JP2005331953A - 粉末球形粒子 - Google Patents

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Abstract

【課題】流動性の良好な球形を有する非接触定着用トナーを製造コストを増大することなく製造するトナー及びトナー製造方法を提供する。
【解決手段】ワックス及び顔料の混合物を熱スプレー法により噴霧し冷却固化し球状トナーを製造する方法において、ワックスとして溶融粘度:140℃Cで50〜5,000mPa.s、滴り点:100〜155℃C及び密度:0.91〜0.94cm3/gのメタロセンワックス(メタロセンを触媒とし合成されたポリオレフィンワックス)を使用し、球状トナーを分級し所定外の粗大粒子及び微少粒子をリサイクル使用して製造するトナー製造方法及びトナーに関する。
【選択図】なし

Description

本発明はドイツ国特許出願第 102004024700.5(出願日2004年5月19日)を基に優先権主張して出願されたものであり、その内容を全てここに記載したものとする。
本発明はトナー粉末、その製造方法およびその用途に関する。
紙、プラスチックまたは金属のような平面に無接触で印刷するために、トナーとして知られている粉末状印刷媒体が使用されており、このものは被印刷基体に電子写真技術によって転写されそして次に一般に熱的手段によって固定される。
上記トナーは一般に樹脂成分、着色剤、通常は顔料、および加工を助ける機能性添加物で構成されている。
かゝる粉末を製造するある慣用法は、各成分を樹脂の融点より上の温度で熱可塑的に混合し、次に機械的に粉砕しそして所望の粒度に分別するものである。
方法次第でこれらの粉末は、重要な加工特性、即ち自由流動性および印刷すべき基体上での該粉末の均一分布にとって有害である不規則な粒形を有している。
上述の方法工程はヨーロッパ特許出願公開第0,772,093号明細書(A)に記載されている。
良好な流動性および球状の粒形を有する粉末を製造するために、化学的に製造されたトナー(いわゆるCPT)の範疇に統一されたる方法が提案されている。
これらのトナー粉末は、製造元次第でエマルジョン重合、マイクロカプセル化または懸濁重合の方法を用いて製造されている。
事実これらの方法から球状の粒子が得られ、該粒子は次いで最初に液状重合媒体から濾過および乾燥によって分離されそして次に所望の粒度に分級される。
しかしながらこれらのCPT法の欠点は、残留するオーバーサイズおよびアンダーサイズのフラクションをリサイクルできないかまたはさもなければ使用できないことである。これはトナー製造コストを増大させる。
それ故に本発明の課題は、粒子形状が球形でありそして上述の欠点を有していない粉末を提供することであった。
驚くべきことに本発明者は、平面に無接触で印刷する球状粒子形態を有する粉末が、メタロセン触媒の存在下で重合されたポリオレフィンを最初にそれの融点より上で熱的スプレー法によって噴霧し、小滴を形成し、それを次いで気体雰囲気で固化させて球状粒子を形成することによって製造できることを見出した。
更に本発明者は分級された粉末のオーバーサイズおよびアンダーサイズのフラクションを再溶融しそして再び加工し、損失なしに所望のフラクションの球形粒子を得ることを見出した。
従って本発明は、粉末粒子が球形を有するトナー粉末を提供することである。
粉末粒子の直径は好ましくは1〜50μm、更に好ましくは5〜20μm、特に好ましくは8〜15μmである。
トナー粉末は少なくとも1種類のメタロセンワックスを含有している。
トナー粉末は好ましくは少なくとも1種類のメタロセンワックスおよび少なくとも1種類の顔料を含有している。
更に好ましくはトナー粉末は少なくとも1種類のメタロセンワックス、少なくとも1種類の顔料および少なくとも1種類の添加物を含有している。
添加物が電荷調整剤であるのが好ましい。
メタロセンワックスは、ポリオレフィンワックス、好ましくはエチレンまたはプロピレンのホモポリマー、またはエチレンまたはプロピレン相互のまたは他の1種類以上の、炭素原子数4〜50、好ましくは4〜20の1−オレフィンとのコポリマーである。
メタロセンワックスは90〜160℃、好ましくは100〜155℃の滴り点、140℃で10〜10,000mPa.s、好ましくは50〜5,000mPa.sの溶融粘度および20℃で0.89〜0.96cm/g、好ましくは0.91〜0.94cm/gの密度を有するポリオレフィンワックスであるのが有利である。
