JP2005330029A - 紙葉類処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 紙葉類を取出搬送して所定の処理を行うもので、繰出しローラ、送りローラ、又は搬送ローラや搬送ベルト等の搬送手段に付着した紙粉を効率的に清掃することが出来る紙葉類処理装置を提供する。
【解決手段】 投入された郵便物Pを繰出しローラ20で繰出し、送りローラ21と逆転ローラ22とで1枚ずつに分離して装置内に送り込む。送りローラ21には平均直径が50〜500μmの発泡孔を有するゴム系スポンジを表面に有する紙粉清掃ローラ27が接触して設けられている。この紙粉清掃ローラ27を送りローラ21と相対速度差を持たせて回転駆動することにより、送りローラ21表面の紙粉及び逆転ローラ22の表面の紙粉を除去するようにした。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えば郵便物処理装置や紙幣処理装置等の紙葉類処理装置において、紙葉類と当接する部材に付着した紙粉を清掃する清掃ローラを有する紙葉類処理装置に関する。
近年、例えば、郵便物処理装置や紙幣処理装置などの紙葉類処理装置では、取出し部において紙葉類の束から紙葉類を1枚ずつ分離して取出す装置が設けられている。その取出装置は大別して、ゴムローラを用いた摩擦取出装置と吸引ドラムを用いた吸引取出装置がある。このうち、前者のゴムローラを用いた摩擦取出装置においては、2枚以上の紙葉類が繰出されることがあり、繰出し後に1枚ずつに分離して装置内部に供給するようになっている(特許文献1)。
特開2003−81461号公報(図2)
このような紙葉類の取出装置ではゴムローラ表面の摩擦力が紙葉類の処理能力に大きな影響を与えるため、ゴムローラ表面の摩擦係数が常に安定していることが重要である。
しかしながら、高速で紙葉類を処理する郵便物処理装置や紙幣処理装置においては、紙葉類の表面の繊維のほつれが激しく、紙粉が大量に発生する。高摩擦係数を有する紙送り用ゴムローラは容易に紙粉が付着しやすく、紙粉が付着するとゴムローラ表面の摩擦係数が大幅に低下する。その結果、上記で説明したような1枚ずつの紙葉類の取出しができなくなるといった問題が生ずる。
本発明は、上記問題を解決すべくなされたものであり、繰出しローラ、送りローラ、又は搬送ローラや搬送ベルト等の搬送手段に付着した紙粉を効率的に清掃することが出来る紙葉類処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、供給された複数枚の紙葉類の最端部の紙葉類に当接することにより、紙葉類を繰出す繰出しローラと、この繰出しローラによって繰出された紙葉類に所定の処理を施す処理手段と、表面が多孔質材料で形成され、前記繰出しローラに接触して回転することにより前記繰出しローラ表面から紙粉を除去する清掃ローラとを有することを特徴とする。
また本発明は、供給された複数枚の紙葉類の最端部の紙葉類に当接することにより、紙葉類を繰出す繰出しローラと、この繰出しローラによって繰出された紙葉類を装置内部に送出す送りローラと、この送りローラによって送出された紙葉類に所定の処理を施す処理手段と、表面が多孔質材料で形成され、前記送りローラに接触して回転することにより前記送りローラ表面から紙粉を除去する清掃ローラとを有することを特徴とする。
さらに本発明は、供給された複数枚の紙葉類の最端部の紙葉類を繰出す繰出手段と、装置内部に設けられ、前記繰出手段によって繰出された紙葉類を搬送する搬送手段と、この搬送手段によって搬送される紙葉類に所定の処理を施す処理手段と、表面が多孔質材料で形成され、前記搬送手段に接触して回転することにより前記搬送手段の表面から紙粉を除去する清掃ローラとを有することを特徴とする。
本発明によれば、繰出しローラ、送りローラ、又は搬送ローラや搬送ベルト等の搬送手段に付着した紙粉を効率的に清掃することが出来る紙葉類処理装置を提供することができる。
以下、本発明を実現する紙葉類処理装置の一例として、郵便物処理装置に適用した実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、この発明の実施の形態に係る紙葉類処理装置として、郵便物Pに貼り付けられた切手等の料額印に消印を押印して区分集積する取揃え押印機1の概略構成を示す上面図である。
