JP2005335478A - コンクリート二次製品の搬送および敷設システム、ならびに該二次製品の搬送および敷設方法 - Google Patents

コンクリート二次製品の搬送および敷設システム、ならびに該二次製品の搬送および敷設方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005335478A
JP2005335478A JP2004155012A JP2004155012A JP2005335478A JP 2005335478 A JP2005335478 A JP 2005335478A JP 2004155012 A JP2004155012 A JP 2004155012A JP 2004155012 A JP2004155012 A JP 2004155012A JP 2005335478 A JP2005335478 A JP 2005335478A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
secondary product
concrete secondary
bolt
concrete
traveling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004155012A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4428563B2 (ja
Inventor
Yoji Sasaki
洋二 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2004155012A priority Critical patent/JP4428563B2/ja
Publication of JP2005335478A publication Critical patent/JP2005335478A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4428563B2 publication Critical patent/JP4428563B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Sewage (AREA)
  • Platform Screen Doors And Railroad Systems (AREA)
  • Retaining Walls (AREA)

Abstract

【課題】コンクリート二次製品を敷設場所に搬送し、敷設するまでの時間を短縮し、仮設道路を設置できない場所でも敷設工事ができる機構とシステムを提供する。
【解決手段】上方に開口したコ字形状の断面を有する走行ガイド溝が、走行面の中央に走行方向に沿って形成された走行面と、走行面を車輪が転動するように、走行面上に四角形の頂点に配置される4個の搬送用車輪体と、走行ガイド底面を車輪が転動するように走行ガイド底面に接するキャスターと、走行ガイド内に、前記キャスターの上部に固定される垂直な軸のまわりに回転可能に配置される案内用回転体と、前記垂直な軸の上部に固定され、左右一対の搬送用車輪体に連結された蛇行防止連結棒とからなり、前記4個の搬送用車輪体の前後にそれぞれ配置される誘導具と、前記前後の誘導具を相互に連結する誘導具連結体と、搬送用車輪体を左右それぞれ前後に連結する前後保持体とを有する。
【選択図】図8

