JP2005333595A - 電圧レベル変換回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】 高電源電圧VDD1に対応した論理電圧レベルを有する入力信号を、低電源電圧VDD2に対応した論理電圧レベルを有する信号に変換して出力する電圧レベル変換回路を、より低い低電源電圧VDD2で動作可能なものとする。
【解決手段】 電源レベル変換回路101において、VDD1系の入力信号をVDD2系の信号に変換するレベル変換部101aと、レベル変換した入力信号を反転して出力する否定回路30とを備え、レベル変換部101aを構成するVDD1系の否定回路21a及び21bの出力は、レベル変換部101aにおける高耐圧トランジスタQhn1及びQhp2にのみ入力し、レベル変換部101aにおける低耐圧トランジスタQln1とQlp2には、低電源電圧VDD2に対応した論理電圧レベルを有する信号を入力し、さらにレベル変換部101a後段の否定回路30には、レベル変換部101aでレベル変換した入力信号のみを入力する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電圧レベル変換回路に関し、特に第1の電源電圧に対応した論理電圧レベルを有する入力信号を、第1の電源電圧より低い第2の電源電圧に対応した論理電圧レベルを有する出力信号に変換して出力する電圧レベル変換回路に関するものである。
近年、半導体装置の微細化にともなって、半導体装置では外部電圧と内部電圧との2種類の電圧を用い、内部電圧を外部電圧より低く設定している。このため、外部電圧により駆動される回路と、内部電圧により駆動される回路との間で、信号の論理電圧レベルを変換する回路が必要となる。
以下、高電源電圧に対応した論理電圧レベルを低電源電圧に対応した論理電圧レベルに変換する回路(以下、電圧レベル変換回路という。)について従来技術の説明を行う。
このような電圧レベル変換回路は一般に2段の否定回路で構成されており、図6は、この電圧レベル変換回路の具体的な回路構成を示している。
この電圧レベル変換回路201は、高電源電圧VDD1により駆動され、入力信号INを反転する前段の否定回路201aと、低電源電圧VDD2により駆動され、該否定回路201aの出力信号OUT1を反転する後段の否定回路201bとから構成されている。
前段の否定回路201aは、高電源電圧VDD1と接地電圧VSSとの間にPチャネル型MOSトランジスタQhp11とNチャネル型MOSトランジスタQhn11とを直列に接続し、電源側トランジスタQhp11のゲートと接地側トランジスタQhn11のゲートを共通接続してなるものである。この否定回路201aでは、上記ゲートの共通接続点が、上記入力信号INが入力される入力ノードN1aとなっており、電源側トランジスタQhp11と接地側トランジスタQhn11の接続点は、出力ノードN1bとなっている。
後段の否定回路201bは、高電源電圧VDD1と接地電圧VSSとの間にPチャネル型MOSトランジスタQhp12とNチャネル型MOSトランジスタQhn12とを直列に接続し、電源側トランジスタQhp12のゲートと接地側トランジスタQhn12のゲートを共通接続してなるものである。この否定回路201bでは、上記ゲートの共通接続点が、上記前段の否定回路201aの出力信号OUT1が入力される入力ノードN2aとなっており、電源トランジスタQhp12と接地側トランジスタQhn12の接続点は出力ノードN2bとなっている。
このような電圧レベル変換回路201では、入力信号INが入力されると、前段の否定回路201aは入力信号INを反転して後段の否定回路201bに出力する。すると、後段の否定回路201bは、反転された入力信号をさらに反転して出力する。
このとき、後段の否定回路201bの電源電圧VDD2が、前段の否定回路201aの電源電圧VDD1より低いことから、後段の否定回路201bの出力信号OUTの論理電圧レベルは、前段の否定回路201aの出力信号OUT1の論理電圧レベルより低いものとなり、これにより入力信号の論理電圧レベルが、高電源電圧に対応する論理電圧レベルから低電源電圧に対応する論理電圧レベルに変換されることとなる。
このように2段の否定回路により入力信号の論理電圧レベルを変換する電圧レベル変換回路201は、各否定回路201a、201bを、高電源電圧を耐圧とするVDD1耐圧系トランジスタで構成し、後段の否定回路201bを、前段の否定回路201aを駆動する電源電圧VDD1よりも低い電源電圧VDD2により駆動する回路構成とするのが一般的であり、その回路構成も簡単なものとなっている。
ところが、このような2段の否定回路により構成した電源レベル変換回路201では、否定回路を構成するVDD1耐圧系トランジスタのしきい値は高く設定されているため、後段の否定回路201bを、VDD1耐圧系トランジスタのしきい値電圧より低い電源電圧で動作させることが困難である。なお、後段の否定回路201bを構成するトランジスタに、しきい値電圧の低いトランジスタを用いることにより、後段の否定回路201bを、VDD1耐圧系トランジスタのしきい値電圧より低い電源電圧で動作させることが可能となるが、その場合は、後段の否定回路201bを構成するトランジスタの耐圧が低下するため、回路の破損などを招く恐れがある。
また、特開平5−14174号公報(特許文献1)には、ハイインピーダンス入出力を含めた3値の入出力変換が可能なレベルシフタ回路が開示されている。
図7は上記特許文献1に開示のレベルシフタ回路を説明する図である。
この電圧レベル変換回路は、低電源電圧に対応した論理電圧レベルを高電源電圧に対応した論理電圧レベルに変換する電圧レベル変換回路であると考えられるが、仮に、高電源電圧に対応した論理電圧レベルを低電源電圧に対応した論理電圧レベルに変換する電圧レベル変換回路であるとして説明する。
このレベルシフタ回路202は、入力端子1に入力された入力信号をレベル変換して出力端子14から出力する回路である。
