JP2005336876A - 回転ドアの安全装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 回転ドアに利用者が衝突したり、回転ドアと出入り口の縁との間に利用者が挟み込まれたりする可能性を低減させる。
【解決手段】 円筒壁2の出入り口4a、4bの端部近傍に設置されている安全装置では、利用者の特定方向からの出入り口4a、4bに向かう駆け込みをポール材36が実質的に禁止している。このポール材36に光電センサ38が設けられ、前記特定方向以外の他の方向からの利用者が出入り口4a、4bに向かう駆け込みを、出入り口4a、4bの外側で感知して、仕切り壁6を減速若しくは停止させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、回転ドアの安全装置に関し、特に回転ドアの出入り口への通行者の駆け込みに対する安全装置に関する。
回転ドアは、円筒壁の内部を回転するように円筒壁内に設けられている。円筒壁には、対向して出入り口が設けられている。出入り口に利用者が入るときに、誤って出入り口の縁と回転ドアとの間に利用者が挟まれたり、回転ドアに衝突したりすることがある。この点を改善するために、例えば特許文献1に開示されているような技術が提案されている。
特許文献1の技術では、出入り口の上方であって出入り口の縁の近傍の天蓋に直下を通過する利用者を検出する光電センサを配置し、出入り口の縁付近に位置する利用者を検出する。また、出入り口の縁にタッチセンサを設けて、出入り口の縁に接触した利用者を検出する。光電センサまたはタッチセンサによって利用者が検出された場合、回転ドアは停止又は減速される。また、回転ドア自体にも光電センサが設けられ、出入り口上及び出入り口よりも内側にいる利用者を検出した場合にも、回転ドアは停止又は減速される。
実開平6−56445号公報
しかし、この技術では、出入り口の縁付近に光電センサやタッチセンサが設けられているので、これらのいずれかが利用者を検知して、直ちに回転ドアに減速または停止の指令を与えても、回転ドアは慣性等の影響を受けているので、瞬時に停止又は減速することができず、回転ドアと出入り口の縁との間に利用者が挟まれる可能性があった、また、回転ドアに設けられている光電センサによって、出入り口上及びそれより内側の位置で利用者を検知し、回転ドアに減速または停止の指示を与えても、瞬時に停止又は減速することができず、回転ドアに利用者が衝突する可能性がある。
本発明は、回転ドアに利用者が衝突したり、回転ドアと出入り口の縁との間に利用者が挟み込まれたりする可能性を低減させる回転ドアの安全装置を提供することを目的とする。
本発明による回転ドアの安全装置は、回転ドアの出入り口の少なくとも一方の端部近傍に設置されている。回転ドアは、例えば円筒壁の内部に配置されている。回転ドアの出入り口の両端部近傍それぞれに、この安全装置を設けることも可能である。本安全装置は、特定方向からの利用者の前記出入り口への駆け込みを実質的に禁止する構造体を有している。例えば、利用者が特定の方向から出入り口に向かって進行することが不可能な間隔を、回転ドアの出入り口近傍にある円筒壁の外面との間に設けるように構造体が配置されている。前記構造体にセンサが設けられている。このセンサは、前記特定方向以外の他の方向からの利用者の前記出入り口への駆け込みを前記回転ドアの外側で感知して、前記回転ドアを減速若しくは停止させる。
このように構成された安全装置では、特定方向からの駆け込みは、構造体の設置によって防止される。特定方向以外からの駆け込みは、利用者が出入り口に入る前に感知し、回転ドアを停止させるか減速させているので、利用者が出入り口付近に到達したときには、回転ドアに慣性があっても、回転ドアは、充分に減速または停止している。従来のように出入り口の縁付近への駆け込みをセンサによって検出して、回転ドアに減速または停止の指示を与えても、回転ドアの回転位置によっては、回転ドアと出入り口の縁との間に利用者を挟み込むことを防止できない可能性がある。そこで、本発明では、特定方向から出入り口の縁付近への駆け込みを構造体によって物理的に不可能として安全性を高めている。また、出入り口の縁付近に特定方向以外から利用者が駆け込む場合には、出入り口よりも外部で利用者を検出することによって、即ち、出入り口に利用者が到達する前に利用者を検出し、回転ドアに減速又は停止の指示を与えているので、たとえ回転ドアに慣性があっても、利用者の回転ドアへの接触を回避することが可能となる。このように、本発明による安全装置では、利用者の回転ドアへの衝突、挟み込み等の事故の可能性を大幅に低減できる。