Description

本発明はコンクリート二次製品の搬送および敷設システム、ならびに該二次製品の搬送および敷設方法に関する。さらに詳しくは、コンクリート二次製品を所定の敷設場所に搬送し、敷設するまでのトータルコストを低減させることができるコンクリート二次製品の搬送および敷設システム、ならびに該二次製品の搬送および敷設方法に関する。
従来より、建設資材として、工場において製造されるコンクリートボックスカルバート、擁壁ブロック、U字型水路ブロック、L字型水路ブロックまたは道路用側溝ブロックなどのコンクリート二次製品が多用されている。かかるコンクリート二次製品は、所定の現場まで搬送(運搬)されたのち、所定の位置に敷設される。たとえばコンクリート二次製品の搬送は、門型クレーンなどを用いるクレーン搬送設備の場合、クレーン、台車およびトラックなどを用いて行なわれている。この台車は、重量物に耐え得るように鋼材を溶接構造で頑丈に枠組みした車体に車輪および駆動源などを組み込んでおり、台車を予め所定のルートを走行させるために路上には走行レールが設置されている。そして、前記コンクリート二次製品は、搬送後トラッククレーンなどを用いて基礎コンクリートの敷設面上に吊り下ろされ、高さ調製金具により高さ調整や前後左右の方向に動かして水平位置合わせ(調整)を行なったのち、敷設面とコンクリート二次製品の底面とのあいだにモルタルなどの充填材を注入して敷設面上に固定される。前記高さ調製金具としては、オネジ部が刻設されたボルト、該ボルトに挿通されるほぼ円錐台状の貫通孔付コッターおよび前記ボルトのオネジ部と螺合するメネジ部を有する内ネジ付自在調整金具から構成されるものが用いられている(たとえば、特許文献1参照)。
特開平9−221769号公報(とくに、図1〜3参照)
前記コンクリート二次製品を敷設する場所は、すでに他の構造物が入り組んでおり、従来のクレーンなどの重機を用いて、敷設する場所に上から吊り下げ設置することが不可能な場合がある。また、そもそもクレーンなどの重機を現場に持ち込むための道路を仮設することさえできない場合が多い。
その対策として、現場にて型枠を加工、取り付けして生コンクリートを打設する方法があるが、現場でコンクリートを打設する方法では、型枠加工、鉄筋加工、コンクリート打設、固化、型枠取り外しの工程が必要で、工期が長くなり、また、厳冬期には作業ができない。
コンクリート二次製品を敷設位置に推進していく方法では、コンクリート二次製品の搬送に用いられる台車の車体は、鋼材を組み付けて作製されているため、台車は剛性が高いとともに、車高が高くなることから、安定性を確保するために幅が広くされている。また、台車は剛性が高いことから、台車の駆動力はカーブでは主に直進方向に働き、曲線部に敷設する場合、走行レールのカーブ曲線に沿って働かすのが非常に難しく、搬送速度が高いと最悪脱線するおそれがあり、旋回方向が小さい隘路走行は不可能に近いため、車輪の鍔高さとレールの高さを変えるなどの技術面および安全性の確保などの対策を図る必要がある。また、台車を滑らかに走行させるためには、走行レールは舗装道路上に設置しなければならない場所もあり、設置場所が制約される。
そこで、さらに作業の効率化および工期短縮を図るうえでは、コンクリート二次製品の搬送から敷設までにかかる時間や作業性を考慮して、トータルコストを低減させる必要がある。
本発明は、叙上の事情に鑑み、コンクリート二次製品を直線部や曲線部などの所定の敷設場所に搬送し、敷設するまでの時間を短縮し、敷設場所や工期の制限を大幅に緩和することができるコンクリート二次製品の搬送機構、コンクリート二次製品の搬送および敷設システム、ならびにコンクリート二次製品の搬送および敷設方法を提供することを目的とする。
本発明のコンクリート二次製品の搬送機構は、上方が開口した略コ字形状の断面を有する走行ガイド溝が、走行面の中央に走行方向に沿って形成された走行面と、
前記走行面を車輪が転動するように、走行面上に四角形の頂点に配置される4個の搬送用車輪体と、
前記走行ガイド底面を車輪が転動するように前記走行ガイド溝底面に接するキャスターと、
前記走行ガイド内に、前記キャスターの上部に固定される垂直な軸のまわりに回転可能に配置される案内用回転体と、
前記案内用回転体が配置される垂直な軸の上部に固定され、左右一対の前記搬送用車輪体に連結された蛇行防止連結棒とからなり、
前記4個の搬送用車輪体の前後にそれぞれ配置される誘導具と、
前記前後の誘導具を相互に連結する誘導具連結体と、
前記搬送用車輪体を左右それぞれ前後に連結する前後保持体と
を有することを特徴とする。
本発明のコンクリート二次製品の搬送および敷設システムは、前記コンクリート二次製品搬送機構によって、所定の敷設場所にコンクリート二次製品を搬送したのち、該コンクリート二次製品を調整金具により基礎コンクリートに高さ調整および前後左右の位置調整して敷設するコンクリート二次製品の搬送および敷設システムであって、前記調整金具が、頭部と、該頭部の反対側の先端部とのあいだのほぼ全長にわたってオネジ部が刻設されたボルトと、該ボルトのオネジ部と螺合するメネジ部を有する内ネジ付コッターと、前記ボルトのオネジ部と螺合するメネジ部を有する内ネジ付自在調整金具とからなるとともに、前記コッターが互いに直径の異なる少なくとも2段のほぼ円形の台座部からなることを特徴としている。
