JP2000345767A - 電動間仕切システムにおける安全停止装置 - Google Patents

電動間仕切システムにおける安全停止装置

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JP2000345767A
JP2000345767A JP11160948A JP16094899A JP2000345767A JP 2000345767 A JP2000345767 A JP 2000345767A JP 11160948 A JP11160948 A JP 11160948A JP 16094899 A JP16094899 A JP 16094899A JP 2000345767 A JP2000345767 A JP 2000345767A
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panel
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JP11160948A
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Takumi Sada
卓巳 佐田
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Okamura Corp
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Okamura Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パネルの走行経路が直線でないようなレイア
ウトにおいても、障害物を正確に感知できるとともに、
感知エリアを広げることにより、死角の生じるのを防止
しうるようにする。 【解決手段】 天井1に設けたレール8に走行自在に吊
支した複数のパネル3を、順次走行させて部屋を仕切る
ようにした電動間仕切システムにおいて、レール8に沿
う天井面に、感知領域が下方を向く複数個の障害物感知
センサ10を配設し、該障害物感知センサ10が、障害
物を感知したとき、その感知信号により走行するパネル
3を停止させるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動間仕切システ
ムにおける走行中のパネルに、人などが接触したとき
に、パネルの走行を自動的に停止させるようにした、パ
ネルの安全停止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電動間仕切システムは、図6に示すよう
に、天井(1)に設けたレール(2)に、走行自在に複数の
間仕切用のパネル(3)を吊下げ、各パネル(3)内に内蔵
した走行モータ(図示されてない)により、パネル(3)を
その収納庫(4)から順次走行させて、部屋を仕切るよう
になっている。
【0003】このような電動間仕切システムにおいて、
パネルの走行経路に障害物があった場合に走行を停止さ
せる従来の手段としては、特公平5−61433号公報
及び特開平7−97884号公報に記載されたものがあ
る。前者は、図7に示すように、仕切部における互いに
対向する壁(5)に、投光器及び受光器とからなる2対の
光電センサ(6a)(6b)を、パネル(3)の走行部を挾むよう
に取り付けて、光線(赤外線)(7)を遮ぎる障害物を検知
し、パネルの移動を停止させている。
【0004】後者は、各パネルの進行方向端面に、感圧
式接触スイッチ素子のような障害物感知センサを取り付
け、このセンサが障害物に接触することによりパネルの
移動停止信号を発している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記前者で
は、センサの設置場所が、収納庫(4)から出たパネル
(3)が直進して部屋を仕切るレイアウトのみに限られ、
例えば、図7に示すように、パネル(3)が部屋を仕切る
位置と収納庫(4)とが離れている場合、すなわち、収納
庫(4)から出たパネル(3)が、一旦走行部を通って仕切
部に達するようにしたレイアウトでは、光電センサ(6b)
は、走行中のパネル(3)か障害物かの区別がつないとい
う問題がある。また、光遮断式のため、感知範囲が直線
上だけとなり、死角が大きいという問題もある。また、
後者では、感知範囲が各パネルの進行方向端面に限ら
れ、パネルの側面すなわち左右方向を向く面は全く考慮
されていない。
【0006】本発明の目的は、パネルの走行経路が直線
でないようなレイアウトにおいても、障害物を正確に感
知できるとともに、感知エリアを広げることにより、死
角の生じるのを防止しうるようにした、電動間仕切シス
