JP2005332768A - 固体高分子電解質型燃料電池システム - Google Patents

固体高分子電解質型燃料電池システム Download PDF

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Abstract

【課題】燃料電池で生成される生成水中にイオンが溶出するのを抑えることができる固体高分子電解質型燃料電池システムを提供する。
【解決手段】固体高分子電解質型燃料電池システムは、固体高分子電解質型燃料電池1から排出された生成水中のイオンをイオン検知センサ41で検知する。ECU42は、イオン検知センサで検知されるイオンの濃度や排出量が所定値よりも高い場合には、燃料電池1の目標温度をイオン濃度や排出量が所定値以下である場合の目標温度に比べて低下させる。これによって、燃料電池1の固体高分子電解質膜から生成水中にフッ素イオンが溶出するのを抑えることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、固体高分子電解質型燃料電池システムに関する。
固体高分子電解質型燃料電池(PEFC)は、電解質に水素イオン導電性の高いフッ素樹脂系高分子膜を用いている。PEFCに対する負荷、運転状態、その他の条件によって、燃料電池の発電時に生成される生成水中に電解質膜からのフッ素化合物(例えばフッ酸)やフッ素イオンが溶出することがある。フッ素化合物やフッ素イオンは、生成水の排出経路を構成する金属配管から金属イオン(金属配管が例えばステンレス(SUS)であれば、F
e(鉄),Ni(ニッケル),Cr(クロム)等)が生成水中に溶出する要因の一つとなる。
本発明に関連する先行技術として、冷却水中のイオン濃度が高い場合に、生成水を冷却水に混合して冷却水のイオン濃度を低下させる技術がある(例えば、特許文献1参照)。また、冷却水中のイオン濃度が高いときに、冷却水をイオン交換器に通水させる技術がある(例えば、特許文献2参照)。また、燃料極及び酸化剤極からの生成水中のフッ素イオン濃度を測定することにより故障を検出する技術がある(例えば、特許文献3参照)。
特開2002−343390号公報 特開2000−208157号公報 特開昭62−115670号公報
しかしながら、上述した従来技術では、いずれも生成水中へイオンが溶出することを抑えることについては提案されていない。
本発明の目的は、生成水中へのイオンの溶出を抑えることが可能な固体高分子電解質型燃料電池システムを提供することである。
本発明は、上述した目的を達成するために、以下の構成を採用する。
即ち、本発明は、固体高分子電解質型燃料電池と、
前記固体高分子電解質型燃料電池で生成される生成水に含まれるイオン濃度及び/又はイオン排出量を検出するイオン検出手段と、
前記イオン検出手段により検出されるイオン濃度及び/又はイオン排出量が所定値よりも高い場合に、前記固体高分子電解質型燃料電池の目標温度を前記イオン濃度及び/又はイオン排出量が所定値以下である場合の目標温度と比べて低下させる目標温度調整手段とを備えることを特徴とする固体高分子電解質型燃料電池システムである。
本発明によれば、生成水中のイオン濃度及び/又はイオン排出量が所定値より高い場合に燃料電池の目標温度が前記イオン濃度及び/又はイオン排出量が所定値以下である場合の目標温度と比べて下げられる。これによって、燃料電池の固体高分子電解質膜などからのイオンの溶出が低減される。
本発明は、一部が金属配管で構成された前記固体高分子電解質型燃料電池に供給される燃料ガスの循環経路と、
前記燃料ガスの循環経路に設けられる燃料ガス冷却器と、
前記金属配管を流れる前記生成水を含む燃料ガスの温度が所定温度以下になるように前記冷却器を制御する燃料ガス冷却器制御手段と
をさらに備えるように構成することができる。
このようにすれば、燃料ガスの循環経路に存在する生成水が金属配管と反応して金属イオンが溶出することを抑制することができる。
また、本発明は、一部が金属配管で前記固体高分子電解質型燃料電池に供給される酸化剤ガスの循環経路と、
前記酸化剤ガスの循環経路に設けられる酸化剤ガス冷却器と、