また、本発明のコンクリート二次製品の搬送および敷設方法は、前記コンクリート二次製品搬送機構を用いてコンクリート二次製品を所定の敷設場所に搬送したのち、
頭部と、該頭部の反対側の先端部とのあいだのほぼ全長にわたってオネジ部が刻設された前記ボルトと、該ボルトの上部位置にオネジ部と螺合するメネジ部および互いに直径の異なる少なくとも2段のほぼ円形の台座部を有する内ネジ付コッターと、前記ボルトの下段位置にオネジ部と螺合するメネジ部を有する内ネジ付自在調整金具とからなる調整金具を、該コンクリート二次製品の底版部に設けた孔に挿入して、該ボルトの先端部が予め基礎コンクリート上に載置されるスライドベースの上にくるように、前記コンクリート二次製品を所定の敷設面の位置に載置し、ついで前記ボルトを滑らせることにより、前記コンクリート二次製品の水平方向の位置を調整し、前記ボルトを回転させることにより、前記コンクリート二次製品の高さ調整を行なうことを特徴としている。
本発明によれば、コンクリート二次製品を所定の敷設場所に搬送し、敷設するまでの時間を大幅に短縮し、トータルコストを低減させることができる。
以下、添付図面に基づいて、本発明のコンクリート二次製品の搬送機構、コンクリート二次製品の搬送および敷設システム、ならびにコンクリート二次製品の搬送および敷設方法を説明する。
図1〜6に示されるように、本発明の一実施の形態にかかわる搬送および敷設システムに用いられる搬送機構は、上方が開口した略コ字形状の断面を有する走行ガイド溝22が、走行面21の中央に走行方向に沿って形成されており、走行面21の上を搬送装置が走行する。
搬送装置は、前記走行面21を車輪が転動するように、走行面21上に四角形の頂点に4個の搬送用車輪体1が配置され、搬送用車輪体1の前後に、それぞれ誘導具2が配置される。
誘導具2には、前記走行ガイド溝22の底面を車輪が転がるように前記走行ガイド溝22の底面に接するキャスター8と、前記走行ガイド溝22内に、前記キャスター8の上部に固定される垂直な軸7に案内用回転体9が、軸のまわりに回転可能に配置され、左右一対の前記搬送用車輪体1に連結された蛇行防止連結棒10が、前記案内用回転体9が配置される垂直な軸7の上部に固定されている。案内用回転体9の直径は、キャスター8の外形より大きく、走行ガイド溝22の幅より小さい。
また、案内用回転体9の軸上で前後の誘導具2を、誘導具連結体3によって連結している。
前記搬送用車輪体1は、左右それぞれ前後保持体11によって前後に連結されている。この搬送用車輪体1は前後の間隔が前後保持体11によって保持されていなくてもよいが、前後保持体11によって間隔が固定されているほうが、搬送装置が安定する。
前記搬送用車輪体1は、車輪本体6の上部に、コンクリート二次製品61である運搬物を載せる台があり、該車輪本体6は2〜4個のコロ状のローラ6aを有している。搬送用車輪体1は、走行方向に前後の2個の車輪本体6から構成され、一方の車輪本体6が前記搬送用車輪体1に対して転動方向が一定範囲で任意の方向に動きうるよう構成されている。本実施の形態では、前方の搬送用車輪体1の前部の車輪本体6の転動方向が一定範囲で任意の方向に動くことができ、後方の搬送用車輪体1の後部の車輪本体6の転動方向が一定範囲で任意の方向に動くことができる。
そして、蛇行防止連結棒10が、左右の前記搬送用車輪体1の方向可動な車輪の保持部材14に固定される。また、蛇行防止連結棒10にネジ部12が形成されており、方向可動な車輪の保持部材14に固定するナット13の位置を調節することによって、前記左右の搬送用車輪体1の固定間隔が調節可能である。
案内ガイド溝内に置かれた主ワイヤー4およびリターン用ワイヤー5が、搬送装置全体を前後に引くために、前後の誘導具2のキャスター8に取り付けられている。リターン用ワイヤー5はコンクリート二次製品61を搬送装置に積載する場所よりさらに遠方に置かれた滑車(図示せず)にかけられ、主ワイヤー4は搬送装置前方のウインチ25につながっている。主ワイヤー4とリターン用ワイヤー5はエンドレスにつながっており、ウインチ25の回転方向を変えることによって、搬送装置は前進、後退が可能である。
本実施の形態では、前記搬送用車輪体1を小径のローラを用いて、運搬物(重量物)を低く支持しながら搬送できるため、クレーン重機が入れない狭い場所へも運搬できる。また、運搬物を低く支持しているため、運搬物を安全に降ろすことができる。前記案内用回転体9は、キャスター8の上部に固定される垂直な軸7に回転自在に支持されており、通常用いられるボールベアリングが採用されている。
なお、前記搬送用車輪体1の外形寸法、前記左右の搬送用車輪体1の間隔および前後の搬送用車輪体1の間隔は、運搬物の大きさにより適宜選定することができる。
前記誘導具2は、前方の一対の搬送用車輪体1に連結され、前記主ワイヤー4が牽引されると該搬送用車輪1を誘導する働きを有している。
つぎに、動作について説明する。