テムにおける安全停止装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、次のようにして解決される。 (1) 天井に設けたレールに走行自在に吊支した複数の
パネルを、順次走行させて部屋を仕切るようにした電動
間仕切システムにおいて、前記レールに沿う天井面に、
感知領域が下方を向く複数個の障害物感知センサを配設
し、該障害物感知センサが、障害物を感知したとき、そ
の感知信号により走行するパネルを停止させるようにす
る。
【0008】(2) 上記(1)項において、障害物感知セ
ンサを、拡散反射式のセンサとして、天井面から下方に
向かってレールに沿う方向にほぼ扇形に広がる感知エリ
アを形成しうるようにし、かつ、隣接する感知エリア同
士が重なり合うように、前記障害物感知センサの間隔を
定める。
【0009】(3) 上記(1)または(2)項において、障
害物感知センサを、近赤外線反射式のセンサとする。
【0010】(4) 上記(1)〜(3)項のいずれかにおい
て、複数の障害物感知センサを、グループ化し、グルー
プ化された感知領域ごとに障害物を感知するようにす
る。
【0011】(5) 上記(4)項において、レールが収納
庫から走行部を経て仕切部に配設されているものにおい
て、複数の障害物感知センサを走行部と仕切部毎にグル
ープ化し、パネルが走行部を走行中は仕切部の障害物感
知センサは無効に、また、仕切部を走行中は走行部の障
害物感知センサは無効となるようにした制御装置を設け
る。
【0012】
【発明の実施の形態】図1に示す大部屋(A)は、その一
隅に間仕切用のパネル(3)の収納庫(4)を備えている。
この大部屋(A)の中間部の天井には、仕切部のレール(2
a)(2b)が設けられており、いずれか一方のレールにパネ
ル(3)を嵌め込むことにより、大部屋(A)を部屋(B)
(C)に広さを変えて仕切ることができる。大部屋(A)の
一側部の天井には、収納庫(4)から仕切部に至る長さの
レール(8)が直角に設けられており、仕切部への走行部
を形成している。パネル(3)は、ターンテーブル(9)に
より90度姿勢を変えられて収納庫(4)から走行部のレ
ール(8)へ、さらに90度姿勢を変えられて仕切部へと
移動する。
【0013】このようなパネル(3)の移動の際、その移
動経路、すなわち走行部のレール(8)及び仕切部のレー
ル(2a)(2b)の下に、例えば作業者等の障害物が近づき、
走行中のパネル(3)と衝突したり挟まれたりするのを防
止するために、パネル安全停止装置が設けられる。
【0014】図2〜図5は、本発明の安全停止装置の一
実施形態を示す。図2は、仕切部のレール(2b)にパネル
(3)を建て込む場合を例示するものである。図2〜図4
に示すように、走行部のレール(8)と仕切部のレール(2
b)に沿ってその両脇の天井面に、複数の障害物感知セン
サ(10)が等間隔おきに取り付けられている。
【0015】障害物感知センサ(10)は、公知の自動ドア
用の近赤外線反射方式のものでよく、図4に示すよう
に、例えば、パネル(3)の厚さ方向である前後方向に
は、天井から床面へ約5度の角度で近赤外線を拡散し、
また、図3に示すように、パネル(3)の走行方向である
左右方向には、天井から床面へ約40度の角度で扇形に
拡散するように設定されている。(10a)は、この拡散し
た感知エリアを示す。図3に示すように、この実施形態
では、左右方向に相隣る障害物感知センサ(10)から拡散
する近赤外線ビームが、床上約60cmの高さで重なり合
い、重複エリア(10b)が形成されるように、障害物感知
センサ(10)の取付間隔を決めている。
【0016】なお、図3の左側のターンテーブル領域側
では、ビーム指向角度を狭く設定し、全体で29度程度
の拡散角度とされている。
【0017】図5は、制御装置(12)から電線(13)による
各障害物感知センサ(10)への配線図を示すもので、走行
部側と仕切部側とは、2系統にグループ化され、それら
の信号系路が別々に取り出されている。これにより、障
害物感知センサ(10)の感知領域は2系統に分かれ、パネ
ル(3)が走行部を走行中は仕切部の障害物感知センサ(1
0)は無効に、また、仕切部を走行中は走行部の障害物感
知センサ(10)は無効になる。その結果、パネル(3)が走
行部を走行中における仕切部での作業者の作業が可能と
なり、またその反対に、パネル(3)が仕切部を走行中に
おける走行部での作業者の作業が可能となる。
【0018】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、各障害物
感知センサの感知領域が天井側から下方に向かっている
ので、その感知領域内に、移動中のパネルが進入するこ
