JP2005329872A - 車両用ブレーキ液圧発生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 液圧制御手段の異常時に、ブレーキ操作部材の操作力に対するストロークシミュレータの弾性部材による損失を防止し得る安価なブレーキ液圧発生装置を提供する。
【解決手段】 ストロークシミュレータSMは、シミュレータピストン30に対しブレーキ操作部材(BP)の操作力に応じたストロークを付与する弾性部材(50)を有する。連結制御手段(係合部材40)によって、入力ロッド10の操作ロッド20に対する初期位置からの相対移動距離が所定値より小であるときには、入力ロッドとシミュレータピストンとを連結し、入力ロッドの操作ロッドに対する初期位置からの相対移動距離が所定値以上であるときには、入力ロッドとシミュレータピストンとの連結を解除する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両用ブレーキ液圧発生装置に関し、特に、ストロークシミュレータを備えた車両用ブレーキ液圧発生装置に係る。
ストロークシミュレータを備えた車両用ブレーキ液圧発生装置として、例えば、ブレーキ操作部材に連動して前後動する入力ロッドと、この入力ロッドに対して相対的に移動する操作ロッドと、この操作ロッドの操作量に応じたブレーキ液圧を発生するマスタシリンダとを備え、更に、入力ロッドに連動して前後動するシミュレータピストンと、このシミュレータピストンに対しブレーキ操作部材の操作力に応じたストロークを付与する弾性部材とを有するストロークシミュレータを備えた装置が知られている。
下記の特許文献1に記載のバイワイヤブレーキ操作装置は、電気的に駆動し得る助勢装置を有しマスタシリンダの出力液圧を制御する液圧制御手段と、ストロークシミュレータとを備え、液圧制御手段の異常時には、上記入力ロッドに相当する連結軸(21)を回転駆動し、シミュレータピストンに相当する伝達部材(26)と入力ロッド(連結軸)との連結を解除する構成が開示されている。これにより、ブレーキ操作部材に相当するブレーキペダル(1)の操作力に対する、ストロークシミュレータの弾性部材(ばね28)による損失を防止し得るものと解される。尚、下記の特許文献2には、負圧式の助勢装置と、これを電気的に駆動し得る電気駆動装置が開示されている。
国際公開WO2004−005095A1号明細書 特開2002−240705号公報
然し乍ら、上記特許文献1に記載の装置においては、助勢装置用の電気的手段に加え、入力ロッド(連結軸21)を回転駆動するため、例えば電気的手段による駆動装置が必要とされるので、高価な装置となることは必至である。
そこで、本発明は、ストロークシミュレータを備えた車両用ブレーキ液圧発生装置において、液圧制御手段の異常時に、ブレーキ操作部材の操作力に対するストロークシミュレータの弾性部材による損失を防止し得る安価な装置を提供することを課題とする。
上記の課題を達成するため、本発明は、請求項1に記載のように、ブレーキ操作部材に連動して前後動する入力ロッドと、該入力ロッドに対して相対的に移動する操作ロッドと、該操作ロッドの操作量に応じたブレーキ液圧を発生するマスタシリンダとを備えると共に、前記入力ロッドに連動して前後動するシミュレータピストンと、該シミュレータピストンに対し前記ブレーキ操作部材の操作力に応じたストロークを付与する弾性部材とを有するストロークシミュレータを備えた車両用ブレーキ液圧発生装置において、前記入力ロッドの前記操作ロッドに対する初期位置からの相対移動距離が所定値より小であるときには、前記入力ロッドと前記シミュレータピストンとを連結し、前記入力ロッドの前記操作ロッドに対する初期位置からの相対移動距離が所定値以上であるときには、前記入力ロッドと前記シミュレータピストンとの連結を解除する連結制御手段を備えることとしたものである。
上記車両用ブレーキ液圧発生装置において、前記連結制御手段は、請求項2に記載のように、前記入力ロッドの前記操作ロッドに対する初期位置からの相対移動距離が所定値より小であるときには、前記入力ロッドと前記シミュレータピストンとを係合状態とし、前記入力ロッドの前記操作ロッドに対する初期位置からの相対移動距離が所定値以上であるときには、前記入力ロッドと前記シミュレータピストンとの係合状態を解除する係合制御部材を備えたものとすることができる。