このレベルシフタ回路202は、電源電圧VDD1と接地電圧VSSとの間に直列に接続された第1の抵抗2及び第2の抵抗3と、該両抵抗の接続点n1にそれぞれ入力ノードが接続された第1,第2のインバータ4,5と、第1のインバータ4の出力をレベル変換するレベルシフタ6とを有している。上記第2のインバータ5は、第1のインバータ4に比べて閾値が低いものである。また、レベルシフタ回路202は、電源電圧VDD2と接地電圧VSSとの間に直列に接続されたPチャネル型MOSトランジスタ12及びNチャネル型MOSトランジスタ13を有し、上記レベルシフタ6の出力ノードが電源側トランジスタ12のゲートに、上記インバータ5の出力ノードが接地側トランジスタ13のゲートに接続されている。そして、レベルシフタ回路202の入力端子1は上記両抵抗の接続点n1に接続され、その出力端子14は、上記2つのトランジスタ12及び13の接続点n2に接続されている。
ここで、上記レベルシフタ6は、上記インバータ4の出力信号が入力されるインバータ7と、電源電圧VDD2と接地電圧VSSとの間に直列に接続された第1のPチャネル型MOSトランジスタ8及び第1のNチャネル型MOSトランジスタ10と、電源電圧VDD2と接地電圧VSSとの間に直列に接続された第2のPチャネル型MOSトランジスタ9及び第2のNチャネル型MOSトランジスタ11とを有し、トランジスタ8及びトランジスタ10の接続ノードn3をトランジスタ9のゲートに接続し、トランジスタ9及びトランジスタ11の接続ノードn4をトランジスタ8のゲートに接続したものである。そして、このレベルシフタ6は、インバータ4から出力される、高電源電圧VDD1に対応した論理電圧レベルを有するVDD1系信号を、低電源電圧VDD2に対応した論理電圧レベルを有するVDD2系信号に変換するものである。
次に上記レベルシフタ回路202の動作について簡単に説明する。
このレベルシフタ回路202では、入力端子1に印加される入力電圧がロウレベルであるとき、インバータ4の出力電圧はハイレベル、インバータ5の出力電圧はほぼハイレベルとなる。このとき、インバータ4の出力電圧は、レベルシフタ6によりVDD1系信号のハイレベル論理電圧からVDD2系信号のハイレベル論理電圧に変換される。従って、Pチャンネルトランジスタ12のゲート電圧VGPは低電源電圧VDD2、Nチャンネルトランジスタ13のゲート電圧VGNは高電源電圧VDD1となり、出力端子14からはローレベル論理電圧(接地電圧)VSSが出力される。
また、入力端子1に印加される電圧がハイレベルであるとき、インバータ4の出力はほぼローレベル、インバータ5の出力はローレベルになる。このようにインバータ4の出力電圧がほぼローレベルである場合は、インバータ4の出力電圧をレベルシフタ6によって変換しても、ローレベル論理電圧は接地電圧のままである。従って、Pチャンネルトランジスタ12のゲート電圧VGPは接地電圧VSS、Nチャンネルトランジスタ13のゲート電圧VGNは接地電圧VSSとなり、出力端子14からは、VDD2系信号のハイレベル論理電圧VDD2が出力される。
また、入力端子1に印加される入力電圧が、ハイレベルとローレベルの間の中間的なレベルであるときは、インバータ4の出力電圧がハイレベルとなり、インバータ5の出力電圧がほぼローレベルになる。このとき、インバータ4の出力電圧は、レベルシフタ6によりVDD1系信号のハイレベル論理電圧からVDD2系信号のハイレベル論理電圧に変換される。従って、Pチャンネルトランジスタ12のゲート電圧VGPは低電源電圧VDD2、Nチャンネルトランジスタ13のゲート電圧VGNは接地電圧VSSとなる。つまりこのときは、電源側トランジスタ12及び接地側トランジスタ13が両方ともオフ状態であり、出力端子14はハイインピーダンス状態となる。
この文献では、レベルシフタ回路202における電源電圧VDD1及び電源電圧VDD2について具体的な記載はないが、図6に示す電圧レベル変換回路201と同様、電源電圧VDD2が電源電圧VDD1より低いとした場合、インバータ5が高電源電圧VDD1により駆動され、トランジスタ13のゲートには、VDD1系信号のハイレベル論理電圧あるいはローレベル論理電圧が印加されることとなるため、このトランジスタ13は、高電源電圧VDD1により駆動される回路(VDD1系回路)を構成するトランジスタと同じ耐圧を持つよう、ゲート酸化膜の膜厚を厚くするといった工夫をする必要がある。ところがその場合、ゲート酸化膜を厚くしたトランジスタ13が、低電源電圧VDD2で駆動されることとなるため、低電源電圧VDD2を、トランジスタ13のしきい値、つまりVDD1系回路のトランジスタのしきい値より低く設定することができない。
このようなことから、この文献開示のレベルシフタ回路202は、図6に示す電圧レベル変換回路201とは異なり、電源電圧VDD2が電源電圧VDD1より高いもの、つまり、低電源電圧に対応した論理電圧レベルを高電源電圧に対応した論理電圧レベルに変換する電圧レベル変換回路であると考えられる。
特開平05−014174号公報(第2−3頁 図1)
以上説明したように、図6に示す、2段の否定回路で構成された従来の電圧レベル変換回路201では、低電源電圧VDD2を電源電圧とする後段の否定回路を、VDD1耐圧系(高耐圧系)トランジスタで構成しているため、トランジスタのしきい値電圧が高く、この高耐圧系トランジスタを、そのしきい値より低い低電源電圧で動作させることが困難である。このため、このような電圧レベル変換回路201は、半導体装置における低電圧駆動による低消費電力化やトランジスタの微細化を阻害する要因となるという課題があった。
また、図7に示すレベルシフタ回路202は、上述したように、低電源電圧に対応した論理電圧レベルを高電源電圧に対応した論理電圧レベルに変換する回路であると考えられ、このレベルシフタ回路202の回路構成を、高電源電圧に対応した論理電圧レベルを低電源電圧に対応した論理電圧レベルに変換する電圧レベル変換回路に適用した場合、高電源電圧に対応した論理電圧が印加されるトランジスタ13は、ゲート酸化膜の厚い高耐圧のものとなり、低電源電圧を、高電源電圧を耐圧とするトランジスタのしきい値より低電圧化することができないという問題がある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、入力信号の論理電圧レベルを高電源電圧に対応した論理電圧レベルから低電源電圧に対応した論理電圧レベルに変換する、より低い内部電圧により動作可能な電圧レベル変換回路を提供することを目的とする。
