を作動制御するECU9のECU側コネクター10,11にそれぞれ着脱可能に接続されたECU接続用コネクター12,13を一体に有する左右一対のワイヤのハーネス14,15とを備えている。なお、図6中、16はECU9のECU側コネクター、17は乗員保護装置8の乗員保護装置側コネクター、18は一端にECU側コネクター16に着脱可能に接続されたECU接続用コネクター19および他端に乗員保護装置側コネクターに着脱可能に接続された乗員保護装置接続用コネクター20を一体に有するワイヤーのハーネスである。
左右一対の荷重センサー2,3は、それぞれ、車両床に左右方向(図において上下方向)に所定間隔を置いて車両前後方向(図において左右方向)に延びるようにして固定され、かつ図示しない車両シートを支持する左右一対のシートブラケット21,22に配設されている。これらの荷重センサー2,3に車両シートからのシート荷重が伝達されることで、各荷重センサー2,3はシート荷重を検出するようになっている。そして、各荷重センサー2,3で検出されたシート荷重の検出信号は、それぞれ左右のハーネス14,15を介してECU9に伝送される。ECU9はこれらシート荷重の検出信号に基づいてシート荷重を演算処理することで計測し、得られたシート荷重に基づいて乗員保護装置8の作動を制御する。
特開2000−258234号公報。 特開2001−12998号公報。
しかしながら、このような従来のシート荷重計測装置1では、左右の荷重センサー2,3とECU9とを、各荷重センサー2,3毎に電気的に接続するために左右2本のハーネス14,15が必要となっている。しかも、各ハーネス14,15の両端には、それぞれ左右の荷重センサー2,3およびECU9に接続するためのコネクター6,7,12,13が一体に設けられている。このため、部品点数が多くなってシート荷重計測装置1の構成が複雑であり、シート荷重計測装置1のコストが高くなっている。
また、図示しないがECU9を車体あるいは車両シートに固定するためにブラケットが必要であるばかりでなく、各ハーネス14,15を固定するために所定数のクリップが必要となっている。このため、部品点数が一層多くなって構成が更に複雑でかつコストが更に高くなっている。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、部品点数を削減して構成をより簡単にし、かつコストを低減することのできるシート荷重計測装置およびこれを用いた乗員保護システムを提供することである。
前述の課題を解決するために、請求項1の発明のシート荷重計測装置は、車両用シートにかかるシート荷重を検出する所定数の荷重センサーを備えているとともに、前記所定数の荷重センサーからのシート荷重の検出信号に基づいて前記シート荷重を演算処理する電子制御装置が内蔵されていることを特徴としている。
また、請求項2の発明のシート荷重計測装置は、前記所定数の荷重センサーにそれぞれ設けられた所定数のセンサー側コネクターと、前記所定数のセンサー側コネクターのうち、1つのセンサー側コネクターに着脱可能にかつ電気的に接続するセンサー接続用コネクターとを少なくとも有し、前記センサー接続用コネクターと前記電子制御装置とが一体化されており、前記センサー接続用コネクターが前記1つのセンサー側コネクターに接続されることで前記1つの荷重センサーからのシート荷重の検出信号が前記電子制御装置に伝送されるようになっていることを特徴としている。
更に、請求項3の発明のシート荷重計測装置は、前記荷重センサーが複数設けられているとともに、前記センサー側コネクターが複数の荷重センサー毎に設けられており、前記1つのセンサー側コネクターが前記センサー接続用コネクターに接続されていることを特徴としている。
更に、請求項4の発明の乗員保護システムは、請求項1ないし3のいずれか1記載のシート荷重計測装置とともに用いた乗員保護装置を備える乗員保護システムであって、前記電子制御装置が前記乗員保護装置の作動を制御するための電子制御装置であることを特徴としている。
このような構成をした請求項1ないし3の発明のシート荷重計測装置によれば、シート荷重を演算処理する電子制御装置をシート荷重計測装置に一体に内蔵しているので、電子制御装置をシート荷重計測装置に接続するハーネス、このハーネスや電子制御装置を固定する固着具等の部品を不要にできるとともに、ハーネスの取り回しも不要にできる。これにより、シート荷重計測装置の構成を簡単にできるとともに、コストを効果的に低減することができる。
特に、請求項2または3の発明のシート荷重計測装置によれば、センサー接続用コネクターと電子制御装置とを一体化しているので、センサー接続用コネクターを1つの荷重センサーのセンサー側コネクターに、ハーネスを用いずに着脱可能にかつ電気的に接続することができる。したがって、1つの荷重センサーと電子制御装置とを電気的に接続するハーネスを不要にすることができる。これにより、ハーネスの数を従来に比べて1本削減することができ、シート荷重計測装置の構成をより簡単にできるとともに、その分コストを低減することができる。