前記係合制御部材は、請求項3に記載のように、前記入力ロッドの前記操作ロッドに対する初期位置からの相対移動距離が所定値以上であるときには、前記操作ロッドによって前記入力ロッドの中心軸から外方に拡張して、前記入力ロッドと前記シミュレータピストンとの係合状態を解除するように形成するとよい。
あるいは、前記係合制御部材は、請求項4に記載のように、前記入力ロッドの前記操作ロッドに対する初期位置からの相対移動距離が所定値以上であるときには、前記入力ロッドの中心軸に向かって移動し、前記入力ロッドと前記シミュレータピストンとの係合状態を解除するように形成してもよい。
また、上記車両用ブレーキ液圧発生装置において、前記連結制御手段は、請求項5に記載のように、前記入力ロッドの前記操作ロッドに対する初期位置からの相対移動距離が所定値以上となって、前記入力ロッドと前記シミュレータピストンとの連結が解除された状態から、前記入力ロッドが初期位置に戻るときには、前記入力ロッドと前記シミュレータピストンとを連結する構成とするとよい。更に、請求項6に記載のように、前記操作ロッドと前記マスタシリンダとの間に、前記操作ロッドに付与した力を助勢する助勢手段を備えたものとしてもよい。前記助勢手段は、請求項7に記載のように、電気駆動手段によって電気的に駆動する構成とすることができる。
本発明は上述のように構成されているので以下の効果を奏する。即ち、請求項1に記載の装置においては、連結制御手段によって、入力ロッドの操作ロッドに対する初期位置からの相対移動距離が所定値より小であるときには、入力ロッドとシミュレータピストンとを連結し、入力ロッドの操作ロッドに対する初期位置からの相対移動距離が所定値以上であるときには、入力ロッドとシミュレータピストンとの連結を解除するように構成されており、液圧制御手段の異常時には、入力ロッドとシミュレータピストンとの連結が解除されるので、ブレーキ操作部材の操作力に対する弾性部材による損失を防止することができる。しかも、上記入力ロッドとシミュレータピストンとの連結制御のためには電気的な駆動装置を必要としないので、安価な装置となる。
そして、前記連結制御手段は、請求項2に記載のように係合制御部材で構成すれば、電気的な駆動装置を必要とすることなく、確実に入力ロッドとシミュレータピストンとの連結を制御することができる。前記係合制御部材は、請求項3に記載のように構成しても、あるいは請求項4に記載のように構成しても、製造が容易であるので、安価な装置とすることができる。
また、上記車両用ブレーキ液圧発生装置において、前記連結制御手段は、請求項5に記載のように構成すれば、液圧制御手段の異常が解消し正常な状態に復帰したときに、入力ロッドとシミュレータピストンとが連結した正常な状態に復帰することができる。更に、請求項6に記載の助勢手段を備えたものとすれば、液圧制御手段の異常時にも高いブレーキ液圧を発生することができる。特に、請求項7に記載のように、前記助勢手段を駆動する電気駆動手段を備えたものとすれば、容易に液圧制御手段を構成することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。本実施形態における車両用ブレーキ液圧発生装置は、ブレーキペダルBPの操作量に応じて発生するブレーキ液圧を電気的に制御し得るもので、特にエンジン(図示せず)と電気モータ(図示せず)を併用するハイブリッド車の回生協調ブレーキ装置に好適である。具体的構成例としては、図1に示すように、ブレーキ操作部材たるブレーキペダルBPの操作力に応じたストロークを付与するストロークシミュレータSM、駆動装置BDを有しこれにより駆動される助勢手段たるバキュームブースタVB、二つの液圧系統の各車輪に装着されたホイールシリンダ(各系統を代表してW1及びW2で表す)に対し、リザーバRSのブレーキ液を昇圧して供給するマスタシリンダMC、及びバキュームブースタVBひいてはマスタシリンダMCをソレノイドSLによって電気的に駆動し得る電気駆動手段たる電気駆動装置BEを備え、ブレーキペダルBPの操作に応じて電気的に制御してブレーキ液圧をホイールシリンダW1,W2に供給し得るように構成されている。
