JP2005335728A - ディスク状記録媒体処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ディスク状記録媒体の袋への収納作業を自動化し、作業の効率化を図る。
【解決手段】 CD処理装置7は、CD94を収納可能な矩形サイズを有し、その一辺にのみ挿入口80aが形成された変形容易な袋部80が複数連設された袋集合体8を袋部80の1個分の長さずつCD収納位置に搬送する収納袋搬送機構74と、CD収納位置に設けられた、袋部80の挿入口80aを開口させる開口部材75と、CD94を1枚ずつ開口部材75により開口された袋部80の挿入口80aから袋部80内部に収納させるCD移送機構76と、CD収納位置の搬出方向下流端に配設され、CD94が収納された袋部80を直後方の袋部80から切り離す切断部77とを備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、画像データをディスク状記録媒体に格納するディスク状記録媒体処理装置に関する。
近年、写真館やDP店等では、フィルムから写真のプリント処理を行うサービスだけではなく、スマートメディア(登録商標)等の小型メモリカードからなる記録媒体に格納された画像データからのプリント処理、サイムネイル画像がプリントされたインデックスプリントの生成処理等の種々のサービスが行なわるようになってきている。また、フィルムからフィルムスキャナによって読み取られた画像データを画像書き込み装置(ディスク状記録媒体処理装置)によってCD等の記録媒体に格納して提供するサービスも行われるようになってきている。
CD等の記憶媒体は、その表面(記録面)に画像データを直接書き込むものであるため、記録面を保護する必要があり、DP店等ではこの種の注文があると画像データが格納されたCDを保護用の袋に収納する作業が増え、作業者の負担がより大きくなるという問題点があった。
本発明は、上記問題点を解消するためになされたものであり、ディスク状記録媒体の袋への収納作業を効率的に行なうディスク状記録媒体処理装置を提供することを目的とする。
請求項1に係るディスク状記録媒体処理装置は、ディスク状記録媒体を収納可能な矩形サイズを有し、その一辺にのみ挿入口が形成された変形可能な袋部が複数連設された長尺体を袋部1個分の長さずつ収納位置に搬送する搬送手段と、前記収納位置で前記袋部の挿入口を開口させる開口部材と、前記ディスク状記録媒体を1枚ずつ前記開口された挿入口を経て収納位置まで移送して前記袋部に収納させるディスク移送手段とを備えてなるものである。
上記構成によれば、搬送手段によって、長尺体が袋部1個分の長さずつ収納位置に搬送され、開口部材によって、収納位置に搬送された袋部の挿入口が開口され、ディスク移送手段によって、ディスク状記録媒体が1枚ずつ開口された挿入口を経て収納位置まで移送され袋部に収納される。従って、ディスク状記録媒体の袋部への収納作業を自動的に行なうことが可能となり、作業の効率化が図られるとともに手作業によるディスク状記録媒体の損傷を防がれる。
請求項2に係るディスク状記録媒体処理装置は、請求項1記載のディスク状記録媒体処理装置において、前記長尺体はロール状に巻回されてなり、前記搬送手段は、ロール状の長尺体を回転可能に支持する支持部と、前記支持部から搬送路を介して前記収納位置まで前記袋部を繰り出す駆動手段とを備えたことを特徴とする。
上記構成によれば、支持部によって、ロール状の長尺体が回転可能に支持されており、駆動手段によって、支持部から搬送路を介して収納位置まで袋部が繰り出される。従って、ディスク状記録媒体の袋部への収納作業が終わる度に次の袋部が自動的に収納位置にセットされ、より一層作業の効率化が図られる。
請求項3に係るディスク状記録媒体処理装置は、請求項1または2に記載のディスク状記録媒体処理装置において、前記収納位置の搬出方向下流端に配設され、前記ディスク状記録媒体が収納された袋部を直後方の袋部から切り離す切断手段を備え、前記切断手段は、前記搬送手段によって前記袋部が前記収納位置から搬出方向に袋部1個分の長さ搬出されたときに駆動されるものであることを特徴とする。
上記構成によれば、切断手段は、搬送手段によって袋部が収納位置から搬出方向に袋部1個分の長さ搬出されたときに駆動され、ディスク状記録媒体が収納された袋部が直後方の(収納位置にある)袋部から切り離される。従って、袋部の切断作業も自動的に行なうことが可能となり、より一層作業の効率化が図られる。