前記金属配管を流れる前記生成水を含む酸化剤ガスの温度が所定温度以下になるように前記酸化剤ガス冷却器を制御する酸化剤ガス冷却器制御手段と
をさらに備えるように構成することができる。
このようにすれば、酸化剤ガスの循環経路に存在する生成水が金属配管と反応して金属イオンが溶出することを抑制することができる。
本発明によれば、固体高分子電解質型燃料電池で生成される生成水中にイオンが溶出することを抑えることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。実施形態の構成は例示であり、本発明は実施形態の構成に限定されない。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明による固体高分子電解質型燃料電池システムの実施形態の構成例を示す図である。図1において、固体高分子電解質型燃料電池(以下、単に「燃料電池」という)1は、複数のセルが積層されてなるセルスタックを備えている。各セルは、固体高分子電解質膜を燃料極(水素極)及び酸化剤極(酸素極)が挟み、これらがさらに水素極側のセパレータ及び酸素極側のセパレータで挟まれることによって構成されている。
燃料極及び酸化剤極は、それぞれ、触媒層と拡散層とを有し、各触媒層は固体高分子電解質膜と接触し、各拡散層はセパレータにそれぞれ接触するように配置される。触媒層は、カーボン粒子に触媒としての白金粒子が担持された構造を持つ。拡散層には、例えばカーボンペーパやカーボンクロスが適用される。
燃料電池1は、燃料入口と燃料出口とを有し、燃料入口と燃料出口との間には、各セルの燃料極を経由する燃料流路が設けられている。燃料極には、燃料ガスとして、水素又は水素リッチな混合ガスが供給される。また、燃料電池1は、酸化剤入口と酸化剤出口とを有し、酸化剤入口と酸化剤出口との間には、各セルの酸化剤極を経由する酸化剤流路が設けられている。酸化剤極には、酸化剤ガスとして、酸素又は酸素を含む混合ガス、例えば空気が供給される。
燃料極に供給された水素は、燃料極を構成する触媒層における酸化反応によりプロトン(水素イオン)と電子とに分離され、水素イオンは固体高分子電解質膜を通って酸化剤極に移動し、電子は外部回路を通って酸化剤極に移動する。酸化剤極では、酸化剤極を構成する触媒層において、酸素と水素イオンと電子とによる還元反応が行われ水が生成される。このような燃料極及び酸化剤極における酸化及び還元反応の際に外部回路を通る電子(電
荷)が外部回路に接続される負荷に対する電力として使用される。
図1に示す燃料電池システムは、燃料電池1の燃料極に燃料ガスを供給するための燃料供給系と、酸化剤極に酸化剤ガスを供給する酸化剤供給系と、燃料電池1を目標温度で運転するために燃料電池1を冷却する冷却系とを備えている。
図1において、燃料供給系は、燃料供給装置2と、燃料供給装置2と燃料電池1に設けられた燃料入口とを結ぶ配管3と、燃料電池1に設けられた燃料出口と冷却器4とを結ぶ配管5と、冷却器4と気液分離器6とを結ぶ配管7と、気液分離器6と循環ポンプ(又は
コンプレッサ)8とを結ぶ配管9と、ポンプ8と配管3とを逆止弁10を介して接続する
配管11とを備えている。配管5及び7、並びに配管3,9及び11の少なくとも一つは、ステンレス(SUS)のような金属製の配管である。
燃料供給装置2から送り出される燃料ガスは、配管3を通って燃料電池1の燃料極に供給され、燃料極での反応に使用される。燃料極を通過した燃料ガスは、燃料電池1の燃料出口から配管5に排出される。配管5に排出された燃料ガスは、冷却器4で必要に応じて冷却された後、配管7を介して気液分離器6に到達する。気液分離器6で液層成分が除去された燃料ガス6は、循環ポンプ8により配管11に送出され、再び配管3を通じて燃料電池1の燃料極へ供給される。このようにして、燃料電池1から排出される燃料ガスに含まれる燃料極での反応に使用されなかった残存水素が再び燃料電池1へ供給される水素循環系(燃料ガスの循環経路)が構成されている。