而して、本実施形態においては、ブレーキ・バイ・ワイヤが構成されると共に、電気駆動装置BE等の液圧制御手段の失陥時にはブレーキペダルBPの操作に応じて直接マスタシリンダMCを駆動し得るように構成されている。即ち、ブレーキペダルBPは、これに連動して前後動する入力ロッド10と、この入力ロッド10に対して相対的に移動するように配設されると共に駆動装置BDに装着された操作ロッド20を介し、駆動装置BD及びバキュームブースタVBの作動に応じて、あるいは直接駆動し得るように、マスタシリンダMCに連結されている。尚、図1におけるバキュームブースタVB及び電気駆動装置BEは、基本構成を模式的に示すもので、バキュームブースタVBの基本構成は従来同様であり、可動壁B1を介して定圧室B2と変圧室B3が形成され、定圧室B2は常時エンジンの吸気管(図示せず)に連通し負圧になるように構成されており、可動壁B1及びマスタシリンダMCに連結された駆動装置BDにより駆動される。電気駆動装置BEは駆動装置BDの内部に構成され、具体的構成例は図15に示すとおりであり、これについては後述する。以下、図2乃至図6を参照して、本発明の一実施形態に係るストロークシミュレータSM内の構成及び作用について説明する。
図1において、ストロークシミュレータSMは、シリンダ状のハウジングSH内に、シミュレータピストン30が摺動自在に収容され、ハウジングSH内に収容された弾性部材たる圧縮スプリング50によって、シミュレータピストン30が後方(図1の右方)のブレーキペダルBP側に付勢されるように構成されたものである。本実施形態の圧縮スプリング50としては不等ピッチのスプリングが用いられ、ブレーキペダルBPに対する操作力(ブレーキ操作力)とブレーキペダルBPのストローク(ブレーキ操作ストローク)の関係が、マスタシリンダMCからホイールシリンダW1,W2にブレーキ液圧を供給した場合と同等の特性になるように設定されている。尚、ハウジングSHの後端部にはCリング60が装着されており、これによってシミュレータピストン30の後方移動が規制され、初期位置とされている。
シミュレータピストン30は円板状で、その中央に貫通孔31が形成され、その前方に延出し貫通孔31を囲繞するように円形の鍔部32が形成されている。一方、入力ロッド10の中間部にも鍔部32と略同径の鍔部11が形成されており、この鍔部11がシミュレータピストン30の鍔部32の前方(図1の左方)に位置し、鍔部32の前端面に当接し得るように配置される。更に、これらの鍔部32及び鍔部11を囲繞するように係合部材40が配設されている。この係合部材40は本発明の係合制御部材ひいては連結制御手段を構成するもので、複数の部材によって構成され、これらが環状の弾性部材(例えばゴム)41によって保持され、図6に示すように円筒状に形成されている。係合部材40には、その中間部及び後端部(図1の右側)に夫々、内側に延出する係合突起42及び係合突起43が形成されており、係合突起43はシミュレータピストン30の本体部と鍔部32との間の間隙33に嵌合され、係合部材40がシミュレータピストン30に係止されて一体的に移動し得るように構成されている。係合部材40の開口前方と係合突起42の前方には、図1乃至図6に示すようにテーパ面が形成されており、このテーパ面と略平行のテーパ面が鍔部11の後方に形成されている。
一方、操作ロッド20には、後方(図1の右方)に円筒部21が形成されており、この円筒部21内に入力ロッド10の前端部が摺動自在に嵌合している。また、操作ロッド20の後方には、初期位置(図1の状態)での係合部材40の外径と略同径の拡径部22が形成されており、その後方側には、係合部材40の開口前方のテーパ面に比べて若干緩やかなテーパ面が形成されている。而して、入力ロッド10は、その先端面が操作ロッド20の円筒部21内の底面に当接するまでは、操作ロッド20に対して相対的に移動し、当接後は一体となって移動するように構成されている。また、入力ロッド10は、その鍔部11の前端面が係合突起42の後端面に当接するまでの距離d1の間は、係合部材40ひいてはシミュレータピストン30に対して相対的に移動し、当接後は一体となって移動するように構成されている。更に、係合部材40の前方側テーパ面の最小径部と、操作ロッド20の拡径部22の後方側テーパ面の最大径部との間は、初期位置では図1に示すように距離d2だけ離隔しているが、両者が相対的に接近し、両者が一致すると、入力ロッド10の鍔部11と係合突起42との係合状態が解除されるように構成されている(図6の下段に示すように、図4の状態から図5の状態に移行する)。