前記構造体を、所定高さの1又は2以上のポール部材とすることもできる。構造体を2以上のポール材とする場合には、ポール材を1列に配置し、その列が特定方向と対向するように配置し、そのうち最も円筒壁に近いものと円筒壁との間に、特定方向からの利用者が通過不能な間隔を設けることが望ましく、また各ポール材の間にも、特定方向からの利用者が通過不能な間隔を設けることが望ましい。
このように構成された安全装置では、回転ドアの出入り口の近傍にポール材が設置されていても、さして目立たず、回転ドアのデザイン性を損なうことがない。
或いは、構造体を所定高さのパネルとすることもできる。この場合、円筒壁にパネルを直接に取り付けることもできるし、通行者が特定の方向に通行不能な間隔を円筒壁との間にあけてパネルを設けることもできる。パネルの主面が特定の方向と対向するように配置される。
このように構成した場合、パネルを使用しているので、パネルの主面の面積が大きいので、確実に利用者の駆け込みを防止することができる。
前記センサは、構造体の前方に複数の光ビームを水平に照射して、平面的な空間検知領域若しくは立体的な空間検知領域を形成する反射型センサであることが望ましい。
このように構成すると、複数の光ビームを使用しているので床面の影響を受けず、利用者を検知できない領域が生じにくくなる。特に、立体的な空間検知領域を形成し、この立体的な空間検知領域を床面から上方に向かって形成すると、背丈の低い利用者であっても、確実に検出することができる。
以上のように、本発明によれば、利用者が、どのような方向から回転ドアに駆け込もうとしても、回転ドアに衝突したり、挟み込まれたりする可能性を低減することができる。
本発明の第1の実施形態の安全装置を備えた回転ドア装置は、図1(a)、(b)に示すように、円筒壁2を有している。円筒壁2は、建物の壁に形成された開口に取り付けられている。この開口を挟んで対向するように出入り口4a、4bが設けられている。
円筒壁2の内部には、回転ドア、例えば仕切り壁6が配置されている。仕切り壁6は、円筒壁2の直径方向に沿って配置され、その両端が円筒壁2の内面にほぼ到達している。仕切り壁6は、円筒壁2の中心を中心として円筒壁2内を例えば図1(b)に示すように反時計方向に回転する。仕切り壁6の中央には、引戸、例えば自動引戸8が設けられている。この引戸は両引きのものである。仕切り壁6の両端部には、それぞれ円弧パネル10a、10bが取り付けられている。円弧パネル10a、10bは、出入り口4a、4bを閉鎖可能な大きさのもので、仕切り壁6が回転している途中で、同時に出入り口4a、4bを閉鎖する。12a、12bは、仕切り壁6の直線状壁体、14a、14bは、仕切り壁6の円弧壁である。
図2に示すように、仕切り壁6の駆動は、駆動手段、例えばモータ16によって行われる。また、仕切り壁6の制動は、制動手段、例えば電磁ブレーキ18によって行われる。モータ16、電磁ブレーキ18の制御は、制御手段、例えば制御装置20によって行われる。図示しない回転検出装置が出入り口4aまたは4bにおいて利用者を検出したときに、仕切り壁6を回転させるように、制御装置20がモータ16を回転させる。なお、自動引戸8を開閉するための構成も装備されているが、本願発明と直接に関連しないので、詳細な説明は省略する。
仕切り壁6の回転中において仕切り壁6の回転方向の前端が、戸挟み区間を移動する際、通常の速度よりも減速するように、制御装置20がモータ16及び電磁ブレーキ18を制御する。戸挟み区間は、出入り口4a、4bの回転方向側の端部を終点とし、この端部から所定角度だけ回転方向と反対側に回転した位置を始点とする円弧パネル10a、10bの移動領域である。この戸挟み区間を円弧パネル10a、10が回転する際に仕切り壁6を減速しておけば、後述するように、利用者が仕切り壁6と出入り口4a、4bの回転方向側端部との間に挟み込まれそうになったとき、停止指示を制御装置20からモータ16や電磁ブレーキ18に与えることによって、直ちに仕切り壁6を停止することができる。