また、図1において、酸化剤供給系は、酸化剤供給装置12と、酸化剤供給装置12と燃料電池1に設けられた酸化剤入口とを結ぶ配管13と、燃料電池1に設けられた酸化剤出口と冷却器14とを結ぶ配管15と、冷却器14と気液分離器16とを結ぶ配管17と、気液分離器16と循環ポンプ(又はコンプレッサ)18とを結ぶ配管19と、ポンプ18と配管13とを逆止弁20を介して接続する配管21とを備えている。配管15及び17、並びに配管13,19及び21の少なくとも一つは、ステンレス(SUS)のような金属製の配管である。
酸化剤供給装置2から送り出される酸化剤ガスは、配管13を通って燃料電池1の酸化剤極に供給され、酸化剤極での反応に使用される。酸化剤極を通過した酸化剤ガスは、燃料電池1の酸化剤出口から配管15に排出される。配管15に排出された酸化剤ガスは、冷却器14で必要に応じて冷却された後、配管17を介して気液分離器16に到達する。気液分離器16で液層成分が除去された酸化剤ガス16は、循環ポンプ18により配管21に送出され、再び配管13を通じて燃料電池1の酸化剤極へ供給される。このようにして、燃料電池1から排出された酸化剤ガスに含まれる酸化剤極での反応に使用されなかった残存酸素が再び燃料電池1へ供給される酸素循環系(酸化剤ガスの循環経路)が構成されている。
また、図1において、燃料電池1の冷却系は、次のような構成を備えている。燃料電池1は、冷却水入口と冷却水出口とを有し、冷却水入口と冷却水出口とは燃料電池1の内部を冷却水が流れる冷却水流路で接続されている。冷却水入口は、配管25を介して循環ポンプ26の入口と接続されている。冷却水入口は、配管27を介して冷却水を冷却するラジエータ(熱交換器)28の入口に接続されている。ラジエータ28の出口は、配管29を介して三方弁30に接続されている。三方弁30は第1及び第2の入口と出口とを有し、第1の入口は配管29を介してラジエータ28の出口に接続され、第2の入口はバイパス管31を介して配管27(燃料電池1の冷却水出口)に接続されており、出口は配管32を介して循環ポンプ26の入口に接続されている。
このように、燃料電池1の冷却系は、循環ポンプ26によって燃料電池1へ供給される
冷却水の通路として、ラジエータ28を経由して循環する第1の循環経路と、バイパス管31を通ってラジエータ28を経由することなく循環する第2の循環経路とを有している。そして、冷却系は、第1及び第2の循環経路を流れる冷却水の流量が流量調整手段としての三方弁30によって調整されるように構成されている。
三方弁30は、電磁弁を用いて構成されており、三方弁30を構成する弁の開度は、後述するECU42により、燃料電池1の冷却水出口から排出される冷却水の温度を検知する温度検知センサ33からの出力信号に基づいて制御される。
ところで、燃料電池1では、酸化剤極での反応によって水(生成水)が生成される。生成水は固体高分子電解質膜を通じて酸化剤極から燃料極に到達する。ここで、固体高分子電解質膜には、フッ素系樹脂系高分子膜が適用されている。このため、燃料極へ移動する生成水中にフッ素化合物(例えばフッ酸)やフッ素イオンが溶出することがある。
燃料極へ到達した生成水は、燃料ガスとともに、燃料電池1の外部(配管5)に排出される。このとき、燃料電池1から排出される生成水中のフッ素化合物やフッ素イオンは、配管5,7等を構成する金属と反応し金属イオン(ステンレスであれば、鉄,ニッケル,ク
ロム等の各イオン)が溶出する要因となる。また、フッ素化合物やフッ素イオンの溶出は
、燃料電池1の温度に依存し、温度が高くなると増加する傾向にある。
上記問題に鑑み、図1に示す燃料電池システムは、イオン検知センサ41と、制御手段としてのECU(Electric Control Unit)42とを備える。イオン検知センサ41は、気
液分離器6によって分離された生成水中のフッ素イオンの濃度を検知するフッ素イオン検知センサと、生成水中の金属イオンの濃度を検知する金属イオン検知センサと、生成水の排出流量を検知する流量検知センサとを備えている。
フッ素イオン検知センサは、例えばイオン電極法を用いて生成水中のフッ素イオン濃度を検知する。金属イオン検知センサは、例えば原子吸光法を用いて生成水中の金属イオン濃度を検知する。イオン検知センサ41を構成する各センサの出力信号は、ECU42に与えられる。