請求項4に係るディスク状記録媒体処理装置は、請求項1〜3のいずれかに記載のディスク状記録媒体処理装置において、前記切断手段の下方適所に、切断された袋部を受け取る受け皿を有することを特徴とする。
上記構成によれば、切断された袋部は下方の受け皿で受け取られるため、袋部に収納されたディスク記録媒体は確実に受け取られる。
請求項5に係るディスク状記録媒体処理装置は、請求項1〜4のいずれかに記載のディスク状記録媒体処理装置において、前記ディスク状記録媒体に、フィルムに撮影された各コマ画像から得た各画像データを書き込む画像データ書込手段と、書き込み終了後のディスク状記録媒体を前記ディスク移送手段に受け渡す受け渡し手段とを備えたことを特徴とする。
上記構成によれば、画像データ書込手段によって、ディスク状記録媒体にフィルムに撮影された各コマ画像から得た各画像データを書き込まれ、書き込み終了後のディスク状記録媒体は受け渡し手段によってディスク移送手段に受け渡される。従って、画像データの書き込み作業からディスク状記録媒体の袋部への収納作業までを、一連かつ自動的に行なうことが可能となり、作業の効率化が図られる。
請求項1に係るディスク状記録媒体処理装置によれば、ディスク状記録媒体の袋部への収納作業を自動的に行なうようにしたので、作業の効率化を図ることができ、かつ、手作業によるディスク状記録媒体の損傷を防ぐことができる。
請求項2に係るディスク状記録媒体処理装置によれば、袋部の収納位置への搬送を自動的に行なうようにしたので、より一層作業の効率化を図ることができる。
請求項3に係るディスク状記録媒体処理装置によれば、収納後に袋部の切断作業を行なうようにしたので、より一層作業の効率化を図ることができる。
請求項4に係るディスク状記録媒体処理装置によれば、例えば複数のディスク状記録媒体の収納作業を行なう際に、ディスク記録媒体が収納された袋部が受け皿上に積載されるため、ディスク状記録媒体を一枚一枚取りに行く作業を省くことができ、作業の効率化を図ることができる。
請求項5に係るディスク状記録媒体処理装置によれば、画像データの書き込み作業からディスク状記録媒体の袋部への収納作業までを、一連かつ自動的に行なうようにしたので、作業の効率化を図ることができるとともに手作業によるディスク状記録媒体の損傷を防止できる。
以下、図1〜図6を用いて本発明の一実施形態について説明する。図1は、本発明に係る写真処理システムの概略構成図の一例である。写真処理システム1は、外部から入力された注文情報を受け付ける受付装置2と、受付装置2から入力された注文情報に従い、フィルム処理装置5、写真出力装置6、CD処理装置7等を制御する全体制御装置3と、現像処理を施すフィルム現像機4と、現像処理によってフィルム91に可視化された画像を光学的に読み取りコマ毎にディジタルデータ(画像データ)を生成すると共に、フィルムを所定コマ数毎に切断してネガシート92を生成するフィルム処理装置5と、写真93をプリントして出力する写真出力装置6と、CD−R(CD recordable)又はCD−RW(CD rewritable)(ここでは、これらを総称してCD94という)に画像データを書き込み、画像データが書き込まれたCD94を収納袋に収納するCD処理装置7(記録媒体処理手段に相当する)とを備えている。
受付装置2は、パーソナルコンピュータ等からなり、受付装置2の全体の動作を制御する制御部と、外部からの操作を受け付ける図略のキーボード、マウス等からなる操作部と、外部に画像を出力するモニタと、全体制御装置3と通信を行う通信制御部等とを備える。受付装置2は、操作部を介して外部からの入力を受け付けて、例えば、注文者の氏名、住所、電話番号、電子メールアドレス等の情報と、フィルム91の写真93へのプリントサイズ、及びプリント枚数と、CD94への画像データの格納の要否とを含む注文情報を受け付けるものである。
全体制御装置3は、パーソナルコンピュータ等からなり、受付装置2の全体の動作を制御する制御部と、外部からの操作を受け付ける図略のキーボード、マウス等からなる操作部と、外部に画像を出力するモニタと、受付装置2、フィルム処理装置5、写真出力装置6及びCD処理装置7と通信を行う通信制御部等とを備える。全体制御装置3は、受付装置2から受信した注文情報に従って、画像データのプリント処理、画像データのCD94への書き込み処理等を実行させるべく各種の指示情報を各装置に対して出力するものである。また、全体制御装置3は、フィルム処理装置5で読み取られたフィルム91毎の画像データを一時的に格納するものである。
フィルム現像機4は、フィルム91を処理液の充填された処理タンク内を通過させてフィルム91に現像処理を施すものであって、コマ毎の画像を可視化する。