本願請求項1に係る発明は、第1の電源電圧に対応した論理電圧レベルを有する入力信号を、前記第1の電源電圧より低い第2の電源電圧に対応した論理電圧レベルを有する出力信号に変換して出力する回路であって、前記第2の電源電圧と接地電圧との間に、第2の電源電圧を耐圧とする第1のPチャネル型MOSトランジスタと第1の電源電圧を耐圧とする第1のNチャネル型MOSトランジスタとを直列に接続してなる第1の回路と、前記第2の電源電圧と接地電圧との間に、第2の電源電圧を耐圧とする第2のPチャネル型MOSトランジスタと第1の電源電圧を耐圧とする第2のNチャネル型MOSトランジスタとを直列に接続してなる第2の回路とを備え、前記第1のPチャネル型MOSトランジスタと前記第1のNチャネル型MOSトランジスタとの第1の接続点を前記第2のPチャネル型MOSトランジスタのゲートに接続し、前記第2のPチャネル型MOSトランジスタと前記第2のNチャネル型MOSトランジスタとの第2の接続点を前記第1のPチャネル型MOSトランジスタのゲートに接続し、前記出力信号を前記第2の接続点から、前記第2の電源電圧により駆動される回路に供給する、ものである。
本願請求項2に係る発明は、請求項1記載の電圧レベル変換回路において、前記第1のPチャネル型MOSトランジスタおよび前記第2のPチャネル型MOSトランジスタの駆動能力が、前記第1のNチャネル型MOSトランジスタおよび前記第2のNチャネル型MOSトランジスタの駆動能力より小さい、ものである。
本願請求項3に係る発明は、請求項1記載の電圧レベル変換回路において、第2の電源電圧を耐圧とする第3のPチャネル型MOSトランジスタと第2の電源電圧を耐圧とする第3のNチャネル型MOSトランジスタとで構成され、前記第3のNチャネル型MOSトランジスタの駆動能力が前記第3のPチャネル型MOSトランジスタの駆動能力より小さい否定回路を有し、前記出力信号を該否定回路を介して、前記第2の電源電圧により駆動される回路に供給する、ものである。
本願請求項4に係る発明は、請求項1記載の電圧レベル変換回路において、前記第1の回路は、前記第1のPチャネル型MOSトランジスタと前記第1のNチャネル型MOSトランジスタとの間に挿入された第1の抵抗体を有し、前記第2の回路は、前記第2のPチャネル型MOSトランジスタと前記第2のNチャネル型MOSトランジスタとの間に挿入された第2の抵抗体を有する、ものである。
本願請求項5に係る発明は、請求項1記載の電圧レベル変換回路において、前記第1の接続点と前記第2の電源電圧との間に接続された第5のPチャネル型MOSトランジスタと、前記第2の接続点と前記第2の電源電圧との間に接続された第6のPチャネル型MOSトランジスタと、前記第1の接続点に発生するLレベル論理電圧を検知したとき、前記第6のPチャネル型MOSトランジスタのゲートに、該トランジスタをオンさせる1ショットパルス電圧を印加する第1の信号発生回路と、前記第2の接続点に発生するLレベル論理電圧を検知したとき、前記第5のPチャネル型MOSトランジスタのゲートに、該トランジスタをオンさせる1ショットパルス電圧を印加する第2の信号発生回路とを有する、ものである。
本願請求項1の発明によれば、入力信号の論理電圧レベルを変換する電圧レベル変換回路において、低電源電圧により駆動され、高電源電圧に対応した論理電圧レベルを有する入力信号を低電源電圧に対応した論理電圧レベルを有する出力信号に変換するレベル変換部を備え、レベル変換部でレベル変換した入力信号である出力信号を、低電源電圧により駆動される回路に供給するので、該レベル変換部後段の回路を構成するトランジスタには、低電源電圧を耐圧とするトランジスタを用いることができる。これにより、レベル変換部の低電源電圧を、高電源電圧を耐圧とするトランジスタのしきい値以下に設定することが可能となり、より低い内部電圧により動作可能な電圧レベル変換回路を実現することができる。
本願請求項2の発明によれば、請求項1記載の電圧レベル変換回路において、前記第1のPチャネル型MOSトランジスタおよび前記第2のPチャネル型MOSトランジスタの駆動能力を、前記第1のNチャネル型MOSトランジスタおよび前記第2のNチャネル型MOSトランジスタの駆動能力より小さく設定したので、レベル変換部の、Nチャネル型MOSトランジスタのオン時の動作を、より高速化することが可能となる。
本願請求項3の発明によれば、請求項1記載の電圧レベル変換回路において、第3のNチャネル型MOSトランジスタと、第3のPチャネル型MOSトランジスタの駆動能力より小さい駆動能力を有する第3のNチャネル型MOSトランジスタとで構成した否定回路を備え、前記出力信号を該否定回路を介して、前記第2の電源電圧により駆動される回路に供給するので、レベル変換部にてNチャネル型MOSトランジスタの駆動能力がPチャネル型MOSトランジスタの駆動能力より低くなっているのを、上記レベル変換部後段の否定回路により補償することができ、電圧レベル変換回路全体としての動作速度をより高速にすることが可能となる。
本願請求項4の発明によれば、請求項1記載の電圧レベル変換回路において、レベル変換部を構成するPチャネル型MOSトランジスタに直列に抵抗体を接続してこのトランジスタの駆動能力を抑えているので、レベル変換部を構成するNチャネル型トランジスタの駆動能力が実質的に高められることとなり、レベル変換部の、Nチャネル型MOSトランジスタのオン時の動作を、より高速化することが可能となる。
本願請求項5の発明によれば、請求項1記載の電圧レベル変換回路において、レベル変換部におけるPチャネル型MOSトランジスタの動作を補助する補助Pチャネル型MOSトランジスタを備え、該補助Pチャネル型MOSトランジスタをワンショットパルスにより駆動するので、電圧レベル変換回路の動作をより安定な高速動作とすることができる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1による電圧レベル変換回路を説明する回路図である。
