JP2005335642A - デフレクタのシール構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】ルーフとデフレクタ下縁部分の間を確実に塞げるデフレクタのシール構造を提供する。
【解決手段】デフレクタ4前面下縁部分とルーフ3の間に介在するシール部材9を備え、デフレクタ4前面下縁部分に沿い且つ内外両側から挟持する嵌合部11と、該嵌合部11の全長にわたって連なり且つルーフ3に当接する当て部12とによりシール部材9を構成しており、これら嵌合部11及び当て部12でルーフ3とデフレクタ4前面下縁部分の間を塞ぎ、空気流Aに起因したデフレクタ4の振動を抑制する。
【選択図】図1
【解決手段】デフレクタ4前面下縁部分とルーフ3の間に介在するシール部材9を備え、デフレクタ4前面下縁部分に沿い且つ内外両側から挟持する嵌合部11と、該嵌合部11の全長にわたって連なり且つルーフ3に当接する当て部12とによりシール部材9を構成しており、これら嵌合部11及び当て部12でルーフ3とデフレクタ4前面下縁部分の間を塞ぎ、空気流Aに起因したデフレクタ4の振動を抑制する。
【選択図】図1
Description
本発明はデフレクタのシール構造に関するものである。
商用車における空力特性の良否は燃費に反映し、車両の経済性を判断する重要な要素となる。
図4に示すようにトラックのキャブ1の後方にある架装部は、積載対象物に応じて箱形荷台2の他に平形荷台やタンクなども選択されるので、空力特性を重視した設計を行なうことは難しい。
これに対してキャブ1は、積載対象物に拘わらず車種ごとに共通の設計を採用しているため、当該キャブ1のルーフ3に装着可能で且つ空力特性の改善を図るのに適した形状のデフレクタ4が、オプショナル部品として用意されている。
このデフレクタ4は、ルーフ3にブラケット(図示せず)を介して締結され、トラックの走行時にキャブ1へ向かってくる空気流Aを上方へ導き、当該空気流Aが箱形荷台2の前壁、平型荷台に載っている積荷、あるいはタンクの鏡板などにぶつかることを抑制し、走行抵抗の増加を防ぐ。
但しルーフ3とデフレクタ4前面下縁部分の間に空隙があると、空隙を経て空気流Aがデフレクタ4の内方へ入り込み、不安定な渦が生じてデフレクタ4が振動し、キャブ1内に騒音が伝達されることがある。
そこで図5に示すように、ルーフ3とデフレクタ4前面下縁部分の間にシール部材5を設けて、前記空隙をなくすことが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
シール部材5は弾力性に富んだ高分子材料で形成されており、車幅方向に延び且つ両面粘着テープ6でルーフ3に固着した帯状の底面部7と、該底面部7から上向きに突出してデフレクタ4前面下辺にその全長にわたり外側から当接するリップ部8とを備えている。
特許第3309603号公報
ところが図5に示すものでは、デフレクタ4の車幅方向中間部分が空気流Aで強く押圧されたときや、ルーフ3に対するシール部材5の固着位置が適切でないと、リップ部8とデフレクタ4前面下縁部分の間に空隙が発現し、前述した事由によりデフレクタ4が振動することがある。
本発明は上述した実情に鑑みてなしたもので、ルーフとデフレクタ下縁部分の間を確実に塞げるデフレクタのシール構造を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、デフレクタ下縁部分とルーフの間に介在するシール部材を備え、デフレクタ下縁部分に沿い且つ内外両側から挟持する嵌合部と、該嵌合部の全長にわたって連なり且つルーフに当接する当て部とにより前記シール部材を構成している。
請求項2に記載の発明は、シール部材の形状を、当て部が嵌合部に対して屈折するように設定している。
請求項1に記載の発明においては、デフレクタ下縁部分を挟持する嵌合部、及びルーフに当接する当て部によって、ルーフとデフレクタ下縁部分の間を塞ぐ。
請求項2に記載の発明においては、嵌合部に対して当て部を屈折させ、ルーフと当て部が相互に当接する面積を広く保つ。
本発明のデフレクタのシール構造によれば、下記のような優れた効果を奏し得る。
(1)請求項1に記載の発明では、嵌合部がデフレクタ下縁部分を挟持し且つ当て部がルーフに当接するので、ルーフとデフレクタ下縁部分の間がシール部材で確実に塞がり、よって、空気流に起因したデフレクタの振動を抑制してキャブ内の静粛性を高めることが可能になる。
(2)請求項2に記載の発明では、当て部が嵌合部に対して屈折するようにシール部材の形状を設定したので、ルーフと当て部が相互に当接する面積を広く保ってルーフとデフレクタ下縁部分の間をより確実に塞ぐことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1及び図2は本発明のデフレクタのシール構造の実施の形態の一例を示すものであり、デフレクタ4下縁部分とルーフ3の間に介在するシール部材9を備えている。
シール部材9は弾力性に富んだ高分子材料で形成してあり、デフレクタ4前面下縁部分に沿い且つ当該下縁部分が嵌まり込む溝10を設けた嵌合部11と、ルーフ3に当接するように嵌合部11の全長にわたって連なる当て部12とを有している。
