JP2005329852A - サンシェード対応型ドアトリム - Google Patents

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Abstract

【課題】 サンシェードを取り付けるための特別な部品や後加工を必要とせず、生産コストの低減化を図ることができ、更にはサンシェードの収納ケースも削減することができるサンシェード対応型ドアトリムを提供すること。
【解決手段】 ドアトリムロア1の上端縁をドアトリムアッパー2の上端部まで延長して、ドアトリムロア1とドアトリムアッパー2間に空間部Sを形成し、この空間部S内にサンシェード5を収納した。また、ドアトリムアッパー2の上端部とガラス20との隙間をサンシェード5の引き出し口7とすることが好ましく、更には、ドアトリムロア1の上端部に、サンシェード5を引き出し口7に案内するガイド孔8を設けることも好ましい。
【選択図】 図1

Description

本発明は、サンシェードを取り付けるための特別な部品や後加工を必要とせず、またサンシェード取り付けの有無にかかわらず、いずれのタイプにも適用することができ、更にはサンシェードの収納ケースも削減することができるサンシェード対応型ドアトリムに関するものである。
従来から、特許文献1に示されるように、自動車内の日除けや車内のプライバシー保護等を目的として窓ガラスを覆うサンシェードをドアトリムに取り付ける技術が知られている。このような、サンシェードは常時はドアトリムに内蔵した収納ケース内に巻き取られていて、必要に応じ引き出されて使用に供するよう構成されている。
図5は、このような従来例を示すものであり、図において31はドアトリムロア、32はドアトリムアッパー、33はインナーパネル、34はウェザーストリップ部材、20はガラスである。そして、ドアトリムアッパー32とインナーパネル33との空間部にサンシェード35を巻回収納した収納ケース36が取り付けられており、ドアトリムアッパー32の上端縁とウェザーストリップ部材34との境界部に形成された引き出し口37よりサンシェード35をガラス面に沿って引き出したうえ、フック38で係止しガラス20を覆うものである。
しかしながら、従来のものではサンシェードを取り付ける場合、図6に示されるように、引き出し口37を設けた特別な形状のドアトリムアッパー32を準備する必要や、図7に示されるように、サンシェードを取り付けない場合のドアトリムアッパー32を成形しておき、所望の形状に後加工(斜線部分を切断加工処理)を施す必要があり、生産性に劣るという問題点や部品点数が増えるという問題点や生産コストが高くなるという問題点があった。
特開平8−58367号公報
本発明は上記のような従来の問題点を解決して、サンシェードを取り付けるための特別な部品や後加工を必要とせず、またサンシェード取り付けの有無にかかわらず、いずれのタイプにも適用することができ、更にはサンシェードの収納ケースも削減することができるサンシェード対応型ドアトリムを提供することを目的として完成されたものである。
上記課題を解決するためになされた本発明のサンシェード対応型ドアトリムは、ドアトリムロアの上端縁をドアトリムアッパーの上端部まで延長して、ドアトリムロアとドアトリムアッパー間に空間部を形成し、この空間部内にサンシェードを収納したことを特徴とするものである。
また、ドアトリムアッパーの上端部とガラスとの隙間をサンシェードの引き出し口とすることが好ましく、更には、ドアトリムロアの上端部に、サンシェードを引き出し口に案内するガイド孔を設けることも好ましい。
本発明のサンシェード対応型ドアトリムは、ドアトリムロアの上端縁をドアトリムアッパーの上端部まで延長して、ドアトリムロアとドアトリムアッパー間に空間部を形成し、この空間部内にサンシェードを収納した構造であり、サンシェード取り付けの有無にかかわらず、いずれのタイプにも適用することができるものである。また、ドアトリムアッパーの上端部とガラスとの隙間をサンシェードの引き出し口とすれば、従来のようにサンシェードを取り付けるための特別な部品を準備したり後加工することを不要にできる。更にはサンシェードの収納ケースも削減することができる。
以下に、図面を参照しつつ本発明の好ましい形態を示す。
図1は本発明に係るドアトリムであってサンシェードを取り付けた場合の要部の断面図、図2はサンシェードを取り付けない場合の要部の断面図、図3は分解斜視図、図4はサンシェードを引き上げた場合の正面図を示すものである。
図において、1はドアトリムロア、2はドアトリムアッパー、3はインナーパネル、4はウェザーストリップ部材、20はガラスである。そして、ドアトリムロア1の上端縁はドアトリムアッパー2の裏面側において該ドアトリムアッパー2の上端部まで延長されており、ドアトリムロア1とドアトリムアッパー2間に空間部Sが形成され、この空間部S内にサンシェード5が収納された構造となっている。