この実施の形態1の電圧レベル変換回路101は、高電源電圧系(VDD1系)の論理電圧レベルを有する入力信号を、低電源電圧系(VDD2系)の論理電圧レベルを有する出力信号に変換して出力する回路である。この電圧レベル変換回路101は、高耐圧Nチャネル型MOSトランジスタと、該トランジスタに比べてしきい値の低い低耐圧Pチャネル型MOSトランジスタとからなり、VDD1系入力信号が高耐圧Nチャネル型MOSトランジスタのゲートにのみ入力されるレベル変換部を有し、該レベル変換部でレベル変換された入力信号を、低電源電圧により駆動される回路に出力するもので、これによりVDD2系の電源電圧を低電圧化可能としたものである。
以下詳述すると、この実施の形態1の電圧レベル変換回路101は、VDD1系の入力信号をVDD2系の信号に変換するレベル変換部101aと、レベル変換した入力信号を反転して出力する否定回路30とを有している。
上記レベル変換部101aは、入力信号INを反転する第1の否定回路21aと、第2の電源電圧である低電源電圧VDD2と接地電圧VSSとの間に第1のPチャネル型MOSトランジスタQlp1及び第1のNチャネル型MOSトランジスタQhn1を直列に接続してなる第1の直列回路と、低電源電圧VDD2と接地電圧VSSとの間に第2のPチャネル型MOSトランジスタQlp2及び第2のNチャネル型MOSトランジスタQhn2とを直列に接続してなる第2の直列回路と、上記第1の否定回路21aの出力信号を反転して、第2のPチャネル型MOSトランジスタQlp2のゲートに印加する否定回路21bとを有している。上記トランジスタQlp1とトランジスタQhn1の接続ノードN11は、トランジスタQlp2のゲートに接続され、上記トランジスタQlp2とトランジスタQhn2の接続ノードN12は、トランジスタQlp1のゲートに接続されている。なお、図中、N13は、否定回路21aの出力ノードであり、トランジスタQhn1のゲート及び否定回路21bの入力ノードに接続されている。また、N14は、否定回路21bの出力ノードであり、トランジスタQhn2のゲートに接続されている。
そして、この電圧レベル変換回路101は、否定回路21aの入力ノードに入力された入力信号INをレベル変換し、レベル変換した入力信号INを上記トランジスタQlp2とトランジスタQhn2の接続ノードN12から、低電源電圧VDD2により駆動される回路に出力するものである。
ここで、第1のPチャネル型MOSトランジスタQlp1及び第2のPチャネル型MOSトランジスタQlp2、並びに否定回路30を構成するMOSトランジスタは、しきい値の低い低耐圧トランジスタであり、低電源電圧VDD2により駆動される回路系(VDD2系)A2に属している。また、第1のNチャネル型MOSトランジスタQhn1及び第2のNチャネル型MOSトランジスタQhn2、並びにインバータ21a及び21bを構成するMOSトランジスタ(図示せず)は、しきい値の高い高耐圧トランジスタであり、高電源電圧VDD1により駆動される回路系(VDD1系)A1に属している。またここでは、第1、第2のNチャネル型MOSトランジスタQln1、Qln2の駆動能力は、第1、第2のPチャネル型MOSトランジスタQhp1、Qhp2の駆動能力より小さくなっている。
次に動作について説明する。
この実施の形態1の電圧レベル変換回路101に、VDD1系の入力信号INが入力されると、該入力信号INは、否定回路21aにより反転され、入力信号INの否定信号が第1のNチャネル型MOSトランジスタQhn1のゲート及び否定回路21bに入力される。この入力信号INの否定信号は、否定回路21bにより反転されて第2のNチャネル型MOSトランジスタQhn2のゲートに入力される。
例えば、入力信号INの電圧がLレベル論理電圧であるとき、第1のNチャネル型トランジスタQhn1のゲート電圧はHレベル論理電圧、第2のNチャネル型トランジスタQhn2のゲート電圧はLレベル論理電圧となり、Nチャネル型トランジスタQhn1はオン状態、Nチャネル型トランジスタQhn2はオフ状態となる。すると、第1の接続ノードN11の電圧はLレベル論理電圧となり、第2のPチャネル型MOSトランジスタQlp2がオン状態となって、第2の接続ノードN12の電圧はHレベル論理電圧となる。この第2の接続ノードN12の電圧は第1のPチャネル型MOSトランジスタQlp1のゲート電圧となるため、このトランジスタQlp1はオフ状態であり、第1の接続ノードN11の電圧はLレベル論理電圧に確定される。
一方、入力信号INの電圧がHレベル論理電圧であるとき、上記第1のPチャネル型トランジスタQlp1及び第2のNチャネル型トランジスタQhn2がオン状態、上記第2のPチャネル型トランジスタQhp2及び第1のNチャネル型トランジスタQhn1がオフ状態となって、第1の接続ノードN11の電圧はHレベル論理電圧となり、第2の接続ノードN12の電圧はLレベル論理電圧となる。
そして、第2の接続ノードN12の論理電圧が、低電源電圧VDD2により駆動される否定回路30で反転され、この否定回路30の反転出力がこの電圧レベル変換回路101の出力信号OUTとしてVDD2系の回路に出力される。
このように本実施の形態1の電圧レベル変換回路101では、VDD1系の否定回路21a及び21bの出力は、高耐圧トランジスタQhn1及びQhp2にのみ入力され、低電源電圧VDD2を電源電圧とする低耐圧トランジスタQln1とQlp2には、低電源電圧VDD2に対応した論理電圧レベルを有する信号が入力されるので、低電源電圧VDD2を電源電圧とするトランジスタQln1とQlp2にはしきい値の低い低耐圧のトランジスタを用いることができる。また、レベル変換部101aの後段の否定回路30には、レベル変換部101aでレベル変換した入力信号のみを入力しているので、否定回路30を構成するトランジスタにも、しきい値の低い低耐圧のトランジスタを用いることができる。これにより、VDD2系の電源電圧である低電源電圧VDD2を、VDD1系の高耐圧トランジスタのしきい値より低くすることができ、低電源電圧VDD2のさらなる低電圧化が可能となる。