また、ハーネスを不要にすることができることから、このハーネスを固定するクリップも不要にできる。更に、センサー接続用コネクターをセンサー側コネクターに接続することで、電子制御装置を固定することができる。したがって、電子制御装置を固定するためのブラケット等の専用の取付部材も不要にできる。したがって、部品点数を更に削減でき、シート荷重計測装置の構成およびコストを更に一層低減することができる。
更に、請求項4の発明の乗員保護システムによれば、乗員保護装置の作動を制御する電子制御装置をシート荷重計測装置に内蔵するとともにシート荷重計測装置の構成を簡単にできることから、乗員保護システム全体をコンパクトにでき、乗員保護システムの車両への設置スペースを削減できるとともに、乗員保護システムの車両への設置自由度を高くできる。
以下、図面を用いて本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、本発明のシート荷重計測装置の実施の形態の一例を模式的に示す、図6と同様の図である。なお、図6に示す従来のシート荷重計測装置および車両シートと同じ構成要素には、同じ符号を付すことでその詳細な説明は省略する。
図1に示すように、この例の乗員保護システムは、従来と同様にシート荷重計測装置1、シートベルト装置やエアバッグ等の乗員保護装置8、およびこの乗員保護装置8を作動制御するECU9を備えている。
シート荷重計測装置1は、右の荷重センサー3のセンサー側コネクター5に着脱可能にかつ電気的に接続される右のセンサー接続用コネクター7に、ECU9が一体に設けられている。すなわち、ECU9がシート荷重計測装置1に一体に内蔵されている。図2に示すように、右の荷重センサー3はベースフレーム23に設けられており、このベースフレーム23は右のシートブラケット22に固定されている。
この例のシート荷重計測装置1における荷重センサー3について、より具体的に説明すると、前述の特許文献1に開示のシート荷重計測装置1と同様に、荷重センサー3は、ベースフレーム23にボルト24とナット25で固定されたばね材からなるセンサー基板26を有している。センサー基板26の上面には、4つの歪み抵抗27,28,29,30が設けられているとともに、このセンサー基板26に、荷重伝達部31,32が4つの歪み抵抗27,28,29,30を挟むようにして取り付けられている。これらの荷重伝達部31,32は車両シートのシート荷重をセンサー基板26に伝達するものである。更に、荷重センサー3はコネクターケース33を有しており、このコネクターケース33にセンサー側コネクター5が一体に設けられている。
図2および図3に示すように、ベースフレーム23は、左右のベース側壁部23a,23bと底部23cとから断面U字状に形成されている。このベースフレーム23の左のベース側壁部23aには切欠部23dが形成されているとともに、このベース側壁部23aの切欠部23dに対応する外面に、プロテクター34が左側方に張り出すようにして固定されている。このプロテクター34は帯状板を折り曲げて、U字状の保護部34aとこの保護部34aの両端部に形成された取付フランジ部34b,34cとが形成されている。これらの取付フランジ部34b,34cが左のベース側壁部23aに固定される。
コネクターケース33はセンサー基板26の上面にケース固定ねじ35,36で取り付けられる。そして、ベースフレーム23の切欠部23dおよびプロテクター34の内側には、センサー側コネクター5、コネクターケース33の一部およびセンサー基板26の一部が配設されている。これにより、荷重センサー3が組み付けられたベースフレーム23の車体取付時やベースフレーム23の輸送時に、万が一このベースフレーム23が落下しても、プロテクター34により荷重センサー3のセンサー基板26、センサー側コネクター5等の精密部品が確実に保護可能となっている。
センサー基板26には、電気絶縁のための絶縁層、配線層および抵抗層が成膜されている。この成膜法により、前述の4つの歪み抵抗27,28,29,30がセンサー基板26に歪みセンサーとして設けられている。これらの4つの歪み抵抗27,28,29,30はそれぞれブリッジ回路を形成するように接続されており、このブリッジ回路はセンサー側コネクター5の端子5a,5bに接続されている。
ECU9が一体化されたセンサー接続用コネクター7がセンサー側コネクター5に接続された時、センサー接続用コネクター7およびECU9もプロテクター34の内側に位置するようにされている。したがって、センサー接続用コネクター7およびECU9も、センサー基板26やセンサー側コネクター5と同様にプロテクター34により確実に保護可能となっている。