メタロセンワックスは極性変性されているのが好ましい。
本発明は、メタロセンワックスを溶融し、次いでそれを初めにメタロセンワックスの融点より上で熱スプレー法によっての噴霧処理に付して小滴を形成し、そして次にその小滴を冷却ガス雰囲気で固化させて球状粒子を形成することを特徴とする、本発明のトナー粉末を製造する方法にも関する。
冷却ガス雰囲気のガスが空気、窒素またはそれらの混合物であるのが有利である。
少なくとも1種類の顔料をメタロセンワックスと一緒に追加的に使用するのが有利である。
少なくとも1種類の顔料および/または少なくとも1種類の添加物、特に電荷調整剤をメタロセンワックスと一緒に追加的に使用するのが有利である。
こうして得られる球状粒子をフラクション法によって分級するのが有利である。
分級された粉末のオーバーサイズおよびアンダーサイズ−フラクションを再溶融しそしてこの方法に戻すのが有利である。
本発明は本発明のトナー粉末を印刷物の製造に使用することにも関する。
本発明は本発明のトナー粉末をデジタル印刷法で使用することにも関する。
本発明は本発明のトナー粉末をフォトコピー機および印刷機で使用することにも関する。
従って本発明は40〜160℃の滴り点、2〜20,000mPa.sの溶融粘度および1〜50の針入度を有するポリオレフィンを使用することにも関する。
滴り点は DIN 51801,1980−12版に従って、溶融粘度は DIN 53018-1 および -2、1976-03版に従ってそして針入度は DIN 51579、 1965-05版に従って測定される。
適するポリオレフィンワックスにはエチレンまたはプロピレンのホモポリマー、またはエチレンまたはプロピレン相互のまたは他の1種類以上の1−オレフィンとのコポリマーが包含される。使用される1−オレフィンは炭素原子数4〜18、好ましくは4〜6の直鎖状または分岐したオレフィンがある。それらの例には1−ブテン、1−ヘキセン、1−オクテンおよび1−オクタデセンおよび追加的にスチレンがある。エチレンとプロピレンまたは1−ブテンとのコポリマーが有利である。このコポリマーのエチレン含有量は70〜99.9重量%、好ましくは80〜99重量%である。
ポリオレフィンワックスを製造するためのメタロセン触媒は式Mで表されるキラルなまたはノンキラルな遷移金属化合物である。遷移金属化合物 Mは、少なくとも1つのπ−リガンド、例えばシクロペンタジエニル−リガンドに結合している少なくとも1種類の中心金属原子Mを含有している。更にこのものは、置換基、例えばハロゲン原子、アルキル、アルコキシまたはアリール基が例えば中心金属原子Mに結合していてもよい。 Mは好ましくは元素の周期律表の第 III、 IV、 V または VI 主族の元素、例えば Ti、 Zr または Hfでもよい。シクロペンタジエニル−リガンドは非置換のシクロペンタジエニル基および置換されたシクロペンタジエニル基、例えばメチルシクロペンタジエニル、インデニル、2−メチルインデニル、2−メチル−4−フェニルインデニル、テトラヒドロインデニルまたはオクタヒドロフルオレニル基を有している。π−リガンドはブリッジを橋架けされていてもまたはされていなくてもよく、そして環系によるブリッジを含めて単一のおよび複数のブリッジが可能である。メタロセンは1つ以上のメタロセン部分、いわゆる多核メタロセン類を有する化合物も包含する。これらはあらゆる所望の置換パターンおよびブリッジ−バリエーションを有していてもよい。かゝる多核メタロセンの個々のメタロセン部分は同じ種類でもまたは互いに異なっていてもよい。かゝる多核メタロセンの例は例えばヨーロッパ特許出願公開第0,632,063号明細書(A)に記載されている。
メタロセンの一般的構造式の例および助触媒とそれの活性の例は中でもヨーロッパ特許出願公開第0,571,882号明細書(A)に記載されている。