この戸挟み区間を検出するために、戸挟み区間検出手段、例えばリードスイッチ22と、N及びS極の磁石体24N、24Sが設けられている。磁石24N、24Sは、例えば仕切り壁6と共に回転するように設けられ、リードスイッチ22は戸挟み区間の始点に対応する固定側に設けられ、リードスイッチ22の設置位置を磁石24Nが通過するとリードスイッチ22はオンとなる。磁石体24Sは、戸挟み区間の終点に対応する位置に仕切り壁6と共に回転するように設けられ、リードスイッチ22の設置位置を磁石24Sが通過すると、リードスイッチ22はオフとなる。従って、リードスイッチ22がオンとなっている間、戸挟み区間であることを検出し、制御装置20は仕切り壁6を減速させている。
また、上述したような仕切り壁6と出入り口4a、4bの回転方向側端部との間の挟み込みや、仕切り壁6への利用者の衝突を未然に防止するために、この回転ドア装置には、各種の安全センサが設けられている。これらの安全センサが利用者を検出したとき、その検出信号に基づいて制御装置20がモータ16、電磁ブレーキ28を制御して、仕切り壁6を減速又は停止させる。
安全センサとして、例えばエッジセンサ26、コラムセンサ28、方立ゴムスイッチ30、戸挟み防止センサ32が設けられている。
エッジセンサ26は、円弧パネル10a、10bの回転方向側端部に設けられ、これに利用者が接触したとき、その接触を検知した検知信号を制御装置20に供給する。これに応じて、仕切り壁6は減速又は停止される。
コラムセンサ28は、出入り口4a、4bの回転方向側端部にある方立34、34に、その高さ方向に沿って所定間隔ごとに設けられた反射型光電センサで、図1(a)、(b)に符号28a、28aで示すように戸挟み区間における出入り口4a、4bの回転方側端部に近い領域に使用者が存在するとき、検知信号を制御装置20に供給する。これに応じて、制御装置20が仕切り壁6を減速又は停止させる。
方立ゴムスイッチ30は、方立34、34から出入り口4a、4b側に方立34、34の長さ方向に沿って突出させて設けられ、これに利用者が接触したとき、検知信号を制御装置20に供給する。これに応じて、制御装置20が仕切り壁6を減速又は停止させる。
戸挟み防止センサ32は、戸挟み区間の上方の円筒壁2の非回転の天井に固定された反射型の光電センサで、図1(a)、(b)に符号32aで示すように天井から床面に向かう検知領域を形成する。この検知領域32a内に利用者が存在する場合に、検知信号を制御装置20に供給する。これに応じて制御装置20が仕切り壁6を減速または停止させる。
これら安全センサは、出入り口4a、4bまたはこれに接近した位置に利用者が存在する場合に、これを検知し、仕切り壁6を減速又は停止させるものであるが、これら安全センサによって利用者が検出されるよりも以前に、出入り口4a、4bに向かう、特に駆け込もうとしている利用者を検知し、仕切り壁6を減速又は停止させた方が、より高い安全性が得られる。
そこで、この回転ドア装置では、安全装置が設けられている。この安全装置では、図1(a)、(b)に示すように、出入り口4a、4bの回転方向側端部に近い床上の位置に、構造体、例えばポール材36が設置されている。ポール材36は、所定の高さを有し、円筒壁2との間に隙間を有している。この隙間は、図1(b)に矢印で示すように、特定の方向から、例えば出入り口4a、4bに向かって斜め方向から駆け込もうととしても、利用者が通過不能な隙間とされている。従って、特定方向からの出入り口4a、4bへの駆け込みは物理的に不可能とされている。
ポール材36には、その高さ方向に間隔をあけて検出手段、例えば光電センサ、特に反射型の光電センサ38が設けられている。これら光電センサ38は、図2に示すように、それぞれ投光器38aと受光器38bとからなる。これら投光器38a、38bは、制御部40によって制御される。これら光電センサ38は、その前方に検知領域38aをそれぞれ有している。これら検知領域38aは、出入り口4a、4bよりも前方、特に戸挟み区間の前方に出入り口4a、4bに沿って形成されている。従って、この検知領域38aに上記特定方向以外の方向から利用者が駆け込み等によって入ってくると、制御部40を介して制御装置20に検知信号が供給され、仕切り壁6が減速又は停止される。この減速又は停止は、利用者が出入り口4a、4bよりも手前に存在する状態によって行われる。従って、慣性の影響によって仕切り壁6が即座に減速又は停止しなくても、利用者が出入り口4a、4bに到達したときには、確実に減速または停止が行われている。