ECU42は、CPU(Central Processing Unit),メモリ,入出力インタフェース等
を用いて構成されており、CPUがメモリに格納された制御プログラムを実行することによって、イオン検知センサ41からのセンサ出力に基づく生成水中の第1のイオン溶出低減処理を行う。
図2は、ECU42によって実行される第1のイオン溶出低減処理の例を示すフローチャートである。図2に示す処理は、例えば、燃料電池1が起動されることによって開始する。図2に示す処理が開始されると、ECU42は、燃料電池1の目標温度を初期化する(S01)。即ち、ECU42は、燃料電池1の温度が目標温度初期値(例えば発電性能や
冷却性能等に基づいて規定される)になり、その後は、目標温度初期値が維持されるよう
に、温度検知センサ33から得られる冷却水の温度を参照しつつ、三方弁30の動作を制御する。
次に、ECU42は、単位時間あたりのイオン濃度を検出する(S02)。即ち、ECU42は、イオン検知センサ41からのセンサ出力を得て、フッ素イオン検知センサで検知されたフッ素イオン濃度と、金属イオン検知センサで検知された金属イオン濃度とを検出する。
次に、ECU42は、単位時間あたりのイオン排出量を検出する(S03)。即ち、EC
U42は、ステップS02で得られたフッ素イオン濃度と、金属イオン濃度と、イオン検知センサ41からのセンサ出力に含まれる生成水の排出量とを用いて、フッ素イオン排出量と金属イオン排出量とをそれぞれ求める。
次に、ECU42は、イオン濃度が所定の濃度規定値以上か否かを判定する(S04)。即ち、ECU42は、フッ素イオン濃度及び金属イオン濃度がそれぞれに対して用意された濃度規定値(本発明の「所定値」に相当)以上か否かを判定する。このとき、フッ素イオン濃度及び金属イオン濃度の少なくとも一方が濃度規定値以上であれば(S04;Yes)、処理をステップS06に進め、そうでなければ(S04;No)、処理をステップS05に進める。
ステップS05では、ECU42は、イオン排出量が所定の排出量規定値以上か否かを判定する(S05)。即ち、ECU42は、フッ素イオン排出量及び金属イオン排出量がそれぞれに対して用意された排出量規定値(本発明の「所定値」に相当)以上か否かを判定する。このとき、フッ素イオン排出量及び金属イオン排出量の少なくとも一方が排出量規定値以上であれば(S05;Yes)、処理をステップS06に進め、そうでなければ(S0
5;No)、処理をステップS02に戻す。
ステップS06では、ECU42は、燃料電池1の目標温度を変更する(低下させる)。即ち、ECU42は、ラジエータ28に制御信号を与えて、ラジエータ28が備えるファンの回転数を増加させる。また、ECU42は、可能であれば、三方弁30に制御信号を与え、ラジエータ28を流れる冷却水の量を増加させる。このようにして、ECU42は、冷却水の温度を下げて、燃料電池1が目標温度初期値よりも低い目標温度で発電を行うようにラジエータ28及び三方弁30の動作を制御する。
この変更後の目標温度は、固体高分子電解質膜からのフッ素の溶出を抑えることができると認められる温度(イオン濃度及び/又はイオン排出量が所定値以下である場合の目標
温度)で設定することができる。ここに、変更後の目標温度は、燃料電池1の目標温度が
イオン濃度や排出量が所定値以下である場合の或る目標温度になるように設定しても良く、イオン濃度や排出量が所定値以下である場合の目標温度の範囲において、或る目標温度よりも高い又は低い目標温度になるように設定しても良い。
ステップS07では、ECU42は、イオン検知センサ41で検知される単位時間あたりのイオン濃度(フッ素イオン濃度及び金属イオン濃度)が濃度規定値未満か否かを判定し、そうであれば(S07;Yes)、当該処理を終了し、そうでなければ(S07;No)、処理をステップS08に進める。
ステップS08では、ECU42は、イオン検知センサ41で検知される単位時間あたりのイオン排出量(フッ素イオン排出量及び金属イオン排出量)が排出量規定値未満か否かを判定し、そうであれば(S08;Yes)、当該処理を終了し、そうでなければ(S08