極性変性されたメタロセンワックスも適している。これらポリオレフィンワックスの極性変性は、融点より上または下で酸素または酸素含有ガスで酸化することによって行うことができる。ワックスは該ワックスの融点と200℃との間の温度で溶融液状態で酸素または酸素含有ガス、好ましくは空気の導入によって酸化するのが有利である。酸化変性されたワックスは0.1〜100、好ましくは1〜30mg(KOH)/gの酸価、170℃で測定して5〜10,000mPa.s、好ましくは20〜5,000mPa.sの溶融粘度および80〜160℃の軟化点を有している。一価または多価の脂肪族または芳香族アルコール、例えばエタノール、プロパノール、ブタノール、エタンジオール、ブタンジオール、グリセロール、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトールまたはベンジルアルコールで上記酸化物をエステル化することによって製造できる様な、該酸化物の誘導体も包含される。部分エステルが存在する場合には、かゝるエステルを例えば酸成分、例えばアクリル酸またはメタクリル酸でエステル化することによって、上記エステルから更に誘導した部分エステルもある。
極性変性の別の方法はポリオレフィンワックスとα,β−不飽和カルボン酸またはそれの誘導体とを場合によっては遊離基開始剤の存在下に反応させることを本質としている。α,β−不飽和カルボン酸の例としてはアクリル酸、メタアクリル酸、クロトン酸およびマレイン酸が包含される。α,β−不飽和カルボン酸の誘導体の例としてはそれのエステルまたはアミドまたは酸無水物、例えばアクリル酸アルキルエステル、アクリル酸アミド、マレイン酸のモノエステルまたはジエステル、無水マレイン酸またはマレイン酸のアミド、例えばマレイミドまたはN−アルキル置換されたマレインイミド類がある。これらの化合物の混合物も使用できる。マレイン酸およびそれの誘導体が有利であり、無水マレイン酸が特に有利である。α,β−不飽和カルボン酸および/またはそれの誘導体は使用されるポリオレフィンワックスを基準として0.1〜20重量%の量で使用される。ラジカル重合で製造されるこの種類の極性反応生成物の製造は例えばヨーロッパ特許出願公開第0,941,257号明細書に記載されている。ポリオレフィンワックスとα,β−不飽和カルボン酸およびそれの誘導体との反応によって製造されるものは170℃で5〜10,000mPa.s、好ましくは10〜5,000mPa.sの溶融粘度、0.1〜100mg(KOH)/g、好ましくは2〜80mg(KOH)/gの鹸化度および80〜160℃、好ましくは100〜155℃の軟化点を有している。
本発明は更にポリオレフィンワックスとスチレンとのラジカル反応によって製造されるワックス生成物を使用される該ポリオレフィンワックスを基準として0.1〜30重量%の量で使用することを包含している。
上記の変性法を組み合わせることも可能である。例えば最初にポリオレフィンワックスとα,β−不飽和カルボン酸またはそれの誘導体と反応させそして次にその生成物を酸化する。
本発明の粉末は少なくとも1種類の別のワックスを含有していてもよい。後者のワックスは好ましくはチグラー触媒を用いて製造されるポリオレフィン;天然ワックス、例えばカンデリラワックス、蜜蝋またはカルナウバワックス;またはモンタンワックスおよびそれの誘導体、フィッシャートロプシュ法で合成されたワックス、
それらの極性変性された状態のものまたはポリシロキサン変性されたアルキルが好ましい。
本発明の粉末は更に天然起源の樹脂または合成製造された樹脂を含有していてもよい。本発明の粉末中に存在していてもよい樹脂はアビエチン酸をベースとする炭化水素樹脂またはクマロン−インデンをベースとする炭化水素樹脂がある。合成樹脂はエチレン−酢酸ビニル−コポリマー、スチレン−アクリレート、ポリエステルまたはポリシロキサン類をベースとしている。
本発明で有用な樹脂は30〜150℃の軟化点を有している。
本発明の目的のための顔料として特に適しているものにはセラミックの着色のために使用される様な封入顔料 (inclusion pigments) がある。
有用な顔料には微細分散有機顔料または−無機顔料および/または有機染料または種々の有機−および/または無機顔料および/または有機染料の混合物がある。これら顔料は乾燥粉末状態でまたは水で湿った圧縮ケーキ状でも使用できる。
適する有機顔料にはモノアゾ、ジアゾ、レーキ化アゾ、β−ナフトール、ナフトールAS、ベンズイミダゾーロン、ジアゾ縮合、アゾ金属錯塩顔料および多環式顔料、例えばフタロシアニン、キナクリドン、ペリレン、ペリノン、チオインジゴ、アンタントロン、アントラキノン、フラバントロン、インダントロン、イソビオラトロン、ピラントロン、ジオキサジン、キノフタロン、イソインドリノン、イソインドリンおよびジケトピロロピロール顔料またはカーボンブラックがある。