尚、操作ロッド20は、後述するように駆動装置BDと共に前後動する。また、ブレーキペダルBPには例えば引張コイルばねのリターンスプリングSPが装着されており、入力ロッド10とシミュレータピストン30との係合が解除された状態でブレーキペダルBPの操作が解除されたときには、リターンスプリングSPの付勢力によって入力ロッド10が初期位置に戻されるように構成されている。ブレーキペダルBPには、その操作ストロークを検出するストロークセンサBSが設けられており、マスタシリンダMCの出力ブレーキ液圧(以下、マスタシリンダ液圧という)を検出する液圧センサP等の検出信号と共に、電子制御装置ECUに入力される。
上記の構成になる車両用ブレーキ液圧発生装置において、電気駆動装置BE、ストロークセンサBS、液圧センサP及び電子制御装置ECUからなる液圧制御手段が正常であるときには、ブレーキペダルBPの操作に応じて入力ロッド10が前進し、鍔部11が係合突起42に係合すると(図1の距離d1移動)、入力ロッド10はシミュレータピストン30と一体となって移動する。このとき、ストロークセンサBS及び液圧センサP等の検出信号に基づき、電子制御装置ECUによって、ブレーキペダルBPの操作ストロークに応じて回生制動力とマスタシリンダ液圧が制御される。即ち、ブレーキペダルBPの操作ストロークと制動力との関係が所定の関係となるように、そのときに得られる回生制動力に応じてマスタシリンダ液圧が制御される。
例えば、回生制動力が最大限確保されているときには、マスタシリンダ液圧は図7及び図8に一点鎖線で示すように制御される。この場合の駆動装置BD及びストロークシミュレータSMの各構成部材は図2に示す関係にある。即ち、入力ロッド10はシミュレータピストン30と一体となって移動する状態(d1=0)にあるが、係合部材40の前方側テーパ面の最小径部と、操作ロッド20の拡径部22の後方側テーパ面の最大径部との間は図2に示すように離隔しており、係合部材40は外方に拡張されない位置にある。換言すれば、このときの係合部材40の前方側テーパ面の最小径部と、操作ロッド20の拡径部22の後方側テーパ面の最大径部との間隔は、入力ロッド10とシミュレータピストン30との連結が解除されない値に設定されている。
これに対し、車両が停止している場合や、電気モータの電源たるバッテリ(図示せず)の充電が充分で回生制動力が得られない場合には、マスタシリンダ液圧は図7及び図8に実線で示すように制御される。この場合の駆動装置BD及びストロークシミュレータSMの各構成部材は図3に示す関係にあり、ブレーキペダルBPが操作されると、入力ロッド10はシミュレータピストン30と一体となって移動し、駆動装置BD及び操作ロッド20も図3に示すようにこれらと同程度移動する。尚、車両が低速走行中のブレーキ操作時のマスタシリンダ液圧は、図7及び図8に示す実線と一点鎖線の中間の特性を示す。
一方、液圧制御手段が異常となったときには、電子制御装置ECUによる電気駆動装置BEの制御が停止される。この状態で、ブレーキペダルBPが操作されると、その操作に応じて入力ロッド10が前進し、鍔部11が係合突起42に係合してシミュレータピストン30と一体となって移動する。更に、入力ロッド10が前進し、弾性部材41による付勢力に抗して係合部材40が拡径部22によって外方に駆動され(即ち、係合制御部材を構成する係合部材40が外方に拡張し)、図4に示すように係合部材40の前方側テーパ面の最小径部と、操作ロッド20の拡径部22の後方側テーパ面の最大径部とが一致すると、鍔部11と係合突起42の係合状態が解除される。これは、入力ロッド10が初期位置から距離d1と距離d2の合計距離を移動したことを意味し、この合計距離(=d1+d2)が本発明における所定距離に相当する。
