JP2005336738A - 温水洗浄便器 - Google Patents

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【目的】 用便後の人体局部のみならず、便器ボウル後方傾斜面の汚れも効果的に洗浄することのできる温水洗浄便器を提供する。
【構成】 温水タンク(2)と、この温水タンク(2)からの温水洗浄水を人体局部に向けて噴射する人体洗浄ノズル(4)を備えた温水洗浄便器において、温水タンク(2)内からの圧逃し排水が便器洗浄ノズル(7)からボウル後方傾斜面(8)に向けて噴出するものとする。
【選択図】図1

Description

この出願の明は、温水洗浄便器に関するものである。さらに詳しくは、この発明は、用便後の人体局部洗浄機能を備えた便器であって、便器ボウル面の洗浄機能にも優れた温水洗浄便器に関するものである。
水洗便器におけるボウル面の洗浄方式としては種々のものが知られている。例えば、便器ボウル面上部に周回するように配置されたリム給水路部の下面吐水孔からボウル面に順次にボウル洗浄水を給水する方式や、リム給水路部の下面を開放形状として、水勢によってボウル面の全体を洗浄する方式、あるいはボウル面の上端部後方の一箇所の吐水孔から高水圧のボウル洗浄水を水平方向に噴出させ、ボウル面に旋回流水を形成させる方式などが知られている(例えば、特許文献1、2)。
一方、用便後の人体局部を選択的に洗浄する人体洗浄ノズル(おしり洗浄ノズル、ビデ洗浄ノズル)を備えた温水洗浄便器についても種々のものが知られているが、例えば、特許文献3、4および5にはそれぞれ、人体局部洗浄用の温水をボウル洗浄にも利用することによって、冷水洗浄よりも効果的にボウル面を洗浄することのできる温水洗浄便器が開示されている。すなわち、特許文献3には、温水洗浄水を蓄える温水タンク内の温水を、プレ洗浄用ノズルからボウル面の前方斜め下方に噴出し、ボウル面の大便落下箇所を事前に濡らしておくことのできる温水洗浄便器が開示されている。また特許文献4には、同じく温水タンク内の温水をプレ洗浄または汚物洗浄のために排出するために、温水洗浄水の吐水方向等を可変とすることのできる便器洗浄ノズルを備えた温水洗浄便器が開示されている。さらに特許文献5には、温水タンク内の温水を、人体洗浄ノズルおよび便器洗浄用ノズルからそれぞれ別個の操作で排出することのできる温水洗浄便器が開示されている。
特開2001−279788号公報 特開2002−146887号公報 特開平5−118076号公報 特開2000−248601号公報 特開平11−324063号公報
例えば上記のような水洗便器のボウル洗浄における従来方式では、主として、大便落下箇所の周辺に集中するように洗浄水が流水される。すなわち、リム給水路や吐水孔からのボウル洗浄水は、その大部分が大便落下箇所を効率良く流水するようになっている。
しかしながら、実際の便器の使用に際しては、ボウル面の汚れは大便が直接落下する領域だけでなく、しばしばその飛散部分がボウル全面に及ぶことがある。その場合には、ボウルの前方面や側面への大便飛散部分はリム給水路等からのボウル洗浄水によって洗い流される。ところが、ボウル後方傾斜面は、本来的に大便落下箇所でないため、この領域には十分量の洗浄水が供給されず、従ってボウル後方傾斜面に付着した大便飛散部分等による汚れはボウル洗浄水によっては洗い流すことが困難であった。特に、水道管からの給水によって洗浄水を供給する場合には、その水勢は上水道の給水圧に依存するため、例えば上水道の給水圧が低い地域では、ボウル全面、特にボウル後方傾斜面への洗浄水の供給が極めて困難となるのが現状である。
このうような事情は、特許文献3−5に開示されている温水便器の場合も同様である。すなわち、特許文献3−5の温水便器の場合も、温水洗浄水が噴射される領域は、直接的に汚物が付着する大便落下箇所を対象としているため、ボウル後方傾斜面の汚れに対しては有効性を持っていない。
しかも、このボウル面後方傾斜面は温水洗浄装置本体や便座によって人目につきにくいため、ボウル面洗浄水によって洗浄されずに残存した大便飛散部分が固化し、その後のブラシ洗浄によっても除去することが困難となる。また、残存した大便飛沫が悪臭の原因となるなどの問題点を有してもいる。
この出願の発明は、以上のとおりの背景から、従来技術の問題点を解決し、従来方式では洗浄されずに残存することの多かったボウル後方傾斜面の汚物をも効果的に洗浄することのできる温水洗浄便器を提供することを課題としている。
この出願の発明は、第1には、温水タンクと、この温水タンクからの温水洗浄水を人体局部に向けて噴射する人体洗浄ノズルを備えた温水洗浄便器において、温水タンクに圧逃し弁を介して連通する便器洗浄ノズルが具備されており、温水タンク内からの圧逃し排水が便器洗浄ノズルより便器ボウル後方傾斜面に向けて噴出されることを特徴とする温水洗浄便器を提供する。
第2には、前記の圧逃し排水が、人体洗浄ノズルの作動に連動して便器洗浄ノズルから噴出する温水洗浄便器を提供する。
前記の第1発明によれば、従来の水洗便器や、ボウル面温水洗浄機能を備えた温水洗浄便器では洗浄することが困難であった便器ボウル後方の、すなわち温水タンク側の傾斜面に温水洗浄水が噴射される。これによって、大便飛散部分等によるボウル後方傾斜面の汚れを確実に洗浄除去することが可能となる。