コンクリート二次製品61は、工場などで製造され、現場付近のクレーン重機が設置される場所に運ばれてくる。クレーン重機が設置される近傍から、コンクリート二次製品61を敷設する場所まで、基礎コンクリート82で走行面21が建設されている。走行面21の中央には、前述のとおり、上方が開口したコ字形状の走行ガイド溝22が形成され、走行ガイド溝22表面の凹凸を小さくし、敷設箇所へ正確に搬送するために、走行ガイド溝22を保持する目的で、走行ガイド函23が基礎コンクリート82打設時に敷設されている。走行面21の上に置かれた搬送装置はコンクリート二次製品61の大きさに合わせて選択、調節されている。搬送装置に接続された主ワイヤー4はウインチ25で走行ガイド溝22の中を牽引される。
搬送装置の上に、クレーン重機でコンクリート二次製品61を載せる。主ワイヤー4が牽引されると、搬送装置は走行面21に沿って移動する。走行面21がカーブしている場所にさしかかると、誘導具2の案内用回転体9が走行ガイド溝22のカーブ外側に接触して、案内用回転体9自身は滑らかに回転しながら、カーブ内側に押されるので、誘導具2の蛇行防止連結棒10がカーブ内側に押されて、搬送車輪体の方向可動車輪がカーブ方向に向かう。そして、搬送装置は走行面21のカーブに沿って移動することになる。
一方、搬送装置後部の誘導具2も走行ガイド溝22にはまっているので、後方の搬送用車輪体1の方向可動車輪の向きはカーブ後方の方向に沿うことになり、搬送装置がカーブを走行するときでも、後部がカーブ外側にはみ出すことがなく、円滑にカーブを走行できる。また、運搬物を低い位置で搬送するので、狭い場所での運搬もできる。したがって、小回りのよい搬送を達成することができる。また、運搬物を低い位置で搬送し、左右前後のバランスよく安定しているので、安全対策上の効果が極めて大きく、安定して運搬できる。
通常、用水路などのカーブの半径は最小で30m程度であるが、本発明の搬送機構はそれ以下の半径のカーブでも対応できる。搬送速度は6〜8m/分である。
搬送装置に積載したコンクリート二次製品61を、その敷設場所まで搬送したところで、調整金具51のボルト52(図12参照)を回転して下方に伸ばし、一旦、コンクリート二次製品61を搬送装置以上の高さに保持する。搬送装置後部の誘導具2に接続されたリターン用ワイヤー5を後方に牽引して、搬送装置を引き出す。ここで、調整金具を取り付ける孔62(図13参照)の間隔を、搬送装置の幅より広くしておくので、搬送装置を後に引き出すことができる。搬送装置を後に引き出したのち、位置をバールなどで微調整し、調整金具51のボルトを適宜回転して、高さを調整する。位置と高さを調整したのち、モルタルをコンクリート二次製品61の底面と走行面21である基礎コンクリート82の隙間に充填して、コンクリート二次製品61を固定する。このモルタルを充填することにより、コンクリート二次製品61の重量が均一に基礎コンクリート82にかかり、さらに基礎地盤(図示せず)に分散するので、コンクリート二次製品の設計強度を得ることができる。
こうして、つぎつぎにコンクリート二次製品61を敷設位置に連続して設置し、用水路などの敷設工事を行なうことができる。
本実施の形態では、案内用回転体9が円柱形である場合を説明したが、図7に示すように、案内用回転体9を上の直径が大きい倒立した円錐台形としてもよい。走行ガイド溝22の幅が一定でなく、案内用回転体9の直径より狭い場所があっても、円錐台形の案内用回転体9では上に逃げるので、走行ガイド溝22に挟み込まれて動かなくなることがない。
また、走行ガイド溝22はとくに舗装道路でなくても形成することができるとともに、走行ガイド溝22は従来のレールに比べてコストを低減できるとともに、ラフに施工できるため、施工コストなどを大幅に低減することができる。
なお、本実施の形態では、コンクリート二次製品61を1つずつ搬送するように説明したが、搬送装置を2台以上、前後の搬送装置の誘導具2同士を連結して、2台以上のコンクリート二次製品61を一度に搬送することができる。2台以上同時に搬送する場合は、搬送中コンクリート二次製品61の間に距離をおかなければならないので、先頭の1台をその敷設位置で搬送装置以上の高さに保持し、さらに搬送装置を牽引して次の1台を敷設場所に移動して、搬送装置以上の高さに保持する。こうして、全部を搬送装置以上の高さに保持したところで、連結した搬送装置を後方に引き出して、保持されたコンクリート二次製品61の位置と高さを調整して設置する。
本実施の形態にかかわる調整金具51は、図12〜14に示されるように、頭部52と、該頭部52の反対側の、先端53がほぼ球面状に加工された先端部54とのあいだのほぼ全長にわたってオネジ部55が刻設されたボルト56と、該ボルト56のオネジ部55と螺合するメネジ部57を有する内ネジ付コッター58と、前記ボルト56のオネジ部55と螺合するメネジ部59を有する自在調整金具60とから構成されている。
前記コッター58のメネジ部57は、ボルト56のオネジ部55と螺合しているため、調整金具51をコンクリート二次製品61に安定した状態で取り付けることができ、該コンクリート二次製品61を現場へ敷設する際などにボルト56が下方へずれたり、傾いたりする不具合がなくなる。