フィルム処理装置5は、フィルム現像機4によって現像されたフィルム91に光を当てて、透過光をCCD(charge coupled device)などの撮像素子で受光することによってフィルム91のコマ毎の画像データを得るフィルムスキャナ(図示省略)と、現像済みのフィルム91を所定のコマ数(ここでは、6コマ)に切断した後、袋状のフィルム収納部を多数並設してなる帯状のフィルムシートに収納して、ネガシート92を生成するフィルム収納部とを備える。フィルムスキャナによって得られた画像データは、フィルム91毎に全体制御装置3、写真出力装置6、CD処理装置7に伝送される。
写真出力装置6は、全体制御装置3からの指示情報等を受信し、フィルム処理装置5から画像データを受信して、指示情報に応じて画像データを用いて写真93を印画紙にプリントして出力するものである。写真出力装置6は、長尺印画紙を巻回収納したマガジン(図示省略)と、該マガジンから引き出した印画紙を所定サイズに切断する切断部(図示省略)と、切断された印画紙片上に全体制御装置3から送信された画像(画像データ)を露光する露光部(図示省略)と、露光された印画紙片を現像、漂白、定着及び安定化処理する現像処理部(図示省略)と、現像された印画紙片を乾燥する乾燥部(図示省略)等で構成されている。
図2は、CD処理装置7の一実施形態を示す一部被断斜視図の一例である。図3は、図2のX−X線断面図である。図4は、CD94を収納する収納袋の一例を示す図である。CD処理装置7は、フィルム処理装置5によって得られた画像データをCD94に書き込む画像書き込み部70と、画像データの書き込み終了後のCD94を収納袋に収納するCD収納部71とを本実施形態では一体の筐体として備える。
画像書き込み部70は、筐体の右奥側に配置され、書き込み前のCD94に画像データの書き込みを行うヘッドを有するCDライタ(画像データ書込手段に相当する。以下、CDライタ70とも称する)である。
CD収納部71は、筐体の奥部であって筐体の手前側には向けて傾斜して形成されたシュータ部73と、画像データの書き込み終了後のCD94をシュータ部73(受け渡し手段の一部に相当する)に移送するCD受け渡し機構72(受け渡し手段の一部に相当する)と、図4に示すようなCD94を収納可能な矩形サイズを有し、その一辺にのみ挿入口80aが形成された変形容易な袋部80が複数連設された長尺の袋集合体8(長尺体に相当する)を袋部80の1個分の長さずつCD収納位置に搬送する収納袋搬送機構74(搬送手段に相当する)と、CD収納位置に設けられた袋部80の挿入口80aを開口させる開口部材75と、CD94を1枚ずつ開口部材75により開口された袋部80の挿入口80aから袋部80内部に収納させるCD移送機構76(ディスク移送手段に相当する)、CD収納位置の搬出方向下流端に配設され、CD94が収納された袋部80を直後方の袋部80から切り離す切断部77(切断手段に相当する)と、切断部77により切断されたCD94が収納された袋部80を受け取る受け皿78とを備える。
さらに、CD処理装置7は、全体の動作を制御するマイクロコンピュータ、メモリ等からなる制御部79(図5参照)とを備えている。制御部79は、全体制御装置3から画像データと共にCD94に画像データを書き込むための書き込み指示情報を受信すると、装置各部を制御して、画像データをCD94に書き込み、画像データが書き込まれたCD94を袋に収納するものである。
CD受け渡し機構72は、バキューム機能によりCD94を吸着する吸着部7211を有する移動用アーム721と、移動用アーム721をCDライタ70、シュータ部73間でスライド自在に支持するガイド部材722と、移動用アーム721の吸着部7211による吸着及びその解除を制御する吸着制御部723(図5参照)と、移動用アーム721をガイド部材722に沿ってスライドさせる駆動手段であるモータ724(図5参照)とを備え、移動用アーム721により画像データの書き込み終了後のCD94を吸着して、シュータ部73に移送するものである。
収納袋搬送機構74は、ロール状に巻回された袋集合体8を回転可能に支持する回転軸741(支持部の一部に相当する)と、回転軸741を支持するコロ742(支持部の一部に相当する)と、袋集合体8の回転慣性による弛みを吸収するためのダンサーローラ743,744と、CD収納位置の上流側に設けられた従動ローラ対745と、従動ローラ対745とCDの直径寸法は少なくとも離間してCD収納位置の下流側に設けられ、CDの厚み以下に離間された表面が弾性体からなる駆動ローラ対746(駆動手段に相当する)とを備え、袋集合体8の袋部80をCD収納位置まで少なくとも繰り出すものである。駆動ローラ対746は、モータ747(図5参照)により駆動され、ロータリーエンコーダ等により検出されるモータ747の回転量から、制御部79によって袋部80の1個分の長さずつ袋集合体8が搬送されるように駆動制御される。