取揃え押印機1は、次のものから構成されている。すなわち、処理対象となる郵便物P(紙葉類)を立位で投入する投入部2、この投入部2を介して立位状態で投入された複数通の郵便物Pを集積方向端部の郵便物から順に搬送路3上に1通ずつ取り出す取出部4、搬送路3上に取り出された郵便物Pを検査して異物混入郵便物や定型外郵便物を検査する検査部5、検査部5で異物混入郵便物や定型外郵便物であることが判断された郵便物を排除して集積する排除集積部6、検査部5を通過して処理可能な正常な郵便物であることが判断された郵便物Pの表面に付与されている料額印を検出する検出部7a、7b、この検出部7における検出結果に基づいて郵便物Pの天地を選択的に反転させる反転部8、反転部8を通過した郵便物Pに付与されている料額印に必要に応じて消印を押印する押印部9、および検出部7における検出結果に基づいて郵便物Pを所定の区分箱10a〜10fへ区分集積する区分集積部10である。上記の検出部7a、7b、反転部8、押印部9は取り揃え押印を行う処理手段の一部を構成している。
また、取揃え押印機1は、オペレータに対する各種操作案内を表示するとともに、オペレータによる各種操作入力を受け付けるオペレートパネル11が投入部2の近くに設けられている。
投入部2は、複数通の郵便物Pをその長手方向に沿った1辺を当接せしめて立位で集積した状態で収容する。投入部2を介して投入される郵便物Pは、表裏および天地がばらばらの状態で投入される。投入部2は、収容した全ての郵便物Pをその集積方向に沿って取出部4に向けて押圧するバックアッププレート2aを有する。
取出部4は、投入部2に投入された複数通の郵便物Pのうちバックアッププレート2aとは反対側の最端部にある郵便物を1通ずつ搬送路3上に取り出す。取出部4から区分集積部10に至る搬送路3上には、処理手段の一部として搬送路3を排除集積部6に分岐させるための分岐ゲート12、反転部8を通過する郵便物Pを2方向に振り分けるための分岐ゲート13、および搬送路3を区分集積部10の6つの区分箱10a〜10fへそれぞれ分岐させる5つの区分ゲート14a〜14eが設けられている。
このような取揃え押印機1の取出部4近傍の詳細を図2を用いて説明する。
図2において、供給された郵便物Pはバックアッププレート2a(図2では図示せず)によって繰出しローラ20、20側に押圧され、繰出しローラ20、20によって最端部の郵便物Pを送りローラ21、21側に送り込む。これら送りローラ21、21には後述する逆転ローラ(分離ローラ)22、22が対向して設けられている。また、これら送りローラ21、21よりも装置内部側には一対の搬送ローラ23、23、搬送ベルト24、24が設けられ、検査部5へ郵便物Pを搬送するようになっている。
また、繰出しローラ20、20、送りローラ21、21、搬送ローラ23、23、及び搬送ベルト24、24には、後述する紙粉清掃ローラ27…27が接触して回転するように設けられている。
ここで、図3、図4を用いて郵便物Pの分離の仕方について説明する。取出部4では積層された郵便物の束Pの一端に位置する繰出しローラ20により郵便物Pが送りローラ21側に送り出される。そのときに図3のように送り出された郵便物Pが1枚である時は、逆転ローラ22は郵便物P1と連れ周り、郵便物P1の送り方向と同一方向となる向きに回転(正転)する。図4は繰出しローラ20で繰り出された郵便物が2枚である場合を示した図である。この場合は逆転ローラ22が逆転して、2枚目の郵便物P2を押し返す。1枚目の郵便物P1が完全に通過したことを図示しないセンサーが検知した後は、2枚目の郵便物P2が送りローラ21に送られ、この郵便物P2が1枚であれば逆転ローラ22は再び正転方向に回転する。これにより、常に1枚ずつ郵便物が取出される機構となっている。逆転ローラ22の正逆回転の切り替えは、逆転ローラ22の軸部にトルクリミッター25を有しており、郵便物P1が1枚のときは送りローラ21から郵便物P1を介して逆転ローラ22に所定の力が伝達され、トルクリミッター25が空転を起こして逆転ローラ22は正転方向に連れ回る。一方、郵便物Pが2枚繰出された場合は2枚目の郵便物P2には紙同士間の比較的摩擦係数が小さい搬送力しか伝達されないので、逆転ローラ22のトルクリミッター25が働き逆転ローラ22は逆転するように設定されている。また、郵便物が無く、送りローラ21と逆転ローラ22が直接接触する場合はローラ同士間の摩擦係数が高いのでトルクリミッター25が空転して逆転ローラ22は送りローラ21に連れ回りする。
次に、紙粉を清掃する部材の選定について説明する。図5は、紙50とローラ形状の部材の紙粉収集能力を実験した概念図である。一定速度で移動する紙50に一定荷重下で一定速度で回転するローラ51を摺動させた後、ローラ51表面の紙粉量を測定した。ローラ51の材質は各種ゴムスポンジ、各種ゴム、ナイロンスポンジ、ナイロンブラシ、皮、各種不織布それぞれについて測定した。各材料は硬さHs20〜Hs90(JIS K 6253タイプA)の範囲の各種硬度のものを評価した。実験結果を示す図6から判るように、紙粉収集能力はゴムスポンジおよび綿不織布とレーヨン不織布が優れており、特に軟質であるほうが紙粉収集能力が高いことが判明した。