この結果、図4に示す状態から、図5に示すように入力ロッド10とシミュレータピストン30との連結が解除された状態となり、シミュレータピストン30は圧縮スプリング50の付勢力によって初期位置に戻されると共に、操作ロッド20は入力ロッド10によって直接押圧され得る状態となる。以後、ブレーキペダルBPの操作に応じて、マスタシリンダMCを直接駆動することができ、図7及び図8に破線で示す特性となる(図7において、マスタシリンダ液圧の軸に平行な破線部分の右側は実線の特性に重合している)。尚、この間における入力ロッド10と操作ロッド20及び係合部材40の関係は、図6の上段に示す状態(図1に対応)から、図6の中段に示す状態(図4に対応)を経て、図6の下段に示す状態(図5に対応)となる。この状態から、ブレーキペダルBPの操作が解除されたときには、リターンスプリングSPの付勢力によって入力ロッド10は初期位置に戻される。このとき、鍔部11のテーパ面と係合突起42のテーパ面により、係合部材40は外方に拡張し、入力ロッド10とシミュレータピストン30が連結された図1の状態に戻る。
図9は本発明の他の実施形態に係るもので、入力ロッド100内に操作ロッド200及び係合部材400が収容され、入力ロッド100がシミュレータピストン300に対し摺動自在に支持されるように構成されている。従って、図1の実施形態とはストロークシミュレータ内の構造が異なるのでストロークシミュレータをSM2としているが、駆動装置BD等の構成は図1の実施形態と同様であり、図1の構成要素と実質的に同じ構成要素には同一の符号を付している。本実施形態のシミュレータピストン300は円板部301と円筒部302から成り、その中央に貫通孔303が形成され、後方(図9の右方)の内周面に環状溝304が形成されている。シミュレータピストン300の貫通孔303に嵌合される入力ロッド100は、前方(図9の左方)に円筒部101が形成された有底筒体で、その前方開口端が外方に延出し円形の鍔部102が形成されており、この鍔部102がシミュレータピストン300の円筒部302の前方開口端に当接し得るように配置される。入力ロッド100の中間部には複数の孔103が円周方向に連続して形成されている。これらの孔103の径は係合部材400の一部を構成する球体403が通過し得る大きさに設定されている。
一方、操作ロッド200は、その前端部が駆動装置BDに装着され、その後端部が入力ロッド100の円筒部101に嵌合されるように構成されている。更に、操作ロッド200には、その中心軸上で後方に延出する小径の突出部201が形成されており、その周囲に段部202が形成されている。そして、突出部201と入力ロッド100の円筒部101内周面との間の環状空間に、段付円筒状の係合部材400が収容されており、この係合部材400は円筒部101内に収容されたスプリング404によって段部202に押接されている。係合部材400の小径部401と大径部402との段差部分はテーパ面に形成されており、小径部401の外周面と入力ロッド100の円筒部101の内周面との間に環状の空隙が形成されている。これに対し、大径部402の外周面は円筒部101の内周面に摺接し、初期位置では、大径部402の後端側の外周面によって入力ロッド100の孔103が閉塞されるように配置されている。而して、係合部材400によって本発明の係合制御部材ひいては連結制御手段が構成されている。
図9に示すように、入力ロッド100、シミュレータピストン300及び係合部材400は、その初期位置において、環状溝304と孔103で形成される空間内に球体403が収容される寸法関係に設定されている。即ち、環状溝304の径方向の深さと入力ロッド100の円筒部101の厚さの和が球体403の直径より若干大きくなるように設定されている。同様に、小径部401の外周面と円筒部101の内周面の間の空隙と、孔103とで形成される空間内に球体403が収容される寸法関係に設定されている。即ち、小径部401の外周面と円筒部101の内周面の間の空隙の径方向の深さと円筒部101の厚さの和が球体403の直径より若干大きくなるように設定されており、当該空隙の軸方向の幅は球体403の直径より大に設定されている。そして、環状溝304の軸方向の幅は球体403の直径より大で、前方にテーパ面が形成されており、例えば、このテーパ面に当接したときの球体403の中心と環状溝304の後端面に当接したときの球体403の中心との間の軸方向距離がd1に設定され、係合部材400の小径部401後端のテーパ面に当接したときの球体403の中心と、環状溝304の後端面に当接したときの球体403の中心との間の軸方向距離がd3に設定される。