とがなく、したがって、パネルの走行経路が屈曲するな
どのようなレイアウトにも、誤作動を生じることなく、
正確に障害物を感知することができる。
【0019】請求項2記載の発明によれば、従来の1本
の直線的なセンサによる感知に比べて飛躍的に感知範囲
が広がるとともに、障害物感知の死角がなくなり、安全
性がより向上する。また、例えば動いている作業員のよ
うな移動物体の感知に特に有効である。
【0020】請求項3記載の発明によれば、市販の自動
ドア用のセンサを用いることができ、コスト的に有利で
あり、また確実な性能を保証することができる。
【0021】請求項4記載の発明によれば、関係のない
領域の障害物感知センサが作動しても不感とすることが
できる。
【0022】請求項5記載の発明によれば、走行するパ
ネルの範囲以外は感知しないので、誤作動が少なくな
り、仕切られる部屋を安全に行き来することができる。
また、仕切作業中でも、仕切位置で停止したパネルの周
囲は作業をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した電動間仕切システムを備える
大部屋の平面図である。
【図2】本発明の安全停止装置の一実施形態における障
害物感知センサの配置を説明するレール付近の平面図で
ある。
【図3】同じく、大部屋内の走行部付近の障害物感知セ
ンサを示す正面図である。
【図4】同じく、走行部を走行するパネルの端面とその
両脇の障害物感知センサの配置を示す図である。
【図5】同じく、障害物感知センサの配線図である。
【図6】電動間仕切システムを備えた大部屋の斜視図で
ある。
【図7】従来の光電センサによる感知システムを説明す
る部屋の一部分の平面図である。
【符号の説明】
(A)大部屋 (B)(C)部屋 (1)天井 (2)(2a)(2b)レール (3)パネル (4)収納庫 (5)壁 (6a)(6b)光電センサ (7)光線 (8)レール (9)ターンテーブル (10)障害物感知センサ (10a)感知エリア (10b)重複エリア (11)扉 (12)制御装置 (13)電線

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井に設けたレールに走行自在に吊支し
    た複数のパネルを、順次走行させて部屋を仕切るように
    した電動間仕切システムにおいて、 前記レールに沿う天井面に、感知領域が下方を向く複数
    個の障害物感知センサを配設し、該障害物感知センサ
    が、障害物を感知したとき、その感知信号により走行す
    るパネルを停止させるようにしたことを特徴とする電動
    間仕切システムにおける安全停止装置。
  2. 【請求項2】 障害物感知センサを、拡散反射式のセン
    サとして、天井面から下方に向かってレールに沿う方向
    にほぼ扇形に広がる感知エリアを形成しうるようにし、
    かつ、隣接する感知エリア同士が重なり合うように、前
    記障害物感知センサの間隔を定めた請求項1記載の電動
    間仕切システムにおける安全停止装置。
  3. 【請求項3】 障害物感知センサを、近赤外線反射式の
    センサとした請求項1または2記載の電動間仕切システ
    ムにおける安全停止装置。
  4. 【請求項4】 複数の障害物感知センサを、グループ化
    し、グループ化された感知領域ごとに障害物を感知する
    ようにした請求項1〜3のいずれかに記載の電動間仕切
    システムにおける安全停止装置。
  5. 【請求項5】 レールが収納庫から走行部を経て仕切部
    に配設されているものにおいて、複数の障害物感知セン
    サを走行部と仕切部毎にグループ化し、パネルが走行部
    を走行中は仕切部の障害物感知センサは無効に、また、
    仕切部を走行中は走行部の障害物感知センサは無効とな
    るようにした制御装置を設けた請求項4記載の電動間仕
    切システムにおける安全停止装置。
JP11160948A 1999-06-08 1999-06-08 電動間仕切システムにおける安全停止装置 Withdrawn JP2000345767A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006323435A (ja) * 2005-05-17 2006-11-30 Asyst Shinko Inc 搬送台車の障害物検出装置
CN112305638A (zh) * 2019-07-26 2021-02-02 西安光启未来技术研究院 一种有效感知范围识别方法及相关设备

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060905