即ち、前記空間部Sを形成するとともに、この空間部Sをサンシェード設置部とすることで、サンシェード取り付けタイプと、サンシェードを取り付けないタイプのいずれのタイプにも共通のドアトリム構造で適用することを可能とし、これによりサンシェード取り付けタイプの場合に特別な部品を準備したり後加工することを不要にするのである。更には、空間部Sを形成するドアトリムロア1とドアトリムアッパー2の板状部材がサンシェード用の収納ケースを構成するため、従来のように別部材として収納ケースを準備する必要がなくなる。
サンシェード5を収納する空間部Sの構造としては、例えば図示されるように、ドアトリムロア1に設けた凹部6aと該凹部6aの両端部に設けた仕切り片部6b、6b、および凹部6aを覆うドアトリムアッパー2により、筒状の空間部Sが形成されており、この空間部S内にサンシェード5がピッタリと収納されるように構成するのが好ましい。
また、ドアトリムアッパー2の上端部とガラス20との隙間はサンシェード5の引き出し口7とされている。つまり、サンシェード5は空間部Sより一度横方向へ引き出され、次いで、前記引き出し口7を通じて車内側へ引き上げられる構造となっている。これにより、サンシェード5はガラス20に密接した状態で引き上げられてガラス20を覆うこととなり乗員に対する圧迫感がなく、また優れた外観品質を呈することとなる。更には、前記空間部Sは、ドアトリムアッパー2の上端部まで延長したドアトリムロア1の上端縁部によって車外とは遮断されているため、シール性に優れており車外の湿気が侵入することもない。従って、従来のような別部品であるサンシェード5の収納ケースを用いる必要もなくなる。
なお、9はサンシェード5の上端に取り付けられたフック部材であり、サンシェード5の引き上げ時は該フック部材9を摘んで引き上げることで簡単に操作でき、引き上げ後はこの該フック部材9を窓枠に係止することでサンシェード5を容易に固定することができる。
また、ドアトリムロア1の上端部にはサンシェード5を引き出し口7に案内するガイド孔8を設けることが好ましい。このガイド孔8は、図3に示されるように、ドアトリムロア1の上端部にある垂直片8aに長溝状に形成されており、一度横方向へ引き出されたサンシェード5を引き出し口7に向け方向転換させるものである。
以上の説明からも明らかなように、本発明のサンシェード対応型ドアトリムは、ドアトリムロア1の上端縁をドアトリムアッパー2の上端部まで延長して、ドアトリムロア1とドアトリムアッパー2間に空間部Sを形成し、この空間部S内にサンシェード5を収納した構造としたので、サンシェード取り付けタイプと、サンシェードを取り付けないタイプのいずれのタイプにも共通のドアトリム構造で適用することができることとなり、またサンシェード取り付けタイプの場合に特別な部品を準備したり後加工することも不要にすることができる。また、従来のようなサンシェードの収納ケースも不要となり、この結果、生産性に優れ、しかも部品の種類も削減でき生産コストも低減することができることとなる。更には、サンシェード5はガラス20に密接した状態で引き上げられてガラス20を覆うので乗員に対して圧迫感がなく、また優れた外観品質を呈するという利点も有する。また、空間部Sは車外と遮断されていてシール性に優れているので、内部に車外の湿気が侵入することもない。
本発明の実施の形態を示す要部の断面図である。 図1においてサンシェードを設置しない場合を示す要部の断面図である。 本発明の実施の形態を示す分解斜視図である。 サンシェードを引き出した状態を示す正面図である。 従来例を示す断面図である。 従来例を示す分解斜視図である。 従来例を示す分解斜視図である。
符号の説明
1 ドアトリムロア
2 ドアトリムアッパー
3 インナーパネル
4 ウェザーストリップ部材
5 サンシェード
7 引き出し口
6a 凹部
6b 仕切り片部
8 ガイド孔
9 フック部材
20 ガラス
S 空間部

Claims (3)

  1. ドアトリムロアの上端縁をドアトリムアッパーの上端部まで延長して、ドアトリムロアとドアトリムアッパー間に空間部を形成し、この空間部内にサンシェードを収納したことを特徴とするサンシェード対応型ドアトリム。
  2. ドアトリムアッパーの上端部とガラスとの隙間をサンシェードの引き出し口とした請求項1に記載のサンシェード対応型ドアトリム。
  3. ドアトリムロアの上端部に、サンシェードを引き出し口に案内するガイド孔を設けた請求項1または2に記載のサンシェード対応型ドアトリム。
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