而して、入力ロッド100は、その円筒部101の底面が操作ロッド200の突出部201の先端面に当接するまでは、操作ロッド200に対して相対的に移動し、当接後は一体となって移動するように構成されている。また、入力ロッド100は、球体403が環状溝304のテーパ面に当接するまでの距離d1の間は係合部材400ひいてはシミュレータピストン300に対して相対的に移動し、当接後は一体となって移動するように構成されている。そして、球体403の中心が大径部402の前端を通過し、小径部401の外周面と円筒部101の内周面の間の空隙と孔103とで形成される空間内に球体403が収容されるまで(初期位置から距離d3以上となるまで)、入力ロッド100が前進駆動されると、入力ロッド100とミュレータピストン300との係合状態が解除される(図12の状態から図13の状態に移行する)。従って、本実施形態における距離d3が本発明の所定距離に相当する。
上記の構成になる車両用ブレーキ液圧発生装置において、液圧制御手段が正常であるときには、ブレーキペダルBPの操作に応じて入力ロッド100が前進し、球体403が環状溝304の前方のテーパ面に当接すると(距離d1移動)、入力ロッド100はシミュレータピストン300と一体となって移動する。このとき、ストロークセンサBS及び液圧センサP等の検出信号に基づき、電子制御装置ECUによって、前述の実施形態と同様、ブレーキペダルBPの操作ストロークと制動力との関係が所定の関係となるように、そのときに得られる回生制動力に応じてマスタシリンダ液圧が制御される。
例えば、回生制動力が最大限確保されているときには、マスタシリンダ液圧は前述の図7及び図8に一点鎖線で示すように制御される。この場合の駆動装置BD及びストロークシミュレータSM2の各構成部材は図10に示す関係にある。即ち、入力ロッド100はシミュレータピストン300と一体となって移動する状態にあり、球体403の中心と係合部材400の大径部402の前端の間隔は図10に示すように、球体403が、小径部401の外周面と円筒部101の内周面の間の空隙と孔103とで形成される空間には収容されない位置にあり、入力ロッド100とシミュレータピストン300との連結は解除されない。
これに対し、車両が停止している場合や、バッテリ(図示せず)の充電が充分で回生制動力が得られない場合には、マスタシリンダ液圧は前述の図7及び図8に実線で示すように制御される。この場合の駆動装置BD及びストロークシミュレータSM2の各構成部材は図11に示す関係にあり、ブレーキペダルBPが操作されると、入力ロッド100はシミュレータピストン300と一体となって移動し、駆動装置BD及び操作ロッド200も図11に示すようにこれらと同程度移動する。
一方、液圧制御手段が異常となったときには、電子制御装置ECUによる電気駆動装置BEの制御が停止される。この状態で、ブレーキペダルBPが操作されると、その操作に応じて入力ロッド100が前進し、球体403が環状溝304のテーパ面に当接するまでの距離d1の間はシミュレータピストン300と一体となって移動する。更に、入力ロッド100が前進し、図9に示す環状溝304の後端面に当接した状態の球体403の中心からの軸方向移動距離がd3以上となると、図12に示すように、小径部401の外周面と円筒部101の内周面の間の空隙と孔103とで形成される空間内に球体403が収容され、即ち、係合制御部材を構成する球体403が入力ロッド100の中心軸に向かって移動し、入力ロッド100とシミュレータピストン300の係合状態が解除される。