本発明の第2の実施形態の安全装置を備えた回転ドア装置を図3に示す。この実施の形態でも、前提となる回転ドア装置の構成は、第1の実施の形態の回転ドア装置と同一である。同一部分には同一符号を付して、その説明を省略する。
この安全装置では、構造体として、複数、例えば2本のポール材136、236が、出入り口4a、4bにそれぞれ設けられている。円筒壁2に近いポール材136と円筒壁2との間隔は、第1の実施の形態におけるポール材36と円筒壁2との間隔と同様に設定されている。また、ポール材136、236の間隔も同様に、これらの間を利用者が通行不能に設定されている。このように複数のポール材136、236を設けているので、特定方向から利用者が駆け込む可能性のある範囲を第1の実施の形態の場合よりも広げることができる。また、ポール材136、236の本数が第1の実施の形態のポール材36よりも増加しているが、回転ドア装置のデザイン性を損なうことがない。
これらポール材136、236には、それらの高さ方向に沿って間隔をあけて複数の反射型の光電センサ138、138が設けられている。これら光電センサ138、138によって、戸挟み区間の前方に2段に検知領域138a、138aが出入り口4a、4bを繋ぐ直線に直交するように形成されている。2段に検知領域138a、138aが形成されているので、第1の実施の形態の1段の検知領域38aよりも広い範囲を検知領域とすることができる。
例えば、出入り口4a、4bよりも遠い位置で利用者を検知することのみを考えれば、ポール材236のみを設け、これに光電センサ138を設置すればよい。しかし、これでは、出入り口4a、4bに直交して駆け込んでくる利用者は検出することができるが、矢印Aで示すようにポール材138aの光電センサ138の検知領域138aの先端をかすめるように斜めに駆け込んで来る利用者を検知することができない。従って、複数のポール材を設けた方が、様々な方向から駆け込んでくる利用者に対する安全性を確保できる。また、ポール材236のみを設けた場合、ポール材236と円筒壁2との間隔が広くなり、この間隔を通って利用者が出入り口4a、4b内に駆け込む可能性がある。従って、複数のポール材136、236を設けると、特定方向からの駆け込みを物理的に阻止できる上に、特定方向以外の様々な方向からの駆け込みに対する安全性を高めることができる。
本発明の第3の実施形態の安全装置を実施した回転ドア装置を図4(a)、(b)に示す。図4(a)、(b)の回転ドア装置及び安全装置もほぼ第1の実施の形態の回転ドア装置及び安全装置と同様に構成されている。同等部分には同一符号を付して、その説明を省略する。第1の実施の形態では、ポール材36には、上下方向に1列に光電センサ38が設けられていたが、この実施形態の安全装置では、図4(b)に示すようにポール材36には、2列に光電センサ238、338が設けられている。光電センサ238は、ポール材36の長さ方向に間隔をあけて複数配置されている。光電センサ338は、これら光電センサ236よりも出入り口4a、4bから離れた位置に、ポール材36の長さ方向に間隔をあけて配置されている。そして、光電センサ238の検知領域238aは、第1の実施形態の光電センサ38の検知領域38aと同様に形成されているが、光電センサ338の検知領域338aは、図4(b)に示すように検知領域238aよりも出入り口4a、4bから離れるように斜めを向き、かつ床面側を向くように形成されている。
このように構成されているので、第2の実施の形態の安全装置と同様に広い検知領域を持ち、かつ特定方向からの駆け込みを物理的に阻止可能である。しかも、第2の実施の形態では、上記のような利点を得るために2本のポール材を使用したのに対し、この実施の形態では、1本のポール材36を使用しているだけである。
本発明の第4の実施形態の安全装置を実施した回転ドア装置を図5に示す。図5の回転ドア装置及び安全装置は、構造体の構成が異なる以外、図1の回転ドア装置と同様に構成されている。同等部分には同一符号を付して、その説明を省略する。