開口部材75は、側断面がCDの移送方向に向けてハの字型をした一対の部材であり、重ね折りされて形成されている袋部80の挿入口80a側の先端に一部分け入る形で挿入(介在)されており、これによって挿入口80aを確実に開口すると共に一対部材の間を通してCD94を袋部80の内部に挿入するガイドの役割を有するものである。図4に示すように、本実施形態では袋集合体8は互いに隣接する袋部80の間に融着部80bが設けられて各袋が形成されているもので、挿入口80a側の一部は融着されていない。そのため、袋部80の挿入口80aに開口部材75が挿入された状態で、袋集合体8を搬送可能である。
CD移送機構76は、シュータ部73の下方部に設けられ、モータ767(図5参照)により駆動される駆動ローラ761と、袋部80の挿入口80a付近に設けられ、CDの厚み以下に離間された表面が弾性体からなる従動ローラ対762と、駆動ローラ761と従動ローラ対762の下方の従動ローラとの間に掛けられた搬送ベルト763とからなる構成を所定距離離れて左右一対備えてなり、シュータ部73を介して搬送ベルト763上に載置されたCD94を駆動ローラ761の駆動力により袋部80の挿入口80a付近に搬送し、さらに従動ローラ対762によりCD94を袋部80の挿入口80aから内部に挿入するものである。
CD移送機構76は、従動ローラ対762により袋部80に挿入されたCD94の後端を押し込み、CD94を袋部80に完全に収納するためのCD挿入機構764を備える。CD挿入機構764は、電磁ソレノイド7641からなり、プランジャであるアクチュエータ7642の先端には、長孔7644に嵌入された回動軸7645周りに揺動して、先端部分が左右の従動ローラ対762間に介入される揺動レバー7643が連結されている。アクチュエータ7642が引き込み駆動されると、揺動レバー7643の先端が図3の右方に移動してCD94の後端に当接し、そのままCD94を右方に移送して袋部80に押し込む。
CD移送機構76は、駆動ローラ761、従動ローラ対762間でのCD94を例えば光学的に検出し、CD94を検出した場合に検出信号を後述する制御部79に出力するセンサ765と、従動ローラ対762、開口部材75間に搬送中のCD94を例えば光学的に検出し、CD94を検出した場合に検出信号を後述する制御部79に出力するセンサ766とを備える。駆動ローラ761等の駆動は、センサ765,766からの検出信号に基づいて制御部79により後述するように制御される。
切断部77は、袋集合体8の上面側に配設された上刃(図示省略)とその反対側に配設された下刃(図示省略)と、上刃を昇降させるモータ771(図5参照)とを備え、融着部80bが切断位置に搬送された時点で切断を行なうものである。なお、融着部80bにミシン目が予め設けられた袋集合体8を採用した方が、融着部80bの切断が正確に行なわれるためより好ましい。また、ミシン目付きの袋集合体8を用いた場合は、切断部77を採用せず、手動による切断を行なうことも可能となる。
図5はCD処理装置7の制御部の構成を示す図である。図において図1〜3と同一符号を付したものは同一又は相当構成であるため、ここでは説明を省略する。制御部79は、書き込み制御部791、CD受け渡し制御部792、CD移送制御部793、収納袋搬送制御部794、及び切断制御部795を備える。また、制御部79は、OS(operating system)等を予め記憶するROM101と、処理途中の情報等を一時的に格納するRAM102に接続されている。
書き込み制御部791は、全体制御装置3から画像データと共にCD94に画像データを書き込むための書き込み指示情報を受信すると、CDライタ70を制御し、画像データのCD94への書き込み処理を行なわせるものである。
CD受け渡し制御部792は、CDライタ70によるCD94への画像データの書き込みの終了を受けて、吸着制御部721を介して移動用アーム721の吸着部7211によってCD94を吸着し、CD移送機構76に受け渡すべく移動用アーム721をガイド部材722に沿ってシュータ部73に移送し、この位置で吸着を解除するものである。