この結果、図13に示すように、シミュレータピストン300は圧縮スプリング50の付勢力によって初期位置に戻され、入力ロッド100の円筒部101の底面が操作ロッド200の突出部201の先端面に当接し、操作ロッド200は入力ロッド100によって直接押圧され得る状態となるので、ブレーキペダルBPの操作に応じて、マスタシリンダMCを直接駆動することができ、前述の図7及び図8に破線で示す特性となる。この状態から、ブレーキペダルBPの操作が解除されたときには、リターンスプリングSPの付勢力によって入力ロッド100は初期位置に戻される。このとき、図14に示すように、係合部材400はスプリング404を圧縮し、段部202から離隔して入力ロッド100と一体となって後方に移動する。そして、環状溝304と孔103で形成される空間に球体403が収容された状態、即ち、入力ロッド100とシミュレータピストン300が連結された図9の状態に戻る。
図1及び図9に示したバキュームブースタVB及び電気駆動装置BEは図15に示すように構成されており、これらに前述の操作ロッド20又は200が連結されている。これらは前掲の特許文献2に記載されたものと同様であるが、以下に概要を説明する。バキュームブースタVBは、可動壁B1に一体的に連結されたパワーピストンB4内に、定圧室B2と変圧室B3との間の連通を断続するバキュームバルブV1と、変圧室B3と大気との間の連通を断続するエアバルブV2が設けられており、パワーピストンB4、バキュームバルブV1、エアバルブV2、及びマスタシリンダMCに力を伝達するリアクションディスクRD等で駆動装置BDが構成されている。これらのバキュームバルブV1及びエアバルブV2は、ブレーキペダルBP(図1及び図9)の操作に応じて開閉し、定圧室B2と変圧室B3との間にブレーキペダルBPの操作力に応じた差圧が生じ、その結果、ブレーキペダルBPの操作に応じて増幅された出力がマスタシリンダMCに伝達されるように構成されている。
一方、電気駆動装置BEはソレノイドSL、固定コアFC及び可動コアACを有し、ソレノイドSLは、通電時に可動コアACを固定コアFCに向けて吸引するもので、図1に示す電子制御装置ECUに電気的に接続されている。固定コアFCは、パワーピストンB4とリアクションディスクRDの間に配設され、パワーピストンB4からリアクションディスクRDを介してマスタシリンダMCに力伝達可能となっている。可動コアACは、ソレノイドSL内で固定コアFCと対向するように配置され、固定コアFCとの間に磁気ギャップが形成されている。可動コアACはエアバルブV2の弁体に係合しており、可動コアACが固定コアFCに対し磁気ギャップを減少させる方向に相対移動すると、エアバルブV2の弁体が一体的に移動するように構成されている。
而して、電子制御装置ECUによってブレーキペダルBPの操作量に応じてソレノイドSLが駆動され、可動コアACが移動すると、エアバルブV2の弁体が一体的に移動する。その結果、バキュームバルブV1が閉弁されると、変圧室B3と定圧室B2との連通が遮断される。更に、エアバルブV2の弁体が移動すると、エアバルブV2が開弁して変圧室B3に大気が導入され、変圧室B3と定圧室B2の間に差圧が発生し、パワーピストンB4及び固定コアFCが前進駆動され、マスタシリンダMCからブレーキ液圧が出力される。
尚、上記の各実施形態においては、ストロークシミュレータの弾性部材として圧縮スプリング50を用い、ブレーキ操作力とブレーキ操作ストロークの関係がマスタシリンダからホイールシリンダにブレーキ液圧を供給した場合と同等の特性になるように設定したが、ブレーキ操作ストロークが短くなるように設定してもよいし、ブレーキ操作力が軽くなるように設定してもよい。また、上記の実施形態においては、助勢手段として電気的手段(電気駆動装置BE)によって駆動可能な負圧式倍力装置(バキュームブースタVB)を用いたが、電気的手段によって駆動可能な液圧式倍力装置を用いることとしてもよいし、モータによって直接マスタシリンダを駆動する構成としてもよい。
本発明の一実施形態に係る車両用ブレーキ液圧発生装置の断面図である。 本発明の一実施形態におけるストロークシミュレータ内の作動状態を示す断面図である。 本発明の一実施形態におけるストロークシミュレータ内の作動状態を示す断面図である。 本発明の一実施形態におけるストロークシミュレータ内の作動状態を示す断面図である。 本発明の一実施形態におけるストロークシミュレータ内の作動状態を示す断面図である。 本発明の一実施形態における連結制御手段の作動状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態におけるブレーキ操作力―マスタシリンダ液圧特性を示すグラフである。 