;No)、処理をステップS06に戻す。
なお、二巡目以降のステップS06は、処理をスルーとして一回目のS06で変更された目標温度による運転が継続されるようにしても良く、前回のステップS06で設定した目標温度よりもさらに低い目標温度が設定されるようにしても良い。即ち、目標温度を急速に低下させても良く、徐々に又は次第に低下するようにしても良い。
第1のイオン溶出低減処理が終了すると、ECU42が燃料電池1の目標温度を目標温度初期値に戻すように構成することが可能である。この場合、燃料電池1の温度の上昇によって、短い時間でイオン濃度やイオン排出量が目標温度を変更する規定値以上に成らな
いように、ステップS07やS08で使用される規定値は、ステップS04やS05で使用される規定値よりも低く設定されるのが好ましい。もちろん、ステップS07やS08で使用される規定値はステップS04やS05で使用される規定値と同じであっても良い。
以上のような第1のイオン溶出低減処理において、ECU42は、イオン検知センサ41とともにイオン検出手段として機能し、且つ燃料電池1の目標温度調整手段として機能し、イオン濃度(フッ素イオン濃度及び金属イオン濃度)と、イオン排出量(フッ素イオン
排出量及び金属イオン排出量)との一方が対応する規定値以上である場合に、イオン濃度
や排出量が規定値以下になるように燃料電池1の目標温度を低下させる(目標温度を低い
温度に変更する)。即ち、燃料電池1の目標温度をイオン濃度や排出量が規定値以下であ
る場合の目標温度に変更することで、イオン濃度や排出量が規定値よりも高い場合の目標温度をイオン濃度や排出量が規定値以下である場合の目標温度と比べて低下させる。
これによって、燃料電池1の温度が低下し、燃料電池1の固体高分子電解質膜からのフッ素イオンやフッ素化合物の溶出が抑制される。フッ素イオンやフッ素化合物の溶出が抑制されることで、これらの燃料電池1からの排出量が減少し、これらと金属配管との反応量が低減する。これによって、金属イオンの溶出も抑制される。したがって、生成水に含まれるイオンの低減を図ることができる。
第1のイオン溶出低減処理は、次のような変形が可能である。即ち、第1のイオン溶出低減処理は、イオン濃度に係る処理(ステップS02,S04,及びS07)と、イオン排出量に係る処理(ステップS03,S05,S08)との双方を行うようにしているが、一方のみが行われるようにしても良い。イオン濃度に係る処理が省略される場合には、図2のステップS04及びS07が省略される。
一方、イオン排出量に係る処理が省略される場合には、図2のステップS05及びS08が省略され、且つステップS04及びS07のNo判定において、処理がそれぞれステップS02、S06に戻るように変形される。イオン排出量に係る処理が省略される場合には、イオン検知センサ41から流量検知センサを省略することができる。
また、第1のイオン溶出低減処理は、イオン濃度及びイオン排出量の双方が規定値以上であることを条件として目標温度が変更されるように変形することができる。この場合、例えば、図2のステップS04のYes判定で処理がステップS02に戻るように変形される。さらに、ステップS07のYes判定において、処理がステップS06に戻るように変形することもできる。
また、第1のイオン溶出低減処理は、フッ素イオン及び金属イオンの濃度や排出量を対象としているが、フッ素イオンと金属イオンとの一方のみを対象とするように変形することができる。
また、第1のイオン溶出低減処理は、単位時間あたりのイオン濃度やイオン排出量の累計値の一方又は双方がそれぞれの累計値に対応する規定値以上になった場合に、燃料電池1の目標温度を低下させるように構成されていても良い。
ところで、外気温が高い地域での高負荷定常運転等、燃料電池1の運転条件によっては冷却水による冷却能力が足りず、燃料電池1の温度が一時的に目標温度を超えてしまうことがある。図1に示す燃料電池システムは、燃料ガスが燃料電池1を経由して循環する水素循環系を有している。燃料電池1の温度が高温になると、水素循環系を循環する燃料ガスの温度も高くなる。すると、燃料電池1から排出される燃料ガス中の生成水に含まれる