しかも、前記コッター58は、互いに直径の異なる少なくとも2段、本実施の形態では3段のほぼ円形の台座部58a、58b、58cがほぼ同心状に形成されており、この台座部は順次直径が小さくなるように配置されているため、コンクリート二次製品61の孔62の直径が異なる場合でも、前記コッター58の台座部のうち孔62より小さい台座部58b、58cを孔62内部に挿入し、孔62より大きい台座部58aを孔62の周辺の底版部61aに当接させることにより、ボルト56の傾きを防止し、ボルト56の軸心と孔62の軸心とを正確に合わせることができる。
前記頭部52には、ボルト56を、たとえばレンチなどで回転しやすくするために、六角形の回し部52aが形成されている。また、前記先端部54の外径は、オネジ部55の外径よりも小さくし、前記自在調整金具60がオネジ部55に螺合しやすくされている。
前記自在調整金具58は、コンクリート二次製品61の孔62に嵌合するテーパ状の円錐台部60aと底版部61aの下面と接するフランジ部60bから構成されている。本実施の形態にかかわる自在調製金具60は、テーパ状を呈しているため、図13に示されるように、コンクリート二次製品の孔62に挿入しながらボルト56のオネジ部55に螺合すれば、ボルト56の軸心とコンクリート二次製品61の孔62の軸心とを自動的に一致(いわゆる芯出し)させて確実に固定することができる。これにより、ボルト56は、後述するように、傾きを生じることなく支持され、ふらつきが防止される。
そして、本実施の形態にかかわる調整金具51の組付構造は、図12および13を参照して、コンクリート二次製品61の底版部61aに設けたボルト挿入用の孔62の上面側に、コッター58の中間の台座部58bが嵌合され、また、該コッター58のメネジ部57にボルト56のオネジ部55が螺合されている。さらに孔62の下面側にはメネジ部59を有する自在調整金具60が配設され、該自在調整金具60がボルト56に螺合されている。
以上のように構成された調整金具51は、図13および図15に示されるように、ボルト56の先端部54に当接してボルト56の水平方向の移動を許すスライドベース72とともに用いられる。すなわち、調整金具51およびスライドベース72によって、コンクリート二次製品61のための調整装置が構成される。
前記スライドベース72は、図15に示されるように、鉄板やステンレス板などで作製された硬質の2枚のプレート73、74のあいだに、2枚のプレート73、74のあいだの摩擦を減らす減摩材75が挟まれて構成されており、プレート73が自由にスライドすることができるようにされている。減摩材75の材質などについては、鉄板などとの接触面における摩擦係数が低い材料であれば、本発明においては、とくに限定されるものではないが、たとえばタキロンウルモラープレート(商品名。タキロン株式会社製超高分子量ポリエチレンプレート)を用いることができる。
前記スライドベース72の寸法についても、本発明において、とくに限定されるものではないが、たとえば一辺15cmの正方形の平面形状の場合、硬質プレート73、74の厚さを3.2〜12mm程度、減摩材75の厚さを1〜4mm程度に設定すればよい。
つぎに前記調整金具51を用いたコンクリート二次製品61の敷設作業について説明する。図12〜12に示されるように、まず、調整金具51を底版部61aに据え付ける前に、自在調整金具60を取り外しコッター58をボルト56のオネジ部55の頭部52に近い上部位置まで螺合した状態にする。つぎに、底版部61aに設けた孔62の上面側に、ボルト56をその先端部54から挿入し、これらの全体の自重によりコッター58の中間の台座部58bを孔62に嵌合させて、調整金具51の位置決めおよび固定を行なう。これだけの単純な作業で、ボルト56の中心軸を孔62の中心軸にほぼ一致させることができる。
なお、出荷時に予めコッター58をボルト56に螺合しておくことにより、現場において部品の数をそれぞれに管理する手間が簡素化できるとともに、ボルト56にコッター58を装着しなければならない煩雑さを解消することもできる。しかも、ボルト56を底版部61aの孔62の上面側から下方に向かって挿入し、孔62に据え付ける作業においても、コッター58がボルト56から抜け落ちることがなく、抜け落ちを防止するために現場の作業者に必要とされる注意や手間が全く不要であるので、作業性がよくなる。
ついで、前記孔62の下面側から突出したボルト56の先端部54側のオネジ部55の下部位置に自在調整金具60を螺合しつつ、円錐台部60aを孔62の内部に嵌合させる。この状態でコンクリート二次製品61を基礎コンクリート82上の所定の敷設面の位置に載置する。このとき、ボルト56の先端部54は、ボルト56の配置に対応するように予め基礎コンクリート82上に配置されたスライドベース72の上にくるように載置される。
前記スライドベース72は、硬質のプレート73が自由にスライドすることができるようにされているため、基礎コンクリート82上に載置されたコンクリート二次製品61を、たとえばバールなどにより、前後左右の水平方向の微調整(位置合わせ)をする際、小さな力で容易に行なうことができる。