この安全装置では、構造体としてパネル436を使用している。パネル436は例えば扁平な直方体状に形成され、出入り口4a、4bの回転方側の端部の近傍、例えば方立34の近傍の床面に取り付けられている。その取付は、パネル436の対向する2つの主表面が、出入り口4a、4bを繋ぐ方向にほぼ平行となるように行われている。なお、主表面が出入り口4a、4bを繋ぐ方向に対して予め定めた角度をなすように設けることも可能である。パネル436の2つの主表面を繋いでいる2つの端部のうち円筒壁2に近い方の端部と、円筒壁との間には、利用者が通行不能な間隔が形成されている。この端部を円筒壁2に直接に結合することもできる。パネル436の高さ寸法は、任意の高さとすることができ、極端に言えば円弧パネル10a、10bよりも高くすることも可能である。
2つの主表面のうち、出入り口4a、4b側にある主表面には、第3の実施の形態と同様に光電センサ438、538が2列に設けられている。光電センサ438は、円筒壁2に近い側に、パネル436の高さ方向に間隔をあけて複数個形成され、出入り口4a、4bを繋ぐ方向にほぼ垂直な検知領域438aをそれぞれ形成している。光電センサ538は、光電センサ438よりも円筒壁2から遠い位置に、パネル436の高さ方向に間隔をあけて複数個配置され、検知領域438aとほぼ平行な検知領域538aを形成している。なお、検知領域538aを、第3の実施形態の検知領域338aと同様に、検知領域438aに対して出入り口4a、4bから離れる方向に斜めに設け、さらに下方を向くように設けることもできる。
このように構成されているので、第2の実施の形態の安全装置と同様に広い検知領域を持ち、かつ特定方向からの駆け込みを物理的に阻止可能である。しかも、パネル436を使用しているので、複数のポール材を使用した場合よりも特定方向からの駆け込みを物理的に阻止することができる範囲を確実に広くすることができる。複数のポール材を使用した場合、幼児などがポール材間を通過する可能性があるが、パネル436を使用した場合には、このようなことはない。
上記の各実施の形態では、安全装置を、出入り口の回転方向前側の端部にのみ設けたが、反対側の端部にも、この安全装置を設けることもできる。また、光電センサ38、138、238、338、438、538を使用したが、これに限ったものではなく、例えば測距式のセンサを使用することもできる。また、光電センサ38、138、238、338、438、538は、ポール材及びパネルの高さ方向に間隔をおいて複数設けたが、最低限度1個だけ設けることもできる。また、仕切り壁6に代えて、円筒壁2の中心から半径方向に沿って複数の扉体が円筒壁2の内面まで伸び、かつ隣接する扉体が互いに所定角度をなすものを回転ドアとして使用することもできる。
本発明の第1の実施形態の安全装置を実施した回転ドア装置の正面図及び平面図である。 図1の回転ドア装置のブロック図である。 本発明の第2の実施形態の安全装置を実施した回転ドア装置の平面図である。 本発明の第3の実施形態の安全装置を実施した回転ドア装置の平面図及び部分拡大斜視図である。 本発明の第4の実施形態の安全装置を実施した回転ドア装置の平面図である。
符号の説明
2 円筒壁
4a 4b 出入り口
6 仕切り壁(回転ドア)
36 136 236 ポール材(構造体)
436 パネル(構造体)
38 138 238 338 438 538 光電センサ(センサ)

Claims (4)

  1. 回転ドアの出入り口の少なくとも一方の端部近傍に設置される安全装置であって、
    利用者の特定方向からの前記出入り口に向かう駆け込みを実質的に禁止する構造体と、
    前記構造体に設けられ、前記特定方向以外の他の方向からの利用者の前記出入り口に向かう駆け込みを前記回転ドアの外側で感知して、前記回転ドアを減速若しくは停止させるためのセンサとを、
    具備する回転ドアの安全装置。
  2. 請求項1記載の回転ドアの安全装置において、前記構造体が、所定高さの1又は2以上のポール部材であることを特徴とする回転ドアの安全装置。
  3. 請求項1記載の回転ドアの安全装置において、前記構造体が、所定高さのパネルであることを特徴とする回転ドアの安全装置。
  4. 請求項1記載の回転ドアの安全装置において、前記センサが、前方に複数の光ビームを照射して、平面的若しくは立体的な空間検知領域を形成する反射型センサであることを特徴とする回転ドアの安全装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101084755B1 (ko) * 2008-09-17 2011-11-22 김영호 보조도어가 구비된 현관문

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