さらに、スポンジの気孔径の寸法と紙粉収集量との関係を調べた。その結果を示す図7からわかるように、スポンジの気孔径は50〜500μmの範囲で紙粉の収集量が多く、気孔径が10μmや1000μmでは極端に紙粉収集量が少ないことが判明した。紙粉の付着状況を光学顕微鏡で観察すると、紙粉がスポンジの孔に捕捉されて付着していることが確認される。紙粉の主成分であるセルロース繊維の寸法は径が10〜50μm、長さが0.5〜4mmである。そのためにスポンジの孔径が50μmよりも小さい場合は捕捉率が低くなり、孔径が500μmよりも大きいスポンジではスポンジの表面が粗くなり捕捉機会が少なくなるためであると推察される。
以上述べたような実験の結果、紙粉清掃ローラの材質としては硬さがHs50(JIS K 6253タイプA)以下、平均気孔径が50〜500μmのゴムスポンジが適切であることが判明した。
次に紙粉清掃ローラ27の使用形態について述べる。図8は前述した送りローラ21及び逆転ローラ22と紙粉清掃ローラ27の使用形態を示した概念図である。図8において、送りローラ21と逆転ローラ22は郵便物Pが通過する時間以外は接触している。郵便物Pから脱落する紙粉は送りローラ21と逆転ローラ22の両方のローラ表面に付着している。図9は送りローラ21と逆転ローラ22とが接触する2つのゴムローラにおいて、両方のローラの相対的な回転速度(ローラ周速度差)を任意に変えた場合、表面に付着した紙粉がどちらのローラに移動するかを調べた実験結果である。相対速度差が大きくなると高速度回転側のローラに紙粉が集まるが、速度差が小さいとほぼ等分する傾向があることが明らかとなった。
すなわち、図8の逆転ローラ22の場合は郵便物Pが通過した直後は、紙粉は主に郵便物Pと摺動した逆転ローラ22側に多く付着しているが、郵便物通過後、送りローラ21と逆転ローラ22の2つのローラ同士が高速で連れ回ると、2,3秒後には紙粉は両方のローラにほぼ等分される。紙粉清掃ローラ27は送りローラ21に接触して送りローラ21よりも高速で回転駆動されている。従って、送りローラ21に付着した紙粉は紙粉清掃ローラ27に集められ、逆転ローラ22に付着した紙粉も送りローラ21を介して紙粉清掃ローラ27に集められ、同時に清掃される。
郵便物処理装置のように短時間で大量に紙粉が発生する場合は、紙粉清掃ローラ27は数時間で紙粉で覆われる。セルロース繊維は紙粉清掃ローラ27のスポンジ孔に機械的に捕捉されているために連れ回りの動きの中では紙粉清掃ローラ27から紙粉が脱落することはない。装置の駆動に連れて、送りローラ21と逆転ローラ22が清掃され、紙粉清掃ローラ27の表面には紙粉層が形成されるが、この紙粉の層はいわば綿(セルロース繊維)の不織布ローラとなっている。このため、図6のグラフからも推察できるように綿の不織布は紙粉収集性能が高く、紙粉清掃ローラ27の表面に紙粉の層が形成されても紙粉の収集性能が低下することはない。また、紙粉層による紙粉清掃ローラ27の径の増大はスポンジの弾性変形により吸収される。
紙粉層により、紙粉清掃ローラの27の径は徐々に増大するが、この増大量を一定の限界に制限するために、図8に示すように紙粉掻き落し板28を紙粉清掃ローラ27から一定の間隔だけ離隔した位置に設けている。この紙粉掻き落し板28を設けることにより、紙粉清掃ローラ27に付着した紙粉は紙粉清掃ローラ27が回転することによって紙粉掻き落し板28で機械的に掻き落される。なお、紙粉層は歯ブラシなどの清掃治具で紙粉清掃ローラ27から容易に剥がすことができるため、一定期間毎のメンテナンス作業時に紙粉清掃ローラ27を清掃することで、長期間にわたり送りローラ21と逆転ローラ22の摩擦係数を維持することができ、取出性能が低下することがない。
なお、これまでの実施の形態では送りローラ21と逆転ローラ22について説明したが、図2に示すように繰出しローラ20、20や搬送ローラ23、23、さらには搬送ベルト24、24にも紙粉清掃ローラ27を接触して回転するように設けても良い。搬送ローラ23、23や搬送ベルト24、24に設ける場合、接触回転する2つの搬送ローラや搬送ベルトの両方にそれぞれ紙粉清掃ローラを取り付けることが効果があることは明らかである。