本発明の一実施形態におけるブレーキ操作ストローク―マスタシリンダ液圧特性を示すグラフである。 本発明の他の実施形態に係る車両用ブレーキ液圧発生装置の断面図である。 本発明の他の実施形態におけるストロークシミュレータ内の作動状態を示す断面図である。 本発明の他の実施形態におけるストロークシミュレータ内の作動状態を示す断面図である。 本発明の他の実施形態におけるストロークシミュレータ内の作動状態を示す断面図である。 本発明の他の実施形態におけるストロークシミュレータ内の作動状態を示す断面図である。 本発明の他の実施形態におけるストロークシミュレータ内の作動状態を示す断面図である。 本発明の一実施形態におけるバキュームブースタ及び電気駆動装置の一部を示す断面図である。
符号の説明
BP ブレーキペダル
MC マスタシリンダ
VB バキュームブースタ
SM,SM2 ストロークシミュレータ
BD 駆動装置
BE 電気駆動装置
SH ハウジング
10,100 入力ロッド
20,200 操作ロッド
30,300 シミュレータピストン
40,400 係合部材
50 圧縮スプリング

Claims (7)

  1. ブレーキ操作部材に連動して前後動する入力ロッドと、該入力ロッドに対して相対的に移動する操作ロッドと、該操作ロッドの操作量に応じたブレーキ液圧を発生するマスタシリンダとを備えると共に、前記入力ロッドに連動して前後動するシミュレータピストンと、該シミュレータピストンに対し前記ブレーキ操作部材の操作力に応じたストロークを付与する弾性部材とを有するストロークシミュレータを備えた車両用ブレーキ液圧発生装置において、前記入力ロッドの前記操作ロッドに対する初期位置からの相対移動距離が所定値より小であるときには、前記入力ロッドと前記シミュレータピストンとを連結し、前記入力ロッドの前記操作ロッドに対する初期位置からの相対移動距離が所定値以上であるときには、前記入力ロッドと前記シミュレータピストンとの連結を解除する連結制御手段を備えたことを特徴とする車両用ブレーキ液圧発生装置。
  2. 前記連結制御手段は、前記入力ロッドの前記操作ロッドに対する初期位置からの相対移動距離が所定値より小であるときには、前記入力ロッドと前記シミュレータピストンとを係合状態とし、前記入力ロッドの前記操作ロッドに対する初期位置からの相対移動距離が所定値以上であるときには、前記入力ロッドと前記シミュレータピストンとの係合状態を解除する係合制御部材を備えたことを特徴とする請求項1記載の車両用ブレーキ液圧発生装置。
  3. 前記係合制御部材は、前記入力ロッドの前記操作ロッドに対する初期位置からの相対移動距離が所定値以上であるときには、前記操作ロッドによって前記入力ロッドの中心軸から外方に拡張して、前記入力ロッドと前記シミュレータピストンとの係合状態を解除するように形成して成ることを特徴とする請求項2記載の車両用ブレーキ液圧発生装置。
  4. 前記係合制御部材は、前記入力ロッドの前記操作ロッドに対する初期位置からの相対移動距離が所定値以上であるときには、前記入力ロッドの中心軸に向かって移動し、前記入力ロッドと前記シミュレータピストンとの係合状態を解除するように形成して成ることを特徴とする請求項2記載の車両用ブレーキ液圧発生装置。
  5. 前記連結制御手段は、前記入力ロッドの前記操作ロッドに対する初期位置からの相対移動距離が所定値以上となって、前記入力ロッドと前記シミュレータピストンとの連結が解除された状態から、前記入力ロッドが初期位置に戻るときには、前記入力ロッドと前記シミュレータピストンとを連結することを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の車両用ブレーキ液圧発生装置。
  6. 前記操作ロッドと前記マスタシリンダとの間に、前記操作ロッドに付与した力を助勢する助勢手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の車両用ブレーキ液圧発生装置。
  7. 前記助勢手段を電気的に駆動する電気駆動手段を備えたことを特徴とする請求項6記載の車両用ブレーキ液圧発生装置。
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