なお、上記実施の形態1では、第1,第2のNチャネル型MOSトランジスタQln1,Qln2の駆動能力は、第1,第2のPチャネル型MOSトランジスタQhp1,Qhp2の駆動能力より小さくなっているが、第1,第2のPチャネル型MOSトランジスタQlp1,Qlp2の駆動能力を、第1,第2のNチャネル型MOSトランジスタQhn1,Qhn2の駆動能力より小さくなるよう設定してもよい。
この場合、Nチャネル型MOSトランジスタQhn1あるいはQhn2がオンして、Nチャネル型MOSトランジスタQhn1あるいはQhn2により接続ノードN1あるいはN2から電荷が引き抜かれる際に、Pチャネル型MOSトランジスタQlp1あるいはQlp2から接続ノードN1あるいはN2に流れ込む電荷が少なくなり、Nチャネル型MOSトランジスタQhn1及びQhn2のオン時には、電圧レベル変換回路をより高速に動作させることが可能となる。
(実施の形態2)
図2は、本発明の実施の形態2による電圧レベル変換回路を説明する回路図である。
この実施の形態2の電圧レベル変換回路102は、実施の形態1の否定回路30に代わる、レベル変換部101aにおけるトランジスタ能力のバランスを調整する否定回路31を備え、該否定回路31の出力信号を、波形整形のための出力回路41を介して出力するものである。
つまり、この電圧レベル変換回路102は、実施の形態1と同一構成のレベル変換部101aと、該レベル変換部101aから出力された信号を反転する否定回路31と、該否定回路31から出力された否定信号を波形整形して出力する出力回路41とを有している。
上記否定回路31は、高電源電圧VDD2と接地電圧VSSとの間に直列に接続された第3のPチャネル型MOSトランジスタQlp7及び第3のNチャネル型MOSトランジスタQln7とからなり、電源側トランジスタQlp7のゲートと接地側トランジスタQln7のゲートを上記レベル変換部101aの第2の接続ノードN12に共通接続したものである。ここで、上記第3のPチャネル型MOSトランジスタQlp7と第3のNチャネル型MOSトランジスタQln7との駆動能力比は、接続ノードN12の電圧がHレベル論理電圧からLレベル論理電圧になるときに出力信号OUTのレベルが高速で遷移するよう、Pチャネル型MOSトランジスタの駆動能力をNチャネル型MOSトランジスタの駆動能力より大きいものとしている。
また、上記出力回路41は、上記否定回路31を構成する直列接続の2つのMOSトランジスタQlp7及びQln7の接続ノードN15を入力ノードとし、2段の否定回路41a及び41bからなるものである。
ここでは、上記否定回路31を構成するトランジスタQlp7及びQln7、並びに出力回路41の2段の否定回路41a,41bを構成するトランジスタ(図示せず)は、しきい値の低い低耐圧トランジスタであり、第1のNチャネル型MOSトランジスタQlp1及び第2のNチャネル型MOSトランジスタQlp2とともに、低電源電圧VDD2により駆動されるVDD2系A2に属している。
次に動作について説明する。
この実施の形態2の電圧レベル変換回路102では、レベル変換部101aの動作は、実施の形態1のものと同一であり、このレベル変換部101aでレベル変換された入力信号INが、レベル変換部101aの第2の接続ノードN12から否定回路31に出力される。
この否定回路31では、電源側Pチャネル型MOSトランジスタQlp7の駆動能力が接地側Nチャネル型MOSトランジスタQln7の駆動能力より大きくなっているので、接続ノードN12の電圧がHレベル論理電圧からLレベル論理電圧になるときに、その出力ノードN15の電位が高速で遷移することとなる。
即ち、Nチャネル型MOSトランジスタQhn2には、一般にVDD1系の高耐圧トランジスタが用いられているため、このトランジスタQhn2の駆動能力は低くなっており、このため、接続ノードN12の電位レベルがHレベルからLレベルへ遷移する動作が遅くなる。本実施の形態2では、このようなVDD1系トランジスタの駆動能力の低いことによる電圧レベル変換回路全体としての動作速度の低下を、レベル変換部101aの次段の否定回路を構成するPチャネル型MOSトランジスタQln7の駆動能力を大きくすることによって解消し、電圧レベル変換回路の高速動作が実現される。
このように本実施の形態2の電圧レベル変換回路102では、実施の形態1と同様、高電源電圧VDD1に対応した論理電圧レベルを有するVDD1系信号は、高耐圧トランジスタQhn1及びQhp2にのみ入力され、低耐圧トランジスタQln1とQlp2には、低電源電圧VDD2に対応した論理電圧レベルを有するVDD2系信号が入力されるので、低電源電圧VDD2を電源電圧とするトランジスタQln1とQlp2にはしきい値の低い低耐圧のトランジスタを用いることができる。また、レベル変換部101aの後段の否定回路31には、レベル変換部101aでレベル変換したVDD2系信号のみを入力しているので、否定回路31を構成するトランジスタにも、しきい値の低い低耐圧のトランジスタを用いることができる。これにより、VDD2系電源電圧である低電源電圧VDD2を、VDD1系の高耐圧トランジスタのしきい値より低くすることができ、低電源電圧VDD2のさらなる低電圧化が可能となる。
また、否定回路31を構成するPチャネル型MOSトランジスタおよびNチャネル型MOSトランジスタのうち、電源側のPチャネル型MOSトランジスタの駆動能力を大きく設定するようにしたので、レベル変換部101aにおける、VDD1系Nチャネル型MOSトランジスタQhn2の駆動能力が低くその動作が遅いのを、レベル変換部101a後段の否定回路31でもって補うことができ、電圧レベル変換回路全体の動作を高速化できるという効果がある。
(実施の形態3)
図3は、本発明の実施の形態3による電圧レベル変換回路を説明する回路図である。
この実施の形態3の電圧レベル変換回路103は、実施の形態1のレベル変換部101aに代わるレベル変換部103aを備えたものである。