表面を化学的方法によって、例えばスルホン化またはジアゾ化によって変性された表面変性顔料、および官能性の、場合によっては電荷調整する基またはポリマー鎖を有しているもの(文献では自己分散顔料のまたはグラフト顔料として知られている)も適している。
適する無機顔料の例には二酸化チタン、硫化亜鉛、酸化鉄類、酸化クロム類、ウルトラマリン、ニッケルまたはクロム−アンチモン−チタン酸化物、コバルト酸化物類およびタングステン酸ビスマスが包含される。
適する無機染料には酸性染料、直接染料、硫黄染料およびそれらのロイコ型、金属錯塩染料または反応性染料が包含される。反応性染料の場合には求核試薬と反応した染料も使用できる。
上記の有機顔料の内では、ブルースケールで評価される耐光性が5より大きい、特に6より大きい評点を示す顔料が適している。更に、調製物を製造するために使用される顔料はできるだけ細かく分割されているべきであり、≦500nmの粒度を有する顔料粒子を好ましくは95%、特に好ましくは99%含有している。平均粒度は理想的には<150nmの値を有している。使用される顔料次第で顔料粒子の形態について色々に相違させることが可能でありそしてそれ故に顔料調製物の粘度挙動も粒子形態に依存して著しく相違していてもよい。できるだけ僅かな有機系または無機系不純物を含有する純粋なまたは後で精製した顔料が有利である。
この場合、有機顔料の選択例としてはカーボンブラック顔料、例えばガスブラックまたはファーネスブラック;モノアゾおよびジアゾ顔料、特に顔料カラーインデックス、ピグメントイエロー1、ピグメントイエロー3、ピグメントイエロー12、
ピグメントイエロー13、ピグメントイエロー14、ピグメントイエロー16、ピグメントイエロー17、ピグメントイエロー73、ピグメントイエロー74、ピグメントイエロー81、ピグメントイエロー83、ピグメントイエロー87、ピグメントイエロー97、ピグメントイエロー111、ピグメントイエロー126、ピグメントイエロー127、ピグメントイエロー128、ピグメントイエロー155、ピグメントイエロー174、ピグメントイエロー176、ピグメントイエロー191、ピグメントレッド38、ピグメントレッド144、ピグメントレッド214、ピグメントレッド242、ピグメントレッド262、ピグメントレッド266、ピグメントレッド269、ピグメントレッド274、ピグメントオレンジ13、ピグメントオレンジ34またはピグメントブラウン41;β−ナフトールおよびナフトールAS顔料、特に顔料カラーインデックス、ピグメントレッド2、ピグメントレンド3、ピグメントレッド4、ピグメントレンド5、ピグメントレッド9、ピグメントレッド12、ピグメントレッド14、ピグメントレッド53:1、ピグメントレッド112、ピグメントレッド146、ピグメントレッド147、ピグメントレッド170、ピグメントレッド184、ピグメントレッド187、ピグメントレッド188、ピグメントレッド210、ピグメントレッド247、ピグメントレッド253、ピグメントレッド256、ピグメントオレンジ5、ピグメントオレンジ38またはピグメントブラウン1;レーキ化アゾ−および金属錯塩顔料、特に顔料カラーインデックスのピグメントレッド48:2、ピグメントレッド48:3、ピグメントレッド48:4、ピグメントレッド57:1、ピグメントレッド257、ピグメントオレンジ68またはピグメントオレンジ70;ベンズイミダゾーリン顔料、特に顔料カラーインデックス、ピグメントイエロー120、ピグメントイエロー151、ピグメントイエロー154、ピグメントイエロー175、ピグメントイエロー180、ピグメントイエロー181、ピグメントイエロー194、ピグメントレッド175、ピグメントレッド176、ピグメントレッド185、ピグメントレッド208、ピグメントバイオレット32、ピグメントオレンジ36、ピグメントオレンジ62、ピグメントオレンジ72またはピグメントブラウン25;イソインドリノン−およびイソインドリン顔料、特に顔料カラーインデックスでピグメントイエロー139またはピグメントイエロー173;フタロシアニン顔料、特に顔料カラーインデックスでピグメントブルー15、ピグメントブルー15:1、ピグメントブルー15:2、ピグメントブルー15:3、ピグメントブルー15:4、ピグメントブルー16、ピグメントグリーン7またはピグメントグリーン36;アンタントロン、アントラキノン、キナクリドン、ジオキサジン、インダトロン