CD移送制御部793は、センサ765から検出信号を受信すると、CD94が移動用アーム721によりシュータ部73を介して搬送ベルト763上に移送されたと判断し、駆動ローラ761の駆動を行い、搬送ベルト763上のCD94の移送を開始させるものである。また、CD移送制御部793は、次いでセンサ765,766の両方から検出信号を受信すると、CD94の先端が従動ローラ対762まで搬送されたと判断し、さらにセンサ766からの検出信号のみが受信されることとなると、CD94が袋部80に挿入中であると判断し、所定時間経過後にソレノイド7641の引き込み制御を行なわせ、CD挿入機構764によりCD94を袋部80内部に挿入させる。
収納袋搬送制御部794は、収納袋搬送機構74によって袋集合体8の袋部80の1個分の長さを搬送するために必要な駆動ローラ対746のモータ747の回転量(駆動パルス数)等を予め記憶するROM(図示省略)を備え、駆動ローラ対746のモータ747の回転量を制御することで、袋集合体8の袋部80を1個分の長さずつ収納位置に搬送するものである。収納袋搬送制御部794は、CD94の袋部80への収納処理が終了すると、袋集合体8を袋部80の1個分の長さ分搬送することで、CD94が収納された袋部80の融着部80bを切断部77による切断位置に搬送させる。即ち、本実施形態では、同時に次の袋部80がCD挿入位置に搬送される。
切断制御部795は、CD94が収納された袋部80が収納位置から搬出方向に袋部80、1個分の長さが搬出されたときに切断部77を駆動し、CD94が収納された袋部80を袋集合体8から切り離すものである。
図6はCD処理装置7の動作を説明するためのフローチャートである。ここでは袋集合体8の袋部80が挿入位置にセットされていない場合からのCD処理装置7の動作を説明する。
書き込み制御部791によって、全体制御装置3から画像データと共にCD94に画像データを書き込むための書き込み指示情報が受信されると(ステップS1)、CDライタ70によって、CD94に画像データが書き込まれる(ステップS3)。CDライタ70によるCD94への画像データの書き込みが終了すると、CD受け渡し制御部792によってCD受け渡し機構72が制御され、移動用アーム721により書き込み終了後のCD94が書込位置からシュータ部73に移送される(ステップS5)。CD94は、シュータ部73をすべり落ちて搬送ベルト763上に移送されることとなる。
次に、収納袋搬送制御部794によって収納袋搬送機構74が制御され、袋集合体8の袋部80がCD収納位置に搬送される(ステップS7)。
次に、CD移送制御部793によって、搬送ベルト763が駆動され、CD94は従動ローラ対762、開口部材75を介して袋部80に収納される(ステップS9)。具体的には、CD移送制御部793によってセンサ765から検出信号が受信されると、駆動ローラ761が駆動され、搬送ベルト763によるCD94の移送が開始される。そして、CD94は従動ローラ対762のニップ部を通過し、開口部材75により開口された挿入口80aを経てCD収納位置まで移送される。CD移送制御部793によって、センサ766からの検出信号が検出されてから一定時間経過後に、ソレノイド7641が駆動され、揺動レバー7643の先端部がCD94の後端部に当接し、CD94が袋部80内部に押し込まれる。
次に、収納袋搬送制御部794によって収納袋搬送機構74が制御され、袋集合体8が袋部80の1個分の長さだけ搬送される(ステップS11)。CD94が収納された袋部80の先端と反対側の融着部80bが切断位置に搬送されると、切断制御部795によって切断部77が駆動され、CD94が収納された袋部80が直後方の袋集合体8から切り離される(ステップS13)。そして、切断された袋部80は受け皿78に載置される。
このように、本実施形態では、画像データの書き込みを行ない、書き込み処理後のCD94を自動的に袋集合体8に収納するので、作業の効率化を図ることができる。また、CD94の記録面に指紋や傷がつく等、手作業によるCD94の損傷を防ぐことができる。また、CD94の袋部80への収納処理を行う度に袋集合体8を袋部80の1個分の長さずつ搬送し、次の袋部80をCD収納位置にセットするため、袋の交換を自動的に行なうことができ、より一層作業の効率化が図られる。さらに、CD94が収納された袋部80がCD収納位置から搬送方向に袋部80の1個分の長さだけ搬送される毎に切断部77を駆動する切断制御部795を備えているので、袋部80の切断作業を効率的に、かつ、正確に行なうことができる。さらに、切断部77の下方に切断されたCD94が収納された袋部80を受け取る受け皿78を備えているので、複数のCD94への画像データの書き込み処理を行う際に、複数のCD94が収納された袋が受け皿78上に積載されるため、一枚一枚CD94を取りに行く作業を省くことができ、作業の効率化につながる。