このレベル変換部103aは、実施の形態1のレベル変換部101aにおける第1の直列回路を、第1の接続ノードN11と第1のPチャネル型MOSトランジスタQlp1との間に抵抗体R1を挿入した直列回路とし、該レベル変換部101aにおける第2の直列回路を、第2の接続ノードN12と第2のPチャネル型MOSトランジスタQlp2との間に抵抗体R2を挿入した直列回路としたものである。
ここで、抵抗体R1は、第1の接続ノードN11と第1のPチャネル型MOSトランジスタQlp1との間に直列に接続され、ゲートが接地電圧VSSに接続されたPチャネル型MOSトランジスタQlp3からなる。また、抵抗体R2は、第2の接続ノードN12と第2のPチャネル型MOSトランジスタQlp2との間に直列に接続され、ゲートが接地電圧VSSに接続されたPチャネル型MOSトランジスタQlp4からなる。
次に動作について説明する。
この実施の形態3の電圧レベル変換回路103の本質的な動作は、実施の形態1のものと同一である。
但し、この実施の形態3では、第1の接続ノードN11と第1のPチャネル型MOSトランジスタQlp1との間に抵抗体R1が挿入され、第2の接続ノードN12と第2のPチャネル型MOSトランジスタQlp2との間に抵抗体R2が挿入していることから、これらのPチャネル型MOSトランジスタが接続ノードN11及びN12を駆動する能力が抑えられている。このため、Nチャネル型MOSトランジスタQhn1及びQhn2が接続ノードN11及びN12を駆動する能力が実質的に高くなっている。
このように本実施の形態3では、実施の形態1と同様、高電源電圧VDD1に対応した論理電圧レベルを有するVDD1系信号は、高耐圧トランジスタQhn1及びQhp2にのみ入力され、低耐圧トランジスタQln1とQlp2及び否定回路30には、低電源電圧VDD2に対応した論理電圧レベルを有するVDD2系信号が入力されるので、レベル変換部101aを構成するVDD2系トランジスタQln1とQlp2、及び否定回路30を構成するトランジスタには、しきい値の低い低耐圧のトランジスタを用いることができ、これにより、VDD2系電源電圧である低電源電圧VDD2を、VDD1系の高耐圧トランジスタのしきい値より低くすることができ、低電源電圧VDD2のさらなる低電圧化が可能となる。
また、レベル変換部103aを構成する電源側Pチャネル型トランジスタQlp1及びQlp2に直列に抵抗体を接続してこれらのトランジスタの駆動能力を抑えているので、接地側Nチャネル型トランジスタQhn1及びQhn2の駆動能力が実質的に高められることとなり、否定回路30から出力信号の接地電位レベルを高速に確定することができる。
(実施の形態4)
図4は、本発明の実施の形態4による電圧レベル変換回路を説明する回路図である。
この実施の形態4の電圧レベル変換回路104は、実施の形態1の電圧レベル変換回路101に加えて、そのレベル変換部101aを構成する電源側トランジスタQlp1及びQlp2の動作を補助する回路構成を備えたものである。
詳述すると、本実施の形態4の電圧レベル変換回路104は、実施の形態1の電圧レベル変換回路101と同様、高電源電圧系(VDD1系)の論理電圧レベルを有する入力信号を、低電源電圧系(VDD2系)の論理電圧レベルを有する出力信号に変換して出力するレベル変換部101aと、レベル変換した入力信号を反転して出力する否定回路30とを有している。
そして、この電圧レベル変換回路104は、上記レベル変換部101aにおける電源側Pチャネル型MOSトランジスタQlp1に並列に接続され、該トランジスタQlp1が接続ノードN11を充電する動作を補助する第5のPチャネル型MOSトランジスタQlp5と、上記レベル変換部101aにおける電源側Pチャネル型MOSトランジスタQlp2に並列に接続され、該トランジスタQlp2が接続ノードN12を充電する動作を補助する第6のPチャネル型MOSトランジスタQlp6と、これらの補助トランジスタQlp5及びQlp6をそれぞれパルス信号により駆動する第1及び第2のパルス信号発生回路P1及びP2とを備えている。
上記トランジスタQlp6を駆動するパルス信号発生回路P1は、レベル変換部101aの接続ノードN11の電圧レベルを順次反転する4段の否定回路P1a〜P1dと、第1段の否定回路P1aの出力と第4段の否定回路P1dの出力をそれぞれ入力とする2入力NAND回路P1eとからなり、該2入力NAND回路P1eの出力ノードN16を上記Pチャネル型MOSトランジスタQlp6のゲートに接続したものである。
上記トランジスタQlp5を駆動するパルス信号発生回路P2は、レベル変換部101aの接続ノードN12の電圧レベルを順次反転する4段の否定回路P2a〜P2dと、第1段の否定回路P2aの出力と第4段の否定回路P2dの出力をそれぞれ入力とする2入力NAND回路P2eとからなり、該2入力NAND回路P2eの出力ノードN15を上記Pチャネル型MOSトランジスタQlp5のゲートに接続したものである。
ここで、上記補助トランジスタQlp5及びQlp6、並びにパルス信号発生回路P1及びP2を構成するトランジスタは、しきい値電圧の低い低耐圧トランジスタであり、低電源電圧VDD2により駆動される回路系(VDD2系)A2に属するものである。
次に動作について説明する。
この実施の形態4の電圧レベル変換回路104に、VDD1系入力信号INが入力されると、該入力信号INは、否定回路21aにより反転され、入力信号INの否定信号が第1のNチャネル型MOSトランジスタQhn1のゲート及び否定回路21bに入力される。この入力信号INの否定信号は、否定回路21bにより反転されて第2のNチャネル型MOSトランジスタQhn2のゲートに入力される。
例えば、入力信号INの電圧がLレベル論理電圧であるとき、第1のNチャネル型トランジスタQhn1のゲート電圧はHレベル論理電圧、第2のNチャネル型トランジスタQhn2のゲート電圧はLレベル論理電圧となり、Nチャネル型トランジスタQhn1はオン状態、Nチャネル型トランジスタQhn2はオフ状態となる。