嵌合部11はデフレクタ4前面下縁部分を挟持しているので、デフレクタ4が空気流Aで強く押圧されも、嵌合部11とデフレクタ4前面下縁部分の間には空隙が発現しない。
嵌合部11をデフレクタ4から剥ぎ取らない限りは、当て部12がルーフ3に当接した状態を維持し続ける。
また、当て部12が嵌合部11に対して屈折するようにシール部材9の形状を設定したので、高分子材料の弾力性との相乗効果によってルーフ3と当て部12が相互に当接する面積が広く保たれ、ルーフ3とデフレクタ4前面下縁部分の間をより確実に塞ぐことができる。
図3は本発明のデフレクタのシール構造の実施の形態の他の例を示すもので、図1との相違点は、デフレクタ4の形状、及びそれに起因したルーフ3とシール部材9の相対位置であり、シール部材9自体は同等の要件を具備している。
すなわち、図1ではルーフ3前端寄りの傾斜が急峻な面に当て部12が当接し、嵌合部11と当て部12が殆ど平行に向き合った状態となっているのに対して、図3ではルーフ3の傾斜が緩やかな面に当て部12が当接し、嵌合部11と当て部12が図1に比較して開いた状態になっているが、嵌合部11とデフレクタ4前面下縁部分、並びにルーフ3と当て部12のそれぞれ相互関係は、図1に示すものと何ら変わりなく、空気流Aに対して同様な作用を発揮する。
なお、本発明のデフレクタのシール構造は、上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、シール部材をデフレクタ前面下縁部分だけに留めずに左右の側面下縁部分にも沿わすようにすること、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲において変更を加え得ることは勿論である。
本発明のデフレクタのシール構造は、様々な車種に適用できる。
3 ルーフ
4 デフレクタ
9 シール部材
11 嵌合部
12 当て部
4 デフレクタ
9 シール部材
11 嵌合部
12 当て部
Claims (2)
- デフレクタ下縁部分とルーフの間に介在するシール部材を備え、デフレクタ下縁部分に沿い且つ内外両側から挟持する嵌合部と、該嵌合部の全長にわたって連なり且つルーフに当接する当て部とにより前記シール部材を構成したことを特徴とするデフレクタのシール構造。
- シール部材の形状を、当て部が嵌合部に対して屈折するように設定した請求項1に記載のデフレクタのシール構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004160834A JP2005335642A (ja) | 2004-05-31 | 2004-05-31 | デフレクタのシール構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004160834A JP2005335642A (ja) | 2004-05-31 | 2004-05-31 | デフレクタのシール構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005335642A true JP2005335642A (ja) | 2005-12-08 |
Family
ID=35489670
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004160834A Pending JP2005335642A (ja) | 2004-05-31 | 2004-05-31 | デフレクタのシール構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005335642A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114872750A (zh) * | 2022-05-26 | 2022-08-09 | 中南大学 | 一种用于列车的排障扩散器 |
CN114906184A (zh) * | 2022-05-26 | 2022-08-16 | 中南大学 | 一种具有排障扩散器的列车 |
-
2004
- 2004-05-31 JP JP2004160834A patent/JP2005335642A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN114872750A (zh) * | 2022-05-26 | 2022-08-09 | 中南大学 | 一种用于列车的排障扩散器 |
CN114906184A (zh) * | 2022-05-26 | 2022-08-16 | 中南大学 | 一种具有排障扩散器的列车 |
CN114906184B (zh) * | 2022-05-26 | 2023-10-17 | 中南大学 | 一种具有排障扩散器的列车 |
CN114872750B (zh) * | 2022-05-26 | 2023-10-20 | 中南大学 | 一种用于列车的排障扩散器 |
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