また、この例のシート荷重計測装置1では、センサー接続用コネクター7と同じように形成されたECU側コネクター10,16もECU9に一体に設けられている。すなわち、センサー接続用コネクター7、ECU9、ECU側コネクター10,16が一体化されているとともに、ECU9と各コネクター7,10,16とが互いに電気的に接続されている。
次に、左の荷重センサー2について説明する。なお、左の荷重センサー2の具体的構成および左の荷重センサー2に関連する構成の一部は図示しないが、説明の便宜上、前述の右の荷重センサー3のそれらと同じ符号を付して説明する。
左の荷重センサー2は、左のシートブラケット21に固定されたベースフレーム23に設けられている。その場合、荷重センサー2、右のセンサー側コネクター4、ベースフレーム23、ボルト24、ナット25、センサー基板26、4つの歪み抵抗27,28,29,30、荷重伝達部31,32、コネクターケース33、プロテクター34、およびケース固定ねじ35,36は、それぞれ、右の荷重センサー3のそれらと左右対称に設けられる。
図4に示すように、左のセンサー側コネクター4に接続されるセンサー接続用コネクター6はECU9を一体に有していないので、センサー接続用コネクター6の厚みはセンサー接続用コネクター7の厚みに比べて薄くなっている。このセンサー接続用コネクター6には左のハーネス14が電気的に接続されている。また、ECU接続用コネクター12、ECU接続用コネクター19、および乗員保護装置接続用コネクター20はセンサー接続用コネクター6と同じに構成されている。更に、ハーネス14,18は、図示しないが従来と同様に適宜クリップで車体あるいは車両シートに固定されている。
また、左の荷重センサー2のプロテクター34は、このようにセンサー接続用コネクター6の厚みが薄いので、荷重センサー2のセンサー基板26、センサー側コネクター4、およびセンサー側コネクター4に接続されたセンサー接続用コネクター6が保護可能な大きさに設定すればよく、右のプロテクター34の幅(図2において上下方向の長さ)より狭い幅に設定されている。もちろん、左右のプロテクター34は部品共通化のために同じ大きさに形成することができることは言うまでもない。
このように構成されたこの例のシート荷重計測装置1においては、左右の荷重センサ2,3、乗員保護装置8、およびECU9が、それぞれ図1に示すように電気的に接続される。その場合、センサー接続用コネクター7が荷重センサー3のセンサー側コネクター5に接続されて固定されることで、センサー接続用コネクター7と一体のECU9がセンサー側コネクター5に固定支持される。
乗員が車両シートに着座すると、乗員の着座状態での車両シートのシート荷重に対応する荷重が荷重伝達部31,32を介してセンサー基板26に伝達される。すると、センサー基板26が伝達され荷重に応じて撓むので、4つの歪み抵抗27,28,29,30の各抵抗値がシート荷重に対応して変化する。これにより、変化した各抵抗値に基づく電流がシート荷重検出信号として、左の荷重センサー2からは、センサー側コネクター4、センサー接続用コネクター6、ハーネス14、ECU接続用コネクター12、およびECU側コネクター10を介し、また、右の荷重センサー3からは、センサー側コネクター5、センサー接続用コネクター7を介して、それぞれECU9に伝送される。
従来と同様に、ECU9は、伝送されたシート荷重検出信号によりシート荷重を演算処理し、得られたシート荷重に基づいて乗員保護装置8の作動を制御する。
なお、シート荷重計測装置1の図2および図3に示されない他の構成および他の作用は、前述の特許文献1に開示されているシート荷重計測装置と実質的に同じであり、この特許文献1を参照すれば容易に理解できるとともに、本発明に直接関係しないので、それらの説明は省略する。
この例のシート荷重計測装置1によれば、ECU9をシート荷重計測装置1に一体に内蔵しているので、ECU9をシート荷重計測装置1に接続するハーネス、このハーネスやECU9を固定する固着具等の部品を不要にできるとともに、ハーネスの取り回しも不要にできる。これにより、シート荷重計測装置1の構成を簡単にできるとともに、コストを効果的に低減することができる。特に、センサー接続用コネクター7と乗員保護装置8のECU9とを一体化しているので、前述の図6に示す従来のシート荷重計測装置1に用いられかつ右の荷重センサー3とECU9とを接続する右のハーネス15、ECU側コネクター11、およびECU接続用コネクター13をそれぞれ不要にできる。これにより、ハーネスの数を従来に比べて1本削減することができ、シート荷重計測装置1の構成をより簡単にできるとともに、その分コストを低減することができる。
また、ハーネス15を用いないことから、このハーネス15を固定するクリップも不要にできる。更に、センサー接続用コネクター7をセンサー側コネクター5に接続することでECU9を固定しているので、ECU9を固定するためのブラケットも不要にできる。したがって、部品点数を更に削減でき、シート荷重計測装置1の構成およびコストを更に一層低減することができる。