すると、第1の接続ノードN11の電圧はLレベル論理電圧となり、第2のPチャネル型MOSトランジスタQlp2がオン状態となって、該トランジスタQlp2が第2の接続ノードN12の充電を開始する。またこのとき、第1の接続ノードN11の電圧は、第1のパルス発生回路P1に入力され、該パルス発生回路P1からは、その否定回路P1a〜P1dの段数に応じたパルス幅を有するワンショットパルス信号がPチャネル型MOSトランジスタQlp6のゲートに印加されて、このトランジスタQlp6が第2の接続ノードN12の充電を開始する。これにより、第2のPチャネル型MOSトランジスタQlp2の動作がPチャネル型MOSトランジスタQlp6により補助されることとなる。
また、第2の接続ノードN12の電圧は第1のPチャネル型MOSトランジスタQlp1のゲート電圧であるため、このトランジスタQlp1はオフ状態であり、第1の接続ノードN11の電圧はLレベル論理電圧に確定される。
一方、入力信号INの電圧がHレベル論理電圧であるとき、第1のNチャネル型トランジスタQhn1のゲート電圧はLレベル論理電圧、第2のNチャネル型トランジスタQhn2のゲート電圧はHレベル論理電圧となり、Nチャネル型トランジスタQhn1はオフ状態、Nチャネル型トランジスタQhn2はオン状態となる。
すると、第2の接続ノードN12の電圧はLレベル論理電圧となり、第1のPチャネル型MOSトランジスタQlp1がオン状態となって、該トランジスタQlp1が第1の接続ノードN11の充電を開始する。またこのとき、第2の接続ノードN12の電圧は、第2のパルス信号発生回路P2に入力され、該パルス信号発生回路P2からは、その否定回路P2a〜P2dの段数に応じたパルス幅を有するワンショットパルス信号がPチャネル型MOSトランジスタQlp5のゲートに印加されて、このトランジスタQlp5が第1の接続ノードN11の充電を開始する。これにより、第1のPチャネル型MOSトランジスタQlp1の動作がPチャネル型MOSトランジスタQlp5により補助されることとなる。
また、第1の接続ノードN11の電圧は第2のPチャネル型MOSトランジスタQlp2のゲート電圧であるため、このトランジスタQlp2はオフ状態であり、第2の接続ノードN12の電圧はLレベル論理電圧に確定される。
そして、第2の接続ノードN12の論理電圧が、低電源電圧VDD2により駆動される否定回路30で反転され、この否定回路30の反転出力がこの電圧レベル変換回路104の出力信号OUTとしてVDD2系の回路に出力される。
このように本実施の形態4では、実施の形態1と同様、高電源電圧VDD1に対応した論理電圧レベルを有するVDD1系信号は、高耐圧トランジスタQhn1及びQhp2にのみ入力され、低耐圧トランジスタQln1とQlp2及び否定回路30には、低電源電圧VDD2に対応した論理電圧レベルを有するVDD2系信号が入力されるので、レベル変換部101aを構成するVDD2系トランジスタQln1とQlp2、及び否定回路30を構成するトランジスタには、しきい値の低い低耐圧のトランジスタを用いることができ、これにより、VDD2系電源電圧である低電源電圧VDD2を、VDD1系の高耐圧トランジスタのしきい値より低くすることができ、低電源電圧VDD2のさらなる低電圧化が可能となる。
また、この実施の形態4では、上記レベル変換部101aにおける電源側Pチャネル型トランジスタQlp1が接続ノードN11を充電する動作を補助するPチャネル型トランジスタQlp5と、上記レベル変換部101aにおける電源側Pチャネル型トランジスタQlp2が接続ノードN12を充電する動作を補助するPチャネル型トランジスタQlp6とを備え、これらの補助トランジスタQlp5及びQlp6を、パルス信号発生回路P1及びP2が出力するワンショットパルスにより駆動するので、実施の形態1に比べてより安定した高速動作が可能な電圧レベル変換回路を実現することができる。
(実施の形態5)
図5は、本発明の実施の形態5による電圧レベル変換回路を説明する回路図である。
この実施の形態5の電圧レベル変換回路105は、実施の形態4のレベル変換部101aに代わる、実施の形態3のレベル変換部103aと同一構成のレベル変換部105aを備えたものであり、言い換えると、この実施の形態5の電圧レベル変換回路105は、実施の形態3と実施の形態4とを組み合わせた回路構成を有するものである。
つまり、このレベル変換部105aは、実施の形態4のレベル変換部101aにおける第1の直列回路を、第1の接続ノードN11と第1のPチャネル型MOSトランジスタQlp1との間に抵抗体R1を挿入した直列回路とし、該レベル変換部101aにおける第2の直列回路を、第2の接続ノードN12と第2のPチャネル型MOSトランジスタQlp2との間に抵抗体R2を挿入した直列回路としたものである。
ここで、抵抗体R1は、第1の接続ノードN11と第1のPチャネル型MOSトランジスタQlp1との間に直列に接続され、ゲートが接地電圧VSSに接続されたPチャネル型MOSトランジスタQlp3からなる。また、抵抗体R2は、第2の接続ノードN12と第2のPチャネル型MOSトランジスタQlp2との間に直列に接続され、ゲートが接地電圧VSSに接続されたPチャネル型MOSトランジスタQlp4からなる。
次に動作について説明する。
この実施の形態5の電圧レベル変換回路105の本質的な動作は、実施の形態4のものと同一である。
但し、この実施の形態5では、第1の接続ノードN11と第1のPチャネル型MOSトランジスタQlp1との間に抵抗体R1が挿入され、第2の接続ノードN12と第2のPチャネル型MOSトランジスタQlp2との間に抵抗体R2が挿入していることから、これらのPチャネル型MOSトランジスタが接続ノードN11及びN12を駆動する能力が抑えられており、これにより、Nチャネル型MOSトランジスタQhn1及びQhn2が接続ノードN11及びN12を駆動する能力が実質的に高くなっている。
このように本実施の形態5では、実施の形態1と同様、高電源電圧VDD1に対応した論理電圧レベルを有するVDD1系信号は、高耐圧トランジスタQhn1及びQhp2にのみ入力され、低耐圧トランジスタQln1とQlp2及び否定回路30には、低電源電圧VDD2に対応した論理電圧レベルを有するVDD2系信号が入力されるので、レベル変換部101aを構成するVDD2系トランジスタQln1とQlp2、及び否定回路30を構成するトランジスタには、しきい値の低い低耐圧のトランジスタを用いることができ、これにより、VDD2系電源電圧である低電源電圧VDD2を、VDD1系の高耐圧トランジスタのしきい値より低くすることができ、低電源電圧VDD2のさらなる低電圧化が可能となる。