フッ素化合物やフッ素イオンが水素循環系を構成する配管5,7等の金属配管と反応する速度が速くなる。これによって、単位時間あたりの金属イオンの溶出量が多くなる可能性がある。
このような問題に鑑み、図1に示す燃料電池システムは、燃料電池1から排出される燃料ガスの温度を検知する温度検知センサ43と、燃料電池1から排出される燃料ガスを冷却する燃料ガス冷却器としての冷却器4と、冷却器4により冷却された燃料ガスの温度を検知する温度検知センサ44と、温度検知センサ43及び44とともに燃料ガス冷却器制御手段として機能し、冷却器4の動作を制御するECU42とを備えている。
ECU42は、CPUによるプログラムの実行によって、温度検知センサ43及び44からの燃料ガスの温度を示すセンサ出力信号に基づいて冷却器4の動作を制御する第2のイオン溶出低減処理を行う。
図3は、ECU42による第2のイオン溶出低減処理の例を示すフローチャートである。第2のイオン溶出低減処理は、例えば、燃料電池1の起動によって開始される。当該処理の開始時では、冷却器4は停止状態(オフ状態)にある。
第2のイオン溶出低減処理が開始すると、ECU42は、燃料電池1の目標温度の初期化を行う(S11)。即ち、ECU42は、目標温度初期値で燃料電池1が運転されるように、三方弁30の制御を行う。
次に、ECU42は、温度検知センサ43で検知される燃料ガスの温度(温度T1)を検出する(S12)。続いて、ECU42は、温度T1が所定の第1の温度規定値(規定値1)以上か否かを判定する(S13)。このとき、温度T1が規定値1以上であれば(S13;
Yes)、ECU42は処理をステップS14に進め、そうでなければ(S13;No)、
処理をステップS12に戻す。
ステップS14では、ECU42は、冷却器4に作動信号を与えて冷却器4を作動状態(オン状態)にする。そして、ECU42は、燃料ガスの温度が所定の燃料ガス目標温度に低下するように、冷却器4を制御する。
即ち、ECU42は、温度検知センサ44で検知される燃料ガスの温度(温度T2)が所定の第2の温度規定値(規定値2)未満か否かを判断し(S15)、温度T2が規定値2未満になるまで冷却器4による冷却動作を継続させる(S14〜S15のループ処理)。温度T2が規定値2未満になると(S15;Yes)、冷却器4をオフにする(S16)。その後、当該処理が終了する。
第2のイオン溶出低減処理によると、ECU42は、燃料電池1から排出される燃料ガスの温度が規定値1以上になると、冷却器4を作動させて燃料ガスの冷却を行い、水素循環系を流れる燃料ガスの温度が目標温度まで低下するように制御を行う。水素循環系を流れる燃料ガスの温度が低下することで、水素循環系に存在するフッ素化合物やフッ素イオンと配管5,7等を構成する金属との反応速度を抑えることができる。これによって、金属イオンの溶出量の低減を図ることができる。
また、金属イオンが燃料ガスの循環によって燃料電池1に侵入すると、フッ素イオンやフッ素化合物の溶出量が増えることがある。これに対し、第2のイオン溶出低減処理によれば、フッ素化合物やフッ素イオンと金属との反応速度を抑制することで、金属イオンの溶出を抑制するので、金属イオンが循環する燃料ガスとともに燃料電池1に侵入することを抑制することができる。
なお、第2のイオン溶出低減処理は、第1のイオン溶出低減処理から独立に行われる。但し、ステップS11の処理を、図2のステップS01の処理と共通化することができる。また、図3では、第2のイオン溶出低減処理は、ステップS16の後で終了するように構成されているが、その後、処理がステップS12に戻り、ステップS12とS13のループ処理が継続されるようにしても良い。また、冷却器4は、できるだけ燃料電池1の燃料出口の近くに設けられるようにするのが好ましい。