さらに、ボルト56の先端部54は前述したごとくほぼ球面状に加工されており、コンクリート二次製品61の重量によりスライドベース72の最も上にあるプレート73にくい込んで、このプレート73は減摩材75の上で滑りながら調整金具51と一体になって動くため、コンクリート二次製品61の前後左右の方向の位置調整は、プレート73と減摩材75とのあいだの摩擦力(コンクリート二次製品の重量の10分の1程度の小さな力)を上回る力だけで行なうことができる。前後左右の位置調整を行なったのちに、ボルト56の回転によりコンクリート二次製品61の高さ調整が行なわれるが、この場合においても、ボルト56の先端部54側は、円錐台状の自在調整金具60に案内されて調芯作用を受けており、一方、ボルト56の頭部52側は、コッター58の台座部のうちの1つである台座部58bが孔62内に支持されているため、ボルト56の回転が円滑となり、過大な偏心力が作用することがない。そして、高さおよび水平方向の調整が終了したのちに、敷設面となる基礎コンクリート82の上面と底版部61aの底面とのあいだに確保された空間84中に、透孔63からモルタルなどの充填材を充填させて一連の作業が完了する。なお、コンクリート二次製品の水平方向の位置調整および高さ調整の順番については、どちらを先に行なってもよく、本発明ではとくに限定されるものではない。つぎに前記充填作業が完了したのち、前記ボルト56を回転して、引き抜く。なお、予めボルト56の先端部54の近傍に刻設するオネジ部を少し省くことにより、先端部54の周辺部に詰まる充填材が少なくなるため、ボルト6が回転しなくなる不具合は発生せず、ボルト6を確実に回転して、引き抜くことができる。
なお、本実施の形態では、基礎コンクリート82を設ける際に、基礎地盤の上に基礎栗石(図示せず)を敷いた上に基礎コンクリート82を設けた構造を想定しているが、本発明では基礎コンクリート82および基礎栗石の種類や厚さなどについてはとくに限定されるものではなく、コンクリート二次製品61の種類や基礎の状況に応じて適宜選択すればよい。
なお、ボルトは引き抜かずにコンクリート二次製品に挿通したままにしておいてもよく、この場合、ボルトは一種のアンカーボルトとして機能し、コンクリート二次製品をより強固に所定の箇所に固定することができる。
本発明は、以上の実施の形態で示したコンクリート二次製品の擁壁ブロック以外にもボックスカルバート、道路用側溝ブロック、大型水路などあらゆるコンクリート二次製品に適用が可能であり、また本発明の要旨の範囲内において種々の改良、変更が考えられる。
本発明の搬送機構および敷設システムによれば、クレーン重機が入れない場所で、かつ、カーブした用水路などの工事であっても、現場でコンクリート打設およびそのための用水路などを確保する必要がなく、仮設が不要なので、短時日で工事を行なうことができる。また、熟練度に左右されず、構造がシンプルでクレーン重機およびコンクリート打設についての天候の影響を受けることが少ない。したがって、農業地域においても、収穫後に敷設しなければならないという制約がなく、工事期間が短いという直接の費用削減だけでなく、社会的な費用削減効果が極めて大きく、大幅なコストの縮減が得られる。
本発明の一実施の形態にかかわる搬送および敷設システムに用いられる搬送装置を示す平面図である。 本発明の一実施の形態にかかわる搬送機構の断面図である。 本発明の一実施の形態にかかわる誘導具の部分断面図である。 本発明の一実施の形態にかかわる搬送機構の部分断面図である。 図1における搬送用車輪体の正面図および側面図である。 図1における誘導具のキャスターの側面図である。 本発明の一実施の形態にかかわる案内回転体の変形例を示す図である。 本発明の一実施の形態にかかわる牽引状態を示す側面図である。 本発明の一実施の形態にかかわるカーブ走行状態を示す平面図である。 本発明の一実施の形態にかかわる搬送を示す正面図である。 本発明の一実施の形態にかかわる敷設を示す正面図である。 本発明の一実施の形態にかかわる搬送および敷設システムに用いられる調整金具を示す部分断面図である。 図12の調整金具を用いた調整装置を示す断面図である。 図13のコッター付近の部分拡大図である。 図14の自在調整金具付近の部分断面図である。
符号の説明
1 搬送用車輪体
2 誘導具
3 誘導具連結体
4 主ワイヤー
5 リターン用ワイヤー
6 車輪本体
6a ローラ
7 垂直な軸
8 キャスター
9 案内用回転体
10 蛇行防止連結棒
11 前後保持体
12 ネジ部
13 ナット
14 方向可動な車輪の保持部材
21 走行面
22 走行ガイド溝
23 走行ガイド函
24 運搬物
25 ウインチ
51 調整金具
52 頭部
53 先端
54 先端部
55 オネジ部
56 ボルト
57、59 メネジ部
58 内ネジ付コッター
58a、58b、58c 台座部
60 自在調整金具
60a 円錐台部
60b フランジ部
61 コンクリート二次製品
72 スライドベース
73、74 プレート
75 減摩材
82 基礎コンクリート