また、この実施の形態5では、実施の形態3と同様、レベル変換部105aを構成する電源側Pチャネル型トランジスタQlp1及びQlp2に直列に抵抗体を接続してこれらのトランジスタの駆動能力を抑えているので、接地側Nチャネル型トランジスタQhn1及びQhn2の駆動能力が実質的に高められることとなり、否定回路30から出力信号の接地電位レベルを高速に確定することができる。
また、この実施の形態5では、実施の形態4と同様、上記レベル変換部105aでの、電源側Pチャネル型MOSトランジスタQlp1が接続ノードN11を充電する動作をPチャネル型MOSトランジスタQlp5により補助し、上記レベル変換部101aでの、電源側Pチャネル型MOSトランジスタQlp2が接続ノードN12を充電する動作をPチャネル型MOSトランジスタQlp6により補助するので、実施の形態1に比べてより安定した高速動作が可能な電圧レベル変換回路を実現することができる。
本発明に係る電圧レベル変換回路は、論理電圧レベルを高電源電圧に対応した論理電圧レベルから低電源電圧に対応した論理電圧レベルに変換する回路において、より低い内部電圧による動作を可能としたものであり、電圧レベル変換回路を駆動する低電源電圧を低電圧化する上で有用なものである。
本発明の実施の形態1による電圧レベル変換回路を説明する図である。 本発明の実施の形態2による電圧レベル変換回路を説明する図である。 本発明の実施の形態3による電圧レベル変換回路を説明する図である。 本発明の実施の形態4による電圧レベル変換回路を説明する図である。 本発明の実施の形態5による電圧レベル変換回路を説明する図である。 従来の電圧レベル変換回路を説明する図である。 文献1記載のレベルシフト回路を説明する図である。
符号の説明
101a,103a,105a レベル変換部
21a,21b,30,31 否定回路
101,102,103,104,105 電圧レベル変換回路
A1 VDD1系
A2 VDD2系
N11〜N16 ノード
P1,P2 第1,第2のパルス信号発生回路
Qln1,Qln2,Qln7 第1の電源電圧系のNチャネル型MOSトランジスタ
Qlp1〜Qlp7 第2の電源電圧系のPチャネル型MOSトランジスタ
R1,R2 抵抗体
VDD1 高電源電圧
VDD2 低電源電圧
VSS 接地電圧

Claims (5)

  1. 第1の電源電圧に対応した論理電圧レベルを有する入力信号を、前記第1の電源電圧より低い第2の電源電圧に対応した論理電圧レベルを有する出力信号に変換して出力する回路であって、
    前記第2の電源電圧と接地電圧との間に、第2の電源電圧を耐圧とする第1のPチャネル型MOSトランジスタと第1の電源電圧を耐圧とする第1のNチャネル型MOSトランジスタとを直列に接続してなる第1の回路と、
    前記第2の電源電圧と接地電圧との間に、第2の電源電圧を耐圧とする第2のPチャネル型MOSトランジスタと第1の電源電圧を耐圧とする第2のNチャネル型MOSトランジスタとを直列に接続してなる第2の回路とを備え、
    前記第1のPチャネル型MOSトランジスタと前記第1のNチャネル型MOSトランジスタとの第1の接続点を前記第2のPチャネル型MOSトランジスタのゲートに接続し、
    前記第2のPチャネル型MOSトランジスタと前記第2のNチャネル型MOSトランジスタとの第2の接続点を前記第1のPチャネル型MOSトランジスタのゲートに接続し、
    前記出力信号を前記第2の接続点から、前記第2の電源電圧により駆動される回路に供給する、
    ことを特徴とする電圧レベル変換回路。
  2. 請求項1記載の電圧レベル変換回路において、
    前記第1のPチャネル型MOSトランジスタおよび前記第2のPチャネル型MOSトランジスタの駆動能力が、前記第1のNチャネル型MOSトランジスタおよび前記第2のNチャネル型MOSトランジスタの駆動能力より小さい、
    ことを特徴とする電圧レベル変換回路。
  3. 請求項1記載の電圧レベル変換回路において、
    第2の電源電圧を耐圧とする第3のPチャネル型MOSトランジスタと第2の電源電圧を耐圧とする第3のNチャネル型MOSトランジスタとで構成され、前記第3のNチャネル型MOSトランジスタの駆動能力が前記第3のPチャネル型MOSトランジスタの駆動能力より小さい否定回路を有し、
    前記出力信号を該否定回路を介して、前記第2の電源電圧により駆動される回路に供給する、
    ことを特徴とする電圧レベル変換回路。
  4. 請求項1記載の電圧レベル変換回路において、
    前記第1の回路は、前記第1のPチャネル型MOSトランジスタと前記第1のNチャネル型MOSトランジスタとの間に挿入された第1の抵抗体を有し、
    前記第2の回路は、前記第2のPチャネル型MOSトランジスタと前記第2のNチャネル型MOSトランジスタとの間に挿入された第2の抵抗体を有する、
    ことを特徴とする電圧レベル変換回路。
  5. 請求項1記載の電圧レベル変換回路において、
    前記第1の接続点と前記第2の電源電圧との間に接続された第5のPチャネル型MOSトランジスタと、
    前記第2の接続点と前記第2の電源電圧との間に接続された第6のPチャネル型MOSトランジスタと、
    前記第1の接続点に発生するLレベル論理電圧を検知したとき、前記第6のPチャネル型MOSトランジスタのゲートに、該トランジスタをオンさせる1ショットパルス電圧を印加する第1の信号発生回路と、
    前記第2の接続点に発生するLレベル論理電圧を検知したとき、前記第5のPチャネル型MOSトランジスタのゲートに、該トランジスタをオンさせる1ショットパルス電圧を印加する第2の信号発生回路とを有する、
    ことを特徴とする電圧レベル変換回路。
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