特許文献3−5の温水便器では、温水タンク内の温水の一部がボウル洗浄のための専用水として利用される。これに対してこの出願の発明に係る水洗便器では、従来装置では「圧逃し用の捨て水」として破棄されていた温水タンク内の余剰水をボウル洗浄水として有効利用することが可能となる。
第2の発明によれば、人体洗浄ノズルからの人体洗浄水の噴出に連動して便器洗浄ノズルから圧逃し排水がボウル後方傾斜面に向けて噴出する。すなわち、この第2発明の温水洗浄便器においては、従来便器と同様な構成によって(すなわち、便器洗浄ノズルに対する特別な操作ボタン等を設けることなく)、人体洗浄ノズルの作動操作に連動させて便器洗浄ノズルから温水洗浄水を噴出させることができる。
以下、添付した図面に沿って実施の形態について詳しく説明する。
図1は、この出願によって提供される温水便器の一実施形態を示した側断面図であり、図2はその平断面図である。この図1および図2に例示した温水洗浄便器においては、給水電磁弁(1)を介して外部(水道管および/またはリザーブタンク)から供給された水が温水タンク(2)において加熱される。この温水タンク(2)には、ホース(3)が延設され、その先端は人体洗浄ノズル(4)(おしり洗浄ノズルおよびビデ洗浄ノズル)に接続されている。また、温水タンク(2)には圧逃し弁(5)が設けられており、この圧逃し弁(5)に接続したホース(6)の先端は便器洗浄ノズル(7)に接続されている。便器洗浄ノズル(7)は、その噴射口をボウル後方傾斜面(8)に向けている。
例えばこのような構成を有する温水洗浄装置において、人体局部の洗浄時には、ボタン操作によって電磁給水弁(1)が開き、外部から温水タンク(2)に給水され、この給水圧によって温水タンク(1)内の温水が押し出され、ホース(3)を介して人体洗浄ノズル(4)から人体局部に向けて噴出される。この時、温水タンク(2)には、人体洗浄ノズル(4)から勢いよく温水洗浄水を噴出するために必要な量の外部水が給水されるため、停止ボタン操作によって人体洗浄ノズル(4)からの洗浄水噴出を終了させると、温水タンク(2)内に充満した水によって温水タンク(2)内は高圧状態となる。そこで、温水タンク(2)内の圧を下げるため圧逃し弁(5)が開き、温水タンク(2)内の温水の一部が圧逃し排水として排出されるが、この発明の温水洗浄便器においては、この圧逃し排水がホース(6)を介して便器洗浄ノズル(7)からボウル後方傾斜面(8)に噴出される。この圧逃し排水は、温水タンク(2)内の圧力によって押し出されるため、十分な水勢を伴って噴出され、ボウル後方傾斜面(8)を洗浄することができる。また、冷水に比較して温水は洗浄力に優れているため、捨て水として排出される水量によっても十分な洗浄効果が得られる。
なお、便器洗浄ノズル(7)の噴射口は、温水洗浄水がボウル後方傾斜面(8)の広い範囲に噴出されるような適宜の形状、構成とすることができる。例えば、図2に例示したように、便器洗浄ノズル(7)の先端部を幅広形状とし、さらに噴射口からは放射状に洗浄水が噴霧されるようにするもできる。
以上のとおり、この出願の発明に係る温水洗浄便器においては、通常は捨て水として単に排水されていた温水を利用して、リム給水路等からのボウル洗浄水では洗浄することが困難なボウル後方傾斜面(8)を洗浄することができる。
なお、便器洗浄ノズル(7)からの温水洗浄水の噴出は、専用のボタン操作によっても行うことができ、あるいはリム給水路等からのボウル洗浄水の吐出に連動させて行うこともできるが、この出願の第2発明として提供されるように、人体洗浄ノズル(4)の作動に連動させて行うことも好ましい。すなわち、この第2発明の場合には、従来便器における圧逃し排水の排出と同様の原理で便器洗浄ノズル(7)から温水洗浄水を噴出させるため、特別な操作回路や、利用者による特別な操作手続等を必要としない。
もちろんこの出願の発明は以上の例によって限定されるものではなく、温水タンクへの給水や温水タンクでの加熱のための機構や手段圧逃し弁の機構、ボタン操作のための機構等やそれらの制御システムも含めて、細部の構成等については様々な態様が可能であることは言うまでもない。
この出願によって提供される温水洗浄便器の一実施例を示した側断面図である。 図1に例示した温水洗浄便器の平断面図である。
符号の説明
1 電磁給水弁
2 温水タンク
3 ホース
4 人体洗浄ノズル
5 圧逃し弁
6 ホース
7 便器洗浄ノズル
8 ボウル後方傾斜面

Claims (2)

  1. 温水タンクと、この温水タンクからの温水洗浄水を人体局部に向けて噴射する人体洗浄ノズルを備えた温水洗浄便器において、温水タンクに圧逃し弁を介して連通する便器洗浄ノズルが具備されており、温水タンク内からの圧逃し排水が便器洗浄ノズルより便器ボウル後方傾斜面に向けて噴出されることを特徴とする温水洗浄便器。
  2. 圧逃し排水が、人体洗浄ノズルの作動に連動して便器洗浄ノズルから噴出する請求項1の温水洗浄便器。
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