Claims (9)

  1. コンクリート二次製品を所定の敷設場所に搬送する機構であって、
    上方が開口した略コ字形状の断面を有する走行ガイド溝が、走行面の中央に走行方向に沿って形成された走行面と、
    前記走行面を車輪が走行方向に転動するように、走行面上に四角形の頂点に配置される4個の搬送用車輪体と、
    前記走行ガイド底面を車輪が転動するように前記走行ガイド溝底面に接するキャスターと、
    前記走行ガイド内に、前記キャスターの上部に固定される垂直な軸のまわりに回転可能に配置される案内用回転体と、
    前記案内用回転体が配置される垂直な軸の上部に固定され、左右一対の前記搬送用車輪体に連結された蛇行防止連結棒とからなり、
    前記4個の搬送用車輪体の前後にそれぞれ配置される誘導具と、
    前記前後の誘導具を相互に連結する誘導具連結体と、
    前記搬送用車輪体を左右それぞれ前後に連結する前後保持体と
    を有するコンクリート二次製品搬送機構。
  2. 前記搬送用車輪体が走行方向前後の2軸の車輪を有し、一方の車輪が前記搬送用車輪体に対して転動方向が一定範囲で任意の方向に動きうる請求項1記載のコンクリート二次製品搬送機構。
  3. 前記蛇行防止連結棒が、左右の前記搬送用車輪体の方向可動な車輪の保持部材に固定される請求項2記載のコンクリート二次製品搬送機構。
  4. 前記蛇行防止連結棒にネジ部が形成されて、前記左右の搬送用車輪体の固定間隔が調節可能である請求項3記載のコンクリート二次製品搬送機構。
  5. 前記誘導具の前後連結の長さが調節可能であり、前記搬送用車輪体の前後の間隔が調節可能である請求項1、2、3または4記載のコンクリート二次製品搬送機構。
  6. 前記案内用回転体が、倒立した円錐台形である請求項1、2、3、4または5記載のコンクリート二次製品搬送機構。
  7. コンクリート二次製品を搬送機構により所定の敷設場所に搬送したのち、該コンクリート二次製品を調整金具により基礎コンクリートに高さ調整および前後左右の位置調整して敷設するコンクリート二次製品の搬送および敷設システムであって、
    前記搬送機構が、
    請求項1、2、3、4、5または6記載のコンクリート二次製品搬送機構であって、
    前記調整金具が、
    頭部と、該頭部の反対側の先端部とのあいだのほぼ全長にわたってオネジ部が刻設されたボルトと、該ボルトのオネジ部と螺合するメネジ部を有する内ネジ付コッターと、前記ボルトのオネジ部と螺合するメネジ部を有する内ネジ付自在調整金具とからなるとともに、前記コッターが互いに直径の異なる少なくとも2段のほぼ円形の台座部からなる
    コンクリート二次製品の搬送および敷設システム。
  8. 請求項1、2、3、4、5または6記載のコンクリート二次製品搬送機構を用いてコンクリート二次製品を所定の敷設場所に搬送したのち、
    頭部と、該頭部の反対側の先端部とのあいだのほぼ全長にわたってオネジ部が刻設された前記ボルトと、該ボルトの上部位置にオネジ部と螺合するメネジ部および互いに直径の異なる少なくとも2段のほぼ円形の台座部を有する内ネジ付コッターと、前記ボルトの下段位置にオネジ部と螺合するメネジ部を有する内ネジ付自在調整金具とからなる調整金具を、該コンクリート二次製品の底版部に設けた孔に挿入して、該ボルトの先端部が予め基礎コンクリート上に載置されるスライドベースの上にくるように、前記コンクリート二次製品を所定の敷設面の位置に載置し、ついで前記ボルトを滑らせることにより、前記コンクリート二次製品の水平方向の位置を調整し、前記ボルトを回転させることにより、前記コンクリート二次製品の高さ調整を行なうコンクリート二次製品の搬送および敷設方法。
  9. 前記スライドベースが、硬質の2枚のプレートと該2枚のプレートのあいに挟まれる減摩材とからなり、前記ボルトが載置されるスライドベースの最も上のプレートを減摩材の上で滑らせることにより、前記コンクリート二次製品の水平方向の位置調整を行なう請求項8記載のコンクリート二次製品の搬送および敷設方法。
JP2004155012A 2004-05-25 2004-05-25 コンクリート二次製品の搬送および敷設システム、ならびに該二次製品の搬送および敷設方法 Expired - Lifetime JP4428563B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004155012A JP4428563B2 (ja) 2004-05-25 2004-05-25 コンクリート二次製品の搬送および敷設システム、ならびに該二次製品の搬送および敷設方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004155012A JP4428563B2 (ja) 2004-05-25 2004-05-25 コンクリート二次製品の搬送および敷設システム、ならびに該二次製品の搬送および敷設方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005335478A true JP2005335478A (ja) 2005-12-08
JP4428563B2 JP4428563B2 (ja) 2010-03-10