また、上述の実施の形態では繰出しローラを摩擦ローラとした例を説明してが、繰出し部を吸引ドラムを用いた吸引取出装置とすることもでき、その場合は搬送ローラや搬送ベルト等の搬送手段にのみ紙粉清掃ローラを設けるようにすれば良い。搬送ローラや搬送ベルトに接触した紙粉清掃ローラを設ける場合、その回転方向は搬送ローラや搬送ベルトの周速度との間で上述したような相対速度差を持たせて回転駆動させるようにすれば良い。
さらに、上述の実施の形態では紙葉類として郵便物の例をとって説明したが、紙幣処理装置、複写機、プリンタ等の紙葉類処理装置にも適用可能である。
本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能なことは勿論である。
本発明の一実施の形態である郵便物処理装置の一部である取揃え押印機を示す概略的構成の上面図。 図1における取出部の近傍を示す概略構成図図。 送りローラと逆転ローラとの間に郵便物が1枚送り込まれた状態を示す図。 送りローラと逆転ローラとの間に郵便物が2枚送り込まれた状態を示す図。 紙とローラ形状の部材の紙粉収集能力を実験した概念図 ローラの材質と紙粉収集能力を実験した結果を示す図。 スポンジの気孔径の寸法と紙粉収集量との関係を示す図。 送りローラ及び逆転ローラと紙粉清掃ローラの使用形態を示した概念図。 送りローラと逆転ローラの相対的な回転速度(ローラ周速度差)と紙粉収集率の実験結果を示す図。
符号の説明
P…郵便物、5…検査部、7a、7b…検出部(処理手段)、8…反転部(処理手段)、9…押印部(処理手段)、20…繰出しローラ、21…送りローラ、
22…逆転ローラ(分離ローラ)、23、23…搬送ローラ、24、24…搬送ベルト、27…紙粉清掃ローラ、28…紙粉掻き落し板。

Claims (10)

  1. 供給された複数枚の紙葉類の最端部の紙葉類に当接することにより、紙葉類を繰出す繰出しローラと、
    この繰出しローラによって繰出された紙葉類に所定の処理を施す処理手段と、
    表面が多孔質材料で形成され、前記繰出しローラに接触して回転することにより前記繰出しローラ表面から紙粉を除去する清掃ローラと、
    を有することを特徴とする紙葉類処理装置。
  2. 供給された複数枚の紙葉類の最端部の紙葉類に当接することにより、紙葉類を繰出す繰出しローラと、
    この繰出しローラによって繰出された紙葉類を装置内部に送出す送りローラと、
    この送りローラによって送出された紙葉類に所定の処理を施す処理手段と、
    表面が多孔質材料で形成され、前記送りローラに接触して回転することにより前記送りローラ表面から紙粉を除去する清掃ローラと、
    を有することを特徴とする紙葉類処理装置。
  3. 前記送りローラに圧接され、前記紙葉類の送り方向と逆方向の回転トルクが付与されることにより、前記送りローラにより送出される前記紙葉類を1枚ずつに分離する分離ローラをさらに備え、
    前記清掃ローラは、前記分離ローラ表面の紙粉を前記送りローラを介して除去することを特徴とする請求項2記載の紙葉類処理装置。
  4. 供給された複数枚の紙葉類の最端部の紙葉類を繰出す繰出手段と、
    装置内部に設けられ、前記繰出手段によって繰出された紙葉類を搬送する搬送手段と、
    この搬送手段によって搬送される紙葉類に所定の処理を施す処理手段と、
    表面が多孔質材料で形成され、前記搬送手段に接触して回転することにより前記搬送手段の表面から紙粉を除去する清掃ローラと、
    を有することを特徴とする紙葉類処理装置。
  5. 前記搬送手段は搬送ローラ又は搬送ベルトで構成されていることを特徴とする請求項4記載の紙葉類処理装置。
  6. 前記多孔質材料がゴム系スポンジであることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項記載の紙葉類処理装置。
  7. 前記ゴム系スポンジの発泡孔の平均直径が50〜500μmであることを特徴とする請求項6記載の紙葉類処理装置。
  8. 前記ゴム系スポンジは連続発泡材料で構成されていることを特徴とする請求項6記載の紙葉類処理装置。
  9. 前記清掃ローラは接触している繰出しローラ、送りローラ又は搬送手段と、相対速度を有して回転されていることを特長とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項記載の紙葉類処理装置。
  10. 前記清掃ローラから所定間隔離隔して設けられ、前記清掃ローラに付着した紙粉の量を所定量に制限するための掻き落し板をさらに有することを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか1項記載の紙葉類処理装置。
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