、ペリレン、ペリノンおよびチオインジゴ顔料、特に顔料カラーインデックスでピグメントイエロー196、ピグメントレッド122、ピグメントレッド149、ピグメントレッド168、ピグメントレッド177、ピグメントレッド179、ピグメントレッド181、ピグメントレッド207、ピグメントレッド209、ピグメントレッド263、ピグメントブルー60、ピグメントバイオレット19、ピグメントバイオレット23またはピグメントオレンジ43;トリアリールカルボニウム顔料、特に顔料カラーインデックスでピグメントレッド169、ピグメントブルー56またはピグメントブルー61;およびジケトピロールピロール顔料、特に顔料カラーインデックスでピグメントレッド254が例示できる。
ここでは、有機染料の選択例としては染料カラーインデックスでアシドイエロー17、アシドイエロー23、ダイレクトイエロー86、ダイレクトイエロー98、ダイレクトイエロー132、リアクティブイエロー37、アシドレッド52、アシドレッド289、リアクティブレッド23、リアクティブレッド180、アシドブルー9およびダイレクトブルー199および求核試薬と反応した反応性染料が例示できる。

Claims (18)

  1. 粒子が球形であるトナー粉末。
  2. 粉末粒子の直径が1〜50μm、好ましくは5〜20μm、特に好ましくは8〜15μmである、請求項1に記載のトナー粉末。
  3. 少なくとも1種類のメタロセンワックスを含有する、請求項1または2に記載のトナー粉末。
  4. 少なくとも1種類のメタロセンワックスおよび少なくとも1種類の顔料を含有する、請求項1〜3のいずれか一つに記載のトナー粉末。
  5. 少なくとも1種類のメタロセンワックス、少なくとも1種類の顔料および少なくとも1種類の添加物を含有する、請求項1〜4のいずれか一つに記載のトナー粉末。
  6. 添加物が電荷調整剤である、請求項1〜5のいずれか一つに記載のトナー粉末。
  7. メタロセンワックスがポリオレフィンワックス、好ましくはエチレンまたはプロピレンのホモポリマーまたはエチレンまたはプロピレン相互のまたは他の1種類以上の、炭素原子数4〜50、好ましくは4〜20の1−オレフィンとのコポリマーである、請求項1〜6のいずれか一つに記載のトナー粉末。
  8. メタロセンワックスが90〜160℃、好ましくは100〜155℃の滴り点、140℃で10〜10,000mPa.s、好ましくは50〜5,000mPa.sの溶融粘度および20℃で0.89〜0.96cm/g、好ましくは0.91〜0.94cm/gの密度を有するポリオレフィンワックスである、請求項1〜7のいずれか一つに記載のトナー粉末。
  9. メタロセンワックスが極性変性されている、請求項1〜8のいずれか一つに記載のトナー粉末。
  10. 請求項1〜9のいずれか一つに記載のトナー粉末を製造する方法において、メタロセンワックスを溶融し、次いでそれを初めにメタロセンワックスの融点より上で熱スプレー法によっての噴霧処理に付して小滴を形成し、そして次にその小滴を冷却ガス雰囲気で固化させて球状粒子を形成することを特徴とする、上記方法。
  11. 冷却ガス雰囲気のガスが空気、窒素またはそれらの混合物である、請求項10に記載のトナー粉末の製造方法。
  12. 少なくとも1種類の顔料をメタロセンワックスと一緒に追加的に使用する、請求項10または11に記載のトナー粉末の製造方法。
  13. 少なくとも1種類の顔料および/または少なくとも1種類の添加物、特に電荷調整剤をメタロセンワックスと一緒に追加的に使用する、請求項10〜12のいずれか一つに記載のトナー粉末の製造方法。
  14. こうして得られる球状粒子をフラクション法によって分級する、請求項10〜13のいずれか一つに記載のトナー粉末の製造方法。
  15. 分級された粉末のオーバーサイズおよびアンダーサイズ−フラクションを再溶融しそしてこの方法に戻す、請求項10〜14のいずれか一つに記載のトナー粉末の製造方法。
  16. 請求項1〜9のいずれか一つに記載のトナー粉末を印刷製品の製造に用いる方法。
  17. 請求項1〜9のいずれか一つに記載のトナー粉末をデジタル印刷法で用いる方法。
  18. 請求項1〜9のいずれか一つに記載のトナー粉末をフォトコピー機および印刷機で用いる方法。
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