上述した第1及び第2のイオン溶出低減処理に係る構成は、酸化剤極で生成された生成水が固体高分子電解質膜を通って燃料極に移動するときに、生成水中にフッ素化合物やフッ素イオンが溶出することに着目してなされたものである。ここで、燃料極での反応により固体高分子電解質膜を通って酸化剤極に移動する水素イオンは、水と一体になって酸化剤極に移動することが知られている。したがって、フッ素化合物やフッ素イオンが溶出した生成水が、酸化剤極に到達し、酸化剤ガスとともに燃料電池1の外部(配管15)に排出され、金属製の配管15や17と反応して金属イオンが溶出する可能性がある。また、燃料電池1の温度上昇に伴って酸素循環系を循環する酸化剤ガスの温度が上昇し、フッ素化合物やフッ素イオンと金属(例えば配管15,17)との反応速度が速まることで、金属イオンの溶出量が増加する可能性もある。
この問題に対し、図1に示すように、酸素循環系に配置された気液分離器16で分離された生成水中のイオンを検知するイオン検知センサ51と、燃料電池1から排出された酸化剤ガスの温度を検知する温度検知センサ53と、酸化剤ガスを冷却する冷却器14と、冷却器4で冷却された酸化剤ガスの温度を検知する温度検知センサ54とを用意する。これらは、水素循環系に設けられたイオン検知センサ41,冷却器4,温度検知センサ43及び44と同じ構成を適用することができる。そして、ECU42が、上述した第1及び第2のイオン溶出低減処理と同様の処理をイオン検知センサ51,冷却器14,温度検知センサ53及び54を用いて行うように構成することができる。
即ち、ECU42がイオン検知センサ51とともにイオン検出手段として機能し、且つ目標温度調整手段として機能したり、温度検知センサ53及び54とともに、酸化剤ガス冷却器としての冷却器14の動作を制御する酸化剤ガス冷却器制御手段として機能したりすることによって、金属イオンの溶出量を低減でき、酸素循環系を通じて金属イオンが燃料電池1の内部に侵入することを防止することができる。
但し、本発明は、燃料供給系と酸化剤供給系との双方に上述したような構成を持つことが必須の要件となるものではない。上記した生成水と金属との反応速度を抑える構成は、燃料供給系と酸化剤供給系との一方のみに設けることができる。
上述した実施形態の構成は、本発明の目的を逸脱しない範囲で適宜組み合わせることができる。
図1は、本発明による燃料電池システムの実施形態の構成例を示す図である。 図2は、本発明の実施形態における第1のイオン溶出低減処理の例を示すフローチャートである。 図3は、本発明の実施形態における第2のイオン溶出低減処理の例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 固体高分子電解質型燃料電池
4,14 冷却器
28 ラジエータ
30 三方弁
41,51 イオン検知センサ
42 ECU
33,43,44,53,54 温度検知センサ

Claims (3)

  1. 固体高分子電解質型燃料電池と、
    前記固体高分子電解質型燃料電池で生成される生成水に含まれるイオン濃度及び/又はイオン排出量を検出するイオン検出手段と、
    前記イオン検出手段により検出されるイオン濃度及び/又はイオン排出量が所定値よりも高い場合に、前記固体高分子電解質型燃料電池の目標温度を前記イオン濃度及び/又はイオン排出量が所定値以下である場合の目標温度と比べて低下させる目標温度調整手段とを備えることを特徴とする固体高分子電解質型燃料電池システム。
  2. 一部が金属配管で構成された前記固体高分子電解質型燃料電池に供給される燃料ガスの循環経路と、
    前記燃料ガスの循環経路に設けられる燃料ガス冷却器と、
    前記金属配管を流れる前記生成水を含む燃料ガスの温度が所定温度以下になるように前記冷却器を制御する燃料ガス冷却器制御手段と
    をさらに備える請求項1記載の固体高分子電解質型燃料電池システム。
  3. 一部が金属配管で構成された前記固体高分子電解質型燃料電池に供給される酸化剤ガスの循環経路と、
    前記酸化剤ガスの循環経路に設けられる酸化剤ガス冷却器と、
    前記金属配管を流れる前記生成水を含む酸化剤ガスの温度が所定温度以下になるように前記酸化剤ガス冷却器を制御する酸化剤ガス冷却器制御手段と
    をさらに備える請求項1又は2記載の固体高分子電解質型燃料電池システム。
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