更に、この例のシート荷重計測装置1とともに用いられたシートベルト装置やエアバッグ装置等の乗員保護装置8を備えるこの例の乗員保護システムによれば、シート荷重計測装置1の構成を簡単にできることから、乗員保護システム全体をコンパクトにでき、乗員保護システムの車両への設置スペースを削減できるとともに、乗員保護システムの車両への設置自由度を高くできる。
なお、前述の例では、右のセンサー接続用コネクター7とECU9とを一体化しているが、ECU9は左のセンサー接続用コネクター6とを一体化することもできる。また、前述の例では、ECU側コネクター10,16もECU9に一体化しているが、例えば、図5に示すようにECU側コネクター10,16は省略して、ECU9から直接ハーネス14,18を延設させることもできる。この場合には、ハーネス14,18に設けられるECU接続用コネクター12,19も省略することができる。
更に、前述の例では、2つの荷重センサーを用いたシート荷重計測装置1の本発明を適用しているが、本発明はこれに限定されることなく、1つ以上の任意の荷重センサーを用いたシート荷重計測装置1に適用することができる。
更に、前述の例では、ECU9がシート荷重の検出信号によりシート荷重を演算処理するとともに乗員保護装置8の作動を制御するECUとしているが、ECUはシート荷重の検出信号によりシート荷重を演算処理するだけのものでもよい。
本発明のシート荷重計測装置は、例えば、自動車等の車両に装備されているシートベルト装置やエアバッグ装置等の乗員保護装置に用いられ、車両シートに着座している乗員の体重により車両用シートに加えられるシート荷重を、荷重センサーとこの荷重センサーからのシート荷重の検出信号によりシート荷重を演算処理する電子制御装置を備えるシート荷重計測装置に好適に利用することが可能である。
また、本発明の乗員保護装置は、シート荷重計測装置を用いて計測されたシート荷重に応じて乗員保護装置を作動制御する乗員保護装置を備える乗員保護システムに好適に利用することが可能である。
本発明のシート荷重計測装置の実施の形態の一例を模式的に示す図である。 図1に示す例の1つの荷重センサーおよびこれに関連する部分を示す部分分解斜視図である。 図2に示す荷重センサー部分を組立状態で示す平面図である。 図1に示す例の他の荷重センサーに接続するためのコネクターを部分的に示す部分斜視図である。 本発明の実施の形態の他の例を部分的に示す部分斜視図である。 従来のシート荷重計測装置の一例を模式的に示す、図1と同様の図である。
符号の説明
1…シート荷重計測装置、2,3…荷重センサー、4,5…センサー側コネクター、6,7…センサー接続用コネクター、8…乗員保護装置、9…電子制御装置(ECU)、10,11,16…ECU側コネクター、12,13,19…ECU接続用コネクター、14,15,18…ハーネス、17…乗員保護装置側コネクター、20…乗員保護装置接続用コネクター、21,22…シートブラケット、23…ベースフレーム、26…センサー基板、27,28,29,30…歪み抵抗、31,32…荷重伝達部、33…コネクターケース

Claims (4)

  1. 車両用シートにかかるシート荷重を検出する所定数の荷重センサーを備えているとともに、前記所定数の荷重センサーからのシート荷重の検出信号に基づいて前記シート荷重を演算処理する電子制御装置が内蔵されていることを特徴とするシート荷重計測装置。
  2. 前記所定数の荷重センサーにそれぞれ設けられた所定数のセンサー側コネクターと、前記所定数のセンサー側コネクターのうち、1つのセンサー側コネクターに着脱可能にかつ電気的に接続するセンサー接続用コネクターとを少なくとも有し、
    前記センサー接続用コネクターと前記電子制御装置とが一体化されており、前記センサー接続用コネクターが前記1つのセンサー側コネクターに接続されることで前記1つの荷重センサーからのシート荷重の検出信号が前記電子制御装置に伝送されるようになっていることを特徴とする請求項1記載のシート荷重計測装置。
  3. 前記荷重センサーは複数設けられているとともに、前記センサー側コネクターが複数の荷重センサー毎に設けられており、前記1つのセンサー側コネクターが前記センサー接続用コネクターに接続されていることを特徴とする請求項1記載のシート荷重計測装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1記載のシート荷重計測装置とともに用いられる乗員保護装置を備える乗員保護システムであって、
    前記電子制御装置が前記乗員保護装置の作動を制御するための電子制御装置であることを特徴とする乗員保護システム。
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