なお、本発明は以下の形態をとることができる。
(A)本実施形態において、袋部80の挿入口80aを開口させる開口部材75は固定設置されているが、袋部80の挿入口80aに対し挿脱可能な開口部材75を設け、袋部80がCD収納位置に搬送される度に、開口部材75を挿入口80aに挿入し、CD94の袋部80への収納処理が終了すると、開口部材75を挿入口80aから抜き出すように制御するようにしてもよい。この構成では、開口部材75の先端に可撓性を有するガイド片等を設け、これにより挿入口80aを確実に押し広げるようにすればよい。これにより、袋部80の融着部を深さ方向全長に亘ったものも使用可能となる。
(B)本実施形態において、モータ747の回転量から袋部80がCD収納位置から搬出方向に袋部80の1個分の長さを搬送するように制御しているが、これに限定されず、例えば光を透過する材質の袋部80と光を透過しない材質の融着部80bとからなる袋集合体8を用い、光学的に検出するセンサによって搬送長を検出するようにしてもよい。
(C)CD収納位置への袋部80の搬送と切断とのタイミングは同期していなくてもよく、直後方の袋部80にCDが入った後の搬送途中の所定位置で最先端の袋部80の切断を行うようにしてもよい。
(D)本実施形態において、CD処理装置7において画像書き込み部70とCD収納部71は一体化されているが、別々の装置に構成し、画像データが書き込まれたCDを搬送ベルト等の移送手段によりCD収納部71に受け渡す構成にしてもよい。
(E)本実施形態においては、画像データをCD−RWに記録する場合について説明したが、その他の記録媒体に記録する形態でもよい。例えば、CD−R、DVD−R、DVD−RW、DVD+RW、DVD−RAM等に記録する形態でもよい。
本発明に係る写真処理システムの概略構成図の一例である。 CD処理装置の斜視図の一例である。 図2に示すX−X線断面図である。 CDを収納する収納袋の一例を示す図である。 CD処理装置の制御部の構成を示す図である。 CD処理装置の動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
7 CD処理装置
70 画像書き込み部(CDライタ)
71 CD収納部
72 CD受け渡し機構
73 シュータ部
74 収納袋搬送機構
75 開口部材
76 CD移送機構
77 切断部
78 受け皿
94 CD

Claims (5)

  1. ディスク状記録媒体を収納可能な矩形サイズを有し、その一辺にのみ挿入口が形成された変形容易な袋部が複数連設された長尺体を袋部1個分の長さずつ収納位置に搬送する搬送手段と、前記収納位置で前記袋部の挿入口を開口させる開口部材と、前記ディスク状記録媒体を1枚ずつ前記開口された挿入口を経て収納位置まで移送して前記袋部に収納させるディスク移送手段とを備えてなるディスク状記録媒体処理装置。
  2. 前記長尺体はロール状に巻回されてなり、前記搬送手段は、ロール状の長尺体を回転可能に支持する支持部と、前記支持部から搬送路を介して前記収納位置まで前記袋部を繰り出す駆動手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載のディスク状記録媒体処理装置。
  3. 前記収納位置の搬出方向下流端に配設され、前記ディスク状記録媒体が収納された袋部を直後方の袋部から切り離す切断手段を備え、前記切断手段は、前記搬送手段によって前記袋部が前記収納位置から搬出方向に袋部1個分の長さ搬出されたときに駆動されるものであることを特徴とする請求項1又は2に記載のディスク状記録媒体処理装置。
  4. 前記切断手段の下方適所に、切断された袋部を受け取る受け皿を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のディスク状記録媒体処理装置。
  5. 前記ディスク状記録媒体に、フィルムに撮影された各コマ画像から得た各画像データを書き込む画像データ書込手段と、書き込み終了後のディスク状記録媒体を前記ディスク移送手段に受け渡す受け渡し手段とを備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のディスク状記録媒体処理装置。
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