Family

ID=35489524

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004155012A Expired - Lifetime JP4428563B2 (ja) 2004-05-25 2004-05-25 コンクリート二次製品の搬送および敷設システム、ならびに該二次製品の搬送および敷設方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4428563B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007332711A (ja) * 2006-06-16 2007-12-27 Haneda Concrete Industrial Co Ltd コンクリートブロック運搬装置及び運搬方法
JP2010229641A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Landes Co Ltd 重量物の敷設方法およびその装置
JP2013082525A (ja) * 2011-10-07 2013-05-09 Yoji Sasaki 搬送装置及び搬送システム
JP2014201377A (ja) * 2013-04-02 2014-10-27 Smcコンクリート株式会社 重量物の搬送方法
CN104176455A (zh) * 2014-09-12 2014-12-03 江苏六维物流设备实业有限公司 一种环形穿梭车
JP2015223937A (ja) * 2014-05-28 2015-12-14 義政 池 コンクリート製品の搬送機構、コンクリート製品の搬送用台車、コンクリート製品の据付方法
JP2016124353A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 山九株式会社 重量物の搬送装置
CN113060536A (zh) * 2021-02-07 2021-07-02 机械工业第九设计研究院有限公司 一种可升降滑橇定位销机构

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007332711A (ja) * 2006-06-16 2007-12-27 Haneda Concrete Industrial Co Ltd コンクリートブロック運搬装置及び運搬方法
JP4711235B2 (ja) * 2006-06-16 2011-06-29 羽田コンクリート工業株式会社 コンクリートブロック運搬装置及び運搬方法
JP2010229641A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Landes Co Ltd 重量物の敷設方法およびその装置
JP2013082525A (ja) * 2011-10-07 2013-05-09 Yoji Sasaki 搬送装置及び搬送システム
JP2014201377A (ja) * 2013-04-02 2014-10-27 Smcコンクリート株式会社 重量物の搬送方法
JP2015223937A (ja) * 2014-05-28 2015-12-14 義政 池 コンクリート製品の搬送機構、コンクリート製品の搬送用台車、コンクリート製品の据付方法
CN104176455A (zh) * 2014-09-12 2014-12-03 江苏六维物流设备实业有限公司 一种环形穿梭车
JP2016124353A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 山九株式会社 重量物の搬送装置
CN113060536A (zh) * 2021-02-07 2021-07-02 机械工业第九设计研究院有限公司 一种可升降滑橇定位销机构
CN113060536B (zh) * 2021-02-07 2022-12-02 机械工业第九设计研究院股份有限公司 一种可升降滑橇定位销机构

Also Published As

Publication number Publication date
JP4428563B2 (ja) 2010-03-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101447509B1 (ko) 지중 케이블의 기계화 포설장비 및 공법에 이용되는 케이블 포설장비
JP2009190540A (ja) 吊り下げ搬送装置
JP4428563B2 (ja) コンクリート二次製品の搬送および敷設システム、ならびに該二次製品の搬送および敷設方法
CN109335980B (zh) 一种高边坡石料运输装置及方法
JP2017512283A (ja) パイプ敷設機械およびパイプ敷設方法
US20110197416A1 (en) Handling device and method
JP4723469B2 (ja) シールド掘進機後方の坑内作業設備
KR100903964B1 (ko) 초고압케이블 멀티 대용량 포설 시스템
CN111254974A (zh) 管廊施工中楼板运输安装工法
CN202729352U (zh) 堆垛机下横梁被动轮偏心装置
CN112937417B (zh) 管道卸运装置、系统及方法
CN205471481U (zh) 一种输送机
CN211142825U (zh) 一种普适性简易运梁台车
DE102012213966B4 (de) Vorrichtung zum Ausrichten eines Rollentransportmittels im Transportweg einer an einem Rollenwechsler aufzuachsenden Materialrolle
KR20180023799A (ko) 전기 배선용 대형 케이블을 이송하는 장치
JP5399111B2 (ja) 重量物の敷設方法およびその装置
JP2922500B1 (ja) シールド機構成物搬送台車
KR102003314B1 (ko) 배관용 이송 대차
KR101761780B1 (ko) 코너에 각을 맞추도록 전기 배선용 케이블을 공급하는 장치
KR100803757B1 (ko) 벨트 컨베이어의 사행 방지장치
JP3143128U (ja) 簡易ドラム運搬具
CN110578299A (zh) 一种普适性简易运梁台车及其使用方法
JP6574575B2 (ja) 坑内の管運搬装置および管接続方法
DE102012213967B3 (de) Vorrichtung zum Ausrichten eines Rollentransportmittels im Transportweg einer an einem Rollenwechsler aufzuachsenden Materialrolle
KR101742566B1 (ko) 전기 배선용 대형 케이블을 이송하는 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070406

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090925

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090929

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20091105

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091117

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091210

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091210

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121225

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4428563

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131225

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350